JP2654840B2 - ローラコンベヤ - Google Patents

ローラコンベヤ

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JP2654840B2 JP2089433A JP8943390A JP2654840B2 JP 2654840 B2 JP2654840 B2 JP 2654840B2 JP 2089433 A JP2089433 A JP 2089433A JP 8943390 A JP8943390 A JP 8943390A JP 2654840 B2 JP2654840 B2 JP 2654840B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、荷を載置したパレットや荷自体を支持搬送
すローラコンベヤに関するものである。
従来の技術 従来、この種のローラコンベヤとしては、たとえば実
開平1−111609号公報に見られる構造が提供される。こ
の従来構造は、本体フレームを、左右一対の側枠と、こ
れら側枠の下部間を連結するベース枠とにより構成し、
両側枠の相対向する面側に支持体を取り付けている。そ
して両支持体間には、軸受体を介して搬送用ローラが遊
転自在に支持されている。一方の支持体には支軸が上下
揺動自在に設けられ、この支軸には、駆動チエンに常時
咬合するスプロケットと、搬送用ローラに対して当接離
間自在な伝動ローラとが遊転自在に設けられる。そして
伝動ローラを当接離間させるために、支軸を昇降させる
エアシリンダ装置が設けられる。
この従来形式によると、エアシリンダ装置を作動させ
ることで、支軸を上下に揺動させ、駆動チエンやスプロ
ケットを介して常時駆動されている伝動ローラを、搬送
用ローラに対して当接離間させ、当接時に搬送用ローラ
を強制回転させている。そして搬送用ローラの強制回転
により、パレットを介して荷の搬送を行っている。
発明が解決しようとする課題 上記の従来形式によると、パレットの下面に油が付着
していたり、荷(加工物など)から油が滴下したとき、
これが搬送用ローラに付着し、そして油は外側へ次第に
移行して伝動ローラの当接部にまで達する。これにより
スリップ現象などが生じ、回転力の伝達、すなわち強制
回転による所期の搬送が円滑に行われないことになる。
本発明の目的とするところは、簡単な構成でありなが
ら、伝動部における圧接伝動は常に良好に行え、しかも
荷側に摺接損傷など招くことなく横ずれ防止のガイドを
行えるローラコンベヤを提供する点にある。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明におけるローラコン
ベヤは、本体フレーム側にローラを遊転自在に配設し、
前記本体フレームの一側寄りに、駆動装置に常時連動
し、かつ前記ローラに接続分離自在な伝動装置を設け、
この伝動装置は前記ローラに下方から当接離間自在な伝
動体を有し、前記ローラにリング状のフランジを左右一
対に設け、一側寄りのフランジは前記伝動体による当接
部よりも内側に位置させ、ローラの当接部を摩擦力増大
部に形成している。
作用 かかる本発明の構成によると、駆動装置に連動してい
る伝動装置の伝動体を搬送用のローラに下方から接続
(当接)させることで、ローラを強制回転させて被搬送
用を下流側へ搬送させ得る。また逆作動によって伝動体
をローラから離間(分離)させることで、ローラを非駆
動状態にして搬送を停止得る。前述の搬送時において被
搬送物は、ローラに簡単に取り付けられかつローラと一
体回転するフランジによって、摺接による損傷を招くこ
となく横ずれが防止される。また被搬送物側からローラ
に付着した油は、このローラの周面上を次第に外側へ移
行するが、ローラの中間部でフランジに受け止められ
て、それ以上に外側へ移行することが阻止される。した
がって伝動体との当接部にまでは達せず、回転力の伝達
はスリップ現象などが生じることなく行える。
また、、伝動体を搬送用のローラの摩擦力増大部に下
方から接続(当接)させることで、ローラを強制回転さ
せ得る。そして被搬送物側からローラに付着した油は、
フランジから外側へ移行することが阻止されて、摩擦力
増大部にまでは達せず、回転力の伝達はスリップ現象な
どが生じることなく行える。
実施例 以下に本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第5図、第6図において1は棚枠で、左右複数の前部
支柱2と、左右複数の後部支柱3と、前部支柱2間を連
結する前部横材4と、後部支柱3間を連結する後部横材
5と、前部支柱2と後部支柱3とを連結する前後材6な
どから構成される。この棚枠1の支柱2,3や各材4〜6
間に形成される左右方向に複数でかつ上下方向に複数段
の区間収納空間7には、左右一対のコンベヤ10,11から
なるローラコンベヤ12が、その搬送方向13を奥行方向と
して水平状に配設されている。
すなわち第1図〜第4図に示すように一方のコンベヤ
10におけるコンベヤフレーム14は、左右一対の側板18
と、両側板18の下端間を連結する底板19とにより断面U
字形状に形成されている。前記側板18の上部には、ロー
ラ(後述する)を取り付けるための軸孔21が、また中間
部には伝動装置(後述する)を固定するためのボルト孔
23が、それぞれ長さ方向において所定ピッチ置きに複数
形成され、そして一方の側板15の下部にはガイドレール
(後述する)を固定するためのボルト孔25が形成されて
いる。
このように形成されたコンベヤフレーム14は棚枠1に
対して着脱自在に固定される。そのために底板19にはボ
ルト孔26が形成されるとともに、このボルト孔26に合致
するナット27がコンベヤフレーム14内で底板19上に固定
され、そして横材4,5に形成した貫通孔28に下方から通
したボルト29を、ボルト孔26を介してナット27にら合自
在としている。樹脂製のローラ31は、そのローラ軸32を
軸孔21に通すことでコンベヤフレーム14に取付けられ、
ローラ軸心33の周りで遊転自在となる。
前記コンベヤフレーム14内の底部で一方の角部にはガ
イドレール35が全長に亘って配設され、このガイドレー
ル35は外側に蟻溝部36を有するとともに、内側に上下一
対のガイド部37,38を有する。前記蟻溝部36内には板状
のナット体39が摺動自在に嵌入され、前記ボルト孔25に
外側から通したボルト40をナット体39にら合し、締め付
けることで、コンベヤフレーム14に対してガイドレール
35を固定し得る。
駆動体の一例であるチエン41は、その上位経路が上位
のガイド部37に、また下位経路が下位のガイド部38に支
持案内される。前記チエン41は、駆動スプロケット4と
従動スプロケット43との間にガイドスプロケット44など
を介して張設され、そして駆動スプロケット42をモータ
45に連動連結している(第4図参照)。46は搬送経路を
示す。47は荷で、パレット48を介して取り扱われる。
前記ローラ31とガイドレール35の間においてコンベヤ
フレーム14内には、前記チエン41に連動しかつローラ31
に接続分離自在な伝動装置50が設けられる。
すなわち樹脂製の支持枠51は、一方の側板15の内面に
当て付け自在でかつガイドレール35の上部に嵌め込み自
在な一方支持板52と、この一方支持板52の前後端から他
方に向けて連設した一対のカバー板53と、これらカバー
板53の下端間を連結しかつ他方に向けて伸びる受け板54
と、この受け板54の他端に一体化されかつ他方の側板16
の内面に当て付け自在な他方支持板55とにより形成され
る。
ここで受け板54は前記底板19上に載置自在であり、そ
して受け板54の上部には流体利用の作動装置であるシリ
ンダ装置56の本体57が一体形成されるとともに、下部に
は配管保持部58が設けられている。
前記一方支持板52の中央部には軸受孔部59が形成さ
れ、これに対向して他方支持板55には遊嵌孔部60が形成
されている。前記軸受孔部59の上方において一方支持板
52にはナット61が埋め込み状に固定され、前記ボルト孔
33に外方から通したボルト62をナット61にら合し締め付
けることで、一方支持板52が一方の側板18に固定され
る。また遊嵌孔部60の下方において他方支持板55にもナ
ット63が埋め込み状に固定され、前記ボルト孔23に外方
から通したボルト64をナット63にら合し締め付けること
で、他方支持板55が他方の側板18に固定される。
前記シリンダ装置56は、膨縮自在なゴム体65を前記本
体57に上方から外嵌したのち、バンド66などで固定する
ことにより構成される。前記ローラ軸心33に沿った支軸
70は、一端を軸受孔部59に嵌入させるとともに他端を遊
嵌孔部60に突入させることで、軸受孔部59の部分を支点
として、一定範囲内で上下揺動自在となる。
この支軸70には、受動輪体の一例でありかつチエン41
に常時噛合状態にあるスプロケット71が遊転自在に取り
付けられ、このスプロケット71のボス部に、伝動体の一
例である伝動ローラ72を外嵌して、両者71,72を一体回
転自在としている。この伝動ローラ72はウレタンゴム製
で、その外周を前記ローラ31の外周下部に当接離間自在
としている。そして支軸70の他端側に取付けたシリンダ
ゴム受け73をゴム体65に上方から当接させることで、シ
リンダ装置56の作動によって伝動ローラ72をローラ31に
対して下方から当接離間動すべく構成している。
この伝動ローラ72が当接を行うローラ31の部分は、摩
擦テープ(ノンスリップテープ)を貼り付けることによ
り、あるいは摩擦力が増大する塗料を塗布することによ
り、あるいはローレット加工することなどによって摩擦
力増大部31aに形成してある。
上記したローラ31と伝動装置50との対は一つ置きに配
設され、各ローラ31間には、遊転ローラ78がローラ軸79
を介して配設されている。
他方のコンベヤ11におけるコンベヤフレーム80は、第
1図、第5図に示すように左右一対の側板84と、両側板
84の下端間を連結する底板85とにより断面U字形状に形
成される。前記側板84の上部には軸孔86が形成され、遊
転ローラ88を取付けたローラ軸89が両軸孔86に通され
る。
このように形成されたコンベヤフレーム80は棚枠1に
対して着脱自在に固定される。そのために底板85にはボ
ルト孔90が形成されるとともに、このボルト孔90に合致
するナット91がコンベヤフレーム80内で底板85上に固定
され、そして横材4,5に形成した貫通孔92に下方から通
したボルト93を、ボルト孔90を介してナット91にら合自
在としている。
前記ローラ31や遊転ローラ78,88には、その中間部の
位置にリング状のフランジ49,81,94が取り付けられてい
る。これらフランジ49,81,94は周縁部が外側への傾斜部
に形成されている。その際に一方側のフランジ49は、前
記摩擦力増大部31aよりも内側に位置させて配設してあ
る。また一方のコンベヤフレーム14における一方側の側
板18の上端からは、前述した当接部の上方を覆い、かつ
フランジ49の近くにまで達するカバー30が連設されてい
る。
前述したように一対のコンベヤ10,11からなるローラ
コンベヤ12は、たとえば第4図に示すように、所定の配
列とした6個(複数個)を1グループとして搬送方向13
に複数グループ、実施例では8グループA,B,C,D,E,F,G,
Hが配置され、各グループA〜Hごとに伝動装置50を接
続分離自在としている。すなわち各グループ単位で、シ
リンダ装置56を直列に接続した給排ホース95を設け、こ
れら給排ホース95を、それぞれ電磁弁96を介して、給気
装置97からの共通の給気ホース98に連通・遮断自在とし
ている。
各グループA〜Hの下流端には、それぞれ在荷検出器
の一例である光電子スイッチ101が設けられる。ここで
搬送方向13において隣接する2つのグループは、上流側
グループの光電子スイッチ101が検出動し、かつ下流側
グループの光電子スイッチ101が非検出のとき、両グル
ープの伝動装置50が同時に接続動(給気ホース98と給排
ホース95との連通)すべく構成している。
そして両グループの光電子スイッチ101が同時に検出
動または同時に非検出のとき、両グループの伝動装置50
が同時に分離動(給気ホース98と給排ホース95との遮
断)すべく構成している。そのために各電磁弁96はそれ
ぞれの制御ユニット102内に組み込まれている。また最
下流のグループAのみは、その光電子スイッチ101が検
出動したときに伝動装置50が分離動すべく構成してあ
る。103はストッパを示す。
上記実施例において各コンベヤフレーム14,80には、
ローラ31、ガイドレール35、伝動装置50、遊転ローラ7
8,88などが組み込まれており、棚設備の据え付け現場ま
で運ばれる。そして棚枠1の組み立て中、あるいは組み
立て後に各コンベヤ10,11が取り付けられる。これはボ
ルト孔26,90を貫通孔28,92に合致させ、そして貫通孔2
8,92に下方から通したボルト29,93をナット27,91にら合
して締め付けることで行える。
これにより両コンベヤ10,11のローラ31,78,88間に亘
ってパレット48を支持する搬送経路46が形成され、そし
て搬送経路46の両側部に振り分けてフランジ49,81,94群
が位置されることになる。前述した各コンベヤ10,11と
取り付けを行う際に搬送経路46が長いときには、各コン
ベヤ10,11は長さ方向で継ぎ足される。しかしチエン41
などは共有される。
次に上記実施例において荷47の格納、搬送作業を説明
する。
第1図、第3図は、給気ホース98を給排ホース95に接
続すべく電磁弁96を切り換え、エア圧力によるシリンダ
装置56の膨張で支軸70を上方へ揺動させ、伝動ローラ72
を対応するローラ31の摩擦力増大部31aに下方から圧接
させた状態を示している。このとき前記モータ45により
チエン41は常時駆動されており、したがってチエン41に
係合しているスプロケット71は支軸70の周りで回転して
いる。さらに伝動ローラ72は、ローラ31の摩擦力増大部
31aに当接していることで、スリップなど生じることな
くローラ31群を強制回転させる。
これにより搬送経路46上のパレット48は、両コンベヤ
10,11のローラ31ならびに遊転ローラ78,88間で支持さ
れ、そしてローラ31群の強制回転による搬送力を受けた
状態で、この搬送経路46上で搬送されることになる。こ
のとき非駆動の遊転ローラ78,88群は追従回転を行う。
さらにパレット48は、一方のコンベヤ10におけるフラ
ンジ49,81と、他方のコンベヤ11におけるフランジ94と
の間に位置していることから、搬送時に横ずれしようと
したとき、これらフランジ49,81,94に受け止められ、脱
落することはない。しかもフランジ49,81,94はローラ3
1,78,88と一体回転を行うことから、このフランジ49,8
1,94に当接して横ずれが防止されかつガイドされている
パレット48との間では、ほとんど摺接が生じないことに
なる。
さらにパレット48の下面に付着している油や、荷(加
工物など)47から滴下した油がローラ31に付着したと
き、この油は次第に外側へ移行するが、油はローラ31の
中間部でフランジ49に受け止められ、それ以上に外側へ
移行することが阻止される。したがって摩擦力増大部31
aにまでは達せず、回転力の伝達は、スリップ現象など
が生じることなく充分な摩擦力で行える。
一対のコンベヤ10,11からなるローラコンベヤ12は、
基本的には上述したようにしてパレット48(荷47)の搬
送を行うのであるが、実際には光電子スイッチ101がパ
レット48を検出、非検出することに基づいて搬送制御が
なされる。
すなわち搬送経路46上が空の状態において、フォーク
リフト車8により上流端のグループH上にパレット48を
卸すと、グループHの光電子スイッチ101は検出動する
がグループGの光電子スイッチ101は非検出であること
から、制御ユニット102ならびに電磁弁96の作動により
伝動装置50が接続動してグループH,Gのローラ31が強制
回転され、以ってパレット48をグループHからグループ
Gへと搬送する。
パレット48がグループGに入ると、このグループGの
光電子スイッチ101は検出動するがグループFは非検出
であることから、グループG,Fの伝動装置50が接続動
し、パレット48をグループGからグループFへと搬送す
る。このようにして順次下流端へと搬送されたパレット
48はストッパ103に当接して停止し、グループAにてス
トレージされる。そして、このパレット48を光電子スイ
ッチ101が検出することで、グループAの伝動装置50は
分離動することになる。
2個目のパレット48も同様にして搬送され、グループ
Aのパレット48に当接してグループBでストレージされ
る。このときグループBでは検出動されるが、グループ
Aも検出動していることから、このグループBの伝動装
置50も分離動することになる。
このような作業で、たとえば全てのグループA〜Hに
パレット48をストレージし、全ての伝動装置50を分離動
させたとする。この状態でフォークリフト車8によりグ
ループAのパレット48を取出すと、グループAの光電子
スイッチ101が非検出となることからグループA,Bの伝動
装置50が接続動し、以ってグループBのパレット48をグ
ループAへと搬送する。すると、グループBの光電子ス
イッチ101が非検出になることからグループB,Cの伝動装
置50が接続動し、以って第4図に示すようにグループC
のパレット48をグループBへと搬送する。このような作
用の繰り返しによってパレット48の順送りを行える。
上記実施例では全てのローラ31,78,88にフランジ49,8
1,94を取り付けた形式を述べたが、これはローラ間ピッ
チとパレット長さの関係などによって、1つおきや2つ
おきなどで取り付けてもよい。しかし伝動装置50と対に
なっているローラ31にはフランジ49が必ず取り付けられ
るものである。
上記実施例では一対のコンベヤ10,11からなるローラ
コンベヤ12を示したが、これは左右方向で一体もののロ
ーラを使用したローラコンベヤ12であってもよい。
上記実施例ではローラコンベヤ12を棚枠1に組み込ん
だ形式を述べたが、これは床上に設置される形式であっ
てもよい。
発明の効果 上記構成の本発明によると、駆動装置に連動している
伝動装置の伝動体を搬送用のローラに下方から接続(当
接)させることで、ローラを強制回転できて被搬送物を
下流端へ搬送することができ、また逆作動によって伝動
体をローラから離間(分離)させることで、ローラを非
駆動状態にして搬送を停止することができる。前述の搬
送時において被搬送物は、フランジによって横ずれを防
止できるとともに、このフランジがローラと一体回転す
ることで摺接はほとんど生せず、損傷や摩擦抵抗を招く
ことなく円滑な搬送を行うことができる。またフランジ
はローラに簡単に取り付けることができる。しかも被搬
送物側からローラに付着し、このローラの周面上を次第
に外側へ移行する油は、ローラの中間部でフランジによ
り受け止めて、それ以上に外側へ移行することを阻止す
ることができ、したがって油は伝動体との当接部にまで
は達せず、回転力の伝達はスリップ現象などが生じるこ
となく常に良好に行うことができる。
また、伝動体を搬送用のローラの摩擦力増大部に下方
から接続(当接)させることで、充分な摩擦伝達力によ
ってローラを強制回転できる。しかも油がフランジより
も外側へ移行することを阻止することができて、摩擦力
増大部にまでは達せず、回転力の伝達はスリップ現象な
どが生じることなく充分な摩擦力をして常に良好に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は要部の一部切
欠き正面図、第2図は駆動側コンベヤにおける要部の一
部切欠き平面図、第3図は同一部切欠き側面図、第4図
は使用状態を示す概略側面図、第5図は棚設備の一部切
欠き正面図、第6図は同側面図である。 1……棚枠、7……区画収納空間、10,11……コンベ
ヤ、12……搬送装置、13……搬送方向、14……コンベヤ
フレーム、19……底板、26……ボルト孔、27……ナッ
ト、28……貫通孔、29……ボルト、30……カバー、31…
…ローラ、31a……摩擦力増大部、35……ガイドレー
ル、37,38……ガイド部、41……チエン(駆動体)、42
……駆動スプロケット、43……従動スプロケット、46…
…搬送経路、47……荷、48……パレット、49……フラン
ジ、50……伝動装置、51……支持枠、52……一方支持
板、54……受け板、55……他方支持板、56……シリンダ
装置(作動装置)、57……本体、59……軸受孔部、65…
…ゴム体、70……支軸、71……スプロケット、72……伝
動ローラ(伝動体)、78……遊転ローラ、80……コンベ
ヤフレーム、81……フランジ、88……遊転ローラ、90…
…ボルト孔、91……ナット、92……貫通孔、93……ボル
ト、94……フランジ、95……給排ホース、96……電磁
弁、98……給気ホース、101……光電子スイッチ(在荷
検出装置)、102……制御ユニット、A〜H……グルー
プ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体フレーム側にローラを遊転自在に配設
    し、前記本体フレームの一側寄りに、駆動装置に常時連
    動し、かつ前記ローラに接続分離自在な伝動装置を設
    け、この伝動装置は前記ローラに下方から当接離間自在
    な伝動体を有し、前記ローラにリング状のフランジを左
    右一対に設け、一側寄りのフランジは前記伝動体による
    当接部よりも内側に位置させ、ローラの当接部を摩擦力
    増大部に形成したことを特徴とするローラコンベヤ。
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