JPH10317684A - 耐震補強ブレースの定着方法 - Google Patents
耐震補強ブレースの定着方法Info
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- JPH10317684A JPH10317684A JP13794497A JP13794497A JPH10317684A JP H10317684 A JPH10317684 A JP H10317684A JP 13794497 A JP13794497 A JP 13794497A JP 13794497 A JP13794497 A JP 13794497A JP H10317684 A JPH10317684 A JP H10317684A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 既存の鉄筋コンクリート造構築物の架構の過
密配筋部分を避けて耐震補強ブレースを梁又は柱に定着
させる方法を提供すること。 【解決手段】 架構のパネルゾーン41を避けた梁21
の端部21Aに貫通孔1を設け、貫通孔1にピン2を貫
通させ、ピン2によって耐震補強用の補強ブレース5
1、52の端部51A、52Aを梁21の端部21Aに
ピン接合する。一対のプレート61、62で柱11を挟
み、プレート61、62をボルト71、73により締め
付けて柱11に固定した後、プレート61、62を用い
て補強ブレース51の定着を行う。
密配筋部分を避けて耐震補強ブレースを梁又は柱に定着
させる方法を提供すること。 【解決手段】 架構のパネルゾーン41を避けた梁21
の端部21Aに貫通孔1を設け、貫通孔1にピン2を貫
通させ、ピン2によって耐震補強用の補強ブレース5
1、52の端部51A、52Aを梁21の端部21Aに
ピン接合する。一対のプレート61、62で柱11を挟
み、プレート61、62をボルト71、73により締め
付けて柱11に固定した後、プレート61、62を用い
て補強ブレース51の定着を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、既存鉄筋コンクリ
ート造構築物の耐震補強に用いる耐震補強ブレースの定
着方法に関するものである。
ート造構築物の耐震補強に用いる耐震補強ブレースの定
着方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】既存の鉄筋コンクリート造構築物の耐震
性を向上させるため、梁と梁の間、又は柱と柱との間等
に耐震補強ブレースを定着することが一般に広く行われ
ている。耐震補強のためのこの種の施工を行う場合、従
来においては、柱又は梁にホールインアンカー又はケミ
カルアンカー等の後打ちアンカーを施工し、この後打ち
アンカーにガゼットプレートをボルト接合し、このよう
にして柱又は梁に固定されたガゼットプレートに補強ブ
レースをボルト接合するという定着方法が採用されてい
る。
性を向上させるため、梁と梁の間、又は柱と柱との間等
に耐震補強ブレースを定着することが一般に広く行われ
ている。耐震補強のためのこの種の施工を行う場合、従
来においては、柱又は梁にホールインアンカー又はケミ
カルアンカー等の後打ちアンカーを施工し、この後打ち
アンカーにガゼットプレートをボルト接合し、このよう
にして柱又は梁に固定されたガゼットプレートに補強ブ
レースをボルト接合するという定着方法が採用されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、補強ブ
レースを定着することになる架構のパネルゾーンの近傍
においては、柱梁の主筋や主筋定着部の配筋が込み合っ
ているため、ホールインアンカー等の後打ちアンカーを
施工する場合にはこれらの配筋を避けて施工しなければ
ならず、施工が難しい上に多大の手間を要するので、コ
ストが高くならざるを得ないという問題点を有してい
る。
レースを定着することになる架構のパネルゾーンの近傍
においては、柱梁の主筋や主筋定着部の配筋が込み合っ
ているため、ホールインアンカー等の後打ちアンカーを
施工する場合にはこれらの配筋を避けて施工しなければ
ならず、施工が難しい上に多大の手間を要するので、コ
ストが高くならざるを得ないという問題点を有してい
る。
【0004】本発明の目的は、したがって、従来技術に
おける上述の問題点を解決することができる、耐震補強
ブレースの定着方法を提供することにある。
おける上述の問題点を解決することができる、耐震補強
ブレースの定着方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の請求項1の発明の特徴は、既存の鉄筋コンクリート造
構築物の耐震補強のために用いる補強ブレースを梁に定
着する方法であって、架構のパネルゾーンを避けた梁の
端部に貫通孔を設け、該貫通孔にピンを貫通させ、該ピ
ンによって前記補強ブレースの端部を前記梁の端部にピ
ン接合するようにした点にある。
の請求項1の発明の特徴は、既存の鉄筋コンクリート造
構築物の耐震補強のために用いる補強ブレースを梁に定
着する方法であって、架構のパネルゾーンを避けた梁の
端部に貫通孔を設け、該貫通孔にピンを貫通させ、該ピ
ンによって前記補強ブレースの端部を前記梁の端部にピ
ン接合するようにした点にある。
【0006】架構のパネルゾーンを避けた梁の端部は配
筋密度が低いので、ピンを貫通させるための貫通孔を比
較的容易にあけることができ、このピンによて補強ブレ
ースの端部を梁にピン接合し、補強ブレースを梁と梁と
の間に定着させることができる。したがって、収まりを
現場合わせすることが可能である。この場合、補強ブレ
ースの一方の端部が下階の梁と接合できるようにするた
め、必要に応じて床スラブに必要最小限の孔あけを行
う。なお、梁の端部に貫通させたピンの両端を利用し
て、補強ブレースを梁両面にダブル配置することもでき
る。
筋密度が低いので、ピンを貫通させるための貫通孔を比
較的容易にあけることができ、このピンによて補強ブレ
ースの端部を梁にピン接合し、補強ブレースを梁と梁と
の間に定着させることができる。したがって、収まりを
現場合わせすることが可能である。この場合、補強ブレ
ースの一方の端部が下階の梁と接合できるようにするた
め、必要に応じて床スラブに必要最小限の孔あけを行
う。なお、梁の端部に貫通させたピンの両端を利用し
て、補強ブレースを梁両面にダブル配置することもでき
る。
【0007】請求項2の発明の特徴は、既存の鉄筋コン
クリート造構築物の耐震補強のために用いる補強ブレー
スを柱に定着する方法であって、架構のパネルゾーン近
くにおいて一対のプレート部材で前記柱を挟み、該一対
のプレート部材同志をボルトにより締め付けて前記柱に
固定した後、該一対のプレート部材を用いて補強ブレー
スの定着を行うようにした点にある。
クリート造構築物の耐震補強のために用いる補強ブレー
スを柱に定着する方法であって、架構のパネルゾーン近
くにおいて一対のプレート部材で前記柱を挟み、該一対
のプレート部材同志をボルトにより締め付けて前記柱に
固定した後、該一対のプレート部材を用いて補強ブレー
スの定着を行うようにした点にある。
【0008】ボルトの締め付けにより一対のプレート部
材で柱を挟み込み、これによりブレート部材が柱の適宜
の箇所に固定され、既存柱を損傷させることなく補強ブ
レースの定着部を柱に形成することができる。補強ブレ
ースは、このようにして形成された一対のプレート部材
による定着部にピン支持させることができる。したがっ
て、収まりを現場合わせすることが可能である。なお、
上記定着部は、架構のパネルゾーンを避けた柱の柱頭部
とこれに対向する柱の柱脚部とに1組形成し、この1組
の定着部を用いて柱と柱との間に補強ブレースを定着す
ることができる。
材で柱を挟み込み、これによりブレート部材が柱の適宜
の箇所に固定され、既存柱を損傷させることなく補強ブ
レースの定着部を柱に形成することができる。補強ブレ
ースは、このようにして形成された一対のプレート部材
による定着部にピン支持させることができる。したがっ
て、収まりを現場合わせすることが可能である。なお、
上記定着部は、架構のパネルゾーンを避けた柱の柱頭部
とこれに対向する柱の柱脚部とに1組形成し、この1組
の定着部を用いて柱と柱との間に補強ブレースを定着す
ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態の一例につき詳細に説明する。図1には、既存
の鉄筋コンクリート造の建物の耐震性向上のため、建物
の架構の梁と梁との間に請求項1の発明による耐震補強
ブレースの定着方法により補強ブレースを取り付けた場
合の実施の形態の一例が示されている。11、12はコ
ンクリート打ちされて成る既存の柱、21、22は柱1
1、12間に架設された鉄筋コンクリート梁であり、鉄
筋コンクリート梁21、22の上にはそれぞれ床スラブ
31、32が構築されている。柱11と鉄筋コンクリー
ト梁21との接合部であるパネルゾーン41を避けた、
パネルゾーン41近くの鉄筋コンクリート梁21の端部
21Aに補強ブレース51の一端部51Aが定着されて
いる。補強ブレース51の他端部51Bは床スラブ32
にあけられた孔32Aを通って床スラブ32の下に延
び、柱12と鉄筋コンクリート梁22との接合部である
パネルゾーン42を避けた、パネルゾーン42近くの鉄
筋コンクリート梁22の端部22Aに補強ブレース51
の他端部51Bが定着されている。
施の形態の一例につき詳細に説明する。図1には、既存
の鉄筋コンクリート造の建物の耐震性向上のため、建物
の架構の梁と梁との間に請求項1の発明による耐震補強
ブレースの定着方法により補強ブレースを取り付けた場
合の実施の形態の一例が示されている。11、12はコ
ンクリート打ちされて成る既存の柱、21、22は柱1
1、12間に架設された鉄筋コンクリート梁であり、鉄
筋コンクリート梁21、22の上にはそれぞれ床スラブ
31、32が構築されている。柱11と鉄筋コンクリー
ト梁21との接合部であるパネルゾーン41を避けた、
パネルゾーン41近くの鉄筋コンクリート梁21の端部
21Aに補強ブレース51の一端部51Aが定着されて
いる。補強ブレース51の他端部51Bは床スラブ32
にあけられた孔32Aを通って床スラブ32の下に延
び、柱12と鉄筋コンクリート梁22との接合部である
パネルゾーン42を避けた、パネルゾーン42近くの鉄
筋コンクリート梁22の端部22Aに補強ブレース51
の他端部51Bが定着されている。
【0010】図2には、図1において概略的に示した補
強ブレース51の一端部51Aの鉄筋コンクリート梁2
1への定着部が拡大して詳細に示されている。鉄筋コン
クリート梁21の端部21Aには貫通孔1があけられて
おり、貫通孔1にはピン2が貫通されている。補強ブレ
ース51はL形鋼から成り、ピン2の一端2Aが補強ブ
レース51に形成された孔(図示せず)に挿通されて固
定され、これにより補強ブレース51の一端部51Aが
鉄筋コンクリート梁21にピン支持されている。
強ブレース51の一端部51Aの鉄筋コンクリート梁2
1への定着部が拡大して詳細に示されている。鉄筋コン
クリート梁21の端部21Aには貫通孔1があけられて
おり、貫通孔1にはピン2が貫通されている。補強ブレ
ース51はL形鋼から成り、ピン2の一端2Aが補強ブ
レース51に形成された孔(図示せず)に挿通されて固
定され、これにより補強ブレース51の一端部51Aが
鉄筋コンクリート梁21にピン支持されている。
【0011】本実施の形態では、鉄筋コンクリート梁2
1、22間には、補強ブレース51に加えてもう1つ別
の補強ブレース52が鉄筋コンクリート梁21、22の
他方の側に同様にして設けられている。すなわち、補強
ブレース52もまたL形鋼から成り、補強ブレース52
の一他端52Aにピン2の他端2Bがそこに形成された
孔(図示せず)に挿通されて固定され、これにより補強
ブレース52の一端部52Aも鉄筋コンクリート梁21
にピン支持されている。なお、補強ブレース52もま
た、床スラブ32にあけられた孔32Aを通って床スラ
ブ32の下方に延び、補強ブレース52の他端部52B
も鉄筋コンクリート梁22に定着されている。
1、22間には、補強ブレース51に加えてもう1つ別
の補強ブレース52が鉄筋コンクリート梁21、22の
他方の側に同様にして設けられている。すなわち、補強
ブレース52もまたL形鋼から成り、補強ブレース52
の一他端52Aにピン2の他端2Bがそこに形成された
孔(図示せず)に挿通されて固定され、これにより補強
ブレース52の一端部52Aも鉄筋コンクリート梁21
にピン支持されている。なお、補強ブレース52もま
た、床スラブ32にあけられた孔32Aを通って床スラ
ブ32の下方に延び、補強ブレース52の他端部52B
も鉄筋コンクリート梁22に定着されている。
【0012】以上、図2を参照して一対の補強ブレース
51、52の鉄筋コンクリート梁21への定着について
詳細に説明したが、補強ブレース51、52の他端部5
1B、52Bの鉄筋コンクリート梁22への定着も、図
2に示した場合と全く同様にして、鉄筋コンクリート梁
22の端部22Aに貫通孔をあけてピンを通し、このピ
ンによって他端部51B、52Bを鉄筋コンクリート梁
22にピン支持する定着構造となっている。
51、52の鉄筋コンクリート梁21への定着について
詳細に説明したが、補強ブレース51、52の他端部5
1B、52Bの鉄筋コンクリート梁22への定着も、図
2に示した場合と全く同様にして、鉄筋コンクリート梁
22の端部22Aに貫通孔をあけてピンを通し、このピ
ンによって他端部51B、52Bを鉄筋コンクリート梁
22にピン支持する定着構造となっている。
【0013】上述のように、補強ブレース51、52の
鉄筋コンクリート梁21、22への定着収まりは、鉄筋
コンクリート梁21、22の端部21A、22Aに形成
された貫通孔に通されたピン2によるピン支持となり、
補強ブレース51、52を鉄筋コンクリート梁21、2
2にピン支持することができる。したがって、その収ま
りを現場合わせできるという利点のほか、補強ブレース
51、52を架構の過密配筋部分を避けて定着すること
ができる。
鉄筋コンクリート梁21、22への定着収まりは、鉄筋
コンクリート梁21、22の端部21A、22Aに形成
された貫通孔に通されたピン2によるピン支持となり、
補強ブレース51、52を鉄筋コンクリート梁21、2
2にピン支持することができる。したがって、その収ま
りを現場合わせできるという利点のほか、補強ブレース
51、52を架構の過密配筋部分を避けて定着すること
ができる。
【0014】図3には、既存の鉄筋コンクリート造の建
物の耐震性向上のため、建物の架構の柱と柱との間に請
求項2の発明による耐震補強ブレースの定着方法により
補強ブレースを取り付けた場合の実施の形態の一例が示
されている。11、12はコンクリート打ちされて成る
既存の柱、21、22は柱11、12間に架設された既
存の鉄筋コンクリート梁であり、鉄筋コンクリート梁2
1、22の上にはそれぞれ床スラブ31、32が構築さ
れている。柱11と鉄筋コンクリート梁21との接合部
であるパネルゾーン41を避けた、パネルゾーン41近
くの柱11の柱頭部11Aには、補強ブレース51の一
端部51Aを定着するための定着部80が形成されてお
り、一端部51Aは定着部80によって柱頭部11Aに
定着されている。補強ブレース51の他端部51Bは、
柱12と鉄筋コンクリート梁22とのパネルゾーン42
を避けた、柱12の柱脚部12Bに形成された定着部9
0によって定着されている。すなわち、補強ブレース5
1は、柱11の柱頭部11Aとこれに対向する柱12の
柱脚部12Bとに形成された定着部80、90によっ
て、柱11、12間に定着されている。
物の耐震性向上のため、建物の架構の柱と柱との間に請
求項2の発明による耐震補強ブレースの定着方法により
補強ブレースを取り付けた場合の実施の形態の一例が示
されている。11、12はコンクリート打ちされて成る
既存の柱、21、22は柱11、12間に架設された既
存の鉄筋コンクリート梁であり、鉄筋コンクリート梁2
1、22の上にはそれぞれ床スラブ31、32が構築さ
れている。柱11と鉄筋コンクリート梁21との接合部
であるパネルゾーン41を避けた、パネルゾーン41近
くの柱11の柱頭部11Aには、補強ブレース51の一
端部51Aを定着するための定着部80が形成されてお
り、一端部51Aは定着部80によって柱頭部11Aに
定着されている。補強ブレース51の他端部51Bは、
柱12と鉄筋コンクリート梁22とのパネルゾーン42
を避けた、柱12の柱脚部12Bに形成された定着部9
0によって定着されている。すなわち、補強ブレース5
1は、柱11の柱頭部11Aとこれに対向する柱12の
柱脚部12Bとに形成された定着部80、90によっ
て、柱11、12間に定着されている。
【0015】図4には、図3において概略的に示されて
いる定着部80が拡大して詳細に示されている。符号6
1、62は、柱11の柱頭部11Aを両側から挟むよう
にして設けられている一対のプレートである。プレート
61の端部61A、61B間の長さは柱11の幅Wより
も大きくとってあり、端部61A、61Bは柱11から
突出している。同様に、プレート62の端部62A、6
2B間の長さもまた、柱11の幅Wより大きくとってあ
り、端部62A、62Bは柱11から突出している。
いる定着部80が拡大して詳細に示されている。符号6
1、62は、柱11の柱頭部11Aを両側から挟むよう
にして設けられている一対のプレートである。プレート
61の端部61A、61B間の長さは柱11の幅Wより
も大きくとってあり、端部61A、61Bは柱11から
突出している。同様に、プレート62の端部62A、6
2B間の長さもまた、柱11の幅Wより大きくとってあ
り、端部62A、62Bは柱11から突出している。
【0016】プレート61の端部61Aとプレート62
の端部62Aには、端部61A及び端部62Aにあけら
れている各貫通孔(図示せず)に通されたボルト71と
ボルト71に螺着されているナット72とによって連結
されている。同様にして、プレート61の端部61Bと
プレート62の端部62Bには、端部61B及び端部6
2Bにあけられている各貫通孔(図示せず)に通された
ボルト73とボルト73に螺着されているナット74と
によって連結されている。
の端部62Aには、端部61A及び端部62Aにあけら
れている各貫通孔(図示せず)に通されたボルト71と
ボルト71に螺着されているナット72とによって連結
されている。同様にして、プレート61の端部61Bと
プレート62の端部62Bには、端部61B及び端部6
2Bにあけられている各貫通孔(図示せず)に通された
ボルト73とボルト73に螺着されているナット74と
によって連結されている。
【0017】そして、プレート61、62を位置決めし
た後、ナット72、74を締め付けることによりプレー
ト61、62間に柱11を挟み込み、これによりプレー
ト61、62を柱11の柱頭部11Aに固定している。
プレート61には、補強ブレース51を接合するための
接合用プレート63が溶接により予め固定されており、
これにより、補強ブレース51の一端部51Aを柱頭部
11Aに定着するための定着部80が形成されている。
この定着部80は、上述のように一対のプレート61、
62によって柱11を挟み込むことにより形成されるの
で、既存の柱11への孔あけ等は不要であり、柱11を
損傷させることがなく柱の強度の低下を生じさせないと
いう利点を有している。また、工事中においても柱の耐
力低下が生じない。
た後、ナット72、74を締め付けることによりプレー
ト61、62間に柱11を挟み込み、これによりプレー
ト61、62を柱11の柱頭部11Aに固定している。
プレート61には、補強ブレース51を接合するための
接合用プレート63が溶接により予め固定されており、
これにより、補強ブレース51の一端部51Aを柱頭部
11Aに定着するための定着部80が形成されている。
この定着部80は、上述のように一対のプレート61、
62によって柱11を挟み込むことにより形成されるの
で、既存の柱11への孔あけ等は不要であり、柱11を
損傷させることがなく柱の強度の低下を生じさせないと
いう利点を有している。また、工事中においても柱の耐
力低下が生じない。
【0018】補強ブレース51の一端部51Aには、接
合用プレート63に予めあけられているボルト孔(図示
せず)に相応した貫通孔(図示せず)が設けられてお
り、これらのボルト孔及び貫通孔を用いて一端部51A
が接合用プレート63にボルト接合される。この結果、
補強ブレース51は柱11にピン支持される。なお、図
4では、ボルト71とナット72、及びボルト73とナ
ット74がそれぞれ1組だけ見えているが、図3から判
るように、本実施の形態においては、ボルト71とナッ
ト72、及びボルト73とナット74はそれぞれ2組づ
つ設けられている。
合用プレート63に予めあけられているボルト孔(図示
せず)に相応した貫通孔(図示せず)が設けられてお
り、これらのボルト孔及び貫通孔を用いて一端部51A
が接合用プレート63にボルト接合される。この結果、
補強ブレース51は柱11にピン支持される。なお、図
4では、ボルト71とナット72、及びボルト73とナ
ット74がそれぞれ1組だけ見えているが、図3から判
るように、本実施の形態においては、ボルト71とナッ
ト72、及びボルト73とナット74はそれぞれ2組づ
つ設けられている。
【0019】以上、補強ブレース51の一端部51Aの
定着について説明したが、補強ブレース51の他端部5
1Bの柱12の柱脚部12Bへの定着も定着部80と同
様に構成されている、定着部90を用いて全く同様にし
て行うことができる。
定着について説明したが、補強ブレース51の他端部5
1Bの柱12の柱脚部12Bへの定着も定着部80と同
様に構成されている、定着部90を用いて全く同様にし
て行うことができる。
【0020】上述のように、補強ブレース51の柱1
1、12への定着は、一対のプレートによる柱の挟み込
みにより形成される定着部80、90を用いて行うの
で、補強ブレース51を架構の過密配筋部分を避けて定
着することができるほか、既存の柱11、12を損傷さ
せることがないので、柱の耐力低下を生じさせることが
ない。また、補強ブレースをピン支持することができる
上、収まりを現場合わせできるという利点も有してい
る。
1、12への定着は、一対のプレートによる柱の挟み込
みにより形成される定着部80、90を用いて行うの
で、補強ブレース51を架構の過密配筋部分を避けて定
着することができるほか、既存の柱11、12を損傷さ
せることがないので、柱の耐力低下を生じさせることが
ない。また、補強ブレースをピン支持することができる
上、収まりを現場合わせできるという利点も有してい
る。
【0021】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、補強ブレース
を架構の過密配筋部分を避けて定着することができ、補
強ブレースの鉄筋コンクリート梁への定着収まりは、鉄
筋コンクリート梁の端部に形成された貫通孔に通された
ピンによるピン支持となり、補強ブレースを鉄筋コンク
リート梁にピン支持することができる。また、その収ま
りを現場合わせできるという利点も有している。
を架構の過密配筋部分を避けて定着することができ、補
強ブレースの鉄筋コンクリート梁への定着収まりは、鉄
筋コンクリート梁の端部に形成された貫通孔に通された
ピンによるピン支持となり、補強ブレースを鉄筋コンク
リート梁にピン支持することができる。また、その収ま
りを現場合わせできるという利点も有している。
【0022】請求項2の発明によれば、補強ブレースの
柱への定着は、一対のプレートによる柱の挟み込みによ
り形成される定着部を用いて行うので、補強ブレースを
架構の過密配筋部分を避けて定着することができるほ
か、既存の柱を損傷させることがないので、柱の耐力低
下を生じさせることがない。また、補強ブレースをピン
支持することができる上、収まりを現場合わせできると
いう利点も有している。
柱への定着は、一対のプレートによる柱の挟み込みによ
り形成される定着部を用いて行うので、補強ブレースを
架構の過密配筋部分を避けて定着することができるほ
か、既存の柱を損傷させることがないので、柱の耐力低
下を生じさせることがない。また、補強ブレースをピン
支持することができる上、収まりを現場合わせできると
いう利点も有している。
【図1】既存の建物の架構の梁と梁との間に請求項1の
発明により耐震補強ブレースを定着させた場合の実施の
形態の一例を示す構造図。
発明により耐震補強ブレースを定着させた場合の実施の
形態の一例を示す構造図。
【図2】図1のA−A線拡大断面図。
【図3】既存の建物の架構の柱と柱との間に請求項2の
発明により耐震補強ブレースを定着させた場合の実施の
形態の一例を示す構造図。
発明により耐震補強ブレースを定着させた場合の実施の
形態の一例を示す構造図。
【図4】図1のB−B線拡大断面図。
1 貫通孔 2 ピン 11、12 柱 21、22 鉄筋コンクリート梁 21A、22A 端部 41、42 パネルゾーン 51、52 補強ブレース 51A 一端部 51B 他端部 61、62 プレート 63 接合用プレート 71、73 ボルト 72、74 ナット 80、90 定着部
Claims (2)
- 【請求項1】 既存の鉄筋コンクリート造構築物の耐震
補強のために用いる補強ブレースを梁に定着する方法で
あって、 架構のパネルゾーンを避けた梁の端部に貫通孔を設け、
該貫通孔にピンを貫通させ、該ピンによって前記補強ブ
レースの端部を前記梁の端部にピン接合するようにした
ことを特徴とする耐震補強ブレースの定着方法。 - 【請求項2】 既存の鉄筋コンクリート造構築物の耐震
補強のために用いる補強ブレースを柱に定着する方法で
あって、 架構のパネルゾーン近くにおいて一対のプレート部材で
前記柱を挟み、該一対のプレート部材同志をボルトによ
り締め付けて前記柱に固定した後、該一対のプレート部
材を用いて補強ブレースの定着を行うようにしたことを
特徴とする耐震補強ブレースの定着方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13794497A JPH10317684A (ja) | 1997-05-14 | 1997-05-14 | 耐震補強ブレースの定着方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13794497A JPH10317684A (ja) | 1997-05-14 | 1997-05-14 | 耐震補強ブレースの定着方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10317684A true JPH10317684A (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=15210361
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13794497A Pending JPH10317684A (ja) | 1997-05-14 | 1997-05-14 | 耐震補強ブレースの定着方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10317684A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007284971A (ja) * | 2006-04-14 | 2007-11-01 | Sumitomo Mitsui Construction Co Ltd | 組積造構造体の免震化工法 |
| JP2008121246A (ja) * | 2006-11-10 | 2008-05-29 | Jr Soken Engineering:Kk | 制震補強部材の取付方法 |
| US7784226B2 (en) | 2004-11-26 | 2010-08-31 | Nippon Steel Corporation | Joint structure for antiseismic reinforcement |
| JP2014084694A (ja) * | 2012-10-26 | 2014-05-12 | Shoichi Kishiki | 鉄筋コンクリート建物 |
-
1997
- 1997-05-14 JP JP13794497A patent/JPH10317684A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7784226B2 (en) | 2004-11-26 | 2010-08-31 | Nippon Steel Corporation | Joint structure for antiseismic reinforcement |
| JP2007284971A (ja) * | 2006-04-14 | 2007-11-01 | Sumitomo Mitsui Construction Co Ltd | 組積造構造体の免震化工法 |
| JP2008121246A (ja) * | 2006-11-10 | 2008-05-29 | Jr Soken Engineering:Kk | 制震補強部材の取付方法 |
| JP2014084694A (ja) * | 2012-10-26 | 2014-05-12 | Shoichi Kishiki | 鉄筋コンクリート建物 |
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