JP2641990B2 - トーニング可能な感光性層上に画像を作成するための方法 - Google Patents

トーニング可能な感光性層上に画像を作成するための方法

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JP2641990B2 JP2419295A JP41929590A JP2641990B2 JP 2641990 B2 JP2641990 B2 JP 2641990B2 JP 2419295 A JP2419295 A JP 2419295A JP 41929590 A JP41929590 A JP 41929590A JP 2641990 B2 JP2641990 B2 JP 2641990B2
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Description

【発明の詳細な説明】
[0001] [技術分野]本発明はトーニング可能な、感光性層上の
画像の作成方法に関し、特にトナーとコア/シエル ポ
リマとを含む転写層が用いられるカラープルーフ法に関
するものである. [0002] [背景技術]複製業界では画像を作成するため、露光と
未露光との区域の粘着性の差を利用する感光性記録材料
が用いられている。例えば、ドイツ国特許第12103
21号、第1904058号、第1904059号およ
び第2004214号などでは1種の複製方法が述べら
れ、これでは支持体と少なくとも1つの付加重合可能な
モノマと光重合開始剤とを含む光重合性層とからなる、
粘着性の光重合性層が画像状露光により硬化され、これ
により露光された区域はその粘着性を失うのである。こ
の潜像はついで未露光の粘着性の区域にだけ付着する、
適当なトナーの付与により可視的なものとされる.露光
をされた非粘着性の画像区域上に残留する余分のトナー
は付与後にとり除かれる.この方法はポジチブの、また
オリジナルの任意的な着色画像を形成し、これらの画像
はインクの使用により作られる画像と外観が類似してい
る。従って、この方法は著るしい変用上の重要性、特に
印刷業における色分解プルーフ用に重要性を有してい
る。 [0003]ハーフトーン色分解は、オフセットまたは
レリーフ印刷板を作るためのオリジナルのコピーとし
て、レプログラフの分野で使用されている。色分解は最
終的の印刷の結果がオリジナルの正しい階調再現をする
か否かを確かめるため、カラープルーフ法によって版の
露光に先だってチェックをされる.一般的な標準規格
で、高品質のオフセット印刷用には、60線/cmのス
クリン間隔で2%〜98%ドットの解像力が必要とされ
ている。しかしながら、ハイライト部中の点状の2%ド
ットおよびシャドウ部中での98%ドットの、完全な解
像を達成することは特に困難である。また良好な階調値
の再現を達成するためには、全面にわたって均一かつ鮮
鋭に区別された同じ大きさのスクリンドットが特に重要
なのである. [0004]前記の各要請は非両立性ポリマの特別なバ
インダ系を利用する、ドイツ国特許第3625014号
中に述べられた転写材料を用いることで対処できる。し
かしながら、これらの転写材料もなおいくつかの困難性
や欠点を、特にその調製に関して示している。 [0005]ドイツ国特許第3625014号中に述べ
られている、この転写材料の調製法にはいくつかの欠点
を有している。これは(1)時間とコストとがかかる;
(2)調製可能な層構造を達成するのが極めて困難;
(3)あらかじめ必要な条件として、2種類の異なる非
両立性のポリマを調製し保存することが要求される;
(4)ピグメントは別途磨砕をしなければならない;そ
して(5)分散物の各成分が沈降しかつ固ってしまうの
を防ぐために、全部の調製工程の間集中的に混合しなけ
ればならない、などである。そこでやっと支持体上に均
一な塗膜が得られる.塗布速度がまたおそく、これも製
造工程に不利に作用する. [0006]ドイツ国特許第2949462号には、7
5〜95重量部のピグメントと5〜25重量部のエラス
トマ性バインダとを含む、着色された層が述べられてい
る。このものは文書やディスプレイ用などの再生に好ま
しく用いられる、高い不透明性画像を生成する.しかし
ながら、この高い不透明性のためこの方法はカラープル
ーフには不向きである.ピグメントの含有量を減らせば
濃度を下げることができるが、これはまた解像力の完全
な不足を生ずるのである。その上、着色された転写材料
は転写中に画像状に壊われるために、充分にもろくなけ
ればならない.すなわち、層をとり除いた後記録用材料
の粘着性の画像区域だけが接着性層によりトーニングさ
れるのである。着色したこの転写層は、取り扱い上のラ
チチュードが保証されなくなりまた無傷の画像再生が不
可能となるため、余りにもデリケートであるべきでな
く、または大きな破壊を示すものであるべきではない。 [0007]コア/シエル ポリマを使用する転写層が
開発されている。欧州特許第0107378号は写真用
材料の保護層を述べている。この保護層は、70℃以上
のガラス転位点温度をもつコア ポリマの80〜95重
量%と、25°〜60℃のガラス転位点温度をもつシエ
ル ポリマの5〜20重量%とのコア/シエル ポリマ
からなる、ラテックス組成物のポリマ層から形成されて
いる。欧州特許第0107378号の実施例5中に述べ
られたコア/シエル ポリマは、9℃のガラス転位点温
度をもつシエル ポリマの40重量%を含んでいる。こ
れらのポリマは層を別個に塗布したとしても、大きな破
壊を示すデリケートな層を形成する。転写層はまたコア
/シエル ポリマが取り扱いに際して傷を受け易いデリ
ケートな層をもたらすため、ピグメントを含まねばなら
ない。 [0008]コア/シエル ポリマを、光重合性材料中
のバインダ添加物、フィルタまたはマット剤として使用
することが、欧州特許出願第A30203936号中で
述べられている。この出願では25℃以上のガラス転位
点温度をもつ膨潤性のマイクロゲルが述べられ、これは
光重合性材料の粘度を高めその保存性を改良するために
用いられている。コア/シエル ポリマ、その他につい
ても述べられている。着色した転写層中のコア/シエル
ポリマの使用は述べられていない。 [0009]従って、本発明の目的は少なくとも1つの
トナーを含む転写層を用いることにより、トーニング可
能な感光性層上に画像を作成する方法を提供することで
ある。この方法は印刷業界で要求される解像力を達成し
うるものではければならない。その上この方法は、全表
面にわたって高い一様なハーフトーン値を与え、かつ前
述した不利や欠点がさけられるものでなければならな
い。 [0010]これらの各目的は着色した転写層を調製す
るために、特別のコア/シエル ポリマの使用で達成さ
れることが認められた。50℃以上のガラス転位点温度
をもつコア ポリマの5〜95重量%と、40℃以下の
ガラス転位点温度をもつシエル ポリマの5〜95重量
%とからなるコア/シエル ポリマが、顕著な品質の着
色した転写材料を生成する。 [0011] [発明の要点]本発明は、トーニング可能な、感光性層
上に画像を作成するための方法であって: (a) 粘着性と非粘着性との区域が作られるように、
感光性層を画像状に露光し; (b) 前記露光済みの層を支持体上の非感光性の転写
層と接触させ、この転写層は: (i) 少なくとも1つのコア/シエル ポリマを含む
バインダで、このコアは50℃以上のガラス転位点をも
つポリマの5〜95重量%からなり、そしてシエルは4
0℃以下のガラス転位点をもつポリマの5〜95重量%
からなるものであり、と (ii) 少なくとも1つのトナー、とを有するもので
あり;そして (c) この転写層から前記露光済みの層を分離する、
ことからなる画像の作成方法に関するものである。別の
具体例においては、多色像の作成方法が提供される。 [0012] [発明の具体的説明]本発明の方法は、少なくとも1つ
のトナーと、少なくとも1つのコア/シエルポリマを含
むバインダとをもつ転写層を利用し、ここでコアは50
℃以上のガラス転位点をもつポリマの5〜95重量%か
らなり、そしてシエルは40℃以下のガラス転位点をも
つポリマの5〜95重量%からなるものである。ここで
用いたトナーなる用語は、少なくとも1つの微細に粉砕
された粉末または微細に粉砕された粉末と少なくとも1
つの溶解した色素との組み合わせを意味している。 [0013]本発明の方法で用いられるコア/シエル
ポリマは、通常乳化重合法による2段階の方法で作られ
る。第1の段階では、モノマまたはモノマ混合物が重合
触媒と界面活性剤とを含有する、80℃の溶液に対して
加えられる。反応は重合が完結するまで継続させる。つ
いで、シエル重合用のモノマまたはモノマ混合物と新ら
しい開始剤とを加え、そして重合をする。得られるコア
/シエル ポリマは、50℃以上のガラス転位点をもつ
コア ポリマの5〜95重量%と、40℃以下のガラス
転位点をもつシエル ポリマの5〜95重量%とで構成
される。好ましく、コア/シエル ポリマは、90℃以
上のガラス転位点をもつコア ポリマの40〜95重量
%と、20℃以下のガラス転位点をもつシエル ポリマ
の5〜60重量%とで構成される。特に好ましいものは
比較的うすいシエル、すなわち−20℃〜0℃間のガラ
ス転位点をもつポリマの5〜15重量%を有するポリマ
である。もっと高いガラス転位点、つまり20°〜40
℃をもつシエル ポリマを用いることもできるが、シエ
ルの厚みはコアに対して充分大きく、好ましく50〜9
5重量%に増加させねばならない。 [0014]ガラス転位点の温度は、使用できるモノマ
またはコモノマを選択しかつそれらの相対的な割合を選
ぶことにより調整できる。本発明のコア/シエル ポリ
マは、単独でまたは他のコア/シエル ポリマと組み合
わせて、もしくは通常のバインダとともに使用すること
ができる。 [0015]適当なコア ポリマには以下のモノマまた
はコモノマから構成されるホモポリマまたはコポリマが
含まれる:メチル メタアクリレート、エチル メタア
クリレート、イソプロピル メタアクリレート、ブチル
アクリレート、2−t−ブチルフェニル アクリレー
ト、4−t−ブチルフェニル アクリレート、4−シア
ノフェニル アクリレート、フェニル アクリレート、
ベンジル メタアクリレート、2−クロロエチル メタ
アクリレート、ブチル メタアクリレート、2−シアノ
エチル メタアクリレート、シクロヘキシル メタアク
リレート、2−ヒドロキシエチル メタアクリレート、
2−ヒドロキシプロピル メタアクリレート、フェニル
メタアクリレート、アクリル酸、メタアクリル酸、ア
クリルアミド、メタアクリルアミド、アクリロニトリ
ル、スチレン、ビニル エステルと塩化ビニルのような
ビニル化合物類、ビニリデン クロライド、およびブタ
ジエン、その他である。 [0016]ホモポリマまたはコポリマがコア用に示し
たモノマまたはコモノマから、またその他の多くのモノ
マからシエル用のポリマとして作ることができる。これ
らにはメチル アクリレート、エチル アクリレート、
ヒドロキシエチル アクリレート、プロピル アクリレ
ート、n−ブチル アクリレート、2−エチルヘキシル
アクリレート、ベンジル アクリレート、シアノブチ
ル アクリレート、シアノエチル アクリレート、シク
ロヘキシル アクリレート、ペンチル アクリレート、
ヘキシル アクリレート、アクリロニトリルとアクリル
エステルとのコポリマ類、n−ブチル メタアクリレ
ート、ペンチル メタアクリレートおよびヘキシル メ
タアクリレートなどが含まれる。 [0017]画像記録用に利用されるトナーは従来から
良く知られている。例えばドイツ国特許第190405
9号と同第2946896号とを参照されたい。これら
のトナーはピグメントのようなものの細かに粉砕した粉
末であるが、色素が溶解されているものもまた有用であ
る。細かに粉砕された粉末の例には無機および有機のピ
グメント類、ケイ光体材料、純粋な形または粉末化した
有機もしくは無機キャリアと組み合わせた金属粉末、2
酸化チタン、2酸化シリコンのような酸化物、カーボン
(ランプブラックまたはグラファイト)、金属フタロシ
アニン類、アゾ色素類、アルミニウム、銅、鉄、金また
は銀などの金属粉末、または金属酸化物、および可溶性
有機色素などが含まれる。層の調製は従来から良く知ら
れた方法で行われる。しかしながら、好ましい具体化法
の1つでは、コア/シエル ポリマのラテックス組成物
が、細かに粉砕したトナーの予め分散をしたものと通常
の方法を用いて混合される。 [0018]トナーは画像状に露光をした表面にトナー
を撒布して付与することができる。またトナーは別のキ
ャリアにゆるやかに結合させておき、このキャリアを画
像状に露光をした層と接触させて転写することができ
る。例えば、ドイツ国特許第1205117号では熱転
写法のために、支持体上にトナー材料と任意的に、バイ
ンダとを塗布した層を使用することを述べている。 [0019]転写層は以下のようにして調製される:こ
の層は適当な支持体上にまず塗布され、ついで乾燥され
る。適当な支持体にはポリエステル、ポリアミド、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、およびポリ塩化ビニルのよ
うな合成樹脂のフィルムが含まれる。乾燥後の層の厚み
は5μm以下、好ましくは2μm以下である。特に好ま
しい具体化例は、ドイツ国特許公開第3706528号
により発泡ポリプロピレン シートを用い、その実施例
6中に述べられたように1μmの厚みの層を用いたもの
である。転写層は界面活性剤、塗布助剤、粘度増加剤お
よび接着性改良剤のような他の添加成分を含むことがで
きる。フッ素化界面活性剤と層処方の粘度増加のための
高分子量のポリエチレン オキサイドとの使用は、本発
明の実施に際して特に効果的であることが実証された。 [0020]本発明は画像状の露光により粘着性と非粘
着性との区域に変化することのできる大部分の感光性層
を、その上に像を作成するため使用することができる。
この感光性層はポジチブの、同様にネガチブのトーニン
グ可能な系から構成される。適当なポジチブのトーニン
グ可能な系は、ドイツ国特許第1210321号、第1
904058号、第1904059号および第2004
214号などで述べられているもののような、光硬化性
の、主として光重合性の系である。これらの光重合性系
の主要成分は1種またはそれ以上の付加重合しうるモノ
マ類、バインダまたはバインダ混合物、および光開始剤
または開始剤系である。ネガチブのトーニング可能な系
も同様に公知であり、例えばドイツ国特許第27582
09号、第3023247号および第3429615号
中で述べられている。これらの系の感光性の成分は、感
光性ジヒドロピリジン化合物、またはジヒドロピリジン
化合物とヘキサアリール ビス−イミダゾール化合物と
からなる感光性の系のいずれかである。 [0021]この感光性材料は紫外領域、好ましく25
0と450nmとの間の波長に対しもっとも感光性であ
る。そこで、このような輻射線の効果的な量を放出する
輻射線源が本発明の実施に際して適している。適当な輻
射線源にはキセノン燈、水銀蒸気または炭素アーク燈、
レーザ、UV光を放出するケイ光体をもつケイ光燈およ
び電子フラッシュ装置などが含まれる。 [0022]本発明の方法は、地図、印刷広告物、ポス
タ、発光テキストなどを作るため、また印刷回路を作る
ために、印刷およびその他の産業分野の利用でラインお
よびハーフトーン写真の再現に使用できる。しかしなが
ら、主要な用途は単色または多色画像の作成およびカラ
ープルーフ法での利用である。 [0023]本発明によれば、感光性層上に画像を作成
するために、 (a) 粘着性と非粘着性との区域が作られるように、
感光性層を画像状に露光し; (b) 前記露光済みの層を支持体上の非感光性の転写
層と接触させ、この転写層は: (i) 少なくとも1つのコア/シエル ポリマを含む
バインダで、このコアは50℃以上のガラス転位点をも
つポリマの5〜95重量%からなり、そしてシエルは4
0℃以下のガラス転位点をもつポリマの5〜95重量%
からなるものであり、と (ii) 少なくとも1つのトナー、とを有するもので
あり;そして (c) この転写層から前記露光済みの層を分離する、
ことからなる画像の作成方法が提供される。 [0024]支持体上に塗布された光重合性層とカバー
シートとのラミネートからなる感光性エレメントを、カ
バーシートをとり除いた後に像受容体上に付与する。つ
いでこのエレメントは、これがポジかあるいはネガ作動
系であるかに応じて、原板としてハーフトーン色分解ポ
ジまたはネガの第1色のものを用いて、透明支持体を通
して活性輻射線に対し露光し、粘着性と非粘着性との区
域を生成させる。この露光をした層の上に転写層をラミ
ネートしそして剥離する。オリジナルのカラー画像が得
られる。第2の感光性エレメントを、カバーシートをと
り除いてこの画像の上にラミネートし、そして原板とし
てハーフトーン色分解ポジまたはネガの第2色のものを
通して、同じ条件の下に引き続いて露光をする。この露
光をされた層の上に転写層をラミネートしそして剥離を
する。ついで、この方法を第3色の色分解板でくり返
し、必要なれば墨の分解板でくり返す。このようにし
て、オリジナルに相当する4色画像を得ることができ
る。 [0025]本発明は、ポジ作動の感光性システムで始
めるのが特に好都合であり、これから4色のオーバーレ
イおよびポジのカラープルーフを、原板としてネガの色
分解のものからも作ることができる。 [0026]もしネガの色分解のものが出発点であると
きは、まず前述の方法によりプルーフが作られる。分解
色を転写するため用いた転写層上に残留している像は、
接着性の中間的な層を使用して別のものの上にラミネー
トし、そしてプルーフ作成のために圧力および/または
熱を与える。支持体はついで剥離する。別の具体例で
は、転写性層上に残留する像はオーバーレイ プルーフ
として、別のものの上に移すこともできる。 [0027]ドイツ国特許第3625014号の転写層
と異なり、本発明の転写層は時間の浪費が小さく、コス
ト効果が大きくそして一定品質のものを作ることができ
る。その上、厚みの変動の小さいより均一な塗膜と着色
層とが得られる。その結果欠点のない転写と高い解像力
とが達成される。かくて調整可能な構造をもつ着色転写
層が本発明ポリマの使用で得られる。 [0028]以下の実施例は本発明を例示するものであ
る。 [0029] [実施例]以下の実施例においては次の略号が使用され
る:MMA メチル メタアクリレート、MAA メタ
アクリル酸、EA エチル アクリレート、2EHMA
2−エチルヘキシル メタアクリレート、アリルMA
アリル メタアクリレートおよびBuMA ブチル メ
タアクリレート。 [0030] [実施例1]コア/シエル ポリマA〜Eを以下のよう
にして調製した:ポリマAは、ラウリル硫酸ナトリウム
の30%水性溶液の9.4gと脱イオン水1045gと
の液(溶液A)を80°〜85℃としたものに、MMA
の324.5g、アリルMAの17.5g、MMAの7
gからなるモノマ混合物1の8分の1と、過硫酸アムモ
ニウムの5%水溶液(溶液B)の4.75gとをかくは
んしながら順次加えて作った。モノマ混合物1の残部は
反応混合物に対して90分間で添加した。ついで反応混
合物は80°〜85℃で2.5時間加熱し、そして40
°〜50℃に冷却した。ラウリル硫酸ナトリウムの30
%水溶液の10gと、過硫酸アムモニウムの5%水溶液
の3.3gおよび脱イオン水1021gとを含む液(溶
液C)を30分間で添加した。この反応混合物を再び8
0°〜95℃に加熱し、これにEAの181.3g、M
MAの160.4g、およびMAAの7gを含むモノマ
混合物2を60分間で添加した。85°〜90℃で2時
間の加熱後、反応混合物は周囲温度にまで冷却し、そし
てポリマを▲ろ▼別し、水洗し、乾燥した。ポリマB〜
Eは以下の各溶液を用いた点を除いて、ポリマAを調製
するのに用いた方法に従ってそれぞれ調製した: [0031]a)ポリマ B モノマ混合物1:MMA 649g、アリルMA 35
g、 MAA 14g モノマ混合物2:2EHMA 24.4g、EA10、
6g 溶液 A :水 2090g、ラウリル硫酸ナトリ
ウム30%水溶液18.8g 溶液 B :過硫酸アムモニウム5%水溶液9.5
g 溶液 C :ラウリル硫酸ナトリウム30%水溶液
1g、過硫酸アムモニウム5%水溶液0.35g、水1
15g [0032]b)ポリマ C モノマ混合物1:MMA 324.5g、アリルMA
17.5g、MAA7g モノマ混合物2:BuMA 146.5g、EA19
5.3g、MAA 7g 溶液 A :水 1045g、ラウリル硫酸ナトリ
ウム30%水溶液9.4g 溶液 B :過硫酸アムモニウム5%水溶液4.7
5g 溶液 C :ラウリル硫酸ナトリウム30%水溶液
10g、過硫酸アムモニウム5%水溶液3.3g、水1
021g [0033]C)ポリマ D モノマ混合物1:MMA 324.5g、アリルMA1
7.5g、 MAA 7g モノマ混合物2:2−EHMA 236g、EA10
5.6g、MAA7g 溶液 A :水1045g、ラウリル硫酸ナトリウ
ム30%水溶液9.4g 溶液 B :過硫酸アムモニウム5%水溶液4.7
5g 溶液 C :ラウリル硫酸ナトリウム30%水溶液
10g、過硫酸アムモニウム5%水溶液3.3g、水
1021g [0034]d)ポリマ E モノマ混合物1:MMA1460.25g、アリルMA
78.75g、MAA31.5g モノマ混合物2:2−EHMA 159.98g、EA
71.55g、MAA4.73g 溶液 A :水4702g、ラウリル硫酸ナトリウ
ム30%水溶液42.3g 溶液 B :過硫酸アムモニウム5%水溶液21.
4g 溶液 C :ラウリル硫酸ナトリウム30%水溶液
6.75g、過硫酸アムモニウム5%水溶液2.25
g、水776g
【0035】
【表1】 [0036] [実施例2]転写層を作るために、以下の組成の層用処
方を調整した:細かに粉砕したシアン ピグメント分散
物の4.9gを、コア/シエル ポリマAの24.5重
量%ラテックスの41.7gに対してかくはんしつつゆ
っくりと加えた。ピグメント分散物を作るには、以下の
各成分を市販の分散用ミル中で1時間5,000rpm
で磨砕した: 脱イオン水 80.2g ラウリル硫酸ナトリウム 3.9g エトキシ化オクチル フェノール 10.9g アクリル酸とアクリレート コモノマ 9.3g とのコポリマをアルカリで中和したもの、分散剤として、 銅フタロシアニンをベースにした 45.0g シアンピグメント(C、I、74160) 粘度増加剤、界面活性剤および塗布助剤を含む以下の組
成の溶液を、前記の層用処方に対しかくはんしつつ添加
した: 脱イオン水 39.8g 平均分子量2,000,000のポリエチレン12.1g オキサイド2.25g重量%溶液 アニオン性フッ素化界面活性剤 1.2g 第2のアニオン性フッ素化界面活性剤 6.3g この層用処方をついでポリエチレン テレフタレート
シート(25μm)上に塗布し、乾燥後厚みの変動がな
く欠点のない表面をもつ、厚み1μmの層が得られた. [0037]米国特許第4,356,253号の実施例
1に従って作った、トーニング可能なポジチブの光重合
性層を、カバーシートをとり除いた後像受容体上にラミ
ネートし、そして真空コピー枠中でシアンのハーフトー
ン色分解原板を通して、紫外用フィルタをかけたハロゲ
ン燈(3,000w)により95cmの距離で42秒間
露光をした. [0038]支持体をとり除き、トーニング材料を含む
転写層をこの露光済みの層の上にラミネートし、そして
直ちに剥離した.転写層は未露光の粘着性の区域にだけ
付着し、オリジナルのポジのシアン画像が60線/cm
スクリーンで2〜98%のドットの解像力とともに得ら
れた. [0039] [実施例3]転写層は以下の各成分を用いて調整した:
コア/シエル ポリマBの22.5重量%のラテックス
41.7gに、実施例2の方法に従って作ったピグメン
ト分散液の4.9gをかくはんしながら加えた。ついで
この層用処方に対し以下の溶液をかくはんしながら添加
した: 平均分子量2,000,000のポリエチレン12.1g オキサイド2.25重量%溶液 脱イオン水 40.6g アニオン性フッ素化界面活性剤 1.5g この層用処方をポリエチレン テレフタレート シート
(25μm)上に塗布し、乾燥後厚みの変動がなく欠点
のない表面をもつ、厚み1μmの層が得られた. [0040]実施例2に従って調整され、露光をされた
光重合性層の上に転写層をラミネートし、この転写層を
剥離することにより、着色画像を得た。着色した転写層
は未露光の粘着性の区域にだけ付着し、オリジナルのポ
ジチブ シアン画像が60線/cmスクリーンで2〜9
8%ドットの解像力とともに得られた. [0041] [実施例4]転写層は以下の各成分から調整した:実施
例2の方法に従って作ったピグメント分散液の4.9g
を、コア/シエル ポリマCの24.5重量%ラテック
スの41.7gに対しかくはんしながら加えた.この層
用処方に対し、以下の液をかくはんしながら添加した: 分子量2,000,000のポリチレン オ 12.1g キサイド2.25重量%溶液 脱イオン水 39.8g アニオン性フッ素化界面活性剤 1.5g この層用処方をポリエチレン テレフタレート シート
(25μm)上に塗布し、乾燥後厚み1μmの層が得ら
れた. [0042]実施例2に従って調整され、露光をされた
光重合性層の上に転写層をラミネートし、この転写層を
剥離することにより、着色画像を作成した。ハーフトー
ン画像は得られないで、転写層はベース上に残留してい
た.ベースに対する接着性と層内の凝集力とが余りにも
高かったためである. [0043] [実施例5]転写層は以下の各成分を用いて調整した:
実施例2の方法に従って作ったピグメント分散液の4.
9gを、コア/シエル ポリマDの24.5重量%ラテ
ックスの41.7gに対しかくはんしながら加えた。こ
の層用処方に対し、以下の液をかくはんしながら添加し
た: 分子量2,000,000のポリエチレン 12.1g オキサイド2.25重量%溶液 脱イオン水 39.8g アニオン性フッ素化界面活性剤 1.5g この層用処方をポリエチレン テレフタレート シート
(25μm)上に塗布し、乾燥後厚み1μmの層が得ら
れた. [0044]実施例2で述べた方法に従って調整し、露
光をした光重合性層の上に転写層をラミネートし、この
転写層を剥離することにより着色画像を作成した.ハー
フトーン画像は生成しないで、塗布された組成物はベー
ス上に残留した。 [0045] [実施例6]転写層は以下の各成分を用いて調整した:
細かに粉砕したシアン ピグメント分散物の7.228
gを、コア/シエルポリマEの24.5重量%ラテック
スの8.894gに対しかくはんしながら加えた.この
層用処方に対し、以下の液をかくはんしながら添加し
た: 水 9.447g 平均分子量100,000のポリエチレン 1.907g オキサイドの2.25重量%溶液 平均分子量2,000,000のポリエチレン 1.920g オキサイドの2.25重量%溶液 フッ素化界面活性剤 0.414g 第2のフッ素化界面活性剤 0.103g この層用処方は、ドイツ国特許公開第3706528号
による発泡ポリプロピレン シートの厚み60μmのも
のの上に、転写グラビア印刷機により20m/分の速さ
で70線/cmのスクリンによって塗布した.この層を
乾燥し約0.4μmの厚みの層が得られ、この層は欠点
のない表面をもち厚みの変動も無かった. [0046]この発泡シートはA−B−Aの構造を有し
ており、ここでBは約58μmの厚みの発泡ポリプロピ
レンからなるコアであり、そしてAはそれぞれ約1μm
の厚みのポリプロピレン コポリマからなり、全体のシ
ートに平滑な面を与えるようになっている。Aの1方の
面はコロナ処理により約36ダイン/cmの極性とされ
ている。層用の処方はこの面上に付与される。 [0047]実施例2で述べた方法に従って調整し、露
光をした光重合性層の上に転写層をラミネートし、この
転写層を剥離することにより着色画像を作成した。着色
した転写層は未露光の粘着性の区域にだけ付着し、オリ
ジナルのポジチブ シアン画像が60線/cmスクリン
で2〜98%ドットの解像力とともに得られた. [0048] [実施例7]転写層は以下の各成分を用いて調製した:
実施例2で述べた方法に従って作ったピグメント分散物
の4.9gを、コア/シエル ポリマEの24.5重量
%ラテックスの41.7gに対しかくはんしながら加え
た.この層用処方に対し以下の各成分の溶液を添加し
た: 分子量2,000,000のポリエチレン 12.1g オキサイドの2.25重量%溶液 アニオン性フッ素化界面活性剤 1.5g 脱イオン水 39.8g 充分均一となった後、この層用処方はポリエチレン テ
レフタレート シート(25μm)上に塗布し、乾燥後
に欠点のない表面をもちかつ厚みの変動のない1μmの
厚みの層が得られた。 [0049]実施例2で述べた方法に従って調製し、露
光をした光重合性層の上に転写層をラミネートし、この
転写層を剥離することにより着色画像を作成した.着色
した転写層は未露光の粘着性の区域にだけ付着し、オリ
ジナルのポジチブ シアン画像が60線/cmスクリン
で2〜98%ドットの解像力とともに得られた。 [0050] [実施例8]4色のカラー像が以下のようにして調製さ
れた:シアン、マゼンタ、イエロおよび黒の4色の転写
層を調製する.コア/シエル ポリマEの24.5重量
%ラテックスの500.4gに対して、以下の各成分を
かくはんしながら添加した: 分子量2,000,000のポリエチレン 145.2g オキサイドの2.25重量%溶液 脱イオン水 441.6g アニオン性フッ素化界面活性剤#1 14.4g アニオン性フッ素化界面活性剤#2 3.6g この層用の処方は4つのサンプルに分割し(a〜d)、
各サンプルに対して第2表中に示した添加物を加えた.
【0051】
【表2】 [0052]銅フタロシアニンをもとにしたシアン ピ
グメント(C、I、74160)とマゼンタ ピグメン
ト(C、I、ピグメント レッド123)との混合物
を、シアンの転写層を作るためのピグメントとして用い
た.2種類のマゼンタ ピグメント(C、I、ピグメン
ト レッド122とピグメント レッド123)の混合
物をマゼンタ転写層のために用いた。C、I、ピグメン
ト イエロ17をイエロの転写層に用いた。黒用の転写
層はC、I、ピグメント ブラック7を含んでいる. [0053]充分に均一となった後、この層用の処方
(a〜d)をポリエチレン テレフタレート シート
(25μm)上に塗布し、乾燥後欠点のない表面をもち
かつ厚み変動のない1μmの厚みの着色層が得られた。
各層の色濃度はそれぞれ: シアン: 1.39 マゼンタ: 1.40 イエロ: 1.30 黒: 1.80 であった。
【0054】4色のカラープルーフは、米国特許第4,
356,253号の実施例1中に述べられている方法に
より、ポジチブのトーニング可能な光重合性層をまず作
ることにより調製される。カバーシートをとり除き、光
重合性層を像受容体上にラミネートし、そして真空コピ
ー枠中でシアンの色分解ポジ原板を通して、紫外用フィ
ルタをかけたハロゲン燈(3000W)により、95cm
の距離で42秒間露光をした。支持体をとり除き、ピグ
メントを含んだ転写層(a)をこの画像状露光をした層上
にラミネートし、そして直ちに剥離した。転写層は未露
光の粘着性の区域にだけ付着し、オリジナルのポジチブ
シアン画像が得られた。ポジチブのトーニング可能な第
2の光重合性記録材料をこのシアン画像上にラミネート
し、そして対応するマゼンタのハーフトーン色分解原板
を通して露光をする。支持体をとり除き、ピグメントを
含む転写層(b)をこの画像状の露光をされた層上にラミ
ネートし、そして直ちに剥離する。転写層は未露光の粘
着性の区域にだけ付着し、ポジチブのマゼンタ像が得ら
れる。この処理工程をイエロと黒との各色について繰り
返し、そして通常のように保護層を塗布した。顕著な輝
きと鮮鋭さとをもつ4色カラープルーフが得られ、オリ
ジナルの生きているような再現をし、60線/cmスク
リンで2〜98%ドットの解像性をもっていた。
【0055】本発明の要旨およびその実施態様を以下に
要約して示す。 1. トーニング可能な、感光性層上に画像を作成する
ための方法であって、 (a) 粘着性と非粘着性との区域が作られるように、感
光性層を画像状に露光し; (b) 前記露光済みの層を支持体上の非感光性の転写層
と接触させ、この転写層は、(i)少なくとも1つのコア
/シェルポリマを含むバインダで、このコアは50℃以
上のガラス転位点をもつポリマの5〜95重量%からな
りそしてシェルは40℃以下のガラス転位点をもつポリ
マの5〜95重量%からなり、そして(ii)少なくとも1
つのトナーを有するものであり;そして (c) この転写層から前記露光済みの層を分離する; ことからなる画像の作成方法。 2. コア/シェルポリマが20℃以下のガラス転位点
をもつシェルポリマの5〜50重量%からなる前項1記
載の方法。 3. コア/シェルポリマが0℃以下のガラス転位点を
もつシェルポリマの5〜15重量%からなる前項1記載
の方法。 4. コア/シェルポリマが20℃〜40℃間のガラス
転位点をもつポリマからなるシェルの50〜95重量%
よりなる前項1記載の方法。 5. コア/シェルポリマのコアがポリマの40〜95
重量%からなる前項1記載の方法。 6. コア/シェルポリマのコアが90℃以上のガラス
転位点をもつ前項1記載の方法。 7. トーニング可能な、感光性の光重合性層は、少な
くとも1つの光重合性モノマ、光開始剤または開始剤系
およびバインダまたはバインダ混合物を含むものが用い
られる前項1記載の方法。 8. 多色画像を作成するための方法であって、 (A) 画像状の露光により粘着性と非粘着性との区域を
作ることができる感光性層を像受容体上に付与し; (B) この感光性層を画像状に露光し; (C) 前記露光済みの層を支持体上の転写層に接触さ
せ、この転写層は非感光性のものであり、そしてトナー
と少なくとも1つのコア/シェルポリマとを含有し、こ
のコア/シェルポリマは、(a)コアは50℃以上のガラ
ス転位点をもつポリマの5〜95重量%からなり、そし
て(b)シェルは40℃以下のガラス転位点をもつポリマ
の5〜95重量%からなるものであり; (D) 未接着の転写層の区域をもつ支持体を除去し; (E) 存在している画像上に新しい感光性層を付与し;
そして (F) 少なくとも2回(B)〜(E)の各工程を繰り返す; ことからなる方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マイクル・フライド アメリカ合衆国ニユージヤージー州 (08057)ムーアズタウン.イーストメ イプルアベニユー50 (56)参考文献 特開 昭63−41847(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トーニング可能な、感光性層上に画像を
    作成するための方法であって、 (a) 粘着性と非粘着性との区域が作られるように、感
    光性層を画像状に露光し; (b) 前記露光済みの層を支持体上の非感光性の転写層
    と接触させ、この転写層は、(i)少なくとも1つのコア
    /シェルポリマを含むバインダで、このコアは50℃以
    上のガラス転位点をもつポリマの5〜95重量%からな
    りそしてシェルは40℃以下のガラス転位点をもつポリ
    マの5〜95重量%からなり、そして(ii)少なくとも1
    つのトナーを有するものであり;そして (c) この転写層から前記露光済みの層を分離する; ことからなる画像の作成方法。
  2. 【請求項2】 多色画像を作成するための方法であっ
    て、 (A) 画像状の露光により粘着性と非粘着性との区域を
    作ることができる感光性層を像受容体上に付与し; (B) この感光性層を画像状に露光し; (C) 前記露光済みの層を支持体上の転写層に接触さ
    せ、この転写層は非感光性のものであり、そしてトナー
    と少なくとも1つのコア/シェルポリマとを含有し、こ
    のコア/シェルポリマは、(a)コアは50℃以上のガラ
    ス転位点をもつポリマの5〜95重量%からなり、そし
    て(b)シェルは40℃以下のガラス転位点をもつポリマ
    の5〜95重量%からなるものであり; (D) 未接着の転写層の区域をもつ支持体を除去し; (E) 存在している画像上に新しい感光性層を付与し;
    そして (F) 少なくとも2回(B)〜(E)の各工程を繰り返す; ことからなる方法。
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