JP2643621B2 - ワイヤ放電加工装置 - Google Patents
ワイヤ放電加工装置Info
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- JP2643621B2 JP2643621B2 JP3049696A JP4969691A JP2643621B2 JP 2643621 B2 JP2643621 B2 JP 2643621B2 JP 3049696 A JP3049696 A JP 3049696A JP 4969691 A JP4969691 A JP 4969691A JP 2643621 B2 JP2643621 B2 JP 2643621B2
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- liquid
- collection container
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、液体流によりワイヤ
電極を所定位置に導き、ワイヤ電極を張架するワイヤ放
電加工装置に関するものである。
電極を所定位置に導き、ワイヤ電極を張架するワイヤ放
電加工装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のワイヤ放電加工装置の全体
構成図である。図において、1はベース、2はベース1
に支持されたコラム、3は一端がコラム2に支持された
下アーム、4は一端がコラム2に支持された上アーム、
5は下アーム3の他端に配設された下ノズル、6は上ア
ーム4の他端に配設された上ノズル、7はベース1に支
持された支持台、8は紙面の左右方向および紙面に垂直
方向に移動可能に支持台7に支持されたX−Yテーブ
ル、9はX−Yテーブル8に支持された定盤、10は定
盤9に固定支持された被加工物、10aは被加工物10
の加工開始穴である。なお、加工時は下ノズル5と上ノ
ズル6とを対向させ、下ノズル5と上ノズル6の対向部
に被加工物10が位置するように設定する。また、上ノ
ズル6は上下移動可能に上アーム4に支持されている。
11は下ノズル先端部、12は下ノズルワイヤガイド、
12aは下ノズルワイヤガイドに設けられた下ノズルダ
イヤモンドダイスである。なお、下ノズル5は下ノズル
先端部11、および下ノズルワイヤガイドから構成され
ている。また、13は上ノズル先端部、14は上ノズル
ワイヤガイド、14aは上ノズルワイヤガイド14に設
けられた上ノズルダイヤモンドダイスである。なお、上
ノズル6は上ノズル先端部13および上ノズルワイヤガ
イド14から構成されている。15はワイヤ電極、16
は上アーム4に配設され、ワイヤ電極15が巻回された
ワイヤ電極ボビン、17は上アーム4に配設された一対
のブレーキローラ、18は上アーム4の上ノズル6の上
方に配設された上アームプーリ、19は下アーム3の下
ノズル5の下方に配設された送行方向変更手段、例え
ば、下アームプーリである。20aは液体流入口20c
を有し、一端よりワイヤ電極15が入ると液体流入口2
0cより流入した液体例えば、加工液、が他端に向けて
流れる液体流によりワイヤ電極15が他端に向けて移動
する円筒体端部である。20bは円筒体端部20aの他
端に一端が接続された円筒体延長部であり、この円筒体
延長部20bの一端より他端に向けて上記液体および上
記ワイヤ電極15が移動する。なお、円筒体端部20a
および円筒体延長部20bより筒体、例えば円筒体20
が構成されている。21はモータ22により駆動される
キャプスタンローラ、23は押圧ばね24によりキャプ
スタンローラ21に向けて押圧されているピンチローラ
である。なお、ワイヤ電極15はキャプスタンローラ2
1とピンチローラ23の間に挟持された状態で、キャプ
スタンローラ21の回転とともに所定方向に移動する。
25はワイヤ電極15を回収するワイヤ電極回収容器、
26はキャプスタンローラ21とピンチローラ23によ
り移動したワイヤ電極15がワイヤ電極回収容器25に
向かって垂下するように配設されたガイド板である。な
お、キャプスタンローラ21、モータ22、ピンチロー
ラ23、押さえばね24によりワイヤ電極移動手段40
1が構成される。26はワイヤ電極回収容器25に溜っ
た加工液、を汚液槽27に汲み上げる第1ポンプであ
る。28は汚液槽27の加工液を清液槽29に汲み上げ
る第2ポンプ、30は第2ポンプ28により汲み上げら
れた加工液を濾過し清液槽29に供給するフィルタ、3
1は清液槽29の加工液を円筒体端部20aの液体流入
口に供給する液体供給手段、例えば、第3ポンプであ
る。32は清液槽29の加工液を下ノズル5および上ノ
ズル6に供給する第4ポンプ、33はワイヤ電極15に
電気的に接触する第1接触子、34は第1接触子33と
定盤9との間に放電電圧を印加する電源、35はワイヤ
電極15に電気的に接触する第2接触子、36はワイヤ
電極回収容器25の底面に配設され、ワイヤ電極回収容
器25の底面に到達したワイヤ電極15が電気的に接触
するワイヤ電極検出板、37は第2接触子35およびワ
イヤ電極検出板36の間の電気的接触にもとづきワイヤ
電極15がワイヤ電極回収容器25の底面まで移動した
ことを検出し、ワイヤ電極検出信号を出力するワイヤ電
極移動判別回路、38はワイヤ電極検出信号にもとづき
第3ポンプ31に指令し、円筒体20への加工液の供給
を停止させる制御手段である。
構成図である。図において、1はベース、2はベース1
に支持されたコラム、3は一端がコラム2に支持された
下アーム、4は一端がコラム2に支持された上アーム、
5は下アーム3の他端に配設された下ノズル、6は上ア
ーム4の他端に配設された上ノズル、7はベース1に支
持された支持台、8は紙面の左右方向および紙面に垂直
方向に移動可能に支持台7に支持されたX−Yテーブ
ル、9はX−Yテーブル8に支持された定盤、10は定
盤9に固定支持された被加工物、10aは被加工物10
の加工開始穴である。なお、加工時は下ノズル5と上ノ
ズル6とを対向させ、下ノズル5と上ノズル6の対向部
に被加工物10が位置するように設定する。また、上ノ
ズル6は上下移動可能に上アーム4に支持されている。
11は下ノズル先端部、12は下ノズルワイヤガイド、
12aは下ノズルワイヤガイドに設けられた下ノズルダ
イヤモンドダイスである。なお、下ノズル5は下ノズル
先端部11、および下ノズルワイヤガイドから構成され
ている。また、13は上ノズル先端部、14は上ノズル
ワイヤガイド、14aは上ノズルワイヤガイド14に設
けられた上ノズルダイヤモンドダイスである。なお、上
ノズル6は上ノズル先端部13および上ノズルワイヤガ
イド14から構成されている。15はワイヤ電極、16
は上アーム4に配設され、ワイヤ電極15が巻回された
ワイヤ電極ボビン、17は上アーム4に配設された一対
のブレーキローラ、18は上アーム4の上ノズル6の上
方に配設された上アームプーリ、19は下アーム3の下
ノズル5の下方に配設された送行方向変更手段、例え
ば、下アームプーリである。20aは液体流入口20c
を有し、一端よりワイヤ電極15が入ると液体流入口2
0cより流入した液体例えば、加工液、が他端に向けて
流れる液体流によりワイヤ電極15が他端に向けて移動
する円筒体端部である。20bは円筒体端部20aの他
端に一端が接続された円筒体延長部であり、この円筒体
延長部20bの一端より他端に向けて上記液体および上
記ワイヤ電極15が移動する。なお、円筒体端部20a
および円筒体延長部20bより筒体、例えば円筒体20
が構成されている。21はモータ22により駆動される
キャプスタンローラ、23は押圧ばね24によりキャプ
スタンローラ21に向けて押圧されているピンチローラ
である。なお、ワイヤ電極15はキャプスタンローラ2
1とピンチローラ23の間に挟持された状態で、キャプ
スタンローラ21の回転とともに所定方向に移動する。
25はワイヤ電極15を回収するワイヤ電極回収容器、
26はキャプスタンローラ21とピンチローラ23によ
り移動したワイヤ電極15がワイヤ電極回収容器25に
向かって垂下するように配設されたガイド板である。な
お、キャプスタンローラ21、モータ22、ピンチロー
ラ23、押さえばね24によりワイヤ電極移動手段40
1が構成される。26はワイヤ電極回収容器25に溜っ
た加工液、を汚液槽27に汲み上げる第1ポンプであ
る。28は汚液槽27の加工液を清液槽29に汲み上げ
る第2ポンプ、30は第2ポンプ28により汲み上げら
れた加工液を濾過し清液槽29に供給するフィルタ、3
1は清液槽29の加工液を円筒体端部20aの液体流入
口に供給する液体供給手段、例えば、第3ポンプであ
る。32は清液槽29の加工液を下ノズル5および上ノ
ズル6に供給する第4ポンプ、33はワイヤ電極15に
電気的に接触する第1接触子、34は第1接触子33と
定盤9との間に放電電圧を印加する電源、35はワイヤ
電極15に電気的に接触する第2接触子、36はワイヤ
電極回収容器25の底面に配設され、ワイヤ電極回収容
器25の底面に到達したワイヤ電極15が電気的に接触
するワイヤ電極検出板、37は第2接触子35およびワ
イヤ電極検出板36の間の電気的接触にもとづきワイヤ
電極15がワイヤ電極回収容器25の底面まで移動した
ことを検出し、ワイヤ電極検出信号を出力するワイヤ電
極移動判別回路、38はワイヤ電極検出信号にもとづき
第3ポンプ31に指令し、円筒体20への加工液の供給
を停止させる制御手段である。
【0003】次に、図3に示される従来装置の動作につ
いて説明する。ワイヤ放電加工装置においては、加工に
先立ち、ワイヤ電極15を所定の走行経路に張架する必
要がある。このワイヤ電極15の張架について次に説明
する。ワイヤ電極ボビン16に巻回されているワイヤ電
極15は一対のブレーキローラ17にはさまれ上アーム
4の他端に向かい移動した後上アームプーリ18により
下方に向かい上ノズルワイヤガイド14の上ノズルダイ
ヤモンドダイス14a、被加工物10に設けられた加工
開始穴10a、下ノズルワイヤガイド12の下ノズルダ
イヤモンドダイス12aを順次通過し、下アーム3の他
端に設けられた下アームプーリ19に到達する。なお、
上ノズルダイヤモンドダイス14aおよび下ノズルダイ
ヤモンドダイス12aにより被加工物付近におけるワイ
ヤ電極15の走行位置が規定される。ワイヤ電極15は
下アームプーリ19により、下方向から下アーム3の一
端へ向かう横方向に走行方向が変更され、ワイヤ電極1
5の一端が円筒体端部20aの一端に挿入される。次
に、第3ポンプ31が起動され、円筒体の一端側に配設
された円筒体端部20aの液体流入口20cより円筒体
20のキャプスタンローラ21およびピンチローラ23
側の他端に向けて加工液が流される。この加工液の流れ
である液体流により円筒体端部20aの一端に挿入され
たワイヤ電極15は円筒体20の他端に向けて移動す
る。円筒体20を通過したワイヤ電極15はキャプスタ
ンローラ21およびピンチローラ23の間を通り、ワイ
ヤ電極回収容器25に到達する。ワイヤ電極15がワイ
ヤ電極容器25の底面に設けられたワイヤ電極検出板3
6に電気的に接触するとワイヤ電極移動判別回路37が
ワイヤ電極検出信号を制御手段38に出力する。制御手
段38は、このワイヤ電極検出信号にもとづき第3ポン
プ31に円筒体20への加工液の供給を停止するように
指令する。一方、円筒体20より流出しワイヤ電極回収
容器25に溜められた加工液は第1ポンプ26により汚
液槽27に汲み上げられる。また、第2ポンプ28によ
り汚液槽27の加工液はフィルタ30を介して清液槽2
9に戻される。以上のようにして、ワイヤ電極15が張
架されると、制御部(図示せず)により第3ポンプ32
が起動され清液槽の加工液が上ノズル6および下ノズル
5に供給され上ノズル6および下ノズル5から加工液が
加工開始穴10aに向けて噴出される。また、制御部は
X−Yテーブル8を移動させ、被加工物10を加工する
加工プログラムにもとづき被加工物10の加工部をワイ
ヤ電極15に接近させるとともに電源34よりパルス状
の電圧を被加工物10とワイヤ電極15の間に第1接触
子33を介して印加し、このパルス状の電圧にもとづき
被加工物10とワイヤ電極15の間に放電を発生させ被
加工物の加工を行う。
いて説明する。ワイヤ放電加工装置においては、加工に
先立ち、ワイヤ電極15を所定の走行経路に張架する必
要がある。このワイヤ電極15の張架について次に説明
する。ワイヤ電極ボビン16に巻回されているワイヤ電
極15は一対のブレーキローラ17にはさまれ上アーム
4の他端に向かい移動した後上アームプーリ18により
下方に向かい上ノズルワイヤガイド14の上ノズルダイ
ヤモンドダイス14a、被加工物10に設けられた加工
開始穴10a、下ノズルワイヤガイド12の下ノズルダ
イヤモンドダイス12aを順次通過し、下アーム3の他
端に設けられた下アームプーリ19に到達する。なお、
上ノズルダイヤモンドダイス14aおよび下ノズルダイ
ヤモンドダイス12aにより被加工物付近におけるワイ
ヤ電極15の走行位置が規定される。ワイヤ電極15は
下アームプーリ19により、下方向から下アーム3の一
端へ向かう横方向に走行方向が変更され、ワイヤ電極1
5の一端が円筒体端部20aの一端に挿入される。次
に、第3ポンプ31が起動され、円筒体の一端側に配設
された円筒体端部20aの液体流入口20cより円筒体
20のキャプスタンローラ21およびピンチローラ23
側の他端に向けて加工液が流される。この加工液の流れ
である液体流により円筒体端部20aの一端に挿入され
たワイヤ電極15は円筒体20の他端に向けて移動す
る。円筒体20を通過したワイヤ電極15はキャプスタ
ンローラ21およびピンチローラ23の間を通り、ワイ
ヤ電極回収容器25に到達する。ワイヤ電極15がワイ
ヤ電極容器25の底面に設けられたワイヤ電極検出板3
6に電気的に接触するとワイヤ電極移動判別回路37が
ワイヤ電極検出信号を制御手段38に出力する。制御手
段38は、このワイヤ電極検出信号にもとづき第3ポン
プ31に円筒体20への加工液の供給を停止するように
指令する。一方、円筒体20より流出しワイヤ電極回収
容器25に溜められた加工液は第1ポンプ26により汚
液槽27に汲み上げられる。また、第2ポンプ28によ
り汚液槽27の加工液はフィルタ30を介して清液槽2
9に戻される。以上のようにして、ワイヤ電極15が張
架されると、制御部(図示せず)により第3ポンプ32
が起動され清液槽の加工液が上ノズル6および下ノズル
5に供給され上ノズル6および下ノズル5から加工液が
加工開始穴10aに向けて噴出される。また、制御部は
X−Yテーブル8を移動させ、被加工物10を加工する
加工プログラムにもとづき被加工物10の加工部をワイ
ヤ電極15に接近させるとともに電源34よりパルス状
の電圧を被加工物10とワイヤ電極15の間に第1接触
子33を介して印加し、このパルス状の電圧にもとづき
被加工物10とワイヤ電極15の間に放電を発生させ被
加工物の加工を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来のワ
イヤ放電加工装置では、ワイヤ電極回収容器25にワイ
ヤ電極15と加工液の両方を回収し、ワイヤ電極を張架
する度に円筒体20より流出する加工液がワイヤ電極回
収容器25に落下するので、ワイヤ電極回収容器25に
回収されたワイヤ電極15は加工液による濡れが著し
く、回収されたワイヤ電極15の搬出の作業性が悪いと
いう問題点があった。
イヤ放電加工装置では、ワイヤ電極回収容器25にワイ
ヤ電極15と加工液の両方を回収し、ワイヤ電極を張架
する度に円筒体20より流出する加工液がワイヤ電極回
収容器25に落下するので、ワイヤ電極回収容器25に
回収されたワイヤ電極15は加工液による濡れが著し
く、回収されたワイヤ電極15の搬出の作業性が悪いと
いう問題点があった。
【0005】この発明が解決しようとする課題は、ワイ
ヤ電極回収容器に回収されたワイヤ電極の濡れが少な
く、回収されたワイヤ電極の搬出の作業性がよいワイヤ
放電加工装置を得ることである。
ヤ電極回収容器に回収されたワイヤ電極の濡れが少な
く、回収されたワイヤ電極の搬出の作業性がよいワイヤ
放電加工装置を得ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るワイヤ放
電加工装置は、被加工物を挿通させられ下方に向かい移
動するワイヤ電極の送行方向を横方向に導く送行方向変
更手段と、この送行方向変更手段を介して横方向に導か
れたワイヤ電極の先端が一端より挿入されるとともに液
体流によりワイヤ電極を他端に向けて移動させ他端より
排出させる筒体と、筒体に液体を供給し液体流を形成さ
せる液体供給手段と、筒体の他端側に配設され筒体の他
端より排出されたワイヤ電極の先端を挟持する1対の回
転体を有し、この1対の回転体の回転によりワイヤ電極
を移動させるワイヤ電極移動手段と、ワイヤ電極移動手
段により移動したワイヤ電極を回収するワイヤ電極回収
容器と、ワイヤ電極の先端が1対の回転体の間を通過
し、所定位置に到達したときワイヤ電極検出信号を出力
するワイヤ電極検出手段と、ワイヤ電極回収容器とは別
に設けられ筒体より流出する液体を回収する液体回収容
器と、ワイヤ電極回収容器へのワイヤ電極の通過経路上
で筒体より流出する液体を回収した液体回収容器をワイ
ヤ電極の通過経路上から通過経路外に移動可能に支持す
る液体回収容器移動手段と、ワイヤ電極検出手段のワイ
ヤ電極検出信号にもとづき、液体供給手段に筒体への液
体の供給を停止させる指令を出力するとともに、液体回
収容器移動手段に液体回収容器をワイヤ電極の通過経路
上から通過経路外へ移動させる指令を出力する制御手段
と、を備えるようにしたものである。
電加工装置は、被加工物を挿通させられ下方に向かい移
動するワイヤ電極の送行方向を横方向に導く送行方向変
更手段と、この送行方向変更手段を介して横方向に導か
れたワイヤ電極の先端が一端より挿入されるとともに液
体流によりワイヤ電極を他端に向けて移動させ他端より
排出させる筒体と、筒体に液体を供給し液体流を形成さ
せる液体供給手段と、筒体の他端側に配設され筒体の他
端より排出されたワイヤ電極の先端を挟持する1対の回
転体を有し、この1対の回転体の回転によりワイヤ電極
を移動させるワイヤ電極移動手段と、ワイヤ電極移動手
段により移動したワイヤ電極を回収するワイヤ電極回収
容器と、ワイヤ電極の先端が1対の回転体の間を通過
し、所定位置に到達したときワイヤ電極検出信号を出力
するワイヤ電極検出手段と、ワイヤ電極回収容器とは別
に設けられ筒体より流出する液体を回収する液体回収容
器と、ワイヤ電極回収容器へのワイヤ電極の通過経路上
で筒体より流出する液体を回収した液体回収容器をワイ
ヤ電極の通過経路上から通過経路外に移動可能に支持す
る液体回収容器移動手段と、ワイヤ電極検出手段のワイ
ヤ電極検出信号にもとづき、液体供給手段に筒体への液
体の供給を停止させる指令を出力するとともに、液体回
収容器移動手段に液体回収容器をワイヤ電極の通過経路
上から通過経路外へ移動させる指令を出力する制御手段
と、を備えるようにしたものである。
【0007】
【作用】以上のように構成したワイヤ放電加工装置は、
ワイヤ電極を挟持し回転によりワイヤ電極を移動させる
1対の回転体に向けて、液体流によりワイヤ電極を導く
筒体と、この筒体より流出する液体を回収する液体回収
容器とを有し、ワイヤ電極の先端が1対の回転体の間を
通過し所定位置に到達すると制御手段の指令にもとづき
筒体への液体の供給を停止させるとともに、液体回収容
器を筒体より流出する液体を回収する位置であるワイヤ
電極のワイヤ電極回収容器への通過経路上の位置よりワ
イヤ電極の通過経路外の位置に移動させる。
ワイヤ電極を挟持し回転によりワイヤ電極を移動させる
1対の回転体に向けて、液体流によりワイヤ電極を導く
筒体と、この筒体より流出する液体を回収する液体回収
容器とを有し、ワイヤ電極の先端が1対の回転体の間を
通過し所定位置に到達すると制御手段の指令にもとづき
筒体への液体の供給を停止させるとともに、液体回収容
器を筒体より流出する液体を回収する位置であるワイヤ
電極のワイヤ電極回収容器への通過経路上の位置よりワ
イヤ電極の通過経路外の位置に移動させる。
【0008】
【実施例】実施例1.以下、この発明の一実施例を図に
ついて説明する。図1および図2はこの発明の一実施例
を示すワイヤ放電加工装置の全体構成図である。
ついて説明する。図1および図2はこの発明の一実施例
を示すワイヤ放電加工装置の全体構成図である。
【0009】図1において、41は円筒体20より流出
する加工液を回収する液体回収容器、例えば加工液回収
容器である。42は下アーム3に支持された直線ガイ
ド、43は直線ガイド42を摺動する摺動子である。な
お、加工液回収容器41は摺動子43に支持されてお
り、摺動子43が直線ガイド42を摺動することにより
加工液回収容器41はキャプスタンローラ21およびピ
ンチローラ23と離接する。また、加工液回収容器41
がキャプスタンローラ21およびピンチローラ23に接
近したとき、円筒体20より流出する加工液は加工液回
収容器41に流入し、加工液回収容器41がキャプスタ
ンローラ21およびピンチローラ23より離隔し、ワイ
ヤ電極15のワイヤ電極回収容器25への通過経路外に
移動したとき、キャプスタンローラ21とピンチローラ
23の間を通過したワイヤ電極15はワイヤ電極回収容
器25に回収される。44は摺動子43が直線ガイド4
2に摺動移動するように摺動子43を駆動するシリンダ
である。なお、直線ガイド42、摺動子43、およびシ
リンダ44より液体回収容器移動手段402が構成され
る。45は加工液回収容器41に支持され、加工液回収
容器41がキャプスタンローラ21およびピンチローラ
23に接近した状態のとき、キャプスタンローラ21お
よびピンチローラ23の間を通過したワイヤ電極15の
先端が、さらに、所定距離移動すると接触するワイヤ電
極検出板、46は第2接触子35およびワイヤ電極検出
板45間の電気的接触にもとづきワイヤ電極検出信号を
出力するワイヤ電極移動判別回路である。なお、第2接
触子35、ワイヤ電極検出板45、および、ワイヤ電極
移動判別回路46よりワイヤ電極検出手段403が構成
される。
する加工液を回収する液体回収容器、例えば加工液回収
容器である。42は下アーム3に支持された直線ガイ
ド、43は直線ガイド42を摺動する摺動子である。な
お、加工液回収容器41は摺動子43に支持されてお
り、摺動子43が直線ガイド42を摺動することにより
加工液回収容器41はキャプスタンローラ21およびピ
ンチローラ23と離接する。また、加工液回収容器41
がキャプスタンローラ21およびピンチローラ23に接
近したとき、円筒体20より流出する加工液は加工液回
収容器41に流入し、加工液回収容器41がキャプスタ
ンローラ21およびピンチローラ23より離隔し、ワイ
ヤ電極15のワイヤ電極回収容器25への通過経路外に
移動したとき、キャプスタンローラ21とピンチローラ
23の間を通過したワイヤ電極15はワイヤ電極回収容
器25に回収される。44は摺動子43が直線ガイド4
2に摺動移動するように摺動子43を駆動するシリンダ
である。なお、直線ガイド42、摺動子43、およびシ
リンダ44より液体回収容器移動手段402が構成され
る。45は加工液回収容器41に支持され、加工液回収
容器41がキャプスタンローラ21およびピンチローラ
23に接近した状態のとき、キャプスタンローラ21お
よびピンチローラ23の間を通過したワイヤ電極15の
先端が、さらに、所定距離移動すると接触するワイヤ電
極検出板、46は第2接触子35およびワイヤ電極検出
板45間の電気的接触にもとづきワイヤ電極検出信号を
出力するワイヤ電極移動判別回路である。なお、第2接
触子35、ワイヤ電極検出板45、および、ワイヤ電極
移動判別回路46よりワイヤ電極検出手段403が構成
される。
【0010】47はワイヤ電極検出手段46が出力する
ワイヤ電極検出信号にもとづき、第3ポンプ31に指令
し円筒体20への加工液の供給を停止させるとともに液
体回収容器移動手段402に指令し、加工液回収容器4
1をキャプスタンローラ21およびピンチローラ23よ
り離隔させ、ワイヤ電極15の通過経路外に移動させる
ことによりキャプスタンローラ21およびピンチローラ
23間を通過したワイヤ電極15をワイヤ電極回収容器
25に回収させる制御手段である。48は加工液回収容
器41の底面に設けられた穴41aに一端が接続された
柔軟なホースである。このホース48およびこのホース
48の他端に接続された固定配管49を介して加工液回
収容器41に回収された加工液を汚液槽27に戻してい
る。なお、加工液回収容器41は汚液槽27より上部に
位置しているので加工液回収容器41に回収された加工
液はポンプ等を必要とせずに汚液槽27に戻される。
ワイヤ電極検出信号にもとづき、第3ポンプ31に指令
し円筒体20への加工液の供給を停止させるとともに液
体回収容器移動手段402に指令し、加工液回収容器4
1をキャプスタンローラ21およびピンチローラ23よ
り離隔させ、ワイヤ電極15の通過経路外に移動させる
ことによりキャプスタンローラ21およびピンチローラ
23間を通過したワイヤ電極15をワイヤ電極回収容器
25に回収させる制御手段である。48は加工液回収容
器41の底面に設けられた穴41aに一端が接続された
柔軟なホースである。このホース48およびこのホース
48の他端に接続された固定配管49を介して加工液回
収容器41に回収された加工液を汚液槽27に戻してい
る。なお、加工液回収容器41は汚液槽27より上部に
位置しているので加工液回収容器41に回収された加工
液はポンプ等を必要とせずに汚液槽27に戻される。
【0011】また、第1図および第2図は、それぞれ、
加工液回収容器41がキャプスタンローラ21およびピ
ンチローラ23に接近、または、離隔した状態を示して
いる。
加工液回収容器41がキャプスタンローラ21およびピ
ンチローラ23に接近、または、離隔した状態を示して
いる。
【0012】なお、1〜35は従来例を示す図3と同様
なので説明を省略する。
なので説明を省略する。
【0013】次に、この発明の一実施例の動作について
説明する。まず、従来例と同様にワイヤ電極15を張架
し、ワイヤ電極15の一端が円筒体端部20aの一端に
挿入された状態にする。次に、加工液回収容器41をキ
ャプスタンローラ21およびピンチローラ23に接近さ
せ、続いて第3ポンプ31を起動し、加工液の流れであ
る液体流れによりワイヤ電極15を円筒体20の一端か
ら他端に向けて移動させる。円筒体20を通過したワイ
ヤ電極15の先端がキャプスタンローラ21およびピン
チローラ23の間を通り、加工液回収容器41に支持さ
れたワイヤ電極検出板45に到達するとワイヤ電極移動
判別回路46がワイヤ電極検出信号を制御手段47に出
力する。
説明する。まず、従来例と同様にワイヤ電極15を張架
し、ワイヤ電極15の一端が円筒体端部20aの一端に
挿入された状態にする。次に、加工液回収容器41をキ
ャプスタンローラ21およびピンチローラ23に接近さ
せ、続いて第3ポンプ31を起動し、加工液の流れであ
る液体流れによりワイヤ電極15を円筒体20の一端か
ら他端に向けて移動させる。円筒体20を通過したワイ
ヤ電極15の先端がキャプスタンローラ21およびピン
チローラ23の間を通り、加工液回収容器41に支持さ
れたワイヤ電極検出板45に到達するとワイヤ電極移動
判別回路46がワイヤ電極検出信号を制御手段47に出
力する。
【0014】このワイヤ電極検出信号が入力されると制
御手段47は、第3ポンプ31に円筒体20への加工液
の供給を停止させ、円筒体20の液体流を停止させると
ともに液体回収容器移動手段402に指令し加工液回収
容器41をキャプスタンローラ21およびピンチローラ
23より離隔させ、ワイヤ電極15の通過経路外に加工
液回収容器41を移動させる。
御手段47は、第3ポンプ31に円筒体20への加工液
の供給を停止させ、円筒体20の液体流を停止させると
ともに液体回収容器移動手段402に指令し加工液回収
容器41をキャプスタンローラ21およびピンチローラ
23より離隔させ、ワイヤ電極15の通過経路外に加工
液回収容器41を移動させる。
【0015】ワイヤ電極15は、その後、キャプスタン
ローラ21およびピンチローラ23により移動し、従来
例と同様に被加工物10の加工を行う。
ローラ21およびピンチローラ23により移動し、従来
例と同様に被加工物10の加工を行う。
【0016】実施例2.なお、実施例1では加工液回収
容器41を液体回収容器移動手段402が有するシリン
ダ44により移動させているが、摺動子43にナットを
設け、このナットに螺合するねじ軸の回転により移動さ
せるようにしてもよい。
容器41を液体回収容器移動手段402が有するシリン
ダ44により移動させているが、摺動子43にナットを
設け、このナットに螺合するねじ軸の回転により移動さ
せるようにしてもよい。
【0017】実施例3.また、直線ガイド42、摺動子
43およびシリンダ44をベルトにおきかえ、このベル
トに加工液回収容器41を固定し、ベルトを直線運動さ
せるようにしてもよい。
43およびシリンダ44をベルトにおきかえ、このベル
トに加工液回収容器41を固定し、ベルトを直線運動さ
せるようにしてもよい。
【0018】また、ワイヤ電極検出手段403は、第2
接触子35とワイヤ電極検出板45との間の電気的接触
にもとづきワイヤ電極15の所定位置への到達を検出す
るようにせず、例えば、ワイヤ電極15のワイヤ電極検
出板45への加圧力にもとづき検出するようにしてもよ
く、また、ワイヤ電極15の移動による誘磁率の変化に
もとづき検出するようにしてもよい。
接触子35とワイヤ電極検出板45との間の電気的接触
にもとづきワイヤ電極15の所定位置への到達を検出す
るようにせず、例えば、ワイヤ電極15のワイヤ電極検
出板45への加圧力にもとづき検出するようにしてもよ
く、また、ワイヤ電極15の移動による誘磁率の変化に
もとづき検出するようにしてもよい。
【0019】
【発明の効果】この発明は以上説明したように構成され
ており、ワイヤ電極を挟持し、回転によりワイヤ電極を
移動させる1対の回転体に向けてワイヤ電極を液体流に
より導く筒体と、この筒体より流出する液体を回収する
液体回収容器を有し、ワイヤ電極が1対の回転体の間を
通過し所定位置に到達すると筒体の液体流を停止させる
とともに、液体回収容器を筒体より流出する液体を回収
する位置であるワイヤ電極のワイヤ電極回収容器への経
路上から経路外に移動させるので、ワイヤ電極の張架毎
に発生するワイヤ電極回収容器への液体の落下が阻止さ
れ、ワイヤ電極回収容器に回収されたワイヤ電極は濡れ
が少なく作業性よく搬出できる効果がある。
ており、ワイヤ電極を挟持し、回転によりワイヤ電極を
移動させる1対の回転体に向けてワイヤ電極を液体流に
より導く筒体と、この筒体より流出する液体を回収する
液体回収容器を有し、ワイヤ電極が1対の回転体の間を
通過し所定位置に到達すると筒体の液体流を停止させる
とともに、液体回収容器を筒体より流出する液体を回収
する位置であるワイヤ電極のワイヤ電極回収容器への経
路上から経路外に移動させるので、ワイヤ電極の張架毎
に発生するワイヤ電極回収容器への液体の落下が阻止さ
れ、ワイヤ電極回収容器に回収されたワイヤ電極は濡れ
が少なく作業性よく搬出できる効果がある。
【図1】この発明の実施例1によるワイヤ放電加工装置
を示す構成図である。
を示す構成図である。
【図2】この発明の実施例1によるワイヤ放電加工装置
を示す構成図である。なお、図1は加工液回収容器がキ
ャプスタンローラおよびピンチローラに接近した場合を
示し、図2は離隔した場合を示している。
を示す構成図である。なお、図1は加工液回収容器がキ
ャプスタンローラおよびピンチローラに接近した場合を
示し、図2は離隔した場合を示している。
【図3】従来のワイヤ放電加工装置を示す構成図であ
る。
る。
19 下アームプーリ 20 円筒体 25 ワイヤ電極回収容器 31 第3ポンプ 41 加工液回収容器 47 制御手段 401 ワイヤ電極移動手段 402 液体回収容器移動手段 403 ワイヤ電極検出手段
Claims (1)
- 【請求項1】 被加工物を挿通させられ下方に向かい移
動するワイヤ電極の送行方向を横方向に導く送行方向変
更手段と、 この送行方向変更手段を介して横方向に導かれた上記ワ
イヤ電極の先端が一端より挿入されるとともに液体流に
より上記ワイヤ電極を他端に向けて移動させ他端より排
出させる筒体と、 上記筒体に液体を供給し液体流を形成させる液体供給手
段と、 上記筒体の他端側に配設され上記筒体の他端より排出さ
れた上記ワイヤ電極の先端を挟持する1対の回転体を有
し、この1対の回転体の回転により上記ワイヤ電極を移
動させるワイヤ電極移動手段と、 上記ワイヤ電極移動手段により移動した上記ワイヤ電極
を回収するワイヤ電極回収容器と、 上記ワイヤ電極の先端が上記1対の回転体の間を通過
し、所定位置に到達したときワイヤ電極検出信号を出力
するワイヤ電極検出手段と、上記ワイヤ電極回収容器とは別に設けられ 上記筒体より
流出する液体を回収する液体回収容器と、 上記ワイヤ電極回収容器への上記ワイヤ電極の通過経路
上で上記筒体より流出する液体を回収する上記液体回収
容器を、上記ワイヤ電極の上記通過経路上から上記通過
経路外に移動可能に支持する液体回収容器移動手段と、 上記ワイヤ電極検出手段のワイヤ電極検出信号にもとづ
き、上記液体供給手段に上記筒体への液体の供給を停止
させる指令を出力するとともに、上記液体回収容器移動
手段に上記液体回収容器を上記ワイヤ電極の上記通過経
路上から上記通過経路外へ移動させる指令を出力する制
御手段と、 を備えたワイヤ放電加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3049696A JP2643621B2 (ja) | 1991-03-14 | 1991-03-14 | ワイヤ放電加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3049696A JP2643621B2 (ja) | 1991-03-14 | 1991-03-14 | ワイヤ放電加工装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04300122A JPH04300122A (ja) | 1992-10-23 |
JP2643621B2 true JP2643621B2 (ja) | 1997-08-20 |
Family
ID=12838347
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3049696A Expired - Lifetime JP2643621B2 (ja) | 1991-03-14 | 1991-03-14 | ワイヤ放電加工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2643621B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11185939B2 (en) | 2017-11-28 | 2021-11-30 | Sodick Co., Ltd. | Wire electric discharge machining apparatus |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0994720A (ja) * | 1995-09-29 | 1997-04-08 | Sodick Co Ltd | ワイヤカット放電加工装置 |
CH694268A5 (de) | 1999-10-20 | 2004-10-29 | Mitsubishi Electric Corp | Automatische Drahtzufuehrung fuer Funkenerosionsmaschinen. |
JP2017113846A (ja) * | 2015-12-25 | 2017-06-29 | ファナック株式会社 | ワイヤ放電加工機のワイヤ電極回収装置 |
CN108581105B (zh) * | 2018-05-22 | 2019-10-08 | 浙江霸器智能装备股份有限公司 | 大锥度中走丝线切割机床的下导丝臂 |
CN108672859B (zh) * | 2018-05-22 | 2019-10-08 | 浙江霸器智能装备股份有限公司 | 大锥度中走丝线切割机床的悬托机构 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6420929A (en) * | 1987-07-15 | 1989-01-24 | Mitsubishi Electric Corp | Wire electrode recovering mechanism of wire discharge machining apparatus |
-
1991
- 1991-03-14 JP JP3049696A patent/JP2643621B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11185939B2 (en) | 2017-11-28 | 2021-11-30 | Sodick Co., Ltd. | Wire electric discharge machining apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04300122A (ja) | 1992-10-23 |
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