JPH08313035A - 空気調和機の制御装置 - Google Patents
空気調和機の制御装置Info
- Publication number
- JPH08313035A JPH08313035A JP7119489A JP11948995A JPH08313035A JP H08313035 A JPH08313035 A JP H08313035A JP 7119489 A JP7119489 A JP 7119489A JP 11948995 A JP11948995 A JP 11948995A JP H08313035 A JPH08313035 A JP H08313035A
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- Japan
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- indoor
- indoor unit
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Abstract
(57)【要約】
【構成】通信処理の内容が書込まれたＲＯＭ１２を搭載
した室内ユニット制御装置１ａを適用することにより、
他ユニットの警報等の状態を出力端子４より一括出力す
る。 【効果】リレーの個数及び配線本線の低減により、大幅
なコストダウンが期待できる。
した室内ユニット制御装置１ａを適用することにより、
他ユニットの警報等の状態を出力端子４より一括出力す
る。 【効果】リレーの個数及び配線本線の低減により、大幅
なコストダウンが期待できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機の制御装置
に関する。
に関する。
【０００２】
【従来の技術】複数の空気調和機を中央監視盤等で監視
するシステムにおいて、従来の空気調和機の制御装置で
は、警報等が１ケ所でも発生した場合に中央監視盤等に
出力するために、図４に示す様に空気調和機の台数分リ
レーを用意し、ＯＲ回路を構成し出力している。
するシステムにおいて、従来の空気調和機の制御装置で
は、警報等が１ケ所でも発生した場合に中央監視盤等に
出力するために、図４に示す様に空気調和機の台数分リ
レーを用意し、ＯＲ回路を構成し出力している。
【０００３】本発明に関連する公知例として、特願平6
−176638 号明細書がある。
−176638 号明細書がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
では、多数のリレーを現地で用意する必要があり、また
リレー設置スペースの確保，複雑な配線作業，誤配線に
よる基板破損等の問題がある。
では、多数のリレーを現地で用意する必要があり、また
リレー設置スペースの確保，複雑な配線作業，誤配線に
よる基板破損等の問題がある。
【０００５】本発明の目的は、通信線を渡り配線された
複数の空気調和機のうちどれか１台でも警報等が発生し
た場合、特定のリモコン又は室内ユニット又は室外ユニ
ットから出力する機能を実現し、リレー，配線の数を減
らし、作業を簡略化することにある。
複数の空気調和機のうちどれか１台でも警報等が発生し
た場合、特定のリモコン又は室内ユニット又は室外ユニ
ットから出力する機能を実現し、リレー，配線の数を減
らし、作業を簡略化することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】渡り配線された複数の室
内ユニットの制御装置のうち１台を、一括出力する様に
プログラミングされたマイコンを搭載した制御装置と交
換、または、初めから個別／一括の機能を備え、スイッ
チにより一括出力に設定した制御装置とし、この制御装
置より一括出力を行う。
内ユニットの制御装置のうち１台を、一括出力する様に
プログラミングされたマイコンを搭載した制御装置と交
換、または、初めから個別／一括の機能を備え、スイッ
チにより一括出力に設定した制御装置とし、この制御装
置より一括出力を行う。
【０００７】または、リモコンＳＷに一括出力する様に
プログラミングされたマイコンを搭載する。
プログラミングされたマイコンを搭載する。
【０００８】または、渡り配線された複数の室外ユニッ
トの制御装置のうち１台を、一括出力する様にプログラ
ミングされたマイコンを搭載した制御装置と交換、また
は初めから個別／一括の機能を備え、ＳＷにより一括出
力に設定した制御装置とし、この制御装置より一括出力
を行う。
トの制御装置のうち１台を、一括出力する様にプログラ
ミングされたマイコンを搭載した制御装置と交換、また
は初めから個別／一括の機能を備え、ＳＷにより一括出
力に設定した制御装置とし、この制御装置より一括出力
を行う。
【０００９】
【作用】通常複数の空気調和機が渡り配線された通信で
は、自分向けのデータのみを受信しているが、一括出力
用の制御装置は全ての通信データを受信することにより
他のユニットの状態を監視している。これにより、他ユ
ニットの警報等を一括して出力することが可能となる。
は、自分向けのデータのみを受信しているが、一括出力
用の制御装置は全ての通信データを受信することにより
他のユニットの状態を監視している。これにより、他ユ
ニットの警報等を一括して出力することが可能となる。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の一実施例を説明する。
【００１１】図１はリモコン−室内間通信を利用した一
括警報出力システムの一実施例を示すブロック図であ
る。１ａは一括警報出力用の室内制御装置１ｂ，１ｃは
通常の室内制御装置である。２はリモコンスイッチであ
り、通信線３により１ａ，１ｂ，１ｃと接続され通信を
行っている。４は一括警報出力用端子で、無電圧接点出
力または有電圧出力である。
括警報出力システムの一実施例を示すブロック図であ
る。１ａは一括警報出力用の室内制御装置１ｂ，１ｃは
通常の室内制御装置である。２はリモコンスイッチであ
り、通信線３により１ａ，１ｂ，１ｃと接続され通信を
行っている。４は一括警報出力用端子で、無電圧接点出
力または有電圧出力である。
【００１２】図５は、本発明の制御装置、即ち一括警報
出力用の室内制御装置１ａのブロック図であり、これ
は、ＣＰＵ１０，制御プログラムが書込まれているＲＯ
Ｍ１２，制御プログラムの作業用メモリであるＲＡＭ１
３，リモコンスイッチとの通信を行うための通信回路１
１，各種入出力を行う入出力回路１４より構成されてい
る。また入出力回路は、警報出力４，ファン出力等のそ
の他出力１５，センサ等の入力１６より構成されてい
る。本発明はＲＯＭ１２に書込まれている制御プログラ
ムによるものであり、他の室内ユニット１ｂ，１ｃと異
なっているのはこの部分だけである。
出力用の室内制御装置１ａのブロック図であり、これ
は、ＣＰＵ１０，制御プログラムが書込まれているＲＯ
Ｍ１２，制御プログラムの作業用メモリであるＲＡＭ１
３，リモコンスイッチとの通信を行うための通信回路１
１，各種入出力を行う入出力回路１４より構成されてい
る。また入出力回路は、警報出力４，ファン出力等のそ
の他出力１５，センサ等の入力１６より構成されてい
る。本発明はＲＯＭ１２に書込まれている制御プログラ
ムによるものであり、他の室内ユニット１ｂ，１ｃと異
なっているのはこの部分だけである。
【００１３】次に図１のシステム（室内ユニットは３台
とする）における実際の動作を説明する。リモコンスイ
ッチ２と室内ユニット制御装置１ａ，１ｂ，１ｃは図６
に示すリモコン−室内通信タイムチャートに従い、常時
通信を行っている。リモコン→室内送信データフォーマ
ットは図７に示す通り、データの送信元と送信先の種類
（リモコン→室内ユニット：１Ｆ）を示す識別コード，
データの種類を区別する種別コード，全フォーマットの
長さを示すレングス，送信先を区別するアドレス，運転
／停止指令や設定温度等のデータ，エラーをチェックす
るためのＢＣＣから構成されている。室内→リモコン送
信データフォーマットは図８に示す通り、識別コード，
種別コード，レングス，アドレス，データ，ＢＣＣから
構成されており、データの中には異常発生をリモコンに
知らせるための異常コードが含まれている。室内ユニッ
ト制御装置１ａは１ｂ，１ｃよりそれぞれリモコンスイ
ッチへ送信されるデータ１８ｂ，１８ｃを受信し、その
中の異常コードを監視することにより他ユニットの異常
を検知することができる。以上の処理を図６と図９に示
す通信処理フローチャートを用いて説明する。まず、リ
モコンスイッチ２は室内ユニット制御装置１ａに向けて
データ１７ａを送信する。室内ユニット制御装置１ａは
これを受信後、分岐１９で‘Ｎ’，分岐２０で‘Ｙ’へ
進み、受信データ処理後、リモコンスイッチ２に向けて
データ１８ａを送信する。次に、リモコンスイッチ２は
室内ユニット制御装置１ｂに向けてデータ１７ｂを送信
する。室内ユニット制御装置１ａはこれを受信後、分岐
１９で‘Ｎ’,分岐２０で‘Ｎ'へ進み受信待ちの状態と
なる。一方、室内ユニット制御装置１ｂはデータ１８ａ
を受信後、リモコンスイッチ２へ向けてデータ１８ｂを
送信する。室内ユニット制御装置１ａはデータ１８ｂを
受信後、分岐１９で‘Ｙ’へ進みデータ１８ｂの内の異
常コードをチェックする。分岐２１において異常コード
に値がセットされているか又は自分自身が異常の場合、
‘Ｙ’へ進み警報出力端子４より警報出力を行う。分岐
２１において‘Ｎ’へ進んだ場合、分岐２２において自
分自身を含めた全ユニットの異常がない場合、警報出力
を解除する。データ１７ｃ，１８ｃ受信時も上記と同様
な処理を行い警報出力を制御する。
とする）における実際の動作を説明する。リモコンスイ
ッチ２と室内ユニット制御装置１ａ，１ｂ，１ｃは図６
に示すリモコン−室内通信タイムチャートに従い、常時
通信を行っている。リモコン→室内送信データフォーマ
ットは図７に示す通り、データの送信元と送信先の種類
（リモコン→室内ユニット：１Ｆ）を示す識別コード，
データの種類を区別する種別コード，全フォーマットの
長さを示すレングス，送信先を区別するアドレス，運転
／停止指令や設定温度等のデータ，エラーをチェックす
るためのＢＣＣから構成されている。室内→リモコン送
信データフォーマットは図８に示す通り、識別コード，
種別コード，レングス，アドレス，データ，ＢＣＣから
構成されており、データの中には異常発生をリモコンに
知らせるための異常コードが含まれている。室内ユニッ
ト制御装置１ａは１ｂ，１ｃよりそれぞれリモコンスイ
ッチへ送信されるデータ１８ｂ，１８ｃを受信し、その
中の異常コードを監視することにより他ユニットの異常
を検知することができる。以上の処理を図６と図９に示
す通信処理フローチャートを用いて説明する。まず、リ
モコンスイッチ２は室内ユニット制御装置１ａに向けて
データ１７ａを送信する。室内ユニット制御装置１ａは
これを受信後、分岐１９で‘Ｎ’，分岐２０で‘Ｙ’へ
進み、受信データ処理後、リモコンスイッチ２に向けて
データ１８ａを送信する。次に、リモコンスイッチ２は
室内ユニット制御装置１ｂに向けてデータ１７ｂを送信
する。室内ユニット制御装置１ａはこれを受信後、分岐
１９で‘Ｎ’,分岐２０で‘Ｎ'へ進み受信待ちの状態と
なる。一方、室内ユニット制御装置１ｂはデータ１８ａ
を受信後、リモコンスイッチ２へ向けてデータ１８ｂを
送信する。室内ユニット制御装置１ａはデータ１８ｂを
受信後、分岐１９で‘Ｙ’へ進みデータ１８ｂの内の異
常コードをチェックする。分岐２１において異常コード
に値がセットされているか又は自分自身が異常の場合、
‘Ｙ’へ進み警報出力端子４より警報出力を行う。分岐
２１において‘Ｎ’へ進んだ場合、分岐２２において自
分自身を含めた全ユニットの異常がない場合、警報出力
を解除する。データ１７ｃ，１８ｃ受信時も上記と同様
な処理を行い警報出力を制御する。
【００１４】
【発明の効果】本発明によれば、複数台の空気調和機の
外部出力を一括して中央監視盤等へ出力させたい場合、
下記効果がある。
外部出力を一括して中央監視盤等へ出力させたい場合、
下記効果がある。
【００１５】（１）従来に比べ必要となるリレーの数を
大幅に減少させることができ、コストを下げることがで
きる。
大幅に減少させることができ、コストを下げることがで
きる。
【００１６】（２）リレーが減ることにより、それに伴
う配線も減少し、配線作業を簡略化することができる。
う配線も減少し、配線作業を簡略化することができる。
【図１】リモコン通信を利用した一括出力のブロック
図。
図。
【図２】室内間通信を利用した一括出力のブロック図。
【図３】室内外間通信を利用した一括出力のブロック
図。
図。
【図４】従来技術による一括出力方法のブロック図。
【図５】室内ユニット制御装置のブロック図。
【図６】リモコン−室内通信タイミングチャート。
【図７】リモコン→室内送信データフォーマットの説明
図。
図。
【図８】室内→リモコン送信データフォーマットの説明
図。
図。
【図９】通信処理のフローチャート。
１ａ…ユニット制御装置、３…通信線、４…出力端子、
１０…ＣＰＵ、１１…通信回路、１２…ＲＯＭ、１３…
ＲＡＭ、１４…入出力回路、１５…その他出力、１６…
センサ等入力。
１０…ＣＰＵ、１１…通信回路、１２…ＲＯＭ、１３…
ＲＡＭ、１４…入出力回路、１５…その他出力、１６…
センサ等入力。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 望月 正道 静岡県清水市村松390番地 株式会社日立 製作所空調システム事業部内
Claims (1)
- 【請求項１】空気調和機の運転モード等を設定するリモ
コンスイッチとの通信手段と、前記空気調和機に異常が
発生した場合、外部へ知らせるための警報出力を備えた
空気調和機の制御装置において、１個のリモコンと複数
台の室内ユニットを渡り配線し、通信を行うことにより
同時または個別運転を行っている最中に他の室内ユニッ
トに異常が発生した場合でも、ある特定の前記室内ユニ
ットから警報出力をする手段を設けたことを特徴とする
空気調和機の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7119489A JPH08313035A (ja) | 1995-05-18 | 1995-05-18 | 空気調和機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7119489A JPH08313035A (ja) | 1995-05-18 | 1995-05-18 | 空気調和機の制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08313035A true JPH08313035A (ja) | 1996-11-29 |
Family
ID=14762543
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7119489A Pending JPH08313035A (ja) | 1995-05-18 | 1995-05-18 | 空気調和機の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08313035A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111219848A (zh) * | 2019-12-06 | 2020-06-02 | 创新奇智(青岛)科技有限公司 | 基于通道传感器反馈的数据中心机房精密空调控制方法 |
-
1995
- 1995-05-18 JP JP7119489A patent/JPH08313035A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111219848A (zh) * | 2019-12-06 | 2020-06-02 | 创新奇智(青岛)科技有限公司 | 基于通道传感器反馈的数据中心机房精密空调控制方法 |
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