JP2556323B2 - 真空成形体とシ−トとの積層装置 - Google Patents
真空成形体とシ−トとの積層装置Info
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- JP2556323B2 JP2556323B2 JP62118773A JP11877387A JP2556323B2 JP 2556323 B2 JP2556323 B2 JP 2556323B2 JP 62118773 A JP62118773 A JP 62118773A JP 11877387 A JP11877387 A JP 11877387A JP 2556323 B2 JP2556323 B2 JP 2556323B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は熱可塑性合成樹脂シートと、ホットメルト接
着層を形成する熱可塑性合成樹脂フィルムとの積層シー
トを真空成形してなる真空成形体と板紙等の平板状シー
トとを積層して緩衝用積層材等を製造する際の真空成形
体とシートとの積層装置に関するものである。
着層を形成する熱可塑性合成樹脂フィルムとの積層シー
トを真空成形してなる真空成形体と板紙等の平板状シー
トとを積層して緩衝用積層材等を製造する際の真空成形
体とシートとの積層装置に関するものである。
(従来の技術) 熱可塑性合成樹脂シートに熱可塑性合成樹脂フィルム
を積層した積層シートを真空成形用型によって真空成形
し、かかる真空成形体に板紙等シートを積層して小型テ
ープレコーダー、カセットテープレコーダー等を包装す
る緩衝用積層材を製造する場合には第5図に示すよう
に、積層シート(a)を加熱室(b)で加熱溶融させ、
次いで熱可塑性樹脂基材シート層側を真空成形積層装置
(c)の真空成形用型(d)に対面するようにして積層
シート(a)を真空成形用型(d)の下方に走行させ、
真空成形用型(d)によって積層シート(a)に多数の
凹部を賦形した真空成形体(e)とし、この真空成形体
(e)が真空成形用型(d)に密着している間に昇降台
(f)上に積載した板紙等板体(g)に積層シート
(a)の熱可塑性合成樹脂フィルム部分が溶融状態にあ
る接着層を圧着させ、かかる複合体(h)を真空成形積
層装置(c)より取出し、チェーンによってトリミング
室(i)に搬送し、トリミング室(i)において、製品
外周形成用打抜き刃(j)と当金または当板(k)とで
打抜き裁断し所定の外周形状を有する緩衝用積層材を製
造した(特開昭62−5839号公報参照)。
を積層した積層シートを真空成形用型によって真空成形
し、かかる真空成形体に板紙等シートを積層して小型テ
ープレコーダー、カセットテープレコーダー等を包装す
る緩衝用積層材を製造する場合には第5図に示すよう
に、積層シート(a)を加熱室(b)で加熱溶融させ、
次いで熱可塑性樹脂基材シート層側を真空成形積層装置
(c)の真空成形用型(d)に対面するようにして積層
シート(a)を真空成形用型(d)の下方に走行させ、
真空成形用型(d)によって積層シート(a)に多数の
凹部を賦形した真空成形体(e)とし、この真空成形体
(e)が真空成形用型(d)に密着している間に昇降台
(f)上に積載した板紙等板体(g)に積層シート
(a)の熱可塑性合成樹脂フィルム部分が溶融状態にあ
る接着層を圧着させ、かかる複合体(h)を真空成形積
層装置(c)より取出し、チェーンによってトリミング
室(i)に搬送し、トリミング室(i)において、製品
外周形成用打抜き刃(j)と当金または当板(k)とで
打抜き裁断し所定の外周形状を有する緩衝用積層材を製
造した(特開昭62−5839号公報参照)。
このように真空成形用型(d)によって積層シート
(a)を賦形して板体(g)を複合させ、かかる複合体
をトリミング室(i)に搬入し、トリミング室(i)に
おいて、製品外周打抜き刃(j)と当金または当板
(k)とで前記複合体を打抜き製品外周を形成する場合
にはチェーンによる搬送の際にトリミング室(i)での
位置が1mm〜2mmずれることがあり、かかるずれに起因し
て打抜きずれが起り、精度の高い製品を製造することが
困難であった。
(a)を賦形して板体(g)を複合させ、かかる複合体
をトリミング室(i)に搬入し、トリミング室(i)に
おいて、製品外周打抜き刃(j)と当金または当板
(k)とで前記複合体を打抜き製品外周を形成する場合
にはチェーンによる搬送の際にトリミング室(i)での
位置が1mm〜2mmずれることがあり、かかるずれに起因し
て打抜きずれが起り、精度の高い製品を製造することが
困難であった。
そこで、トリミング室での抜きずれを可及的に防止す
るため、真空成形体とシートを積層形成すると同時に製
品外周を裁断形成するようにし、特に空気室を形成する
接着時の接着を強力にするために熱可塑性樹脂基材シー
ト層と、この基材シート層樹脂の熱変形温度より低い熱
変形温度を有する熱可塑性樹脂フィルム接着層からなる
積層シートを熱加熱溶融させ、次いで前記基材シート層
側を真空成形用上金型側に向けて積層シートを真空成形
し凸部を形成するとともに板紙等板体を載置した下金型
を上昇させ、溶融状態にある前記接着層を介し前記基材
シート層と板体を接着させて密閉された空気室を前記積
層シートの凸部と板体とで形成した複合体とし、次いで
前記真空成形用上金型に備えた製品形成用刃を下降させ
て前記複合体の製品外周を打抜き、抜きずれのない高精
度の製品を得るようにする手段がある。
るため、真空成形体とシートを積層形成すると同時に製
品外周を裁断形成するようにし、特に空気室を形成する
接着時の接着を強力にするために熱可塑性樹脂基材シー
ト層と、この基材シート層樹脂の熱変形温度より低い熱
変形温度を有する熱可塑性樹脂フィルム接着層からなる
積層シートを熱加熱溶融させ、次いで前記基材シート層
側を真空成形用上金型側に向けて積層シートを真空成形
し凸部を形成するとともに板紙等板体を載置した下金型
を上昇させ、溶融状態にある前記接着層を介し前記基材
シート層と板体を接着させて密閉された空気室を前記積
層シートの凸部と板体とで形成した複合体とし、次いで
前記真空成形用上金型に備えた製品形成用刃を下降させ
て前記複合体の製品外周を打抜き、抜きずれのない高精
度の製品を得るようにする手段がある。
また、真空成形体とシートとの積層を高能率になし得
るように、それぞれシート定置案内部材を備えた左積載
台、右積載台を連結するとともに昇降自在な支持台に載
設した案内軌条上を駆動機構により移動可能、かつ真空
成形用型の下方所定位置に前記左積載台または右積載台
を交互に持来自在としてなる板紙等シート積載供給機構
を設け、前記支持台を上昇させ真空成形体と板紙等シー
トを積層させるようにした手段がある。
るように、それぞれシート定置案内部材を備えた左積載
台、右積載台を連結するとともに昇降自在な支持台に載
設した案内軌条上を駆動機構により移動可能、かつ真空
成形用型の下方所定位置に前記左積載台または右積載台
を交互に持来自在としてなる板紙等シート積載供給機構
を設け、前記支持台を上昇させ真空成形体と板紙等シー
トを積層させるようにした手段がある。
(発明が解決しようとする問題点) 真空成形体とシートを積層形成すると同時に製品外周
を裁断する手段は積層形成の高速化に劣り、またシート
を上面に載せる左積載台、右積載台を交互に真空成形用
型の下方に持来させる手段も積層形成の高速化に劣ると
いう問題点があった。
を裁断する手段は積層形成の高速化に劣り、またシート
を上面に載せる左積載台、右積載台を交互に真空成形用
型の下方に持来させる手段も積層形成の高速化に劣ると
いう問題点があった。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、真空成形体と板紙等の平板状シートとの積
層を真空成形とシート貼合とを同時に行う手段によると
ともに、シートリフタを備え、このシートリフタに多数
積載した平板状シートを1枚づつシート供給機構を介し
貼合テーブル上の定位置に載置させ、平板状シートの供
給を高速化し、積層形成の高速化と相俟って真空成形体
と平板状シートとの積層を飛躍的に高能率化させるもの
であって、昇降台に載設した案内部材に沿ってシート受
取位置とシート貼合位置間を往復動自在かつ前端部に位
置決めストッパを付設した貼合テーブルを設け、前記昇
降台のシート貼合位置上方に臨み下降・上昇自在な真空
成形用金型を設けてなる真空成形兼シート貼合機構と、
前記昇降台のシート受取位置側にシートリフタを近設
し、このシートリフタに付設したシート搬送体の端部を
シート受取位置の貼合テーブル上に臨ませ、さらに前記
シートリフタの上方にシート吸引送込み機構を設けてな
るシート供給機構とを備え、平板状シートを載置した前
記貼合テーブルがシート貼合位置に位置する時に昇降台
を上昇し、前記真空成形用金型を下降して当該平板状シ
ート上方に搬送されてくる熱可塑性合成樹脂製の真空成
形体形成用積層シートに当接させ、当該真空成形体形成
用積層シートを真空成形すると同時にその下面に平板状
シートを圧着させることを特徴とする真空成形体とシー
トとの積層装置を提供するものである。
層を真空成形とシート貼合とを同時に行う手段によると
ともに、シートリフタを備え、このシートリフタに多数
積載した平板状シートを1枚づつシート供給機構を介し
貼合テーブル上の定位置に載置させ、平板状シートの供
給を高速化し、積層形成の高速化と相俟って真空成形体
と平板状シートとの積層を飛躍的に高能率化させるもの
であって、昇降台に載設した案内部材に沿ってシート受
取位置とシート貼合位置間を往復動自在かつ前端部に位
置決めストッパを付設した貼合テーブルを設け、前記昇
降台のシート貼合位置上方に臨み下降・上昇自在な真空
成形用金型を設けてなる真空成形兼シート貼合機構と、
前記昇降台のシート受取位置側にシートリフタを近設
し、このシートリフタに付設したシート搬送体の端部を
シート受取位置の貼合テーブル上に臨ませ、さらに前記
シートリフタの上方にシート吸引送込み機構を設けてな
るシート供給機構とを備え、平板状シートを載置した前
記貼合テーブルがシート貼合位置に位置する時に昇降台
を上昇し、前記真空成形用金型を下降して当該平板状シ
ート上方に搬送されてくる熱可塑性合成樹脂製の真空成
形体形成用積層シートに当接させ、当該真空成形体形成
用積層シートを真空成形すると同時にその下面に平板状
シートを圧着させることを特徴とする真空成形体とシー
トとの積層装置を提供するものである。
(作用) シートリフタに積載した平板状シートの最上位のもの
から順次、シート吸引送込み機構により1枚づつ昇降台
のシート受取位置にある貼合テーブルに位置決め定置さ
れ、貼合テーブルがシート貼合位置に移動し、かつ真空
成形体形成用積層シートの下方に位置したとき昇降台を
上昇させ、真空成形用金型を下降させて真空成形体形成
用積層シートに下方開口する凸部を形成するとともに、
真空成形体形成用積層シートの溶融状態にある接着層部
分に板紙等の平板状シートを圧着させることができる。
から順次、シート吸引送込み機構により1枚づつ昇降台
のシート受取位置にある貼合テーブルに位置決め定置さ
れ、貼合テーブルがシート貼合位置に移動し、かつ真空
成形体形成用積層シートの下方に位置したとき昇降台を
上昇させ、真空成形用金型を下降させて真空成形体形成
用積層シートに下方開口する凸部を形成するとともに、
真空成形体形成用積層シートの溶融状態にある接着層部
分に板紙等の平板状シートを圧着させることができる。
(実施例) 本発明装置の実施例を図面について説明する。
第1図および第2図に示すように、積層装置1は真空
成形兼シート貼合機構2と、シート供給機構3とよりな
る。
成形兼シート貼合機構2と、シート供給機構3とよりな
る。
前記真空成形兼シート貼合機構2は上向き縦シリンダ
4のロッド5端に固定して昇降台6を設けてあり、この
昇降台6の両側に案内部材7,7を載設し、貼合テーブル
8の車輪9,9を案内部材7に転動自在に設定し、昇降台
6の左寄りかつ幅方向中央部に固設した作動シリンダ10
のロッド11端を貼合テーブル8に垂設した取付片12に固
定してあり、昇降台6の左端には左限位置決め部材13を
付設し、右端には右限位置決め部材14を付設し、作動シ
リンダ10を作動させ、ロッド11を伸縮させて貼合テーブ
ル8を案内部材7,7に沿い左右往復動自在とし、左限位
置決め部材13に貼合テーブル8の左端が衝当したとき貼
合テーブル8はシート貼合位置にあり、右限位置決め部
材14に貼合テーブル8の右端が衝当したとき貼合テーブ
ル8はシート受取位置にあるよう形成してある。
4のロッド5端に固定して昇降台6を設けてあり、この
昇降台6の両側に案内部材7,7を載設し、貼合テーブル
8の車輪9,9を案内部材7に転動自在に設定し、昇降台
6の左寄りかつ幅方向中央部に固設した作動シリンダ10
のロッド11端を貼合テーブル8に垂設した取付片12に固
定してあり、昇降台6の左端には左限位置決め部材13を
付設し、右端には右限位置決め部材14を付設し、作動シ
リンダ10を作動させ、ロッド11を伸縮させて貼合テーブ
ル8を案内部材7,7に沿い左右往復動自在とし、左限位
置決め部材13に貼合テーブル8の左端が衝当したとき貼
合テーブル8はシート貼合位置にあり、右限位置決め部
材14に貼合テーブル8の右端が衝当したとき貼合テーブ
ル8はシート受取位置にあるよう形成してある。
前記貼合テーブル8には左端にシート位置決めストッ
パ15,15を固設するとともに吸引パッド16,16,16,16を設
けてあり、これら吸引パッド16,16…はそれぞれ吸引機
構17により吸引孔18を介して平板状シート左端部を下面
側から吸引シート設定位置決めを確実にする。
パ15,15を固設するとともに吸引パッド16,16,16,16を設
けてあり、これら吸引パッド16,16…はそれぞれ吸引機
構17により吸引孔18を介して平板状シート左端部を下面
側から吸引シート設定位置決めを確実にする。
次いで、昇降台6において貼合テーブル8が左寄りに
あるシート貼合位置上方に真空成形用金型19を設けてあ
る。
あるシート貼合位置上方に真空成形用金型19を設けてあ
る。
前記真空成形用金型19は下向き縦シリンダ20のロッド
21端に固定するとともに下面に所要の形状・寸法を有す
る成形凹部22,22…を陥設してあり、縦シリンダ20を作
動し真空成形用金型19を下降・上昇自在としてあり、縦
シリンダ4を作動し、昇降台6とともに貼合テーブル8
を上昇させ、縦シリンダ20を作動し真空成形用金型19を
下降させた際に、貼合テーブル8の上面8aと真空成形用
金型19の下面19aとで真空成形体形成用積層シート
(イ)と平板状シート(ロ)とを挟み付けるようになっ
ている。即ち、真空成形用金型19によって真空成形体形
成用積層シート(イ)を真空成形して下面に下向き凹部
を形成した真空成形体(ハ)とし、同時にこの真空成形
体(ハ)の下面部、即ち接着層を形成する合成樹脂フィ
ルム層を溶融して板紙等の平板状シート(ロ)を圧着さ
せることができるようにしてある。
21端に固定するとともに下面に所要の形状・寸法を有す
る成形凹部22,22…を陥設してあり、縦シリンダ20を作
動し真空成形用金型19を下降・上昇自在としてあり、縦
シリンダ4を作動し、昇降台6とともに貼合テーブル8
を上昇させ、縦シリンダ20を作動し真空成形用金型19を
下降させた際に、貼合テーブル8の上面8aと真空成形用
金型19の下面19aとで真空成形体形成用積層シート
(イ)と平板状シート(ロ)とを挟み付けるようになっ
ている。即ち、真空成形用金型19によって真空成形体形
成用積層シート(イ)を真空成形して下面に下向き凹部
を形成した真空成形体(ハ)とし、同時にこの真空成形
体(ハ)の下面部、即ち接着層を形成する合成樹脂フィ
ルム層を溶融して板紙等の平板状シート(ロ)を圧着さ
せることができるようにしてある。
次に、シート供給機構3は台車23に形成したシートリ
フタ24を前記昇降台6のシート受取位置側に近設してあ
り、台車23の前側部に支片25により支持してシート搬送
体26を設け、このシート搬送体26の端部26aをシートリ
フタ24近くに配し、他端部26bをシート受取位置にある
貼合テーブル8の上に臨ませるよう形成してある。
フタ24を前記昇降台6のシート受取位置側に近設してあ
り、台車23の前側部に支片25により支持してシート搬送
体26を設け、このシート搬送体26の端部26aをシートリ
フタ24近くに配し、他端部26bをシート受取位置にある
貼合テーブル8の上に臨ませるよう形成してある。
またシート搬送体26の一側に固定案内片27を立設し、
他側に幅方向位置調節自在な調節案内片28を設け、さら
にシート搬送体26の上走面26cに近接し、平板状シート
を送込むよう作動する送りベルト29を設けてあり、さら
に押えローラ30を配設してある。
他側に幅方向位置調節自在な調節案内片28を設け、さら
にシート搬送体26の上走面26cに近接し、平板状シート
を送込むよう作動する送りベルト29を設けてあり、さら
に押えローラ30を配設してある。
前記台車23の後側部上部にはシートリフタ24の上方に
張出す支持部材31を固設してあり、この支持部材31にシ
ート吸引送込み機構32を設けてある。
張出す支持部材31を固設してあり、この支持部材31にシ
ート吸引送込み機構32を設けてある。
前記シート吸引送込み機構32は支持部材31の右寄り部
分に垂設した案内杆33に取付部を摺動自在とするととも
に下向き吸引パッド34を具え、この吸引パッド34により
平板状シートを吸上げ、放出自在とするよう作動する吸
上げ昇降体35と、支持部材31の垂片部36に基端を固定し
水平方向前方に延びる横案内杆37に左右往復動自在に取
付け、かつ支持部材31の縦案内杆38に上下往復動自在と
するとともに平板状シート吸上げ、放出自在とした吸引
パッド39を下部に具えてなるシート送込み昇降体40とか
らなり、吸上げ昇降体35の吸引パッド34により平板状シ
ート上面後部を吸上げ送込み昇降体40の吸引パッド39に
受取らせ、前進して平板状シート(ロ)をシート搬送体
26上に送り、送りベルト29および押えローラ30が協働し
て平板状シート(ロ)を貼合テーブル8上に1枚づつ供
給するよう形成してある。
分に垂設した案内杆33に取付部を摺動自在とするととも
に下向き吸引パッド34を具え、この吸引パッド34により
平板状シートを吸上げ、放出自在とするよう作動する吸
上げ昇降体35と、支持部材31の垂片部36に基端を固定し
水平方向前方に延びる横案内杆37に左右往復動自在に取
付け、かつ支持部材31の縦案内杆38に上下往復動自在と
するとともに平板状シート吸上げ、放出自在とした吸引
パッド39を下部に具えてなるシート送込み昇降体40とか
らなり、吸上げ昇降体35の吸引パッド34により平板状シ
ート上面後部を吸上げ送込み昇降体40の吸引パッド39に
受取らせ、前進して平板状シート(ロ)をシート搬送体
26上に送り、送りベルト29および押えローラ30が協働し
て平板状シート(ロ)を貼合テーブル8上に1枚づつ供
給するよう形成してある。
本発明装置は前記のように構成するから、先ずシート
リフタ24に板紙等の平板状シート(ロ)を多数積込み所
定高さに積載する。
リフタ24に板紙等の平板状シート(ロ)を多数積込み所
定高さに積載する。
次いで、シート供給機構3、シート搬送体26、縦シリ
ンダ4,20、作動シリンダ10を調時的に作動させ、吸上げ
昇降体35の吸引パッド34によって最上位の平板状シート
(ロ)の後部を吸上げ、吸引パッド39によって送込み昇
降体40に受取らせるとともに左方向移動によって平板状
シート(ロ)の前端を押えローラ30と送りベルト29間に
入れ、走行させ、昇降台6のシート受取位置にある貼合
テーブル8の位置決めストッパ15,15に平板状シート
(ロ)の前端を衝当させるとともに、吸引パッド16,16
…によって下面側より平板状シート(ロ)の前端を貼合
テーブル8の上面に位置決め静置させるようにし、作動
シリンダ10のロッド11の縮長により案内部材7、7に沿
って貼合テーブル8が左方に移動し、左限位置決め部材
13に貼合テーブル8の左端が衝当したときに縦シリンダ
4が作動して昇降台6を上昇させるとともに、縦シリン
ダ20が作動して真空成形用金型19を下降させる。
ンダ4,20、作動シリンダ10を調時的に作動させ、吸上げ
昇降体35の吸引パッド34によって最上位の平板状シート
(ロ)の後部を吸上げ、吸引パッド39によって送込み昇
降体40に受取らせるとともに左方向移動によって平板状
シート(ロ)の前端を押えローラ30と送りベルト29間に
入れ、走行させ、昇降台6のシート受取位置にある貼合
テーブル8の位置決めストッパ15,15に平板状シート
(ロ)の前端を衝当させるとともに、吸引パッド16,16
…によって下面側より平板状シート(ロ)の前端を貼合
テーブル8の上面に位置決め静置させるようにし、作動
シリンダ10のロッド11の縮長により案内部材7、7に沿
って貼合テーブル8が左方に移動し、左限位置決め部材
13に貼合テーブル8の左端が衝当したときに縦シリンダ
4が作動して昇降台6を上昇させるとともに、縦シリン
ダ20が作動して真空成形用金型19を下降させる。
そして、第1図乃至第3図に示すように、貼合テーブ
ル8の移動方向に対して略直角方向に、かつ、貼合テー
ブル8の上方に搬送されてくる真空成形体形成用積層シ
ート(イ)に真空成形用金型19の下面19aを当接させ、
真空成形体形成用積層シート(イ)を真空成形して下向
き凹部を形成した真空成形体(ハ)とすると同時に、こ
の真空成形体(ハ)の下面に貼合テーブル8上の平板状
シート(ロ)の上面を圧着させ、真空成形体(ハ)と平
板状シート(ロ)とを積層させることができる。
ル8の移動方向に対して略直角方向に、かつ、貼合テー
ブル8の上方に搬送されてくる真空成形体形成用積層シ
ート(イ)に真空成形用金型19の下面19aを当接させ、
真空成形体形成用積層シート(イ)を真空成形して下向
き凹部を形成した真空成形体(ハ)とすると同時に、こ
の真空成形体(ハ)の下面に貼合テーブル8上の平板状
シート(ロ)の上面を圧着させ、真空成形体(ハ)と平
板状シート(ロ)とを積層させることができる。
このようにして、シートリフタ24からシート搬送体26
を経て貼合テーブル8上に移送され、位置決め定置され
た平板状シート(ロ)は真空成形用金型19によって成形
された真空成形体(ハ)に1枚づつ圧着されて積層体
(ホ)となり、圧着後は縦シリンダ20の作動による真空
成形用金型19の上昇、縦シリンダ4の作動による昇降台
16の下降により、積層体(ホ)は真空成形用金型19から
離反する。
を経て貼合テーブル8上に移送され、位置決め定置され
た平板状シート(ロ)は真空成形用金型19によって成形
された真空成形体(ハ)に1枚づつ圧着されて積層体
(ホ)となり、圧着後は縦シリンダ20の作動による真空
成形用金型19の上昇、縦シリンダ4の作動による昇降台
16の下降により、積層体(ホ)は真空成形用金型19から
離反する。
そして、昇降台6が所定下降すると作動シリンダ10の
作動によるロッド11の伸長によって貼合テーブル8をシ
ート受取位置に持来させ、シート搬送体26を経て供給さ
れる1枚の平板状シート(ロ)を受取り、次の真空成形
体と平板状シートとの積層体を製造するサイクルを繰返
す。
作動によるロッド11の伸長によって貼合テーブル8をシ
ート受取位置に持来させ、シート搬送体26を経て供給さ
れる1枚の平板状シート(ロ)を受取り、次の真空成形
体と平板状シートとの積層体を製造するサイクルを繰返
す。
(発明の効果) 本発明は昇降台上のシート受取位置とシート貼合位置
間を左右往復動自在の貼合テーブルを設け、シート受取
位置でシートリフタよりシート搬送体を経て1枚の平板
状シートを貼合テーブル上に位置決め定置させ、シート
貼合位置の上下方で昇降台の上昇と真空成形用金型の下
降によって真空成形体を形成すると同時に平板状シート
を圧着することができるから、真空成形体への平板状シ
ート圧着を自動化し得て、真空成形体と平板状シートと
の積層体製造を高能率になし得る。
間を左右往復動自在の貼合テーブルを設け、シート受取
位置でシートリフタよりシート搬送体を経て1枚の平板
状シートを貼合テーブル上に位置決め定置させ、シート
貼合位置の上下方で昇降台の上昇と真空成形用金型の下
降によって真空成形体を形成すると同時に平板状シート
を圧着することができるから、真空成形体への平板状シ
ート圧着を自動化し得て、真空成形体と平板状シートと
の積層体製造を高能率になし得る。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明装置の概要を示す全体側面図、第2図は
同・斜視図、第3図は真空成形用金型と貼合テーブルと
による真空成形体の形成と平板状シート圧着との状態を
示す要部断面図、第4図は真空成形体と平板状シートと
を積層した積層体の1例を示す斜視図、第5図は従来装
置の概要説明図である。 1……積層装置、2……真空成形兼シート貼合機構、3
……シート供給機構、6……昇降台、7……案内部材、
8……貼合テーブル、15……位置決めストッパ、19……
真空成形用金型、24……シートリフタ、26……シート搬
送体、32……シート吸引送込み機構、(イ)……真空成
形体形成用積層シート、(ロ)……平板状シート、
(ハ)……真空成形体。
同・斜視図、第3図は真空成形用金型と貼合テーブルと
による真空成形体の形成と平板状シート圧着との状態を
示す要部断面図、第4図は真空成形体と平板状シートと
を積層した積層体の1例を示す斜視図、第5図は従来装
置の概要説明図である。 1……積層装置、2……真空成形兼シート貼合機構、3
……シート供給機構、6……昇降台、7……案内部材、
8……貼合テーブル、15……位置決めストッパ、19……
真空成形用金型、24……シートリフタ、26……シート搬
送体、32……シート吸引送込み機構、(イ)……真空成
形体形成用積層シート、(ロ)……平板状シート、
(ハ)……真空成形体。
Claims (1)
- 【請求項1】昇降台に載設した案内部材に沿ってシート
受取位置とシート貼合位置間を往復動自在かつ前端部に
位置決めストッパを付設した貼合テーブルを設け、前記
昇降台のシート貼合位置上方に臨み下降・上昇自在な真
空成形用金型を設けてなる真空成形兼シート貼合機構
と、前記昇降台のシート受取位置側にシートリフタを近
設し、このシートリフタに付設したシート搬送体の端部
をシート受取位置の貼合テーブル上に臨ませ、さらに前
記シートリフタの上方にシート吸引送込み機構を設けて
なるシート供給機構とを備え、平板状シートを載置した
前記貼合テーブルがシート貼合位置に位置する時に昇降
台を上昇し、前記真空成形用金型を下降して当該平板状
シート上方に搬送されてくる熱可塑性合成樹脂製の真空
成形体形成用積層シートに当接させ、当該真空成形体形
成用積層シートを真空成形すると同時にその下面に平板
状シートを圧着させることを特徴とする真空成形体とシ
ートとの積層装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62118773A JP2556323B2 (ja) | 1987-05-18 | 1987-05-18 | 真空成形体とシ−トとの積層装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62118773A JP2556323B2 (ja) | 1987-05-18 | 1987-05-18 | 真空成形体とシ−トとの積層装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63283950A JPS63283950A (ja) | 1988-11-21 |
JP2556323B2 true JP2556323B2 (ja) | 1996-11-20 |
Family
ID=14744718
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62118773A Expired - Lifetime JP2556323B2 (ja) | 1987-05-18 | 1987-05-18 | 真空成形体とシ−トとの積層装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2556323B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0717020B2 (ja) * | 1989-11-22 | 1995-03-01 | 積水化成品工業株式会社 | シート貼着装置 |
EP2519404A2 (en) * | 2009-12-30 | 2012-11-07 | Graphic Packaging International, Inc. | Apparatus and method for positioning and operating upon a construct |
-
1987
- 1987-05-18 JP JP62118773A patent/JP2556323B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63283950A (ja) | 1988-11-21 |
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