JP2646017B2 - 粉粒体用高圧輸送装置 - Google Patents

粉粒体用高圧輸送装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、各種の粉粒体を高圧輸送する装置に関し、
特に、少量輸送を可能にした高圧輸送装置に関する。
〔従来の技術〕
第2図は従来より使用されている粉粒体用高圧輸送装
置の一例を示した構成図であって、図中、1は上端口に
シールゲート2Tを介して粉粒体Gの供給用ホッパ2を接
続し、下端流出管1aには流体加速器6を介して輸送管5
を接続したブローポットであって、加圧エアーの供給源
であるコンプレッサー7に接続したメイン供給パイプ8
には、ブローポット1の上部室内に加圧エアーを供給す
る加圧パイプ9と、同じくブローポット1の内部中央に
加圧エアーを供給する流動パイプ10と、上記ブローポッ
ト1の下端流出管1a内に向けて加圧エアーを供給するブ
ローパイプ1bと、上記流体加速器6に対してプラグの輸
送を加速する加圧エアーを供給する加速エアー用供給パ
イプ13が分岐接続されている。
また、8T,9T,10T,1T並びに13Tは上記各パイプ8,9,10,
1b,13の途中に取付けた開閉弁であって、これ等各開閉
弁8〜13と上記シールゲート2T、並びにコンプレッサー
7がマイクロコンピュータを用いて構成した制御装置14
に制御される仕組に成っている。
即ち、コンプレッサー7を作動しながらシールゲート
2Tと開閉弁8T,9T,10T,1Tを開放すると共に、流体加速器
6の開閉弁13Tを間欠的に開閉動作させると、ブローポ
ット1内の粉粒体Gは圧力によって下端流出管1a側に押
出され、更に、流体加速器6によって間欠的に輸送管5
側に加速して押出されて、図示した様に間隔的に輸送
(プラグ輸送)されるのである。
〔発明が解決しようとする課題〕
所が、以上の如く構成した粉粒体用高圧輸送装置で
は、その輸送量は一般的な粉体の場合で6〜12tf/hであ
って、下限側の調整に難点があった。即ち、第2図に示
した如き構成の粉粒体用高圧輸送装置では、ブローポッ
ト1の底部に下端流出管1aをなだらかな曲線を描く様に
略L字状に屈曲して連設した構成であるため、粉粒体G
の送出効率が非常に良好であり、従って、ブローパイプ
1bからのエアー供給を停止しても、流体加速器6から供
給される加速用のエアーによってエゼクター効果が発揮
されるため、粉粒体Gが送り出されてしまって少量側の
調整がしきれない問題があった。
また、この少量側の調整のために流体加速器6のエア
ー量を絞り過ぎると、今度は輸送風量が少くなり過ぎて
管内輸送速度が遅くなってしまい、輸送管閉塞の問題が
発生するため、可変量は100〜50%が限界で、50%以下
の少量輸送を行うことは非常に困難であった。
一方、第2図に示した如き構成の輸送装置では、粉粒
体Gは下端流出管1aの部分でブローパイプ1bからの加圧
エアーを受けて加速され、輸送管5側に送り出されるの
であるが、この下端流出管1aのエリアで輸送抵抗が大き
く成るため、大量輸送の量も頭打ちになる問題もあっ
た。
従って本発明の技術的課題は、輸送量を50%以下に低
下させても輸送管閉塞の問題が発生せず、10%程度迄の
少量輸送を円滑に行うことができると共に、大量側も大
きく調整できるように工夫した高圧輸送装置を提供する
ことにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の技術的課題を解決するために本発明に於いて講
じた手段は以下の如くである。
加圧エアーをブローポットと、このブローポットに接
続した輸送管と、輸送管に取付けた加速器に夫々供給す
ることにより、ブローポットに収容した粉粒体を輸送管
を通して高圧輸送する装置に於いて、 (1)上記ブローポットの底部に送出室を連設し、この
送出室と上記輸送管の間を送出室の側面に横向きに突設
した複数本の送出管で接続すること。
(2)上記送出室の内部には、上記各送出管の入口に向
けて加圧された送出エアーを噴出する複数本のブローパ
イプを配管すること。
(3)これ等各ブローパイプには流量調節弁を取付ける
こと。
〔作用〕
上記の手段は以下の如く作用する。
上記(1)で述べた要素は、加圧エアーの供給によっ
て送出室より輸送管に向けて押出される粉粒体は、一日
送出室内に滞留した後、横向きに突設した複数本の送出
管を通って輸送管側に送り出されるため、ブローポット
側の加圧送出力が直接輸送管側に働かず、従って、加速
器から加圧エアーが輸送管側に噴出されてもエゼクター
効果による粉粒体の送り出し量を少くできるから、輸送
量の少量調節が可能になる。
上記(2)で述べた要素は、各ブローパイプより各送
出管の入口に向けて噴出される送出エアーのエゼクター
効果によって、粉粒体を各送出管内を通して輸送管側に
高圧力で送り出すことができるため、粉粒体の円滑な輸
送を可能とする。
上記(3)で述べた要素は、各ブローパイプに取付け
た流量調節弁を開閉制御することによって、各送出管に
対する送出エアーの噴射量を加減調節できるから、以っ
て、輸送管に対する粉粒体の送り出し量を調節して、輸
送量を大小自由に調節可能とする。即ち、輸送管側へ送
り出される粉粒体の量は、各ブローパイプより噴射され
る送出エアーの量に比例するため、この噴射量を流量調
節弁にて加減調節することにより、粉粒体の送り出し量
を加減調節可能にすると共に、送出管を複数本にした点
で大量、少量側の調節幅を大きく取ることが可能と成
り、従って、10%程度の少量輸送を可能とする。
以上の如くであるから、上記の手段によって上述した
技術的課題を解決して、前記従来の技術の問題点を解消
することができる。
〔実施例〕
以下に、上述した本発明に係る粉粒体用高圧輸送装置
の好適な実施例を添付した図面と共に詳細に説明する。
第1図は本発明の全体構成を示したものであって、第
2図で示した従来装置と同じ部材は同じく符号を付して
説明してある。
即ち、第1図に於いて1はブローポットで、2は粉粒
体Gの供給用ホッパ、2Tはシールゲート、3はブローポ
ット1の下端部に連設した送出室、4aと4bはこの送出室
3と輸送管5を接続するために、送出室3の側面に横向
きに突設した上下又は左右2本の送出管で、いずれの送
出管4a,4bも輸送管5の略半分の径に造られている。
また、6は輸送管5に取付けた加速器で、7はコンプ
レッサー、8はこのコンプレッサー7に接続したメイン
供給パイプで、9,10並びに13はこのメイン供給パイプ8
に分岐接続した加圧パイプと流動パイプ及び加速用供給
パイプを示す。更に、8T,9T,10T,13Tは上記各パイプ8,
9,10,13に取付けた開閉弁で、これ等各開閉弁8〜13と
コンプレッサー7、並びに、シールゲート2Tがマイクロ
コンピュータを用いて構成した制御装置14に制御されて
開閉作動することは、前述した従来装置(第2図参照)
と同様である。
一方、11と12は上記メイン供給パイプ8から分岐した
ブローパイプであって、両ブローパイプ11と12の先端口
11aと12aは、前記送出室3内の各送出管4a,4bの入口に
向けて配管され、各送出管4a,4b内に向けて送出エアー
を噴出する仕組に成っている。また、11Tと12Tは各ブロ
ーパイプ11,12に取付けた流量調節弁である。
本発明に係る粉粒体用高圧輸送装置は以上延べた如き
構成であるから、制御装置14がコンプレッサーPの作動
と、各弁2T,8T,9T,10T,11T,12Tの開放を行い、更に、加
速器6の開閉弁13Tを間欠的に開閉作動すると、供給用
ホッパ2よりブローポット1内に送り込まれた粉粒体G
は、加圧エアーの圧力とブローパイプ11,12から噴射さ
れる送出エアーによって、送出室3から横向きに突設し
た各送出管4a,4bを通って輸送管5側に送り出され、こ
こで加速器6による間欠的な送りを受けてプラグ輸送さ
れる。
また、上記粉粒体Gの輸送量を加減調節する場合に
は、両ブローパイプ11,12の流量調節弁11T,12Tを制御装
置14からの制御信号11f,12fで開閉制御すればよい。
即ち、両流量調節弁11T,12Tを夫々全開(90゜)した
時の輸送量を100%とした場合、両弁11T,12Tの角度を45
゜に調節すると、輸送量を50%に調整でき、更に、両弁
11T,12Tの角度を例えば25゜に調節すると、輸送量を約2
8%に調整可能とするが、本発明では特に、粉粒体Gを
一時送出室3に滞留させて、加速器6によるエゼクター
作用を粉粒体Gに対する加圧送出作用に相剰させない様
にすると共に、送出管の本数を複数本4a,4bとし、更
に、各送出管4a,4bの入口に対してはブローパイプ11,12
より送出エアーを噴射するエゼクター方式を採用してい
るため、両流量調節弁11T,12Tを更に絞って輸送量を例
えば10%にダウンしても、粉粒体Gを支障無く輸送する
ことができるものである。
尚、図示した実施例では送出室3と輸送管5の間を上
下又は左右2本の送出管4a,4bで接続しているが、これ
は実施の一例であって、2本以上の送出管を用いて接続
する場合もある。また、流量調整に当っては、いずれか
一方の流量調節弁を完全に閉じ、他方の流量調節弁のみ
を開閉制御して調整することも可能である。
〔効果〕
従って本発明に係る粉粒体用高圧輸送装置によれば、
従来の装置では100%〜50%程度迄の流量調節が限界で
あったが、これを100%〜10%程度迄調節可能とし、少
量の粉粒体を管路閉塞を起すことなく円滑に輸送できる
利点を発揮できるものであって、構成が簡単で実施も容
易である点と相俟って、特に少量輸送を必要とする粉粒
物の輸送に用いて洵に有益である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る粉粒体用高圧輸送装置の全体を示
した構成図で、第2図は従来装置の構成図である。 1はブローポット、3は送出室、4a,4bは送出管、5は
輸送管、6は加速器、7はコンプレッサー、11,12はブ
ローパイプ、11T,12Tは流量調節弁、Gは粉粒体。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加圧エアーをブローポットと、このブロー
    ポットに接続した輸送管と、輸送管に取付けた加速器に
    夫々供給することにより、ブローポットに収容した粉粒
    体を輸送管を通して高圧輸送する装置に於いて、上記ブ
    ローポットの底部に送出室を連設し、この送出室と上記
    輸送管の間を送出室の側面に横向きに突設した複数本の
    送出管で接続すると共に、上記送出室の内部には、上記
    各送出管の入口に向けて加圧された送出エアーを噴出す
    る複数本のブローパイプを配管して、これ等各ブローパ
    イプには流量調節弁を取付けたことを特徴とする粉粒体
    用高圧輸送装置。
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