JP2643052B2 - 乗客コンベアのトラス - Google Patents

乗客コンベアのトラス

Info

Publication number
JP2643052B2
JP2643052B2 JP1786592A JP1786592A JP2643052B2 JP 2643052 B2 JP2643052 B2 JP 2643052B2 JP 1786592 A JP1786592 A JP 1786592A JP 1786592 A JP1786592 A JP 1786592A JP 2643052 B2 JP2643052 B2 JP 2643052B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
truss
building
support member
dimension
passenger conveyor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1786592A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05213572A (ja
Inventor
幸臣 水野
憲治 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP1786592A priority Critical patent/JP2643052B2/ja
Publication of JPH05213572A publication Critical patent/JPH05213572A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2643052B2 publication Critical patent/JP2643052B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばエスカレータ
ー又は動く歩道などの乗客コンベアに設けられる乗客コ
ンベアのトラスに関し、特にその支持構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図2は例えば特開平2−215691号
公報に示されたものと同様の従来のエスカレーターを示
す側面図である。図において、1及び2は建物に設けら
れた建築受け梁、3は建築受け梁1,2間に据え付けら
れているトラス、4はトラス3上に取り付けられている
欄干、5はトラス3の両端部に固定され、各建築梁1,
2に取り付けられている断面L字状の取付片である。
【0003】上記のような従来のエスカレーターのトラ
ス3は、図3に拡大して示すように、取付片5を建築受
け梁1,2に引っ掛けるようにして取り付けることによ
り、建物内に据え付けられる。このようなトラス3に
は、図示した欄干4の外にも、例えば踏段レール,駆動
機及び制御盤など、エスカレーターの種々の装置や部品
が組み込まれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
た従来のエスカレーターにおいては、トラス3の両端部
を建築受け梁1,2に掛けて支持しているので、製造時
の間違えや誤差などにより、トラス3の寸法に対して建
築受け梁1,2間の寸法に変動が生じた場合、トラス3
を据え付けることができなくなる。このような場合、従
来のトラス3では、これを再製作しなければならず、非
常に手間がかかるとともに不経済であるなどの問題点が
あった。
【0005】この発明は、上記のような問題点を解決す
ることを課題としてなされたものであり、建築受け梁の
梁間寸法に変動が生じた場合でも、再製作する必要がな
く、作業性及び経済性を向上させることができる乗客コ
ンベアのトラスを得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る乗客コン
ベアのトラスは、トラス本体と、トラス本体を建築受け
梁に固定するものであって、トラス本体の長手端部にト
ラス本体への取付位置を変更可能に設けられ、一側がト
ラス本体に他側が建築受け梁に接合される支持部材とを
備えたものである。
【0007】
【作用】この発明においては、トラス本体端部からの支
持部材の延長寸法を調節することにより、トラス全体の
寸法を建築受け梁間の寸法に合わせて変える。
【0008】
【実施例】以下、この発明の実施例を図について説明す
る。図1はこの発明の一実施例によるエスカレーターの
トラスの支持構造を示す構成図である。図において、11
はトラス本体であり、このトラス本体11の一端部の上弦
材11aには、長手方向に等間隔をおいて複数の本体側ボ
ルト孔11bが設けられている。
【0009】12はトラス本体11の一端部の上弦材11aに
取り付けられている支持部材であり、この支持部材12に
は、本体側ボルト孔11bに対応する複数の支持部材側ボ
ルト孔12aが設けられている。また、支持部材12の先端
部には、従来例と同様の取付片5が固定されており、こ
の取付片5が建築受け梁2に掛けられている。従って、
支持部材12は、トラス本体11を建築受け梁2から支持し
ている。
【0010】13は各ボルト孔11b,12aを貫通するボル
ト,ナット等からなりトラス本体11に支持部材12を固定
する締結具、14は一端部がトラス本体11の下弦材11cの
端部に、他端部が支持部材12の先端部に、それぞれキン
グピン15により取り付けられているターンバックルであ
り、このターンバックル14は、長手方向の寸法が調節可
能になっている。なお、この実施例のトラスは、トラス
本体11,支持部材12及びターンバックル14からなってい
る。
【0011】上記のように構成されたトラスにおいて
は、本体側ボルト孔11bと支持部材側ボルト孔12aの組
み合わせを変えて締結具13を締め付けることにより、支
持部材12をその長手方向にずらして固定することがで
き、これによりトラス本体11の端部からの支持部材12の
延長寸法(突出量)Lを調節することができる。また、
延長寸法Lの変化に合わせてターンバックル14の長さ寸
法も調節することができる。
【0012】従って、建築受け梁1,2の梁間寸法に変
動があった場合、支持部材12の延長寸法Lを適正に調節
して、トラス全体の寸法を梁間寸法に合わせることがで
き、これにより再度製作することなくトラスの据付を行
うことができる。また、支持部材12の基準位置をトラス
本体11の端部からある程度延ばした位置にしておけば、
梁間寸法に対してトラス寸法が短い場合だけでなく、長
い場合にも適用することができる。
【0013】また、上記実施例ではターンバックル14を
斜材として用い、水平部材である支持部材12の補強を行
っているので、延長寸法Lをより長くとることが可能で
あり、寸法調節の許容範囲が広くなっている。
【0014】なお、ボルト孔11b,12aのピッチは特に
限定されないが、ピッチを狭くすれば微調節を可能にす
ることができる。また、上記実施例ではボルト孔11b,
12aをそれぞれ1列ずつ設けたが、複数列に設けてもよ
い。また、トラス本体11の構造は上記実施例に限定され
るものではなく、例えば箱形構造のものなどであっても
よい。
【0015】さらに、上記実施例ではトラス本体11の建
築受け梁2側の端部に支持部材12を設けたが、建築受け
梁1側でもよく、また両方に設けてもよい。さらにま
た、上記実施例ではエスカレーターのトラスについて説
明したが、この発明は動く歩道のトラスにも適用でき
る。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の乗客コ
ンベアのトラスは、トラス本体端部からの延長寸法が調
節可能になっており、建築受け梁に取り付けられてトラ
ス本体を建築受け梁から支持する支持部材を、トラス本
体の少なくともいずれか一方の端部に取り付けたので、
建築受け梁の梁間寸法に変動が生じた場合でも、トラス
本体端部からの支持部材の延長寸法を調節することによ
り、トラス全体の寸法を梁間寸法に合わせて変えること
ができ、全体を再製作する必要がなく、作業性及び経済
性を向上させることができるなどの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるエスカレーターのト
ラスの支持構造を示す構成図である。
【図2】従来のエスカレーターの一例を示す側面図であ
る。
【図3】図2のトラスの支持構造を示す構成図である。
【符号の説明】
2 建築受け梁 11 トラス本体 12 支持部材

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラス本体と、上記トラス本体を建築受け梁に固定するものであって、
    上記トラス本体の長手端部に上記トラス本体への取付位
    置を変更可能に設けられ、一側が上記トラス本体に他側
    が上記建築受け梁に接合される 支持部材とを備えている
    ことを特徴とする乗客コンベアのトラス。
JP1786592A 1992-02-03 1992-02-03 乗客コンベアのトラス Expired - Fee Related JP2643052B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1786592A JP2643052B2 (ja) 1992-02-03 1992-02-03 乗客コンベアのトラス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1786592A JP2643052B2 (ja) 1992-02-03 1992-02-03 乗客コンベアのトラス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05213572A JPH05213572A (ja) 1993-08-24
JP2643052B2 true JP2643052B2 (ja) 1997-08-20

Family

ID=11955559

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1786592A Expired - Fee Related JP2643052B2 (ja) 1992-02-03 1992-02-03 乗客コンベアのトラス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2643052B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011173696A (ja) * 2010-02-25 2011-09-08 Hitachi Ltd 乗客コンベアの主枠

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4956042B2 (ja) * 2006-04-21 2012-06-20 東芝エレベータ株式会社 トラスの落下防止装置
JP5748588B2 (ja) * 2010-08-23 2015-07-15 三菱電機株式会社 乗客コンベヤの主枠
JP6367403B1 (ja) * 2017-03-01 2018-08-01 東芝エレベータ株式会社 乗客コンベア

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011173696A (ja) * 2010-02-25 2011-09-08 Hitachi Ltd 乗客コンベアの主枠

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05213572A (ja) 1993-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100225113B1 (ko) 표면의 곡률이 각기 다른 구조물용 형틀장치
JP2643052B2 (ja) 乗客コンベアのトラス
EP1140685A2 (en) Hold block
JPH0313644A (ja) カーテンウォールの取付方法
JPH11324129A (ja) 梁に対する柱の接合構造及び建物ユニット
JP2708817B2 (ja) 屋根パネルの支持構造
JP3355447B2 (ja) 天井走行クレーンの走行桁の補強工法及び補強走行桁
JP3081423B2 (ja) 建物ユニットにおけるバスユニットの取付け構造
KR200308999Y1 (ko) 교량 슬라브의 거푸집장치
JPH06316996A (ja) 階段手摺の取付構造
KR100333510B1 (ko) 교량 평탄화 작업기계
JPH058979A (ja) マンコンベアの支持枠中間部の支持構成
JP2533976B2 (ja) トラス構造物
JPH07119266A (ja) 階段踏板支持構造
JPH10169070A (ja) 小屋組
JPH11343690A (ja) 外壁パネルの支持装置
JPH0932102A (ja) オーバーハング部の架構体の構造
JP3142456B2 (ja) 庇ユニット
JPH0518033A (ja) 屋根下地パネル
JPH0489956A (ja) 鼻隠しの段差矯正方法
JPH08177151A (ja) コーナーパネルの取り付け構造
JPH10114998A (ja) 横架材の取付構造
JPH06173418A (ja) 外壁用パネル取付金具及びその取付構造
JPH04159995A (ja) エスカレータまたは動く道路
JPH02161033A (ja) 両面軸ブレースおよびその取付け方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees