JP2648810B2 - カメラ用装置 - Google Patents

カメラ用装置

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JP2648810B2
JP2648810B2 JP62102018A JP10201887A JP2648810B2 JP 2648810 B2 JP2648810 B2 JP 2648810B2 JP 62102018 A JP62102018 A JP 62102018A JP 10201887 A JP10201887 A JP 10201887A JP 2648810 B2 JP2648810 B2 JP 2648810B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、カメラに適用されるカメラ用装置に関する
ものである。
〈従来の技術〉 従来、例えば背蓋データ写し込み装置付きカメラのイ
ンターバルタイマではカメラ本体のメインスイッチがオ
フの状態でもタイマのカウントが可能であった。ところ
が、カメラ本体のメインスイッチがオフならば撮影が行
われないようになっていた。
〈発明が解決しようとする問題点〉 前述の従来技術ではインターバル撮影が行われている
際に、誤操作等でカメラ本体のメインスイッチをオフに
してしまった場合、タイマによるカウントは行われてい
るものの、撮影は行われないという状況になるが、撮影
者はタイマによるカウントが行われていることからイン
ターバル撮影が行われるものと思ってしまい、後に撮影
されていないことに気付き後悔するというような問題点
があった。
本発明は上述のような事情に鑑みてなされたもので、
カメラのメインスイッチがオフされることによって無駄
となる動作は行わないようにするとともに、そのことを
使用者に効果的に知らせることのできるカメラ用装置を
提供することを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 前述の目的を達成するために、本発明はカメラに所定
の動作を行わせるための設定手段と、カメラのメインス
イッチがオフされることに応じて該設定手段による該カ
メラの所定動作を中止させる応答手段と、該設定手段に
よりカメラが前記所定の動作を行う場合には該所定の動
作に対応する所定の表示を行うとともにカメラのメイン
スイッチがオフされた場合には該所定の表示とは異なる
表示を行う表示手段とを有するカメラ用装置である。
〈作用〉 以上の構成のカメラ用装置は、カメラのメインスイッ
チがオフされることによって無駄となる動作を中止する
とともに、その動作に対応する表示を別の表示に切換え
ることで、使用者が上記動作の中止を適確に認識でき、
さらに別の表示情報を得ることができるようになる。
〈実施例〉 以下、本発明の実施例のシステムを第1図ないし第18
図に基づいて説明する。
まず第3図はインターバルタイマ機能付きデータ写し
込み装置の回路構成を示すブロツク図である。
同図において、破線より右側はカメラ本体内の制御回
路である。1は本体システムの全体作動をシーケンス的
に制御し、ウオツチ及カレンダーの変更計時、タイマの
コントロールを行うマイコンの中央演算装置(以下CPU
と略称する)、3はカメラの電池2が投入されるとパワ
ーアツプクリア信号を発生するPUC回路で、この信号がC
PU1のリセツト(RE)端子に入力されるとCPU1はリセツ
トさせる。4は基準クロツクパルス(CLK)を発生する
発振器で、CPU1のCLK入力端子に入力されると同時に本
システムの全体回路動作の同期がとられる。5は分周回
路で、CLKパルスを分周し、本実施例では32Hzのパルス
を作り、CPU1の32HziNT端子に入力されている。6はデ
ータ写し込みランプ14の点灯時間をカウントするTRiタ
イマで、カウント内容が0となると、CPU1のTRiNT割込
み信号を入力する。7はプログラム内容を記憶させたRO
M、8はデータを出し入れするRAMである。
10はモニターLCD、11はデータ写し込みLCDで、ともに
第2図に示すようにカメラの背蓋45内に取り付けられ、
LCDドライバー9の各セグメント(SEG)端子、コモン
(COM)端子、REC端子、PIM端子からの信号に基づいて
データ写し込み内容、インターバルタイマの動作状況、
写し込み確認(REC)マーク37、撮影情報(PIM)マーク
36の表示等を行う。
次に、データ写し込み回路は、I/Oポート17のTRi端子
(TRi)に接続れたバツフア15を介しデータ写し込みラ
ンプドライブ用のトランジスタ12のベース及びトランジ
スタ13のエミツタにそれぞれ接続され、該トランジスタ
12はそのコレクタが電源電池の正極に、そのエミツタは
写し込みランプ14の一方の端子にそれぞれ接続され、該
トランジスタ13は該ランプ14を定電圧でドライブするた
めにそのベースは定電圧回路16の出力端に接続され、そ
のコレクタ及び該ランプ14のもう一方の端子は接地され
ている。
また、該I/Oポート17には、そのiNT端子にNチヤネル
MOSトランジスタ18が接続され、このMOSトランジスタ18
がオンすることによりカメラ本体48側のセルフタイマス
イツチ50がオンした場合と同様にカメラシーケンス制御
回路52のSELF端子にローレベルを与えることができ、該
SELF端子はMOSトランジスタ18とセルフタイマスイツチ5
0がオフの場合にはプルアツプ抵抗51によりプルアツプ
されハイレベルが与えられている。
19はカメラ本体48からの様々な情報が入力するシリア
ルインターフエース回路で、そのチツプセレクト(CS)
端子、シリアルクロツク(SCK)端子、シリアルデータ
入力(SDI)端子がそれぞれ前記カメラシーケンス制御
回路52と接続され、一方シリアルコードの入力がなされ
た場合前記CPU1の割り込みを発生させるためにCPU1のSi
OiNT端子にも接続されている。
さらに、前記I/Oポート17の端子S0,S1,S2,S3,S4,S
5は、データ写し込みモード切換スイツチ20,写し込みデ
ータ及びインターバルタイマ時間修正スイツチ21,22,2
3、経過時間写し込みモード選択スイツチ24,インターバ
ルタイマモードスイツチ25がそれぞれ接続されるととも
にプルアツプ抵抗26,27,28,29,30,31にそれぞれ接続し
てプルアツプされている。
そして、前記のCPU1、TRiタイマ6、ROM7、RAM8、I/O
ポート17及びシリアルインターフエース19はそれぞれプ
ログラムのアドレスを伝送するアドレスバス32,データ
を送受するデータバス33及びそれらのタイミングを制御
する制御バス34で接続れている。
なお、53はカメラ本体のメインスイツチで、オフの場
合はプルアツプ抵抗54でプルアツプされており、前記カ
メラシーケンス制御回路52のメインスイツチ(MSW)端
子に接続されている。
次に、第1図はカメラの背面図で、第2図はその要部
断面図を示すものである。
45は背蓋で、前記モニター用LCD10が背面から視認で
きるように配設されるとともに前記スイツチ20〜25が操
作可能に配設されている。このモニター用LCD10にはフ
イルムカウンタ表示部35,カメラ本体の撮影状態表示マ
ーク36,データの写し込み確認マーク37及び前記スイツ
チ20〜25により選択された写し込みデータ確認用表示部
38が設けられている。
また該背蓋45の内面側には該モニター用LCD10に並列
に接続された前記データ写し込み用LCD11が配設されて
おり、該データ写し込み用LCD11の表示データは前記の
写し込みランプ14によりカメラ本体46側のフイルムF面
上に写し込むようになつている。
以上の構成の本実施例の作用について説明する。
まず、写し込みデータ確認用表示部38の表示,インタ
ーバルタイマモード及び経過時間写し込みモードについ
て概略を説明する。
初めに、写し込みデータ確認用表示部38の表示につい
て、データ写し込みモード切換スイツチ20をオンする毎
に表示部38はカレンダ内容のデータを「年・月・日」
「月・日・年」「日・月・年」「日・時・分」及び「フ
イルムの撮影枚数の情報写し込みモード」(以上FCモー
ドという)を順次切換えて表示する。この表示部38は英
文月名の略称が表示できるセグメント配置を持ち、スイ
ツチ20のオンにより数字での月表示(第6図)の外に英
文表示(第5図)も選択的に行える。また、表示に「年
・月・日」「月・日・年」「日・月・年」「日・時・
分」のカレンダ情報を表示した場合、それぞれの表示は
写し込みデータ修正スイツチ21,22,23をオンすることに
よつてインクリメントする。
次に、インターバルタイマモードについて、インター
バルタイマモードスイツチ25をオンした場合、表示部38
は以前のデータ写し込みモードの表示状態にかかわら
ず、インターバルタイマモードに移行し、レリーズが押
されてからレリーズ信号が出るまでの時間Tiを時、分で
表示する(第9図)。該表示は修正スイツチ22,23で修
正できる。
この状態で再びインターバルタイマモードスイツチ25
をオンすると、カメラ本体46のメインスイツチ53がオン
ならば、該表示は第10図で示すように秒単位の表示を加
え、減算タイマとして作動を開始する。ただし、カメラ
本体46のメインスイツチ53がオフの場合には表示部38は
インターバルタイマモードに入る前の表示形態に戻り、
カウントダウンは実行されない。減算タイマとして作動
している表示部38はレリーズ10秒前になると、インター
バルタイマモードに入る前の表示形態(第5図〜第7
図)に戻り、表示部38の回路はカメラ本体46にセルフタ
イマの起動信号を送る。
レリーズが行われた信号が前記シリアルインターフエ
ース19を介してCPU1に入力すると、表示部38は時間Tiを
秒単位の表示でしながら再度減算タイマとして作動を開
始する。レリーズ終了信号がCPU1にセルフタイマ起動時
より一定時間以内に入力しない場合には、表示部38はイ
ンターバルタイマモードに入る前の表示形態に戻り、カ
ウントダウンは実行されない。このインターバルタイマ
のカウントダウン中にカメラ本体側からのレリーズ信号
が該回路に入力した場合あるいはデータ写し込みモード
切換スイツチ20がオンした場合はカウントダウンは停止
し、表示部38はインターバルタイマモードに入る前の表
示形態に戻る。
さらに、経過時間写し込みモード(以下「PAモード」
という)については、経過時間写し込みスイツチ24をオ
ンた場合、表示部38は以前のデータ写し込みモードの表
示状態にかかわらず、経過時間表示モードに入る。
該スイツチ24がオンの状態で、経過時間起算の起点と
なる年・月・日を表示し(第11図)、このスイツチ24押
下状態の時、該起点(年・月・日)は修正スイツチ21〜
23で修正できる。
該年・月・日の表示はPAモードに入る前の表示形態で
表示できる場合はその形態で表示し、表示できない場合
例えば元の写し込みモードが「日・時・分」「FCモー
ド」「オフモード」時などは数字で年・月・日を第11図
に示すような順番で表示する。
該スイツチ24をオフにすると、経過時間(現在日−起
算日)ΔTを表示し、カメラ本体からデート信号が表示
部38の回路に入力するとΔTの写し込みが行われる。
経過時間ΔTは現在日の更新と同時に更新されること
はいうまでもない。
該表示部38の表示形態は第12図ないし第14図に示すよ
うにΔT>12ヶ月の場合は「年・月」表示(第12図)、
ΔT≦12ヶ月の場合は「月・日」表示(第13図)とな
り、ΔT≦0の場合はΔT>0となるまで「0カ月・0
日」表示(第14図)をする。
表示部38の表示状態にかかわらず、データ写し込みモ
ード切換スイツチ20がオンした場合は、表示部38はPAモ
ードに入る前の現在日表示形態に戻る。
以上の撮影枚数写し込みモード(FCモード)やインタ
ーバルタイマモード及びPAモードを組み合わせて使用す
ることにより一定時間間隔で記録した写真に日時のみな
らず、撮影番号や経過日数も写し込むことが可能にな
り、記録撮影や写真の整理が非常に簡単に行える。
次に、本実施例のシステムでカメラ本体46よりシリア
ルインターフエース19を介して入力される情報入力部に
ついて説明する。
本実施例ではカメラ本体からデータ写し込み信号、フ
イルムカウンタ情報、種々のカメラ情報が入力される
が、表1に示すようにD0からD3の各4ビツト単位で計16
ビツトの直列データ転送が行われている。D0とD1はそれ
ぞれフイルムカウンタの10の桁と1の桁のB,C,Dコード
である。次にD2はデータ写し込み信号及び各種情報を示
し、b3(MSB)が1の時はデータ写し込み信号で、下位
3ビツト(b2,b1,b0)の値によりデータ写し込み用のラ
ンプ点灯時間がt0〜t7msecと変化可能である。一方D2の
b3が0の場合に、b2=1で撮影情報マーク(PIMマー
ク)はオンとなり、b2=0でPIMマークはオフとなる。
さらに、b3=0の場合にb1=1ならばカメラのメインス
イツチ53がオン状態、b1=0ならばメインスイツチ53が
オフの状態を伝える。これらはb3=1の時は以前の状態
をラツチしている。なお、D3は予備の4ビツトである。
次いで、RAM8のデータメモリの内容を表2に従い説明
すると、左にアドレスラベル、右にその内容が示され、
以下順に概説する。
まず、STATUSOのb2(MSB)=1の時はPAモード表示や
インターバルタイマ表示などのノーマルデータ写し込み
表示以外の表示であることを示し、下位の3ビツトの
b2,b1,b0ではノーマルデータ写し込みモードを示し、
“000"では写し込みモードオフ、“001"は年月日モー
ド、“010"は月日年モード、“011"は日月年モード、
“100"は日時分、“101"はフレームカウンタ写し込みモ
ードであることを示す。
STATUS1のb3=1の時はTRiポート=ハイ(H)レベル
出力状態、b2=1でインターバルタイマがiNTポート=
Hレベルを出力し、カメラ本体46よりメインスイツチ53
の状態信号が入力されるまでのウエイト状態を示し、b1
=1ではインターバルタイマが減算動作を行うタイマ動
作状態を示し、b0は未使用である。
STATUS2は、b3=1の時は第1図のスイツチ21〜23に
より何らかのデータを修正中である修正状態を示し、b2
は未使用で、b1=1の時はPAモードの基準日設定状態、
b0=1の時はインターバルタイマのタイマ時間設定状態
を示す。
STATUS3は、b1=1の時はLCD表示の内容に変更が生じ
た時に表示要求を示すフラグである。
STATUS4は、b3=1の時はインターバルタイマモード
で写し込み内容がPAモードであることを示し、下位3ビ
ツトのb2,b1,b0は表示状態を指定するビツトで、“010"
の時PAモードの基準日表示、“011"の時PAモードの経過
時間表示、“100"の時インターバルタイマ設定表示、
“101"の時インターバルタイマ減算表示状態をそれぞれ
示す。
STATUS5は、b3=1の時はRECポート=Hレベル出力状
態を示し、b2,b1,b0は未使用である。
STATUS6は、b1=1の時はインターバルタイマが残り1
0秒以下になつた状態、b0=1の時はiNTポート=Hレベ
ル出力状態で、b3,b2は未使用である。
さらに、SECOND0〜YEAR1は現在時刻、カレンダの秒1
位桁〜年10位桁までを記憶し、PDAY0〜PYEAR1はPAモー
ドの基準日の日1位桁から年10位桁を記憶している。
TRXM0〜TRXH1はインターバルタイマの設定時間の分1
位桁から時10位桁を、TRSEC0〜TRHOUR1はインターバル
タイマの減算カウント用の秒1位桁〜時10位桁までを示
す。
SWX0は、b3=1の時はスイツチ23押下状態、b2=1の
時はスイツチ22押下状態、b1=1の時はスイツチ21押下
状態、b0=1の時はスイツチ20押下状態をそれぞれ示
す。
SWY0も同様にb1=1でスイツチ24を押下状態、b0=1
でスイツチ25押下状態をそれぞれ示し、b3,b2は未使用
である。
SiO3B〜SiO0BはシリアルデータのD3〜D0の各4ビツト
ずつを読み込み記憶する。SiOCはシリアルコードの入力
に伴い、クロツクの数をカウントするカウンタで、前記
シリアルコード(D0,D1,D2,D3)のバツフア(SiO3B,SiO
2B,SiO1B,SiO0B)への読み込みが終了すると0リセツト
される。
COUNT0とCOUNT1はそれぞれ計時用の32Hzと4Hzのカウ
ンタ、COUNT3とCOUNT4はそれぞれインターバルタイマ用
の32Hzと4Hzのカウンタ、COUNT5とCOUNT6もそれぞれ32H
zと4Hzのカウンタである。iNTCNTはiNTポート=Hレベ
ル出力時に32HziNTの割り込み毎にiNTポート出力時間を
カウントするカウンタである。
FR0とFR1はそれぞれデータ写し込みモードのフレーム
カウンタモード時の1位桁と10位桁を記憶している。
次に、マイコンのシーケンス的な動作を第15図及び第
16-1図ないし第16-18図のフローチヤートに基づいて説
明する。
まず、第15図はプログラムの概略を示す。本プログラ
ムは大きく4つのブロツクに分けられる。最初にAの初
期設定であるが、電源投入しリセツト解除後、メモリエ
リアのクリアや最初の表示データの設定、表示内容を整
える部分で、終了後CPU1は内部のデータを保持している
HALTの状態に入る。Bの32HziNTは第3図の分周回路に
より出力する32Hzのパルスにより1秒間に32回発生する
割り込みの処理シーケンスであり、スイツチ20〜25の看
視をし、スイツチ押下時には押下されたスイツチに対応
した処理をし、さらに割り込み回数を32回カウントする
と、1秒のキヤリを発生させ、時計及びカレンダのイン
クリメントを行う。CのSiOiNTはカメラからのシリアル
コードを入力された際に発生するシリアル割り込みの処
理シーケンスでデータ写し込みランプの点灯、カメラ情
報の入力処理を行う。DのPTiNTはTRiタイマのカウント
アツプ時に発生するタイマ割り込み処理シーケンスで、
データ写し込みランプ点灯終了時の処理を行う。
更に、第16-1図ないし第16-18図のフローチヤートに
従つて本実施例を詳説する。
電源2が投入されるとマイコンはPUC回路3が発生す
るリセツト(RE)信号により初期リセツトがかかり、第
16-1図に示すようにプログラムの#001のステツプから
動作を開始する。#002においてメモリエリアをクリア
し、#003においてデータ写し込みモードの初期表示モ
ードを「年・月・日」モードとし、#004でカレンダの
年月日を例えば「87年1月1日」に設定している。次い
で、#005でスタツクポイントエリアのクリアを行い、
#006で割り込み許可をした後、#007においてマイコン
はデータ保持状態であるHALT状態に入る。
次に、CPU1に32HziNT割り込み信号が入力すると、第1
6-2図に示すように#101から動作を始める。#101,#10
2でスイツチ入力ポートより各スイツチの状態を読み込
む。次いで、#104,#105,#106,#107,#108,#109
(#108,#109は第16-6図)とスイツチ20〜25の状態変
化を判別し、スイツチ状態が変化している場合は対応し
た処理を行う。この処理については後述する。一方、ど
のスイツチも状態変化していない場合は#109より#201
(第16-7図)へと移行する。
ここで、前記の各スイツチが押下されていた場合につ
いて説明する。
最初にスイツチ20であるが、#104においてスイツチ2
0の押下が判別されると、#129,#130,#131,#132,#1
34,#135と移行し、#201へと続くが、#129において表
示内容がPAモードの経過時間表示か、あるいは#130で
タイマモードの残り10秒前状態であると判別されれば、
#132でPAモードあるいはタイマモードのキヤンセルの
サブルーチンRTCANCLがコールされる。一方、タイマ10
秒前状態でない場合は#131で更に表示状態がノーマル
モードかが判別される。ノーマルモード以外であれば前
述のタイマ10秒前状態の時と同様に#132でRTCANCLをコ
ールする。このタイマキヤンセルサブルーチンRTCANCL
処理については後述する。タイマキヤンセル処理後は#
201へ移行する。
さて、#131で表示モードがノーマルモードと判別さ
れた場合は<#133でSTATUS0を1インクリメントするこ
とによりデータ写し込みモードを1つ進める。次に#13
4,#135でSTATUS0=6と判断された時はSTATUS0=0と
することにより、データ写し込みモードを「年・月・
日」→「月・日・年」→「日・月・年」→「日・時・
分」→「FCモード」→「オフモード」の6モードの循環
をする。
次に、修正スイツチ21,22,23が押下された場合につい
て説明する。
#105においてスイツチ21の状態変化が判断されると
#105Aで変化後のスイツチ状態が判断され、押下状態に
あるならば#140でSTATUS2のb3=1とし修正状態にセツ
ト、#141で表示内容変更を生じたので表示を更新する
ためにSTATUS3のb1=1とし表示要求フラグがセツトさ
れる。次いで#142でSTATUS0,STATUS4の値によりスイツ
チ21の対応するデータがどのデータか判別され、対応し
たデータの修正が行われる。詳細については後述する。
修正処理終了後は#201へ進む。
一方、#105Aにおいて、スイツチ状態変化後のスイツ
チ状態がオフと判別されれば#143でSTATUS2のb3=0と
し修正状態をリセツトし、#144でSTATUS3のb1=1とし
表示要求フラグをセツトする。スイツチ22,23について
も#106,#107で各スイツチ状態の変化が確認された後
の処理はスイツチ21と同様であるので省略する。スイツ
チ22,23の場合も修正処理後は#201へ進む。
さて、次にスイツチ24が押下された場合(第16-6図)
については、#108でスイツチ24の状態が変化したこと
が判断されると、#160で状態変化後のスイツチ24の状
態が判別される。ここでスイツチ24のオンが判断される
と、#170でインターバルタイマモードキヤンセルのサ
ブルーチンRTCANCMがコールされ、インターバルタイマ
がキヤンセルされる。このサブルーチンRTCANCMについ
ては後述する。その後、#171でSTATUSをPAモード基準
日設定状態にセツトし、#172で表示モードをPAモード
基準日設定表示としている。#173では通常表示以外の
モード表示を制御するサブルーチンEXTDSPのコールが行
われる。その後、#201へ進む。
他方、#160で状態変化後のスイツチ24がオフの場合
は、#161でPAモード基準日設定状態かが判断され、設
定状態なら#162でPAモード経過時間表示モードにセツ
トし、#163で(STATUS2)1=0とし、PAモード基準日設
定状態をキヤンセルし、#201へと進む。
次に、スイツチ25が押下されていた場合の処理につい
てであるが、#109でスイツチ25の状態変化が判断され
ると、#110で既にインターバルタイマが動作状態であ
るかが判別される。そこで、インターバルタイマ動作状
態でないと判断されると、更に#111でインターバルタ
イマのタイマ時間設定状態であるかが判断される。イン
ターバルタイマの時間設定状態でないなら、#121→#2
01と進み#121でインターバルタイマモードの設定処理
のサブルーチンTRMSへジヤンプする。
そこで、インターバルタイマモード設定処理について
第16-11図により先に説明する。#121でSTATUSをインタ
ーバルタイマ時間設定状態にセツトし、#122ではタイ
マのカウント用ウオツチの秒1位桁〜第10位桁までの各
桁を全て0クリアし、#124においてノーマルモード以
外の表示処理を行うEXTDSPサブルーチンがコールされ
る。このサブルーチンについては後述する。次に、#12
4でインターバルタイマモードでかつデータ写し込みモ
ードがPAモードであるかが判断され、データ写し込みモ
ードがPAモード以外の場合は更に#125で表示状態がPA
モード経過時間表示かが判別され、経過時間表示である
なら、#126でSTATUS4の第3ビツトと第2ビツトがセツ
トされ、STATUSをインターバルタイマの設定状態でかつ
データ写し込みモードがPAモード状態にセツトする。#
124でSTATUS4の第3ビツトがセツト状態と判断された場
合も同様である。一方、#125において写し込みモード
が非PAモードと判断された場合は#127でインターバル
タイマ設定表示状態にセツトされる。
インターバルタイマモード設定終了後は#201へ進
む。#111でインターバルタイマ時間設定状態と判断さ
れれば、#113,#114へと進み、以降インターバルタイ
マが動作を開始する。#113でiNTポートをアクテイブと
するiNTACTサブルーチンがコールされる。iNTACTサブル
ーチンは#730より始まる(第16-18図)。#173でiNTポ
ート=Hを出力し、#732でiNTポート出力時間をカウン
トする。iNTCNTカウンタの初期値をセツトし、#733でi
NTポート=H出力状態フラグをセツトしてる。
次に、#144でインターバルタイマ時間設定状態フラ
グをリセツトし、#115でSTATUSを後述するインターバ
ルタイマのスタート時のシリアルコードによるメインス
イツチ状態信号入力ウエイト状態にセツトしかつ#116
でタイマ動作状態にセツトしている。続いて#117で表
示要求フラグをセツトし、#118でインターバルタイマ
の秒1位桁と10位桁を0クリアし、#119においてタイ
マスタート時に記憶したインターバルタイマの設定時間
の分1位桁より時10位桁までのタイマ時間を実際にカウ
ントダウンするRAMエリアにコピーする。その後#201へ
進む。
ここで、前述の修正スイツチ21,22,23について押下さ
れた場合に各モードを判別しデータ修正を行う仕方につ
いて第16-3図,第16-4図,第16-5図により詳説する。
最初に、スイツチ21での修正の場合であるが、第16-3
図で#800においてSTATUS0のMSBがセツトされているか
が判別され、セツトされているならばノーマルモード以
外の表示と判断される。一方#801において、PAモード
と判別され表示形態が「月・日・年」の形であるなら
ば、スイツチ21の対応桁は「月」になるので、#804に
おいて経過時間基準日の月桁PMONTHがインクリメントさ
れる。一方、表示形態が「日・月・年」のモードであれ
ば対応桁は「日」となり、#805で経過時間基準日の日
桁PDAYがインクリメントされる。表示形態が「月・日・
年」,「日・月・年」いずれの状態でもない場合はPAモ
ードの基準日表示形態は「年・月・日」となるので、対
応桁は年桁となり、#803において年桁PYEARがインクリ
メントされる。他方、#800においてノーマル表示モー
ドと判断された場合は前記PAモード時の表示形態判別時
と同様に#806,#807,#808,#809で表示モードが判別
され、それぞれ#811,#812,#813,#814においてスイ
ツチ21の対応桁がインクリメントされる。
次に、スイツチ22押下時の修正処理については、第16
-4図でスイツチ21の処理と同様に#820でSTATUS0のMSB
がセツトされていれば、ノーマルモード外の表示内容と
判断し、#821において表示内容がインターバルタイマ
時間設定表示であれば、#825でタイマ時間設定表示中
のスイツチ22が対応する桁であるタイマの時桁TRXHOUR
がインクリメントされる。他方、#823,#826あるいは
#823-#824においてPAモード基準日のスイツチ22の対
応桁修正はスイツチ21の場合と同様である。一方、#82
0において、ノーマル表示モードと判断されると前述の
スイツチ21の場合と同様に#827,#828,#829,#830で
表示モードを判断し、スイツチ22の対応桁のインクリメ
ントを#831,#832,#833,#834において行う。
最後にスイツチ23押下時の修正処理について、第16-5
図で、#840,#841でインターバルタイマ時間設定モー
ドが判別され、#845においてスイツチ23対応桁である
タイマ分桁(TRXMiN)がインクリメントされるのはスイ
ツチ22の場合と同様である。一方、ノーマル表示の場合
の#847,#848,#849,#850,#851で表示モードを判断
し、#852,#853,#854,#855,#856でスイツチ23対応
桁のインクリメントが行われるのは前記スイツチ21,22
の場合と同様である。
次いで、以上説明してきたスイツチ20〜25の各スイツ
チの看視処理が終了すると、32Hz割り込み処理は#201
以降のウオツチのインクリメント処理やタイマのダウン
カウント処理へと続く(図16-7図)。
すなわち、#201ではiNTポートでアクテイブ状態かが
判断される。iNTポートアクテイブ状態ならば#202でiN
Tポート出力時間カウンタiNTCNTを1デイクリメント
し、#203でこのiNTCNT=0かが判断され、iNTCNT=0
なら#204においてiNTポート=LとするiNTSTPサブルー
チンがコールされる。このiNTSTPサブルーチンについて
は第16-18図の#750より説明される。#751においてiNT
ポート=Hとし、#752でiNTポートアクテイブ状態をキ
ヤンセルしている。ここで、iNTポート出力時間である
が、iNTCNTカウンタの初期値が7であるので1/32Hz×7
回=218msecとなる。
次に、#205〜#210はデータ写し込み用のウオツチ及
びカレンダのインクリメント処理を行つている。#205
でウオツチ用32HzカウンタのCOUNT0をインクリメント
し、#206でCOUNT0=8ならば、4Hzのキヤリを出力し、
#207で4HzカウンタのCOUNT1を1インクリメントすると
同時に#207AでCOUNT0を0クリアしている。次いで、#
208でCOUNT1=4か判別し、4であるならば#210におい
て1秒のキヤリが出力され、#210がウオツチ、カレン
ダのインクリメントが行われる。#211でタイマが動作
状態かが判別され、タイマ動作中ならば、#212のRECポ
ート=H出力状態かの判別は行われない。つまり、#21
3以降の前述のウオツチ用カウンタのカウントとは別設
のカウンタをインターバルタイマ動作中はタイマ設定時
間のダウンカウントをし、一方データ写し込み確認マー
ク(RECポート)出力時はその出力している時間のカウ
ントに使用するので、インターバルタイマ動作中あるい
はRECポート=H出力中でないならば#213以降のカウン
トを行わずに#250以降のステツプにジヤンプする。こ
こで、インターバルタイマ動作中あるいは、RECポート
=H出力中の場合は、#213で前述COUNT1とは別設の32H
zカウンタCOUNT3を1インクリメントし、#214でCOUNT3
=8であるか判別する。COUNT3=8ならば、4Hzのキヤ
リが発生し、第16-8図の#215で4HzカウンタCOUNT4をイ
ンクリメントし#216で32HzカウンタCOUNT3は0クリア
される。次に、#218,#219において、COUNT4のカウン
タ内容が4以上であるかが判別され、4以上であるなら
ばタイマが1秒のキヤリを発生する。この状態におい
て、#220でインターバルタイマが動作状態かが判別さ
れる。インターバルタイマが動作状態であるならば、#
221において前述のタイマスタート時のシリアルコード
によるメインスイツチ状態、信号入力ウエイト状態かが
判別される。ウエイト状態でないなら、#222へ進み、
表示要求フラグがセツトされた後#223でインターバル
タイマのカウントダウン処理を行うサブルーチンRLTiME
Rがコールされる。次にこのRLTiMERについて第16-10図
により説明すると、RLTiMERは#301より処理を始め、前
述の#219においてタイマカウンタが1秒のキヤリを発
生しているので、#302ではインターバルタイマの秒1
位桁TRSECOより1マイナスされ、#303では秒1位桁が
判別され0の場合には秒10位桁より1をマイナスしてい
る。次に、#304で秒10位桁からの減算の結果マイコン
の、ゼロフラグがセツトされているかが判別されセツト
されていれば、#305において分桁、さらに分桁で計算
の結果ゼロフラグがセツトされれば時桁が順次デイクリ
メントされる。続いて#306,#307,#308で分桁=0、
時桁=0かつ秒10位桁=1、秒1位桁=0、つまりイン
ターバルタイマカウントアツプの10秒前かどうかが判別
され、10秒前であるならば、#309において前述のiNTポ
ートをアクテイブとするiNTACTサブルーチンがコールさ
れる。例えばカメラ本体のセルフタイマ秒時が10秒なら
ば、ここで10秒前を判別し、iNTポートをHレベルにす
ることによりセルフタイマのカウントがスタートするこ
とになる。
次に、#310でSTATUSをインターバルタイマが残り10
秒以内の状態にセツトし、#311でSTATUS0の3ビツト目
(MSB)をリセツトすることによりインターバルタイマ
のカウントダウンの表示よりデータ写し込み内容の表示
に戻している。次いで、表示内容に変更が生じるので#
312でデータ表示エリアをクリア処理するサブルーチンM
DCLRをコールする。このMDCLR処理は第16-15図で#395,
#396において処理され、#395において表示要求フラグ
をセツトし、#396において各表示桁にブランクを出力
し表示エリアのクリアを行つている。
一方、#225で4HzカウンタのCOUNT4が8より大きいか
が判別され、大きければ#226の通り2秒のキヤリが発
生し、#227でデータ写し込み確認マーク出力状態(REC
ポート=H)と判断されると、#228でRECポート=Lと
し、RECマーク37を消灯し、#229でSTATUSをデータ写し
込み確認マーク出力状態フラグにリセツトしている。次
に、#250でCOUNT0=0かが判別され(16-9図)、0で
ないならば#251で表示要求フラグの状態を見て要求フ
ラグがセツトされていると、#259でSTATUS0及びSTATUS
4の状態により表示モードを判別し、モードに従つた表
示内容をLCDドライバ9に出力する。その後、#260で表
示要求フラグをリセツトし、#280でHALT状態に入る。
一方、#250においてCOUNT0=0であつた場合は4Hzのキ
ヤリが発生し、#252でインターバルタイマが残り10秒
以内となつた状態かどうかが判別され、残り10秒以内で
あると#253で更にインターバルタイマがカウントダウ
ンを行つている状態かが判別され、カウント動作中でな
ければ、#254でタイマの秒1位桁TRSEC0を1インクリ
メントする。次に、#255でTRSEC0が8になつたかが判
別され、8であるなら#256でタイマの秒10位桁を1イ
ンクリメントし、同時に#256AでTRSEC0を0クリアして
いる。#257ではこのTRSEC1が10より大きいか判別して1
0より大きければ、タイマがカウントアツプしてから20
秒以上経過している(4Hz×80回カウント)ので、#258
でインターバルタイマをキヤンセルするRTCANCMサブル
ーチンがコールされる。RTCANCMサブルーチンについて
は後述する。インターバルタイマモードがキヤンセルさ
れた後は#259でSTATUS0,STATUS4の値によりモードを判
別し各モードに応じた表示を行い、その後HALT状態に入
る。#251において表示要求フラグがセツトされていな
ければ、表示内容は変更されずHALT状態に入る。
次にカメラ本体よりシリアルコードが入力された場合
の処理について第16-12図により説明する。
CPU1のシリアル割り込み信号が入力すると、プログラ
ムはSiOiNT#501から処理動作を開始する。#501におい
てシリアル同期クロックのパルス数をカウントするSiCN
Tカウンタの内容が16であるかが判別され16以外ならそ
の時入力されたシリアルデータは無効としHALT状態に入
る。逆にクロツク数が16個でデータが有効であるなら、
#502で各シリアルバツフアの内容を4ビツトずつ4つ
に分けて16ビツト分を、SiO0,SiO1.SiO2,SiO3の各RAMエ
リアにロードし、#503でSiCNTカウンタの内容を0クリ
アしている。続いて#504ではSiD2の3ビツト(MSB)の
状態を判別し、1ならデータ写し込み信号と判断し、#
550において写し込みランプ14を点灯させ、サブルーチ
ンLAMPONをコールする。
ここで、このランプ点灯処理について第16-13図によ
り説明する。#601,#602,#603ではそれぞれ既にラン
プ点灯(TRiポート=H)状態か、修正スイツチにより
データ修正状態か、PAモード基準日設定状態(スイツチ
24押下中)かを判断し、いずれかの状態ならランプ点灯
禁止状態とし、ランプ点灯を行なわない。次に、#604
でSTATUSがインターバルタイム残り10秒以下となつた状
態かを判別し、10秒以下状態なら#630においてデータ
表示モードがオフモードかを判別し、オフモードである
ならば次のインターバルタイムのカウントに入るための
準備処理を行うサブルーチンPHOTOENDをコールし、オフ
モードでないならば#608以降の実際のランプ点灯処理
に進む。
次に、前述のサブルーチンPHOTOENDについて第16-14
図により説明する。PHOTOENDでは、まず最初に#661で
インターバルタイマのカウンタ内の秒1位桁及び10位桁
を0クリアし、#662でスタート時に記憶したインター
バルタイム設定時間を実際にカウントダウンを行うエリ
アに分1位桁より時10位桁までをコピーしている。次
に、#663において通常のデータ写し込み内容表示外の
表示処理を行うサブルーチンEXTDSPをコールする。
EXTDSPでは、第16-16図において#350よりスタート
し、#351でSTATUSをノーマルモード外の表示状態と
し、#352では表示内容が変更となるので、表示要求フ
ラグをセツトし、#353では表示エリアの各桁にブラン
クを出力し表示のクリアを行う。
次にEXTDSP処理の後、#665においてSTATUSのインタ
ーバルタイマ残り10秒以内状態をリセツトし、#666で
再度インターバルタイマカウントダウン動作状態にフラ
グをセツトしている。次に、#667においてはデータ写
し込みモードがPAモードの経過時間表示であるかを判別
し、経過時間モードならば#668へ進み、STATUSをイン
ターバルタイマモードでデータ写し込みモードをPAモー
ドの状態にし、更に表示はタイル動作中のダウンカウン
ト表示とする状態にフラグをセツトしている。逆に#66
7においてデータ写し込みモードがPAでないならば表示
内容をタイマのダウンカウントの表示とするフラグのみ
をセツトしている。これで、PHOTOEND処理は終了し元の
処理にリターンする。更に、データ写し込みモードがオ
フモードの場合は、LAMPONサブルーチンからリターンし
た後HALT状態に入る。
次に、LAMPONサブルーチン内の#604でインターバル
タイマが10秒以内でなかつた場合については、#605,#
606ではそれぞれSTATUSがインターバルタイマのカウン
ト動作中であるか、インターバルタイマの時間設定中か
が判別され、どちらかの状態であればインターバルタイ
マモードのキヤンセル処理を#620以降に行う。この処
理については後述する。次に#605,#606において前記
どちらの状態でもないと判別された場合は#607でデー
タ写し込みモードがオフモードかどうかが判別され、オ
フモードならばデータ写し込みランプ点灯処理は行わず
リターンした後HALT状態に入る。一方、#607において
オフモードでないと判断されると、#608へ進み、SiD2
の下位3ビツトの値によりTRiタイマの時間をセツト
し、タイマのカウントをスタートさせる。次に、#609
でTRiポート=Hとすることにより実際にはこの時より
ランプ14が点灯を開始する。#610において、STATUSをT
Riポート=H出力状態にセツトし、#611でRECマーク37
を点灯し、#612でRECポート=H出力状態にセツトして
ランプ点灯処理を終る。その後SiOiNTにリターンしHALT
状態に入る。
一方、先に#605、#606においてインターバルタイマ
が動作中あるいはインターバルタイマ時間設定中の状態
である場合については、#620においてSTATUSがインタ
ーバルタイマでかつデータ写し込みモードがPAモードで
あるかを判別し、インターバルタイマのキヤンセル手段
を2つに分けている。まず最初に、インターバルタイマ
でデータ写し込みモードがPAモード、つまりSTATUS4のM
SBが1の場合については#621に進み、RTCANCMサブルー
チンがコールされる。RTCANCMサブルーチンでは第16-15
図において#391でインターバルタイマ動作状態のフラ
グをリセツトし、#392でインターバルタイマ時間設定
状態フラグをリセツトしている。次に、#393でインタ
ーバルタイマ残り10秒以内状態フラグもリセツトした後
リターンする。
次に、#622でインターバルタイマキヤンセル後の表
示をPAモード経過時間の表示とし、#623では表示内容
に変更が生じたので表示要求のフラグをセツトしてい
る。#623において表示エリアをクリア処理するために
前述のサブルーチンMDCLRをコールした後にLAMPONのサ
ブルーチンよりリターンする。他方、#620においてSTA
TUS4のMSBが0、つまりデータ写し込みモードがPAモー
ド以外の場合は#640においてインターバルタイマモー
ドのキヤンセル処理を行うサブルーチンRTCANCLがコー
ルされる。サブルーチンRTCANCLでは第16-15図で#381
においてSTATUSをSTATUS0のMSBをリセツトすることによ
り通常のデータ写し込みの内容に戻す。ここで、インタ
ーバルタイマモードあるいはPAモードの状態になり、ST
ATUS0のMSBがセツトされても下位3ビツトの値は変化し
ないのでインターバルモードやPAモードをキヤンセルし
た場合にはMSBをリセツトすれば常に下位3ビツトの値
を判別することによりインターバルタイマモードやPAモ
ードに入る前のデータ写し込みモードの状態(表示)に
復帰できるように構成されている。次にRTCANCLサブル
ーチンはRTCANCMへジヤンプし、前述と同様にインター
バルタイマモードの各STATUSフラグをリセツトした後LA
MPONサブルーチンよりリターンしHALT状態に入る。
次に、SiOiNT割り込み処理について、第16-12図で#5
04においてランプ点灯信号でないと判断された場合につ
いては、#505ではSiD2の2ビツト目の状態によりPIMマ
ークポートを「H」あるいは「L」に#506,#507で設
定している。次に#508においてSiD2の1ビツト目の状
態を判別し、カメラ本体のメインスイツチ53の状態によ
り処理が分かれる。初めにメインスイツチ53がオンの場
合については、#509,#510においてSTATUSがインター
バルタイマの動作状態でかつシリアルコードによるメイ
ンスイツチ53の状態信号入力ウエイト状態かを判別して
いる。ウエイト状態であるなら、#511でタイマカウン
タの秒1位桁と10位桁を0クリアし、STATUSを#512で
ウエイト状態をリセツトし、#513においてインターバ
ルタイマを動作状態にセツトし、次の32Hz割り込み処理
時よりタイマがカウントダウンを始める設定としてい
る。次に、ウエイト状態終了をカメラ本体に伝えるた
め、#514でiNTポート=LとするiNTSTPサブルーチンを
コールした後HALT状態に入る。
iNTSTPサブルーチンでは第16-18図で#751においてI/
Oポート17よりiNTポート=Lを出力し、#752でSTATUS
をiNTポートアクテイブフラグをリセツトする。
次に、#508でメインスイツチ53がオフと判断されて
た場合は、#515においてインターバルタイマが動作状
態にあるかを判別し、動作状態にあるならば前述のLAMP
ONサブルーチン中(第16-13図)の#620,#621,#622,
#623,#624あるいは#620,#640の場合と同様に#516,
#517,#518,#519,#520あるいは#516,#530の順にデ
ータ写し込みモードがPAモードか否かによりインターバ
ルタイマのキヤンセル処理が2つに分れて行われる。イ
ンターバルタイマキヤンセル処理後はHALT状態に入る。
次に、TRiタイマカウントアツプ時に生じるタイマ割
り込み処理(RTiNT)について第16-17図により説明る。
タイマ割り込みが発生すると、CPU1は#701から動作
を開始する。#701でTRiポート=Lとし、ランプ点灯を
終了させる。次いで、#702でSTATUSをTRiポート=H出
力状態をクリアし、#703においてインターバルタイマ
残り10秒以下の状態かを判断し、10秒以下の状態でない
ならRTiNT処理は終了しHALT状態に入る。一方、#703で
インターバルタイマ10秒以下状態と判断されれば次のイ
ンターバルタイムのカウントに入るための準備処理を行
うサブルーチンPHOTOENDをコールする。PHOTOENDサブル
ーチンについては前述のSiOiNT処理内において説明した
とおりである。次に、#705において、インターバルタ
イマカウンタの秒1位桁及び秒10位桁を0クリアし、#
706でスタート時に記憶したインターバルタイマの設定
時間を実際にカウントを行うRAMエリアに分1位桁より
時10位桁までをコピーしている。次に、#707において
通常のデータ写し込み内容の表示外の表示処理を行うサ
ブルーチンEXTDSPをコールしている。EXTDSPの処理につ
いては前述したとおりである。その後、シーケンスはHA
LT状態に入る。
次に、ここでインターバルタイマスタート時にカメラ
のメインスイツチ53の状態を看視する仕方について概説
する。
インターバルタイマ動作時のタイマによるカメラのレ
リーズ手法はセルフタイマを起動する構成なので、カメ
ラ制御回路は(1)タイマのスタート信号、(2)タイ
マのレリーズ信号、(3)セルフスイツチによるセルフ
タイマの起動、を区別しなくてはならない。第17図は本
実施例のインターバルタイマのiNTポート端子とカメラ
制御回路のSELF端子の接続部の回路構成を示すものであ
つて、左半分破線内はインターバルタイマ側の制御回路
内の構成を示し、右半分はカメラ本体側の制御回路構成
を示している。
同図において、40は後記インターバルタイマ制御回路
43のiNT出力端子、41はNチヤネルMOSトランジスタで、
第3図に示す18と同じ、42はiNT信号出力バツフア、43
は前記マイコン内蔵のインターバルタイマ制御回路で、
50はカメラのセルフタイマスイツチ、55はカメラ制御回
路のSELF端子、55はセルフ信号入力インバータ、57はイ
ンバータ56の入力をプルアツプする抵抗、58はカメラ本
体制御回路である。
次に、各信号のタイミングについて第18図のタイミン
グチヤートに従い説明すると、初めにカメラ本体のセル
フタイマスイツチ50によりセルフタイマを起動する場合
は、タイミングチヤート(C)に示すように、まずセル
フタイマスイツチ50がオンすると通常プルアツプ抵抗57
によりプルアツプされていたインバータ56の入力がLレ
ベルになる。ここでカメラ制御回路58の構成がSELF端子
55を一定周期(T)でサンプリングしていて、例えば2
回Lレベルを検知したらセルフタイマが起動する構成と
する。またその際、SELF端子55のLレベルを検知した最
初のサンプリング後にメインスイツチの状態信号を含ん
だシリアルコードを前記シリアルインターフエース19を
介して送出する構成とする。つまりカメラ側のセルフタ
イマを起動する場合はセルフタイマスイツチ50をサンプ
リング周期Tより長い時間押下すれば起動することとな
る。
次に、インターバルタイマのスタート時は、タイミン
グチヤート(a)に示すようにインターバルタイマ制御
回路43がMOSトランジスタ41をオンすることによりSELF
端子55がLになり、次いでカメラ側が1回目のSELF端子
55のサンプリングによりシリアルコードでメインスイツ
チの状態信号を出力する。これをインターバルタイマ制
御回路43は受けると同時にiNTポートをLとする。これ
が次のSELF端子のサンプリングより前であれば、カメラ
本体のセルフタイマは起動しない。インターバルタイマ
制御回路43はシリアルコードでメインスイツチ53の状態
信号が入力されているので、コードを判別することによ
りインターバルタイマをスタートさせるかどうかの判断
が可能である。判別処理については前述第16-12図のSiO
iNTの項で説明したとおりである。
最後に、インターバルタイマがカウントアツプしてセ
ルフタイマを起動する場合はタイミングチヤート(b)
に示すように前述のスタートの場合とは違い、タイマ側
はシリアルコードの入力によりiNTポートをHとせず、
この場合は一定時間(実施例では200msec)「L」レベ
ルとしておくことによりカメラ本体は2回SELF端子の
「L」レベルを検知した時点でセルフタイマを起動す
る。ここでカメラ本体制御回路58のSELF端子サンプリン
グ周期(T)はこの200msecより十分短いことはいうま
でもない。
なお、前述の実施例ではカメラ本体のメインスイツチ
53がオフの場合、インターバルタイマモードをキヤンセ
ルしているが、インターバルタイマモード内でタイマ時
間をセツトしていないリセツト状態になるようにしても
よい。
また、インターバルタイマスタート時にカメラ本体の
メインスイツチ53がオフの場合あるいはタイマ動作中に
カメラ本体のメインスイツチ53をオフにした場合に警告
表示を行うように構成してもよい。
なお、前述した実施例において、CPU1による第16-11
図の#121の動作が本発明の設定手段に、メインスイッ
チ53がカメラのメインスイッチに、CPU1による第16-12
図の#508,#518(=第16-15図の#391〜#393)の動作
が本発明の応答手段に、写し込みデータ確認用表示部38
が本発明の表示手段に、それぞれ相当する。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明によれば、カメラのメイ
ンスイッチがオフさせることによって無駄となる動作を
中止し、カメラのメインスイッチがオフされることによ
って無駄となるその動作が無駄に行われないようにする
とともに、さらにその動作に対応する表示を別の表示に
切換えることで、使用者が上記動作の中止を適確に認識
でき、さらに上記別の表示情報を得ることができるよう
になった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るカメラの実施例の背面図、第2図
はその背面側のデート機構の要部断面図、第3図はその
カメラを動作制御するための電子回路のブロツク図、第
4図はそのモニタ用LCDセグメント配置図、第5図ない
し第14図はその表示状態説明図、第15図は動作制御を実
行するフローチヤートの概略図、第16-1図ないし第16-1
8図は同じくそれぞれフローチヤートの詳細図、第17図
はインターバルタイマ、カメラ本体接続部の電気回路
図、第18図はそのタイマ動作のためのタイミングチヤー
トである。 1……中央演算装置(CPU)、4……発振器、5……分
周回路、1……CPU、10……モニター用LCD、11……デー
タ写し込み用LCD、20……データ写し込みモード切換ス
イツチ、21,22,23……写し込みデータ及びインターバル
タイマ時間修正スイツチ、24……経過時間写し込みモー
ド選択スイツチ、25……インターバルタイマモードスイ
ッチ、36……カメラ本体の撮影状況表示スイッチ、37…
…写し込み確認マーク、38……写し込みデータ確認用表
示部、53……カメラ本体のメインスイッチ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カメラに所定の動作を行わせるための設定
    手段と、カメラのメインスイッチがオフされることに応
    じて該設定手段による該カメラの所定動作を中止させる
    応答手段と、該設定手段によりカメラが前記所定の動作
    を行う場合には該所定の動作に対応する所定の表示を行
    うとともにカメラのメインスイッチがオフされた場合に
    は該所定の表示とは異なる表示を行う表示手段とを有す
    ることを特徴とするカメラ用装置。
JP62102018A 1987-04-27 1987-04-27 カメラ用装置 Expired - Lifetime JP2648810B2 (ja)

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