JP2005052359A - 内視鏡のフード装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 内視鏡挿入部の観察視野と被写体との最接近距離を確保する内視鏡フードにおいて、フードの意図しない部分での破損を防止可能な内視鏡のフード装置を提供する。
【解決手段】 管腔内に挿入される内視鏡挿入部の先端保護カバーと、被写体との最接近距離を確保するためのフードからなる内視鏡フード装置において、内視鏡挿入部11の先端部12に設けられ、観察視野方向に突出させた軟性部材を用いて略円筒形状に形成されたフード部3と、このフード部3の一部、もしくは全周に渡って設けられた薄肉部または溝5a等の弾性変形部を有し、外力に対して、弾性変形部で意図的に変形または破損させる内視鏡のフード装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は、内視鏡挿入部の先端に設けられるフード装置に関し、特に観察視野が確保されると共に、外力によるフード破損を防止可能な内視鏡のフード装置に関する。
近年、管腔内に内視鏡挿入部を挿入して、患部の診断や治療処理が行われる内視鏡装置が多く用いられている。この内視鏡装置は、管腔内に挿入される挿入部と、この挿入部の基端側に連設された操作部からなっている。
前記挿入部は、細長で可撓性を有する可撓管と、この可撓管の先端に連設され、複数の湾曲駒にて構成された湾曲部を介して硬質の先端部とからなっている。
前記操作部は、前記挿入部の湾曲部を上下左右に湾曲操作させる湾曲ノブ、ユニバーサルコード、処置具類の挿入孔、送気送水用スイッチ、及び吸気吸水用スイッチ等が設けられている。
前記ユニバーサルコードには、照明光を導光ガイドするライトガイドファイババンドルと、前記挿入部の先端部に設けられている撮像素子の駆動信号と撮像信号を送受する信号ケーブルが内蔵されている。
前記操作部から挿入部には、ライトガイドファイババンドル、信号ケーブル、鉗子挿通チャンネル、送気送水チャンネル、及び湾曲操作ワイヤが内蔵されている。
前記ライトガイドファイババンドルの基端側は、前記ユニバーサルコードを介して光源装置に接続され、先端側は挿入部の先端部に設けられた照明用開口まで配置されている。
前記信号ケーブルの基端側は、前記ユニバーサルコードを介して撮像素子の駆動制御と、撮像信号に所定の信号処理を施して標準的映像信号とを生成するビデオプロセッサに接続され、先端側は挿入部の先端部に設けられた観察光入射開口の対物レンズの焦点位置に設置されている撮像素子に接続されている。なお、この撮像素子と信号ケーブルに代えて、イメージガイドファイババンドルを用い、このイメージガイドファイババンドルの先端側は、前記先端部の観察光入射開口の対物レンズに接続し、基端側は、操作部に設けた接眼光学系に接続されるようにしても良い。
前記鉗子挿通チャネルの基端側は、前記操作部に設けられた処置具類の挿入孔に連通し、先端側は前記挿入部の先端部に設けられた鉗子チャンネル開口部に連通している。なお、この鉗子挿通チャンネルは、吸気吸水チャネルを兼用しており、操作部の処置具類の挿入孔と分岐して吸気吸水ポンプが接続されるようになっている。
前記送気送水チャネルの基端側は、操作部に設けられた送気送水ポンプの接続コネクタに接続され、先端側は、挿入部の先端部に設けられた送気送水開口に接続されている。
前記湾曲ワイヤの基端側は、操作部の湾曲ノブに接続され、先端側は挿入部の先端に連設された湾曲部に接続されている。
即ち、挿入部の先端部の照明開口から管腔内の生体組織等の被写体に照明光を投射し、その照明が投射された被写体を観察光学系開口の対物レンズを介して取り込み、かつ、撮像素子で撮像した映像、またはイメージガイドファイババンドルを介して、接眼光学系で視認し、鉗子チャンネル開口部から突出させた治療や処置等を行う処置具類で治療や処置等を行うと共に、送気送水、あるいは、吸気吸水により空気、治療処置物、及び汚物等を吸引するようになっている。
このような内視鏡装置において、動いている管腔内の粘膜等の被写体を観察治療する際に、観察光学系開口と管腔内の被写体との間の最接近距離を確保するため、内視鏡挿入部の先端部にフードを設けている。
この内視鏡装置の挿入部の先端部に設けられるフードは、円筒形状に形成され、前記内視鏡挿入部の先端部から観察視野方向に所定寸法突出するように前記先端部の外周面に着脱自在に装着されるようになっている。
この先端部に装着されたフードの前端部を被写体である粘膜に当接させて、被写体と観察光学系開口に設けられている対物レンズとの距離位置関係を一定に保つことにより、粘膜等の動きやすい被写体の観察を行うようになっている(例えば、特許文献1参照)。
このようなフードは、先端部に装着されるフードの肉厚や、先端部から突出されている突出高、及び観察光学系開口の位置等から前記フードが観察光学系開口の視野内に映り込むことがあり、いわゆる視野ケラレが生じる。
この視野ケラレが生じないフードとして、前記先端部に設けられる観察光学系開口の位置により、フードの肉厚を部分的に変化させたり、先端部からの突出高変化させることで、観察視野内にフードが入れ込まない形状とした内視鏡一体型フードも提案されている(例えば、特許文献2参照)。
実公昭59−15605号公報。 特開平11−313795号公報。
前記特許文献1に提案されている内視鏡フードは、内視鏡挿入部の先端部の先端面に配置される観察光学系ユニットの位置、観察光学系ユニットの視野角、及び内視鏡挿入部の先端部の先端面から突出させるフードの肉厚もしくは突出高さにより観察光学系ユニットの観察視野内にフードの一部が映り込む、いわゆる視野ケラレという現象が生じる。
また、内視鏡検査に応じて、前記フードを内視鏡挿入部の先端部に取り付けたり外したりする必要があり、フードの着脱という煩雑な作業が生じている。
これに対して、前記特許文献2に提案されている内視鏡フードは、視野ケラレや着脱の煩雑作業は発生しないものの、フードの形状的あるいは材質的によりフード先端側に外力が加わった際に、フードが変形しにくくなることが予想される。このような場合、フードの内視鏡挿入部の先端部からの突出部分や内視鏡挿入部の先端部への装着部分に外力が集中して、フードの破損をまねくことになる。このフードに加わる外力によるフードの破壊を防止するため、フードを生成する材質を耐久性が高い高価なものを使用しなければならなかった。
また、仮にフードが破損してしまった場合、内視鏡挿入部の先端部が露出してしまう可能性がある。このフード破損が生じた際の、補修修理には費用と時間が掛かることから内視鏡の使用者にとって大きな負担となるため、内視鏡の先端部分を特に丁寧に扱う必要があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、観察光学系ユニットの観察視野を確保し、内視鏡挿入部の先端部への着脱の手間を省き、かつ、フードの意図しない部分での破損を防止可能とする内視鏡のフード装置を提供することを目的としている。
本発明の内視鏡のフード装置は、管腔内に挿入される内視鏡挿入部の先端保護カバーと、被写体との最接近距離を確保するためのフードからなる内視鏡フード装置において、前記内視鏡挿入部の先端に設けられ、前記内視鏡挿入部の先端から観察視野方向に突出させた、軟性部材を用いて略円筒形状に形成されたフード部と、このフード部の一部、もしくは全周に渡って設けられた弾性変形部と、を具備したことを特徴とする。
本発明の内視鏡のフード装置の前記弾性変形部は、前記フード部の内外壁面のいずれかに設けられた薄肉部、または溝部で形成されたことを特徴とする。
本発明の内視鏡のフード装置の前記フード部は、前記内視鏡挿入部の先端硬質部にインサート成型されたことを特徴とする。
本発明の内視鏡のフード装置により、前記内視鏡挿入部の先端部に設けられたフード部は、弾性変形可能な軟性部材で形成されると共に、このフード部に外力が加わった際には、薄肉部、または溝部で形成された弾性変形部で変形吸収し、破損が生じた場合も外力を変形吸収する弾性変形部で意図的に破損させることでフードの破損を早期に発見可能となる。
本発明の内視鏡のフード装置は、内視鏡挿入部の先端部に設けられたフード部に外力が加わった際には、薄肉部、または溝部で形成された弾性変形部で意図的に変形吸収し、かつ、破損が生じた場合も外力を変形吸収する弾性変形部で意図的に破損させることでフードの破損を早期に発見可能で、フードの補修修理が容易となる効果を有している。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。本発明に係る内視鏡のフード装置の一実施形態について図1と図2を用いて説明する。図1は本発明に係る内視鏡のフード装置の第一の実施形態における内視鏡挿入部の先端部の構成を示す斜視図、図2は本発明に係る内視鏡のフード装置の第一の実施形態における内視鏡挿入部の先端部の構成を示す断面図である。
内視鏡挿入部11の先端部12の外周側には、円筒形状のフード付き内視鏡先端カバー(以下、単に内視鏡先端カバーと称する)1が設けられている。この内視鏡先端カバー1は、前記内視鏡挿入部11の先端部12の外周側に接着剤等で一体的に装着固定される固定部2と、前記先端部12の先端面から観察視野方向に突出させたフード部3からなっている。
前記内視鏡先端カバー1の内面には、前記内視鏡挿入部11の先端部12の先端面に当接される仕切壁4が設けられている。この仕切壁4には、観察光学系入射開口7、照明光学系出射開口8、送気送水ノズル9、及び鉗子チャンネル開口部10が設けられている。
この仕切壁4の前記観察光学系入射開口7には、対物レンズが設けられると共に、前記内視鏡挿入部11から先端部12に内蔵されているイメージガイドファイババンドル13の観察光入射端が配置され、前記照明光学系出射開口8には、照明レンズが設けられると共に、前記内視鏡挿入部11から先端部12に内蔵されているライトガイドファイババンドル14の照明光出射端が配置され、前記送気送水ノズル9には、前記内視鏡挿入部11から先端部12に内蔵されている送気送水管路15に接続され、及び前記鉗子チャンネル開口部10は、前記内視鏡挿入部11から先端部12に設けられている図示していない鉗子挿通チャンネルに連通している。
なお、前記観察光学系入射開口7に設けられた対物レンズの焦点位置に撮像素子を配置し、その撮像素子の駆動制御信号と撮像された撮像信号を送受する信号ケーブルが内蔵された電子内視鏡とすることもできる。
前記内視鏡先端カバー1は、シリコンゴム、フッ素ゴム等の加硫ゴムや、ウレタン系エラストマー、アクリル系エラストマー、オレフィン系エラストマー等の熱可塑性エラストマーなどの軟性で弾性を有する部材にて形成されている。
この内視鏡先端カバー1のフード部3の内壁5の一部または全周に渡って、所定の幅の溝5aが設けられている。この溝5aは、内視鏡先端カバー1のフード部3の仕切壁4と先端面6との略中間部分で、やや先端面6寄りに設けられている。
なお、この内視鏡先端カバー1のフード部3の肉厚や、観察視野方向への突出量等は、前記観察光学系入射開口7の視野範囲に入り込まない形状寸法に設定されている。
このような構成の内視鏡先端カバー1のフード部3に対して、外力が加えられた場合、フード部3は軟性弾性部材で形成されているために変形する。この変形の際に、内壁5に設けられた溝5a部分がフード部3の最も薄肉であることから溝5a付近が最も変形しやすく、この溝5a付近に変形の応力が集中する。これにより、内視鏡先端カバー1のフード部3に加わった外力が、フード部3の溝5aで吸収変形されるために、内視鏡挿入部11の先端部12の保護が可能となる。
また、前記フード部3に、外力が断続的に加えられ、フード部3の材質疲労限界を超えた場合、或いはフード部3の応力許容限界を超えた場合、最も薄肉である溝5aが先に破断する。つまり、許容値を超える外力が加わった際に、意図的に薄肉部分である溝5a付近を破断させることにより、内視鏡先端カバー1の固定部2や、内視鏡挿入部11の先端部12等の近傍での破断を防止する。また、内視鏡先端カバー1の破損は、前記溝5aの付近を検査チェックすることで、容易に発見が可能となる。
この結果、内視鏡挿入部11の先端部12の観察視野が確保でき、内視鏡フードに外力が加わった際に、意図的にフードに設けた溝部分で変形させて内視鏡挿入部の先端部に直接外力が加えられることが防止できる。更に、許容限界を超えて破損した際には、溝部分を優先的に検査することで破損の発見が容易となる。
なお、この第一の実施形態で前記内視鏡先端カバー1のフード部3の内壁5に溝5aを設けたが、フード部3の外壁外周に溝を設けても良く、外力が加わった際に、その外力による変形が生じやすい弾性変形部あるいは薄肉部であれば形状や形成位置は特に限定されるものではない。
更に、前記内視鏡先端カバー1の内部に、前記内視鏡挿入部11の先端部12の先端面が当接される仕切壁4を設けたが、この仕切壁4に代えて、内周壁にリング状の突堤を設けて、この突堤に前記内視鏡挿入部11の先端部12の先端面の外周が当接するようにして良い。この場合、前記先端部12の先端面に、前記観察光学系入射開口7、照明光学系出射開口8、操作送水ノズル9、及び鉗子チャンネル開口部10が設けられる。
次に、本発明に係る内視鏡のフード装置の第二の実施形態について、図3と図4を用いて説明する。図3は本発明に係る内視鏡のフード装置の第二の実施形態における内視鏡挿入部の先端部の構成を示す斜視図、図4は本発明に係る内視鏡のフード装置の第二の実施形態における内視鏡挿入部の先端部の構成を示す断面図である。
本発明の第二の実施形態の内視鏡のフード装置は、内視鏡挿入部11の先端部12に嵌合一体固定される断面が略凹形状の内視鏡先端カバー16が設置されている。この内視鏡先端カバー16の先端面17には、観察光学系入射開口7、照明光学系出射開口8、送水送気ノイズ9、及び鉗子チャンネル開口部10が設けられている。
この内視鏡先端カバー16の外周側面18には、後述する内視鏡フード21がインサート成型固定するための複数のインサート成型用固定部18a,18b,18cが形成されている。
内視鏡フード21は、シリコンゴム、フッ素ゴム等の加硫ゴムや、ウレタン系エラストマー、アクリル系エラストマー、オレフィン系エラストマー等の熱可塑性エラストマーなどの軟性で弾性を有する部材を用いて全体形状が略円筒状に形成されている。
この内視鏡フード21は、前内視鏡挿入部11の先端部12に設けられた内視鏡先端カバー16の外周側面18のインサート成型用固定部18a,18b,18cに成型固定される固定部22と、前記内視鏡先端カバー16の先端面17から観察視野方向に突出させたフード部23とからなっている。
この内視鏡フード21のフード部23の外周壁25の一部または全周に渡って、所定の幅の溝25aが設けられている。この溝25aは、前記フード部23の前端面と、前記内視鏡先端カバー16の先端面17との略中間部分で、ややフード部23の前端面寄りに設けられている。
なお、この内視鏡フード21のフード部23の肉厚や、観察視野方向への突出量等は、前記観察光学系入射開口7の視野範囲に入り込まない形状寸法に設定されている。
このような構成の内視鏡先端カバー16に設けた内視鏡フード21のフード部23に対して、外力が加えられた場合、フード部23は軟性弾性部材で形成されているために変形する。この変形の際に、外周壁25に設けられた溝25a部分がフード部23の最も薄肉であることから溝25a付近が最も変形しやすく、この溝25a付近に変形の応力が集中する。これより、内視鏡フード21に加わった外力が、フード部23の溝25aで吸収変形されるために、内視鏡挿入部11の先端部12の保護が可能となる。
また、前記フード部23に、外力が断続的に加えられ、フード部23の材質疲労限界を超えた場合、或いはフード部23の応力許容限界を超えた場合、最も薄肉である溝25aが先に破断する。つまり、許容値を超える外力が加わった際に、意図的に薄肉部分である溝25a付近を破断させることにより、内視鏡フード21の固定部22や、内視鏡挿入部11の先端部12に設けられた内視鏡先端カバー16等の近傍での破断を防止する。
この結果、内視鏡挿入部11の先端部12の観察視野が確保でき、内視鏡フードに外力が加わった際に、意図的にフードに設けた溝部分で変形させて内視鏡挿入部の先端部に直接外力が加えられることが防止できる。更に、許容限界を超えて破損した際には、溝部分を優先的に検査することで破損の発見が容易となる。
なお、この第二の実施形態で前記内視鏡フード21のフード部23の外周壁25に溝25aを設けたが、フード部23の内周壁に溝を設けても良く、外力が加わった際に、その外力による変形が生じやすい弾性変形部あるいは薄肉部であれば形状や形成位置は特に限定されるものではない。
[付記]
以上詳述した本発明の実施形態によれば、以下のごとき構成を得ることができる。
(付記1) 管腔内に挿入される内視鏡挿入部の先端保護カバーと、被写体との最接近距離を確保するためのフードからなる内視鏡フード装置において、
前記内視鏡挿入部の先端に設けられ、前記内視鏡挿入部の先端から観察視野方向に突出させた、軟性部材を用いて略円筒形状に形成されたフード部と、
このフード部の一部、もしくは全周に渡って設けられた弾性変形部と
を具備したことを特徴とする内視鏡のフード装置。
(付記2) 前記弾性変形部は、前記フード部の内外壁面のいずれかに設けられた薄肉部、または溝部で形成されたことを特徴とする付記1記載の内視鏡のフード装置。
(付記3) 前記フードは、前記内視鏡挿入部の先端硬質部にインサート成型されたことを特徴とする付記1または2のいずれかに記載の内視鏡のフード装置。
(付記4) 前記フードは、前記内視鏡挿入部の先端部に一体に、もしくは着脱自在に設けられたことを特徴とする付記1または2のいずれかに記載の内視鏡のフード装置。
(付記5) 前記フードは、前記内視鏡挿入部の先端部に設けられた先端カバーに一体、もしくは着脱自在に設けられたことを特徴とする付記1乃至3のいずれかに記載の内視鏡のフード装置。
本発明に係る内視鏡のフード装置の第一の実施形態における内視鏡挿入部の先端部の構成を示す斜視図。 本発明に係る内視鏡のフード装置の第一の実施形態における内視鏡挿入部の先端部の構成を示す断面図。 本発明に係る内視鏡のフード装置の第二の実施形態における内視鏡挿入部の先端部の構成を示す斜視図。 本発明に係る内視鏡のフード装置の第二の実施形態における内視鏡挿入部の先端部の構成を示す断面図。
符号の説明
1…フード付き内視鏡先端カバー
2…固定部
3…フード部
4…仕切壁
5…内壁
6…先端面
7…観察光学系入射開口
8…照明光学系出射開口
9…送気送水ノズル
10…鉗子チャンネル開口部
11…内視鏡挿入部
12…先端部
13…イメージファイババンドル
14…ライトガイドファイババンドル
15…送気送水管路
代理人 弁理士 伊 藤 進

Claims (3)

  1. 管腔内に挿入される内視鏡挿入部の先端保護カバーと、被写体との最接近距離を確保するためのフードからなる内視鏡フード装置において、
    前記内視鏡挿入部の先端に設けられ、前記内視鏡挿入部の先端から観察視野方向に突出させた、軟性部材を用いて略円筒形状に形成されたフード部と、
    このフード部の一部、もしくは全周に渡って設けられた弾性変形部と
    を具備したことを特徴とする内視鏡のフード装置。
  2. 前記弾性変形部は、前記フード部の内外壁面のいずれかに設けられた薄肉部、または溝部で形成されたことを特徴とする請求項1記載の内視鏡のフード装置。
  3. 前記フード部は、前記内視鏡挿入部の先端硬質部にインサート成型されたことを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の内視鏡のフード装置。
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