JP2644080B2 - 電子スチルカメラ - Google Patents

電子スチルカメラ

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は音声録音機能を有する電子スチルカメラに関
し、特にそのフラツシユ充電の制御方法に関するもので
ある。
[従来の技術] 一般に、電子スチルカメラのフラツシユ用電源の充電
動作は、これに使用される電池の性質を考慮して撮影直
前または撮影直後に行われる。これは、音声録音機能を
有する電子スチルカメラにおいても同様である。
一方、フラツシユの充電は、通常、充電時間を短くし
て撮影待ち時間を少なくするため、急速充電を行い、大
電流を必要とする。そのため、音声録音機能を有する電
子スチルカメラにおいて、例えば大電流を取り出しにく
い性質の電池を使用した場合、撮影の直後にフラツシユ
の充電と同時に音声の録音を行おうとする、音声回路を
駆動するの十分な値に電源電圧を保持することができな
い。従つて、従来の音声録音機能を有する電子スチルカ
メラにおいては、撮影の直後にフラツシユ充電を行う場
合、音声録音回路への通電を中止してフラツシユ充電を
行うか、あるいはフラツシユ充電を中止し、音声記録を
行つた後にフラツシユ充電を行つていた。
また、大電流を取り出せる性質の電池を使用したとし
ても、音声回路に通電しながらフラツシユ充電を行うこ
とはできるが、この場合には、急速充電する際の充電発
振音が録音されてしまつたり、電源電圧が大きく変動す
るために音声信号のレベルが変動して正常な録音が行え
なかつたりするという問題点があつた。従って、この場
合にも従来の電子スチルカメラにおいては、フラツシユ
充電中は音声記録を中止するか、あるいは音声記録中は
フラツシユ充電を中止していた。
[発明が解決しようとしている課題] しかしながら、上記の従来例では、音声記録中に次の
撮影のためのフラツシユ充電を行えないため、例えば音
声記録を優先させた場合には、音声記録終了後、所定時
間のフラツシユ充電を行つた後でないと次の撮影が行え
なかつた。そのため、撮影にタイムラグが生じ、撮影者
の意図する瞬間に撮影することができないという問題点
があつた。
また逆に、フラツシユ充電を優先させた場合には、所
定時間のフラツシユ充填の後でないと、音声記録を開始
できないため、録音にタイムラグが生じ、撮影者の意図
する期間に録音することができないという問題点があつ
た。
特に、電子スチルカメラを連続撮影モードで使用する
場合には、撮影と音声記録が連続的に繰り返して行わ
れ、撮影直前においても音声記録が続けて行われてい
る。つまり、連続撮影する枚数分に相当する音声情報
が、シヤツターが開閉して撮影を行う非常に短い時間を
除いてほとんどとぎれることなく連続的に収録される。
そのため、たとえフラツシユ充電を撮影の直前に行つた
としても、連続撮影を行う場合には、撮影直後にフラツ
シユ充電を行う場合と状況は同じであり、フラツシユ充
電の間だけ音声が大きくとぎれてしまう。
このように、音声記録中に次の撮影に備えてフラツシ
ユ充電を行うことができないことは大きな問題点であっ
た。
従って、本発明の電子スチルカメラは、上述の問題点
に鑑みてなされたものであり、その目的とすることろ
は、音声記録中にも、音声記録に悪影響を与えることな
くフラツシユ充電が可能で、録音や撮影にタイムラグが
生じにくい電子スチルカメラを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上述の課題を解決し目的を達成するために、本発明の
電子スチルカメラは、音声記録時間が予め設定されてい
る電子スチルカメラにおいて、音声記録中はフラツシユ
装置への充電電流値を減少させることを特徴としてい
る。
また、この発明に係わる電子スチルカメラにおいて、
撮影中及び音声記録時間中以外は、前記フラツシユ装置
への充電は、急速充電により行うことを特徴としてい
る。
また、この発明に係わる電子スチルカメラにおいて、
音声記録時間内に充電が完了するように、充電電流を設
定したことを特徴としている。
また、この発明が係わる電子スチルカメラにおいて、
時間が複数通り選択可能に設定された音声記録時間に対
応して、充電電流値が予め設定されていることを特徴と
している。
また、この発明に係わる電子スチルカメラにおいて、
時間が複数通り選択可能に設定された音声記録時間に対
応して、前記フラツシユ装置に充電を行う複数の電流源
を切り替えることを特徴としている。
また、この発明に係わる電子スチルカメラにおいて、
フラツシユ装置の充電が完了したことを検出する検出手
段を有し、音声記録終了時に、フラツシユ装置の充電が
完了していない場合、充電電流を増加させることを特徴
としている。
[作用] 以上のように、この発明に係わる電子スチルカメラは
構成されているので、音声記録時間中はフラツシユ装置
への充電電流を減少させて、音声記録時間内にフラツシ
ユ充電を完了させるように、ゆっくりとフラツシユ充電
を行うことにより、急速電流の発振音を録音してしまう
ことや、音声信号レベル変動を招くことなく、音声記録
中にフラツシユ充電を行うことができ、次の撮影に備え
ることができるので、録音や撮影にタイムフラグの生じ
にくい電子スチルカメラを提供することができる。
[実施例] 以下、本発明の好適な実施例について、図面を参照し
て詳細に説明する。
(第1の実施例) 第1図は第1の実施例の電子スチルカメラの構成を示
したブロツク図である。
図中、1はシステム制御装置(CPU)、2はシステム
制御装置1に対して指令情報を入力するスイツチ群、3
はカメラの状態を表示する表示装置である。4はレン
ズ、5は撮像素子であるCCD、6はCCD5を駆動するCCDド
ライバであり、磁気デイスク9の回転に同期して発生さ
れるPG信号及びシステム制御装置1からの制御信号を受
けて動作する。
10はマイク、11は音声信号を時間圧縮する音声回路で
ある。7は映像記録回路であり、CCD5からの映像信号及
び音声回路11からの音声信号を、磁気ヘツド8により磁
気デイスク9に磁気記録する。13はPGコイル、12はタイ
ミング検出回路であり、磁気デイスク9の回転位相の基
準となる前述のPG信号を出力する。14はスピンドルモー
タであり、磁気デイスク9を所定の回転数に駆動する。
15はステツピングモータであり、磁気ヘツド8を磁気デ
イスク9の所定の位置まで移動制御する。16は測光装置
であり、測光装置16の検出結果に基いて、システム制御
装置1はCCDシヤツタの開閉タイミングを演算し、撮像
素子ドライバ6はCCDシヤツタの開閉を行う。
17はフラツシユ装置であり、撮影時の露光量が不足す
る時などにシステム制御装置1の支持により発光する。
フラツシユ装置17への充電はシステム制御装置1の指示
により行われ、充電完了時はフラツシユ装置17よりシス
テム制御装置1へ充電完了信号が出力される。
また、前述したスイツチ群2はメインスイツチSW0、
撮影に先立ち、測光を行うためのスイツチSW1、撮影動
作を行うためのレリーズスイツチSW2、1枚だけの撮影
又は1組だけの撮影録音を行うシングル(S)モードと
連続して複数枚の撮影又は連続して複数組の撮影録音を
行う連続(C)モード、セルフタイマー撮影を行うセル
フ(SELF)モードの各モード切換えを行うSW3、録音す
るかしないかのモードを選択するSW4、録音時間や録音
帯域、録音チャンネル数などの音声モードを選択するSW
5からなる。
システム制御装置1は、撮影、録音前にユーザーによ
り上記スイッチSW0〜SW5が設定されると、これを記憶
し、設定された撮影、録音モードに従って、所定のプロ
グラム動作を実行し、撮影、録音などのカメラ動作を行
う。
以下、本発明の第1の実施例の動作の説明を第2図〜
第5図のフローチヤートを用いて行う。
第2図はメインのフローチヤートを示す。図に於て、
システム制御装置(CPU)1は、電源が投入され、リセ
ツトが行われると、フラグやメモリの初期化、磁気ヘッ
ド8を所定の位置にセツトするなどの初期設定を行う
(S1)。
システム制御装置1はスイツチ群2の各スイツチの状
態を見にいき、それに応じて撮影、録音モードの設定を
行う(S2)。次に、システム制御装置1は測光スイツチ
SW1の状態を見にいき(S3)、OFFであればS2に戻り、ON
であればS4に進む。システム制御装置1はセルフタイマ
ーモードに設定されているかどうかを判断し(S4)、そ
うであれば後述するセルフタイマールーチンを処理し
(S21)、そうでなければスピンドルモータ14を起動し
(S5)、測光装置16により被写体の明るさを検出する
(S6)。測光装置の検出結果により、システム制御装置
1はフラツシユが必要がどうかを判断し(S7)、必要で
あれば、フラツシユ装置17の充電を行い(S22)、充電
が完了したならばS8に進む(S23)。この時、フラツシ
ユ充電が完了したか否かの判断は、システム制御装置1
が、フラツシユ装置17内の充電コンデンサーの両端の電
圧が所定値以下になつているかどうかを検出することに
より行う。また、フラツシユ充電が必要なければS7より
S8へ進む。
システム制御装置1は測光スイツチSW1及びレリーズ
スイツチSW2の状態を順次見にいき(S8,S9)、測光スイ
ツチSW1がOFFであればスピンドルモータ14を停止し(S2
6)、S2に戻る。レリーズスイツチSW2がONであれば、後
述する撮影のルーチンを処理する(S10)。撮影が終了
したならば、システム制御装置1は録音モードに設定さ
れているかどうかを判断し(S11)、設定されていなけ
れば連続モードに設定されているかどうかを判断し(S2
5)、連続モードならばそのままS2に戻り、連続モード
でなければスピンドルモータ14を停止して(S26)S2に
戻る。
録音モードに設定されていれば、1はスピンドルモー
タ14を停止し(S12)、連続モードに設定されているか
どうか、フラツシユが必要かどうかを順次判断し(S13,
14)、どちらかが設定されていなければ、後述する録音
のルーチンを処理する(S24)。連続モードであり、か
つフラツシユが必要であれば、システム制御装置1はフ
ラツシユの緩速充電モードセツトルーチンを処理する
(S15)。
緩速充電モートセツトルーチンを第6図に示す。フラ
ツシユ装置17に充電を行う場合、普通は急速充電モード
の設定が行われる。これは、第1図において大電流を供
給する電流源A19よりスイツチ18を介して急速に充電を
行うモードである。これに対して、緩速充電モードは、
小電流を供給する電流源C20よりスイツチ18を介して、
ゆつくりと充電を行うモードである。充電電流の大きさ
は、後述する録音ルーチンの録音時間に合わせて、充電
を完了するような値に設定されている。
次に、システム制御装置1はフラツシユ装置17の充電
を開始し(S16)、後述する録音ルーチンを処理する(S
17)。録音が終了したならば、システム制御装置1はフ
ラツシユの緩速充電モードの解除、つまり急速充電モー
ドへの切り替えを行い(S18)、S2の処理へ戻る。
もしもこの時点でフラツシユ装置17の充電が完了して
いなかつた場合、S22の処理によつて、不足の分の充電
は、急速充電に切換わつて行われることになる。
次に、S10での撮影ルーチンのシーケンスを第3図に
より説明する。
システム制御装置1は、S6での測光により求めた被写
体の明るさから調光時間を判断して、この調光時間をレ
ジスタにセツトし(S101)、撮像素子ドライバ6に指令
して、CCDシヤツタを開き(S102)、調光を開始する(S
103)。システム制御装置1はフラツシユが必要である
かどうかを判断し(S104)、必要であればフラツシユ装
置17を発光させ(S110)、露光量が適正となつたところ
で(S111)、発光を停止させる(S112)。フラツシユが
必要でなければ、システム制御装置1は露光量が適正と
なるまで調光を続ける(S105)。
露光量が適正になつたならば、システム制御装置1は
CCDシヤツタを閉じ(S106)、CCDドライバ6によりPG信
号に同期してCCD5から電荷を取り出し、映像記録回路7
で所定の処理をした後に、磁気ヘッド8により磁気デイ
スク9に記録する(S107)。記録が終了すると、システ
ム制御装置1はステツピングモータ15により磁気ヘツド
8を所定の位置に移動する。
次に、S17,S24での録音ルーチンのシーケンスを第4
図により説明する。
システム制御装置1はモード設定S2により設定された
録音モードをRAMから読み出し、それに応じた音声モー
ドの設定を行う(S201)。これにより、音声帯域、録音
時間などが音声回路11に設定される。システム制御装置
1は音声回路11に含まれる音声メモリに、マイク10から
の信号を所定の処理を行つて格納する(S202)。音声メ
モリへの書き込みは、スイツチ群2より書き込み打ち切
りの指令が入力されるか、所定の時間に達して音声メモ
リの書き込みが終了するまで行われる(S203,S204)。
音声メモリへの書き込みが終了するか、打ち切られる
かすると、システム制御装置1はスピンドルモータ14を
起動し(S205)、PG信号に同期して書き込まれた音声信
号を音声メモリより読み出し、音声回路11、映像記憶回
路7で所定の処理をした後、磁気ヘッド8により磁気デ
イスク9に記録する(S206)。記録が終了すると、シス
テム制御装置1はステツピングモータ15により、8を所
定の位置に移動し(S207)、スピンドルモータ14を停止
させる(S208)。
次に、S21でのセルフタイマールーチンのシーケンス
を第5図より説明する。
システム制御装置1は、測光スイツチSW1、レリーズ
スイツチSW2を順次見にいき(S301,S302)、測光スイツ
チSW1がOFFであれば、セルフタイマールーチンを終了す
る。レリーズスイツチSW2がONであれば、測光装置16に
より被写体の明るさを検出する(S303)。システム制御
装置1は録音モードに設定されているかどうかを判断し
(S304)、設定されていればS305に、設定されていなけ
ればS317に進む。
録音モードに設定されている場合、システム制御装置
1はフラツシユが必要かどうかを判断し(S305)、必要
であれば、フラツシユの緩速充電モードを設定し(S30
6)、フラツシユ装置17の充電を開始する(S307)。フ
ラツシユが必要でなければ、S306,S307の処理は実行し
ない。
システム制御装置1はモード設定S2により設定された
録音モードをRAMから読み出し、それに応じた音声モー
ドの設定を行う(S308)。システム制御装置1は音声回
路11に含まれる音声メモリにマイク10からの信号を所定
の処理を行つて格納する(S309)。音声メモリの書き込
みは所定の時間に達して、音声メモリが終了するまで行
われる(S310)。S308〜S310の間、表示装置3によりセ
ルフタイマ中であることが表示される。音声メモリへの
書き込みが終了すると、システム制御装置1は緩速充電
モードを解除し(S311)、スピンドルモータ14を起動す
る(S312)。
システム制御装置1は前述した撮影ルーチンを処理す
る(S313)。撮影ルーチンが終了したならば、システム
制御装置1はPG信号に同期して、書き込まれた音声信号
を音声メモリより読み出し、音声回路11、映像記録回路
7で所定の処理をした後、磁気ヘッド8により磁気デイ
スク9に記録する(SD314)。音声記録が終了すると、
システム制御装置1はステツピングモータ15により、磁
気ヘッド8を所定の位置に移動し(S315)、スピンドル
モータ14を停止させる(S316)。
S304に於て、音声モードに設定されていない場合に
は、システム制御装置1はセルフタイマーのカウントを
開始する(S317)。システム制御装置1は表示装置3に
よりセルフタイマー中であることを表示する。システム
制御装置1はフラツシユが必要かどうかを判断し(S31
8)、必要であればフラツシユ装置17の充電を行い(S31
9)、充電が完了したならばS321へ進む。フラツシユが
必要でなければそのままS321へ進む。システム制御装置
1はセルフタイマーのカウントが終了したかどうかを判
断し(S321)、終了したならばS322に進む。S320に於
て、充電が完了していなくても、セルフタイマーのカウ
ントが終了していた場合、S322に進む。システム制御装
置1はスピンドルモータ14を起動し(S322)、前述した
撮影ルーチンを処理した後(S323)、スピンドルモータ
14を停止させる(S316)。
以上説明したように、第1の実施例によれば音声録音
中にフラツシユ充電を行う場合、音声の記録終了時間に
合わせて、ゆつくりとフラツシユ充電を行うことによ
り、電源電圧を音声回路を駆動するのに充分な値に保持
できなかつたり、急速充電する際の発振音が録音された
りすることを防止しつつ、タイムラグの少ない撮影をす
ることが可能となる。
さらに、録音終了後、フラツシユの充電が完了してい
ない場合は、そこから急速にフラツシユ充電を行うこと
により、上記従来例の欠点を防止しつつ、タイムラグの
少ない撮影をすることが可能となる。
(第2の実施例) 第7図は第2の実施例の電子スチルカメラの構成を示
したブロツク図である。第7図の第2の実施例と第2図
の第1の実施例とで異なる部分は、フラツシユ充電のた
めの電流源の部分である。この第2の実施例の電子スチ
ルカメラの動作について、第2〜5図及び第8図のフロ
ーチヤートを用いて説明する。第1の実施例と異なる部
分のみ説明を行う。
第1の実施例と異なるのはS15、S306での緩速充電モ
ードセツトルーチンである。第8図を用いて説明する。
システム制御装置1はモード設定S2により設定された
録音モードをRAMから読み出し、それに応じて、どの音
声モードが選択されているかを判断する(S501)。
音声モードは、例えば、音声記録時間が、5秒、10
秒、20秒の3種類が設定されている。音声回路11はスイ
ツチ18を、5秒モードの場合、電流源B21に(S502)、1
0秒モードの場合、電流源C20に、20秒モードの場合、電
源源D22に接続する。
電流源B21、電流源C20、電流源D22はそれぞれ、5秒
モード、10秒モード、20秒モードの録音時間に合わせ
て、フラツシユ装置17への充電を完了するように電流値
を設定されている。
電流源の切換えが終了すると、システム制御装置1は
緩速充電モードセットルーチンの処理を終了する。
以上説明したように、第2の実施例によれば、第1の
実施例と同様の効果がある上に、更に、音声記録モード
毎に音声記録時間が異なることに合わせて、充電時間を
切換えることにより、従来例の欠点を防止しつつ、タイ
ムラグの無い撮影をすることが可能となる。
なお、本発明はその主旨を逸脱しない範囲で、上記実
施例を修正もしくは変形したものに適用可能である。
[発明の効果] 以上述べたように、この発明に係わる電子スチルカメ
ラによれば、音声記録時間中はフラツシユ装置への充電
電流を減少させて、音声記録時間内にフラツシユ充電を
完了させるように、ゆっくりとフラツシユ充電を行うこ
とにより、急速充電の発振音を録音してしまうことや、
音声信号のレベル変動を招くことなく、音声記録中にフ
ラツシユ充電を行うことができ、次の撮影に備えること
ができるので、録音や撮影にタイムラグの生じにくい電
子スチルカメラを提供することができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の実施例の電子ステルカメラの構成を示し
たブロツク図、 第2図〜第5図は第1の実施例の動作を説明するフロー
チヤート、 第6図は第1の実施例の緩速充電モードセツトルーチン
を示すフローチヤート、 第7図は、第2の実施例の電子スチルカメラの構成を示
したブロツク図、 第8図は第2の実施例の緩速充電モードセツトルーチン
を示すフローチヤートである。 図中、2……スイツチ群、4……レンズ、8……磁気ヘ
ツド、9……磁気デイスク、13……PGコイル、18……ス
イツチ、19〜22……電流源A〜Dである。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】音声記録時間が予め設定されている電子ス
    チルカメラにおいて、音声記録中はフラツシユ装置への
    充電電流値を減少させることを特徴とする電子スチルカ
    メラ。
  2. 【請求項2】撮影中及び音声記録時間中以外は、前記フ
    ラツシユ装置への充電は、急速充電により行うことを特
    徴とする請求項第1項に記載の電子スチルカメラ。
  3. 【請求項3】音声記録時間内に充電が完了するように、
    充電電流を設定したことを特徴とする請求項第1項に記
    載の電子スチルカメラ。
  4. 【請求項4】時間が複数通り選択可能に設定された音声
    記録時間に対応して、充電電流値が予め設定されている
    ことを特徴とする請求項第1項に記載の電子スチルカメ
    ラ。
  5. 【請求項5】時間が複数通り選択可能に設定された音声
    記録時間に対応して、前記フラツシユ装置に充電を行う
    複数の電流源を切り替えることを特徴とする請求項第1
    項に記載の電子スチルカメラ。
  6. 【請求項6】フラツシユ装置の充電が完了したことを検
    出する検出手段を有し、音声記録終了時に、フラツシユ
    装置の充電が完了していない場合、充電電流を増加させ
    ることを特徴とする請求項第1項に記載の電子スチルカ
    メラ。
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