JP2653189B2 - 電源周波数検出装置 - Google Patents
電源周波数検出装置Info
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- JP2653189B2 JP2653189B2 JP1280918A JP28091889A JP2653189B2 JP 2653189 B2 JP2653189 B2 JP 2653189B2 JP 1280918 A JP1280918 A JP 1280918A JP 28091889 A JP28091889 A JP 28091889A JP 2653189 B2 JP2653189 B2 JP 2653189B2
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- Japan
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- power supply
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- determination
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- low
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は商用電源の周波数を利用して制御される機器
に使用される電源周波数検出装置に関するものである。
に使用される電源周波数検出装置に関するものである。
従来の技術 従来より商用電源の周波数を利用して制御される機器
は多く、その際の商用電源の周波数を判定する方法はい
ろいろ存在する。例えば、従来例1として第4図に示す
ように、マイクロコンピュータ(以下マイコンと称す)
の入力ポートを利用し、商用電源を低圧化し整形した電
源パルス(以下クロック波形と称す)の立上りから次の
立上りまでの時間をマイコン内部のタイマで計測し、そ
の値により50Hzと60Hzの判定をするものがあった。ま
た、従来例2として第5図に示すようにクロック波形の
立上りから、例えば18.2msec経過後に再度クロック波形
の論理レベルを確認すれば50Hz時はLOWレベルに、60Hz
時にはハイレベルになっているため確認ができる。更に
このチェックを複数回連続でチェックする事により、対
ノイズに関しての対策を持った検出装置であった。
は多く、その際の商用電源の周波数を判定する方法はい
ろいろ存在する。例えば、従来例1として第4図に示す
ように、マイクロコンピュータ(以下マイコンと称す)
の入力ポートを利用し、商用電源を低圧化し整形した電
源パルス(以下クロック波形と称す)の立上りから次の
立上りまでの時間をマイコン内部のタイマで計測し、そ
の値により50Hzと60Hzの判定をするものがあった。ま
た、従来例2として第5図に示すようにクロック波形の
立上りから、例えば18.2msec経過後に再度クロック波形
の論理レベルを確認すれば50Hz時はLOWレベルに、60Hz
時にはハイレベルになっているため確認ができる。更に
このチェックを複数回連続でチェックする事により、対
ノイズに関しての対策を持った検出装置であった。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、この構成においては、今日のインバー
タ等の電源ノイズの影響により誤判定あるいは、判定で
きないという課題が生じている。つまり、商用電源にノ
イズ等によりひずみが生じた場合(特にゼロクロス付近
に発生しやすい)、クロック波形もひずみを生じる。第
6図で示すようにもしこのように商用電源にノイズ等の
ひずみが連続して発生した場合従来例2の方法であると
60Hz時、第1回目の判定は、確かに60Hzと判定するが、
次の立上り検出のタイミングが、上記ノイズによりずれ
てしまい2回目は50Hzと判定してしまう。更に次回は60
Hzに更に次回は50Hzと交互に判定値が変化するため正常
の判定ができず判定できずという現象が発生する。
タ等の電源ノイズの影響により誤判定あるいは、判定で
きないという課題が生じている。つまり、商用電源にノ
イズ等によりひずみが生じた場合(特にゼロクロス付近
に発生しやすい)、クロック波形もひずみを生じる。第
6図で示すようにもしこのように商用電源にノイズ等の
ひずみが連続して発生した場合従来例2の方法であると
60Hz時、第1回目の判定は、確かに60Hzと判定するが、
次の立上り検出のタイミングが、上記ノイズによりずれ
てしまい2回目は50Hzと判定してしまう。更に次回は60
Hzに更に次回は50Hzと交互に判定値が変化するため正常
の判定ができず判定できずという現象が発生する。
そこで本発明は、上記ノイズ等印加時による周波数判
定を確実に行なう電源周波数検出装置を提供するもので
ある。
定を確実に行なう電源周波数検出装置を提供するもので
ある。
課題を解決するための手段 前記課題を解決するため、本発明は、60Hzと判定した
場合は、そこから一定時間次の立上り検出をしないよう
な入力禁止区間(以下入力マスク時間と称す)を設ける
ものである。
場合は、そこから一定時間次の立上り検出をしないよう
な入力禁止区間(以下入力マスク時間と称す)を設ける
ものである。
作用 本発明の電源周波数検出装置は、商用電源を低圧トラ
ンス等により低圧化し、その信号を電源周波数整形回路
を通してマイコンの入力端子に入力をする構成であり、
この信号をマイコンのプログラムにより50Hz・60Hzの判
定の際、60Hz判定時のみマスク時間を設定する構成であ
り、ノイズの影響を削除し、安定した周波数判定を行え
る。
ンス等により低圧化し、その信号を電源周波数整形回路
を通してマイコンの入力端子に入力をする構成であり、
この信号をマイコンのプログラムにより50Hz・60Hzの判
定の際、60Hz判定時のみマスク時間を設定する構成であ
り、ノイズの影響を削除し、安定した周波数判定を行え
る。
実施例 以下本発明の一実施例における電源周波数検出装置に
ついて図面とともに説明する。
ついて図面とともに説明する。
第1図において1は商用電源である。2はその商用電
源を低圧化する低圧トランスであり、商用電源の周波数
はそのままひきつがれる。その低圧化された交流信号を
3の電源周波数整形回路を通してパルス整形し、4のマ
イコンの入力端子(INTと称す)に入力する。次にこの
発明の制御の中心になるマイコンのプログラムを第2図
のフローチャートで説明する。まずスタートから最初に
INTの立上りを検出する。検出後、18.2msecのカウンタ
を動作し18.2msec待つ。次に、18.2msec経過後INT端子
のレベルをセンスし、LOWレベルならば50Hzという異な
ので、50Hz確認カウンタを+1(インクリメント)し、
逆に60Hzの確認カウンタをクリアする。そして50Hzカウ
ンタが8つまり50Hz判定が8回連続した時に初めて50Hz
確定フラグを1にしてこのルーチンから先へ進む。8回
まではスタートに戻りこの処理を繰りかえす。次に前記
レベルセンスによりハイレベルになった時は60Hzの判定
ということで、60Hz確認カウンタをインクリメントし、
50Hz確認カウンタをクリアする。その後、50Hzと同様に
60Hz確認カウンタが8になった時に60Hz確定フラグを1
にするのだが、8回以下の時は、すぐにスタートに戻る
のではなくここで入力マスク時間8msecのディレイタイ
ムを設定し、このディレイが終了して、スタートに戻り
処理を繰りかえす。この簡単なプログラムでこの制御は
実現できる。
源を低圧化する低圧トランスであり、商用電源の周波数
はそのままひきつがれる。その低圧化された交流信号を
3の電源周波数整形回路を通してパルス整形し、4のマ
イコンの入力端子(INTと称す)に入力する。次にこの
発明の制御の中心になるマイコンのプログラムを第2図
のフローチャートで説明する。まずスタートから最初に
INTの立上りを検出する。検出後、18.2msecのカウンタ
を動作し18.2msec待つ。次に、18.2msec経過後INT端子
のレベルをセンスし、LOWレベルならば50Hzという異な
ので、50Hz確認カウンタを+1(インクリメント)し、
逆に60Hzの確認カウンタをクリアする。そして50Hzカウ
ンタが8つまり50Hz判定が8回連続した時に初めて50Hz
確定フラグを1にしてこのルーチンから先へ進む。8回
まではスタートに戻りこの処理を繰りかえす。次に前記
レベルセンスによりハイレベルになった時は60Hzの判定
ということで、60Hz確認カウンタをインクリメントし、
50Hz確認カウンタをクリアする。その後、50Hzと同様に
60Hz確認カウンタが8になった時に60Hz確定フラグを1
にするのだが、8回以下の時は、すぐにスタートに戻る
のではなくここで入力マスク時間8msecのディレイタイ
ムを設定し、このディレイが終了して、スタートに戻り
処理を繰りかえす。この簡単なプログラムでこの制御は
実現できる。
次に第3図が、このプラグラムで制御した時の波形と
チェックのタイミングで、商用電源にノイズが発生し、
それがINT端子に入力されても確実に60Hzと判定してい
る実際の例である。
チェックのタイミングで、商用電源にノイズが発生し、
それがINT端子に入力されても確実に60Hzと判定してい
る実際の例である。
発明の効果 以上のように本発明の電源周波数検出装置においては
以下の効果が得られる。
以下の効果が得られる。
現在の市場でよく発生する外部機器からの発生ノイ
ズ、特にゼロクロス付近に連続して発生するノイズに対
して非常に安定した周波数判定が可能である。
ズ、特にゼロクロス付近に連続して発生するノイズに対
して非常に安定した周波数判定が可能である。
第1図は本発明の一実施例における電源周波数検出装置
のハードブロック図、第2図は同装置の制御フローチャ
ート、第3図は同装置の動作タイミング図、第4図は従
来例1のタイミング図、第5図は従来例2のタイミング
図、第6図は従来例の誤動作タイミング図である。 1……商用電源、2……低圧トランス、3……電源周波
数整形回路、4……マイコン。
のハードブロック図、第2図は同装置の制御フローチャ
ート、第3図は同装置の動作タイミング図、第4図は従
来例1のタイミング図、第5図は従来例2のタイミング
図、第6図は従来例の誤動作タイミング図である。 1……商用電源、2……低圧トランス、3……電源周波
数整形回路、4……マイコン。
Claims (1)
- 【請求項1】商用交流電源を低圧化する低圧トランス
と、低圧トランスの2次側に接続された電源周波数整形
回路と、前記電源周波数整形回路で整形されたパルス出
力を入力するマイクロコンピュータを備え、前記商用電
源の周波数が50Hzから60Hzかを判定する際に、前記パル
ス出力の立上りあるいは立下りから一定時間経過後のパ
ルス出力のハイレベルかロウレベルかの状態で判定し、
60Hzと判定した場合、一定時間の入力禁止時間を持た
し、複数回判定が一致した場合にのみ周波数を確定する
構成とした電源周波数検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1280918A JP2653189B2 (ja) | 1989-10-27 | 1989-10-27 | 電源周波数検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1280918A JP2653189B2 (ja) | 1989-10-27 | 1989-10-27 | 電源周波数検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03142374A JPH03142374A (ja) | 1991-06-18 |
JP2653189B2 true JP2653189B2 (ja) | 1997-09-10 |
Family
ID=17631750
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1280918A Expired - Lifetime JP2653189B2 (ja) | 1989-10-27 | 1989-10-27 | 電源周波数検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2653189B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017198467A (ja) * | 2016-04-25 | 2017-11-02 | キヤノン株式会社 | 検出回路、電源装置、及び画像形成装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56126571U (ja) * | 1980-02-26 | 1981-09-26 |
-
1989
- 1989-10-27 JP JP1280918A patent/JP2653189B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03142374A (ja) | 1991-06-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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