JP2644772B2 - トランスデユーサ支持装置 - Google Patents

トランスデユーサ支持装置

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JP2644772B2
JP2644772B2 JP27017787A JP27017787A JP2644772B2 JP 2644772 B2 JP2644772 B2 JP 2644772B2 JP 27017787 A JP27017787 A JP 27017787A JP 27017787 A JP27017787 A JP 27017787A JP 2644772 B2 JP2644772 B2 JP 2644772B2
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雄三 山口
芳徳 竹内田
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気デイスク装置のトランスデユーサ支持装
置に係り、特にデイスクとスライダとの粘着を防止する
に好適なトランスデユーサ支持装置に関する。
〔従来の技術〕
テーパフラツト形スライダと磁気デイスクとの粘着を
防止する装置としては例えば特公59−54087公報に開示
されているものがある。これは、デイスクが停止してい
るときには支持ばねを持上げておき、デイスクが回転し
てから支持ばね持上げ機構を解除するか、又は回転によ
る空気流でスライダに押付力を与えるようになつてい
た。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術では支持ばねを持上げる作動ストローク
が長いため、複雑で大形のアクチユエータ機構が必要に
なる欠点があつた。また、押付力を空気流で与える方式
は動作が不安定になる欠点があつた。
また、デイスク停止時にはスライダが空中に吊られて
いる状態のために、たとえば輸送中に外部から過大な振
動が伝わると、スライダがデイスク面に衝突してデイス
ク面が損傷を受ける問題があつた。
本発明の目的は上記従来技術の欠点を除いた簡単な機
構のスライダとデイスクの粘着防止機構を提供すること
にある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的はデイスク回転の停止からデイスク回転開始
までの間伸縮部材をスライダ浮上面よりもデイスク面側
に突出させ、スライダにはデイスク面方向の押付力を加
えた状態でスライダとデイスクとが直接密着するのを防
止することによつて達成できる。
〔作用〕
スライダとデイスクの粘着力はスライダの浮上面の面
粗さが極端に小さく仕上げられ、浮上面とデイスク面と
が密着することによつて大きくなる。スライダの浮上面
よりもデイスク面側に突出した伸縮部材はスライダ浮上
面とデイスク面との密着を防止するので粘着力も生じな
い。また、スライダにはデイスク面へ押付ける力が作用
しているので、輸送中にもスライダが振動してデイスク
に損傷を与えることはない。
〔実施例〕
以下、本発明の装置の第1の実施例を第1図により説
明する。1は回転可能に支持されたデイスクの一部、2
はこれと対向して設置されたスライダで、図示されてい
ないトランスデユーサが搭載されている。スライダ2の
浮上面2a,2bがデイスク1と対向している。3はジンバ
ルで、スライダ2をデイスク1の面内の動きに対しては
剛にデイスク1の面に垂直及び回転の動きに対しては柔
に支持する。4はジンバル3に設けられた突起で支持ば
ね5に接し、支持ばね5からの押付力をスライダ2に伝
えている。支持ばね5の押付力は支持ばね5のばね部5a
の変形によつて生じている。6はガイドアームで図示せ
ざる位置決め機構に連なつている。
7は電圧を加えると矢印y方向に縮み、電圧を除くと
伸びる伸縮部材で、一端7aでスライダ2に固定され、他
端7bがデイスク面に対向している。このような性質の素
子として本実施例ではピエゾ素子を用いた。電圧を加え
たときと除いたときの一端7bの伸縮量は約0.2μmであ
る。
リード線8は伸縮部材7に電圧を供給する電線で他端
は制御装置9に結線されている。制御装置9は必要な電
源などを備えていることは勿論である。第2図は第1図
におけるスライダ2と伸縮部材7をA−A方向から見た
側面図で、トランスデユーサ10が搭載され、伸縮部材7
がスライダ2の前半(テーパ部)を持上げているところ
を示している。
第3図は第1の実施例におけるデイスクの回転とスラ
イダの浮上量と伸縮部材への通電時間及び伸縮部材の先
端の位置の関係を示したものである。デイスク起動直後
設定回転速度に達したら伸縮素子(伸縮部材の伸縮部
分)に通電して先端を浮上面よりも引込める。停止直前
やはり設定回転速度に達したら伸縮素子(伸縮部材の伸
縮部分)への通電を停止して、先端を浮上面よりもデイ
スク側へ突出させる。
第4図は第2の実施例におけるデイスクの回転とスラ
イダの浮上量及び通電時期との関係を示したものであ
る。第1の実施例との差は起動後第2の設定速度に達し
たら通電を停止すること及び停止時やはり第2の設定速
度に達したら通電を再開することである。
なお、上記第1及び第2の実施例では伸縮部材7はス
ライダ2の側面に設けたが、スライダ2の他の部位、た
とえばセンタレールの先端やエアブリード部に設けても
よいことは勿論である。
なお、上記2つの実施例では通電開始をデイスクの起
動直後とし、通電停止をデイスクの停止直前としたが、
実際的には粘着が発生しない範囲でそれぞれデイスク起
動直前もしくは同時、及びデイスクの停止と同時もしく
は直後としても同等の効果が得られるのは勿論である。
第5図は本発明の第3の実施例のスライダ及び伸縮部
材の側面図である。トランスデユーサ10を搭載したスラ
イダ2の側面に伸縮部材7を足7a,7a′で固定する。
伸縮部材7をA−A方向から見た形は第6図に示すよ
うな7a,7a′がL字形に曲り、平坦部11に形状記憶合金
素子12,13を絶縁層(図示せず)を介して貼付けた形を
している。
再び第5図に戻つて、形状記憶合金素子13の上にはさ
らにピエゾ素子14が貼付けられている。
また、形状記憶合金素子12の両端には導電線15が、形
状記憶合金素子13の両端には導電線16が接続され、さら
に第1の実施例で述べた制御装置9に連なつている。ま
た14は伸縮部材7の状態をモニタする検出器でリード線
17によつて信号処理器18(図示せず)を介して制御装置
9に連なつている。
第5図に示した状態は円板が停止中の状態を示してい
るが、円板回転開始直後には形状記憶合金素子13に制御
装置9及びリード線16を通じて通電し、13を加熱する。
形状記憶合金素子13の高温時の記憶形状は第5図とは逆
反りの7aと7a′との中間部がデイスク面から遠ざかる形
状なので、伸縮部材7は第7図に示す第2の形状に変形
する。変形後通電を停止しても伸縮部材7の状態は変化
しないロック機能を有している。これは平坦部11の弾性
によつて、第5図及び第7図の状態のいずれもが安定な
変形状態にあるからである。第7図の変形状態でデイス
クが定格作動状態でもこのまま使用する。デイスクの回
転が停止する直前に今度は形状記憶合金素子12にリード
線15を通じて通電し、形状記憶合金素子12を加熱する。
形状記憶合金素子12の高温時の記憶形状は第5図と同じ
く、7aと7a′との中間部がデイスク面に近付く形状なの
で、伸縮部材7は第5図の形状に変形し、かつ前に述べ
たと同じ理由によつて、通電を停止してもその形は変化
しない。
ピエゾ素子14は伸縮部材7の変形状態を監視し、動作
を確実にするためのものである。
〔発明の効果〕
本発明によれば、簡単な機構によつてデイスク停止時
にスライダの浮上面がデイスク面と密着するのを妨げる
ことができるので、デイスクとスライダとの粘着によつ
て支持ばねやデイスクが損傷するのを防ぐ効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す正面図、第2図は第1
図におけるA−A矢視方向側面図、第3図は第1図に示
す実施例におけるデイスクの回転とスライダの浮上量と
通電時間の関係を示す図、第4図は第2の実施例におけ
るデイスクの回転とスライダの浮上量と通電時間の関係
を示す図、第5図は本発明の第3の実施例におけるスラ
イダ部分を示す側面図、第6図は第5図の正面図、第7
図は同じ実施例のスライダが浮上しているときの状態を
示す側面図である。 1……デイスク、2……スライダ、2a,2b……スライダ
の浮上面、3……ジンバル、4……突起、5……支持ば
ね、5a……支持ばねのばね部、6……ガイドアーム、7
……伸縮部材、7a,7a′……固定端、7b……デイスク対
向端、8……伸縮部材のリード線、9……制御装置、10
……トランスデユーサ、11……平坦部、12……形状記憶
素子A、13……形状記憶素子B、14……ピエゾ素子、1
5,16,17……リード線。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転可能なディスクに対向して設置され、
    かつディスク面に対向する浮上面とトランスデューサと
    を有するスライダと該スライダを保持し、かつスライダ
    をディスク面に押付ける押付け力を発生する支持ばねを
    有するトランスデューサ支持装置において、一端が前記
    スライダに固定され、他端がディスク面に対向し変形を
    発生する伸縮部材と該伸縮部材の変形を制御する制御装
    置とから構成される据付機構を有し、前記制御装置の制
    御により前記伸縮部材がディスク停止中には前記浮上面
    よりもディスク面側に突出し、ディスク起動時及びディ
    スク回転中には前記浮上面よりもディスク面側に引込
    み、ディスク停止時には再び前記浮上面よりもディスク
    面側に突出することを特徴とするトランスデューサ支持
    装置。
  2. 【請求項2】前記据付機構は、前記制御装置の制御によ
    り前記伸縮部材がディスク回転中には、ディスクの回転
    数が予め定められた回転数より小さいときは前記浮上面
    より引込み、ディスクの回転数が予め定められた回転数
    より大きいときは前記浮上面よりも突出することを特徴
    とする請求項1記載のトランスデューサ支持装置。
  3. 【請求項3】前記伸縮部材は通電停止時にはスライダ浮
    上面より突出し、通電時にはスライダ浮上面より引込む
    ことを特徴とする請求項1記載のトランスデューサ支持
    装置。
  4. 【請求項4】回転可能なディスクに対向して設置され、
    かつディスク面に対向する浮上面とトランスデューサと
    を有するスライダと該スライダを保持し、かつスライダ
    をディスク面に押付ける押付け力を発生する支持ばねを
    有するトランスデューサ支持装置において、前記スライ
    ダに据付機構が配設され、該据付機構は一部がディスク
    面に対向している伸縮部材と、前記ディスク面に対向し
    ている伸縮部材の一部を前記浮上面よりもディスク面側
    に突出している位置及び前記浮上面よりも引込まれた位
    置のいづれかに固定するロック機能と、前記ディスク面
    に対向している伸縮部材の一部が前記浮上面よりもディ
    スク面側に突出している位置及び引込まれた位置のいづ
    れかにロックされているかを検出する検出機構と、該伸
    縮部材をディスク回転の停止時に前記伸縮部材の一部を
    前記浮上面よりも突出している位置に移動してロック
    し、ディスク回転起動時に前記伸縮部材の一部を前記浮
    上面よりも引込まれた位置に移動してロックする制御装
    置を備えたことを特徴とするトランスデューサ支持装
    置。
  5. 【請求項5】前記伸縮部材は前記浮上面に平行に伸びた
    板材であり、該板材は中央に弾性部材、該弾性部材の両
    側面に形状記憶合金を並行に配置した多層構造であり、
    かつ該両側面の形状記憶合金の記憶形状は前記弾性部材
    を互いに反対方向に変形させる形状となっている板材で
    あることを特徴とする請求項4記載のトランスデューサ
    支持装置。
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