JP2654100B2 - 車両用空気調和装置の制御方法 - Google Patents

車両用空気調和装置の制御方法

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JP2654100B2
JP2654100B2 JP63162163A JP16216388A JP2654100B2 JP 2654100 B2 JP2654100 B2 JP 2654100B2 JP 63162163 A JP63162163 A JP 63162163A JP 16216388 A JP16216388 A JP 16216388A JP 2654100 B2 JP2654100 B2 JP 2654100B2
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2400/00General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
    • F25B2400/07Details of compressors or related parts
    • F25B2400/075Details of compressors or related parts with parallel compressors

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  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) この発明は、複数台の圧縮機が運転台数切換手段を介
して同一の可変電圧・可変周波数電源に接続された車両
用の空気調和装置に係り、特に、運転台数の切換え時に
運転周波数を切換制御する制御方法の改善に関するもの
である。
(従来の技術) 第2図はこの種の車両用空気調和装置の概略構成を示
す電気系統図である。同図において、可変電圧・可変周
波数電源としてのインバータ1に、それぞれ運転台数切
換え手段としての接触器2を介して、各々独立に冷凍サ
イクルを形成する圧縮機3と、室外送風機4とが共通接
続されている。この場合、圧縮機3および室外送風機4
は、1台の車両に複数組み設けられるものであり、これ
に対応して室内送風機も設けられるが、これらは圧縮機
3とは別の電源で駆動され、しかも、この発明とは直接
的な関係がないのでここでは省略してある。一方、イン
バータ1は制御部11を有し、この制御部11が室内温度セ
ンサ12の出力に基づいて車両の空調負荷を求めると共
に、圧縮機の運転周波数を決定してインバータ1を制御
し、さらに、運転周波数の変更のみで対応出来ないとき
には、接触器2を制御して圧縮機3の運転台数を切換え
ることにより、空調負荷に見合った能力制御運転を実施
している。
第3図は制御部11の制御内容を示す線図であり、空調
負荷が比較的小さくて圧縮機が1台で間に合うと判断し
た場合には、圧縮機3のうちのCP1のみを運転すると共
に、運転周波数fをfminからfmaxまでの間で変化させて
空調能力をAからBまでの範囲で変化させるようにす
る。また、空調負荷が中程度で圧縮機を2台運転すべき
と判断した場合には、圧縮機3のうちのCP1とCP2とを同
時に運転すると共に、運転周波数fをfminからfmaxまで
の間で変化させて空調能力C(≒B)からDまでの範囲
で変化させるようにする。さらに、空調負荷が非常に大
きくて圧縮機を3台運転する必要があると判断したとき
には、圧縮機3のうちのCP1,CP2およびCP3を同時に運転
し、運転周波数fをfminからfmaxまでの間で変化させて
空調能力をE(≒D)からFまでの範囲で変化させるよ
うにする。
次に、圧縮機3のうちのCP1のみの運転中に、空調負
荷が増大したことによりB点以上の空調能力を必要とす
るときには、CP1とCP2との運転に切換えると同時に、運
転周波数fをfmaxからfminに切換え、空調能力を増やし
た運転を行う。また、これと同様に、2台の圧縮機の運
転中に3台の圧縮機を運転する必要が生じた場合には、
CP1,CP2およびCP3を同時運転すると同時に運転周波数f
をfmaxからfminに切換え、空調能力を増やした運転を行
う。
一方、複数台の圧縮機3を運転中に、空調負荷が減少
して、その台数を減らす場合には、台数切換えと同時に
運転周波数fをfminからfmaxに切換えることにより、空
調能力を減らした運転を行う。
かくして、空調負荷の変化に応じて空調能力を連続的
に変化させることができる。
(発明が解決しようとする課題) 上述した従来の制御方法にあっては、圧縮機の運転台
数切換えに際して、運転周波数をfminからfmaxに切換え
たり、その反対にfmaxからfminに切換えたりするが、こ
のとき、圧縮機の運転騒音レベルが急変することがあ
り、すなわち、能力減少時に静まりかえった状態から急
に騒がしくなったり、能力増加時に騒音に慣れた状態か
ら急に静まりかえったりして、乗客に奇異な感じを与え
るという問題点があった。
この発明は、上記の問題点を解決するためになされた
もので、圧縮機の運転台数切換えに伴う騒音レベルの急
変を抑えることのできる車両用空気調和装置の制御方法
を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) この発明は、複数台の圧縮機が運転台数切換手段を介
して同一の可変電圧・可変周波数電源に接続され、空調
負荷の変化に応じて圧縮機の運転周波数を変化させ、こ
の運転周波数の変化のみで対応できないとき、圧縮機の
運転台数を切換えると共に、運転周波数を切換える車両
用空気調和装置の制御方法において、空気負荷の増加に
よる圧縮機の運転台数の増加方向への切換え時は、圧縮
機の運転周波数を可変周波数範囲の最高値から、可変周
波数範囲の最低値よりも所定値だけ高い周波数に切換
え、空調負荷の減少による圧縮機の運転台数の減少方向
への切換え時は、圧縮機の運転周波数を可変周波数範囲
の最低値から、可変周波数範囲の最高値よりも所定値だ
け低い周波数に切換えることを特徴としている。
(作用) この発明においては、空気負荷の変化に応じて、圧縮
機の運転周波数を変化させる一方、この運転周波数の変
化のみで対応できないとき、圧縮機の運転台数を切換え
る共に、運転周波数を切換えるに当たり、空調負荷の増
加による圧縮機の運転台数の増加方向への切換え時は、
圧縮機の運転周波数を最高値から、最低値よりも所定値
だけ高い周波数に切換え、空調負荷の減少による圧縮機
の運転台数の減少方向への切換え時は、圧縮機の運転周
波数を最低値から、最高値よりも所定値だけ低い周波数
に切換えるようにしたので、圧縮機の運転台数切換えに
伴う騒音レベルの急変を抑えることができる。
(実施例) 第1図はこの発明の一例を説明するための線図であ
り、上述した第3図と同様に、横軸に運転周波数fを、
縦軸に空調能力をとり、複数台の圧縮機3のうち、CP11
台のみを運転したときと、CP1、CP2の2台を運転したと
きと、CP1、CP2、CP3の3台とも運転したときとでそれ
ぞれ運転周波数をfminからfmaxまでの間で変化させるこ
とにより、空調能力をA〜B、C〜D、E〜Fの範囲で
変化させることを示している。そして、ここでは、運転
周波数fminよりも10〜20Hz高いf1と、運転周波数fmax
りも10〜20Hz低いf2とを定め、空調能力がAからBに変
化する範囲内のf1に対応する点をA1、f2に対応する点を
B1とする。同様にして、空調能力がCからDに変化する
範囲内のf1に対応する点をC1、f2に対応する点をD1
し、さらに、空調能力がEからFに変化する範囲内のf1
に対応する点をE1、f2に対応する点をF1とする。一方、
圧縮機1台のみの運転でB点以上の空調能力を必要とす
るときには、2台の運転に移行するが、この時、運転周
波数をfmaxからf1に切換える。その反対に、圧縮機2台
の運転で空調能力をC点以下にする場合には、1台のみ
の運転に切換えると同時に、運転周波数をfminからf2
切換えるものである。これと全く同様に、圧縮機2台の
運転でD点以上の空調能力を必要とするときには、3台
の運転に移行するが、この時運転周波数をfmaxからf1
切換え、その反対に、圧縮機3台の運転で空調能力をE
点以下にする場合には、2台の運転に切換えると同時
に、運転周波数をfminからf2に切換えるものである。
すなわち、ここに示した運転方法は、圧縮機の運転台
数切換え時の台数増加時と台数減少時とで、それぞれ10
〜20Hzのヒステリシスを持ったパターンに従って運転周
波数を切換えるものである。かかる制御方法によれば、
静まりかえった状態から急に騒がしくなるという能力減
少時の問題点と、騒音に慣れた状態から急に静かになる
という能力増加時の問題点とが解消されることになる。
なお、上述した制御方法によれば、運転周波数の増大
側への切換えと、ドア開などの負荷の急変が重なったと
しても、最大周波数fmaxよりも低いf2に切換えるため、
電力的に余裕があり、台数切換え時の誤動作等を防止す
ることができるという効果もある。
なおまた、上述した例では、圧縮機の1台運転のと
き、あるいは、2台運転のとき予め決められたものを運
転したが、これらを固定することなく順繰りに別のもの
を運転するようにすれば、各圧縮機の運転時間を平準化
することが出来る。
〔発明の効果〕
以上の説明によって明らかなように、この発明によれ
ば、空調負荷の増加による圧縮機の運転台数の増加方向
への切換え時は、圧縮機の運転周波数を可変周波数範囲
の最高値から、可変周波数範囲の最低値よりも所定値だ
け高い周波数に切換え、空調負荷の減少による圧縮機の
運転台数の減少方向への切換え時は、圧縮機の運転周波
数を可変周波数範囲の最低値から、可変周波数範囲の最
高値よりも所定値だけ低い周波数に切換えるようにした
ので、運転周波数の最高値と最低値との相互切換えを行
う従来装置と比較して、少なくとも周波数変動幅が所定
値だけ縮まるため、圧縮機の運転台数切換えに伴う騒音
レベルの急変を低く抑えることができ、これによって、
乗客に奇異な感じを与えないで済むという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の車両用空気調和装置の制御方法を説
明するために、運転周波数と空調能力との関係を示した
線図、第2図は本発明の適用対象である車両用の空気調
和装置の概略構成を示す電気系統図、第3図はこの空気
調和装置の従来の制御方法を説明するために、運転周波
数と空調能力との関係を示した線図である。 1……インバータ、2……接触器、3……圧縮機、4…
…室外送風機、11……制御部、12……室内温度センサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−25457(JP,A) 特開 昭59−161649(JP,A) 特開 昭61−285351(JP,A) 特開 昭60−152292(JP,A) 特開 昭63−62902(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数台の圧縮機が運転台数切換手段を介し
    て同一の可変電圧・可変周波数電源に接続され、空調負
    荷の変化に応じて前記圧縮機の運転周波数を変化させ、
    この運転周波数の変化のみで対応できないとき、前記圧
    縮機の運転台数を切換えると共に、前記運転周波数を切
    換える車両用空気調和装置の制御方法において、 空調負荷の増加による前記圧縮機の運転台数の増加方向
    への切換え時は、前記圧縮機の運転周波数を可変周波数
    範囲の最高値から、可変周波数範囲の最低値よりも所定
    値だけ高い周波数に切換え、 空調負荷の減少による前記圧縮機の運転台数の減少方向
    への切換え時は、前記圧縮機の運転周波数を可変周波数
    範囲の最低値から、可変周波数範囲の最高値よりも所定
    値だけ低い周波数に切換える、 ことを特徴とする車両用空気調和装置の制御方法。
JP63162163A 1988-06-29 1988-06-29 車両用空気調和装置の制御方法 Expired - Lifetime JP2654100B2 (ja)

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JPS60152292A (ja) * 1984-01-18 1985-08-10 Mitsubishi Heavy Ind Ltd インバ−タエアコンの制御装置
JPS61285351A (ja) * 1985-06-12 1986-12-16 三洋電機株式会社 冷凍装置
JP2686074B2 (ja) * 1986-07-17 1997-12-08 三洋電機株式会社 冷凍装置

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