JP2646467B2 - 簡易型テレワイド切替カメラ - Google Patents
簡易型テレワイド切替カメラInfo
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- JP2646467B2 JP2646467B2 JP62086480A JP8648087A JP2646467B2 JP 2646467 B2 JP2646467 B2 JP 2646467B2 JP 62086480 A JP62086480 A JP 62086480A JP 8648087 A JP8648087 A JP 8648087A JP 2646467 B2 JP2646467 B2 JP 2646467B2
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Description
コンバータに兼用させることができる簡易型テレワイド
切替式カメラに関するものである。
部の撮影及びファインダ部に夫々テレワイド切替機構を
設けたものが開発されている。
えば第7図に示すように、標準時のテレモードとワイド
モードと2つの機能を切替えて選択的に使用するため、
そのカメラ本体内部の撮影部100及びファインダ部101に
夫々凹レンズ102,103を挿入自在に備えていると共に、
撮影部100側の凸レンズ104とファインダ部101側の凹レ
ンズ105とを夫々先の凹レンズ102,103を挿入動作と連動
させて被写体側に向けて前進させるように構成されたも
のが知られている。
たカメラにあっては、被写体を拡大させて撮影するテレ
モード時には、撮影部100側の凹レンズ102及びファイン
ダ部101側の凹レンズ103を夫々光路側に前進繰り出され
ると共に、これらの前進動作と連動させて撮影部100側
の凸レンズ104とファインダ部101側の凹レンズ105とを
被写体に向けて前進させるようになっている。また、視
野を拡大させて広範囲に亙る被写体を撮影するワイドモ
ード時には、先程のテレモード時とは逆に、撮影部100
側の凹レンズ102を光路側から後退・退避させると共に
ファインダ部101側の凹レンズ103を後退・退避させるよ
うになっている。
備えたカメラにあっては、各種レンズ連動動作のための
連動機構を必要としている。
メラにあっては、先に説明したように、光路側への各凹
レンズ102,103の前進繰り出し動作及びこれと連動した
光路側にある凸レンズ104及び凹レンズ105の前進動作の
ための機構が極めて複雑であり、このため比較的大きな
スペースを占有していると共に、コスト高を招いてい
る。
な構成で小型かつ低コストの簡易型テレワイド切替カメ
ラを提供することを目的とするものである。
フォーカルコンバータを切り換えて装着し、このアフォ
ーカルコンバータをファインダとテレコンバータ又はワ
イドコンバータ又はその両方として兼用させる簡易型カ
メラであって、前記アフォーカルコンバータがカメラ本
体の撮影部及びファインダ部の間で回動可能となるよう
に前記カメラ本体の凹所に回動部を取り付け、前記アフ
ォーカルコンバータのケーシングとなる筒体内部に、複
数のレンズを備えたフレーム体を着脱自在に、かつ前後
逆付け可能に取り付け、前記各レンズを前記フレーム体
に適宜の位置で取り付け、前記アフォーカルコンバータ
を撮影部光路前方に回動させて装着し、テレコンバータ
若しくはワイドコンバータとして使用する際に、このフ
レーム体が筒体内部に装着されたときにテレモード又は
ワイドモードが設定され、このフレーム体が筒体内部に
前後逆方向の向きで装着されたときにワイドモード又は
テレモードが設定されるように前記フレーム体と筒体と
を突起及び溝で位置決めするように構成したものであ
る。
ダ部と撮影部に兼用して使用できるようアフォーカルコ
ンバータが例えば回動部等によりカメラ本体に対して回
動可能に取付けられており、そのアフォーカルコンバー
タをそのまま反転・回動させて撮影部にセットする(定
方向)と撮影用のテレコンバータとしてそのまま兼用で
き、かつそのアフォーカルコンバータ内の光学部材が例
えば反転部によってアフォーカルコンバータのケーシン
グとなる筒体内部に前後逆付けでセット可能に取付けら
れており、そのアフォーカルコンバータを前後逆向きに
して筒体に取付けなおす(逆方向)ことにより、ワイド
コンバータとしても兼用できるようになっているもので
ある。
ながら説明する。
切替カメラを示すものであり、この簡易型テレワイド切
替カメラは、カメラ本体1と,アフォーカルコンバータ
2と,回動部3と,反転部4とを備えている。
ており、その撮影部5には、シャッター5a,絞り5b,撮影
レンズ5c及びフィルム5d等を備えていると共にファイン
ダ部6には、単なるフレームからなるスポーツファイン
ダ6a及びアフォーカルコンバータ2収納用の凹所6bを備
えている。
レンズとして撮影用に、またワイドモード時にはワイド
レンズとして撮影用に夫々撮影部にセットすると共に、
標準モード時には逆ガリレオ式ファインダとしてファイ
ンダ用にセットして選択的に切替使用するためのもので
あり、回動部3によって本体1側に回動自在に取付けら
れている。そして、このアフォーカルコンバータ2は、
このケーシングである筒体7の内側に設けられたフレー
ム8に複数のレンズ、即ち凹レンズ2aと凸レンズ2bとを
備えている。この筒体7の内部に設けるフレーム体8
は、前後逆向きに入れ替えて取り付けることにより、撮
影レンズ5cの前方側光路上に繰り出されたとき、テレモ
ードとワイドモードとの2種のモード機能が切り換えて
設定できるようになっている。なお、フレーム体8の内
部に設ける各レンズ2a、2bは、フレーム体8が定方向及
び逆方向のいずれの場合にあっても、撮影レンズ5cに対
して画角及び倍率等が固有の関係を満たして所定のモー
ドとなるように、光学的に正確な位置関係で取り付けら
れている。
用及び撮影用に兼用させるためそのアフォーカルコンバ
ータ2を凹所6b側の任意の位置、即ちこの実施例にあっ
ては、第3図及び第4図に示すように凹所6b下部側に切
欠いた切欠き3a部分を中心としてファインダ部2及び撮
影部5の間で自由に回動支持させるためのものであり、
アフォーカルコンバータ2の両側面側角隅部分に取付け
られている。
ンズ2a、2bを撮影部5の撮影レンズ5cと共に使用して望
遠レンズ又はワイドレンズとして切り替えて使用する際
に、筒体7に対してフレーム体8を手動操作によって装
着位置の正逆反転を行うものである。即ち、この反転部
4は、筒体7側に設けた溝7aと,この溝7aに嵌合するフ
レーム体8側の突起8aと,フレーム体8を指や爪を引っ
かけながら引き出して前後逆向きに入れ換えるといった
操作を行うための操作溝8bとから構成されている。
の操作方法について第3図,第5図及び第6図を参照し
ながら説明する。
ダ部6にセットしておけばよい。なお、このとき撮影部
5側には標準レンズがセットされない(第2図参照)。
5側前方にセットすると、このコンバータ2内のフレー
ム体8には、各レンズ2a、2bが撮影部5との間で予め所
定の位置関係となるように取り付けてあるから、このア
フォーカルコンバータ2が撮影部5にテレコンバータと
して機能する。また、この時ファインダ部6には、単な
るフレームのみがあり、スポーツファインダとして機能
する。
そのままセットした状態にしておき、フレーム体8を前
後逆付けにして筒体7内に取付けると、この逆向きに入
れ替えたときの各レンズ2a、2bと撮影レンズ5aとが所定
の光学位置関係になるから、このアフォーカルコンバー
タ2が撮影部5にワイドコンバータとして機能する。ま
た、この時にもファインダ部6にはフレーム6aのみが残
っており、スポーツファインダとして機能する。
ワイド切替カメラによれば、アフォーカルコンバータを
ファインダ部側と撮影部側との間で回動自在に取付け、
かつそのアフォーカルコンバータを構成する光学部材を
前後逆向きに取付け可能になっており、一個のアフォー
カルコンバータを回動或は前後逆付けにする簡単な操作
を行うことによって3種類の機能、即ち逆ガリレオ式フ
ァインダ,テレコンバータ,ワイドコンバータとして兼
用されることができ、小型,低コストで多機能のカメラ
が提供できる。
示す斜視図、第2図はこの発明に係る簡易型テレワイド
切替カメラの構成を示す断面図、第3図及び第4図は夫
々この発明に係る簡易型テレワイド切替カメラのアフォ
ーカルファインダの回動動作を説明する説明図、第5図
はこの発明に係る簡易型テレワイド切替カメラのテレモ
ード時の状態の説明する説明図、第6図はこの発明に係
る簡易型テレワイド切替カメラのワイドモード時の状態
を説明する説明図、第7図は従来型のテレワイド切替機
構を備えたカメラを示す説明図である。 6……ファインダ部、 5……撮影部、 2……アフォーカルコンバータ、 1……カメラ本体、 6b……凹所、 2a,2b……レンズ、 8……フレーム体、 8a……突起、 7a……溝。
Claims (1)
- 【請求項1】ファインダ部(6)と撮影部(5)との間
にアフォーカルコンバータ(2)を切り換えて装着し、
このアフォーカルコンバータ(2)をファインダとテレ
コンバータ又はワイドコンバータ又はその両方として兼
用させる簡易型カメラであって、 前記アフォーカルコンバータ(2)がカメラ本体(1)
の撮影部(5)及びファインダ部(6)の間で回動可能
となるように前記カメラ本体(1)の凹所(6b)に回動
部(3)を取り付け、 前記アフォーカルコンバータ(2)のケーシングとなる
筒体(7)内部に、複数レンズ(2a・2b)を備えたフレ
ーム体(8)を着脱自在に、かつ前後逆付け可能に取り
付け、 前記各レンズ(2a・2b)を前記フレーム体(8)に適宜
の位置で取り付け、前記アフォーカルコンバータを撮影
部(5)光路前方に回動させて装着し、テレコンバータ
若しくはワイドコンバータとして使用する際に、このフ
レーム体(8)が筒体(7)体部に装着されたときにテ
レモード又はワイドモードが設定され、このフレーム体
(8)が筒体(7)内部に前後逆方向の向きで装着され
たときにワイドモード又はテレモードが設定されるよう
に前記フレーム体(8)と筒体(7)とを突起(8a)及
び溝(7a)で位置決めするように構成したことを特徴と
する簡易型テレワイド切替カメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62086480A JP2646467B2 (ja) | 1987-04-08 | 1987-04-08 | 簡易型テレワイド切替カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62086480A JP2646467B2 (ja) | 1987-04-08 | 1987-04-08 | 簡易型テレワイド切替カメラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63250629A JPS63250629A (ja) | 1988-10-18 |
JP2646467B2 true JP2646467B2 (ja) | 1997-08-27 |
Family
ID=13888135
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62086480A Expired - Lifetime JP2646467B2 (ja) | 1987-04-08 | 1987-04-08 | 簡易型テレワイド切替カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2646467B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH039338A (ja) * | 1989-06-07 | 1991-01-17 | Olympus Optical Co Ltd | 変倍可能なレンズ付きフィルムユニット |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5552410Y2 (ja) * | 1975-10-27 | 1980-12-05 | ||
JPS60150538U (ja) * | 1984-09-25 | 1985-10-05 | エ−ス光学株式会社 | 自動焦点小型カメラの補助レンズ装置 |
JPS6255631A (ja) * | 1985-09-04 | 1987-03-11 | Olympus Optical Co Ltd | カメラ光学系 |
-
1987
- 1987-04-08 JP JP62086480A patent/JP2646467B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63250629A (ja) | 1988-10-18 |
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