JP2644062B2 - ファスナー付け機の中押え高さ設定装置 - Google Patents

ファスナー付け機の中押え高さ設定装置

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JP2644062B2
JP2644062B2 JP2077291A JP7729190A JP2644062B2 JP 2644062 B2 JP2644062 B2 JP 2644062B2 JP 2077291 A JP2077291 A JP 2077291A JP 7729190 A JP7729190 A JP 7729190A JP 2644062 B2 JP2644062 B2 JP 2644062B2
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Japan
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intermediate presser
presser
cassette
driving
sewn
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弘三 大澤
茂 飛田
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Juki Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ファスナーを縫い付けるとき、中押えが被
縫布の厚さによって所定の高さに調整できるようにした
ファスナー付け機の中押え高さ設定装置に関する。
[従来技術] 従来、この種のミシンとして第3図に示すものが知ら
れている。第3図において、ミシン台1の上部にミシン
本体2が装着され、このミシン本体2のミシンアーム3
の端部に針4が装着された針棒5及び中押え6が装着さ
れている。この中押え6の下方に設けられたセット台7
の先端部にカセット8が設置され、このカセット8の上
部に布押え9が設けられている。また、セット台7に
は、第4図に示すように中央に溝10aを設けたファスナ
ーセット板10が固着されている。また、ミシン本体2の
側部に送り装置14が装着され、第5図に示すように送り
装置14からセット台7の上に送り台15が突出し、カセッ
ト8を支持して移動するように構成されている。この送
り装置14の前部に表示装置16が装着されている。また、
第6図に示すように、中押え6の上部には、中押え6の
高さを調節する調節摘み17が設けられ、さらに、針棒5
と中押え6の間に空気を吹き付ける空気吹出し口18が設
けられている。さらに、布押え9及び縫製のスタート信
号及びミシン速度等をセットするペダル19がコード20に
よって接続されている。
このように構成された従来のファスナー付け機では、
第4図に示すようにセット台7上のファスナーセット板
10の周囲にカセット8の下枠8aをセットした後、上枠8b
を上げ、カセット8の下枠8aの上にファスナー11を載置
し、ファスナー11をファスナーセット板10の溝10aの中
に入れて真直になるようにセットし、ファスナー11のス
ライダー12をカセット8のスライダーセット部8cでセッ
トする。さらに、第7図に示すようにファスナー11の上
にファスナー11を付けるスカート等の被縫布13をかぶ
せ、被縫布13の切込み端13a、13bの縫製位置を押え9a、
9bで交互に位置決めした後、カセット8の上枠8bを下降
させて被縫布13及びファスナー11を挟持する。そして、
このファスナー11と被縫布13を挟持したカセット8をセ
ット台7上でスライドさせて送り台15で支持させた後、
送り装置14の送り台15にカセット8をセットし、送り台
15を移動することによりカセット8を針落ち位置に移動
させて縫製する。
ここで、第9図に示すように被縫布13の一方の切込み
端13aにファスナー11を縫い付けるとき、他方の切込み
端13bが一方の切込み端13aの上に重って邪魔になるの
で、第6図に示すように中押え6と針棒5の間に設けた
空気吹き出し口18から空気を吹き出し、第8図に示すよ
うに他方の切込み端13bを吹き上げて中押え6で他方の
切込み端13bをよけて第9図に示すように縫い目21を一
方の切込み端13aに形成する。そして、一方の切込み端1
3aと他方の切込み端13bの接続部13cに針4が移動された
とき、縫い目21を他方の切込み端13bの外側に一針21aだ
けずらして縫った後、他方の切込み端13bの上に針4を
移動させて、一方の切込み端13a及びファスナー11を共
に縫い付ける。
[発明が解決しようとす課題] しかしながら、このように構成された従来のファスナ
ー付け機では、第9図に示すように、接続端13cで一針2
1aだけ縫い目21を他方の切込み端13bの外側にずらし
て、他方の切込み端13bの上に中押え6を移動すると
き、中押え6の下端が他方の切込み端13bに引掛かり、
切込み端13bがめくれてしまうという欠点があった。ま
た、中押え6の高さが高い場合には、縫製中に他方の切
込み端13bが中押え6から外れ、他方の切込み端13bを一
方の切込み端13aと共に縫ってしまうという問題があっ
た。
本発明は、予めRAMに記憶されている縫い目の長さか
ら中押えが一方の切込端と他方の切込み端の接続部で他
方の切込み端を横切る位置を計算することにより、その
位置に中押えを移動し、調節摘みで調節して、中押えの
下端の高さが最適になるようにセットするファスナー付
け機の中押え高さ設定装置を提供することを目的とする
ものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上記目的を達成すめために、ファスナーセ
ット板の周囲にカセットの下枠をセットし、前記ファス
ナーセット板の溝にファスナーをセットし、2つの布押
え部材を交互に下降させて被縫布をセットした後、前記
カセットの上枠で前記ファスナー及び前記被縫布を挟持
し、前記カセットを送り台にセットした後、該送り台を
針及び中押え位置に移動して縫製を行うファスナー付け
機において、中押えモードキーをオンしたとき、前記送
り台の原点を処理する手段と、前記カセットにファスナ
ー及び被縫布がセットされたことを確認した後、前記送
り台の移動距離を計算する手段と、前記送り台を計算位
置まで移動する手段と、中押えキーをオンしたとき、中
押えの高さを所定位置に移動する手段と、中押えの高さ
を調節して、リセットキーをオンしたとき、中押えを上
昇した後、前記送り台の原点処理を行う手段とからなる
ものである。
[作用] 本発明によれば、中押えモードキーをオンしたとき、
送り台は原点処理を行う。そして、表示装置のパネルに
調整可能を意味するAJSTが表示されると、カセットがセ
ットされたとどうかが制御装置で判断され、カセットが
セットされていれば、送り台の移動距離を計算した後、
計算位置まで送り台を移動させる。そして、中押えキー
がオンされたかどうかが判断され、中押えキーがオンさ
れると、中押えを予め決められた高さまで下降させ、そ
の位置で、中押えの調整摘みを回わして中押えを被縫布
の厚さによって調整する。そして、リセットキーをオン
にすると、中押えが上昇し、再び原点位置に戻り、縫製
が開始される。その後は、中押え調整モードキーを押さ
なければ、中押えがセットされた高さの状態で縫製が行
われる。
[実施例] 第1図を参照すると、本発明の1実施例の中押え高さ
設定装置では、CPUからなる制御装置22に記憶装置であ
るRAM23及びROM24が接続され、また、制御装置22の入力
側にカセット検出センサ25、中押調整モードキー26、中
押えキー27、リセットキー28が接続され、また、制御装
置22の出力側にドライバ29を介して中押え電磁弁30が接
続され、さらに、表示装置31が接続されている。また、
ドライバ32、33を介して送り装置14のX軸及びY軸パル
スモータ34、35がそれぞれ接続されている。
次に、本実施例の動作を第2図のフローチャートによ
り説明する。まず、第6図に示すようにカセット8にフ
ァスナー11及び被縫布13をセットした後、カセットを送
り台15に押し込む。そして、中押え調整モードキー26が
オンになったかどうかが判断され(ステップ1)、中押
え調整モードキー26がオンでなければ、すぐに通常の縫
製動作がジャンプする。ここで、中押え調整モードキー
26がオンされていれば、第5図に示す送り台15は原点に
移動されて原点処理が行われる(ステップ2)。そこ
で、表示装置31のパネルに調整が可能であることを表示
するAJSTが表示される(ステップ3)。さらに、カセッ
ト8が送り台15にセットされているかどうかをカセット
検出センサ25により制御装置22で判断され(ステップ
4)、カセット8がセットされていれば、RAM23に記憶
されているデータより、送り台15の移動距離を計算する
(ステップ5)。この計算位置は第9図に示した被縫布
13の一方の切込端13aと他方の切込み端13bの接続部13c
の位置であり、この位置へ送り台15を移動するために、
制御装置22はドライバ32、33に信号を送り、X軸及びY
軸モータ34、35をそれぞれ駆動する(ステップ6)。そ
こで、中押えキー26がオンされたかどうかが制御装置22
で判断され(ステップ7)、中押えキー26がオンされて
いれば、制御装置22はドライバ29に信号を送り、中押え
駆動電磁弁30を駆動して中押え6を所定の高さまで下げ
る(ステップ8)。この位置で、第7図に示す調整摘み
17を回動して中押え6の高さを最適高さに調整する。次
に、制御装置22はリセットキー28が押されたかどうかが
判断され(ステップ9)、リセットキー28が押されてい
れば、中押え6を上昇した後、送り台15を原点位置へ押
し、縫製が開始される。
本発明は、このように記憶されたデータにより中押え
6が被縫布13の他方の切込み端13bを横切る位置にカセ
ットを移動させて、中押え6の高さを調整するので、中
押え6の高さが一度セットされた後は、同じ厚さの被縫
布であれば、中押えの6の高さを変更する必要はない。
また、被縫布13の厚さを変更する場合は、カセット8に
被縫布13及びファスナー11をセットした後、中押え調整
モードキー26を押すと、前述のように送り台15の移動距
離が計算され、計算位置で中押え6の高さを調整するこ
とができる。
[発明の効果] 本発明は、以上のように構成されているので、中押え
調整モードキーを押して中押えの高さを任位に設定する
ことができ、従って、中押えの高さが高すぎて被縫布の
他方の切込み端が中押えから外れたり、また、中押えの
高さが低すぎて、被縫布の他方の切込み端に中押えが引
掛かることがないという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例の中押え高さ設定装置のブロ
ック図、第2図は第1図の装置の動作を説明するフロー
チャート、第3図はファスナー付け機の斜視図、第4図
は第3図のカセット及び押えの拡大図、第5図は第3図
の送り台の拡大図、第6図は第3図の針棒と中押え部分
を示すミシンアームの一部の拡大側面図、第7図は第3
図のカセットにファスナー及び被縫布をセット状態を説
明するための斜視図、第8図は被縫布にファスナーを縫
い付ける状態を示した図、第9図は被縫布にファスナー
を縫い付けた平面図である。 22……制御装置、23……RAM、24……ROM、25……カセッ
ト検出センサ、26……中押調整モードキー、27……中押
えキー、28……リセットキー、29……ドライバ、30……
中押え電磁弁、31……表示装置、32、33……ドライバ、
34……X軸パルス、35……Y軸パルスモータ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】針近傍に上下動自在に配置した中押えと、
    中押えの高さを手動調節する調節機構と、中押えを高い
    上方位置と被縫物上面に近接した所定位置とに上下動さ
    せる中押え駆動装置とをもつミシンと、 二つの切込端をもつ被縫布とファスナーとを挟持したカ
    セットと、 前記カセットを装着可能な送り台を有し記憶データによ
    りXY方向に駆動する駆動装置とを備え、駆動装置の駆動
    により被縫布とファスナーとを縫着する装置において、 中押えのモードを設定するモード設定手段と、 送り台に対するカセットのセットを検知するカセット検
    出手段と、 中押えの調節の要否を選択する中押えキー手段と、 リセットキー手段と、 中押えのモード設定手段から信号により駆動装置を駆動
    してその送り台を縫い始め原点位置まで移動させる手段
    と、 前記原点位置に移動したときのカセット検出手段からの
    セット信号により、原点位置から、中押えが二つの被縫
    布の切込端の接続部を横切る位置までの距離を計算する
    計算手段と、 中押えキー手段からの信号により、前記計算手段で計算
    された距離だけ駆動手段を駆動して送り台を移動する移
    動手段と、 リセットキー手段からの信号により駆動手段を駆動して
    送り台を縫い始めて原点位置迄復帰させる原点復帰手段
    と、 を設けたことを特徴とするファスナー付け機の中押え高
    さ設定装置。
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