JP2652728B2 - リモコン送信機 - Google Patents
リモコン送信機Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばテレビ/ビデオ
・システムなどのリモコン送信機に関する。
・システムなどのリモコン送信機に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビ用リモコン送信機によってテレビ
を操作し、VTR用リモコン送信機によってVTRを操
作するというのがテレビ/ビデオ・システムの一般的な
リモコン操作の仕方である。しかし、このようにテレ
ビ,VTRそれぞれの専用のリモコン送信機を用い個別
に操作するのはかなり面倒なものである。
を操作し、VTR用リモコン送信機によってVTRを操
作するというのがテレビ/ビデオ・システムの一般的な
リモコン操作の仕方である。しかし、このようにテレ
ビ,VTRそれぞれの専用のリモコン送信機を用い個別
に操作するのはかなり面倒なものである。
【0003】そこで、テレビとVTRとに共用できるリ
モコン送信機が考えられた(例えば特開昭57−769
92号公報参照)。それは、例えば、再生キーを操作す
るだけで、VTRを再生モードにセットする、テレ
ビを空きチャンネル(関西では1CH,関東では2C
H)にセットする、VTRのテレビ/ビデオ切り換え
をビデオ側に切り換える、という3つの動作を順次的か
つ自動的に行うものである。
モコン送信機が考えられた(例えば特開昭57−769
92号公報参照)。それは、例えば、再生キーを操作す
るだけで、VTRを再生モードにセットする、テレ
ビを空きチャンネル(関西では1CH,関東では2C
H)にセットする、VTRのテレビ/ビデオ切り換え
をビデオ側に切り換える、という3つの動作を順次的か
つ自動的に行うものである。
【0004】ところで、リモコン信号のコード体系やビ
ット数はメーカーごとに異なっているので、テレビとV
TRのいずれか一方を他社のものに買い替えた場合に、
それが上記の共用型のリモコン送信機には応答しないも
のである可能性がある。
ット数はメーカーごとに異なっているので、テレビとV
TRのいずれか一方を他社のものに買い替えた場合に、
それが上記の共用型のリモコン送信機には応答しないも
のである可能性がある。
【0005】一方で、学習リモコン(メモリリモコン)
というものがある。これは、他社の機器のリモコン信号
を入力し、その信号コードを分析してメモリに記憶させ
るようになっている。もちろん同社の他の機器のリモコ
ン信号コードを記憶することもできる。A社のテレビの
学習リモコン送信機に、B社のVTRの「再生」のコー
ドを記憶させる場合の操作を説明すると、まず、A社テ
レビの学習リモコン送信機において学習モード(記憶モ
ード)に切り換え、「再生」と対応付けるべき1つのキ
ーを選択して押し操作し、B社VTRに付属のリモコン
送信機の「再生」キーを押して「再生」に係るリモコン
信号をA社学習リモコン送信機に送信する。A社学習リ
モコン送信機に内蔵のマイクロコンピュータは受信した
リモコン信号を所定の手順で解析してRAMに「再生」
のコードを記憶する。A社学習リモコン送信機において
「再生」キーを押すと、マイクロコンピュータはそのコ
ードを読み出してリモコン信号を送信する。これによ
り、B社VTRを再生動作させることができる。
というものがある。これは、他社の機器のリモコン信号
を入力し、その信号コードを分析してメモリに記憶させ
るようになっている。もちろん同社の他の機器のリモコ
ン信号コードを記憶することもできる。A社のテレビの
学習リモコン送信機に、B社のVTRの「再生」のコー
ドを記憶させる場合の操作を説明すると、まず、A社テ
レビの学習リモコン送信機において学習モード(記憶モ
ード)に切り換え、「再生」と対応付けるべき1つのキ
ーを選択して押し操作し、B社VTRに付属のリモコン
送信機の「再生」キーを押して「再生」に係るリモコン
信号をA社学習リモコン送信機に送信する。A社学習リ
モコン送信機に内蔵のマイクロコンピュータは受信した
リモコン信号を所定の手順で解析してRAMに「再生」
のコードを記憶する。A社学習リモコン送信機において
「再生」キーを押すと、マイクロコンピュータはそのコ
ードを読み出してリモコン信号を送信する。これによ
り、B社VTRを再生動作させることができる。
【0006】上記したようにリモコン信号のコード体系
はメーカーごとに相違しているし、同一メーカーであっ
ても機器の種類ごとに相違させている。それは、近年で
は多くの家電機器にリモコン送信機が採用され、各家庭
においてメーカーの異なる何台ものリモコン送信機が使
用されるようになっている実情を踏まえ、各家電機器相
互間で誤動作が生じないようにするためである。しか
し、これでは、各家電機器ごとに別々のリモコン送信機
を使わなければならない煩雑さは免れない。上記の各従
来例は、操作を少しでも簡略化しようとして提案された
ものである。
はメーカーごとに相違しているし、同一メーカーであっ
ても機器の種類ごとに相違させている。それは、近年で
は多くの家電機器にリモコン送信機が採用され、各家庭
においてメーカーの異なる何台ものリモコン送信機が使
用されるようになっている実情を踏まえ、各家電機器相
互間で誤動作が生じないようにするためである。しか
し、これでは、各家電機器ごとに別々のリモコン送信機
を使わなければならない煩雑さは免れない。上記の各従
来例は、操作を少しでも簡略化しようとして提案された
ものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、VTRがほ
とんどの家庭に普及した今日にあっては、ユーザーにと
ってテレビとVTRとは切っても切り離せない関係にあ
る。そして、ここのところがユーザーに操作上の誤解を
与える一因となっているのも事実である。
とんどの家庭に普及した今日にあっては、ユーザーにと
ってテレビとVTRとは切っても切り離せない関係にあ
る。そして、ここのところがユーザーに操作上の誤解を
与える一因となっているのも事実である。
【0008】つまり、例えば、テレビである番組を見て
いてそれを録画しようとするときには、リモコン送信機
の「録画」キーを押しさえすればよいと勘違いしている
ユーザーがいる。しかし、偶然、テレビのチャンネルと
VTRのチャンネルとが一致している場合はともかく、
一致していない場合にはテレビで見ている番組とは異な
る番組が録画されていることになる。番組が終わった後
で再生してみて初めておかしいと気付くが、その原因が
わからないユーザーもいる。正しい操作手順を認識して
いないと、同じ間違いを繰り返すことになる。しかし、
このような間違いの原因をユーザーの責任にのみ帰する
わけにはいかない。
いてそれを録画しようとするときには、リモコン送信機
の「録画」キーを押しさえすればよいと勘違いしている
ユーザーがいる。しかし、偶然、テレビのチャンネルと
VTRのチャンネルとが一致している場合はともかく、
一致していない場合にはテレビで見ている番組とは異な
る番組が録画されていることになる。番組が終わった後
で再生してみて初めておかしいと気付くが、その原因が
わからないユーザーもいる。正しい操作手順を認識して
いないと、同じ間違いを繰り返すことになる。しかし、
このような間違いの原因をユーザーの責任にのみ帰する
わけにはいかない。
【0009】本発明は、このような事情に鑑みて創案さ
れたものであって、ユーザーをあまり煩わせることな
く、複数の機器の間で関連するリモコン指令を各機器に
正しく与えることができるようにすることを目的とす
る。
れたものであって、ユーザーをあまり煩わせることな
く、複数の機器の間で関連するリモコン指令を各機器に
正しく与えることができるようにすることを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係るリモコン送
信機は、テレビとVTRのうちいずれか一方である第1
の機器に対して各種の動作指令を与えるリモコンコード
をそれぞれが対応するキーと個別的に関連付けた状態で
不揮発的に格納している第1の記憶手段と、学習モード
において他方の第2の機器のリモコン送信機から送信さ
れリモコン信号受信部において受信したリモコンコード
をそのとき押し操作されているキーと対応付けた状態で
記憶更新可能な第2の記憶手段と、通常モードにおいて
押し操作されたキーに対応したリモコンコードを第1の
記憶手段から読み出して表コードと裏コードとの複数の
リモコンコードを一組としてリモコン信号送信部に送出
する動作と第2の記憶手段から読み出して表コードと裏
コードとの複数のリモコン コードを一組としてリモコン
信号送信部に送出する動作とを交互に切り換える読み出
し制御手段とを備えている。
信機は、テレビとVTRのうちいずれか一方である第1
の機器に対して各種の動作指令を与えるリモコンコード
をそれぞれが対応するキーと個別的に関連付けた状態で
不揮発的に格納している第1の記憶手段と、学習モード
において他方の第2の機器のリモコン送信機から送信さ
れリモコン信号受信部において受信したリモコンコード
をそのとき押し操作されているキーと対応付けた状態で
記憶更新可能な第2の記憶手段と、通常モードにおいて
押し操作されたキーに対応したリモコンコードを第1の
記憶手段から読み出して表コードと裏コードとの複数の
リモコンコードを一組としてリモコン信号送信部に送出
する動作と第2の記憶手段から読み出して表コードと裏
コードとの複数のリモコン コードを一組としてリモコン
信号送信部に送出する動作とを交互に切り換える読み出
し制御手段とを備えている。
【0011】
【作用】第2の機器のリモコン送信機において登録され
ているリモコンコードを第1の機器のリモコン送信機に
コピーするときは、第1のリモコン送信機を学習モード
にし、第2のリモコン送信機において押し操作している
キーに対応するキーを第1のリモコン送信機において押
し操作する。第2のリモコン送信機から送信されたリモ
コンコードが第1のリモコン送信機のリモコン信号受信
部において受信され、そのリモコンコードが第1のリモ
コン送信機における第2の記憶手段に現在押し操作して
いるキーと対応付けられて記憶される。
ているリモコンコードを第1の機器のリモコン送信機に
コピーするときは、第1のリモコン送信機を学習モード
にし、第2のリモコン送信機において押し操作している
キーに対応するキーを第1のリモコン送信機において押
し操作する。第2のリモコン送信機から送信されたリモ
コンコードが第1のリモコン送信機のリモコン信号受信
部において受信され、そのリモコンコードが第1のリモ
コン送信機における第2の記憶手段に現在押し操作して
いるキーと対応付けられて記憶される。
【0012】第1のリモコン送信機を通常モードにして
ある1つのキーを押し操作すると、読み出し制御手段
は、そのキーに対応したリモコンコードを第1の記憶手
段から読み出す動作と、同一のキーに対応したリモコン
コードを第2の記憶手段から読み出す動作とを交互に切
り換える。これに伴ってリモコン信号送信部は第1の機
器に対するリモコンコードの送信状態と第2の機器に対
するリモコンコードの送信状態とが交互に切り換えられ
る。
ある1つのキーを押し操作すると、読み出し制御手段
は、そのキーに対応したリモコンコードを第1の記憶手
段から読み出す動作と、同一のキーに対応したリモコン
コードを第2の記憶手段から読み出す動作とを交互に切
り換える。これに伴ってリモコン信号送信部は第1の機
器に対するリモコンコードの送信状態と第2の機器に対
するリモコンコードの送信状態とが交互に切り換えられ
る。
【0013】しかも、各機器に対するリモコンコード
は、表コードと裏コードとの複数のリモコンコードを一
組として送信される。
は、表コードと裏コードとの複数のリモコンコードを一
組として送信される。
【0014】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係るテレビ/ビデ
オ・システムのリモコン送信機のブロック線図である。
本実施例では、第1の機器がテレビ、第2の機器がVT
Rであるとする。
オ・システムのリモコン送信機のブロック線図である。
本実施例では、第1の機器がテレビ、第2の機器がVT
Rであるとする。
【0015】テレビのリモコン送信機Aは、マイクロコ
ンピュータを構成するCPU1、第1の記憶手段である
読み出し専用のROM2および第2の記憶手段である読
み書き自在なスタティックRAM(SRAM)3と、キ
ーマトリクスからなる入力操作部4と、リモコン信号送
信部5と、リモコン信号受信部6と、波形整形部7と、
スタティックRAM3のバックアップ用コンデンサ8な
どを備えている。ROM2は、学習機能のためのプログ
ラムを含む所要のプログラムを格納しているとともに、
テレビに対して各種の動作指令を与えるリモコンコード
をそれぞれが入力操作部4における各キーと個別的に関
連付けた状態で格納している。
ンピュータを構成するCPU1、第1の記憶手段である
読み出し専用のROM2および第2の記憶手段である読
み書き自在なスタティックRAM(SRAM)3と、キ
ーマトリクスからなる入力操作部4と、リモコン信号送
信部5と、リモコン信号受信部6と、波形整形部7と、
スタティックRAM3のバックアップ用コンデンサ8な
どを備えている。ROM2は、学習機能のためのプログ
ラムを含む所要のプログラムを格納しているとともに、
テレビに対して各種の動作指令を与えるリモコンコード
をそれぞれが入力操作部4における各キーと個別的に関
連付けた状態で格納している。
【0016】テレビのリモコン送信機Aにおけるスタテ
ィックRAM3に、VTRのリモコン送信機Bに予め登
録されているリモコンコードをコピーするときの要領を
説明する。テレビのリモコン送信機Aにおいて入力操作
部4の学習モードのためのキー(記憶キー)を押し操作
すると、CPU1は学習モードに切り換わる。入力操作
部4の「1CH」のキーを押し操作した状態で、VTR
のリモコン送信機Bのチャンネルキー「1CH」を押し
操作してVTR「1CH」のリモコンコードをテレビの
リモコン送信機Aのリモコン信号受信部6に向けて送信
する。リモコン信号受信部6が受信したリモコンコード
は波形整形部7において波形整形されてCPU1に入力
される。CPU1は、入力したリモコンコードを解析し
データ圧縮を施してから現在押し操作されているキー
「1CH」と対応付けてスタティックRAM3に格納す
る。以下、図2のキー/コード対応図のように、「2C
H」〜「12CH」についても同様にして、VTRのリ
モコン送信機Bから送信されたリモコンコードを各チャ
ンネルキーごとに対応付けてスタティックRAM3に格
納する。
ィックRAM3に、VTRのリモコン送信機Bに予め登
録されているリモコンコードをコピーするときの要領を
説明する。テレビのリモコン送信機Aにおいて入力操作
部4の学習モードのためのキー(記憶キー)を押し操作
すると、CPU1は学習モードに切り換わる。入力操作
部4の「1CH」のキーを押し操作した状態で、VTR
のリモコン送信機Bのチャンネルキー「1CH」を押し
操作してVTR「1CH」のリモコンコードをテレビの
リモコン送信機Aのリモコン信号受信部6に向けて送信
する。リモコン信号受信部6が受信したリモコンコード
は波形整形部7において波形整形されてCPU1に入力
される。CPU1は、入力したリモコンコードを解析し
データ圧縮を施してから現在押し操作されているキー
「1CH」と対応付けてスタティックRAM3に格納す
る。以下、図2のキー/コード対応図のように、「2C
H」〜「12CH」についても同様にして、VTRのリ
モコン送信機Bから送信されたリモコンコードを各チャ
ンネルキーごとに対応付けてスタティックRAM3に格
納する。
【0017】さらに、入力操作部4に予め割り付けられ
ている「ビデオ録画」キーを押し操作した状態で、VT
Rのリモコン送信機Bの「録画」キーを押し操作してV
TR「録画」のリモコンコードを「ビデオ録画」キーと
対応付けてスタティックRAM3に格納する。また、入
力操作部4に予め割り付けられている「ビデオ再生」キ
ーを押し操作した状態で、VTRのリモコン送信機Bの
「再生」キーを押し操作してVTR「再生」のリモコン
コードを「ビデオ再生」キーと対応付けてスタティック
RAM3に格納する。また、入力操作部4に予め割り付
けられている「ビデオ電源」キーを押し操作した状態
で、VTRのリモコン送信機Bの「電源」キーを押し操
作してVTR「電源」のリモコンコードを「ビデオ電
源」キーと対応付けてスタティックRAM3に格納す
る。なお、通常モードで、「ビデオ録画」キーまたは
「ビデオ再生」キーを押し操作したときは、テレビはダ
イレクト入力の「ビデオ1モード」となるものとする。
ここで、ダイレクト入力とは、同一コードが繰り返され
ても、「ビデオ1モード」を保ち、「ビデオ2モード」
や「ビデオ3モード」にはならないことを指している。
ている「ビデオ録画」キーを押し操作した状態で、VT
Rのリモコン送信機Bの「録画」キーを押し操作してV
TR「録画」のリモコンコードを「ビデオ録画」キーと
対応付けてスタティックRAM3に格納する。また、入
力操作部4に予め割り付けられている「ビデオ再生」キ
ーを押し操作した状態で、VTRのリモコン送信機Bの
「再生」キーを押し操作してVTR「再生」のリモコン
コードを「ビデオ再生」キーと対応付けてスタティック
RAM3に格納する。また、入力操作部4に予め割り付
けられている「ビデオ電源」キーを押し操作した状態
で、VTRのリモコン送信機Bの「電源」キーを押し操
作してVTR「電源」のリモコンコードを「ビデオ電
源」キーと対応付けてスタティックRAM3に格納す
る。なお、通常モードで、「ビデオ録画」キーまたは
「ビデオ再生」キーを押し操作したときは、テレビはダ
イレクト入力の「ビデオ1モード」となるものとする。
ここで、ダイレクト入力とは、同一コードが繰り返され
ても、「ビデオ1モード」を保ち、「ビデオ2モード」
や「ビデオ3モード」にはならないことを指している。
【0018】次に、テレビのリモコン送信機Aからテレ
ビとVTRとにリモコンコードを送信する場合の動作を
説明する。このときは、テレビのリモコン送信機Aは通
常モードとなっている。また、VTRのリモコン送信機
Bは不要である。なお、電池交換に伴ってVccが無くな
っても、コンデンサ8がスタティックRAM3をバック
アップしているので、一定の時間内であればスタティッ
クRAM3に格納したリモコンコードは消失しない。
ビとVTRとにリモコンコードを送信する場合の動作を
説明する。このときは、テレビのリモコン送信機Aは通
常モードとなっている。また、VTRのリモコン送信機
Bは不要である。なお、電池交換に伴ってVccが無くな
っても、コンデンサ8がスタティックRAM3をバック
アップしているので、一定の時間内であればスタティッ
クRAM3に格納したリモコンコードは消失しない。
【0019】さて、テレビのリモコン送信機Aにおいて
入力操作部4でチャンネルキー「1CH」を押し操作し
たときは、図3のタイミングチャートに示すように、C
PU1は、チップセレクト信号をROM2にセットして
ROM2からテレビ「1CH」のリモコンコードを読み
出して伸長し、「1CH」の表コード、「1CH」の裏
コード、「1CH」の表コードというように表,裏,表
の複数のリモコンコードを1組としてリモコン信号送信
部5に送り出し、リモコン信号送信部5から赤外線(ま
たは超音波)の形で送信する。表,裏,表で1組のテレ
ビ「1CH」のリモコンコードの送信が終わると、CP
U1は、チップセレクト信号をスタティックRAM3に
切り換えてスタティックRAM3からVTR「1CH」
のリモコンコードを読み出し、表,裏,表の複数のリモ
コンコードを1組としてリモコン信号送信部5から送信
させる。1組のVTR「1CH」のリモコンコードの送
信が終わると、CPU1は、チップセレクト信号をRO
M2に切り換えて、上記の動作を交互に繰り返す。これ
により、1つのキーであるチャンネルキー「1CH」の
押し操作によって、テレビの受信チャンネルとVTRの
受信チャンネルとをともに「1CH」に切り換えること
ができる。チャンネルキー「1CH」の押し操作を解除
すると、CPU1によるリモコンコード読み出し動作が
終了する。
入力操作部4でチャンネルキー「1CH」を押し操作し
たときは、図3のタイミングチャートに示すように、C
PU1は、チップセレクト信号をROM2にセットして
ROM2からテレビ「1CH」のリモコンコードを読み
出して伸長し、「1CH」の表コード、「1CH」の裏
コード、「1CH」の表コードというように表,裏,表
の複数のリモコンコードを1組としてリモコン信号送信
部5に送り出し、リモコン信号送信部5から赤外線(ま
たは超音波)の形で送信する。表,裏,表で1組のテレ
ビ「1CH」のリモコンコードの送信が終わると、CP
U1は、チップセレクト信号をスタティックRAM3に
切り換えてスタティックRAM3からVTR「1CH」
のリモコンコードを読み出し、表,裏,表の複数のリモ
コンコードを1組としてリモコン信号送信部5から送信
させる。1組のVTR「1CH」のリモコンコードの送
信が終わると、CPU1は、チップセレクト信号をRO
M2に切り換えて、上記の動作を交互に繰り返す。これ
により、1つのキーであるチャンネルキー「1CH」の
押し操作によって、テレビの受信チャンネルとVTRの
受信チャンネルとをともに「1CH」に切り換えること
ができる。チャンネルキー「1CH」の押し操作を解除
すると、CPU1によるリモコンコード読み出し動作が
終了する。
【0020】チャンネルキー「2CH」を押し操作した
ときは、テレビもVTRも「2CH」に切り換わり、以
下同様に、各チャンネルキー「3CH」〜「12CH」
の押し操作によって、受信チャンネルはテレビもVTR
も同一チャンネルを保ちながら、押し操作チャンネルキ
ーに対応して「3CH」〜「12CH」と切り換わって
いく。いずれにしても、ある1つのチャンネルキー「n
CH」(n=1,2・・・12)の押し操作によってテ
レビの受信チャンネルとVTRの受信チャンネルをとも
に「nCH」に切り換えることができる。
ときは、テレビもVTRも「2CH」に切り換わり、以
下同様に、各チャンネルキー「3CH」〜「12CH」
の押し操作によって、受信チャンネルはテレビもVTR
も同一チャンネルを保ちながら、押し操作チャンネルキ
ーに対応して「3CH」〜「12CH」と切り換わって
いく。いずれにしても、ある1つのチャンネルキー「n
CH」(n=1,2・・・12)の押し操作によってテ
レビの受信チャンネルとVTRの受信チャンネルをとも
に「nCH」に切り換えることができる。
【0021】いま、受信チャンネルが「6CH」のとき
にテレビ画面に映し出されている番組を録画したいと思
った場合、ユーザーは、従来のように現在のVTRにお
ける受信チャンネルが果たして「6CH」になっている
のかどうかを確かめる必要がない。なぜなら、VTRの
受信チャンネルがテレビ画面に映し出されているチャン
ネルと常に同じチャンネルになっているからである。ユ
ーザーは「ビデオ録画」キーを押し操作するだけでよ
い。これにより、VTRは録画モードとなり、テレビ画
面に映し出さされている番組を録画することになる。同
時にテレビは「ビデオ1モード」(ダイレクト)とな
り、VTRを通って入力されてくるチャンネルの番組を
画面に表示する。このとき、「ビデオ録画」キーを押す
前に録画を希望した番組(これはVTRを通らずに入力
されている)と同一の番組が表示されることになり、現
在録画している番組を確認することができる。もし、V
TRの電源がOFFになっていると、画面は何も映らな
い状態となるので、電源OFFの状態をユーザーに知ら
せることができる。「6CH」の番組を録画する状態と
した後に別のチャンネルである例えば「4CH」の番組
を見たいときは、従来どおり「テレビモード」キーを押
した後に、チャンネルキー「4CH」を押し操作すれば
よい。このときは、VTRは録画モードとなっているの
でチャンネル切り換えは受け付けず、したがって、テレ
ビのみチャンネルが切り換わる。
にテレビ画面に映し出されている番組を録画したいと思
った場合、ユーザーは、従来のように現在のVTRにお
ける受信チャンネルが果たして「6CH」になっている
のかどうかを確かめる必要がない。なぜなら、VTRの
受信チャンネルがテレビ画面に映し出されているチャン
ネルと常に同じチャンネルになっているからである。ユ
ーザーは「ビデオ録画」キーを押し操作するだけでよ
い。これにより、VTRは録画モードとなり、テレビ画
面に映し出さされている番組を録画することになる。同
時にテレビは「ビデオ1モード」(ダイレクト)とな
り、VTRを通って入力されてくるチャンネルの番組を
画面に表示する。このとき、「ビデオ録画」キーを押す
前に録画を希望した番組(これはVTRを通らずに入力
されている)と同一の番組が表示されることになり、現
在録画している番組を確認することができる。もし、V
TRの電源がOFFになっていると、画面は何も映らな
い状態となるので、電源OFFの状態をユーザーに知ら
せることができる。「6CH」の番組を録画する状態と
した後に別のチャンネルである例えば「4CH」の番組
を見たいときは、従来どおり「テレビモード」キーを押
した後に、チャンネルキー「4CH」を押し操作すれば
よい。このときは、VTRは録画モードとなっているの
でチャンネル切り換えは受け付けず、したがって、テレ
ビのみチャンネルが切り換わる。
【0022】買い替えによってVTRを他メーカーの新
しいものに替えたとする。この場合、学習モードにして
新しいVTRに付属のリモコン送信機のリモコンコード
をテレビのリモコン送信機Aにコピーすることにより、
上記と同様の効果を発揮できる。
しいものに替えたとする。この場合、学習モードにして
新しいVTRに付属のリモコン送信機のリモコンコード
をテレビのリモコン送信機Aにコピーすることにより、
上記と同様の効果を発揮できる。
【0023】なお、上記実施例では、テレビのリモコン
送信機AにVTRのリモコン送信機Bのリモコンコード
をコピーするようにしたが、これとは逆に、VTRのリ
モコン送信機Bにテレビのリモコン送信機Aのリモコン
コードをコピーするようにしてもよい。
送信機AにVTRのリモコン送信機Bのリモコンコード
をコピーするようにしたが、これとは逆に、VTRのリ
モコン送信機Bにテレビのリモコン送信機Aのリモコン
コードをコピーするようにしてもよい。
【0024】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、第1の
リモコン送信機が第2のリモコン送信機のリモコンコー
ドをコピーする機能をもっているので、第2の機器を他
メーカーのものと交換しても充分に対応することができ
る。また、複数の機器、例えばテレビとVTRとの間で
関連するリモコン指令をテレビとVTRとに与えるのに
1つのキーの押し操作ですむから、操作性を向上するこ
とができる。例えば、チャンネルキーの「6CH」を押
し操作すると受信チャンネルはテレビもVTRも6CH
となるといった具合に、テレビの受信チャンネルとVT
Rの受信チャンネルとを互いに一致させた状態で同時進
行的に切り換えることができるので、「録画」キーを押
し操作するとテレビ画面に現在映し出されている番組を
間違いなく録画することができ、勘違いによる録画ミス
を防止できる。
リモコン送信機が第2のリモコン送信機のリモコンコー
ドをコピーする機能をもっているので、第2の機器を他
メーカーのものと交換しても充分に対応することができ
る。また、複数の機器、例えばテレビとVTRとの間で
関連するリモコン指令をテレビとVTRとに与えるのに
1つのキーの押し操作ですむから、操作性を向上するこ
とができる。例えば、チャンネルキーの「6CH」を押
し操作すると受信チャンネルはテレビもVTRも6CH
となるといった具合に、テレビの受信チャンネルとVT
Rの受信チャンネルとを互いに一致させた状態で同時進
行的に切り換えることができるので、「録画」キーを押
し操作するとテレビ画面に現在映し出されている番組を
間違いなく録画することができ、勘違いによる録画ミス
を防止できる。
【0025】しかも、第1の機器に対するリモコンコー
ドと、第2の機器に対するリモコンコードとを、それぞ
れ表コードと裏コードとの複数のリモコンコードを一組
として交互に送信するので、例えば、単に表コードのみ
で送信する場合に比べて、受信側でより正確にデコード
することが可能となる。
ドと、第2の機器に対するリモコンコードとを、それぞ
れ表コードと裏コードとの複数のリモコンコードを一組
として交互に送信するので、例えば、単に表コードのみ
で送信する場合に比べて、受信側でより正確にデコード
することが可能となる。
【図1】本発明の一実施例に係るテレビ/ビデオ・シス
テムのリモコン送信機のブロック線図である。
テムのリモコン送信機のブロック線図である。
【図2】実施例に係るキー/コード対応図である。
【図3】実施例に係るタイミングチャートである。
A テレビのリモコン送信機 B VTRのリモコン送信機 1 CPU 2 ROM(第1の記憶手段) 3 スタティックRAM(第2の記憶手段) 4 入力操作部(キーマトリクス) 5 リモコン信号送信部 6 リモコン信号受信部
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の機器を制御するリモコン送信機で
あって、第1の機器に対して各種の動作指令を与えるリ
モコンコードをそれぞれが対応するキーと個別的に関連
付けた状態で不揮発的に格納している第1の記憶手段
と、学習モードにおいて第2の機器のリモコン送信機か
ら送信されリモコン信号受信部において受信したリモコ
ンコードをそのとき押し操作されているキーと対応付け
た状態で記憶更新可能な第2の記憶手段と、通常モード
において押し操作されたキーに対応したリモコンコード
を第1の記憶手段から読み出して表コードと裏コードと
の複数のリモコンコードを一組としてリモコン信号送信
部に送出する動作と第2の記憶手段から読み出して表コ
ードと裏コードとの複数のリモコンコードを一組として
リモコン信号送信部に送出する動作とを交互に切り換え
る読み出し制御手段とを備えているリモコン送信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3001041A JP2652728B2 (ja) | 1991-01-09 | 1991-01-09 | リモコン送信機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3001041A JP2652728B2 (ja) | 1991-01-09 | 1991-01-09 | リモコン送信機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04235497A JPH04235497A (ja) | 1992-08-24 |
JP2652728B2 true JP2652728B2 (ja) | 1997-09-10 |
Family
ID=11490479
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3001041A Expired - Fee Related JP2652728B2 (ja) | 1991-01-09 | 1991-01-09 | リモコン送信機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2652728B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008294988A (ja) * | 2007-05-28 | 2008-12-04 | Panasonic Electric Works Co Ltd | ワイヤレス送信器 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2718475B2 (ja) * | 1987-05-22 | 1998-02-25 | パイオニア株式会社 | 学習機能付リモートコントロール装置 |
JPS63290098A (ja) * | 1987-05-22 | 1988-11-28 | Pioneer Electronic Corp | 学習リモ−トコントロ−ル装置 |
JPH04159897A (ja) * | 1990-10-23 | 1992-06-03 | Fujitsu General Ltd | Avシステムのリモコン制御方式 |
-
1991
- 1991-01-09 JP JP3001041A patent/JP2652728B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04235497A (ja) | 1992-08-24 |
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Legal Events
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