JPH02161033A - 両面軸ブレースおよびその取付け方法 - Google Patents

両面軸ブレースおよびその取付け方法

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JPH02161033A
JPH02161033A JP31312988A JP31312988A JPH02161033A JP H02161033 A JPH02161033 A JP H02161033A JP 31312988 A JP31312988 A JP 31312988A JP 31312988 A JP31312988 A JP 31312988A JP H02161033 A JPH02161033 A JP H02161033A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brace
double
gusset plate
longer
sided shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP31312988A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Horiike
堀池 潔
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication of JPH02161033A publication Critical patent/JPH02161033A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は土木建築構造物における両面軸ブレースの構造
およびその取付は方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、建築工事、橋梁工事などにおいて、両面軸ブレー
ス構造となる箇所については、第8図および第9図に示
すような構造が一般的である。すなわち、長さが同一の
2本1組のブレース材11゜11’を用意し、両方のブ
レース材11.11’を複数本のボルト13により、鉄
骨架構のガセットプレート12に、同時に取付けている
。特開昭6227104号公報には、このような両面軸
ブレースを柱と上下の梁または桁をつなぐ斜材として用
いた例が示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述のように長さが同一の両面軸ブレースを用いる場合
、2本のブレース材11.11’をガセットプレート1
2に同時に取付けることが必要となる。そのため、ブレ
ース材11、ガセットプレート12、ブレース材11′
と3つの穴にボルト13を通させなければならない。し
かし、この場合、施工が容易でない。
本発明は従来技術における上述のような問題を解決する
ことを目的としたものである。
〔課題を解決するための手段〕
以下、本発明の概要を実施例に対応する図面の符号を用
いて説明する。
本発明は両面軸ブレースの2本のブレース材1゜2の内
、片方1を長くすることにより、その余長部を利用して
、先に長い方のブレース材1をガセットプレート3に仮
留めできるようにしたものである。余長部には仮留用の
ボルト穴6を設けたり、ねじ加工を施したボルト状の突
起8を設けるなどしてガセットプレート3に仮留めでき
るようにする。
本発明の両面軸ブレースの取付けは、まず長い方のブレ
ース材1を余長部のボルト穴6を利用して、先にガセッ
トプレート3の一面に仮留めし、その後、短い方のブレ
ース材2を反対側の面に当接させ、両ブレース材1.2
およびこれらに挟まれたガセットプレート3のボルト穴
4を貫通するボルト5で締め付けることにより行われる
。また、仮留用のボルト穴6に代え、ボルト状突起8を
設けた場合も、先に長い方のブレース材1を仮留めし、
同様に取付けることができる。
なお、ここでいう両面軸ブレース、ブレース材とは柱梁
架構における軸力抵抗部材に限らず、上横槽、下横槽や
上弦材、下弦材を結ぶ斜材も含むものとする。
〔作 用〕
従来の両面軸ブレースでは両側のブレース材が動かない
ようにして、ボルト穴にボルトを通す必要があったが、
本発明では長い方のブレース材を仮留めできるため、一
方のブレース材だけ、押さえることにより、容易にボル
ト締めを行うことができる。
また、片方のブレース材だけ、設計寸法より少し長くし
ておき、その余長部を利用してガセットプレートにあら
かじめ仮固定することができるため、ボルトの本締めの
妨げとならない。
〔実施例〕
次に、図示した実施例について述べる。
第1図および第2図は本発明の両面軸ブレースを柱梁架
構内に取付けた状態を示したちである。
第3図はこの実施例で使用される1組のブレース材1.
2を示したもので、一方のブレース材1を設計寸法より
、若干長くし、その余長部に仮留用のボルト穴6を設け
である。
施工においては、この仮留用のボルト穴6を利用して、
先に長い方のブレース材1をガセットプレート3に仮留
用ボルト7で仮固定し、次に反対側の面に短い方のブレ
ース材2を押し当て、これらのボルト穴4を貫通する複
数のボルト5で両者の固定を行う(第2図参照)。
ブレース材1,2のその他の構成は従来のボルト接合式
の両面軸ブレースのブレース材と同様である。また、こ
の実施例はT形鋼の場合であるが、ブレース材がアング
ル、溝形鋼その他の場合も、全く同様に考えることがで
きる。
第4図および第5図は他の実施例として、上述の長い方
のブレース材1の仮留用ボルト穴6に、あらかじめ仮留
用ボルト7を取付けた場合を示したものであり、仮留作
業がさらに容易となる。
第6図および第7図はさらにもう1つの実施例として、
長い方のブレース材1の余長部に仮留用ボルト穴6を設
ける代わりに、ねじ切り加工したボルト状突起8を溶接
などにより固定しておき、作業の簡略化を図ったもので
、ガセットプレート3の仮留用の穴にこのボルト状突起
8を差し込むだけで、位置決めと係止が可能であり、ナ
ツトで固定することができる。
〔発明の効果〕
本発明では両面軸ブレースを構成するブレース材の一方
に余長部があり、この余長部のボルト穴あるいはボルト
状突起などを利用して、一方のブレース材を仮留めでき
るので、ブレース材の取付は作業が簡単である。
ブレース材の加工は一方の長さを若干長くすることと、
仮留用のボルト穴を余分に穿設するだけであり、特殊な
加工を必要としない。
また、余長部を利用して仮留めするので、本締めの妨げ
とならない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る両面軸ブレース構造の概要を示す
正面図、第2図は第1図のI−1断面図、第3図は両面
軸ブレースを構成する1組のブレース材を示す平面図、
第4図は他の実施例における1組のブレース材を示す平
面図、第5図は第4図の実施例における長い方のブレー
ス材の側面図、第6図はさらに他の実施例における1組
のブレース材を示す平面図、第7図は第6図の実施例に
おける長い方のブレース材の側面図、第8図は従来の両
面軸ブレース構造を示す正面図、第9図は第8図の■−
■断面図である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ガセットプレートを2本のブレース材で挟み込み
    、これらを貫通する複数本のボルトで接合してなる両面
    軸ブレースにおいて、前記ブレース材として長さの異な
    るブレース材を用い、長い方のブレース材の余長部に仮
    留用のボルト穴を設けたことを特徴とする両面軸ブレー
    ス。
  2. (2)前記仮留用のボルト穴には、あらかじめ仮留用の
    ボルトが取付けられている請求項1記載の両面軸ブレー
    ス。
  3. (3)前記仮留用のボルト穴に代えて、ねじ加工を施し
    たボルト状突起を設けた請求項1記載の両面軸ブレース
  4. (4)前記長い方のブレース材を前記仮留用のボルト穴
    を利用して、先にガセットプレート一面に仮留めし、そ
    の後、短い方のブレース材を反対側の面に当接させて、
    前記両ブレース材および前記ガセットプレートを貫通す
    るボルトにより接合することを特徴とする請求項1また
    は2記載の両面軸ブレースの取付け方法。
JP31312988A 1988-12-12 1988-12-12 両面軸ブレースおよびその取付け方法 Pending JPH02161033A (ja)

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JP (1) JPH02161033A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017172139A (ja) * 2016-03-22 2017-09-28 旭化成ホームズ株式会社 耐震構造及び耐震補強方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017172139A (ja) * 2016-03-22 2017-09-28 旭化成ホームズ株式会社 耐震構造及び耐震補強方法

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