JP2689956B2 - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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  • Structure Of Printed Boards (AREA)
  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置およびその製
造方法に関し、特に主表面に半導体素子が固着されたプ
リント配線板の側面に、半割にされたスルーホールによ
る配線電極を形成し、主表面上の配線と裏面の電極とを
この配線電極で接続したいわゆるリードレス・チップ・
キャリア(LCC)型のパッケージとその製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のLCCと呼ばれるパッケージを備
えた半導体装置の断面図を示す図5を参照すると、通常
ガラス−エポキシの絶縁基板1を基体として、主表面に
導体回路パターン3を形成し、裏面に裏面電極9を形成
する。基板1の側面には、スルーホールを半割りにした
形のスルーホール電極7が形成され、この電極7で導体
回路パターン3と裏面電極9との接続を行っている。
【0003】基板1の主表面には半導体素子2が固着さ
れ、素子2の表面のパッドと導体回路パターン3とが、
ワイヤ4でボンディングされる。基板の主表面に、半導
体素子2を取り囲むように、絶縁性の枠18が固着され
る。次に、この枠18内に封止樹脂5をポッティングし
て、半導体素子2やワイヤ4等を覆う。
【0004】この半導体装置をマザーボードに実装する
場合には、裏面電極9及びスルーホール電極7の一部
を、マザーボード上にあらかじめ形成された配線と、半
田を用いて接続する。
【0005】基板1の製造方法を工程順に示す図6の
(a)乃至(d)の断面図を参照すると、まず(a)に
示すように両主表面に銅箔14が張られたガラス−エポ
キシの絶縁性の基板19を用意し、電極形成位置に、少
なくとも一列の多数のスルーホール15を形成する。次
に(b)に示すように、基板1の露出面全体に銅メッキ
16を施す。これにより、スルーホール15の内面にも
銅メッキ16が形成される。次に、エッチング処理によ
り、(c)に示すように、不要部分の銅箔14,銅メッ
キ16を除去して、導体回路パターン3を形成し、この
パターン3に、金等の表面メッキ17を施している。こ
の表面メッキ17は(d)の工程の後でもよい。
【0006】次に(d)に示すように、多数のスルーホ
ール15の略中央を連続して切断する方向で切断して、
基板を製作している。この切断は、金型を用いたパンチ
ングあるいは丸鋸刃を用いたダイシングにより、行われ
る。以上のように製作された基板1を、図4の半導体装
置に使用する。
【0007】この半導体装置の半田実装状態を部分的に
示す図7を参照すると、実装基板21の表面の実装パッ
ド22と、裏面電極9とが、半田20で電気的及び機械
的に接続されるが、半田20の一部は、スルーホール電
極7にも浸潤するため、半田接続の良否の外観確認が視
認し易いものになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】最近の半導体素子の高
集積化にともない、一つの素子2に対して多くの裏面電
極9が必要となり、必然的に大きな表面積を有する基板
1が必要となる。基板1の大型化により、基板1の厚さ
も大きくなっている。特に、基板1の表面に0.8mm
程度の深さの凹部を形成し、ここに半導体素子2を固着
したものでは、1.2mm以上の深さの基板1を用意す
る必要がある。
【0009】このような厚い基板1を製作する場合スル
ーホール部分の切断状態を示す図8の斜視図を参照する
と、端面スルーホール電極7の破損事故が少なくなかっ
た。これは、スルーホール切断時に電極7及び基板1の
基体に作用する外部ストレスが、電極7の剥離力として
働くことにより、破損部23が生じる。破損部23は、
基板1から剥離したり、電極7が離断したり、パターン
8から分離した形状を呈していた。0.5mm程度の薄
い基板1では、このような事故が問題となることはなか
った。
【0010】また外観からでは不明であるが、上述した
切断時のストレスにより電極7と基板1との固着力が低
下してしまい、これを実装基板21に半田付けした後実
際の使用時の外部振動や熱ストレス等により、剥離や亀
裂等が発生することがあった。このような固着力低下の
問題は、半導体装置の製造プロセスの検査で発見できな
いので、厄介である。
【0011】このような破損事故を改善する特開昭59
−9947号公報に記載された図9の(a),(b)の
断面図を参照すると、まず(a)に示すように、スルー
ホール15内にあらかじめはんだ24を充填しておき、
その後(b)に示すようにスルーホール15の略中心部
分で切断して、半田24の付着状態で切断する方法が示
されている。
【0012】しかしながら、切断時のストレスにより、
半田24の付着した電極7が表面の導体パターン3の端
部から分離してしまう事故が発生した。また実装時の半
田付けの場合、半田24の量が多く、余分の半田24が
流出して、短絡事故が生じることも判明した。
【0013】特に狭いピッチのスルーホール配列と、ス
ルーホールの内径が小さく、これに対してスルーホール
の長さ即ち基板1の厚さが大きい場合例えば電極ピッチ
0.5mm,スルーホール内径0.2mm,基板1厚
1.2mmの場合には、すべてのスルーホール内へ一様
に半田を充填するのは困難であることが判明した。即
ち、このような半田充填方法は、高集積化には不適切で
あることが判明した。
【0014】また、上述した切断時のストレスにより、
外観からは不明であるが、すでに電極7と基板1との固
着力が低下してしまっており、実装後に剥離や亀裂等の
致命的な損傷を発生することがあることも判った。
【0015】一方、スルーホールで切断をしない構造を
示す特開平6−53347号公報に記載された図10の
断面図を参照すると、スルーホール15を切断せず、そ
の近傍にて切断した基板1が用意される。裏面電極9
は、基板の側面には浸潤しないため、半田20はこの裏
面のみと実装基板21の表面のパッド22とを接続して
いるだけである。このため固着力が弱いばかりでなく、
半田接続の良否を外観から視認することは難しい。ま
た、半田20がスルーホール15内に吸い込まれた場合
には、半田不足による接続不良となる。
【0016】以上のような諸問題点に鑑み、本発明で
は、次の課題を掲げる。 (1)半導体素子の絶縁性基板が厚くなっても、スルー
ホール部分で破損事故がなく切断できるようにするこ
と。 (2)実装基板との半田接続が、電気的及び機械的に良
好に行えるようにすること。 (3)スルーホール内へ半田を付着させなくて済むよう
にすること。 (4)半田接続の良否を外観から視認できるようにする
こと。 (5)半田不足や半田過剰等に起因する接続不良や短絡
事故等が生じず、半田の過不足を吸収し得るような側面
浸潤性を確保すること。 (6)高密度集積化にも適合するようにすること。 (7)裏面電極が、機械的な外部ストレスにより、剥離
しないようにすること。
【0017】(8)実際の使用状態における外部振動や
熱ストレス等によって、剥離や亀裂等の事故が生じない
ようにすること。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の構成は、
半導体素子が所定位置に固着される絶縁性の基板の一主
表面に多数の導体回路パターンが形成され、前記パター
ンに対応して他主表面に裏面電極が形成され、前記パタ
ーンと前記裏面電極とを電気的に接続する側面電極が前
記基板の側面に形成された半導体装置において、前記基
板の内部に、前記側面電極と接するダミー導体パターン
が形成されていることを特徴とする。
【0019】特に前記基板の厚さが1.2mm以上であ
ることができ、また前記ダミー導体パターンが、0.1
mm以上の深さで前記基板の内部に延在していること
できる
【0020】本発明の第2の構成は、各々所定の導体パ
ターン及びダミー導体パターンが主表面に形成された絶
縁性の基体間に、樹脂板をはさんで加圧接着する工程
と、両面を貫多数のスルーホールを配列形成した後、ス
ルーホールの内面を含む露出表面に金属メッキを施す工
程と、前記所定の導体パターンのうち不要部分をエッチ
ング除去する工程と、前記多数のスルーホールの略中央
部を包絡する線で切断して、半導体素子が固着される基
板を製作する工程とを備えたことを特徴とする。
【0021】特に前記樹脂板として、半硬化状態のガラ
ス−エポキシ樹脂板が用いられることを特徴とする。
【0022】
【実施例】本発明の第1の実施例を示す図1の断面図、
及び図1の端面スルーホール電極7の部分を示す図2の
斜視図を参照すると、この実施例の基板1は、ガラス−
エポキシ材等の基体からなる絶縁樹脂に2層の内部導体
を備えており、下面に深さ1.0mm程度の凹部を形成
し、この凹部の基体の厚さは0.2mm程度となってお
り、全体として1.2mm程度の厚さを有する。この凹
部に半導体素子2が固着されており、凹部の低面に形成
された多数の導体回路パターン3′と半導体素子2の多
数のパッドとが各々ボンディングワイヤ4で接続され、
さらにこの凹部は封止樹脂5で覆われている。導体回路
パターン3′は、必要に応じて端面スルーホール電極7
までそのまま導出されるか、あるいは基板1内のスルー
ホール導体を介して上面の導体回路パターン3に接続さ
れている。このパターン3は、2個の電子部品6例えば
半導体素子や、抵抗素子、容量素子等が電気的及び機械
的に接続されている。このパターン3は、必要に応じ
て、ランド8及び側面の電極7を介して裏面電極9に電
気的に接続されている。ここで、電極7は、スルーホー
ルの半割りによって造られる場合が多く、半円柱状のく
ぼみを呈する。
【0023】基板1の内部は2層の導体構成となってお
り、このうち第1層目はボンディングワイヤ4と接続さ
れるパターン3′及びダミー導体パターン10,第2層
目はダミー導体パターン10のみとなっている。
【0024】即ち、スルーホール電極7には、複数のダ
ミー導体パターン10、もしくは一つのダミー導体パタ
ーン10及びワイヤ4と接続されるパターン3′が接続
され、この他に、さらにパターン3と裏面電極9とが接
続されている。
【0025】基板1の厚みを略3等分するように、内部
の第1,第2層目の導体が形成されていてもよい。
【0026】側面の電極7には、例えば図2にも示した
ようにパターン3に接続されたスルーホールランド8
と、二つのダミー導体パターン10と、裏面電極9とが
接続されている。ダミー導体パターン10は、電気的信
号の授受等に利用されてもよいが、ここではそのような
目的では使用されず、電極7と基板1の樹脂部との密着
性を向上させるように、スルーホール電極7を水平面か
ら一様に取り囲むように、0.1mm以上基板内に延在
し、この厚さは裏面電極9やパターン3等と共通する寸
法でよい。
【0027】このような構成では、基板1の樹脂部と電
極7及びパターン10からなる金属部との密着面積を大
きく取っているため、固着力が本来強固となっているだ
けでなく、スルーホールの切断時の応力による固着力の
低下がなく、また実装後における外部振動や熱ストレス
に起因する応力等によっても固着力が低下する心配がな
くなる。特に、基板1が厚い程、この効果は顕著であ
る。
【0028】このようなダミー導体パターン10は、2
層に限定されるものではなく、さらに薄い基板では1層
でもよく、さらに厚い基板では3層以上形成してもよ
い。
【0029】以上の半導体装置の実装方法は、上述した
従来の技術がそのまま利用しえる。実装後に、この半導
体装置に加わるストレスは、裏面電極9に平行な方向と
この電極9に垂直な方向と紙面に垂直な方向とがある
が、そのいずれの方向のストレスに対して、強固な構造
となっている。
【0030】図1の基板1の製作方法を工程順に示す図
3の(a)、乃至(d)を参照すると、まず(a)にお
いて、2枚の両面導体基板11と接着絶縁樹脂板13と
を用意する。基板11は、ガラス−エポキシの絶縁性基
体の両面に、必要に応じてスルーホール導体12′や所
定の導体パターン12等が公知技術で形成されたもので
ある。
【0031】導体パターン12は、導体回路パターン
3,3′となる部分やダミー導体パターン10等が、す
でに所定パターンで形成されたものである。
【0032】接着絶縁樹脂板13は、エポキシ樹脂が充
分には硬化していないいわゆるプリプレグと呼ばれる状
態のガラス−エポキシ絶縁板である。この樹脂板13の
両面に、各々基板11を用意し、密着して加圧しながら
加熱することにより、エポキシ樹脂が軟化して隙間を埋
め合わせる。その後(b)に示すように、硬化させて、
両面導体基板11が樹脂板13と一体化する。
【0033】次に(c)に示すように、スルーホール1
5を形成する。この際に導体パターン12も開口するた
め、円形に金属層が除され、内面に導体パターン12が
露出する。
【0034】次にスルーホール内面を含む露出表面に無
電解メッキ法等により、銅メッキ16を施し、表面の導
体を所定のパターンとなるようにエッチングし、さらに
半導体措置が固着されるべき凹部を、座ぐり加工等によ
り形成した後、金属表面に、腐食に強いニッケルや金等
の表面メッキ17を施す。
【0035】尚、上記凹部の形成は、(a)の段階で、
すでに形成されていても良い。また、表面メッキ17
は、(d)の工程の後って行ってもよい。
【0036】最後に(d)に示すように、スルーホール
15の略中央で、プレス切断やダイミング等の各種切断
方法により、分割することにより、図1の基板を得る。
尚、切断には上述した方法の他にレーザ光を照射しても
良い。
【0037】この時、ダミー導体パターン10となる導
体パターン12と、スルーホール15内の銅メッキ16
による導体とが、互いに強い接合強度を保持すると共
に、これら金属と樹脂との密着面積が増大しているた
め、切断時のストレスにより破損事故や密着力低下等の
問題が発生することがなく、信頼性の高いパッケージが
完成する。
【0038】尚、ダミー導体パターン10の平面形状
は、図2に示したように方形でもよいが、この他にリン
グ状であってもよく、側面から露出しないように部分的
に形成されていてもよいが、0.1mm以上の深さで前
記基板1の基体の内部に延在していることが好ましい。
【0039】本発明の第2の実施例の実装状態を示す図
4の断面図を参照すると、この実施例の半導体装置は図
5の断面図と共通するが、基板1に一層のダミー導体パ
ターン10が形成されている点が相違する。
【0040】このダミー導体パターン10は、図3にお
ける製造方法と同様に、接着絶縁樹脂板を介在させる
か、あるいはこれを介在させないで製作される。この実
施例によれば、ダミー導体パターン10があるため、上
述した第1の実施例に準じて、実装状態でも信頼性の高
いパッケージが得られる。
【0041】特に矢印方向26の引張り応力に対して、
極めて強くなる。このような引張り応力は、構成部の熱
膨張差に起因するものの他に、外部振動等によるものも
ある。
【0042】以上第1,第2の実施例の通り、本発明に
よれば、ダミー導体パターンを形成したため、特に1.
2mm厚以上の基板でも、なんら問題なく製造できるよ
うになった。
【0043】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、ス
ルーホール電極に接合して、樹脂板内部にダミー導体パ
ターンを設けたので、このパターンがアンカーのような
役割りをはたし、破損や密着力低下等の事故が発生する
ことがなく、このため信頼性が向上するだけでなく、設
計上の自由度が増し、より高密度の半導体装置を提供で
きるようになり、上述した(1)乃至(8)の各課題が
ことごとく達成される。
【0044】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の断面図である。
【図2】第1の実施例のスルーホール部分の斜視図であ
る。
【図3】(a)乃至(d)は第1の実施例の基板の製造
方法を工程順に示す断面図である。
【図4】本発明の第2の実施例を部分的に示す断面図で
ある。
【図5】第1の従来例の半導体装置を示す断面図であ
る。
【図6】(a)乃至(d)は第1の従来例の基板の製造
方法を工程順に示す断面図である。
【図7】第1の従来例の実装状態を示す断面図である。
【図8】第1の従来例の問題点となるスルーホール部分
を示す斜視図である。
【図9】(a),(b)は第2の従来例のスルーホール
部分の製造方法を示す断面図である。
【図10】第3の従来例の実装状態を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 基板 2 半導体素子 3,3′ 導体回路パターン 4 ボンディングワイヤ 5,6 電子部品 7 端面スルーホール電極 8 スルーホールランド 9 裏面電極 10 ダミー導体パターン 11 両面導体基板 12,12′ 導体パターン 13 接着絶縁樹脂板 14 銅箔 15 スルーホール 16 銅メッキ 17 表面メッキ 18 枠 19 ガラス−エポキシ絶縁板 20,24 半田 21 実装基板 22 実装パッド 23 破損部 26 矢印方向

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体素子が所定位置に固着される絶縁
    性の基板の一主表面に多数の導体回路パターンが形成さ
    れ、前記導体回路パターンに対応して他主表面に裏面電
    極が形成され、前記導体回路パターンと前記裏面電極と
    を電気的に接続する側面電極が前記基板の側面に形成さ
    れた半導体装置において、前記基板の内部に、前記側面
    電極と接するダミー導体パターンが形成されていること
    を特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記基板の厚さが1.2mm以上である
    請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記ダミー導体パターンが、0.1mm
    以上の深さで前記基板の内部に延在している請求項1記
    載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 各々所定の導体パターン及びダミー導体
    パターンが主表面に形成された絶縁性の基体間に、樹脂
    板をはさんで加圧接着する工程と、両面を貫多数のスル
    ーホールを配列形成した後、これらスルーホールの内面
    を含む露出表面に金属メッキを施す工程と、前記所定の
    導体パターンのうち不要部分をエッチング除去する工程
    と、前記多数のスルーホールの略中央部を包絡する線で
    切断して、半導体素子が固着される基板を製作する工程
    とを備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記樹脂板として、半硬化状態のガラス
    −エポキシ樹脂板が用いられる請求項4記載の半導体装
    置の製造方法。
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