JPH0714734Y2 - 天井埋込型空気調和機のドレン排出構造 - Google Patents

天井埋込型空気調和機のドレン排出構造

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JPH0714734Y2
JPH0714734Y2 JP1990065755U JP6575590U JPH0714734Y2 JP H0714734 Y2 JPH0714734 Y2 JP H0714734Y2 JP 1990065755 U JP1990065755 U JP 1990065755U JP 6575590 U JP6575590 U JP 6575590U JP H0714734 Y2 JPH0714734 Y2 JP H0714734Y2
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JP
Japan
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drain
air conditioner
tank
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pan
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JP1990065755U
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JPH0423921U (ja
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雅人 田代
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は天井埋込型空気調和機のドレン排出構造に関す
る。
〔従来の技術〕
天井裏空間内に設置される天井埋込型空気調和機にあっ
ては、一般にこの空気調和機本体に内蔵される室内熱交
換器の表面で結露したドレンは、ドレンパン内に貯溜さ
れ次いでドレン排水管を経て屋外へ自然落下により排出
されるが、天井裏空間の環境条件によっては、上記ドレ
ン排出管に十分な勾配がとれず、ドレンを自然落下によ
っては排出することができない場合もある。
このような場合には空気調和機本体の外部にドレンタン
ク及びドレンポンプを備えたドレン排出装置を設置して
室内熱交換器で結露したドレンをドレンタンクに導き、
これをドレンポンプによって強制的に屋外へ排出するよ
うにしている。
ところで、空気調和機本体内は室内空気を該本体内に導
入して冷却,加熱するための吸込ダクトの圧力損失によ
って圧力が降下し、負圧となっていることから、ドレン
タンク内のドレン水位はドレンパン内のドレン水位より
も上記負圧に相当する位置ヘッド差分だけ低位になるた
め、両物の水位差が確保されるように、ドレンタンクは
本体よりも下方に設置されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、このようなドレン排水装置にあっては、
ドレンポンプが停電等により停止してドレンの排出が不
能となったとき、室内熱交換器に滞溜しているドレンが
ドレンパン内に流下したり、ドレンポンプの排出径路よ
り逆流したドレンがドレンタンク内に流れ込むことがあ
り、また空気調和機の運転停止に伴い、本体内は大気圧
の状態になるのでドレンタンク内とドレンパン内のドレ
ン水位差がなくなる故、ドレンタンク内の水位が上昇
し、遂にはドレンタンクからドレンが溢流して天井等を
汚染する不具合がある。
本考案はこのような事情に鑑みて提案されたもので、ド
レンポンプが停電等により停止した場合にもドレンタン
クからのドレンの溢流を防止するドレン排出装置を提供
することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
そのために本考案は、天井埋込型空調機本体の外部に設
置されたドレンタンクに同本体内部の室内熱交換器で結
露したドレンをドレンパンを経て導入貯溜したのち、こ
のドレンを同ドレンタンクに付設されたドレンパイプを
介して屋外へ排出するようにしたものにおいて、上記ド
レンタンクの上端開口縁の高さを上記ドレンパンの上端
開口縁の高さよりも若干高くしたことを特徴とする。
〔作用〕
このような構成によれば、空気調和機の運転中は室内熱
交換器で結露したドレンは一旦ドレンパンを経てドレン
タンク内に流れ込み、次いでドレンポンプによって屋外
へ排出される。一方、停電等により空気調和機の運転が
停止し、ドレンポンプの作動が停止した場合には、室内
熱交換器の表面に付着滞留しているドレンやドレンポン
プの排出経路より逆流したドレンがドレンタンク内及び
ドレンパン内に流れ込み、ドレンタンク内及びドレンパ
ン内のドレン水位差がなくなる結果、ドレンタンク内の
水位が上昇するが、ドレンタンクの上端開口縁がドレン
パンの上端開口縁より若干上方にあるので、ドレンタン
クの上端開口縁からドレンが溢流する惧れはなくなる。
〔実施例〕
本考案の一実施例を図面に基づいて説明すると、第1図
はその縦断面図である。
上図において、空気調和機本体1(以下本体という)は
図示省略の懸垂具を介して天井スラブ2に懸架され、天
井3の裏空間内に配設されている。本体1内には吸込口
4に面して取付けられた室内熱交換器5,室内熱交換器5
の表面で結露したドレンを貯溜するドレンパン6,室内熱
交換器5により冷却された冷風を吹出口7に向けて付勢
する送風機8等が収納されている。ここで、ドレンパン
6は空気調和機が運転停止した際の室内熱交換器に残留
するドレンや排出管14から逆流するドレンを収容するに
十分な貯溜容量を有する。
吹出口7の上流側には室内の空気を本体1内に導入する
ための吸込ダクト9、吹出口7の下流側には冷風を室内
に送気するための吹出ダクト10がそれぞれ接続され、本
体1の外部には抜出管11を介してドレンパン6に連通し
たドレンタンク12とドレンを排出するドレンポンプ13を
備えたドレン排出装置が設置されている。
このような構造において、ドレンタンク12はその内部の
ドレン水位が前記したように本体1内の負圧に基因して
ドレンパン6内のドレン水位よりも低位になるため両者
の水位差hが確保できるように本体1よりも若干下方に
設置されている。一方、ドレンタンク12の上端開口縁12
aはドレンパン6の上端開口縁6aよりも若干上方に位置
しており、基準水平面に対する上縁12aまでの距離Z1
上縁6aまでの距離Z2とZ1≧Z2の関係にある。
ドレンポンプ13の吐出口13aにはドレン水を屋外へ排出
する排出管14が接続されており、排出管14は勾配がとれ
ないことから一般に鉛直に立上げて施工されている。ド
レンポンプ13を回転駆動するドレンモーター15はドレン
タンク12の上端縁12aよりも上位に取付けられており、
これによってドレンモーター15が冠水することがないよ
うになっている。
なお、ドレン排出装置にはドレンタンク12内のドレン水
位を検知する液面センサー16を設けて、ドレンタンク12
内が所定の水位以上になったとき、液面センサー16の信
号に基づいて空気調和機の運転を停止させる制御を行う
こともできる。
而して空気調和機の運転中は室内熱交換器5の表面で結
露したドレンはドレンパン6に一旦貯溜されたのち抜出
管11を経てドレンタンク12内に流れ込み、次いでドレン
ポンプ13によって排出管14に揚水され屋外へ強制的に排
出される。
なお、空気調和機の運転下においては、本体1内は室内
空気を本体1内に導入するための吸込ダクト9の圧力損
失により負圧となっているため、前述したようにドレン
タンク12内のドレン水位はドレンパン6内のドレン水位
よりもこの負圧に相当する位置ヘツド差h分下方に位置
される。
一方、停電等により空気調和機の運転が停止し、ドレン
ポンプ13の作動が停止した場合には、室内熱交換器5の
表面に付着滞溜しているドレンや、排出管14内から逆流
したドレンがドレンパン6内及びドレンタンク12内に流
れ込み、また空気調和機の運転停止に伴って本体1内は
大気圧の状態になるので、ドレンタンク12内とドレンパ
ン6内の水位差がなくなる結果、ドレンタンク12内のド
レン水位が徐々に上昇する。
しかしながら、ドレンパン6内及びドレンタンク12内に
流入するドレンは十分な貯溜容量を有するドレンパン6
内に収容できるので、ドレンパン6の上端縁6aより上方
にあるドレンタンク12の上端縁12aからはドレンは溢流
することはない。
〔考案の効果〕
このような構造によれば、停電等によりドレンポンプが
停止し、ドレンの排出が不能となった場合にも、ドレン
タンクの上端縁がドレンパンのそれよりも若干上方にあ
るので、ドレンタンクからのドレンの溢流は防止され、
ドレンの溢流に伴う天井汚染の問題は解消される。
要するに本考案によれば、天井埋込型空調機本体の外部
に設置されたドレンタンクに同本体内部の室内熱交換器
で結露したドレンをドレンパンを経て導入貯溜したの
ち、このドレンを同ドレンタンクに付設されたドレンパ
イプを介して屋外へ排出するようにしたものにおいて、
上記ドレンタンクの上端開口縁の高さを上記ドレンパン
の上端開口縁の高さよりも若干高くしたことにより、ド
レンポンプが停電等により停止した場合にもドレンタン
クからのドレンの溢流を防止するドレン排出装置を得る
から、本考案は産業上極めて有益なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図である。 1…空気調和機本体(本体)、2…天井スラブ、3…天
井、4…吸込口、5…室内熱交換器、6…ドレンパン、
6a…ドレンパンの上端縁、7…吹出口、8…送風機、9
…吸込ダクト、10…吹出ダクト、11…抜出管、12…ドレ
ンタンク、12a…ドレンタンクの上端縁、13…ドレンポ
ンプ、13a…吐出口、14…排出管、15…ドレンモータ
ー、16…液面センサー、

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】天井埋込型空調機本体の外部に設置された
    ドレンタンクに同本体内部の室内熱交換器で結露したド
    レンをドレンパンを経て導入貯溜したのち、このドレン
    を同ドレンタンクに付設されたドレンパイプを介して屋
    外へ排出するようにしたものにおいて、上記ドレンタン
    クの上端開口縁の高さを上記ドレンパンの上端開口縁の
    高さよりも若干高くしたことを特徴とする天井埋込型空
    気調和機のドレン排出構造。
JP1990065755U 1990-06-21 1990-06-21 天井埋込型空気調和機のドレン排出構造 Expired - Lifetime JPH0714734Y2 (ja)

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JP4601059B2 (ja) * 2005-03-14 2010-12-22 新日本空調株式会社 ドレン排水設備
JP5262398B2 (ja) * 2008-07-28 2013-08-14 ダイキン工業株式会社 ドレン排水方法、空気調和装置および空気調和システム、ドレンソケット

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JPH0423921U (ja) 1992-02-26

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