JP4141229B2 - 沈砂池からの固形物の流体移送装置 - Google Patents

沈砂池からの固形物の流体移送装置 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は下水処理施設において沈砂池から沈砂やし渣などの固形物を移送するための流体移送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
下水処理施設における沈砂池から取出された固形物としての沈砂若しくはし渣を沈砂池に近接して設けた貯留水槽までベルトコンベヤにて移送し、貯留水槽から排出ポンプにより沈砂若しくはし渣またはその双方を含んだ排出水を移送配管にて地上付近における処理サイトまで流体式に移送(揚水)し、処理サイトにおいて洗浄装置により沈砂及びし渣を洗浄・分離し、洗浄・分離後のし渣、沈砂をトラックなどの陸上輸送手段により運搬するものが公知である(特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−248492号公報
【発明が解決しようとする課題】
一般の下水処理施設は自然流下方式を採用しており、沈砂池は地表から一番下がった地下に設置される。従って、沈砂池からの沈砂及びし渣を受け取る貯留槽も地下の深い部位に設置する必要があり、コストや設置部位の制約などから貯留槽の容量に十分な余裕を持たせることが比較的困難である。特に、水量が大幅に増加する水流式の移送装置を採用したとした場合は貯留水槽としてその所期の機能を達成するための容量は著しく大きくなり、場所上及びコスト上の制約から採用は実質的に困難であった。
【0004】
この発明はかかる従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、貯留水槽の容積を最小限に抑えつつ沈砂池からの固形物として沈砂及びし渣の処理を行ないうるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明によれば、沈砂池から固形物を取出す固形物取出し手段と、取出された固形物の移送手段と、移送手段からの固形物を受け取るための貯留水槽と、貯留水槽からの排出ポンプと、排出ポンプからの固形物が含まれた排出水を次段の処理部位へ移送する移送配管と、前記貯留水槽からのオーバフロー水が通過するように配置されたスクリーンとを具備したことを特徴とする沈砂池からの固形物の流体移送装置が提供される。
【0006】
請求項1の発明の作用・効果を説明すると、排出ポンプは貯留水槽から沈砂やし渣などの固形物を含んだ排出水を移送配管を介して次段の処理部位へ移送する。そして、貯留水槽の容積不足に伴うオーバフローに際してはスクリーンが貯留水槽からの固形物の流出を阻止する。そのため、オーバフローがあっても実質的な問題を生ぜず、貯留水槽の小型化を実現することができる。
【0007】
請求項2に記載の発明によれば、沈砂池からの固形物としてのし渣除去装置と、し渣除去装置からのし渣の移送手段と、移送手段からのし渣を受け取るための貯留水槽と、貯留水槽からの排出ポンプと、排出ポンプからのし渣が含まれた排出水を次段の処理部位へ移送する移送配管と、前記貯留水槽からのオーバフロー水が通過するように配置されたスクリーンとを具備したことを特徴とする沈砂池からの固形物の流体移送装置が提供される。
【0008】
請求項2の発明の作用・効果を説明すると、し渣除去装置は沈砂池から沈砂を除去し、沈砂は移送手段より貯留水槽に送られ、貯留水槽内のし渣は次段の処理部位に向けて排出ポンプにより水流下で移送される。貯留水槽におけるオーバフロー水はスクリーンを通過するため、貯留水槽からのし渣などの固形物の通過はスクリーンにより阻止され、請求項1の発明と同様に小型の貯留水槽により対応可能となる。
【0009】
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明において、し渣除去装置からのし渣を貯留水槽により受け取られるに先立って破砕する破砕装置を具備したことを特徴とする沈砂池からの固形物の流体移送装置が提供される。
【0010】
請求項3の発明の作用・効果を説明すると、し渣除去装置からのし渣を破砕装置により適当な大きさに破砕することができるため、移送配管による水流下での移送を円滑に行うことができる。
【0011】
請求項4に記載の発明によれば、沈砂池からの固形物としての沈砂掻揚装置と、沈砂掻揚装置からの沈砂の移送手段と、移送手段からの沈砂を受け取るための貯留水槽と、貯留水槽からの排出ポンプと、排出ポンプからの沈砂が含まれた排出水を次段の処理部位へ移送する移送配管と、前記貯留水槽からのオーバフロー水が通過するように配置されたスクリーンとを具備したことを特徴とする沈砂池からの固形物の流体移送装置が提供される。
【0012】
請求項4の発明の作用・効果を説明すると、沈砂掻揚装置は沈砂池から沈砂を取出し、沈砂は移送手段により貯留水槽に送られ、貯留水槽内の沈砂は次段の処理部位に向けて排出ポンプにより水流下で移送される。貯留水槽におけるオーバフロー水はスクリーンを通過するため、貯留水槽の容量が水量に対して過小の場合においても、貯留水槽における固形物の通過はスクリーンにより阻止される。そのため、請求項1及び2の発明と同様に貯留水槽の小型化を実現することができる。
【0013】
請求項5に記載の発明によれば、汚水処理経路における沈砂池からの固形物としての沈砂掻揚装置と、前記沈砂掻揚装置からの沈砂のための第1の移送手段と、沈砂池からの固形物としてのし渣除去装置と、し渣除去装置からのし渣のための第2の移送手段と、第1の移送手段により移送された沈砂及び第2の移送手段により移送されたし渣を受け取るための貯留水槽と、貯留水槽からの排出ポンプと、排出ポンプからの沈砂若しくはし渣又はその双方が含まれた排出水を次段の処理部位へ移送する移送配管と、前記貯留水槽からのオーバフロー水が通過するように配置されたスクリーンとを具備したことを特徴とする沈砂池からの固形物の流体移送装置が提供される。
【0014】
請求項5の発明の作用・効果を説明すると、沈砂池からの沈砂及び破砕されたし渣は貯留水槽より別個に又は同時に排出ポンプ及び移送配管により水流下で次段の処理部位に移送される。そして、貯留水槽におけるオーバフロー水はスクリーンを通過するため、オーバフロー時の固形物の通過をスクリーンにより阻止することができ、請求項1及び2及び4の発明と同様に貯留水槽の容積の小型化を実現することができる。
【0015】
請求項6に記載の発明によれば、請求項5に記載の発明において、し渣除去装置からのし渣を貯留水槽により受け取られるに先立って破砕する破砕装置を具備したことを特徴とする沈砂池からの固形物の流体移送装置が提供される。
【0016】
請求項6の発明の作用・効果を説明すると、し渣除去装置からのし渣を破砕装置により適当な大きさに破砕することができるため、移送配管による水流下での移送を円滑に行うことができる。
【0017】
請求項7に記載の発明によれば、請求項1から6のいずれか一項に記載の発明において、前記移送手段は水流により貯留水槽への固形物の移送を行うように構成されることを特徴とする沈砂池からの固形物の流体移送装が提供される。
【0018】
請求項7の発明の作用・効果を説明すると、沈砂池からの貯留水槽に対する固形物の移送は水流下にて行われるため、部品コストが低減し、管理コストも安価であるためトータルコストの大幅削減を得ることができる。また、水流下での移送であるため実質的に保守の必要な機械的可動部品が存在せず、実質的にメンテナンスフリーであり、完全密閉構造化が容易であり万全の臭気対策をとることが容易となる。
【0019】
請求項8に記載の発明によれば、請求項7に記載の発明において、前記移送手段は流水トラフであることを特徴とする沈砂池からの固形物の流体移送装置が提供される。
【0020】
請求項8の発明の作用・効果を説明すると、沈砂やし渣はトラフを流下式に貯留水槽まで流れ、省動力にて沈砂やし渣などの固形物を効率的に水流下で移送することができる。
【0021】
請求項9に記載の発明によれば、請求項1から8のいずれか一項に記載の発明において、前記貯留水槽からのオーバフロー水を回収し前記汚水処理経路における所定部位に還流させるための還流通路を備えたことを特徴とする沈砂池からの固形物の流体移送装置が提供される。
【0022】
請求項9の発明の作用・効果を説明すると、貯留水槽への流水量が増すことによりオーバフローが生じた場合に、オーバフロー水は還流通路を介して沈砂池などの汚水処理経路における所定部位に還流される。沈砂やし渣などの固形回収物の移送用に流水方式を採用することにより水量は増えるが、オーバフロー水を還流させる構造とすることにより貯留水槽の容量を従来と同程度に押さえることができ、設置面積の肥大化を防止することができる。
【0023】
請求項10に記載の発明によれば、請求項1から6のいずれか一項に記載の発明において、前記移送手段はベルトコンベヤにより貯留水槽への固形物の移送を行うように構成されることを特徴とする沈砂池からの固形物の流体移送装置置が提供される。
【0024】
請求項10の発明の作用・効果を説明すると、ベルトコンベヤとすることにより貯留水槽の流水量自体が増えないため、貯留水槽をより小型化することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下この発明を説明すると、図1から図3はこの発明の第1の実施形態を示す。図1において、10は沈砂池であり、ゲートからの汚水を受け入れる流入口12と、沈砂の掻揚及びし渣のスクリーニング後の被処理水の排出のための排出口14を備えている。沈砂池10に隣接して貯留水槽15が設けられる。貯留水槽15は沈砂池から掻き揚げられた沈砂及び沈砂池からスクリーニングされたし渣を破砕後に水と混合し移送配管によって搬送するため設けられたものである。
【0026】
沈砂掻揚装置16は一対の無端チェーン17と、無端チェーン17が巻きかけられるスプロケット18A, 18B, 18C, 18D, 18E, 18Fと、一対の無端チェーン17間に懸架される複数のバケット20とからなり、無端チェーン17がスプロケット18A, 18B, 18C, 18D, 18E, 18Fの回りを矢印aのように移動すると、バケット20は沈砂池10の底面付近の沈砂集積部21において集積された沈砂を掬い上げ、無端チェーン17の移動において暫くはバケット20は掬い上げた沈砂を保持するが、バケット20がスプロケット18Cの付近に来るとバケット20はその姿勢を転じ、そこに掬いあげた沈砂を矢印bのように投棄する。沈砂の投棄部位において沈砂用流水トラフ22が設けられ、投棄された沈砂を貯留水槽15に矢印cのように水流下で搬送する。
【0027】
し渣除去装置24はスクリーン26とスクリーン26に近接して設置されるベルトコンベヤ様のし渣除去機構28とからなる。し渣は汚水における紙やプラスチック片や木材片などであり、これらのし渣はスクリーン26の網目より大きいものは捕捉され、スクリーン26に捕捉されたし渣は、し渣除去機構28のベルト面に多数設けられる爪に引掛けられ、し渣除去機構28の移動と共にし渣は矢印dのように上方に運ばれる。沈砂池10からし渣除去装置24により除去されたし渣は最終的にはし渣除去機構28の拘束を離れ、近接して設けられたし渣用流水トラフ30に向けて矢印eのように投下され、投下されたし渣はし渣用流水トラフ30内を貯留水槽15に向け矢印fのように移送される。
【0028】
沈砂・し渣が水流によって導入される貯留水槽15は底面に集砂ビット32を備え、集砂ビット32の両側において貯留水槽15の底面は傾斜面15Aを形成し、傾斜面15Aに対向して複数の給水ノズル34を備え、集砂ビット32に排出ポンプ36を配置してなるものである。排出ポンプ36の吸引口36Aは貯留水槽15の底面に形成される集砂ビット32を臨ませ、傾斜面15Aに対向させて給水ノズル34を配置し、給水ノズル34からの傾斜面15Aに沿った水の流れにより堆積した砂を集砂ビット32に集め、集められた砂は、排出ポンプ36により排出される。そして、貯留水槽15にはし渣用流水トラフ30からのし渣が後述のように破砕された状態にて投入され、し渣についても貯留水槽15より水と混合した状態(いわゆるスラリ状態)で揚砂用と共通の移送配管で外部への搬出が行われる。この沈砂及びし渣の共通の配管による流体搬送方式は特許文献1にも記載されたものと同様のものである。以下、貯留水槽15からの沈砂及び渣の流体搬送方式について説明する。
【0029】
図1において、し渣用流水トラフ30はステンレス鋼板製であり、図2に示すように上面で開口したトラフ形状の本体301と、本体301の上面開口を閉鎖するためのカバー302とから構成される。本体301の底面301Aは図1に示すようにし渣除去装置24から貯留水槽15に向けて下向きに傾斜している。図1に示すようにし渣除去機構28の側の端部において、し渣用流水トラフ30はその上面に開口30Aを備えており、し渣除去装置24から矢印eのように投下されたし渣を、し渣用流水トラフ30は受け取ることができるように構成されている。更に、し渣除去装置24の端部に流水ノズル38(図2も参照)が設けられ、流水ノズル38はその上流側で図示しない流水ポンプの吐出口に接続され、流水ポンプから水(汚水処理系における適当な部位から採取される)が噴出され、噴出された水はし渣用流水トラフ30の底面301Aを流下することによりし渣を貯留水槽15まで水流下にて移送する。図1において、し渣用流水トラフ30の貯留水槽15の側に端部は底面に開口30Bを有しており、開口30Bはし渣の破砕装置39を臨むように設置されている。し渣の破砕装置39はホッパ40と、破砕器42と、破砕器42の回転駆動用モータ44とから構成される。し渣用流水トラフ30からのし渣は矢印hのようにホッパ40に流下されることにより破砕器42に送られ、回転駆動用モータ44により破砕器42が回転されることによりし渣は細かく砕かれ、矢印iのように貯留水槽15に落下される。
【0030】
沈砂掻揚装置16からの沈砂を貯留水槽15に移送するための沈砂用流水トラフ22の構成はし渣用流水トラフ30の構成と同様であり、沈砂用流水トラフ22は図1に示すように沈砂掻揚装置16から矢印bのように落下される沈砂を受け取る開口22Aを一端に備え、他端の開口22Bは貯留水槽15を上方より臨むように設けられる。そして、沈砂掻揚装置16の側の端面において沈砂用流水トラフ22にノズル45が設けられ、図示しない流水ポンプからの水がノズル45より噴出され、沈砂は貯留水槽15に向けて水流下にて移送される。即ち、図1に示すように沈砂用流水トラフ22の底面は沈砂掻揚装置16から貯留水槽15に向けて下向きに傾斜しており、沈砂を含んだ水を貯留水槽15に流下式に移送することができるのである。
【0031】
図1において、貯留水槽15はその上部における側壁が部分的に抉れられており、この部分がオーバフロー水回収部46を形成しており、オーバフロー水回収部46は貯留水槽15の残部に対してスクリーン47によって仕切られている。スクリーン47は貯留水槽中のし渣などの固形物の逆流を阻止すべく機能するものである。スクリーンとしてはバースクリーン(所定間隔をおいた複数のバーから構成される)などにすることができ、必要あればスクリーン47がし渣などにより詰まることがないように往復型などの適宜の掻き取り装置を設けることができる。オーバフロー水回収部46は配管48(この発明の還流通路)によって汚水処理系における適当な部位(図1の実施形態では沈砂池10)に接続されるようになっている。
【0032】
貯留水槽15の側面には攪拌羽根49が設けられ、攪拌羽根49はモータ50に連結され、モータ50によって攪拌羽根49は回転せしめられ、貯留水槽15内の水は攪拌作用を受ける。
【0033】
貯留水槽15には沈砂用流水トラフ22からの沈砂が矢印gのように水流と共に投入されると共に、し渣用流水トラフ30からのし渣が破砕装置39により細かく砕かれた後矢印iのように水流と共に投入される。排出ポンプ36の回転は貯留水槽15内の沈砂又はし渣が混合した水を吸引し、移送配管52に排出する。移送配管52は汚水処理場の一番低い箇所にある沈砂池10に近接した貯留水槽15から汚水処理場の一番高い路面に近い沈砂・し渣搬出サイト付近まで延びている。この沈砂・し渣搬出サイトにおいて後述の図3の洗浄・分離装置53によりし渣・沈砂の洗浄・分離が行われる。
【0034】
また、沈砂用流水トラフ22, し渣用流水トラフ30からの水流下における沈砂、し渣の移送により貯留水槽15に対する流入量が増大し、同一容積の貯留水槽15に対してオーバフローの懸念がある。そこで、オーバフローに対してはオーバフロー水回収部46を設け、還流通路としての配管48より沈砂池10に還流させることにより対策している。そして、スクリーン47はオーバフロー中のし渣などの異物の流通を阻止するように機能する。
【0035】
排出ポンプ36の回転により水と混合した破砕されたし渣は移送配管52によって水流下で矢印jのように洗浄・分離装置(図3)に向けて排出されるが、この排出の際に攪拌羽根49の回転によって貯留水槽15内の水は攪拌され、し渣はよく攪拌を受けるため相互の固着が防止され、固着されたし渣により排出ポンプ36が詰まってしまうような恐れは回避される。他方、排出ポンプ36の作動は沈砂と混じった水を移送配管52に向けて排出し、沈砂についても水流下で共通の移送配管52により矢印jのように洗浄・分離装置に向けて移送する。そして、沈砂の排出が継続し貯留水槽15の液面が下がって来ると貯留水槽15の傾斜面15Aが露出してくるが、給水ノズル34からの洗浄水が矢印kのように供給されることにより、傾斜面15A上に沈積した沈砂は集砂ビット32に向けて洗い流され、集砂ビット32に集められた沈砂は水と共に排出ポンプ36によって移送配管52に吐出され、貯留水槽15に沈積した砂は隈なく効率良く排出されるようになっている。
【0036】
次ぎに、図3によって沈砂・し渣の洗浄・分離装置について説明すると、この洗浄・分離装置53は特許文献1に開示のものと同一の構造のものであり、回転胴54と回転胴54と一体回転するその内側の洗濯胴56と、回転胴54の内周に設けられたスクリュ羽根57と、回転胴54の出口側のスクリーン胴58とを備えている。回転胴54はタイヤ60上に載置され、回転胴54を図示しないスプロケットによって回転駆動することにより回転胴54はその中心軸線の回りを自転するようになっている。固定配置のシュート62はその上端から図1の排出ポンプ36より送られてきた沈砂を混合した水若しくはし渣を混合した水又は沈砂及びし渣を同時混合した水を受け取り、また矢印lのように供給される洗浄水を受け取る。シュート62の他端は洗濯胴56の内部まで延びており、水と混合した沈砂又はし渣は洗濯胴56の内部に導入される。洗濯胴56は直径10ミリメートル程度のそれぞれが水平方向に延び、相互に円周方向に間隔を置いた多数の棒材より構成され、水と混合した沈砂は棒材間のスリットを矢印mのように半径方向に抜け、回転胴54の内周に配置されたスクリュ羽根57によって図3の矢印nの方向に移送され、回転胴54の端面に形成された掻き揚げ羽根67により掻き揚げられ、沈砂取出口66より矢印oのように取出され、搬出サイトまで来ているトラックなどにより排出される。他方、水と混じったし渣については軽量であるため、一点鎖線Mで示すような液面に浮遊しながら進み、し渣は洗濯胴56の端部の円錐部56Aの内面に設けられた掻き揚げ羽根68により掻き揚げられ、スクリーン胴58に移行する。スクリーン胴58はそれぞれが水平方向に延び、5mm程度の間隔で棒材を円周方向に相互に間隔をおいて設置したものであり、水はその棒材間の隙間を矢印pのように半径方向に通過し、排水口70より矢印qのように取出される。他方、し渣についてはスクリーン胴58の内周のスクリュ羽根72によって中心軸に沿って矢印rのように送り出され、し渣取出口74より矢印sのように取出される。
【0037】
この発明の装置の動作においては、沈砂池10からの沈砂の取出し時には沈砂集積部21に集積された沈砂は沈砂掻揚装置16の動作によってバケット20によって掬われ、矢印bのように沈砂用流水トラフ22に投下され、沈砂用流水トラフ22を矢印cのように移送され、開口22Aより貯留水槽15に投入される。排出ポンプ36の回転によって沈砂は水とともに移送配管52に吐出され、沈砂池から相当距離離れた搬出サイトに水流下で送られる。そして、集砂ビット32とその集砂ビット32に設けられる排出ポンプ36、更には集砂ビット32の両側傾斜面における給水ノズル34の構成により底面上の砂を集砂ビット32に洗い流すことができ貯留水槽15内の砂を隈なく取出すことができる。そして、移送配管52より洗浄・分離装置(図3)に矢印jのように送られた沈砂はシュート62により洗濯胴56に洗浄水(矢印l)と共に導入され、洗浄の上、砂は自らの重みで洗濯胴の隙間を矢印mのように通過し、スクリュ羽根57、掻き揚げ羽根68によって沈砂取出口66より取出され(矢印o)トラックなどにより運び出される。
【0038】
沈砂池10からのし渣の取出し時にはし渣除去装置24により沈砂池中のし渣は除去され、除去されたし渣は矢印eのようにし渣用流水トラフ30に投下され、矢印fのように流水トラフ30内を流下し、矢印hのように破砕装置39に送られ、破砕装置39にて細かく砕かれ、矢印iのように貯留水槽15に投入される。貯留水槽15に投入されたし渣は揚砂時と共通の排出ポンプ36によって共通の移送配管52に吐出され、図3の洗浄・分離装置53に送られる。洗浄・分離装置53ではし渣は軽量であるため液面Mに浮遊してスクリーン胴58まで送られ、スクリュ羽根72を経てし渣取出口74に取出され(矢印s)、これもトラックなどにより搬送される。
【0039】
沈砂池10からの沈砂、し渣の取出しは独自のタイミングで行われるため、洗浄・分離装置53までの沈砂、し渣の移送は移送配管52による流体移送ではあるが、沈砂とし渣とでタイミングをずらして行われることが普通である。しかしながら、沈砂の取出しと、し渣の取出しとを同じタイミングで行うことももとより可能である。この場合は貯留水槽15への沈砂用流水トラフ22からの沈砂の投入と、し渣用流水トラフ30から破砕装置39を介してのし渣の投入は同時に行われ、排出ポンプ36から沈砂及びし渣が混じった水が移送配管52を介して図3の洗浄・分離装置に送られる。そして、洗浄・分離装置では洗濯胴56を介しての沈砂の取出し(矢印m, n, o)と、スクリーン胴58からのし渣の取出し(矢印r、s)と、水分離(矢印q)とが同時に行われることになる。
【0040】
以上説明したこの発明の第1の実施形態においては沈砂池10からの沈砂は沈砂用流水トラフ22により及びし渣はし渣用流水トラフ30及び破砕装置39を介して貯留水槽15に運ばれ、貯留水槽15より排出ポンプ36及び移送配管52より流体状態で遠くに離れた位置にある搬出サイトにおける洗浄・分離装置53まで運ばれ、洗浄・分離後搬出されている。沈砂池10から搬出サイトまでの沈砂及びし渣を全て流体移送しているため、機械的可動部品がないため設備コストを低減することができ、かつ配管による流体移送であるため設置上の自由度が高められる効果がある。水流下での移送であるためベアリングやローラやベルトなどの定期的な保守の必要な部品がなく、実質的にメンテナンスフリーであり、完全密閉構造化が容易であり万全の臭気対策をとることが容易である
【0041】
以上説明したこの発明の第1の実施形態では沈砂用流水トラフ22及びし渣用流水トラフ30はいずれも共通の貯留水槽15に移送され、貯留水槽15から共通の移送配管52により沈砂及びし渣を洗浄・分離装置53に流体移送している。しかしながら、本発明はこのような沈砂及びし渣を共通の貯留水槽15から流体移送する構成に限定されず、沈砂及びし渣をそれぞれ別個の貯留水槽によって流体移送するようにしてもよい。即ち、図1において沈砂池10から沈砂掻揚装置16により取出した沈砂は沈砂用流水トラフ22と同様な流水トラフによって貯留水槽15と同様な沈砂用の貯留水槽に送られ、ここから排出ポンプ36と同様な排出ポンプより移送配管52と同様な移送配管により沈砂の洗浄装置に送られ、洗浄後の沈砂は陸上移送される。また、沈砂池10からし渣除去装置24により除去したし渣はし渣用流水トラフ30と同様な流水トラフ及びし渣破砕装置39と同様なし渣破砕装置により破砕後貯留水槽15と同様なし渣用の貯留水槽に送られ、ここから排出ポンプ36と同様な排出ポンプより移送配管52と同様な移送配管によりし渣の洗浄装置に送られ、洗浄後のし渣は後処理のため陸上輸送される。
【0042】
図4はこの発明の第2の実施形態における沈砂池から貯留水槽までの沈砂及びし渣の処理システムを示す。この第2の実施形態では沈砂の移送のため第1の実施形態における沈砂用流水トラフ22(図1)の代りにベルトコンベヤ122を使用し、し渣の移送のためし渣用流水トラフ30の代りにベルトコンベヤ130を使用している。沈砂池10からの沈砂、し渣の移送に移送手段としてのベルトコンベヤ122, 130を使用した構成は特許文献1と同一である。即ち、沈砂掻揚装置16により取出された沈砂はベルトコンベヤ122に矢印bのように落下され、ベルトコンベヤ122上を矢印cのように移送され、貯留水槽15に矢印gのように落下される。また、し渣除去装置24により矢印dのように取出されたし渣はベルトコンベヤ130上に矢印eのように落下され、ベルトコンベヤ130上を矢印fのように移送され、破砕装置39にて破砕され、貯留水槽15に矢印iのように落下される。貯留水槽15からの排出ポンプ36及び移送配管52による洗浄・分離装置53への沈砂・し渣の流体移送方式は第1の実施形態と同様である。
【0043】
この第2の実施形態においても貯留水槽15はオーバフロー水回収部146及びスクリーン147を有するとともに、オーバフロー水回収部146は配管148(この発明の還流通路)により沈砂池10に接続される。そのため、オーバフロー水はスクリーン147を通過後に沈砂池側に戻される。図1の第1の実施形態と同様に貯留水槽15の相対的小型化を実現すると共に、オーバフロー時にし渣などの固形物をスクリーン147により捕捉し、貯留槽15内に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は流水トラフ式の移送装置を具備したこの発明の第1の実施形態における沈砂池からの沈砂及びし渣の処理システムの概略図である。
【図2】図2は図1のII−II線に沿って表される流水トラフの概略断面図である。
【図3】図3は機械攪拌式の沈砂及びし渣の洗浄・分離装置の概略構成図である。
【図4】図4はベルトコンベヤ式の移送装置を具備したこの発明の第2の実施形態における沈砂池からの沈砂及びし渣の処理システムの概略図である。
【符号の説明】
10...沈砂池
15...貯留水槽
15A...傾斜面
16...沈砂掻揚装置
21...沈砂集積部
22...沈砂用流水トラフ
24...し渣除去装置
30...し渣用流水トラフ
301…トラフの本体
302…トラフのカバー
301A…トラフの本体301の底面301A
32...集砂ビット
34...給水ノズル
36...排出ポンプ
36A...吸引口
38...流水ノズル
39…し渣の破砕装置
45...流水ノズル
46…オーバフロー水回収部
47…スクリーン
48…配管(還流通路)
49...攪拌羽根
52...移送配管
53...洗浄・分離装置
54...回転胴
56...洗濯胴
57...スクリュ羽根
58...スクリーン胴
60...タイヤ
122…ベルトコンベヤ
130…ベルトコンベヤ
146…オーバフロー水回収部
147…スクリーン
148…配管(還流通路)

Claims (10)

  1. 沈砂池から固形物を取出す固形物取出し手段と、取出された固形物の移送手段と、移送手段からの固形物を受け取るための貯留水槽と、貯留水槽からの排出ポンプと、排出ポンプからの固形物が含まれた排出水を次段の処理部位へ移送する移送配管と、前記貯留水槽からのオーバフロー水が通過するように配置されたスクリーンとを具備したことを特徴とする沈砂池からの固形物の流体移送装置。
  2. 沈砂池からの固形物としてのし渣除去装置と、し渣除去装置からのし渣の移送手段と、移送手段からのし渣を受け取るための貯留水槽と、貯留水槽からの排出ポンプと、排出ポンプからのし渣が含まれた排出水を次段の処理部位へ移送する移送配管と、前記貯留水槽からのオーバフロー水が通過するように配置されたスクリーンとを具備したことを特徴とする沈砂池からの固形物の流体移送装置。
  3. 請求項2に記載の発明において、し渣除去装置からのし渣を貯留水槽により受け取られるに先立って破砕する破砕装置を具備したことを特徴とする沈砂池からの固形物の流体移送装置。
  4. 沈砂池からの固形物としての沈砂掻揚装置と、沈砂掻揚装置からの沈砂の移送手段と、移送手段からの沈砂を受け取るための貯留水槽と、貯留水槽からの排出ポンプと、排出ポンプからの沈砂が含まれた排出水を次段の処理部位へ移送する移送配管と、前記貯留水槽からのオーバフロー水が通過するように配置されたスクリーンとを具備したことを特徴とする沈砂池からの固形物の流体移送装置。
  5. 汚水処理経路における沈砂池からの固形物としての沈砂掻揚装置と、前記沈砂掻揚装置からの沈砂のための第1の移送手段と、沈砂池からの固形物としてのし渣除去装置と、し渣除去装置からのし渣のための第2の移送手段と、第1の移送手段により移送された沈砂及び第2の移送手段により移送されたし渣を受け取るための貯留水槽と、貯留水槽からの排出ポンプと、排出ポンプからの沈砂若しくはし渣又はその双方が含まれた排出水を次段の処理部位へ移送する移送配管と、前記貯留水槽からのオーバフロー水が通過するように配置されたスクリーンとを具備したことを特徴とする沈砂池からの固形物の流体移送装置。
  6. 請求項5に記載の発明において、し渣除去装置からのし渣を貯留水槽により受け取られるに先立って破砕する破砕装置を具備したことを特徴とする沈砂池からの固形物の流体移送装置が提供される。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載の発明において、前記移送手段は水流により貯留水槽への固形物の移送を行うように構成されることを特徴とする沈砂池からの固形物の流体移送装置。
  8. 請求項7に記載の発明において、前記移送手段は流水トラフであることを特徴とする沈砂池からの固形物の流体移送装置。
  9. 請求項1から8のいずれか一項に記載の発明において、前記貯留水槽からのオーバフロー水を回収し前記汚水処理経路における所定部位に還流させるための還流通路を備えたことを特徴とする沈砂池からの固形物の流体移送装置。
  10. 請求項1から6のいずれか一項に記載の発明において、前記移送手段はベルトコンベヤにより貯留水槽への固形物の移送を行うように構成されることを特徴とする沈砂池からの固形物の流体移送装置。
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