JP2646306B2 - 多チャンネル無相関雑音発生装置 - Google Patents

多チャンネル無相関雑音発生装置

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JP2646306B2
JP2646306B2 JP4001452A JP145292A JP2646306B2 JP 2646306 B2 JP2646306 B2 JP 2646306B2 JP 4001452 A JP4001452 A JP 4001452A JP 145292 A JP145292 A JP 145292A JP 2646306 B2 JP2646306 B2 JP 2646306B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の無相関な雑音信
号を同時に発生させる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置は、複数の雑音発生
回路を並列的に使用することで複数の無相関な雑音信号
の同時発生を実現している。その一例を図2を参照して
説明する。
【0003】図2において、基準クロック信号発生器2
1にM個(Mは自然数)のPN信号発生回路22−1〜
22−Mが並列に接続されている。PN信号発生回路2
2−1〜22−Mはそれぞれ、基準クロック信号発生器
21からの基準クロック信号により異なる疑似ランダム
系列、すなわち基準クロック信号の周期に相当する時間
遅れを持つnビットの信号を発生する。
【0004】PN信号発生回路22−1〜22−Mには
それぞれ、これらの出力にインパルス応答に相当する重
み付けを行なう重み付け抵抗アレー回路23−1〜23
−Mが接続されており、これらの重み付け抵抗アレー回
路23−1〜23−Mにはそれぞれ、その出力を加算す
る加算増幅器24−1〜24−Mが接続されている。更
に、加算増幅器24−1〜24−Mにはそれぞれ、基準
クロック成分を除去するための低域通過フィルタ25−
1〜25−Mが接続されている。このように、異なる疑
似ランダム系列を持つM個のPN信号発生回路22−1
〜22−Mにより、M種の無相関な雑音信号を発生させ
るようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の装置では、M種
の無相関な雑音信号を発生させるためには、同種のM個
のPN信号発生回路を必要とし、回路規模が増大する。
これに対し、回路を小形化するためには、装置のディジ
タル回路部分とアナログ回路部分とを分けてそれぞれ集
積化する方法と、部品点数を極力減らすようにすること
が一般的である。従来の装置では、小形化のためにM個
のPN信号発生回路をまとめて集積化することが行われ
ているが、ディジタル回路部分とアナログ回路部分との
接続が複雑となる。加えて、重み付け抵抗アレー回路は
PN信号発生回路の数だけ必要であり、回路規模の小形
化には制限があった。
【0006】本発明は上記の如き欠点を解消しようとす
るものであり、具体的には装置のディジタル回路部分を
集積化出来、しかもこのディジタル回路部分とアナログ
回路部分との接続が容易になるような多チャンネル無相
関雑音発生装置を提供しようとするものである。
【0007】本発明は更に、重み付け抵抗アレー回路の
数を減らすことが可能な多チャンネル無相関雑音発生装
置を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、基準ク
ロック信号をM分周した分周クロック信号を出力する分
周回路と、前記分周クロック信号に基づいて異なる疑似
ランダム系列を発生するM個の並列出力形のPN信号発
生回路と、該M個のPN信号発生回路の出力を順次選択
して並列信号を出力する選択回路と、前記基準クロック
信号に基づいて前記選択回路の切換信号を出力する切換
信号発生回路と、前記選択回路の出力に重み付けを行な
う重み付け抵抗アレー回路と、該重み付け抵抗アレー回
路の出力を加算する加算部と、該加算部の出力をサンプ
ルしてホールドするM個の並列形のサンプル・ホールド
回路と、前記分周クロック信号に基づいて前記サンプル
・ホールド回路の動作タイミングを規定する信号を出力
するタイミング信号発生回路とを含む多チャンネル無相
関雑音発生装置が得られる。
【0009】なお、前記M個の並列形のPN信号発生回
路と、前記選択回路と、前記切換信号発生回路と、前記
タイミング信号発生回路とはまとめてディジタル回路部
分として集積化される。
【0010】
【作用】M個のPN信号発生回路、選択回路、切換信号
発生回路、タイミング信号発生回路を1つのゲートアレ
イとすると、このゲートアレイの出力ピン数は、例えば
(n+M)本となり、実装時の接続線本数も(n+M)
本となる。一方、出力する無相関な雑音信号の数によら
ず、重み付け抵抗アレー回路の数は1個で良い。
【0011】
【実施例】図1を参照して本発明の実施例について説明
する。本装置は、基準クロック信号を発生する基準クロ
ック信号発生器11と、この基準クロック信号をM分周
した分周クロック信号を出力する分周回路12と、前記
分周クロック信号に基づいて異なる疑似ランダム系列を
発生するM個の並列形のPN信号発生回路13−1〜1
3−Mと、該M個のPN信号発生回路の出力を選択する
選択回路(例えば、マルチプレクサ)14と、前記基準
クロック信号と前記分周クロック信号とを受けて選択回
路14のための切換信号を出力する切換信号発生回路1
5と、前記基準クロック信号と前記分周クロック信号と
を受けて後述するサンプル・ホールド回路のサンプル及
びホールドのタイミングを規定する信号を出力するタイ
ミング信号発生回路16とを有している。これらの回
路、すなわち図中一点鎖線で囲まれた回路はディジタル
回路部分であり、まとめて集積化される。それゆえ、集
積化されたディジタル回路部分の出力ピン数は、選択回
路14の出力n本とタイミング信号発生回路16の出力
M本との和(n+M)本である。
【0012】本装置は更に、アナログ回路部分として、
選択回路14の出力に重み付けを行なう重み付け抵抗ア
レー回路17と、該重み付け抵抗アレー回路17の出力
を加算する加算増幅器18と、該加算増幅器18の出力
をサンプルしてホールドするM個の並列形のサンプル・
ホールド回路19−1〜19−Mと、これらM個のサン
プル・ホールド回路のそれぞれに接続された低域通過フ
ィルタ20−1〜20−Mとを有する。
【0013】次に、動作について説明する。各PN信号
発生回路13−1〜13−Mは、前記分周クロック信号
が入力される度にnビットの新しいPNパターンを発生
して並列形式で選択回路14に供給する。切換信号発生
回路15は、前記分周クロック信号を受けて選択回路1
4の選択を順次切り換えるための切換信号を前記基準ク
ロック信号の周期で発生する。選択回路14は、前記切
換信号によって、例えばM個のPNパターンから1つを
選択して重み付け抵抗アレー回路17に供給し、重み付
け抵抗アレー回路17は選択されたPN信号発生回路か
らの雑音信号に重み付けした信号を出力する。タイミン
グ信号発生回路16は、前記分周クロック信号が入力さ
れる度にサンプル・ホールド回路19−1〜19−Mに
順次タイミング信号を供給し、選択回路14で選択され
たPNパターンで生成される雑音信号をサンプル・ホー
ルド回路19−1〜19−Mのいずれかにホールドさせ
る。各サンプル・ホールド回路19−1〜19−Mにホ
ールドされた信号は、逐次あるいは一度に対応する低域
通過フィルタ20−1〜20−Mに供給され、前記クロ
ック信号成分を除去されて無相関な雑音信号として出力
される。以上のようにしてM個の無相関な雑音信号を得
ることが出来る。
【0014】以上の説明で明らかなように、無相関な雑
音信号の数によらずに重み付け抵抗アレー回路は1個で
済む。なお、切換信号発生回路、サンプル・ホールド回
路が追加となるが、装置全体としての実装効率は2倍と
なり、装置の小形化を実現出来る。
【0015】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ばディジタル回路部分の集積化の実施が容易になり、装
置の小形化を図ることができる。また、無相関な雑音信
号の数だけ重み付け抵抗アレー回路が必要であった従来
の装置に比べて、本発明では1個で済むので更に回路の
小形化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】従来例の構成図である。
【符号の説明】
11 基準クロック信号発生器 18、24−1〜24−M 加算増幅器

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準クロック信号をM分周した分周クロ
    ック信号を出力する分周回路と、前記分周クロック信号
    に基づいて異なる疑似ランダム系列を発生するM個の並
    出力形のPN信号発生回路と、該M個のPN信号発生
    回路の出力を順次選択して並列信号を出力する選択回路
    と、前記基準クロック信号に基づいて前記選択回路の切
    換信号を出力する切換信号発生回路と、前記選択回路の
    出力に重み付けを行なう重み付け抵抗アレー回路と、該
    重み付け抵抗アレー回路の出力を加算する加算部と、該
    加算部の出力をサンプルしてホールドするM個の並列形
    のサンプル・ホールド回路と、前記分周クロック信号に
    基づいて前記サンプル・ホールド回路の動作タイミング
    を規定する信号を出力するタイミング信号発生回路とを
    含む多チャンネル無相関雑音発生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の多チャンネル無相関雑音
    発生装置において、前記M個の並列形のPN信号発生回
    路と、前記選択回路と、前記切換信号発生回路と、前記
    タイミング信号発生回路とはまとめてディジタル回路部
    分として集積化されるものであることを特徴とする多チ
    ャンネル無相関雑音発生装置。
JP4001452A 1992-01-08 1992-01-08 多チャンネル無相関雑音発生装置 Expired - Lifetime JP2646306B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5912045B2 (ja) * 1975-03-26 1984-03-21 工業技術院長 不規則信号発生装置
JPS60108048U (ja) * 1984-08-16 1985-07-23 ケイディディ株式会社 雑音插入装置
JPS62253234A (ja) * 1986-04-25 1987-11-05 Japan Radio Co Ltd 多重擬似雑音符号発生器

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