JP2650247B2 - 分散処理システム - Google Patents

分散処理システム

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JP2650247B2 JP61230890A JP23089086A JP2650247B2 JP 2650247 B2 JP2650247 B2 JP 2650247B2 JP 61230890 A JP61230890 A JP 61230890A JP 23089086 A JP23089086 A JP 23089086A JP 2650247 B2 JP2650247 B2 JP 2650247B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は複数の処理装置により、一連の処理を分散し
て実行する分散処理システムにおいて、各処理装置内で
動作するアプリケーションプログラムの構成を、プログ
ラム構成変化時に自動的に認識するようにした分散処理
システムに関する。
〔従来の技術〕
共通伝送路に接続された複数の処理装置により一連の
処理を分散して処理する分散処理方法において、一連の
処理のそれぞれを実行するためのプログラムを各処理装
置に分散記憶させ、各処理装置のプログラムの起動を、
このプログラムを実行するのに必要なデータが伝送路か
ら自処理装置内に取込まれ、それがそろったときに行う
方法が、特開昭57−146361号に公報に記載されている。
この方法は、システム全体を管理するための管理用処
理装置を必要とすることなく、各処理装置で一連の処理
のそれぞれを分散して処理することを可能とするもので
ある。
また、本出願人は、上記分散処理システムに対し、各
処理装置のうちの一つまたは複数の処理装置をプログラ
ム開発用とし、これら開発用処理装置で開発したプログ
ラムを共通伝送路にブロードキャストし、そのプログラ
ムを、必要とする処理装置が自らの判断で上記共通伝送
路から取込み、自処理装置内に格納するためのソフト開
発方式を特願昭60−129378号により提案している。
以上の方式により、システム全体を制御するマスタを
必要とせずに一連の処理を実行し、更にプログラム開発
においても、システム全体のプログラム構成を知ること
なく各開発用処理装置でプログラムを開発し、任意のタ
イミングで必要とする処理装置にローディングすること
が可能になる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、上記従来技術においては、各処理装置内に、
どのようなプログラムが格納されており、どのような状
態で稼動しているかを把握するための手段がなく、シス
テム保守・運用上問題となることがあった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、従来の分散処理システムにおける上述
の如き問題を解消し、システムの保守性,運用性を向上
させるために、プログラムローディング等によるシステ
ム内プログラム構成変化時にこれを自動的に検知し、シ
ステム全体のプログラム構成を把握するようにした分散
処理システムを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の上記目的は、共通伝送路に接続された複数の
処理装置上に分散して配置された複数のプログラムによ
り、一連の処理を分散して行う分散処理システムにおい
て、前記各処理装置が、自処理装置に格納されているプ
ログラムの識別情報とそのプログラムの入力データおよ
び出力データに関連する情報を含むプログラム関連情報
を作成する手段(第7図の408等)と、作成されたプロ
グラム関連情報を前記共通伝送路上に送出する手段(第
7図の407等)とを有し、前記複数の処理装置の中の任
意の処理装置は、前記共通伝送路上に送出された前記プ
ログラム関連情報を受信して、そのプログラム関連情報
に基づいて、前記複数のプログラム相互の関連を解析す
る手段(第7図の4061等、第9図(b)参照)と、その
解析手段により分析の結果に従いシステム内における前
記一連の処理を形成する前記複数のプログラム相互の関
連を示すプログラム構成情報を出力する手段(第7図の
4061等、第9図(a)参照)を有する如く構成されたこ
とを特徴とする分散処理システムによって達成される。
〔作用〕
本発明においては、共通伝送路に接続されている各処
理装置内に設けた、自処理装置内のプログラム構成変化
時にその旨を示すメッセージを共通伝送路に送出する機
能と、上記メッセージを共通伝送路から受信したときに
自処理装置内に格納されているプログラムについての情
報を共通伝送路に送出する機能とにより、プログラムの
構成変化時に、自動的に、伝送路上に各処理装置内のプ
ログラム構成を示すメッセージが送出されるので、送出
されたメッセージを取込み、それを用いてシステム内プ
ログラム構成を認識する機能により、これらのメッセー
ジを統合することにより、システム内プログラム構成を
把握することが可能になるものである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
まず、本発明の適用対象である分散処理システムの構
成について、第2図、第3図を用いて説明する。
第2図は本発明が適用されるシステムの全体構成を示
す図である。図において、1は矢印方向への一方向性ル
ープ伝送路、11〜14はその内部のメモリにアプリケーシ
ョンプログラムを格納し、これを実行する処理装置、21
〜24は上記伝送路1上のデータ伝送制御を行う伝送制御
装置(Network Control Processor、以下「NCP」とい
う)を示している。
上記各処理装置11〜14と各NCP21〜24とは、双方向に
接続されており、処理装置11〜14の処理結果(メッセー
ジ)は、上記NCP21〜24を経て前記伝送路1上に送出さ
れる。
また、NCP21〜24は、伝送路1上を流れるメッセージ
が自己に接続されている処理装置に必要なものであるか
否かを判定し、必要と判定したメッセージを、自己に接
続されている処理装置に送る機能を有する。処理装置11
〜14は、その内部に記憶しているアプリケーションプロ
グラムの実行に必要なすべてのメッセージがそろった時
点で、このプログラムを起動する。起動されたプログラ
ムは、上記メッセージを用いて自らの処理を実行し、そ
の結果をメッセージとして出力する。
以下に説明する実施例においては、処理装置14を、プ
ログラム構成を把握する処理装置とし、把握したプログ
ラム構成を表示出力するためのCRT1400が接続されてい
るものとする。
第3図に伝送路上を流れるメッセージのフォーマット
を示す。図において、FC(202)は機能コードで、デー
タの内容や機能に対応するコードである。各NCPは、本
機能のコード202を基に、受信メッセージが自らに接続
されている処理装置に必要なものであるか否かを判断す
る。
SA(203)はメッセージを発信したNCPアドレス(発信
元アドレス)であり、C(204)は、伝送上必要となる
通番である。データ(205)は、各アプリケーションプ
ログラムが処理した結果の内容を示すものであり、FCS
(206)は誤り検知用データ、F(201,207)はそれぞ
れ、メッセージの始めと終りを示すフラグである。
第1図は本発明の一実施例を示す図であり、第2図に
示した処理装置11の内部構成を示す図である。処理12〜
14も同じ構成を有している。
第1図において、101はNCP21,処理装置11間でのデー
タ転送を制御する伝送制御ユニットであり、NCP21から
受信したメッセージを受信バッファ102に格納する機能
と、送信バッファ103内のメッセージをNCP21に送出する
と同時に、該メッセージが自処理装置内アプリケーショ
ンプログラムで必要とされるものの場合には、これを受
信バッファ102にも格納する機能を有する。
処理ユニット104は、アプリケーションプログラム106
1〜1036の実行を制御するためのユニットである。トリ
ガメッセージ生成ユニット107は、自処理装置内プログ
ラム構成変化時に、プログラム構成が変化したことを示
す「トリガメッセージ」を生成するためのユニットであ
り、モジュール構成メッセージ生成ユニット108は、自
処理装置内に格納されているアプリケーションプログラ
ムについての情報を示す「モジュール構成メッセージ」
を生成するためのユニットである。
外部入出力制御ユニット109は、外部機器との入出力
を制御するためのユニットである。また、入出力データ
格納エリア105は、各アプリケーションプログラム毎に
その入出力メッセージを格納するためのエリアである。
第4図(a)は上記入出力データ格納エリア105の内
容を示すものである。エリア1行目1051は前記アプリケ
ーションプログラム1061に対する入出力メッセージ格納
エリアである。上記入出力メッセージ格納エリア1051
中、エリア10511には入力メッセージ(I)が、エリア1
0513には出力メッセージ(O)が格納される。また、起
動プログラムエリア10512には、上記エリア10511に格納
された入力メッセージにより起動すべきプログラム(P:
ここではプログラム1061)を示すエリアである。
エリア2行目1052はアプリケーションプログラム1062
の入出力メッセージ格納エリアである。以下、同様に、
各アプリケーションプログラム毎に入出力メッセージ格
納エリアが設定される。
第4図(b)は、上記入出力メッセージ格納エリア10
51中の入力メッセージ格納エリア10511のフォーマット
を示す図である。エリア105111には、入力メッセージの
機能コードが予め設定されている。エリア105112は、入
力メッセージが格納されているか否かを示すフラグをセ
ットするためのエリアであり、エリア105113はメッセー
ジ内データ部内容を格納するためのエリアである。
アプリケーションプログラムが、機能コードの異なる
複数の入力メッセージにより起動する場合には、上記各
エリア105111〜105113が、各メッセージ毎に設定され
る。なお、出力メッセージ格納エリア10513も同一フォ
ーマットである。
第5図(a)は、前記トリガメッセージ生成ユニット
107の処理フローを示す図である。本ユニット107は、自
処理装置立上げ時、または、アプリケーションプログラ
ム追加,削除等による自処理装置内に格納されているア
プリケーションプログラムの構成変化時に起動され、前
記送信バッファ103にトリガメッセージであることを示
す機能コード(Fca)およびデータ部内容として自処理
装置番号(PNO)を設定する。
伝送制御ユニット101は、送信バッファ103の内容を先
に第3図に示したメッセージフォーマットに整えて共通
伝送路1に出力する。第5図(b)にそのメッセージフ
ォーマットを示す。611〜617は、それぞれ、第3図の20
1〜207に対応する。FC部612にはトリガメッセージであ
ることを示す機能コード(Fca)が、データ部615には処
理装置番号(PNO)が設定されている。
第6図(a)は前記モジュール構成メッセージ生成ユ
ニット108の処理フローを示す図である。本ユニット108
は、トリガメッセージ受信時に起動される。なお、各処
理装置に接続されているNCPには、予めトリガメッセー
ジを示す機能コード(Fca)が、自処理装置が必要とす
るメッセージの機能コードとして登録されているものと
する。モジュール構成メッセージ生成ユニット108は、
まず、自処理装置内に格納されているアプリケーション
プログラムについての情報、すなわち、モジュール構成
メッセージデータ部を、前記入出力データ格納エリア10
5の内容を参照することにより作成し(処理630)、次
に、上記処理630で作成した内容と、モジュール構成メ
ッセージであることを示す機能コード(FCb)とを、送
信バッファ103に設定する(処理631)。
第6図(b)は、上記処理630で作成されるモジュー
ル構成メッセージデータ部内容を示すものである。PNOO
6550はトリガメッセージデータ部内の処理装置番号を格
納するエリア、PNO6551は自処理装置番号であり、PNUM6
552は自処理装置内に格納されているアプリケーション
プログラム数である。また、6553〜6555は各アプリケー
ションプログラム毎に設定されるエリアであり、IFC655
3およびOFC6554は、それぞれ、対象とするアプリケーシ
ョンプログラムが必要とする入力メッセージの機能コー
ド、および、そのプログラムが出力するメッセージの機
能コードを格納するエリアである。
これらの各エリアには、前記入出力データ格納エリア
105の入力メッセージ格納エリア(I)内、および、出
力メッセージ格納エリア(O)内に設定されている機能
コードを、それぞれ、設定する。また、PINF6555には、
前記入出力データ格納エリア105の起動プログラムエリ
ア(P)内容を設定する。伝送制御ユニット101は、送
信バッファ103内容を、第3図に示したメッセージフォ
ーマットに整えて共通伝送路1に出力する。
第6図(c)は、このメッセージの内容を示す図であ
り、651〜657は、それぞれ、先に示した第3図の201〜2
07に対応する。FC部653にはモジュール構成メッセージ
であることを示す機能コード(FCb)が、データ部655に
は第6図(b)に示した内容が設定されている。
上記実施例によれば、分散処理システムにおいて、分
散して配置されている各処理装置内のプログラム構成を
把握でき、また、プログラム構成変更時には、それを検
出して把握していた構成を更新でき、常に最新のプログ
ラム構成を把握することが可能となる。
次に、第6図(c)に示したモジュール構成メッセー
ジを用いて、システム内プログラム構成を把握するため
の処理について第7図〜第9図を用いて説明する。
第7図は本発明の他の実施例であるプログラム構成を
把握するための処理装置を示す図であり、第2図に示し
た処理装置14の内部構成を示す図である。
本処理装置14は、全体としては先に第1図に示した処
理装置11と同一の構成であり、401〜409はそれぞれ、第
1図に示した処理装置11の101〜109に対応している。両
者の相異点は、外部入出力制御ユニット409にはCRTコン
ソール1400が接続されていること、また、アプリケーシ
ョンプログラムとしては、システム内プログラム構成を
把握するためのプログラム4061が格納されていることで
ある。
上記システム内プログラム構成把握プログラム4061内
は、実際の処理手順が格納されているプログラムエリア
6000、および、プログラム構成を格納するためのプログ
ラム構成テーブルエリア7000から成っている。第8図に
上記プログラム構成テーブルエリア7000のフォーマット
を示す。本テーブルは、各処理装置内に格納されている
アプリケーションプログラム、および、各アプリケーシ
ョンプログラム間の入出力関係を示すものである。
プログラム構成テーブル(TB)は、各処理装置毎のテ
ーブル(処理装置テーブル)701〜70n、および、トリガ
処理装置番号格納エリア750,処理装置数格納エリア760
から構成されている。処理装置テーブル701〜70nは、各
々に付けられた通番(テーブル通番)により識別され
る。
以下、テーブル701の構成について述べるが、テーブ
ル702〜70nも、同一の構成である。テーブル701は、処
理装置番号を格納するエリアPNO(7011)、処理装置内
アプリケーションプログラム数を格納するエリアPNUM
(7012)および各プログラム毎の情報を格納するエリア
(7013,7014,…)から構成されている。このプログラム
情報用エリア7013,7014,…は各エリア毎に付けられた通
番(プログラム通番)により識別される。
プログラム通番1に対応するエリア7013は、入力デー
タ情報部IFCI(70131)、出力データ情報部OFCI(7013
2)およびプログラム情報部PINF(70133)から成ってい
る。プログラム通番2以下に対応するエリア7014以下も
同様である。入力データ情報部IFCI(70131)は、入力
機能コードIFC(701310),上流プログラムポインタIFC
P(701311)から成っている。この上流プログラムポイ
ンタIFCP(701311)は、入力機能コードIFC(701310)
を持つメッセージを出力するアプリケーションプログラ
ムのモジュール構成テーブル内での位置を示すものであ
る。
また、出力データ情報部OFCI(70132)は、出力機能
コードOFC(701320)、下流プログラムポインタOFCP(7
01321)から成っている。この下流プログラムポインタO
FCP(701321)は、出力機能コードOFC(701320)を持つ
メッセージを入力とするアプリケーションプログラムの
モジュール構成テーブル内での位置を示すものである。
なお、トリガ処理装置番号エリア750には、初期値とし
て処理装置番号と一致しない値、例えば、(−1)を設
定しておく。また、処理装置数エリア760は、モジュー
ル構成テーブル内に記録されている処理装置数を示すエ
リアである。
次に、以上述べたモジュール構成テーブルを作成し、
この内容を表示出力するプログラム、先に第7図に示し
たプログラム6000の処理内容について、第9図により説
明する。
第9図(a)は、全体の処理フローを示す図であり、
本プログラムは、モジュール構成情報メッセージ受信時
に起動される。起動されたプログラムは、まず、入力メ
ッセージ内のトリガ処理装置番号エリア(第6図(b)
6550参照)の内容をモジュール構成テーブル内トリガ処
理装置番号エリア750の内容と比較する(処理800)。両
者が一致しない場合は、モジュール構成テーブル内処理
装置数エリア760に“1"を設定する(処理801)。
次に、上記トリガ処理装置番号エリア750に入力メッ
セージ内のトリガ処理装置番号を設定した(処理802)
後、処理803に移る。また、上記処理800における比較に
おいて、入力メッセージ内トリガ処理装置番号が、モジ
ュール構成テーブル内トリガ処理装置番号と一致する場
合は、そのまま処理803に移る。
処理803では、第POINT(760)番目の処理装置テーブ
ル内の処理装置番号(PNO)およびプログラム数(PNU
M)を、入力メッセージ内容に応じて設定する。次に、
入力メッセージ内容に応じて、各プログラム毎に、第PO
INT番目の処理装置テーブルの前記入力データ情報部IFC
I(70131)内IFC,出力データ情報部OFCI(70132)内OFC
およびプログラム情報部PINF(70133)を設定する(処
理804)。
その後、前記処理装置数エリアの内容を、“1"増加さ
せる(処理805)。以上の処理が終了後、第1番目から
第(POINT−1)番目までの処理装置テーブル内の、各
プログラム毎の上流ホインタIFCPおよび下流ポインタOF
CPを設定する(処理806)。以下、このポインタ設定処
理について、第9図(b)により説明する。
本処理は第1番目から第(POINT−1)番目までの各
処理装置テーブル毎に行う。ここでは、一例として、第
8図に示した処理テーブル701について説明する。ま
ず、本処理用のカウンタiを初期化(“1"を設定)する
(処理853)。次に、第i番目(この場合は第1番目)
のプログラム情報用エリア7013の入力データ情報部IFCI
(70131)のIFC(701310)に設定されている機能コード
を持つメッセージを出力するプログラムを処理装置テー
ブル内よりサーチする(処理854)。
出力するプログラムが存在しない場合は、入力データ
情報部IFCI(70131)の上流プログラムポインタIFCP(7
01311)にプログラム無しを示す値(例えば、−1)を
設定する(処理857)。出力するプログラムが存在する
場合は、そのプログラムが記憶されている処理装置テー
ブルのテーブル通番、および、テーブル内での位置を示
すプログラム通番を、入力データ情報部IFCI(70131)
の上流プログラムポインタIFCP(701311)に設定する
(処理856)。
次に、処理858で、先の場合と同様に、第i番目(こ
の場合は第1番目)のプログラム情報用エリア7013の出
力データ情報部OFCI(70132)のOFC(701320)に設定さ
れている機能コードを持つメッセージを入力とするプロ
グラムを、処理装置テーブル内よりサーチする。入力と
するプログラムが存在しない場合は、処理857と同様
に、プログラム無しを示す値を、プログラム通番を出力
データ情報部OFCI(70132)の下流プログラムポインタO
FCP(701321)に設定する(処理861)。
入力とするプログラムが存在する場合には、処理856
と同様に、そのプログラムが記録されている処理装置テ
ーブルのテーブル通番、および、プログラム通番を出力
データ情報部OFCI(70132)の下流プログラムポインタO
FCP(701321)に設定する(処理860)。
以上の処理の終了後、カウンタiの値が処理装置テー
ブル内プログラム数PNUM(7012)と一致するか否かを判
定し(処理862)、一致しない場合はカウンタiの値を
“1"増加させ(処理863)、処理854に移る。すなわち、
処理854〜861を処理装置テーブル内に記録されているプ
ログラム数の分だけ繰り返す。第9図(b)に示した処
理を第1番目〜第(POINT−1)番目までの処理装置テ
ーブルに対して実施した後、第9図(a)の処理807に
移り、これらのテーブル内容を前記CRT1400に表示出力
する。
この際、処理装置テーブル内上流プログラムポインタ
IFCP(701311)または下流プログラムポインタOFCP(70
1321)に、プログラム無しを示す値が設定されているプ
ログラムは、その入力メッセージが発生されないか、ま
たは、出力メッセージを使用するプログラムが存在しな
いプログラムであるから、プログラム構成上完結してい
ないことを示す情報を付して表示出力する。
上記実施例によれば、分散処理システムにおいて、分
散して配置されている各処理装置内のプログラム構成
を、システム全体レベルで把握でき、プログラム構成変
更時には、それを検出して把握していた構成を更新で
き、常に最新のプログラム構成を把握することが可能に
なる。また、プログラム構成上完結していないプログラ
ムを検出することも可能である。
なお、上記実施例においては、処理装置14を、プログ
ラム構成把握用プログラムを設定する処理装置とした
が、これは処理装置14に限られるものではなく、任意の
処理装置内に、任意の個数のプログラム構成把握用プロ
グラムを設定することが可能であることは言うまでもな
い。
また、従来から用しられている、キーインに応じてト
リガメッセージを生成する手段を設定することにより、
オペレータ要求時に、その時点でのシステム内プログラ
ム構成を把握することも可能である。
〔発明の効果〕
以上述べた如く、本発明によれば、共通伝送路に接続
された複数の処理装置により、一つの仕事の一連の処理
を分散して処理する分散処理システムにおいて、前記各
処理装置が、自処理装置に格納されている前述のモジュ
ール構成メッセージを作成する手段と、該手段により作
成されたモジュール構成メッセージを前記共通伝送路上
ニ送出する手段とを有する如く構成したので、システム
の保守性,運用性を向上させることが可能な分散処理シ
ステムを実現できるという顕著な効果を奏するものであ
る。また、前記各手段に加えて、前記モジュール構成メ
ッセージを取込み、これを用いてシステム内プログラム
構成を認識する手段を有する如く構成した場合には、各
処理装置内に配置されているアプリケーションプログラ
ムの構成をシステム全体レベルで把握でき、プログラム
構成変更時には直ちにそれを検出して、プログラム構成
の更新を実施することが可能な分散処理システムを実現
出来るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す処理装置の構成図、第
2図は本発明を実施するシステムの構成例を示す図、第
3図は伝送されるメッセージのフォーマットを示す図、
第4図はテーブル構成を示す図、第5図(a),第6図
(a),第9図(a)および(b)は実施例の処理フロ
ー図、第5図(b),第6図(b)および(c)は生成
されるメッセージフォーマットを示す図、第7図は他の
実施例を示す処理装置の構成図、第8図はテーブル構成
を示す図である。 1:一方向性ループ伝送路、11〜14:処理装置、21〜24:NC
P、FC:機能コード、FCa:トリガメッセージ機能コード、
FCb:モジュール構成メッセージ機能コード、PNO:処理装
置番号、PNUM:プログラム数、IFCI:入力データ情報部、
OFCI:出力データ情報部、IFCP;入力FCポインタ、OFCP:
出力FCポインタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河野 克己 川崎市麻生区王禅寺1099番地 株式会社 日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 小泉 稔 川崎市麻生区王禅寺1099番地 株式会社 日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 中井 耕三 日立市大みか町5丁目2番1号 株式会 社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 笠嶋 広和 日立市大みか町5丁目2番1号 株式会 社日立製作所大みか工場内 (56)参考文献 特開 昭57−146361(JP,A) 特開 昭54−70747(JP,A)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】共通伝送路に接続された複数の処理装置上
    に分散して配置された複数のプログラムにより、一連の
    処理を分散して行う分散処理システムにおいて、 前記各処理装置は、自処理装置に格納されているプログ
    ラムの識別情報と該プログラムの入力データおよび出力
    データに関連する情報を含むプログラム関連情報を作成
    する手段と、作成されたプログラム関連情報を前記共通
    伝送路上に送出する手段とを有し、 前記複数の処理装置の中の任意の処理装置は、前記共通
    伝送路上に送出された前記プログラム関連情報を受信し
    て、該プログラム関連情報に基づいて、前記複数のプロ
    グラム相互の関連を解析する手段と、該解析手段による
    解析の結果に従いシステム内における前記一連の処理を
    形成する前記複数のプログラム相互の関連を示すプログ
    ラム構成情報を出力する手段を有する、 ことを特徴とする分散処理システム。
  2. 【請求項2】前記解析手段は、前記入出力データに関連
    する情報に基づき、前記複数のプログラムの各々につい
    て、そのプログラムが入力するデータを出力するプログ
    ラム、およびそのプログラムの出力データを入力とする
    プログラムを抽出し、これらプログラム間の関連づけを
    行うことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の分散
    処理システム。
  3. 【請求項3】前記入力データおよび出力データに関する
    情報は、前記各処理装置が前記共通伝送路上のデータを
    取り込むか否かの決定に用いられるデータの内容に対応
    した機能コードであって、前記入力データおよび出力デ
    ータに付される機能コードを含むことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項または第2項記載の分散処理システ
    ム。
  4. 【請求項4】前記各処理装置は、自処理装置内のプログ
    ラム構成が変化したことに応じて該プログラム構成の変
    化を通知するためのメッセージを前記共通伝送路に送出
    する手段を有し、前記関連情報作成手段は、該メッセー
    ジを受信して前記関連情報を作成することを特徴とする
    特許請求の範囲第1項乃至第3項記載の分散処理システ
    ム。
  5. 【請求項5】前記プログラム構成情報は、前記一連の処
    理に関する各プログラム毎に、該プログラムが用いる入
    力データを出力するプログラムに関する情報と、該プロ
    グラムが出力する出力データを入力とするプログラムに
    関する情報とを含むことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項乃至第4項のいずれかに記載の分散処理システム。
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