JP2651355B2 - 分級機 - Google Patents

分級機

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JP2651355B2
JP2651355B2 JP6205345A JP20534594A JP2651355B2 JP 2651355 B2 JP2651355 B2 JP 2651355B2 JP 6205345 A JP6205345 A JP 6205345A JP 20534594 A JP20534594 A JP 20534594A JP 2651355 B2 JP2651355 B2 JP 2651355B2
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    • B03B5/36Devices therefor, other than using centrifugal force
    • B03B5/42Devices therefor, other than using centrifugal force of drum or lifting wheel type
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    • B03B2011/008Screw dischargers

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  • Separation Of Solids By Using Liquids Or Pneumatic Power (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、土砂と水とが混合され
た状態の原料から砂を回収するための分級機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の分級機において、本出願人は、
比較的細かい砂も効率良く回収できるものとして、特願
平3−195961号(特開平5−23613号公報)
を出願している。このものの構成を図7及び図8を参照
して説明する。
【0003】プール1は、投入口2aから供給される原
料を貯留する貯留槽2と、この貯留槽2と連なる沈殿槽
3とを有していて、これら貯留槽2と沈殿槽3の並び方
向に長い長方形状をなしている。このうちの貯留槽2側
には、外周部に多数個の掬い部4aを有する短円筒状を
なすバケット車4が軸5を中心に回転するように設けら
れ、また、沈殿槽3内には、プール1の長手方向に延び
る移送手段としてのスクリューコンベア6が設けられて
いる。プール1上には、バケット車4の中央部から沈殿
槽3側へ延びる篩装置7が設けられていると共に、この
篩装置7の先端部からプール1の外部にわたってベルト
コンベア8が設けられている。また、沈殿槽3には、該
沈殿槽3からオーバーフローする水を流すための樋9が
設けられている。
【0004】上記構成において、土砂と水とが混合され
た状態の原料が投入口2aから投入されると、その原料
は貯留槽2へ供給され、その原料中の砂の多くは貯留槽
2の底部に貯留されるようになる。そして、バケット車
4の回転に伴い、各掬い部4aにより貯留槽2に貯留さ
れた砂が掬い出され、その砂は篩装置7の網7a上に落
とされる。網7a上に落とされた砂は、振動モータ7b
による振動により水切りされながらベルトコンベア8側
へ送られ、そのベルトコンベア8により製品として外部
に取り出される。
【0005】また、上記貯留槽2においては、バケット
車4の回転に伴い原料が掻き混ぜられ、これに伴い砂の
一部は水中を浮遊するようになる。浮遊した砂は沈殿槽
3側へも流れ、この沈殿槽3において浮遊しながら徐々
に沈殿するようになる。沈殿槽3において沈殿した砂
は、スクリューコンベア6により貯留槽2側へ送られ、
上記バケット車4の掬い部4aにより掬い出されるよう
になる。なお、粘土成分のような細かい粒子の不要物
は、沈殿槽3からオーバーフローする水と共に樋9を介
して外部へ排出される。
【0006】このようなことを繰り返すことにより、比
較的細かい粒子の砂まで効率良く回収することができる
ようになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記構成の
分級機を設置する場合、上記プール1の短辺1a側の幅
寸法L1が約400cmと大きいため、プール1を組み
立てた状態ではトラックに積み込んで運ぶということが
できないものであった。このため、従来では、分級機を
複数個に分割して複数台のトラックに積み込み、現地ま
で運んだ後、現地で組み立てなければならなず、運搬な
どに多くの経費がかかるという不具合があった。
【0008】ちなみに、上記構成のものでは、バケット
車4はプール1の長手方向(矢印A方向)に対して直交
する形態、換言すれば、バケット車4はこれの軸方向
(矢印B方向)をプール1の長手方向に沿わせた形態で
配置されているため、プール1における短辺1a側の幅
寸法L1はそのバケット車4の直径寸法D1より小さく
することができないという事情がある。
【0009】この場合、プール1の短辺1a側の幅寸法
L1を小さくするには、バケット車4の直径寸法D1を
小さくすることで対応することができることになる。し
かしながら、このようにした場合には、バケット車4が
小さくなる分、分級機としての処理能力が低下してしま
うことになる。
【0010】また、上記構成のものでは、沈殿槽3に沈
殿した砂を貯留槽2側へ運ぶスクリューコンベア6は、
バケット車4の手前までしか設置することができないた
め、砂をバケット車4の手前までしか運ぶことができな
いという不具合もあった。
【0011】そこで、本発明の目的は、バケット車を小
さくすることなくプールの短辺側の幅寸法を小さくでき
て、運搬などにかかる経費を低減することができ、ま
た、沈殿槽に沈殿した砂を移送手段によりバケット車に
対して効率良く送ることができる分級機を提供するにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の分級機は、土砂
と水とが混合された状態の原料が供給される貯留槽を有
すると共に、この貯留槽に連なり砂より細かい粒子の不
要物を水と共にオーバーフローさせて排出する沈殿槽を
有したプールと、このプールに当該プールの長手方向に
沿って延びるように設けられ、前記沈殿槽の底部に沈殿
した砂を前記貯留槽に向けて移送する移送手段と、前記
貯留槽に回転可能に配設され、直径寸法に対して軸方向
の幅寸法が小さく設定された円形状をなすと共に、外周
部に多数個の掬い部を有し、回転に伴い前記掬い部によ
り貯留槽内から砂を掬い出すバケット車と、このバケッ
ト車により掬い出された砂を水切りしながら外部へ取り
出す取り出し手段とを備え、前記バケット車を、これの
軸方向が前記プールの長手方向に対して直交する形態で
配置すると共に、前記移送手段の貯留槽側の一端部を前
記バケット車とラップさせたことを特徴とするものであ
る(請求項1)。
【0013】
【0014】また、移送手段はバケット車の軸方向の両
側に位置するように2列配置し、沈殿槽において、これ
ら2列の移送手段の間に、沈殿した砂を移送手段側へ案
内する斜面を有する山部を設けた構成とすることが好ま
しい(請求項)。移送手段はスクリューコンベアによ
り構成することが好ましい(請求項)。
【0015】さらに、取り出し手段は篩装置により構成
し、この篩装置は、バケット車の中央部からプールの縁
部にわたって設けることが好ましい(請求項4)
【0016】
【作用】請求項1の分級機によれば、バケット車はプー
ルの長手方向に沿った形態で配置されることになるか
ら、プールの短辺側の幅寸法としては、バケット車の直
径寸法より小さくすることが可能になる。従って、バケ
ット車を小さくすることなくプールの短辺側の幅寸法
を、例えばトラックに載せて運ぶことができる程度の幅
にまで小さくすることができ、ひいてはプールを1台の
トレーラートラックで運搬することが可能となる。
【0017】また、移送手段の一端部をバケット車に一
部ラップさせているので、沈殿槽に沈殿した砂を移送手
段によりバケット車の掬い部により掬い出しやすい位置
まで運ぶことができ、砂を効率良く掬い出せるようにな
る。
【0018】請求項の分級機によれば、沈殿槽におい
て、2列の移送手段の間に山部を設けているから、山部
の斜面により砂の沈殿を促進できると共に、沈殿した砂
を移送手段側に集めることができ、ひいては砂を貯留槽
側へ効率良く送ることができる。
【0019】請求項の分級機によれば、取り出し手段
を構成する篩装置を、プールの縁部にまでわたって設け
ているので、プール上にはベルトコンベア等の他の搬送
手段を設ける必要をなくすことができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図1ない
し図6を参照して説明する。上面が開放されたプール1
1は、図1における右側に貯留槽12を有すると共に、
左側にこの貯留槽12に連なった沈殿槽13を有してお
り、これら貯留槽13と沈殿槽13の並び方向である左
右方向に長い形状をなしている。プール11の右端部に
は投入口14が形成されており、この投入口14から土
砂と水とが混合された状態の原料が投入され、その投入
された原料は、図4に示すように、貯留槽12の底部と
連通するように形成された供給口15を通して貯留槽1
2内に供給されるようになっている。
【0021】貯留槽12内には、外周部に砂を掬うため
の多数個の掬い部16を有する円形状をなすバケット車
17が軸18を中心に回転するように配設されている。
このバケット車17は、その直径寸法D2に対して軸方
向の幅寸法L2が小さく設定された短円筒状をなしてい
て、モータ19によりチェーン20を介して矢印C方向
へ回転されるようになっている。各掬い部16の軸方向
両側の側面は、パンチングメタルにより構成されてい
て、多数個のパンチング孔16aが形成されている。ま
た、各掬い部16の軸方向両側の外周部には、補助掬い
口16bが側方へ突出する状態で形成されている。
【0022】ここで、上記バケット車17は、図1で明
らかなように、該バケット車17の軸方向(矢印B方
向)がプール11の長手方向(矢印A方向)に対して直
交する形態で配置されており、換言すれば、バケット車
17は、プール11の長手方向に沿わせた形態で配置さ
れている。
【0023】上記貯留槽12の上面部分において、バケ
ット車17の中央部からプール11の後部側の縁部にわ
たって、砂の取り出し手段を構成する篩装置21が設け
られている。この篩装置21は、図5に示されるよう
に、後方に向かって傾斜した状態でスプリング22を介
して弾性的に支持された支持台23と、この支持台23
に取り付けられた加振用のユーラスモータから成る2個
の振動モータ24と、支持台23に設けられた網25と
から構成されている。支持台2の後部側の下部には、網
25でふるい落とされた水や粘土成分などをプール11
側へ戻すためのシュート23aが設けられている。ま
た、貯留槽12の上面部分において、バケット車17の
周囲には点検用の歩廊26が設けられている。
【0024】一方、沈殿槽13内の底部には、移送手段
としてのスクリューコンベア27がプール11の長手方
向に沿って2本配設されている。これら2本のスクリュ
ーコンベア27は、バケット車17の軸方向の両側に位
置するように前部と後部とに配置されていると共に、そ
れぞれの貯留槽12側の一端部がバケット車17と延び
方向において一部ラップするように配置されている(図
4参照)。
【0025】また、沈殿槽13内の底部には、図6に示
すように、2本のスクリューコンベア27,27間に位
置して山部28が設けられている。この山部28は、ス
クリューコンベア27に沿って左右方向に延び、前部及
び後部にそれぞれスクリューコンベア27側に下降傾斜
する斜面28a,28aを有している。
【0026】沈殿槽13の上面部には、オーバーフロー
する水を流すための複数本の樋29が設けられていると
共に、沈殿槽13の周囲には樋29より深い樋30が設
けられている。なお、樋29の側面には図示はしないが
堰調整板を上下動可能に設けていて、オーバーフローす
る水位を調整できる構成としている。プール11の左側
の端部には、オーバーフローした水を外部へ排出するた
めの排水口31が設けられている。
【0027】沈殿槽13内において、樋29と山部28
の頂部との間には、沈殿槽13内を流れる水の流速を抑
えるための流速抑制板32と樋支え33が設けられてい
る。このうち流速抑制板32は、沈殿槽13の前後の幅
方向にわたって設けられている。
【0028】次に上記構成の作用を説明する。土砂と水
とが混合された状態の原料が投入口14から投入される
と、その投入された原料は、供給口15を通して貯留槽
12内に供給されて貯留される。そして、バケット車1
7の矢印C方向への回転に伴い、各掬い部16及び補助
掬い口16bにより貯留槽12に貯留された砂S(図4
及び図5参照)が掬い出され、その砂Sは篩装置21の
網25上に落とされる。
【0029】このとき、各掬い部16にはパンチング孔
16aが形成されているので、砂と共に掬われた水や粒
子の細かい粘土成分等はパンチング孔16aからこぼれ
ることになる。また、網25上に落とされた砂Sは、振
動モータ24による振動により水切りされながら後端部
へ送り出され、図示しないベルトコンベアにより製品と
して外部に取り出されることになる。
【0030】また、貯留槽12においては、バケット車
17の回転に伴い原料が掻き混ぜられ、これに伴い貯留
槽12に残された砂Sの一部は水中に浮遊するようにな
る。浮遊した砂Sは沈殿槽13側へも流れ、この沈殿槽
13において浮遊しながら徐々に沈殿するようになる。
【0031】このとき、沈殿槽13の底部には山部28
が設けられているので、砂Sはその山部28の斜面28
aにも沈殿し、その斜面28aに沈殿した砂Sは、前後
両側のスクリューコンベア27側へ案内されるようにな
る。また、沈殿槽13内には流速抑制板32が設けられ
ているので、その流速抑制板32により沈殿槽13内に
おける水の流動が極力抑えられるようになり、これに伴
い砂Sの沈殿が促進されると共に、沈殿槽13における
波立ちが極力抑えられるようになる。このようにして沈
殿槽13において沈殿した砂Sは、両スクリューコンベ
ア27により貯留槽12側へ送り戻され(図5参照)、
最終的にバケット車17の掬い部16により掬い出され
るようになる。
【0032】また、沈殿槽13においてオーバーフロー
する水は、樋29,30を通して排水口31から外部へ
排出される。このとき、水中に浮遊する粘土成分のよう
な細かい粒子の不要物も、沈殿槽13からオーバーフロ
ーする水と共に外部へ排出される。
【0033】このようなことを繰り返すことにより、比
較的細かい粒子の砂まで効率良く回収することができる
ようになる。
【0034】上記した実施例によれば、バケット車17
は、該バケット車17の軸方向(矢印B方向)がプール
11の長手方向(矢印A方向)に対して直交する形態で
配置していて、プール11の長手方向に沿わせた形態で
配置しているから、プール11の短辺11a側の幅寸法
L3としては、バケット車17の直径寸法D2より小さ
くすることが可能になる。そこで、本実施例では、バケ
ット車17の直径寸法D2を従来と同様な寸法(約36
0cm)に設定しながらも、プール11の短辺11a側
の幅寸法L3を、トラックに載せて運ぶことができる程
度の幅である約320cmに設定することができる。
【0035】これにより、プール11を複数個に分割す
ることなく、組み立てたままの状態で、1台のトレーラ
ートラックで運搬することが可能となるので、分級機を
設置する場合において、運搬が容易になると共に、現地
での組み立ても容易となり、運搬や組み立てにかかる経
費を大幅に低減することができるようになる。
【0036】また、上記実施例によれば、沈殿槽13に
おいて、2本のスクリューコンベア27,27間に山部
28を設けているから、その山部28の斜面28a,2
8aにより砂Sの沈殿を促進できると共に、沈殿した砂
Sをスクリューコンベア27,27側に集めることがで
き、ひいては沈殿槽13側の砂を貯留槽12側へ効率良
く送り戻すことができる。
【0037】さらに、各スクリューコンベア27の一端
部をバケット車17に一部ラップさせているので、沈殿
槽13に沈殿した砂Sをスクリューコンベア27により
バケット車17の掬い部16により掬い出しやすい位置
まで運ぶことができ、砂Sを効率良く掬い出せるように
なる。
【0038】加えて、上記実施例によれば、取り出し手
段を構成する篩装置21を、バケット車17の中央部か
らプール11の後側の縁部にまでわたって設けているの
で、プール11上にはベルトコンベア等の他の搬送手段
を設ける必要をなくすことができる利点もある。
【0039】本発明は、上記した実施例にのみ限定され
るものではなく、次のように変形または拡張することが
できる。移送手段としては、スクリューコンベア27に
代えて、例えば、チェーンにより板を移動させる構成と
して、沈殿槽13に沈殿した砂をその板により貯留槽1
2側へ送るようにすることもできる。
【0040】
【発明の効果】請求項1に記載の分級機によれば、バケ
ット車はプールの長手方向に沿った形態で配置されるこ
とになるから、プールの短辺側の幅寸法としては、バケ
ット車の直径寸法より小さくすることが可能になる。従
って、バケット車を小さくすることなくプールの短辺側
の幅寸法を、例えばトラックに載せて運ぶことができる
程度の幅に設定することができるようになる。これによ
り、プールを複数個に分割することなく、組み立てたま
まの状態で、1台のトレーラートラックで運搬すること
が可能となるので、分級機を設置する場合において、運
搬や組み立てにかかる経費を大幅に低減することができ
るようになる。
【0041】また、移送手段の一端部をバケット車に一
部ラップさせているので、沈殿槽に沈殿した砂を移送手
段によりバケット車の掬い部により掬い出しやすい位置
まで運ぶことができ、砂を効率良く掬い出せるようにな
る。
【0042】請求項に記載の分級機によれば、沈殿槽
において、2列の移送手段の間に山部を設けているか
ら、山部の斜面により砂の沈殿を促進できると共に、沈
殿した砂を移送手段側に集めることができ、ひいては砂
を貯留槽側へ効率良く送ることができる。
【0043】請求項に記載の分級機によれば、移送手
段としてスクリューコンベアを用いたことにより、移送
手段としての構成を簡素にできる利点がある。
【0044】請求項に記載の分級機によれば、取り出
し手段を構成する篩装置を、プールの縁部にまでわたっ
て設けているので、プール上にはベルトコンベア等の他
の搬送手段を設ける必要をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す平面図
【図2】正面図
【図3】右側面図
【図4】縦断正面図
【図5】図1中X−X線に沿う断面図
【図6】図1中Y−Y線に沿う断面図
【図7】従来構成を示す縦断正面図
【図8】外観斜視図
【符号の説明】
11はプール、12は貯留槽、13は沈殿槽、14は投
入口、16は掬い部、17はバケット車、18は軸、2
1は篩装置(取り消し手段)、27はスクリューコンベ
ア(移送手段)、28は山部、28aは斜面、Sは砂で
ある。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 土砂と水とが混合された状態の原料が供
    給される貯留槽を有すると共に、この貯留槽に連なり砂
    より細かい粒子の不要物を水と共にオーバーフローさせ
    て排出する沈殿槽を有したプールと、このプールに当該プールの長手方向に沿って延びるよう
    に設けられ、前記 沈殿槽の底部に沈殿した砂を前記貯留
    槽に向けて移送する移送手段と、 前記貯留槽に回転可能に配設され、直径寸法に対して軸
    方向の幅寸法が小さく設定された円形状をなすと共に、
    外周部に多数個の掬い部を有し、回転に伴い前記掬い部
    により貯留槽内から砂を掬い出すバケット車と、 このバケット車により掬い出された砂を水切りしながら
    外部へ取り出す取り出し手段とを備え、 前記バケット車を、これの軸方向が前記プールの長手方
    向に対して直交する形態で配置すると共に、前記移送手
    段の貯留槽側の一端部を前記バケット車とラップさせた
    ことを特徴とする分級機。
  2. 【請求項2】 移送手段はバケット車の軸方向の両側に
    位置するように2列配置され、沈殿槽において、これら
    2列の移送手段の間に、沈殿した砂を移送手段側へ案内
    する斜面を有する山部を設けたことを特徴とする請求項
    1記載の分級機。
  3. 【請求項3】 移送手段は、スクリューコンベアである
    ことを特徴とする請求項1または2記載の分級機。
  4. 【請求項4】 取り出し手段は篩装置により構成され、
    この篩装置は、バケット車の中央部からプールの縁部に
    わたって設けられていることを特徴とする請求項1記載
    の分級機。
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