JP2642820B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2642820B2
JP2642820B2 JP3309378A JP30937891A JP2642820B2 JP 2642820 B2 JP2642820 B2 JP 2642820B2 JP 3309378 A JP3309378 A JP 3309378A JP 30937891 A JP30937891 A JP 30937891A JP 2642820 B2 JP2642820 B2 JP 2642820B2
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JP
Japan
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water
air vent
air
heat exchanger
drain
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JP3309378A
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JPH05141690A (ja
Inventor
登志彦 岩坂
健 金井
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Sanyo Denki Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Denki Co Ltd
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、空気抜き口を有する
空気抜き管を冷水又は温水の流れる熱交換器の出口管に
分岐接続した空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】冷水又は温水が流れるようにした熱交換
器で室内を冷房又は暖房するようにした空気調和機の従
来技術としては、実公昭56−182号公報に記載され
たものがある。
【0003】この公報に記載の空気調和機は、熱交換器
の下方にこの熱交換器からのドレンを受けるドレンパン
を配置し、熱交換器の出口管に空気抜き口を有する空気
抜き管を接続した構成となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した空気調和機で
は、その本体が天井空間内に吊下げられていて空気抜き
口を確認しにくいため、また、熱交換器内の空気を完全
に抜いてしまうために、空気の混じった冷水又は温水を
多量にドレンパンに排水しなければならなかった。
【0005】ドレンパンには自然排出するためのドレン
ホースが接続され排水量は多いものの、多量の冷温水を
流すため、水面が上昇し、このとき作業者が不用意に本
体に触れてしまうと本体が揺れたり傾いたりして冷水又
は温水がドレンパンからあふれて室内に漏れるという欠
点があった。
【0006】この発明は、空気抜き作業の際に冷水又は
温水が室内に漏れることを防止できるようにした空気調
和機を提供するものである。
【0007】この発明は、天井空間内に配置された本体
に、冷水又は温水が流れる熱交換器と、この熱交換器か
らのドレンを受けるドレンパンとを備え、空気抜き弁及
び空気抜き口を有する空気抜き管を前記熱交換器の水出
口管に分岐接続すると共に前記空気抜き口からの冷水又
は温水を前記ドレンパンに導びくようにした空気調和機
において、前記空気抜き管を通る冷水又は温水の量を制
限する制限装置を設けたものである。
【0008】
【作用】この空気調和機では、空気抜き管には排水量を
制限する制限装置が設けられているので、空気抜き口か
ら流れる空気の混った水の量は抑えられ、ドレンパン内
の水面はドレンパンからあふれる程高くならない。
【0009】
【実施例】この発明の一実施例を図面に基づき説明す
る。
【0010】図1、図2において、1は吊下ボルト2に
吊下具3が取付けられて天井空間内に吊下げられる空気
調和機本体、4は冷水又は温水が流れる水配管5と伝熱
フィン6とから構成される熱交換器、7はこの熱交換器
の最下部に位置する3本の水配管に接続されている水入
口管、8はこの3本の管に接続されている大口径の水入
口管、9はこの管の接続部である。
【0011】10は熱交換器4の上部に位置する3本の
水配管に接続されている水出口管、11はこの管に接続
されている大口径の水出口管である。
【0012】12は熱交換器4の下方に配置されたドレ
ンパン、13はこのドレンパンの一番低い底に吸込口を
臨ませたドレンポンプ、14はこのドレンポンプに接続
されたドレン排出用のドレンホース、15はこのドレン
ポンプのカバー、16はドレンパン12内の水位を検知
するためのフロートスイッチである。
【0013】17は水出口管11の上部に分岐接続され
た空気抜き管で、空気抜き口18と、空気抜き作業の際
に開かれる空気抜き弁19と、この弁を開閉するための
つまみ20と、内径約1mmのキャピラリーチューブを
用いた排水量を制限するための制限装置21とを備えて
いる。
【0014】この制限装置21が設けられているため、
空気抜き弁19が開かれた際に空気抜き口18から流れ
る水の排水量は、ドレンポンプ13の汲上げ量より少な
く制限されている。
【0015】22はドレンパン12内に臨むように熱交
換器4に配置された排水管で、この排水管と空気抜き口
18とが樹脂管30で接続されている。
【0016】このため、空気抜き作業の際には、空気の
混った水は排水管22からドレンパン12内に導びかれ
る。
【0017】23は本体1内に配置された送風機でシロ
ッコファン24とファンモータ25とから構成されてい
る。
【0018】26は電装箱で、内部には制御用の電気部
品27が配置されている。
【0019】28は本体1の下方に設けられたドレンパ
ンで、本体のねじ止め部等の金属の露出部からのドレン
を受ける。
【0020】29は配管の接続部等からのドレンを受け
ドレンパン28へ導びくためのドレンガイドである。
【0021】このように構成された空気調和機では、本
格的に使用される夏季や冬季の前や、熱交換器4通過後
の吹出空気の温度が調温されておらず熱交換器4内に空
気が溜まっていると判断されたときは、熱交換器4内の
空気を抜く空気抜き作業が行われる。
【0022】この作業が行われるとき、入口管8から冷
水又は温水が供給されている。
【0023】作業者によりつまみ20が操作され空気抜
き弁19が開かれると、空気抜き口18からは空気の混
じった水が排水される。
【0024】この水は樹脂管30を介して排水管22か
らドレンパン12内に排水される。
【0025】このとき、空気抜き口18から排水される
水は、制限装置21により制限されているので、ドレン
パン21内の水面はそれ程上昇しない。
【0026】このため、作業者が本体に触れ本体1が揺
れたり、傾いたりした場合でも、ドレンパン12内の水
面がそれ程上昇していないので、水がドレンパン12か
らあふれることはない。
【0027】また、空気抜き口18から排水される水
は、ドレンポンプ13の汲上げ量より少なく制限されて
いるので、ドレンパン12内の水面はそれ程上昇しない
ため、ドレンポンプ13が小型であり、ドレンポンプを
用いない自然排水式の排水量に比べて少ない排水量であ
っても、水がドレンパン12からあふれることはない。
【0028】このように、空気抜き作業の際に、ドレン
パン12から水があふれることはないので、水が室内へ
漏れることを防止できる。
【0029】尚、水の排水量を制限するために、ある程
度の細さや長さを必要とし、また、その加工が難しいた
め、この実施例では最適と思われるキャピラリーチュー
ブを使用した例で説明した。
【0030】排水量を制限する制限装置としては、キャ
ピラリーチューブだけでなく、例えば制御用の弁を用い
ても構わない。
【0031】
【発明の効果】この発明は、冷水又は温水が流れる熱交
換器の水出口管に空気抜き口を有する空気抜き管を分岐
接続した空気調和機において、空気抜き管に排水量を制
限する制限装置を設けたので、空気抜き口から流れる空
気の混った冷水又は温水の量は抑えられ、ドレンパン内
の水面は高くならないから、空気抜き作業の際に仮に本
体が揺れたり傾いたりしても、室内へ冷水又は温水が漏
れることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の空気調和機を示す断面図である。
【図2】同空気調和機の一部を切欠いた斜視図である。
【符号の説明】
1 本体 4 熱交換器 11 水出口管 12 ドレンパン 17 空気抜き管 18 空気抜き口 19 空気抜き弁 21 制限装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井空間内に配置された本体に、冷水又
    は温水が流れる熱交換器と、この熱交換器からのドレン
    を受けるドレンパンとを備え、空気抜き弁及び空気抜き
    口を有する空気抜き管を前記熱交換器の水出口管に分岐
    接続すると共に前記空気抜き口からの冷水又は温水を前
    記ドレンパンに導びくようにした空気調和機において、
    前記空気抜き管を通る冷水又は温水の量を制限する制限
    装置を設けたことを特徴とする空気調和機。
JP3309378A 1991-11-25 1991-11-25 空気調和機 Expired - Lifetime JP2642820B2 (ja)

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JPH05141690A JPH05141690A (ja) 1993-06-08
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