JP2649789B2 - 合成樹脂シートを成形して裁断する成形パーツの製造装置 - Google Patents

合成樹脂シートを成形して裁断する成形パーツの製造装置

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JP2649789B2
JP2649789B2 JP24664095A JP24664095A JP2649789B2 JP 2649789 B2 JP2649789 B2 JP 2649789B2 JP 24664095 A JP24664095 A JP 24664095A JP 24664095 A JP24664095 A JP 24664095A JP 2649789 B2 JP2649789 B2 JP 2649789B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、合成樹脂シートを
成形して複数の成形パーツを成形し、成形した合成樹脂
シートから成形パーツを分離するために、成形パーツの
外周で裁断する装置に関する。
【0002】合成樹脂シートの成形パーツは、多くの場
合は、食料品等を入れてパックするトレイである。た
だ、成形パーツにはトレイに代わって、合成樹脂シート
を種々の形状に成形したもの、たとえば装飾品等とする
こともできる。
【0003】
【従来の技術】合成樹脂シートを成形して碁盤状に多数
のトレイ等の成形パーツを成形し、トレイの外周を裁断
して多数のトレイを能率よく多量生産する装置は開発さ
れている。この装置は、合成樹脂シートを加熱して真空
成形する成形機と、成形機で成形された合成樹脂シート
を、成形パーツ等の外周で裁断する裁断機とからなる。
【0004】成形機は、ヒーターで加熱された熱可塑性
の連続する合成樹脂シートを、空気圧で金型に密着させ
て真空成形する。成形された合成樹脂シートは、所定の
長さの定寸に切断されて排出される。排出される合成樹
脂シートは、1枚の合成樹脂シートに、縦横に並んで多
数のトレイが成形されている。
【0005】合成樹脂シートは、裁断機に送られる。裁
断機は、トレイの外周で合成樹脂シートを裁断して、ト
レイを分離する。裁断機は、トレイの外周を完全に裁断
するものと、完全に裁断せずに、トレイの外周を点状に
残して裁断するものとがある。トレイの外周を完全に裁
断する裁断機は、トレイを完全に分離できる。点状に残
して裁断する裁断機は、その後にトレイの連結部をちぎ
って分離する。
【0006】従来の裁断機を図1に示す。この図の裁断
機は、多数のトレイが成形された合成樹脂シート1をセ
ットする移動テーブル2と、合成樹脂シート1を裁断す
る本体部3と、裁断された合成樹脂シート1を排出する
排出コンベア4とを備える。移動テーブル2の上面に
は、合成樹脂シート1を多数のトレイの外周で切断する
刃物5を水平で上向きに固定している。移動テーブル2
は、水平の姿勢で本体部3の方向に往復運動する。本体
部3は、その上方に、合成樹脂シート1を刃物5に押し
付けて切断するプレスプレート6を上下に往復運動でき
るように配設している。プレスプレート6は、裁断され
た合成樹脂シート1を吸着する吸着口7を下面に装備し
ている。さらに、プレスプレート6は、本体部3と排出
コンベア4の方向に往復運動自在で、裁断された合成樹
脂シート1を吸着口7で吸着して、排出できるようにな
っている。本体部3の排出側には、排出コンベア4とテ
ーブルリフター8が配設されている。排出コンベア4
は、テーブルリフター8の上面に固定されており、裁断
された合成樹脂シート1を排出コンベア4の上面に集積
できるようになっている。テーブルリフター8は、水平
の姿勢で上下に移動でき、集積された合成樹脂シート1
は、テーブルリフター8を下方に位置させた状態で排出
コンベア4から排出される。
【0007】この構造の裁断機は、次のようにして成形
された合成樹脂シート1を裁断する。 移動テーブル2を、本体部3から供給側に移動さ
せ、刃物5の上に多数のトレイを成形している合成樹脂
シート1を人手によりセットする。 移動テーブル2を本体部3に、プレスプレート6を
本体部3の上方に移動させる。 プレスプレート6を下に移動し、合成樹脂シート1
を刃物5に押し付けて、合成樹脂シート1を成形された
トレイの外周で切断する。 の状態で切断された合成樹脂シート1をプレスプ
レート6に吸着させる。 プレスプレート6を上向きに移動させ、さらに排出
側に水平に移動させる。 プレスプレート6は、合成樹脂シート1を離し、排
出コンベア4に供給する。 排出コンベア4上で、裁断された合成樹脂シート1
を集積する。 〜の動作を繰り返す。 一定量集積された合成樹脂シート1は、テーブルリ
フター8を下方に移動させて、排出コンベア4から排出
される。
【0008】さらに、成形機により成形された合成樹脂
シートを、裁断機に供給する装置も開発されている。こ
の装置は、図2に示すように供給プレート9と、ガイド
レール10と駆動部材11とからなる。供給プレート9
は、下面に合成樹脂シート1を吸着する吸盤12を備え
る。吸盤12は真空ポンプや吸引用ブロワ等の吸引機に
連結されて、吸盤12に吸着力を持たせている。さら
に、供給プレート9は、上下に往復運動自在に配設され
ている。ガイドレール10は、成形された合成樹脂シー
ト1が供給される供給台13の上方から、裁断機の供給
側の移動テーブル2の上方にわたって水平に配設された
金属性のレールである。供給プレート9は、ガイドレー
ル10に取付られており、水平方向に往復運動自在にな
っている。また、ガイドプレートの上部には供給プレー
ト9を水平方向に移動させる駆動部材11を有する。
【0009】この装置は、次のようにして合成樹脂シー
ト1を裁断機に供給する。 成形された合成樹脂シート1を供給台13の上にセ
ットする。 供給台13の上方に位置する供給プレート9を、供
給台13に下降させる。 吸引機を作動させ、供給プレート9の下面に設けた
吸盤12で多数のトレイを成形している合成樹脂シート
1を吸着する。 合成樹脂シート1を吸着して供給プレート9を上昇
させ、供給プレート9を裁断機側に移動させる。 供給プレート9を下降させ、裁断機の供給側に位置
させた移動テーブル2の上面に合成樹脂シート1を供給
する。
【0010】したがって、これらの装置をインライン化
できると、24時間無人化稼働が可能になる。人手によ
る作業がほとんど必要ない全自動ラインによる装置は、
生産能率を著しく向上させることができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の装置は、実際にはインライン化させることができな
い。それは、成形機が、合成樹脂シートを成形する時間
と、裁断機が、成形された合成樹脂シートを裁断する時
間に差があるからである。裁断機が合成樹脂シートを裁
断する工程は、成形機が合成樹脂シートを成形する工程
よりも長い時間を要する。このため、これらの機械をベ
ストの状態でインライン化することは、不可能である。
【0012】成形機の製造速度を遅くすることで、これ
らの機械の生産速度を合わせることは、可能である。し
かし、成形機は、熱可塑性の合成樹脂シートを熱変形さ
せる装置であるため、時間を必要以上に遅くすることは
望ましくない。また、成形機の生産速度を遅くすること
は、全体の生産量を減少させることであり、合理的な方
法とは言えない。したがって、成形機により成形された
合成樹脂シートは一度集積され、人手によって、複数台
の裁断機に分割して裁断しているのが実状である。
【0013】本発明は、この欠点を解決することを目的
に開発されたものである。本発明の重要な目的は、裁断
機の生産能率を向上させ、成形機と裁断機をインライン
化させることにより、人手による作業がほとんど必要な
い全自動ラインによる合成樹脂シートを成形して裁断す
る成形パーツの製造装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の合成樹脂シート
を成形して裁断する成形パーツの製造装置は、前述の目
的を達成するために下記の構成を備える。合成樹脂シー
トを成形して裁断する成形パーツの製造装置は、ヒータ
ー14で加熱された熱可塑性の合成樹脂シート1を、空
気の圧力差で金型15に密着して複数の成形パーツを成
形する成形機20と、この成形機20で複数の成形パー
ツが成形されている合成樹脂シート1を裁断機22に移
送する中間コンベア21と、この中間コンベア21で成
形機20から連続して移送されてくる合成樹脂シート1
を、成形パーツの外周で裁断する裁断機22とを備え
る。
【0015】裁断機22は下記の構成を備える。 (a) 裁断機22は、中間コンベア21から供給され
る合成樹脂シート1を定位置に移送する供給コンベア2
9と、この供給コンベア29で定位置に移送される合成
樹脂シート1を刃物5の上に供給する供給プレート30
と、合成樹脂シート1を成形パーツの外周で切断する刃
物5と、刃物5の上に供給された合成樹脂シート1を刃
物5に押し付けて、成形パーツの外周で裁断し、切断し
た合成樹脂シート1を刃物5の上から取り出すプレスプ
レート31と、プレスプレート31で取り出された合成
樹脂シート1を排出する排出コンベア32とを備える。
【0016】(b) 供給コンベア29は、中間コンベ
ア21から移送されてくる合成樹脂シート1を上に載せ
て水平の姿勢で水平方向に移送して定位置に停止させる
ストッパ34を備える。 (c) 刃物5は上向きに固定されている。 (d) 刃物5の上方に位置して、水平方向と、上下方
向に往復運動できるように、供給プレート30とプレス
プレート31を配設している。 (e) 供給プレート30とプレスプレート31とは一
緒に往復運動して、供給プレート30が供給コンベア2
9から刃物5に合成樹脂シート1を供給し、プレスプレ
ート31は刃物5から排出コンベア32に合成樹脂シー
ト1を移送する。
【0017】(f) 供給プレート30とプレスプレー
ト31は、合成樹脂シート1の上面を吸着する吸着口7
を下面に備える。吸着口7で合成樹脂シート1を吸着し
て移送する。 (g) 成形機20で成形パーツの成形された合成樹脂
シート1が、中間コンベア21で裁断機22に供給さ
れ、裁断機22は供給コンベア29で合成樹脂シート1
を定位置に移送すると共に、ここに供給された合成樹脂
シート1を、供給プレート30で刃物5の上に供給し、
プレスプレート31で合成樹脂シート1を刃物5に押し
付けて成形パーツの外周で裁断し、裁断された合成樹脂
シート1をプレスプレート31で吸着して排出コンベア
32に排出するように構成されている。
【0018】さらに、本発明の請求項2に記載される合
成樹脂シートを成形して裁断する成形パーツの製造装置
は、排出コンベア32の上に成形パーツの外周で裁断さ
れた合成樹脂シート1を集積する集積装置を備える。集
積装置は、上下に移動自在で排出コンベア32を装着し
ている上下台37を備える。上下台37を上昇させた状
態で、プレスプレート31が成形パーツの外周で裁断さ
れた合成樹脂シート1を集積し、上下台37は合成樹脂
シート1の積層量に応じて上下に移動し、排出時には、
上下台37を降下させて集積された合成樹脂シート1を
排出コンベア32から排出するように構成されている。
【0019】さらにまた、集積装置は上下台37の上方
に水平方向に開閉自在なスライドシャッター39を備え
る。上下台37が降下されて、集積された合成樹脂シー
ト1を排出するときには、スライドシャッター39を閉
鎖して、このスライドシャッター39の上面に裁断され
た合成樹脂シート1を集積する。上下台37から合成樹
脂シート1が排出されて、上下台37を上昇した状態で
スライドシャッター39を開放し、スライドシャッター
39に載せられた合成樹脂シート1を、排出コンベア3
2の上に集積させるように構成されている。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施の形態
は、本発明の技術思想を具体化するための合成樹脂シー
トを成形して裁断する成形パーツの製造装置を例示する
ものであって、本発明は製造装置を下記のものに特定し
ない。
【0021】さらに、この明細書は、特許請求の範囲を
理解し易いように、実施の形態に示される部材に対応す
る番号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を解
決するための手段の欄」に示される部材に付記してい
る。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施の形
態の部材に特定するものでは決してない。
【0022】図3ないし図6に示す合成樹脂シートを成
形して裁断する成形パーツの製造装置は、図3に示す成
形機20と、成形機20で多数のトレイ等の成形パーツ
が成形された合成樹脂シート1を移送する図4の中間コ
ンベア21と、中間コンベア21で移送される合成樹脂
シート1をトレイの外周で裁断する図5および図6の裁
断機22とを備える。
【0023】成形機20は、熱可塑性の合成樹脂シート
1を加熱するヒーター14と、ヒーター14で加熱して
軟化された合成樹脂シート1を密着させて成形する金型
15と、金型15で成形された合成樹脂シート1を、所
定の寸法に裁断する定寸切断機16とを備える。
【0024】原料の合成樹脂シート1は、ロールシート
状に巻かれている。ロール状の合成樹脂シート1は、両
側をチェーン(図示せず)で挟着してヒーター14の間
に移送される。ヒーター14の間に移送された合成樹脂
シート1は、全体を均一に加熱するために、一定時間は
移送が停止される。ヒーター14は、供給された合成樹
脂シート1を上下の両面から加熱して、均一に軟化温度
まで加熱する。ヒーター14は、赤外線を放射し、その
熱により合成樹脂シート1を成形温度に軟化させる。ヒ
ーター14には、たとえば、セラミックヒーターを用い
ることができる。セラミックヒーターは、優れた均熱性
能を有し、均一加熱と偏加熱が可能であると共に、ヒー
トアップ時間を短縮できる。さらに、ヒーター温度は、
ヒーター制御盤により制御管理されている。ヒーター1
4により加熱され、軟化された合成樹脂シート1は、ヒ
ーター室の排出側に設けられた開口部から排出される。
【0025】ヒーター14で軟化された合成樹脂シート
1は、両端をチェーンで挟着して金型15の上面に移送
される。金型15の上面に移送された合成樹脂シート1
は、空気の圧力差で金型15の表面に密着して成形され
る。合成樹脂シート1は真空で金型15の表面に吸着さ
れ、あるいは、上面の加圧空気で金型15に密着され、
あるいは、真空と加圧空気の両方で金型15の表面に密
着して成形される。合成樹脂シート1を金型15に密着
して成形するとき、合成樹脂シート1の後方で次に成形
される部分はヒーター14の間にあって、軟化温度まで
加熱される。
【0026】金型15は、図示しないが、交換できるよ
うに装着されている。金型15は、合成樹脂シート1を
吸着する空気孔17を多数設けている。空気孔17は金
型15の表面に開口している。空気孔17は真空ポンプ
18に連結されて、金型15の表面に合成樹脂シート1
を吸着して成形する。金型15は、トレイ等の成形パー
ツと同型の凹部を縦横に碁盤状に配設している。それぞ
れの凹部には、真空成形するときに合成樹脂シート1を
吸着する空気孔17が設けてある。
【0027】金型15に吸着して成形された合成樹脂シ
ート1は、上昇して金型15から脱型された後、両側を
チェーンで挟着して、定寸切断機16に供給される。定
寸切断機16は、供給される合成樹脂シート1を一定の
長さに切断する。定寸切断機16は、合成樹脂シート1
を切断するカッター19を有する。カッター19が降下
して、合成樹脂シート1が切断される。定寸切断機16
は、金型15で1回に成形される部分よりも多少長く合
成樹脂シート1を切断する。定寸にカットされた合成樹
脂シート1は、図4の中間コンベア21で成形機20か
ら排出されて裁断機22に供給される。
【0028】中間コンベア21は、成形機20から裁断
機22に、トレイ等の成形された合成樹脂シート1を水
平に移送する。中間コンベア21を図4に示す。この図
の中間コンベア21は、水平コンベア23とはね上げコ
ンベア24を備える。水平コンベア23とはね上げコン
ベア24はほぼ同一平面に配設されて水平コンベア23
からはね上げコンベア24に合成樹脂シート1を移送す
る。
【0029】はね上げコンベア24は、裁断機22が何
等かの原因で停止したときに、成形機20から連続して
次々と移送されてくる合成樹脂シート1を一時的に蓄え
る。はね上げコンベア24は、裁断機22が停止したと
きに、図の鎖線で示す姿勢に傾動し、裁断機22が稼働
して合成樹脂シート1を裁断機22に移送するときは、
図の実線で示すように水平になる。はね上げコンベア2
4は、図において右の回転軸25を中心に傾動できるよ
うに、フレーム26に装着されている。はね上げコンベ
ア24の左部には、傾動シリンダー27を連結してい
る。傾動シリンダー27は下端をフレーム26に連結し
ている。傾動シリンダー27は、ロッドを押し出して、
はね上げコンベア24を鎖線で示す角度に傾動させて、
水平コンベア23から送られてくる合成樹脂シート1を
下方に落下させる。はね上げコンベア24の下方には、
合成樹脂シート1を積層して蓄える収納室28を設けて
いる。収納室28は、四隅に合成樹脂シート1を定位置
に積層するアングル(図示せず)を垂直に配設してい
る。
【0030】このように、中間コンベア21がはね上げ
コンベア24を備える装置は、裁断機22が合成樹脂シ
ート1の裁断を停止しても、成形機20を停止させるこ
となく、合成樹脂シート1を成形できる。裁断機22が
故障等の原因で停止したときに、はね上げコンベア24
を傾動させて、次々と送られるくる合成樹脂シート1を
収納室28に蓄えられるからである。収納室28に蓄え
た合成樹脂シート1は、ここから取り出して裁断機22
に供給して、裁断することができる。
【0031】裁断機22は、図5および図6に示すよう
に、成形された合成樹脂シート1を移送して定位置に供
給する供給コンベア29と、この供給コンベア29から
供給される合成樹脂シート1をトレイ等の成形パーツの
外周で裁断する刃物5を有する本体部3と、供給コンベ
ア29の定位置に供給された合成樹脂シート1を供給コ
ンベア29から刃物5の上に供給する供給プレート30
と、本体部3の上方に配設されており、刃物5の上に供
給された合成樹脂シート1を刃物5に押し付けて刃物5
で切断し、切断された合成樹脂シート1を本体部3から
排出するプレスプレート31と、プレスプレート31で
取り出された合成樹脂シート1を排出する排出コンベア
32とを備える。裁断機22は、供給コンベア29と本
体部3と排出コンベア32とを直線上に配設しており、
裁断機22と中間コンベア21と成形機20とは直線上
に配設されている。
【0032】図3に示す供給コンベア29は、図におい
て基台の左右両端部に2本の回転軸33を、合成樹脂シ
ート1の進行方向に垂直でかつ水平に配設している。供
給コンベア29は、これらの回転軸33に複数個のプー
リーを固定し、2本の回転軸33間で対向するプーリー
にロープを掛けて供給コンベア29を無限軌道としてい
る。回転軸33は、モーターにより駆動され、成形され
た合成樹脂シート1を、上に載せて水平の姿勢で水平方
向に移送して定位置に供給する。
【0033】供給コンベア29は、図6に示すように、
移送する合成樹脂シート1の定位置に停止させるための
位置決機構を備える。位置決機構は、供給コンベア29
の先端に上下に移動できるように配設されたストッパ3
4と、供給コンベア29の両側に配設されている側板3
5を有する。ストッパ34は、合成樹脂シート1の前後
位置を決定する。ストッパ34が上昇されると、合成樹
脂シート1の先端縁がこれに衝突して、前方に移送され
なくなるからである。供給コンベア29は連続して駆動
される。合成樹脂シート1を定位置に停止させるとき
に、ストッパ34が上昇される。合成樹脂シート1を刃
物5に移送するとき、ストッパ34は降下される。スト
ッパ34は、たとえば上下シリンダーに連結されて、上
下に移動される。
【0034】供給コンベア29の両側に配設された側板
35は、合成樹脂シート1の両側を挟着して、合成樹脂
シート1の横位置を正確に調整する。側板35は、合成
樹脂シート1の両側に対向して配設されている。側板3
5は、外側に配設される水平シリンダー36のロッドに
連結されている。側板35は、合成樹脂シート1を移送
するときに、外側に移動されて合成樹脂シート1の移送
の邪魔にならないようにしている。合成樹脂シート1が
ストッパ34に当たって停止されると、シリンダーが対
向する側板35を合成樹脂シート1の方向に押し出し
て、合成樹脂シート1を両側で挟着して定位置に配設す
る。位置決機構で供給コンベア29の定位置に配設され
た合成樹脂シート1は、供給プレート30に吸着され
て、刃物5の上に供給される。供給プレート30が合成
樹脂シート1を移送するとき、側板35は開かれて、ス
トッパ34は降下される。
【0035】供給プレート30は、供給コンベア29と
本体部3の上方をガイドレール10に沿って水平の姿勢
で、供給コンベア29と刃物5の方向に往復運動できる
と共に、上下方向に往復運動できるように装着されてい
る。さらに、供給プレート30は、供給コンベア29に
供給された合成樹脂シート1を吸着する吸着口7を下面
に多数に開口する吸着ボックスを装備している。吸着ボ
ックスは、吸引用のブロワに(図示せず)に接続されて
おり、合成樹脂シート1の上面を吸着して供給コンベア
29から刃物5に移送する。供給コンベア29と位置決
機構で定位置に供給された合成樹脂シート1は、供給プ
レート30の吸着口7に吸着されて、本体部3内に上向
きに設けた刃物5の上に供給される。
【0036】本体部3は、供給コンベア29から供給さ
れる合成樹脂シート1を成形パーツの外周で切断する刃
物5を水平で上向きに固定している。刃物5は、トレイ
等の成形パーツの外周で合成樹脂シート1を切断する刃
を、上向きに備えている。刃物5は、トレイ等の成形パ
ーツを外周で完全に切り離し、あるいは、外周の一部を
完全には切り離さず、数カ所をわずかに未切断の状態と
する。刃物5がトレイ等の成形パーツを完全に切り離す
装置は、プレスプレート31でそれぞれの成形パーツを
吸着して、排出コンベア32に移送する。成形パーツが
完全に切り離されない合成樹脂シート1は、1枚のシー
ト状をしているので、1枚のシートとして、合成樹脂シ
ート1の複数ヶ所を吸着して、刃物5から排出コンベア
32に移送できる。成形パーツの外周が局部的に残って
いる合成樹脂シート1は、排出コンベア32から取り出
された状態で、成形パーツを完全に切り離す必要があ
る。
【0037】刃物5は、交換できるように本体部3に装
着されている。刃物5を簡単に脱着自在に定位置に装着
するために、本体部3は、刃物5を上から落し込んで定
位置に挿入するための装着部を設けている(図示せ
ず)。図5に示す裁断機22は、供給プレート30とプ
レスプレート31とで合成樹脂シート1を吸着して移送
するので、刃物5の両側に合成樹脂シート1を移送する
チェーン等を配設する必要がなく、刃物5を簡単に交換
できる特長がある。
【0038】プレスプレート31は、刃物5と排出コン
ベア32の上方をガイドレール10に沿って水平の姿勢
で、刃物5と排出コンベア32の方向に往復運動でき、
かつ、上下に往復運動できるように装着されている。プ
レスプレート31は、刃物5の上に供給された合成樹脂
シート1を刃物5に押し付けて、トレイ等の成形パーツ
の外周で裁断する。さらに、プレスプレート31は、裁
断された合成樹脂シート1を吸着する吸着口7を下面に
開口する吸着ボックスを備える。吸着ボックスは、吸引
用のブロワ(図示せず)に接続されており、トレイ等の
成形パーツの外周で裁断された合成樹脂シート1を吸着
できるように構成されている。
【0039】さらに、プレスプレート31は供給プレー
ト30と一体になって、本体部3と排出コンベア32の
方向に往復運動できるように駆動部材に連結されてお
り、ガイドレール10に沿って水平の姿勢で移動可能に
なっている。したがって、裁断された合成樹脂シート1
は、プレスプレート31の下面に設けた吸着ボックス下
面の吸着口7に吸着され、排出コンベア32へ運ばれて
排出される。プレスプレート31と供給プレート30
は、一緒に上下に移動して、水平に移動する。このた
め、プレスプレート31が刃物5から排出コンベア32
へ合成樹脂シート1を移送するとき、供給プレート30
は供給コンベア29から刃物5に合成樹脂シート1を供
給する。プレスプレート31と供給プレート30が降下
するとき、プレスプレート31は刃物5で合成樹脂シー
ト1を裁断して、裁断された合成樹脂シート1を吸着す
る。このとき、供給プレート30は供給コンベア29の
合成樹脂シート1を吸着する。プレスプレート31と供
給プレート30が上昇して水平方向に移動して降下する
とき、プレスプレート31は刃物5の合成樹脂シート1
を排出コンベア32に移送し、供給プレート30は供給
コンベア29の合成樹脂シート1を刃物5に供給する。
【0040】さらに、図5に示す装置は、排出コンベア
32から合成樹脂シート1を排出するときに、プレスプ
レート31から送られてくる合成樹脂シート1を一時的
に貯溜する集積装置を備える。集積装置は上下に移動で
きる上下台37を備える。上下台37は水平の姿勢に保
持されて、上昇シリンダーで上下に移動される。上下台
37は、水平の姿勢で上下に移動できるすべての機構、
たとえば、テーブルリフターとして市販されている機構
が使用できる。
【0041】上下台37の上には合成樹脂シート1が供
給される。供給された合成樹脂シート1を排出するため
に、上下台37には排出コンベア32を装着している。
プレスプレート31から排出コンベア32に合成樹脂シ
ート1が供給されるとき、排出コンベア32をプレスプ
レート31に接近させる。プレスプレート31と排出コ
ンベア32の間隔が広いと、プレスプレート31から落
下して排出コンベア32に供給される合成樹脂シート1
の位置がずれやすいからである。排出コンベア32をプ
レスプレート31に接近させるために、プレスプレート
31から排出コンベア32に合成樹脂シート1を落下さ
せるとき、上下台37を上昇させて、排出コンベア32
をプレスプレート31の降下位置に接近させる。排出コ
ンベア32の上に、合成樹脂シート1を積層すると、上
下台37を合成樹脂シート1の1枚分の厚さ降下させ
る。プレスプレート31と最上段の合成樹脂シート1と
の間隔を一定にするためである。したがって、上下台3
7は、合成樹脂シート1の積層枚数が多くなるにしたが
って、降下される。排出コンベア32の上に所定の枚数
の合成樹脂シート1が積層されると、排出コンベア32
を取出コンベア38と同じレベルまで降下させて、排出
コンベア32から取出コンベア38に積層した合成樹脂
シート1を排出する。
【0042】排出コンベア32から取出コンベア38に
合成樹脂シート1を排出するときも、裁断機22のプレ
スプレート31は裁断した合成樹脂シート1を排出す
る。排出コンベア32から取出コンベア38に合成樹脂
シート1を排出する時間に、プレスプレート31は数枚
の合成樹脂シート1を排出する。排出コンベア32がプ
レスプレート31から供給される合成樹脂シート1を受
け取りできないと、裁断機22を一時的に停止する必要
がある。図6に示す装置は、裁断機22を停止しないで
合成樹脂シート1を排出させるために、排出コンベア3
2の上方にスライドシャッター39を配設している。
【0043】スライドシャッター39は、図6の矢印で
示すように、水平方向に開閉できるように装着された2
枚のプレートである。スライドシャッター39である2
枚のプレートは、開閉シリンダー(図示せず)に連結さ
れて開閉される。スライドシャッター39である2枚の
プレートは、合成樹脂シート1の進行方向に対して左右
に開閉される。スライドシャッター39が開く幅は、ス
ライドシャッター39の間に、合成樹脂シート1を通過
できる幅である。スライドシャッター39を開いた状態
で、合成樹脂シート1を排出コンベア32の上に落下さ
せるためである。
【0044】スライドシャッター39は、排出コンベア
32に供給される合成樹脂シート1を一時的に蓄える部
材である。排出コンベア32に合成樹脂シート1を供給
できないとき、いいかえると、上下台37を降下させ
て、排出コンベア32から取出コンベア38に、積層さ
れた合成樹脂シート1を送り出しするとき、スライドシ
ャッター39は閉鎖される。スライドシャッター39の
上に、プレスプレート31から送られてくる合成樹脂シ
ート1を積層するためである。閉鎖されたスライドシャ
ッター39は、プレスプレート31から送られて来る合
成樹脂シート1を、排出コンベア32ではなくて、上面
に受け取って積層する。プレスプレート31が排出コン
ベア32に合成樹脂シート1を供給できるようになる
と、いいかえると、排出コンベア32から取出コンベア
38に合成樹脂シート1を送り出しし、排出コンベア3
2を定位置まで上昇させた後に、スライドシャッター3
9が開かれる。スライドシャッター39が開かれると、
プレスプレート31から供給される合成樹脂シート1
は、スライドシャッター39の間を通過して、排出コン
ベア32の上に積層される。
【0045】排出コンベア32は、裁断されて排出され
た合成樹脂シート1を集積し、所定の枚数になると取出
コンベア38に排出するコンベアである。排出コンベア
32は、両端に設けられた回転軸のプーリーに、複数の
帯状ベルトをかけたものである。回転軸は、モーターに
より駆動される。排出コンベア32は、裁断され排出さ
れた合成樹脂シート1を積層するときは、モーターの回
転を停止し、積層された合成樹脂シート1を取出コンベ
ア38に排出するときに、モーターを駆動させる。
【0046】スライドシャッター39を装着している枠
には、図示しないが、合成樹脂シート1を定位置に積層
する定位置機構を設けることもできる。定位置機構は、
合成樹脂シート1の前後と、左右を対向プレートで挟着
して、位置決めする。対向プレートは位置決シリンダー
で往復運動できる。位置決シリンダーは、合成樹脂シー
ト1の落下通路の邪魔にならない位置に水平に配設され
ている。定位置機構のある装着は、合成樹脂シート1を
スライドシャッター39と排出コンベア32に位置ずれ
なく積層できる。
【0047】
【発明の効果】本発明の合成樹脂シートを成形して裁断
する成形パーツの製造装置は、成形機と裁断機とインラ
イン化して、人手による作業がほとんど必要ない全自動
ラインとすることができる。それは、本発明の裁断装置
が、裁断機の本体部内に刃物を上向きに固定し、供給プ
レートが合成樹脂シートを吸着して供給コンベアから刃
物の上に移送すると同時に、刃物で裁断された合成樹脂
シートを、プレスプレートが吸着して、刃物の上から排
出コンベアに供給するように構成されているからであ
る。この構造の裁断機は、合成樹脂シートを刃物に供給
する工程と裁断された合成樹脂シートを刃物から排出す
る工程を同時に行うことができる。したがって、裁断に
要するダットタイムを短くすることができ、裁断機の生
産能率を向上させることができる。生産能率が向上した
裁断機は、成形機と連続に連結してインライン化させる
ことで、24時間無人化可動が可能となり、インライン
化された裁断装置は、高い生産性を実現することができ
る。
【0048】さらに、請求項2に記載の合成樹脂シート
を成形して裁断する成形パーツの製造装置は、裁断され
集積された合成樹脂シートを、排出コンベアが排出して
いるときにおいても、裁断機を停止することなく連続運
転することができる。それは、本発明の裁断装置が排出
コンベアの上方にスライドシャッターを装備しているか
らである。この装置は、排出コンベアが積層された合成
樹脂シートを排出しているときには、スライドシャッタ
ーを閉じて、その上面に連続して裁断される合成樹脂シ
ートを一時的に集積することができる。したがって、裁
断装置は、排出コンベアが合成樹脂シートを排出中のと
きも、停止することなく連続稼働することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の裁断機を示す断面図
【図2】従来の成形機で成形された合成樹脂シートを裁
断機に供給する装置を示す断面図
【図3】本発明の合成樹脂シートを成形して裁断する成
形パーツの製造装置の成形機を示す断面図
【図4】本発明の合成樹脂シートを成形して裁断する成
形パーツの製造装置の中間コンベアを示す断面図
【図5】本発明の合成樹脂シートを成形して裁断する成
形パーツの製造装置の裁断機を示す断面図
【図6】図5に示す裁断機の平面図
【符号の説明】
1…合成樹脂シート 2…移動テーブル 3…本体部 4…排出コンベア 5…刃物 6…プレスプレート 7…吸着口 8…テーブルリフター 9…供給プレート 10…ガイドレール 11…駆動部材 12…吸着口 13…供給台 14…ヒーター 15…金型 16…定寸切断機 17…空気孔 18…真空ポンプ 19…カッター 20…成形機 21…中間コンベア 22…裁断機 23…水平コンベア 24…はね上げコンベア 25…回転軸 26…フレーム 27…傾動シリンダー 28…収納室 29…供給コンベア 30…供給プレート 31…プレスプレート 32…排出コンベア 33…回転軸 34…ストッパ 35…側板 36…水平シリンダー 37…上下台 38…取出コンベア 39…スライドシャッター

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒーター(14)で加熱された熱可塑性の合
    成樹脂シート(1)を、空気の圧力差で金型(15)に密着し
    て複数の成形パーツを成形する成形機(20)と、この成形
    機(20)で複数の成形パーツが成形されている合成樹脂シ
    ート(1)を裁断機(22)に移送する中間コンベア(21)と、
    この中間コンベア(21)で成形機(20)から連続して移送さ
    れてくる合成樹脂シート(1)を、成形パーツの外周で裁
    断する裁断機(22)とを備え、裁断機(22)が下記の構成を
    備える合成樹脂シートを成形して裁断する成形パーツの
    製造装置。 (a) 裁断機(22)は、中間コンベア(21)から供給され
    る合成樹脂シート(1)を定位置に移送する供給コンベア
    (29)と、この供給コンベア(29)で定位置に移送される合
    成樹脂シート(1)を刃物(5)の上に供給する供給プレート
    (30)と、合成樹脂シート(1)を成形パーツの外周で切断
    する刃物(5)と、刃物(5)の上に供給された合成樹脂シー
    ト(1)を刃物(5)に押し付けて、成形パーツの外周で裁断
    し、切断した合成樹脂シート(1)を刃物(5)の上から取り
    出すプレスプレート(31)と、プレスプレート(31)で取り
    出された合成樹脂シート(1)を排出する排出コンベア(3
    2)とを備える。 (b) 供給コンベア(29)は、中間コンベア(21)から移
    送されてくる合成樹脂シート(1)を上に載せて水平の姿
    勢で水平方向に移送して定位置に停止させるストッパ(3
    4)を備える。 (c) 刃物(5)は上向きに固定されている。 (d) 刃物(5)の上方に位置して、水平方向と、上下
    方向に往復運動できるように、供給プレート(30)とプレ
    スプレート(31)を配設している。 (e) 供給プレート(30)とプレスプレート(31)とは一
    緒に往復運動して、供給プレート(30)が供給コンベア(2
    9)から刃物(5)に合成樹脂シート(1)を供給し、プレスプ
    レート(31)は刃物(5)から排出コンベア(32)に合成樹脂
    シート(1)を移送する。 (f) 供給プレート(30)とプレスプレート(31)は、合
    成樹脂シート(1)の上面を吸着する吸着口(7)を下面に備
    える。吸着口(7)で合成樹脂シート(1)を吸着して移送す
    る。 (g) 成形機(20)で成形パーツの成形された合成樹脂
    シート(1)が、中間コンベア(21)で裁断機(22)に供給さ
    れ、裁断機(22)は供給コンベア(29)で合成樹脂シート
    (1)を定位置に移送すると共に、ここに供給された合成
    樹脂シート(1)を、供給プレート(30)で刃物(5)の上に供
    給し、プレスプレート(31)で合成樹脂シート(1)を刃物
    (5)に押し付けて成形パーツの外周で裁断し、裁断され
    た合成樹脂シート(1)をプレスプレート(31)で吸着して
    排出コンベア(32)に排出するように構成されている。
  2. 【請求項2】 排出コンベア(32)の上に成形パーツの外
    周で裁断された合成樹脂シート(1)を集積する集積装置
    が配設されており、この集積装置は、上下に移動自在で
    排出コンベア(32)を装着している上下台(37)を備え、上
    下台(37)を上昇させた状態で、プレスプレート(31)が成
    形パーツの外周で裁断された合成樹脂シート(1)を集積
    し、上下台(37)は合成樹脂シート(1)の積層量に応じて
    上下に移動し、排出時には、上下台(37)を降下させて集
    積された合成樹脂シート(1)を排出コンベア(32)から排
    出するように構成されており、 さらに、集積装置は上下台(37)の上方に水平方向に開閉
    自在なスライドシャッター(39)を備え、上下台(37)が降
    下して集積された合成樹脂シート(1)を排出する時に
    は、スライドシャッター(39)を閉鎖して、このスライド
    シャッター(39)の上面に裁断された合成樹脂シート(1)
    を集積し、上下台(37)が合成樹脂シート(1)を排出し
    て、上下台(37)を上昇してスライドシャッター(39)を開
    放し、スライドシャッター(39)に載せられた合成樹脂シ
    ート(1)を、排出コンベア(32)の上に集積させるように
    構成されてなることを特徴とする請求項1に記載の合成
    樹脂シートを成形して裁断する成形パーツの製造装置。
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