JP2655247B2 - 自動車用コンパクトディスク収納装置 - Google Patents

自動車用コンパクトディスク収納装置

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JP2655247B2
JP2655247B2 JP7079394A JP7939495A JP2655247B2 JP 2655247 B2 JP2655247 B2 JP 2655247B2 JP 7079394 A JP7079394 A JP 7079394A JP 7939495 A JP7939495 A JP 7939495A JP 2655247 B2 JP2655247 B2 JP 2655247B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の前面パネルに
取付けた収納箱体内に、コンパクトディスクを載置する
複数枚のコンパクトディスク載置用トレイを重合固定し
て回動自在に装置し、各コンパクトディスク載置用トレ
イごと回動して引き出し、そして収納自在とすると共
に、前記収納箱体から前記複数枚重合固定したコンパク
トディスク載置用トレイ全体を取り外し、そして再び収
納箱体に取付け自在とした自動車用コンパクトディスク
収納装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の前面パネルには、複数枚
のコンパクトディスクを出し入れ自在に収納できる装置
を取付けたものは実用に供されていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記したように、従来
は自動車の前面パネルに複数枚のコンパクトディスクを
出し入れ自在に収納できる装置を取付けたものが実用に
供されていなかったため、ドライバー等はコンパクトデ
ィスクプレーヤーでコンパクトディスクを聴いた後、各
コンパクトディスクを保存ケース内に収納して、適宜ダ
ッシュボード内に入れたり、あるいは座席にそのまま放
置したりしており、所望のコンパクトディスクを捜し出
すのに手間取ったり、座席に放置した場合、人が座った
りして破損してしまうという問題点があった。
【0004】本発明は前記従来の問題点を解決すること
を目的とする自動車用コンパクトディスク収納装置を提
供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、自動車の前面
パネルに内設固定される前面部を開口した収納箱体と、
該収納箱体の前面部に開閉自在に設けられた蓋体とによ
り構成され、前記収納箱体は、複数枚のコンパクトディ
スク載置用トレイを重合固定および回動自在に収納でき
る高さと巾を有して方形状に形成されると共に、該収納
箱体の一側部前面側の天板と底板に、前記複数枚のコン
パクトディスク載置用トレイを回動自在に軸支する軸支
部材が着脱自在に立設され、前記コンパクトディスク載
置用トレイは、方形状の基板にコンパクトディスクの外
径と一致する突条を突設し、且つ該基板の両側部に前記
突条のない切欠部を設けてコンパクトディスク載置部を
形成すると共に、前記基板の一側部前面側には前記軸支
部材に遊挿する透孔を穿設し、更に前記基板の他側部前
面側および一側部背面側に、それぞれ上端に湾曲面を設
けて略円錐形状をしたストッパー用突起を突設する一
方、該各ストッパー用突起の裏面側に略円錐形状をした
ストッパー用凹部を凹設し、且つ前記基板の他端部前端
面に引き出し片を突設して形成され、更に、前記コンパ
クトディスク載置用トレイを複数枚、下段に位置するコ
ンパクトディスク載置用トレイの前記各ストッパー用突
起を上段に位置するコンパクトディスク載置用トレイの
前記各ストッパー用凹部に嵌合・離脱自在に係止して重
合固定し、前記収納箱体の軸支部材に、前記重合したコ
ンパクトディスク載置用トレイの各透孔を遊挿して回動
自在とするという手段を採用することにより、上記問題
点を解決した。
【0006】
【作用】上記構成より成る本発明によれば、コンパクト
ディスクを載置した複数枚のコンパクトディスク載置用
トレイが重合固定されて収納箱体内に収納され、各コン
パクトディスク載置用トレイ毎に回動して引き出し、収
納自在である。前記各コンパクトディスク載置用トレイ
は、それぞれ下段に位置するコンパクトディスク載置用
トレイのストッパー用突起が上段に位置するコンパクト
ディスク載置用トレイのストッパー用凹部に嵌合係止さ
れて重合固定される。所望のコンパクトディスク載置用
トレイは引き出し片をつかんで引張ることにより、前記
ストッパー用突起のストッパー用凹部に対する嵌合係止
状態が解除されて離脱し引き出される。一方、引き出さ
れた各コンパクトディスク載置用トレイを収納箱体内に
押圧して行くと、該下段に位置するコンパクトディスク
載置用トレイのストッパー用突起が上段に位置するコン
パクトディスク載置用トレイの下面を摺接しながら移動
し、前記ストッパー用突起が前記ストッパー用凹部に嵌
合係止され、各コンパクトディスク載置用トレイは重合
固定されて、各コンパクトディスク載置用トレイが動揺
したり分離することなく収納箱体内に収納される。ま
た、複数枚重合固定したコンパクトディスク載置用トレ
イ全体を軸支部材と共に収納箱体から取り外し、あるい
は再び収納箱体に取付け自在である。
【0007】
【実施例】本発明の実施の一例を図面に基づいて詳細に
説明すると、自動車の前面パネル1に内設された、例え
ばコンパクトディスクプレーヤー2の上方等、所定位置
に本発明コンパクトディスク収納装置Mが内設固定され
る。
【0008】本発明コンパクトディスク収納装置Mは、
コンパクトディスク3を1枚ずつ上面に載置するコンパ
クトディスク載置用トレイ4を複数枚、重合固定して収
納できる方形状の前面部5のみを開口した収納箱体6
と、該収納箱体6の前面部5に開閉自在に設けられた蓋
体7とにより構成されている。
【0009】前記収納箱体6は、蓋体7を開放して前面
部5から所望のコンパクトディスク3が載置されたコン
パクトディスク載置用トレイ4を引き出したり、収納し
たり、あるいは複数枚重合固定されたコンパクトディス
ク載置用トレイ4全体を取り出したり、再び収納箱体6
に取付けられるように形成されており、該収納箱体6の
一側部前面側の天板8と底板9に前記コンパクトディス
ク載置用トレイ4を複数枚回動自在に軸支する軸支部材
10の上下が着脱自在に装着されている。
【0010】前記軸支部材10は、図6,図7に示すよ
うに、前記収納箱体6の天板8と底板9の一側部前面側
にそれぞれ小孔11,12を穿設すると共に、筒体13
内に押しばね14を貫挿して、該押しばね14の上下端
部に半球状をした係止具15,16を固定して形成さ
れ、前記収納箱体6の天板8と底板9の一側部前面側に
それぞれ穿設された小孔11,12に前記係止具15,
16を嵌合係止して、前記軸支部材10が立設するよう
形成されている。
【0011】前記軸支部材10に回動自在に軸支される
コンパクトディスク載置用トレイ4は、方形状の基板1
7の中央上面にコンパクトディスク3を動揺することな
く載置できるように、外周にコンパクトディスク3の外
径と一致する突条18を突設すると共に、中央に円孔1
9を穿設し、且つ前記基板17の両側2個所の180度
位相を異にした位置にコンパクトディスク3を上方より
つかみ易くするため、前記突条18のない切欠部20を
設けてコンパクトディスク載置部21が形成され、更に
前記基板17の一側部前面側には前記軸支部材10に遊
挿する透孔22を穿設すると共に、前記基板17の他側
部前面側および一側部背面側に、それぞれ上端に湾曲面
23aを設けて略円錐形状をしたストッパー用突起23
を突設する一方、該各ストッパー用突起23の裏面側に
略円錐形状をしたストッパー用凹部24を凹設し、且つ
前記基板17の他端部前端面にコンパクトディスク載置
用トレイ4を回動して引き出す引き出し片25が突設さ
れて形成されている。なお、前記引き出し片25は各コ
ンパクトディスク載置用トレイ4ごとに位置を異にして
階段状に設けることが推奨される。
【0012】前記収納箱体6は、コンパクトディスク載
置用トレイ4を複数枚、重合固定して収納することがで
きる厚さに形成され、且つ該収納箱体6の前面部5を開
閉する蓋体7の高さも前記収納箱体6の厚さに一致する
と共に、該収納箱体6の巾は各コンパクトディスク載置
用トレイ4を回動して引き出し、あるいは収納すること
を可能とするため、少なくとも該コンパクトディスク載
置用トレイ4の対角線の長さより長く形成する必要があ
り、実施例においては他側部側に空隙部26が形成され
ている。
【0013】更に、複数枚重合固定されたコンパクトデ
ィスク載置用トレイ4全体を軸支部材10と共に、収納
箱体6より取り出したり、あるいは収納したりするため
のガイドとなる2本の案内突条27が、前記収納箱体6
の天板8と底板9の各内側面に突設されている。前記案
内突条27は、収納箱体6の天板8と底板9の各内側面
において、前面部5から前記各小孔11,12部分ま
で、軸支部材10を構成する筒体13の両側外周面に摺
接する間隔を有してそれぞれ2本ずつ突設されている。
【0014】また、前記収納箱体6の前面部5を開閉す
る蓋体7の開閉手段28は、特に限定する必要はなく、
従来公知のものを使用する。例えば、図2,図3に示す
ものは、蓋体7の内側下端面が収納箱体6の底板9の前
端面部に両側に突設された軸支片29に回動自在に軸支
されると共に、前記蓋体7の内側板一端面上方に突設さ
れた、先端に膨大部30aを備えたストッパー軸30が
収納箱体6の前面部5の一側面に設けられた2本の挟持
具31に挟持されることにより蓋体7が閉鎖され、更に
該蓋体7の外側上面に突設された開放用突起32を持っ
て手前へ引くことにより蓋体7が開放できる構成を採用
している。
【0015】次に、本発明の実施例の作用について説明
する。複数枚のコンパクトディスク載置用トレイ4を重
合すると、各下段に位置しているコンパクトディスク載
置用トレイ4の各ストッパー用突起23が、各上段に位
置しているコンパクトディスク載置用トレイ4の各スト
ッパー用凹部24に嵌合係止され、前記複数枚のコンパ
クトディスク載置用トレイ4は重合固定される。その
後、前記複数枚重合固定されたコンパクトディスク載置
用トレイ4の各透孔22に軸支部材10の筒体13を遊
挿すると共に、押しばね14に抗して係止具15,16
を押圧して前記軸支部材10の全長を短くし、該係止具
15,16を収納箱体6の天板8と底板9の各小孔1
1,12に嵌合して、前記押しばね14を弾発すると、
前記係止具15,16は各小孔11,12に嵌合係止さ
れ、複数枚のコンパクトディスク載置用トレイ4は軸支
部材10を支点として回動自在に装着される。
【0016】前記蓋体7を開放して複数枚の各コンパク
トディスク載置用トレイ4のうち、所定のコンパクトデ
ィスク載置用トレイ4の引き出し片25を持って手前へ
引くことにより、該コンパクトディスク載置用トレイ4
の2つのストッパー用突起23の上端が湾曲面23aに
形成されているために、該湾曲面23a部分のストッパ
ー用凹部24に対する嵌合係止状態が簡単に解除されて
離脱し、前記コンパクトディスク載置用トレイ4は軸支
部材10を支点として手前側へ回動し、前記開放された
蓋体7の上面位置へ引き出される。
【0017】前記引き出されたコンパクトディスク載置
用トレイ4のコンパクトディスク載置部21にコンパク
トディスク3を載置し、然る後コンパクトディスク載置
用トレイ4を収納箱体6内の方向へ押圧すると、前記コ
ンパクトディスク載置用トレイ4は前記軸支部材10を
支点としてストッパー用突起23の湾曲面23aが上段
のコンパクトディスク載置用トレイ4の下面に摺接しな
がら、収納箱体6内へ回動して行き、該コンパクトディ
スク載置用トレイ4のストッパー用突起23が上段に位
置するコンパクトディスク載置用トレイ4のストッパー
用凹部24に重合係止されると共に(但し、上段にコン
パクトディスク載置用トレイ4がない場合はこの作用は
ない)、前記コンパクトディスク載置用トレイ4のスト
ッパー用凹部24に下段に位置するコンパクトディスク
載置用トレイ4のストッパー用突起23が嵌合係止する
(但し、下段にコンパクトディスク載置用トレイ4がな
い場合はこの作用はない)。
【0018】前記コンパクトディスク3をコンパクトデ
ィスク載置用トレイ4に載置して収納箱体6内に収納し
た後、所望のコンパクトディスク3を取り出したいとき
は、蓋体7を開放して前記所望のコンパクトディスク3
を載置したコンパクトディスク載置用トレイ4の引き出
し片25を持って引き出し、コンパクトディスク3を突
条18のない2個所の切欠部20部分において手で挟ん
で取り出して、コンパクトディスクプレーヤー2にセッ
トして再生するようにする。以下の作用は前記の繰り返
しである。
【0019】更に、前記複数枚重合固定したコンパクト
ディスク載置用トレイ4全体を収納箱体6から取り出す
場合は、複数枚重合固定したコンパクトディスク載置用
トレイ4全体を、例えば空隙部26部分に手を入れて手
前側へ回動させ、然る後コンパクトディスク載置用トレ
イ4全体を持って手前側へ引くと、前記コンパクトディ
スク載置用トレイ4全体を軸支している軸支部材10の
係止具15,16は半球状をなしているため、各小孔1
1,12への嵌合係止状態が簡単に解除されて、コンパ
クトディスク載置用トレイ4全体は図8に示すように軸
支部材10と共に収納箱体6から取り出され、車外へ持
ち出すことができる。
【0020】一方、一旦収納箱体6から取り出した複数
枚重合固定したコンパクトディスク載置用トレイ4全体
を収納箱体6に再び装着する場合、蓋体7を開放して前
記コンパクトディスク載置用トレイ4全体の先方部を前
面部5から挿入して前方へ押圧して行き、そして軸支部
材10部分が前面部5に達しても更に前方へ押圧し続け
ると、半球状をした係止具15,16が押しばね14に
抗して、筒体13内に埋没し、該筒体13の両側外周面
が天板8と底板9に突設された各2本の案内突条27に
よりガイドされて前進し、前記係止具15,16が各小
孔11,12の位置まで前進すると、前記押しばね14
が弾発して各係止具15,16の先端部が前記各小孔1
1,12内に嵌合係止される。これにより、前記複数枚
重合固定したコンパクトディスク載置用トレイ4全体は
軸支部材10を支点として回動自在に収納箱体6に軸支
される。
【0021】
【発明の効果】本発明は上述のようであるから、自動車
の前面パネルに装着された収納箱体に、コンパクトディ
スクを載置した複数枚のコンパクトディスク載置用トレ
イが、各コンパクトディスク載置用トレイごとに軸支部
材を支点としてそれぞれ出し入れおよび収納自在となっ
ているため、各コンパクトディスク載置用トレイの出し
入れおよび収納作業が極めて容易であり、またコンパク
トディスクを載置した各コンパクトディスク載置用トレ
イは、ストッパー用突起がストッパー用凹部に嵌合係止
されることにより重合固定されて収納箱体内に収納され
ているため、各コンパクトディスク載置用トレイが動揺
したり、離脱することもなく、また最小限の高さを有す
る収納箱体でよく、小型化が可能である。更に、収納箱
体から引き出されたコンパクトディスク載置用トレイか
らコンパクトディスクを取り出したり、あるいはコンパ
クトディスク載置用トレイにコンパクトディスクを載置
することも簡単にでき、然も各コンパクトディスク載置
用トレイを重合して収納箱体へ回動自在に軸支する取付
作業も極めて簡単にできるのである。また更に、複数枚
重合固定したコンパクトディスク載置用トレイ全体を収
納箱体から取り出して車外へ持ち出すこともできるの
で、コンパクトディスクの盗難防止にもなる。そして、
一旦取り外した前記複数枚重合固定したコンパクトディ
スク載置用トレイ全体を簡単に収納箱体にセットするこ
ともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明コンパクトディスク収納装置を取付けた
自動車の前部パネルの正面図である。
【図2】本発明コンパクトディスク収納装置において、
蓋体を開放した状態を示す斜視図である。
【図3】本発明コンパクトディスク収納装置において、
コンパクトディスク載置用トレイを引き出した状態を示
す斜視図である。
【図4】本発明コンパクトディスク収納装置におけるコ
ンパクトディスク載置用トレイの斜視図である。
【図5】本発明コンパクトディスク収納装置における複
数枚のコンパクトディスク載置用トレイの重合固定状態
を示す要部の拡大縦断面図である。
【図6】本発明コンパクトディスク収納装置におけるコ
ンパクトディスク載置用トレイを収納箱体に回動自在に
軸支する状態を示す組立分解斜視図である。
【図7】本発明コンパクトディスク収納装置におけるコ
ンパクトディスク載置用トレイを重合固定して収納箱体
に回動自在に軸支した状態を示す要部の拡大縦断面図で
ある。
【図8】本発明コンパクトディスク収納装置におけるコ
ンパクトディスク載置用トレイを重合固定して収納箱体
から取り出した状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 前面パネル、 3 コンパクトディスク、 4 コ
ンパクトディスク載置用トレイ、 5 前面部、 6
収納箱体、 7 蓋体、 8 天板、 9 底板、 1
0 軸支部材、 11,12 小孔、13 筒体、14
押しばね、15,16 係止具、 17 基板、 1
8 突条、 20 切欠部、 21コンパクトディスク
載置部、 22 透孔、 23 ストッパー用突起、
23a 湾曲面、 24 ストッパー用凹部、 25
引き出し片、27 案内突条。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の前面パネルに内設固定される前
    面部を開口した収納箱体と、該収納箱体の前面部に開閉
    自在に設けられた蓋体とにより構成され、 前記収納箱体は、複数枚のコンパクトディスク載置用ト
    レイを重合固定および回動自在に収納できる高さと巾を
    有して方形状に形成されると共に、該収納箱体の一側部
    前面側の天板と底板に、前記複数枚のコンパクトディス
    ク載置用トレイを回動自在に軸支する軸支部材が着脱自
    在に立設され、 前記コンパクトディスク載置用トレイは、方形状の基板
    にコンパクトディスクの外径と一致する突条を突設し、
    且つ該基板の両側部に前記突条のない切欠部を設けてコ
    ンパクトディスク載置部を形成すると共に、前記基板の
    一側部前面側には前記軸支部材に遊挿する透孔を穿設
    し、更に前記基板の他側部前面側および一側部背面側
    に、それぞれ上端に湾曲面を設けて略円錐形状をしたス
    トッパー用突起を突設する一方、該各ストッパー用突起
    の裏面側に略円錐形状をしたストッパー用凹部を凹設
    し、且つ前記基板の他端部前端面に引き出し片を突設し
    て形成され、 更に、前記コンパクトディスク載置用トレイを複数枚、
    下段に位置するコンパクトディスク載置用トレイの前記
    各ストッパー用突起を上段に位置するコンパクトディス
    ク載置用トレイの前記各ストッパー用凹部に嵌合・離脱
    自在に係止して重合固定し、前記収納箱体の軸支部材
    に、前記重合したコンパクトディスク載置用トレイの各
    透孔を遊挿して回動自在としたことを特徴とする自動車
    用コンパクトディスク収納装置。
  2. 【請求項2】 軸支部材は、筒体内に押しばねを貫挿し
    て、該押しばねの上下端部に半球状をした係止具を固定
    して形成され、前記収納箱体の天板と底板の一側部前面
    側にそれぞれ穿設された小孔に前記係止具が嵌合係止さ
    れ、更に前記軸支部材は、収納箱体の天板と底板の各内
    側面において、前面部から前記各小孔部分まで、筒体の
    両側外周面に摺接する間隔を有してそれぞれ2本ずつ突
    設された案内突条によりガイドされるようにした請求項
    1記載の自動車用コンパクトディスク収納装置。
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