JP2650542B2 - 空調制御装置のアドレス設定装置 - Google Patents

空調制御装置のアドレス設定装置

Info

Publication number
JP2650542B2
JP2650542B2 JP3332007A JP33200791A JP2650542B2 JP 2650542 B2 JP2650542 B2 JP 2650542B2 JP 3332007 A JP3332007 A JP 3332007A JP 33200791 A JP33200791 A JP 33200791A JP 2650542 B2 JP2650542 B2 JP 2650542B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
address
conditioning control
control unit
air
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3332007A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05164385A (ja
Inventor
喜芳 島
正晴 曽我部
圭一 吉坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Kogyo Co Ltd filed Critical Daikin Kogyo Co Ltd
Priority to JP3332007A priority Critical patent/JP2650542B2/ja
Publication of JPH05164385A publication Critical patent/JPH05164385A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2650542B2 publication Critical patent/JP2650542B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コントローラと空調制
御ユニットとを備えた空調制御装置のアドレス設定装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、空調制御装置には、特開平2−
85634号公報に開示されているように、複数台の室
内ユニットをそれぞれ制御する複数台の室内制御ユニッ
トに1台のリモコンが接続され、該リモコンと各室内制
御ユニットとの間で運転信号等の制御信号を授受して空
調運転を制御するようにしているものがある。
【0003】そして、上記室内制御ユニットとリモコン
との間においては、室内制御ユニットにアドレスを設定
して、室内ユニットの異常信号や風向信号等を送受信す
るようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した空調制御装置
において、従来、アドレス設定は、室内制御ユニットに
設けられたディップスイッチで行っていた。従って、各
室内制御ユニット毎に手動で設定しているため、アドレ
ス設定に手間を要し、施工性に欠けるという問題があっ
た。
【0005】また、作業者が各室内制御ユニット毎に1
台づつ設定しなければならないので、誤設定が生ずる場
合があり、この誤設定が生じると、正常な伝送を行うこ
とができず、快適な空調運転を行えないという問題があ
った。
【0006】更に、パーティションの変更等で室内ユニ
ットの増設等が行われた際、アドレスの再設定に手間を
要し、且つ誤設定が生ずるという問題があった。
【0007】本発明は、斯かる点に鑑みてなされたもの
で、空調制御ユニットのアドレス設定を簡易に且つ高精
度で行えるようにするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明が講じた手段は、各空調制御ユニット間で
自動的にアドレス設定を行えるようにしたものである。
【0009】具体的に、図1に示すように、請求項1に
係る発明が講じた手段は、先ず、1台のコントローラ
(3)に伝送路(4)を介して複数台の空調制御ユニッ
ト(2)が接続され、上記コントローラ(3)と各空調
制御ユニット(2)との間で制御信号を授受して空調運
転を制御する空調制御装置を前提としている。
【0010】そして、上記空調制御ユニット(2)に
は、予め空調制御ユニット(2)毎に異なるシリアル番
号が設定されて該シリアル番号を記憶している番号記憶
手段(24)と、該シリアル番号に基づいてアドレス信
号の送信タイミングを決定してタイミング信号を出力す
るタイミング手段(21a)とが設けられている。更
に、上記空調制御ユニット(2)には、予め設定された
アドレス順に1のアドレスを更新可能に特定するアドレ
ス特定手段(21b)と、上記タイミング手段(21
a)のタイミング信号を受けると、アドレス特定手段
(21b)が特定しているアドレスのアドレス信号を出
力するアドレス出力手段(21c)とが設けられてい
る。加えて、上記空調制御ユニット(2)には、該アド
レス出力手段(21c)がアドレス信号を出力すると、
該アドレス信号におけるアドレスを自己のアドレスに確
定して書込むアドレス書込み手段(21d)と、上記ア
ドレス出力手段(21c)がアドレス信号を出力するま
でに他の空調制御ユニット(2)がアドレス信号を出力
すると、上記アドレス特定手段(21b)のアドレスを
更新させるアドレス更新手段(21e)とが設けられた
構成としている。
【0011】また、請求項2に係る発明が講じた手段
は、上記請求項1の発明において、伝送路(4)を監視
してアドレス書込み手段(21d)がアドレスを書込む
前にアドレス信号の衝突を検出すると、タイミング手段
(21a)をリセットするリセット手段(21f)が設
けられた構成としている。
【0012】また、請求項3に係る発明が講じた手段
は、上記請求項1又は2の発明において、アドレス書込
み手段(21d)が書込んだ自己のアドレスが予め設定
された特定アドレスであると、コントローラ(3)に給
電を行う給電手段(21g)が設けられた構成としてい
る。
【0013】
【作用】上記の構成により、請求項1に係る発明では、
先ず、空調制御ユニット(2)の番号記憶手段(24)
には、各室内制御ユニット毎にシリアル番号が設定記憶
されており、例えば、24ビットで記憶されている。
【0014】そこで、電源が投入されると、各空調制御
ユニット(2)のアドレス特定手段(21b)は、1の
アドレスを特定し、例えば、アドレス
〔0〕を特定する
一方、タイミング手段(21a)は、上記コントローラ
(3)のシリアル番号に基づいてアドレス信号の送信タ
イミング信号を出力し、例えば、シリアル番号に10msを
掛けた待ち時間後にタイミング信号を出力する。
【0015】その後、上記タイミング手段(21a)が
タイミング信号を出力すると、アドレス出力手段(21
c)は、現在アドレス特定手段(21b)が特定してい
るアドレスのアドレス信号を他の空調制御ユニット
(2)に出力すると共に、アドレス書込み手段(21
d)がアドレス特定手段(21b)のアドレスを自己の
アドレスとして確定して書込むことになる。
【0016】一方、上記タイミング手段(21a)がタ
イミング信号を出力するまでに、他の空調制御ユニット
(2)よりアドレス信号を受信すると、アドレス更新手
段(21e)が上記アドレス特定手段(21b)のアド
レスを更新させることになる。つまり、上記各空調制御
ユニット(2)のタイミング信号の出力時はシリアル番
号毎に異なるので、他の空調制御ユニット(2)がアド
レス信号を出力する度にアドレスを更新させ、自己のア
ドレスを決定している。
【0017】また、請求項2に係る発明では、アドレス
書込み手段(21d)がアドレスを書込む前にリセット
手段(21f)がアドレス信号の衝突を検出すると、タ
イミング手段(21a)をリセットさせて、アドレスの
設定動作をやり直させることになる。
【0018】また、請求項3に係る発明では、上記アド
レス書込み手段(21d)が書込んだアドレスが予め設
定された特定アドレスであると、例えば、アドレス
〔0〕であると、給電手段(21g)がコントローラ
(3)に対して電力供給することになる。
【0019】
【発明の効果】従って、請求項1に係る発明によれば、
各空調制御ユニット(2)との間でアドレスを自動的に
設定するようにしたために、アドレス設定を容易に行う
ことができると共に、施工性の向上を図ることができ
る。
【0020】更に、アドレスの誤設定を防止し、高精度
なアドレス設定を行うことができるので、正常な伝送を
確保することができ、快適な空調運転を実行させること
ができる。
【0021】その上、パーティションの変更に対しても
アドレス設定を容易にし、且つ誤設定を確実に防止する
ことができる。
【0022】また、請求項2に係る発明によれば、リセ
ット手段(21f)がアドレス信号の衝突を検出する
と、アドレス設定をやり直すことになるので、アドレス
設定を精度良く行うことができる。
【0023】また、請求項3に係る発明によれば、コン
トローラ(3)に対する給電手段(21g)を設けてい
るので、コントローラ(3)に対して確実に給電するこ
とができる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0025】図2及び図3に示すように、(1)は、室
外ユニットを制御する室外制御ユニット、(2)は、室
内ユニットを制御する室内制御ユニットであって、該室
外制御ユニット(1)には複数台の室内制御ユニット
(2)が接続されると共に、1台のリモコン(3)には
複数台(最大16台)の室内制御ユニット(2)が伝送
路(4)を介して接続されている。
【0026】上記室外制御ユニット(1)は、CPU
(11)と、該CPU(11)に接続された伝送回路部
(12)とを備え、該伝送回路部(12)が伝送路
(4)を介して各室内制御ユニット(2)に接続され、
該室内制御ユニット(2)との間で空調負荷等の制御信
号を授受している。
【0027】また、上記室内制御ユニット(2)は、C
PU(21)と、該CPU(21)に接続された伝送回
路部(22,23)とを備えた空調制御ユニットであっ
て、該伝送回路部(22)が伝送路(4)を介して室外
制御ユニット(1)に接続される一方、上記伝送回路部
(23)が伝送路(4)を介してリモコン(3)に接続
され、室内ユニットの異常信号や風向信号等の制御信号
を室内制御ユニット(2)とリモコン(3)との間で授
受している。
【0028】更に、上記リモコン(3)は、CPU(3
1)と、該CPU(31)に接続された伝送回路部(3
2)と、上記CPU(31)に接続されて運転表示等を
行う表示部(33)と、上記CPU(21)に接続され
て運転信号等を入力する操作部(34)とを備えたコン
トローラであって、上記伝送回路部(32)が各室内制
御ユニット(2)に接続されている。
【0029】一方、本発明の特徴として、上記室内制御
ユニット(2)には、EEPROM(24)が設けられてお
り、該EEPROM(24)は、各室内制御ユニット(2)毎
に予めシリアル番号が記憶されて、番号記憶手段を構成
している。そして、該シリアル番号は、所定長さのビッ
ト列で構成され、例えば、製造出荷時等において上記各
室内制御ユニット(2)毎に異なるシリアル番号が設定
されている。
【0030】更に、上記室内制御ユニット(2)のCP
U(21)には、タイミング手段(21a)とアドレス
特定手段(21b)とアドレス出力手段(21c)とア
ドレス書込み手段(21d)とアドレス更新手段(21
e)とが設けられている。そして、該タイミング手段
(21a)は、上記EEPROM(24)が記憶しているシリ
アル番号に基づいてアドレス信号である送信データの送
信タイミングを決定し、例えば、シリアル番号に10msを
掛けた待ち時間後にタイミング信号を出力し、上記アド
レス特定手段(21b)は、予め設定されたアドレス順
に、例えば、アドレス
〔0〕から順に1のアドレスを更
新可能に特定するように構成されている。また、上記ア
ドレス出力手段(21c)は、上記タイミング手段(2
1a)のタイミング信号を受けると、アドレス特定手段
(21b)が特定しているアドレスの送信データを出力
するように構成され、図4に示すように、該送信データ
Sは、設定する自局アドレスデータS1と、EEPROM(2
4)が記憶しているシリアル番号データS2と、誤りチェ
ックを行うCRCデータS3とより構成されている。ま
た、上記アドレス書込み手段(21d)は、アドレス出
力手段(21c)が送信データSを出力すると、該送信
データSのアドレスを自己のアドレスに確定して書込
み、上記アドレス更新手段(21e)は、上記アドレス
出力手段(21c)が送信データSを出力するまでに他
の室内制御ユニット(2)が送信データSを出力する
と、上記アドレス特定手段(21b)のアドレスを更新
させるように構成されている。
【0031】更にまた、上記室内制御ユニット(2)の
CPU(21)には、リセット手段(21f)と給電手
段(21g)とアドレス設定の終了検出手段(21h)
とが設けられている。該リセット手段(21f)は、上
記伝送路(4)を監視してアドレス書込み手段(21
d)がアドレスを書込む前に送信データSの衝突を検出
すると上記タイミング手段(21a)をリセットし、上
記給電手段(21g)は、上記アドレス書き込み手段が
書込んだ自己のアドレスが予め設定された特定アドレス
であると、例えば、アドレス
〔0〕になると、上記リモ
コン(3)に給電を行うように構成されている。また、
上記終了検出手段(21h)は、上記アドレス書込み手
段(21d)がアドレスを書込んだ後、上記送信データ
Sの待ち時間に1.5倍から2倍の終了時間が経過する
とアドレスの設定終了を判定するように構成されると共
に、他の室内制御ユニット(2)が送信データSを送信
すると該終了時間をリセットするように構成されてい
る。
【0032】次に、上記各室内制御ユニット(2)のア
ドレス設定動作について図5乃至図9の制御フローに基
づき説明する。
【0033】先ず、各室内制御ユニット(2)とリモコ
ン(3)との間の伝送動作は、図5に示すように、ステ
ップST1において、各室内制御ユニット(2)間でアド
レスを決定した後、ステップST2に移り、リモコン
(3)と各室内制御ユニット(2)間で通常の伝送処理
を開始することになる。その際、上記ステップST1でア
ドレス
〔0〕に設定された室内制御ユニット(2)の給
電手段(21g)がリモコン(3)に対して電力供給す
ることになる。
【0034】その後、ステップST3に移り、各室内制御
ユニット(2)のアドレスの解除が必要な場合にアドレ
ス解除処理を行いステップST1に戻ることになり、上述
の動作を繰返すことになるそこで、上記ステップST1の
アドレス決定処理について、図6乃至図9に基づき説明
する。
【0035】先ず、スタートすると、ステップST11にお
いて、各室内制御ユニット(2)は自局アドレスを
〔0〕に仮定し、つまり、アドレス特定手段(21b)
がアドレス
〔0〕を特定する。続いて、ステップST12に
移り、EEPROM(24)に記憶しているシリアル番号より
タイミング手段(21a)が送信データSの送信タイミ
ングを設定し、例えば、シリアル番号に10msを掛けて各
室内制御ユニット(2)毎に異なる送信タイミングを設
定する。
【0036】その後、ステップST13に移り、上記送信タ
イミングの待ち時間を計数し始め、ステップST14に移
り、他の室内制御ユニット(2)よりの送信データSを
受信したか否かを判定し、該送信データSを受信するま
でステップST15に移り、上記ステップST12において設定
した送信タイミングの待ち時間が終了したか否かを判定
し、つまり、送信タイミングになったか否かを判定す
る。そして、該送信タイミングになるまでステップST14
に戻る一方、他の室内制御ユニット(2)からの送信デ
ータSを受信することなく送信タイミングになると、上
記ステップST15からステップST16に移り、アドレス出力
手段(21c)が送信データSを他の室内制御ユニット
(2)に対して送信すると共に、リセット手段(21
f)が伝送路を監視し、送信データSが衝突したか否か
を監視する。
【0037】つまり、上記アドレス出力手段(21c)
は、送信タイミングになると、アドレス特定手段(21
b)が現在特定しているアドレスの送信データSを送信
し、例えば、図4に示すように、アドレス
〔0〕のデー
タS1をシリアル番号データS2と共に送信する。
【0038】その後、上記ステップST16からステップST
17に移り、自局の送信データSが正常に受信できたか否
かを判定し、つまり、リセット手段(21f)が送信デ
ータSの衝突を検出したか否かを判定し、送信データS
の衝突を検出すると、上記ステップSTに戻り、上記タイ
ミング手段(21a)の送信タイミングをリセットし、
上述の動作を繰返すことになる。
【0039】一方、上記送信データSを正常に受信する
と、上記ステップST17よりステップST18に移り、アドレ
ス書込み手段(21d)が上記送信データSのアドレス
を自己のアドレスに確定してEEPROM(24)に書込むこ
とになる。
【0040】その後、ステップST19に移り、終了検出手
段(21h)がアドレス設定終了検出タイマをセットし
て計数し始め、ステップST20に移り、伝送路を監視して
他の室内制御ユニット(2)が送信データSを送信した
か否かを判定する。そして、該送信データSが送信され
ないとステップST21に移り、上記アドレス設定終了検出
タイマの計数が終了したか否かを判定し、該計数が終了
するまで上記ステップST20に戻って計数を行う一方、該
計数が終了するまでに他の室内制御ユニット(2)が送
信データSを送信すると、上記ステップST20からステッ
プST19に戻って上記アドレス設定終了検出タイマをリセ
ットして上述の動作を繰返すことになる。また、該アド
レス設定終了検出タイマの計数が終了すると、上記ステ
ップST21の判定がYESとなり、アドレスの設定が終了
して上記ステップST2の動作を行うことになり、上記EE
PROM(24)に記憶したアドレスに基づいてリモコン
(3)と各室内制御ユニット(2)との伝送が行われ
る。
【0041】一方、上記ステップST14において、他の室
内制御ユニット(2)からの送信データSを検出する
と、判定がYESとなってステップST22に移ることにな
る。つまり、上記タイミング手段(21a)がタイミン
グ信号を出力するまでに、他の室内制御ユニット(2)
が送信データSを送信すると、現在のアドレス特定手段
(21b)のアドレスについて他の室内制御ユニット
(2)が書込んだことになるので、まず、この送信デー
タSが正常か否かを判定し、正常であると、アドレス更
新手段(21e)がアドレス特定手段(21b)にアド
レスを1つインクリメントさせて更新させてステップST
13に戻ることになる。そして、上述の動作を繰返し、順
次アドレスを設定することになる。
【0042】また、上記ステップST22おいて、送信デー
タSを正常に受信できないときには、判定がNOとな
り、つまり、リセット手段(21f)が送信データSの
衝突を検出すると、ステップST13戻り、上記タイミング
手段(21a)の送信タイミングをリセットさせること
になり、上述の動作を繰返してアドレスを設定すること
になる。
【0043】次いで、上記ステップST3のアドレス解除
処理について図9の制御フローに基づき説明する。
【0044】このアドレス解除処理は、リモコン(3)
と各室内制御ユニット(2)との通信時において室内制
御ユニット(2)の接続台数が17台以上(最大接続台
数16台)である場合、室内制御ユニット(2)の追加
又は削除を行い、再設定を要する場合、その他、アドレ
スの再設定を要すると判断した場合に行われる。
【0045】そこで、先ず、ステップST31において、リ
モコン(3)は、認識最大ポーリングアドレスを取込ん
だ後、ステップST32に移り、このアドレスの室内制御ユ
ニット(2)に対してアドレス解除指示信号を送信す
る。続いて、ステップST33に移り、上記認識最大ポーリ
ングアドレスを減算してステップST34に移り、該アドレ
スが0になったか否かを判定し、アドレス
〔0〕になる
まで、ステップST32に戻り、上述の動作を繰返して各室
内制御ユニット(2)に対してアドレス解除指示を行う
ことになる。
【0046】その後、上記認識最大ポーリングアドレス
が0になると、上記ステップST34の判定がNOとなり、
上記ステップST1のアドレス決定処理に戻り、上述した
動作を繰返して再度アドレスを設定し直すことになる。
【0047】従って、上記実施例によれば、各室内制御
ユニット(2)との間でアドレスを自動的に設定するよ
うにしたために、アドレス設定を容易に行うことができ
ると共に、施工性の向上を図ることができる。
【0048】更に、アドレスの誤設定を防止し、高精度
なアドレス設定を行うことができるので、正常な伝送を
確保することができ、快適な空調運転を実行させること
ができる。
【0049】その上、パーティションの変更に対しても
アドレス設定を容易にし、且つ誤設定を確実に防止する
ことができる。
【0050】また、上記リセット手段(21f)がアド
レス信号の衝突を検出すると、アドレス設定をやり直す
ことになるので、上記アドレス設定を精度良く行うこと
ができる。
【0051】また、上記リモコン(3)に対する給電手
段(21g)を設けているので、該リモコン(3)に対
して確実に給電することができる。
【0052】尚、上記各実施例は、リモコン(3)と室
内制御ユニット(2)とのアドレス設定について説明し
たが、本発明は、室内制御ユニット(2)と集中コント
ローラなどとのアドレス設定に適用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に係る発明の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】空気調和装置のシステム構成図である。
【図3】空気調和装置を示す回路ブロック図である。
【図4】送信データを示す構成図である。
【図5】リモコンと室内制御ユニット間の伝送制御フロ
ー図である。
【図6】アドレス決定処理を示す制御フロー図である。
【図7】アドレス決定処理を示す制御フロー図である。
【図8】アドレス決定処理を示す制御フロー図である。
【図9】アドレス解除処理を示す制御フロー図である。
【符号の説明】
1 室外制御ユニット 2 室内制御ユニット 3 リモコン(コントローラ) 4 伝送路 21a タイミング手段 21b アドレス特定手段 21c アドレス出力手段 21d アドレス書込み手段 21e アドレス更新手段 21f リセット手段 21g 給電手段 21h 終了検出手段 24 EEPROM(番号記憶手段)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−177044(JP,A) 特開 平4−177045(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1台のコントローラ(3)に伝送路
    (4)を介して複数台の空調制御ユニット(2)が接続
    され、上記コントローラ(3)と各空調制御ユニット
    (2)との間で制御信号を授受して空調運転を制御する
    空調制御装置において、 上記空調制御ユニット(2)には、 予め空調制御ユニット(2)毎に異なるシリアル番号が
    設定されて該シリアル番号を記憶している番号記憶手段
    (24)と、 該シリアル番号に基づいてアドレス信号の送信タイミン
    グを決定してタイミング信号を出力するタイミング手段
    (21a)と、 予め設定されたアドレス順に1のアドレスを更新可能に
    特定するアドレス特定手段(21b)と、 上記タイミング手段(21a)のタイミング信号を受け
    ると、アドレス特定手段(21b)が特定しているアド
    レスのアドレス信号を出力するアドレス出力手段(21
    c)と、 該アドレス出力手段(21c)がアドレス信号を出力す
    ると、該アドレス信号におけるアドレスを自己のアドレ
    スに確定して書込むアドレス書込み手段(21d)と、 上記アドレス出力手段(21c)がアドレス信号を出力
    するまでに他の空調制御ユニット(2)がアドレス信号
    を出力すると、上記アドレス特定手段(21b)のアド
    レスを更新させるアドレス更新手段(21e)とが備え
    られていることを特徴とする空調制御装置のアドレス設
    定装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の空調制御装置のアドレス
    設定装置において、伝送路(4)を監視してアドレス書
    込み手段(21d)がアドレスを書込む前にアドレス信
    号の衝突を検出すると、タイミング手段(21a)をリ
    セットするリセット手段(21f)が備えられているこ
    とを特徴とする空調制御装置のアドレス設定装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の空調制御装置のア
    ドレス設定装置において、アドレス書込み手段(21
    d)が書込んだ自己のアドレスが予め設定された特定ア
    ドレスであると、コントローラ(3)に給電を行う給電
    手段(21g)が備えられていることを特徴とする空調
    制御装置のアドレス設定装置。
JP3332007A 1991-12-16 1991-12-16 空調制御装置のアドレス設定装置 Expired - Fee Related JP2650542B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3332007A JP2650542B2 (ja) 1991-12-16 1991-12-16 空調制御装置のアドレス設定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3332007A JP2650542B2 (ja) 1991-12-16 1991-12-16 空調制御装置のアドレス設定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05164385A JPH05164385A (ja) 1993-06-29
JP2650542B2 true JP2650542B2 (ja) 1997-09-03

Family

ID=18250100

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3332007A Expired - Fee Related JP2650542B2 (ja) 1991-12-16 1991-12-16 空調制御装置のアドレス設定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2650542B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1566597B1 (en) * 2001-10-15 2007-06-13 LG Electronics Inc. Air conditioning system and method for controlling the same
JP3979436B1 (ja) 2006-03-09 2007-09-19 ダイキン工業株式会社 空気調和機および空気調和機におけるアドレス設定方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05164385A (ja) 1993-06-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2692467B2 (ja) 空調制御装置の電力供給装置
JP2799809B2 (ja) 空調管理システム
US20030137396A1 (en) System and method for configuration of HVAC network
US5988852A (en) Apparatus management system having virtual machines corresponding to apparatuses to be controlled
JP2650542B2 (ja) 空調制御装置のアドレス設定装置
EP3851968B1 (en) Air conditioning system and program update method for air conditioning system
JP3205209B2 (ja) 空気調和機
JP3164934B2 (ja) 空気調和機のアドレス設定装置
JPH05276178A (ja) ホームバスシステム
JP3402667B2 (ja) 空気調和装置
JPH0634191A (ja) 空気調和装置の運転制御装置
JP3089845B2 (ja) 空気調和装置の運転制御装置
JP2713041B2 (ja) 空気調和装置の制御方法及び該方法を用いる装置
JP2624445B2 (ja) 空気調和装置
JP2005282966A (ja) 空調システム
JP3163843B2 (ja) 空気調和装置の運転制御装置
JPH02146449A (ja) 空気調和装置の検査方法
JPH0894154A (ja) 空調システム
JP2638368B2 (ja) 空気調和装置の運転制御装置
JPH05164384A (ja) 空気調和装置の運転制御装置
JPH0534574B2 (ja)
JPH08313035A (ja) 空気調和機の制御装置
JPH08237776A (ja) 制御システム
JPH0285633A (ja) 空気調和装置
JPH109645A (ja) 空気調和装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19970415

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080516

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090516

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100516

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100516

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110516

Year of fee payment: 14

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees