JP2654624B2 - 電子内視鏡 - Google Patents

電子内視鏡

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JP2654624B2
JP2654624B2 JP63334921A JP33492188A JP2654624B2 JP 2654624 B2 JP2654624 B2 JP 2654624B2 JP 63334921 A JP63334921 A JP 63334921A JP 33492188 A JP33492188 A JP 33492188A JP 2654624 B2 JP2654624 B2 JP 2654624B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、生体内や機械内奥部等に挿入しその内部
や奥部を観察する内視鏡に関するものである。
〔従来の技術〕
従来より、挿入部を患者の体腔内に挿入して、その体
腔内にある患部等を観察したり或いは処置したり、ジェ
ットエンジン等のような狭くて複雑な奥の深い機械内部
等を観察するのに用いられる内視鏡が知られている。そ
して、このような内視鏡の中には、体外或いは機械外部
に位置する手元操作部に設けられた操作ノブを操作する
ことによって、体腔内や機械奥部に挿入された挿入部の
先端の観察面を各種方向に指向・変位させることができ
る彎曲操作装置を備えたものが知られている。第5図は
そのような従来の彎曲操作装置を有する内視鏡の一例を
示している。この内視鏡は一般に、観察窓及び照明窓を
設けた観察面を有する先端部100と、接眼レンズ等の光
学系及び諸操作装置を有する手元操作部101と、上記先
端部100および手元操作部101を連結している可撓管102
とからなっており、また上記先端部100と可撓管102との
間には、上記先端部100を、例えば破線で示す100a位置
に傾動せしめるために彎曲し得るようになっている彎曲
部103が設けられている。そして上記先端部100、可撓管
102の内部には、上記先端部100と手元操作部101とを光
学的に連結する光学繊維束、或いは各種のパイプ、及び
上記彎曲部103の彎曲動作を操作するための彎曲操作用
のワイヤなどが挿通されており、上記彎曲操作は、上記
手元操作部101に設けられている彎曲操作つまみ104を左
右に回動させ、上記つまみ104の内部に端部を固定させ
ている彎曲操作用のワイヤを牽引或いは緩めることなど
によって行われるようになっている。なお符号105は、
照明用光学繊維束を照明光源装置(図示されず)に導く
可撓管を示している。そして、このように構成された内
視鏡は、手元操作部101に設けられた接眼レンズ(図
略)を覗きながら、操作ノブ(図略)によりワイヤを操
作して、このワイヤの一端が固着された先端部100を各
種方向に指向・変位させ、イメージガイド用の光学繊維
束の前端面上に患部や機械部品の画像を結像させること
により、被写体を観察するようになっている。
また、内視鏡として例えば対物レンズ系からの観察像
を電荷結合素子(CCD)等の固体撮像素子に結像させる
タイプのもの(以下電子内視鏡とよぶ)が知られてお
り、このような電子内視鏡においても彎曲操作装置を取
付けたものがある。即ち、このような電子内視鏡として
は、例えば第6図に示すように、対物レンズ系106の後
方側所定位置に固定部材107等を介して固体撮像素子108
側を固定すると共に、先端部100側の彎曲部110との略境
界部分の内周面側にワイヤ109を取付け、このワイヤ109
を用いて先のタイプの内視鏡と同様に操作を行い先端部
100側の観察面を各種方向に指向・変位させて観察を行
うことができるようになっている。
〔解決しようとする課題〕
ところで、通常このような構成の彎曲操作装置を備え
た電子内視鏡にあっては、この内視鏡の挿入部を観察し
ようとする機械内部や体腔内の患部等に挿入しようとし
てもその挿入路が狭すぎて挿入できない虞れもあるた
め、その挿入部の外径寸法はできるだけ小さい方が望ま
しいものであり、挿入部細径化の要望が強まっている。
このような事情から、挿入部の細径化を図った場合、
次のような問題が生じている。即ち、その挿入部内に配
設した固体撮像素子等についてはその外形寸法の小型化
には限界があり、大幅な小型化が望めないため、細径化
された挿入部内にその固体撮像素子等を配設すると、ど
うしても固体撮像素子側と挿入部内周面側との間の隙間
が狭くなる。一方、その挿入部は、肉薄のもので一定強
度を確保するためには、どうしても金属で形成する必要
がある。その結果挿入部を各種方向に指向・変位させる
と、固体撮像素子と共に設置されその固体撮像素子を作
動させているプリント基盤側が挿入部内周面側と接触し
通電状態になる虞れがあるため、観察しようとする機械
側や人体側に電流が洩れ出して重大なトラブルを招くこ
とも考えられる。
そこで、この発明は、上記した従来の欠点に鑑み、挿
入部の細径化を図っても観察しようとする機械や人体等
に電流が洩れる虞れのない安全な電子内視鏡を提供する
ことを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
即ち、この発明は、挿入部側の先端硬性部に、対物レ
ンズ系と、この対物レンズ系近傍後方に配置した固体撮
像素子と、ワイヤ等の操作部材とを有し、手元操作部の
操作によって操作部材を引張しながら先端硬性部後方の
彎曲部を彎曲させて各種方向に先端硬性部を指向させる
ように構成した電子内視鏡において、少なくとも前記固
体撮像素子を実装したプリント基板側の外側面に対向す
る先端硬性部の内周面に溝を設け、この内周面側から絶
縁体が突出しないような状態で前記溝に絶縁体を配設し
たものである。
〔作用〕
この発明の電子内視鏡は、一定強度を確保して挿入部
の細径化を図るためその挿入部側の先端硬性部に金属を
使用したとしても、その金属の内周面側であって先端硬
性部が変位・指向したときにプリント基板側と接触する
溝を設け、この溝内から突出しない状態で絶縁体が配設
されており、これによってそのプリント基板側が先端硬
性部側と直接接触し、外部に洩電して危険な感電事故等
をおこすのを確実に防止できる。
〔実施例〕
以下この発明の一実施例について添付図面を参照しな
がら説明する。
第1図及び第2図はこの発明に係る電子内視鏡を示す
ものであり、この電子内視鏡は、円柱体2と,リング体
3と,固定部材4等とで構成されている先端硬性部1に
おいて、そのリング体3内周面側の所定部位、即ち少な
くともその内周面側のプリント基板14が接触する虞れの
ある領域(以下これを接触領域部とよぶ)に絶縁体5が
配設されている。
なお、図中符号6はレンズ筒7内に取付けられて固定
部材4の前部側に固定配設された対物レンズ系,8はライ
トガイド用の光学繊維束,9は先端硬性部1に一部重複し
て取付けられた彎曲部10を構成する関節部材11の内壁面
に一端側が固着された彎曲操作用のワイヤ,12は信号線1
3を介して外部側と接続されたプリント基板14上に実装
されるCCD(電荷結合素子)等の固体撮像素子,15は固体
撮像素子12の保護用カバーガラスを示すものであり、こ
れらは何れも従来と同様のものが使用されている。
円柱体2は、剛性を有し、かつ絶縁性の材質のものに
よって略円柱形状に形成されており、中央部側に対物レ
ンズ系6を配設するための観察窓2aが形成されていると
共に、その周囲に照明光を被写体に向けて出射されるた
めの照明窓2b等が形成されている。そして、この実施例
の円柱体2は、挿入部の細径化を図るため、外径寸法を
従来のものよりも小さく抑えて形成されている。
リング体3は、細径で、かつ所定強度を確保するため
金属、特にこの実施例ではステンレス等を用い略リング
状に形成されており、先端側には円柱体2を嵌合・固定
させていると共に内周面側所定部位には、絶縁体5を取
付けるため所定深さの溝3aが形成されている。
固定部材4は、レンズ筒7を内周面前部側に取付ける
と共に、固体撮像素子12であるCCD(電荷結合素子)及
びプリント基板14を後部側内面に固定・位置決めして取
付けるためのものであり、これも挿入部細径化に伴い薄
肉状に形成するため、例えばアルミニュウム(Al)等の
金属が使用されている。
絶縁体5は、先端硬性部1が各種方向に変位・指向し
たとき等にプリント基板14側がその先端硬性部1内周面
に接触しても、先端硬性部1側に洩電しないようにする
ためのものである。そして、この絶縁体5は、少なくと
もプリント基板14側が接触する虞れがありそうな部位と
して第4図に示すように溝3aが形成された接触領域に例
えばプラスチック,ゴム,シリコン系接着剤或いはエポ
キシ系接着剤等のような絶縁材を用いて、リング体3の
内周面から突出しないような状態で、その溝3aを埋設す
るように配設されている。
従って、この実施例の電子内視鏡によれば、先端硬性
部1を観察部位に応じて各種方向に変位・指向させるた
め、彎曲部10等を大きく彎曲させたとしても、プリント
基板14側が導電性のリング体3内周面側に直接接触する
のを絶縁体5によって防止しているため、特に生体内の
観察等を行う場合であっても危険な感電事故等を発生す
る虞れがない。
〔効果〕
以上説明してきたように、この発明に係る電子内視鏡
によれば、固体撮像素子を実装するプリント基板側と挿
入部側の先端硬性部内周面側との間の隙間が狭められた
構成のものであって、かつその挿入部側の彎曲部を彎曲
させて先端硬性部を所定の方向に指向・配置させた状態
等の場合に、そのプリント基板側等が先端硬性部内周面
側に接触したとしても、その接触領域に対応する先端硬
性部の内周面側に溝を設け、この溝内から突出せぬ状態
で絶縁体が配設されており、これによって挿入部側から
外部へ洩電するのを有効に防止しているため、特に生体
への危険な感電事故等が未然に防止でき、極めて信頼度
の高いものが提供できる。
しかも、この発明に係る電子内視鏡によれば、先端硬
性部の内周面に溝を設け、この溝内から突出せぬように
(つまり、埋設するような状態で)絶縁体が配設されて
いるため、特にその絶縁体を配設するための専用の設置
スペースが不要であり、挿入部の細径化に当っての障害
にもならず、極めて実用性が高く効果的である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は夫々この発明に係る電子内視鏡の要
部を示す断面図、第3図は第1図及び第2図におけるI
−I矢視断面図、第4図は第1図及び第2図におけるII
−II矢視断面図、第5図は一般の内視鏡を示す概略図、
第6図は従来の電子内視鏡を示す要部断面図である。 1……先端硬性部、6……対物レンズ系、 4……固定部材、 12……固体撮像素子(CCD)、 9……ワイヤ、14……プリント基板、3a……溝、5……
絶縁体。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】挿入部側の先端硬性部(1)に、対物レン
    ズ系(6)と、この対物レンズ系(6)近傍後方に配置
    した固体撮像素子(12)と、ワイヤ(9)等の操作部材
    とを有し、手元操作部の操作によって操作部材を引張し
    ながら先端硬性部(1)を指向させるように構成した電
    子内視鏡において、 少なくとも前記固体撮像素子(12)を実装したプリント
    基板(14)側の外周面に対向する先端硬性部(1)の内
    周面側に溝(3a)を設け、 この内周面から絶縁体(5)が突出しないような状態で
    前記溝(3a)に前記絶縁体(5)を配設したことを特徴
    とする電子内視鏡。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6150544A (ja) * 1984-08-20 1986-03-12 オリンパス光学工業株式会社 内視鏡
JPH0635210Y2 (ja) * 1986-09-18 1994-09-14 旭光学工業株式会社 内視鏡の先端部

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