JP2645949B2 - 食器洗い乾燥機 - Google Patents

食器洗い乾燥機

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JP2645949B2
JP2645949B2 JP4019058A JP1905892A JP2645949B2 JP 2645949 B2 JP2645949 B2 JP 2645949B2 JP 4019058 A JP4019058 A JP 4019058A JP 1905892 A JP1905892 A JP 1905892A JP 2645949 B2 JP2645949 B2 JP 2645949B2
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肇 鈴木
正克 森重
晃一 黒田
勝司 大西
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食器洗い乾燥機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の食器洗い乾燥機は、特開
平2−60622号に示されている。このものは、熱湯
すすぎ後、洗浄槽内に収納された食器を所定温度に加熱
した乾燥風を吹き掛け、食器を乾燥するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に、汚れの軽い食
器を洗浄及びすすぎを行うとき、電力を節約するため
に、汚れのひどい食器を洗浄及びすすぎを行うときより
洗浄水温度あるいはすすぎ水温度を低くして洗浄してい
る。このとき、食器は洗浄水を掛けながら洗浄するの
で、食器の温度は洗浄水と略同じである。
【0004】その後、乾燥工程に移行する。この乾燥工
程では、食器に吹き掛ける乾燥風の作用と食器の余熱と
が相まって、乾燥が促進されるものである。
【0005】しかし、前記従来例のように乾燥工程前の
すすぎ水温度に係わらず乾燥風が一定の温度であれば、
すすぎ水温度が低い場合、乾燥時間が長くなる。また、
すすぎ水温度が高い場合、乾燥風の温度上昇速度が早く
なり、乾燥風の加熱を適温で停止してもすすぎ水の温度
が高かったためにオーバーシュートして洗浄槽や食器の
耐熱温度を越える恐れがあった。
【0006】本発明は、斯る課題を解決するものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明の手段は、食器を収納する洗浄槽と、前記食器
に洗浄水を噴射する洗浄ノズルと、該洗浄ノズルに前記
洗浄水を送水するポンプと、前記洗浄水を加熱し、また
前記食器を乾燥する乾燥風を加熱するヒータと、前記洗
浄水及び前記乾燥風の温度を検知する温度センサと、洗
浄、すすぎ、乾燥工程の進行に伴い前記ポンプ及び前記
ヒータを制御する制御部とからなり、前記制御部は、前
記すすぎ工程の洗浄水温度が低ければ前記乾燥工程の乾
燥温度が高くなるように、また洗浄水温度が高ければ乾
燥風温度が低くなるように前記ヒータを制御する構成で
ある。
【0008】
【作用】即ち、制御部がポンプ及びヒータを制御してす
すぎ工程を実行した後、前記すすぎ工程の洗浄水温度が
高ければ乾燥工程の乾燥風温度を低くして乾燥風温度の
オーバーシュート分を低く押さえ、洗浄水温度が低けれ
ば乾燥風温度を高くして乾燥時間を短縮するものであ
る。
【0009】
【実施例】図1において、1は食器洗い乾燥機本体の上
面及び左右側面を覆う金属製のフレーム、2は本体前面
に開閉自在に設けたドア、3はフレーム1内に配置した
洗浄槽、4はドア2から洗浄槽3内に出し入れ可能な食
器カゴ、5は洗浄槽3の中段に設けた食器カゴ4の載置
レールである。
【0010】6は洗浄槽3の内底部に配置した洗浄ノズ
ル、7は洗浄槽3の内底部に平行に配置した環状のシー
ズヒータ、8は洗浄槽3の前部内底面の凹所9に設けた
取り外し自在の残菜フィルター、10はドア2の開閉を
検知するドアスイッチである。
【0011】尚、前記洗浄ノズル6の一方の端部の両側
には洗浄水を横向きに噴射する推進用噴射穴が設けら
れ、さらに、この2つの噴射穴を交互に開閉させる弁も
設けられている。この噴射穴から洗浄水を噴射すること
により、洗浄ノズル6を回転させている。
【0012】11は洗浄兼排水ポンプ(以下ポンプとい
う)であり、このポンプ11の正回転時は前記洗浄ノズ
ル6に洗浄水を供給し、また逆回転時は洗浄槽3内の洗
浄水を排水パイプ(図示せず)を介して排水する。
【0013】尚、ポンプ11の正回転時、駆動−停止−
駆動を行うことにより、上述の洗浄ノズル6内の弁が作
用して推進用噴射穴の開口方向を替え、洗浄ノズル6の
回転方向を反転させる。
【0014】12は洗浄槽3と連通し、洗浄槽3と閉ル
ープを形成する循環ダクトである。この循環ダクト12
は槽内空気と外気を仕切って熱交換を行い、そこで槽内
空気の除湿を行う。13は一方の面が外気に触れ、他方
の面が槽内空気と触れるように配置され、その両面に羽
根が設けてある両面ファンであり、モータ14により回
転し、循環ダクト12内の槽内空気を強制循環するもの
である。
【0015】15は食器洗い乾燥機本体の後面を塞ぐ後
面板、16は本体の底面を塞ぐ底面板、17は底面板1
6の四隅近傍に夫々設けた脚部である。前記後面板15
及び底面板16は、金属フレーム1と共に食器洗い乾燥
機の外枠を形成している。
【0016】18は、洗浄槽3内に給水された洗浄水が
所定水位に達したらオン信号を出力する水位スイッチを
内蔵する水位スイッチボックスである。該水位スイッチ
ボックス18の構造は、例えばフロートが内設されてお
り、水位の上昇とともにフロートも浮かび上がり、所定
水位に達するとそれに連動してリミットスイッチをオン
するものである。
【0017】19は洗浄槽3の前方外底部に設けられ、
洗浄槽3内の洗浄水及び乾燥時の乾燥風の温度を検知す
るための温度センサとなるサーミスタ、20はドア2の
下部に設けた操作パネルである。
【0018】図2は食器洗い乾燥機の制御ブロック図を
示す。21は洗浄槽3内に洗浄水を給水する給水弁、2
2は軽い汚れか通常の汚れかを選択する選択キー23や
スタートキー24が備えられている入力部、25は食器
洗い乾燥機の制御を司り、例えばマイクロコンピュータ
から構成される制御部である。
【0019】前記入力部22は食器洗い乾燥機の前面の
操作パネル20に設けられている。また、前記制御部2
5は、あらかじめ設定された洗い、すすぎ、乾燥工程を
逐次実行し、各工程の進行に伴いヒータ7、ポンプ1
1、モータ14、給水弁21を制御するものである。
【0020】斯る構成の動作を図3に基づいて説明する
と、まず入力部22の選択キー23で汚れの度合を選択
した後スタートキー24を押して運転を開始する。
【0021】運転が開始すると、給水弁21を開放して
洗浄槽3内に所定量給水して、ポンプ11を正転し、食
器に洗浄ノズル6から洗浄水を噴射して洗い工程を実行
する。
【0022】この時、洗剤は食器収納時に使用者が適量
を洗浄槽3内に供給しておくものとする。また、洗浄水
は所定温度、例えば60℃に洗浄水が保たれるようにサ
ーミスタ19で常に検知してヒータ7をオンオフ制御し
ている。
【0023】所定時間洗い工程を実行すれば、ヒータ7
をオフするとともにポンプ11を逆回転させて、洗浄槽
3内の洗浄水を排水する。
【0024】排水が完了すると、給水弁21を開放して
再び所定量給水して、ポンプ11を正転しすすぎ工程を
開始する。
【0025】このすすぎ工程は図4に示すように、すす
ぎ動作を3回繰り返している。最初の2回は、所定量給
水した後、ヒータ7をオンせずにポンプ11を所定時間
正転し、その後ポンプ11を逆回転させて排水してい
る。
【0026】そして、最後の1回は所定量給水した後、
ヒータ7をオンしてポンプ11を正転する。この工程
中、サーミスタ19で洗浄水の温度を検知しておき、運
転開始前に選択キー23で軽い汚れを選択したときは低
い温度、例えば55℃に達すればポンプ11を逆転させ
て排水動作に移り、また通常の汚れを選択したときは高
い温度、例えば65℃に達すればポンプ11を逆転させ
て排水動作に移り、排水が完了すればすすぎ工程を終了
する。
【0027】尚、この排水動作中、ヒータ7はオンし続
けている。すすぎ工程が完了すれば、モータ14をオン
して両面ファン13を回転することにより、洗浄槽3内
の空気を循環風路12に吸い込み、除湿してから吐出
し、その風をヒータ7に当てて加熱した後、食器に当て
て乾燥する乾燥工程を実行する。
【0028】この乾燥工程は図5に示すように、上述の
すすぎ工程の3回目のすすぎ動作時、洗浄水が65℃
だった場合、サーミスタ19で検知される乾燥風の温
度が、例えば77℃に達すればヒータ7をオフする。そ
の後、乾燥時間が経過したかどうか判断する。この時
は、まだ乾燥工程が始まってから時間があまり経過して
いないので、乾燥風が77℃より下がるまで、この動作
を繰り返す。
【0029】乾燥風の温度が77℃より下がったとき、
乾燥風温度が77℃に達したかどうか判断する代わり
に、この温度が72℃以下になったかどうか判断する。
今は、乾燥風温度が77℃から下がりつつあるが、まだ
72℃以下ではないので、乾燥時間が経過したかどうか
判断しながらヒータ7のオフ状態を継続する。
【0030】乾燥時間が経過して乾燥風の温度が72℃
以下になったとき、ヒータ7を再びオンして乾燥風の加
熱を開始する。この時も乾燥時間が経過したかどうか判
断しながら、乾燥風の温度が77℃に達するまで、乾燥
風の加熱を継続する。
【0031】上述の乾燥工程の動作を乾燥時間が経過す
るまで繰り返し継続する。乾燥時間が経過するとヒータ
7及びモータ14をオフして乾燥工程を終了し、洗浄運
転を終了する。
【0032】また、すすぎ工程の3回目のすすぎ動作時
の洗浄水が65℃以上の場合においては、ヒータ7のオ
フする乾燥風の温度を例えば72℃とし、またヒータ7
のオンする温度を70℃として、上述のヒータ7のオン
オフ温度より低く設定して上述と同様な動作を繰り返す
ようにする。
【0033】上述の実施例において、すすぎ工程の洗浄
水温度が入力部22の選択キー23で選択された汚れ度
合に応じて変更するようにしているが、本発明はこれに
限定されるものでなく、例えば汚れの度合や汚れの質を
センサーにて検知し、そのデータに基づいてファジィ推
論のような制御により、すすぎ工程の洗浄水温度が決定
されるものであってもよい。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、乾燥工程前のすすぎ工
程の洗浄水温度が低い場合、乾燥風温度を高くしている
ので乾燥時間が短縮できるとともに、洗浄水温度が高い
場合、乾燥風温度を低くしているので洗浄槽や食器の耐
熱温度を越えることを防げ、安全性が向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の食器洗い機の断面図である。
【図2】本発明の食器洗い機の制御ブロック図である。
【図3】本発明の食器洗い乾燥機の動作フローチャート
を示す図である。
【図4】図3中のすすぎ工程の動作フローチャートを示
す図である。
【図5】図3中の乾燥工程の動作フローチャートを示す
図である。
【符号の説明】
3 洗浄槽 7 ヒータ 11 洗浄兼排水ポンプ 19 サーミスタ 24 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大西 勝司 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭64−37924(JP,A) 特開 昭63−9419(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食器を収納する洗浄槽と、前記食器に洗
    浄水を噴射する洗浄ノズルと、該洗浄ノズルに前記洗浄
    水を送水するポンプと、前記洗浄水を加熱し、また前記
    食器を乾燥する乾燥風を加熱するヒータと、前記洗浄水
    及び前記乾燥風の温度を検知する温度センサと、洗浄、
    すすぎ、乾燥工程の進行に伴い前記ポンプ及び前記ヒー
    タを制御する制御部とからなり、前記制御部は、前記す
    すぎ工程の洗浄水温度が低ければ前記乾燥工程の乾燥温
    が高くなるように、また洗浄水温度が高ければ乾燥風
    温度が低くなるように前記ヒータを制御することを特徴
    とする食器洗い乾燥機。
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JPH0763442B2 (ja) * 1986-06-27 1995-07-12 松下電器産業株式会社 食器洗浄機
JPS6437924A (en) * 1987-08-04 1989-02-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd Operation of tableware washing machine

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