JP2653579B2 - 液晶投写型映像表示装置の信号処理回路 - Google Patents

液晶投写型映像表示装置の信号処理回路

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JP2653579B2
JP2653579B2 JP3223031A JP22303191A JP2653579B2 JP 2653579 B2 JP2653579 B2 JP 2653579B2 JP 3223031 A JP3223031 A JP 3223031A JP 22303191 A JP22303191 A JP 22303191A JP 2653579 B2 JP2653579 B2 JP 2653579B2
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liquid crystal
shading correction
signal
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signal processing
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知浩 三原
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶投写型映像表示装
置に含まれる液晶パネルを駆動するための信号処理回路
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶投写型映像表示装置の信号処理回路
は、映像信号の周波数帯域が広いため(特にハイビジョ
ン)、高速に動作させる必要がある。ところが、液晶駆
動用集積回路は動作速度が遅いので、映像信号を多層展
開処理して一層あたりの周波数を低くする必要がある。
このとき、液晶は例えば横方向に層数に等しく配置した
液晶駆動用集積回路によって駆動される。また、同装置
の信号処理回路においては、光学系等に起因する光学的
むら(シェーディング)に関する補正回路を有する。
【0003】さらに、ハイビジョンの映像信号帯域は約
30MHzと非常に広帯域であるため、ソース駆動用集
積回路(ソースドライバ)をカスケード接続する方式で
は、ソースドライバ内のシフトレジスタの動作周波数が
30MHz以上であることが必要となる。しかし、現在
このような高速なソースドライバはないので、ソースド
ライバの動作周波数を低減するために、ソースドライバ
をパラレルで動作させるための多層展開処理が必要とさ
れる。
【0004】そこで従来から知られているこの種の信号
処理回路においては、図7に示されるように、まずシェ
ーディング補正回路50において、同期信号に基づいて
作成したタイミング信号により映像信号をシェーディン
グ補正し、その後に多層展開処理回路52によって上記
多層展開処理を行っていた。
【0005】ここで図7に示した多層展開処理回路52
では、図8に概略を示すとおり、液晶パネルのソースド
ライバの数に応じた数のメモリ(図では、説明の都合上
3個としてある)を持ち、1ラインの映像信号を分割し
て書き込んだ後、1ライン期間で同時に読み出すことを
行っている。すなわち、映像信号1ラインをN個の部分
に分割し、分割したそれぞれの部分を1ライン期間で同
時に表示することにより、動作周波数を1/Nに低減す
るものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7に
示したとおり、従来は映像信号のシェーディング補正を
多層展開処理より前段で行っていることから、シェーデ
ィング補正部の動作周波数を高くしなければならないと
いう欠点がある。また、画面を水平,垂直に任意に分割
したブロックごとにシェーディング補正することはむず
かしい。
【0007】しかも、このような従来の方式では、各層
の液晶駆動用集積回路の液晶を駆動する電圧のばらつき
は補正できないという欠点がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明では多層展開処理手段の各層出力にそれ
ぞれ独立にシェーディング補正を施すよう構成する。
【0009】
【作用】本発明では、多層展開処理手段の各層出力に対
してそれぞれ独立したシェーディング補正を行うことに
より、動作周波数を低くすることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を詳細に説明する。
【0011】図1は、本発明の一実施例全体を示すブロ
ック図である。本図において、2はアナログ映像信号を
入力するA/D変換部、4はA/D変換部2からのA/
D変換出力に同期信号処理を施してデジタル映像信号を
出力する同期信号処理部、6は後に詳述する多層展開処
理部であって、同期信号処理部4からのデジタル映像信
号を入力する。7は同期信号に基づいてタイミング信号
(詳細は後述)を発生するタイミング信号発生部、8A
〜8Fは多層展開処理部6からの各層出力1〜6に対し
て独立にシェーディング補正を行うシェーディング補正
部であって、タイミング信号発生部7からのタイミング
信号に基づいて、各層とも垂直方向に分割した各分割部
分毎にシェーディング補正を行う。12A〜12Fはシ
ェーディング補正部8A〜8Fからの各出力をD/A変
換するD/A変換部、14A〜14FはD/A変換部1
2A〜12Fからの各アナログ出力を入力する液晶駆動
部である。
【0012】各シェーディング補正部は図2(A)に示
すように、補正メモリとアドレスセレクトと乗算器とを
有する。81A〜81Fは多層展開処理部6からの各出
力が入力される乗算器、82A〜82Fは例えばROM
(読み出し専用メモリ)からなる補正メモリであって、
多層展開処理部6からの各出力に対するシェーディング
補正情報を格納してあり、例えば図2(B)に示すよう
に、「0」から0.001ごとに「2」までの値のシェ
ーディング補正情報を格納してある。83A〜83Fは
アドレスセレクトであって、タイミング信号発生部7か
らのタイミング信号に基づいて、各補正メモリ82A〜
82Fに対して「0」〜「2」までの複数のシェーディ
ング補正情報のアドレスから各タイミング信号毎に必要
なシェーディング補正値に該当するアドレスを選択する
信号を出力する。
【0013】各補正メモリ82A〜82Fは、各アドレ
スセレクト83A〜83Fによって選択されたアドレス
のシェーディング補正情報を出力し、各乗算器81A〜
81Fは、多層展開処理部6からの各出力に各補正メモ
リ82A〜82Fからのシェーディング補正情報を乗算
し、各D/A変換部に出力する。したがって、アドレス
セレクトから必要なアドレスを出力することにより(多
数展開の数)×(任意の水平走査線数)の数のブロック
で容易にシェーディング補正を行うことができる。
【0014】図3は、図1に示した多層展開処理部6の
詳細な回路構成を示す。また図4は、図3の動作を示す
タイミング図である。
【0015】次に、図3および図4を参照して、6層展
開を行うための具体的動作手順を述べる。
【0016】(1)まず、デジタル映像信号を6個のF
IFO(ファーストイン・ファーストアウト)メモリに
入力する。
【0017】(2)各FIFOメモリへの書込みのた
め、内部のポインタをリセットするライトリセット信号
を入力する。
【0018】(3)各FIFOメモリに書込み期間を指
定するためのライトイネーブル信号1〜6を入力する。
【0019】ここで、各ライトイネーブル信号は映像信
号の1H(水平走査)における映像期間を6等分するた
め、(映像期間)/6期間だけ順次供給する。
【0020】(4)一定期間後に全FIFOメモリから
データを同時に読み出すための内部のポインタをリセッ
トする、リードリセット信号を入力する。
【0021】(5)リードクロック(ライトクロックの
1/6の周波数)に同期して、液晶パネルの1H時間に
全FIFOメモリから上記書込んだデータを同時に読み
出す。
【0022】図5は、順次走査(ノンインターレース)
変換機能を備えた多層展開処理部6を示すブロック図で
ある。本図において、21はデジタル映像信号を入力す
るラインメモリ、22はライン補間用加算器、23〜2
6はD型フリップフロップ(FF)、A0〜F0,A1
〜F1,A00〜F00,A11〜F11(A〜Fで各
層を示し、0,00は1Hの前半でリードされ、1,1
1は1Hの後半でリードされることを示す)はそれぞれ
FIFO(ファーストイン・ファーストアウト)メモ
リ、27〜38はD型フリップフロップ(FF)であ
る。各D型FF27〜38の出力は独立した各シェーデ
ィング補正部に入力される。
【0023】次に、図6に示すタイミング図を参照し
て、図5の動作を説明する(図6中のA〜Fおよび0,
1は図5中のA〜Fおよび0(00),1(11)に対
応し、ライトクロックの周波数はラインメモリ21の動
作クロックの周波数fの1/2である)。
【0024】(1)各FIFOメモリは、ライトリセッ
トパルスが“L”のときライトクロックの立上りでライ
トアドレスポインタを0にリセットする。
【0025】(2)H/6毎に順次ずれるA〜Fの各ラ
イトイネーブルが“L”のとき、対応するFIFOメモ
リ(A0〜F0,A1〜F1)はライトクロックの立上
りで、FIFOメモリ(A00〜F00,A11〜F1
1)はライトクロックの立下りで各D型FF23〜26
を介してデータをライトアドレスポインタのアドレスに
書込む(したがって、ラインメモリ21の入力側および
加算器22の出力側のデータは、ラインメモリ21の動
作クロックf毎に0(1)または00(11)の付くF
IFOメモリにふり分けられる)。このとき、ライトア
ドレスポインタの値を1増やす。
【0026】(3)リードリセットパルスが“L”のと
き、リードクロックの立上りで全FIFOメモリはリー
ドアドレスポインタを0にリセットする。
【0027】(4)0または1で示すリードイネーブル
が“L”のとき、リードクロック(リードクロックの周
波数はライトクロックの周波数の1/6)の立上りで該
当するFIFOメモリのリードアドレスポインタの値の
アドレスからデータを各D型FF27〜38を介して読
み出す。このとき、リードアドレスポインタの値を1増
やす。ここでリードイネーブルが“H”のときの該当す
るFIFOメモリの出力はハイインピーダンスとなり、
データバスから切離なされる。
【0028】かくして、各FIFOメモリにH/6期間
だけデータを書込み、次の1H期間に該当するFIFO
メモリから、H/2期間ずつ同時にデータを読み出すこ
とで、6倍時間伸長,ノンインタレース変換を同時に行
うことが可能となる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
多層展開処理手段の各層出力にそれぞれ独立にシェーデ
ィング補正を施すよう構成してあるので、動作周波数を
低くすることができ、水平,垂直に任意に分割したブロ
ック単位のシェーディング補正を容易に行うことができ
る。さらに補正メモリのシェーディング補正情報の作成
も容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例全体を示すブロック図であ
る。
【図2】図1に示したシェーディング補正部の構成を示
すブロック図である。
【図3】図1に示した多層展開処理部の構成を示すブロ
ック図である。
【図4】図3の動作を示すタイミング図である。
【図5】図1に示した多層展開処理部のその他の構成
(順次走査変換機能付き)を示す図である。
【図6】図5の動作を示すタイミング図である。
【図7】従来技術の説明図である。
【図8】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
2 A/D変換部 4 同期信号処理部 6 多層展開処理部 7 タイミング信号発生部 8A〜8F シェーディング補正部 12A〜12F D/A変換部 14A〜14F 液晶駆動部 A0〜F0,A00〜F00,A1〜F1,A11〜F
11 FIFOメモリ 81A〜81F 乗算器 82A〜82F 補正メモリ 83A〜83F アドレスセレクト

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶投写型映像表示装置に含まれる液晶
    パネルを駆動するための信号処理回路であって、 デジタル映像信号を入力し、N層(N=2,3,…)に
    多層展開を行って、動作周波数を1/Nとした出力を得
    る多層展開手段と、 各々複数個のシェーディング補正手段を格納した複数個
    の補正メモリと、 タイミング信号に基づいて前記複数個の補正メモリの各
    々に対して複数個のシェーディング補正情報のアドレス
    から該当アドレスを選定する信号を出力する複数個のア
    ドレスセレクトと、 前記複数個の補正メモリの各々からとり出した前記アド
    レスセレクトによって選択されたアドレスのシェーディ
    ング補正情報を、前記多層展開手段から得られる各々の
    出力に乗算する複数個の乗算器とを具えたことを特徴と
    する液晶投写型映像表示装置の信号処理回路。
JP3223031A 1991-09-03 1991-09-03 液晶投写型映像表示装置の信号処理回路 Expired - Lifetime JP2653579B2 (ja)

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