JP2643583B2 - 半導体装置の故障解析方法 - Google Patents

半導体装置の故障解析方法

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JP2643583B2
JP2643583B2 JP2288794A JP28879490A JP2643583B2 JP 2643583 B2 JP2643583 B2 JP 2643583B2 JP 2288794 A JP2288794 A JP 2288794A JP 28879490 A JP28879490 A JP 28879490A JP 2643583 B2 JP2643583 B2 JP 2643583B2
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wiring
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は半導体装置の故障解析方法、特に、電子ビー
ムテスタを用いた半導体装置の故障解析方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の半導体集積回路の故障解析は、半導体
基板上に絶縁膜I,下層導体配線,層間絶縁膜II,上層配
線がそれぞれある場合を考えると、EBテスタで解析する
場合、解析する箇所の上層導体配線を切断することは出
来なかった為、第5図(a),(b)に示す様に、上層
導体配線11と下層導体配線11との重なり部分の上層導体
配線11の両側にパッシベーション膜12及び、層間の絶縁
膜II12に穴を開け、その上にそれぞれ導体パッド13を形
成して電子ビームテスタにより下層導体配線11の電位の
観察を行っていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の半導体集積回路の故障解析方法の場合
では、上層導体配線と下層導体配線との重なり部分の上
層導体配線の両側に導体パッドを設けることの出来る場
所が十分に無い場合は、電子ビームテスタを用いて故障
解析することができないという欠点があった。
また、上層導体配線と下層導体配線との重なり部分の
上層導体配線の両側に導体パッドを設けることの出来る
場所が有っても、下層導体配線の局所電界効果の影響を
受け、電子ビームテストを用いて故障解析することがで
きないという欠点があった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の半導体装置の故障解析方法は、半導体基板上
に半導体素子等の拡散領域及び多層導体配線を有する半
導体装置の故障解析方法において、半導体集積回路上の
多層導体配線のうち下層導体配線と上層導体配線とが重
なっている箇所の下層導体配線の解析を行う際に前記の
下層導体配線と上層導体配線との重なり部分の上層導体
配線を除去する除去工程と、前記除去工程により露出し
た前記重なり部分の層間絶縁膜を除去し下層導体配線の
一部が表面に出る様に前記層間絶縁膜に部分的に穴を開
ける穴開け工程と、前記穴開け工程により部分的に切断
された上層導体配線を前記の穴を避けるようにして再接
続する工程と、前記穴開け工程により表面に出た下層導
体配線の表面部に電子ビームを当ててその電位をストロ
ボ走査型電子顕微鏡(SEM)を用いた電子ビームテスタ
により測定し解析を行う工程とを含んで構成される。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図(a)〜(d)は本発明の第1の実施例を工程
順に示す断面図であり、2層配線を有するシリコン半導
体集積回路を電子ビームテスタにより故障解析する方法
に適用した実施例である。また、第2図(a)〜(c)
は第1の実施例を工程順に示す上面図である。
先ず、第1図(a)及び第2図の様にn型シリコン半
導体集積回路基板1上にシリコン酸化膜2が形成されて
おり、アルミニウム3の2層配線が層間膜及びパッシベ
ーション膜としてシリコン窒化膜4を用いて形成されて
いる半導体集結回路アルミニウムの第1層配線3と第2
層配線3との重なり部分の第1層配線部3を解析する場
合、第1図(b)及び第2図(b)のように、FLB(フ
ォーカスド・レーザー・ビーム)を用い、故障解析を行
う第1層アルミニウム配線3の側面部が表面に出る様
に、パッシベーション用のシリコン窒化膜4に穴5を開
け、次に第2層アルミニウム配線3を除去し、層間のシ
リコン窒化膜4に穴5を開ける。
その次に、第1図(c)及び第2図(c)に示す様
に、穴5の両側で切断されている第2層アルミニウム配
線3を再接続する為に、穴5の両側の第2層アルミニウ
ム配線3上にパッシベーション用シリコン窒化膜4にFL
Bを用いて、穴6を開け、さらに穴5を避ける様にして
パッシベーション用シリコン窒化膜4上と前記穴6の上
に、やはりFLBを用いて切れている第2層アルミニウム
配線3をタングステン7でつなぐ。
そして第1図(d)の様に、前記の開孔部5にストロ
ボ装置を用いて電子ビームテスタの電子ビーム8を照射
し、第1層アルミニウム配線3の上面部に前記電子ビー
ム8がうまく当たる様にする。
このようにして第2層アルミニウム配線3により覆わ
れた第1層アルミニウム配線3の電位を測定することが
可能となり、故障解析をすることが出来る。
第3図(a)〜(d)は本発明の第2の実施例を工程
順に示す断面図であり、2層配線を有するシリコン半導
体集積回路を電子ビームテスタにより故障解析する方法
に適用した実施例である。また、第4図(a)〜(c)
は前記実施例を工程順に示す上面図である。
先ず、第3図(a)及び第4図の様にn型シリコン半
導体集積回路基板1上にシリコン酸化膜2が形成されて
おり、アルミニウム3の2層配線が層間膜及びパッシベ
ーション膜としてシリコン窒化膜4を用いて形成されて
いる半導体集積回路アルミニウムの第1層配線3と第2
層配線3との重なり部分の第1層配線部3を解析する場
合、第3図(b)及び第4図(b)のように、FLB(フ
ォーカスド・レーザー・ビーム)を用い、故障解析を行
う第1層アルミニウム配線3の側面部が表面に出る様
に、パッシベーション用のシリコン窒化膜4に穴5を開
け、次に層間のシリコン窒化膜4に穴50を開ける。
その次に、第3図(c)及び第4図(c)に示す様
に、穴50中にFIBを用いて、タングステン60を詰め込
む。さらに、やはりFIBを用いて前記穴50によりタング
ステン配線60を延長して形成し、第2層アルミニウム配
線の局所電界効果の影響をほとんど受けない場所迄延長
したところでタングステン配線60の先端にタングステン
パッド51を形成する。
次に、第3図(d)の様に、前記のタングステンパッ
ド7にストロボ装置を用いた電子ビームテスタの電子ビ
ーム8を照射し、タングステンパッド61上面部に前記電
子ビーム8がうまく当たる様にする。
このようにして第2層アルミニウム配線3により覆わ
れた第1層アルミニウム配線3の電位を測定することが
可能となり、故障解析をすることが出来る。
〔発明の効果〕
以上説明した様に本発明は、素子特性を変化させる事
なく、故障解析を行うことが出来るという効果がある。
さらに、本発明は、上層配線の局所電界効果をうけず
に、故障解析を行うことだ出来るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(d)は本発明の第1の実施例を示す断
面図、第2図(a)〜(c)は第1図(a)〜(d)に
示す故障解析方法を工程順に示す上面図、第3図(a)
〜(d)は本発明の第2の実施例を示す断面図、第4図
(a)〜(c)は第3図(a)〜(d)に示す故障解析
方法を工程順に示す上面図、第5図(a),(b)は従
来の一例を示す断面図である。 1……n型シリコン基板、2……シリコン酸化膜、3…
…アルミニウム配線、4……シリコン窒化膜、5……FL
Bによる開孔部、6……FLBによる穴、7……タングステ
ン膜、8……電子ビーム、9……半導体基板、10……絶
縁膜I、11……導体配線、12……絶縁膜II、13……導体
パッド。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板上に半導体素子等の拡散領域及
    び多層導体配線を有する半導体装置の故障解析方法にお
    いて、半導体集積回路上の多層導体配線のうち下層導体
    配線と上層導体配線とが重なっている個所の下層導体配
    線の解析を行う際に前記の下層導体配線と上層導体配線
    との重なり部分の上層導体配線を除去する除去工程と、
    前記除去工程により露出した前記重なり部分の層間絶縁
    膜を除去し下層導体配線の一部が表面に出る様に前記層
    間絶縁膜に部分的に穴を開ける穴開け工程と、前記穴開
    け工程により部分的に切断された上層導体配線を前記の
    穴を避けるようにして再接続する工程と、前記穴開け工
    程により表面に出た下層導体配線の表面部に電子ビーム
    を当ててその電位をストロボ走査型電子顕微鏡(SEM)
    を用いた電子ビームテスタにより測定し解析を行う工程
    とを含むことを特徴とする半導体装置の故障解析方法。
  2. 【請求項2】層間絶縁膜に部分的に穴を開ける手段、及
    び上層導体配線の再接続を行う手段としてFLB(フォー
    カスド・レーザー・ビーム)装置を用いる請求項1記載
    の半導体装置の故障解析方法。
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