JP2644194B2 - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置及びその製造
方法に関し、特に外部リード部分の構造とその製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体装置の製造方法を示す特開
昭59−23553号公報(第1の従来例)を参照する
と、フレーム等に一体形成した複数のリードを有するリ
ードフレームを用いる半導体装置のパッケージに際し、
前記リードをパッケージング前に曲げ成形すると共に、
前記フレーム等をリードの曲げ成形と同方向にかつ同一
量だけ曲成する製造方法が示されている。
【0003】この従来の製造方法では、リードフレーム
をプレスにより、金属薄板から、リードの一部や四隅部
の位置決め孔の部分等を屈曲形成した上で、半導体素子
を固着したセラミックベース上にこのリードフレームを
載せ、ガラスにて封着して金線(ワイヤー)を接続し、
次にキャップを被冠固着し、最後にフレームの枠を切断
している。
【0004】また、従来の他の半導体装置を示す特開昭
63−283147号公報(第2の従来例)を参照する
と、スルーホールを有した印刷配線板を基材とし、半導
体素子を装着している半導体パッケージにおいて、前記
スルーホール及びこのスルーホール周辺部にろう材を被
着した半導体装置が示されている。
【0005】さらにまた従来の集積回路パッケージを示
す実開昭63−12849号公報(御3の従来例)を参
照すると、柔軟な樹脂フィルムによって被覆した外部リ
ードを有するパッケージが示されている。このパッケー
ジは、リードをおり曲げ加工することが不要であり、ハ
ンダ付け時に上からこれを押えつけるだけで済む。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した第1乃至第3
の従来例のうち、まず第1の従来例では、外部リードの
曲げ加工のため、数工程分の金型が必要であり、設備費
が大きくなるという欠点があるばかりでなく、このよう
にして組み立てられた半導体装置は、内部、外部リード
が、組立中に変形して不良となりやすく、工程毎に検査
が必要となり、多大な工数のため、経済的でないという
欠点がある。
【0007】また、上記第2の従来例では、絶縁基材に
スルーホールを形成することになり、これらスルーホー
ル同士が互いに接触しないようにするためには、リード
を多数配列することが困難であり、このため多ピンとな
るような半導体素子には使用できず、絶縁基材も大きな
面積を有するものになるという欠点がある。
【0008】上記第3の従来例では、実装において現在
主流となっている赤外線リフロー方式による半田付けが
できないため、実装メーカに多大な工数が必要になると
いう欠点があり、さらにこのリードフレームの特徴であ
る柔軟性を持った材質構成のため、フレーム自体の保持
力が弱く、接続後の金線が工程搬送間の震動で変形を起
こしてしまい、品質検査及び除去に多大な工数が必要と
なり、不良廃棄製品費用も多大となる欠点があるばかり
でなく、このリードフレームはテープエイディドボンデ
ィング用フィルムと同様の構成で製造されるため、リー
ドフレームが高価となる欠点がある。
【0009】本発明では、以上の諸欠点を解決すべく、
次の課題を掲げる。
【0010】(1)外部リードの折り曲げ加工をしない
ようにすること。
【0011】(2)折り曲げ加工に必要な金型や工数等
を省略できるようにすること。
【0012】(3)多ピン構成のリードにも対応できる
ようにすること。
【0013】(4)半導体装置の外形を小さくするこ
と。
【0014】(5)赤外線リフロー方式による半田付け
ができるようにすること。
【0015】(6)機械的な外部震動に強いこと。
【0016】(7)内部リードの変形を生じないこと。
【0017】(8)内部リードの変形による金線の接続
不良を生じないこと。
【0018】(9)変形による検査工数や不良廃棄費用
等の経済的負担が大きくならないようにすること。
【0019】(10)実装メーカに対する実装時のしに
くさから実装工数が多大にならないようにすること。
【0020】(11)実装時の検査が自動判別機で容易
に行えるように、外部リードを形成すること。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明の構成は、絶縁基
板の一主表面に半導体素子を固着し、前記一主表面に形
成された配線と前記半導体素子のパッドとをそれぞれワ
イヤーで接続し、前記半導体素子、前記ワイヤー、前記
配線の一部をモールド樹脂で覆った半導体装置におい
て、前記配線は前記一主表面から前記基板の側面を経て
前記基板の他主表面に延在して外部リードをなし、前記
基板の他主表面には凹部が形成されていることを特徴と
し、特に前記凹部には、この半導体装置を固着するため
の接着剤が設けられていることを特徴とする。
【0022】また本発明の構成は、半導体素子が一主表
面に固着される絶縁基板の前記一主表面の配線が側面を
経て他主表面にまで延在してなる外部リードを形成する
工程を備えた半導体装置の製造方法において、前記側面
の配線は、前記絶縁基板を含む原基板に前記外部リード
に対応したスルーホール群を形成して、その孔内側面に
導体層を形成し、次にこのスルーホールを部分切断して
除去することにより得られることを特徴とし、特に前記
スルーホールの部分切断は、前記原基板の枠と前記絶縁
基板との間の溝の切断と同時に行うことを特徴とする。
【0023】
【実施例】図1,図2は本発明の一実施例の半導体装置
を示すそれぞれ斜視図、断面図である。
【0024】図1,図2において、この実施例の半導体
装置は、絶縁基板1の一主表面に直接半導体素子4が固
着され、この一主表面に形成された金等の貴金属メッキ
の配線2と半導体素子4のパッドとがそれぞれ金線5で
ボンディングされ、これら金線5,半導体素子4,配線
2の内端(内部リードに相当)を少なくとも覆うモール
ド樹脂3が形成される。一主表面上の配線2は、絶縁基
板1の側面を経て、他主表面上にまで伸びて、外部リー
ドを形成する。外部リード間を除く他主表面のうち配線
2のない表面は凹部が形成され、これは実装時の固着力
等を良好にするため必要である。上記配線2は、図2の
両側面の紙面と垂直の方向にそれぞれ多数配列され、い
わゆる外部リードをなしている。このような多数の配線
2は、外部リード同士を連結するように一枚の絶縁基板
1に形成されているから、従来のような変形をする心配
はない。
【0025】ここで、半導体素子4は、絶縁基板1の一
主表面に直接固着されているが、半導体素子4の裏面を
所定電位にバイアスして使用したい場合には、絶縁基板
の主表面に一本の配線2を伸ばし、これをいわゆる「ア
イランド」形状となし、この上に導電性接着剤で半導体
素子4を固着し、必要なバイアスはこの配線2を介して
外部から印加される。
【0026】この半導体装置は、主表面に配線2に対向
して配線パターンが形成された実装基板(図示していな
い)上に、半田リフロー方法等により、表面実装され
る。
【0027】絶縁基板1の他主表面の凹部は、その深さ
が0.125mm程度で、実装基板と固着する接着剤が
この中に入ることにより、より強固な固着力が得られ
る。この凹部は絶縁基板1が露出しているが、配線2と
は別の導体層であってもよい。この半導体装置は、側面
を含む配線2と上記凹部とで、実装基板に固着される。
外部リードとなる配線2は、銅に金等の貴金属メッキが
施されるが、金を素材としてもよい。
【0028】図2における絶縁基板1の幅(両側面間)
は6.55mm,これと直交する奥行5.2mm,その
厚さ0.5mmで、他方裏面の配線2の長さ0.6m
m,配線2の幅は一様で0.4mm,配線2の絶縁基板
1の間隔は0.87mmである。
【0029】モールド樹脂3の幅は、絶縁基板1の幅と
同等となるまで、大きい寸法であってもよい。
【0030】この半導体装置は、実装基板上に、他主表
面及び側面部分の外部リードと半田で固着されるが、よ
り好ましくは凹部と実装基板との間に接着剤を設けてこ
の接着力により補強する。この補強用接着剤は、半導体
装置を実装基板上に半田固定する前に、仮固定のために
用いることもでき、この場合は作業性が向上する。凹部
にあらかじめ、接着剤が設けられた場合には、この表面
を剥離の容易なシール等で一時覆っておくことが好まし
い。
【0031】この実施例で示した上記寸法は、各寸法の
2倍もしくは3倍までの寸法であってもよい。
【0032】以上の半導体装置の一製造方法を、以下に
説明する。
【0033】図1,図2で示した半導体装置の一製造方
法を示す図3乃至図11の平面図ないし断面図を参照す
ると、まず図3において、原絶縁基板1′の両主表面に
銅箔6の施された材料が用意される。
【0034】この材料からなる原絶縁基板1は、唯一つ
の半導体素子に対応したいわゆる単位素子のみが図示さ
れており、実際にはこのような単位素子の絶縁基板が左
右に連続して存在し、多数の半導体装置を連続的に製造
するように配置されている。
【0035】この原絶縁基板1′の材質は、少なくとも
摂氏150度以上の耐熱性が要求されるため、熱硬化性
樹脂等の材質が好ましい。
【0036】尚、この銅箔6は、次の図4の工程での厚
い無電解銅を行う場合には、必要としないこともある。
【0037】次に図4に示すように、製造時のこの基板
1の送り穴であり、また位置合わせとして後立つピン穴
を一個(または両端に二個)設けられる。次に必要な外
部リードの本数の同数のスルーホール7が設けられる。
このピン穴10,スルーホール7の形成は、電気ドリル
やレーザー光線等が用いられる。次に、この状態の原絶
縁基板1′に無電解銅めっきを全表面に施すと、スルー
ホール7の穴の側面にもこの銅めっきが施される。ピン
穴10は、必ずしも銅めっきが必要ではない。
【0038】次に図5に示すように、半導体素子とワイ
ヤーで電気的接続をとるための内、外リードとなる配線
22を形成するため、まずこの配線22となる表面及び
穴の側面並びに裏主表面の配線22となる表面以外をレ
ジストでマスキングして、上記表面に金等の貴金属めっ
きを施す。次にこのレジストを除去して、上記表面を逆
マスキングして、不要部分の無電解銅めっきを、エッチ
ング除去する。この状態では、配線22は主表面から穴
の側面を経て裏主表面まで延在している。
【0039】次に図6に示すように、図5の点線21に
沿って、金型又はリュータ等により、切断加工する。こ
こで、溝20は、枠11と後工程で切断し易く、かつ切
断時のストレスで、モールド樹脂の気密性がそこなわれ
るのを防止するため、箇所に設けられる。また、この
切断は、スルーホール7も切り落すことになるが、スル
ーホール7の穴の側面のうち、配線22と連続した部分
だけは切断されずに残すように、あらかじめ金型が製作
されている。切り落された部分は、不要な部分であり、
これにより絶縁基板1が形成され、半導体装置としての
平面形状がより小型となる。この溝20は、スルーホー
ル7,ピン穴10の形成前でなく、形成後に設けられる
ことが、上記穴加工を精度良く製作する上で好ましい。
また、溝20の形成は、スルーホール7の部分切断と同
時に形成できるように、共通の金型で構成することが、
工程数を増加させない上で、また切断加工精度を向上さ
せる上で、好ましい。
【0040】図6のA−A′線の断面図を示す図7を参
照すると、裏主表面に凹部8があらかじめ形成されてい
るか、もしくは図6の工程の前後に形成される。2の凹
部8の加工方法は、フライス加工方法や金型であらかじ
め製造する方法等による。この凹部8の形成は、完成後
の半導体装置の裏主表面に、基板実装時の仮止め用の接
着剤を塗布するスペースを得るためである。
【0041】この後、図8に示す様に、エッチングにて
形成された内外リードとなる配線22の銅箔6の表面に
貴金属メッキ2を施す。この場合貴金属は、金、パラジ
ウム、及びそれらの合金を用いるが、この際貴金属メッ
キ材料が高価なため0.1μmから0.3μmに押える
のが普通である。そのためには、貴金属メッキ2の下に
ニッケルメッキ(図中表示無し)を1μm以上施すのが
一般的である。このニッケルメッキは、銅箔6の拡散防
止と、金線6を接続する際の熱による絶縁基板1の軟化
の影響で超音波震動が逃げることを防止する効果が得ら
れる。
【0042】この図8の工程で行う貴金属めっきは、上
記図5の工程で施した場合には、省略されてもよいが、
図5で示した工程で貴金属めっきを行わなかった場合に
は、この工程は必要不可欠である。
【0043】次に図9に示すように、絶縁基板1の露出
した主表面部分に、半導体素子4を熱硬化性樹脂系接着
剤にて搭載し、その後半導体素子4の電極部を、リード
表面の貴金属メッキ2部へ金線5にて接続した後、図1
0に示す様に、半導体素子4と金線5を保護する目的で
モールド樹脂3を施す。その後図11に示す様に、枠1
1を金型等で切り放し、半導体装置が得られる。
【0044】本発明の半導体装置の他の製造方法を示す
リードフレームの斜視図を示す図12を参照すると、こ
のリードフレームは配線22の内部リード部分が放射状
とならず、すべて平行形状となって配列されており、原
絶縁基板1′は配線22のコの時の外部リード部分を除
いて、すべて薄く加工されているが、点線25で示した
線より外側の枠11の厚さを上記外部リード部分と共通
とすれば、点線25の線で切断し易いという効果があ
る。
【0045】図13は、以上のように図1乃図12で示
したように製造された半導体装置を実装基板に実装した
状態を示す断面図である。図13において、半導体装置
30の外部リード31は、実装基板40の主表面上の配
線41と半田で固着されており、この実施例では凹部内
の接着剤は除去されている。
【0046】外部リード31の側面にも上記めっきが施
されていることで、実装時メニスカス50が形成され、
このため実装状態(半田付けされているか否か)の検査
を自動判別機で容易に検査でき、検査工数を低減できる
という効果がある。
【0047】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、上記課題が解決され、特にリードフレームの基材
に樹脂系材質を使用した場合組立時の外力を受けてもリ
ードが変形しない為、組立歩留が向上し、また同じ理由
からコプラナリティの安定した製品を供給できるため、
高価な検査機器が不要という経済的効果があり、また組
立工程にて、リードフレーム自体に曲げ加工を行なわな
い為、曲げ工程が削除されることによる工数削減、及び
曲げ金型やプレス装置等の高額設備が不要であり、原価
低減できるという効果もある。
【0048】また、リード表面に予め貴金属メッキを施
しているため、組立途中に半田メッキ等を施す工程が不
要となり、生産ラインを構築する際、簡素化でき大幅な
投資削減が可能となり経済的であり、更にリードフレー
ム製造工程において、スルーホールを設けてから無電解
銅メッキを施し、その上に貴金属メッキを施すことによ
り、外部リードの先端側面にもメッキが施されることに
なり、これが半田実装した際にフィレットを確実に形成
できる条件となる。このフィレットは、実装ユーザが実
装検査を行なうのに膨大な工数を要していたため、レー
ザ光を利用した自動検査装置に置き変わってきたが、こ
の自動検査装置が、フィレットの有る無しにて判別する
ため、絶対必要な要素となっている。このフィレット
が、確実に形成できるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の半導体装置を示す斜視図で
ある。
【図2】図1の半導体装置の断面図である。
【図3】本発明の半導体装置の一製造方法で用意される
原絶縁基板を示す平面図である。
【図4】図3の基板の孔加工を施した状態を示す平面図
である。
【図5】図4の基板に配線を形成した状態を示す平面図
である。
【図6】図5の基板を切断加工した状態を示す平面図で
ある。
【図7】図5の基板のA−A′線の断面図である。
【図8】図7の基板をめっきした状態を示す断面図であ
る。
【図9】図8の基板に半導体素子等を固着した状態を示
す平面図である。
【図10】図9の基板にモールド樹脂を施した状態を示
す平面図である。
【図11】図10の基板において枠を切断除去した状態
を示す平面図である。
【図12】本発明の他の実施例の半導体装置で使用され
る原絶縁基板の切断除去された状態を示す斜視図であ
る。
【図13】本発明の実施例の半導体装置の一実施例の状
態を示す側面図である。
【符号の説明】 1 絶縁基板 1′ 原絶縁基板 2,22 貴金属メッキの配線 3 モールド樹脂 4 半導体素子 5 金線 6 銅箔 7 スルーホール 8 凹部 9 固着部 10 ピン穴 11 枠 20 溝 30 半導体装置 31 外部リード 40 実装基板 41 配線 50 メニスカス

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁基板の一主表面に半導体素子を固着
    し、前記一主表面に形成された配線と前記半導体素子の
    パッドとをそれぞれワイヤーで接続し、前記半導体素
    子、前記ワイヤー、前記配線の一部をモールド樹脂で覆
    った半導体装置において、前記配線は前記一主表面から
    前記基板の側面を経て前記基板の他主表面に延在して外
    部リードをなし、前記基板の他主表面には、この半導体
    装置を実装基板に固着するための接着剤が充填された凹
    部が形成されていることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】半導体素子が一主表面に固着される絶縁基
    板の前記一主表面の配線が側面を経て他主表面にまで延
    在してなる外部リードを形成する工程を備えた半導体装
    置の製造方法において、前記絶縁基板を含む原基板に前
    記外部リードに対応したスルーホール群を形成して、そ
    の孔内側面に導体層を形成し、次にこのスルーホールを
    部分切断して除去することにより前記側面の配線を形成
    し、前記基板の他主表面にこの半導体装置を実装基板に
    固着するための接着剤充填用凹部を、外部リードをメッ
    キするメッキ工程よりも前に設けることを特徴とする半
    導体装置の製造方法。
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