JP2641657B2 - 抗酸化性を有する飲食品類 - Google Patents
抗酸化性を有する飲食品類Info
- Publication number
- JP2641657B2 JP2641657B2 JP3211384A JP21138491A JP2641657B2 JP 2641657 B2 JP2641657 B2 JP 2641657B2 JP 3211384 A JP3211384 A JP 3211384A JP 21138491 A JP21138491 A JP 21138491A JP 2641657 B2 JP2641657 B2 JP 2641657B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- green
- water
- water content
- ethanol
- methanol
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Dairy Products (AREA)
- Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
- Edible Oils And Fats (AREA)
- Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)
- Non-Alcoholic Beverages (AREA)
- Anti-Oxidant Or Stabilizer Compositions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は緑色植物の緑葉の搾汁液中に存在
する抗酸化活性物質を主体とする成分を配合した飲食品
類に関する。
する抗酸化活性物質を主体とする成分を配合した飲食品
類に関する。
【0002】従来より、パン、麺類、ハム、ソーセー
ジ、コンビーフ、食用植物油脂、マーガリン、植物性タ
ンパク、果実酒、果実(例えばみかん)の缶詰、果汁、
飲料、冷凍食品類など(本明細書ではこれら食品類、飲
料、嗜好品等を「飲食品類」と総称する)には、保存、
鮮度保持等の目的で抗酸化剤が配合されているが、抗酸
化剤としての効果と安全性に優れたものは現在まで見出
されていない。
ジ、コンビーフ、食用植物油脂、マーガリン、植物性タ
ンパク、果実酒、果実(例えばみかん)の缶詰、果汁、
飲料、冷凍食品類など(本明細書ではこれら食品類、飲
料、嗜好品等を「飲食品類」と総称する)には、保存、
鮮度保持等の目的で抗酸化剤が配合されているが、抗酸
化剤としての効果と安全性に優れたものは現在まで見出
されていない。
【0003】従来の抗酸化剤としてはトコフェロール
類、BHA、BHT、ビタミンC(麹酸)等があるが、
トコフェロール類は油性のものに限定され、BHA、B
HTは安全性に関して必ずしも満足できず、ビタミンC
も用途が限定される。
類、BHA、BHT、ビタミンC(麹酸)等があるが、
トコフェロール類は油性のものに限定され、BHA、B
HTは安全性に関して必ずしも満足できず、ビタミンC
も用途が限定される。
【0004】本発明者らは、抗腫瘍作用、抗高脂血症作
用、血糖低下作用、抗ウイルス作用等の数多くの生理作
用を有する成分を含むことが明らかにされている麦類植
物、その他の緑色植物(海藻を含む。以下同じ)の緑葉
に着目し、抗酸化性という立場からその成分の検討を行
った。
用、血糖低下作用、抗ウイルス作用等の数多くの生理作
用を有する成分を含むことが明らかにされている麦類植
物、その他の緑色植物(海藻を含む。以下同じ)の緑葉
に着目し、抗酸化性という立場からその成分の検討を行
った。
【0005】その結果、イネ科植物、例えば麦類植物、
その他の緑色植物の緑葉成分中に、α−トコフェロール
と同等ないしそれ以上に強力な酸化防止活性を有する成
分が含まれており、それが飲食品類の鮮度保持、保存等
において極めて有効であり、しかも安全であることを見
い出し、本発明を完成するに至った。
その他の緑色植物の緑葉成分中に、α−トコフェロール
と同等ないしそれ以上に強力な酸化防止活性を有する成
分が含まれており、それが飲食品類の鮮度保持、保存等
において極めて有効であり、しかも安全であることを見
い出し、本発明を完成するに至った。
【0006】かくして、本発明は、緑色植物の緑葉から
抽出された抗酸化活性物質を配合したことを特徴とする
飲食品類を提供するものである。
抽出された抗酸化活性物質を配合したことを特徴とする
飲食品類を提供するものである。
【0007】以下、本発明の飲食品類に配合される緑色
植物の緑葉から抽出された抗酸化活性物質について、さ
らに詳細に説明する。なお、本明細書における含水アル
コールの含水率%はv/v%によるものである。
植物の緑葉から抽出された抗酸化活性物質について、さ
らに詳細に説明する。なお、本明細書における含水アル
コールの含水率%はv/v%によるものである。
【0008】原料となる緑色植物としては、麦類植物が
好適であるが、それ以外に、クローバー、アルファルフ
ァ、ケール、ホウレン草、レタス、パセリ、セロリ、キ
ャベツ、白菜、水菜、ピーマン、ニンジン緑葉、大根緑
葉、ササ、アシタバなどの牧草類、野菜類、山野草類植
物;さらに、スピルリナ、クロレラ、ワカメ、青ノリ等
の淡水産もしくは海水産緑色藻類、等もまた使用するこ
とができる。
好適であるが、それ以外に、クローバー、アルファルフ
ァ、ケール、ホウレン草、レタス、パセリ、セロリ、キ
ャベツ、白菜、水菜、ピーマン、ニンジン緑葉、大根緑
葉、ササ、アシタバなどの牧草類、野菜類、山野草類植
物;さらに、スピルリナ、クロレラ、ワカメ、青ノリ等
の淡水産もしくは海水産緑色藻類、等もまた使用するこ
とができる。
【0009】本発明において好適に使用される麦類植物
としては、大麦が最も適しているが、その他に、小麦、
裸麦、エン麦、ハト麦、トウモロコキシ、キビ、イタリ
アンダイグラスなどもまた使用することができる。
としては、大麦が最も適しているが、その他に、小麦、
裸麦、エン麦、ハト麦、トウモロコキシ、キビ、イタリ
アンダイグラスなどもまた使用することができる。
【0010】本発明では、これら緑色植物、殊に麦類植
物の中でも成熟期前に収穫した若い植物の新鮮な茎及び
/又は葉の部分(本明細書ではこれらを総称して「緑
葉」という)が特に適している。
物の中でも成熟期前に収穫した若い植物の新鮮な茎及び
/又は葉の部分(本明細書ではこれらを総称して「緑
葉」という)が特に適している。
【0011】緑色植物、例えば麦類植物の緑葉はまず、
ミキサー、ジューサー、等の機械的破砕手段によって搾
汁し、必要に応じて、篩別、濾過等の手段によって粗固
形分を除去することにより搾汁液(以下、これを「青
汁」という)を調製する。
ミキサー、ジューサー、等の機械的破砕手段によって搾
汁し、必要に応じて、篩別、濾過等の手段によって粗固
形分を除去することにより搾汁液(以下、これを「青
汁」という)を調製する。
【0012】次いで、この青汁をそのままで、或いはそ
れを凍結乾燥、噴霧乾燥等の適当な乾燥手段で乾燥する
ことにより得られる青汁粉末を充分量の水又はn−ヘキ
サンで抽出処理する。この抽出処理は通常室温で行なう
ことができ、場合によっては2回又はそれ以上繰り返し
行なってもよく、それによって、水可溶性成分又はn−
ヘキサンに実質的に不溶性の成分を分離回収する。回収
された抽出成分はこの段階で前記と同様にして乾燥し固
形化することができる。
れを凍結乾燥、噴霧乾燥等の適当な乾燥手段で乾燥する
ことにより得られる青汁粉末を充分量の水又はn−ヘキ
サンで抽出処理する。この抽出処理は通常室温で行なう
ことができ、場合によっては2回又はそれ以上繰り返し
行なってもよく、それによって、水可溶性成分又はn−
ヘキサンに実質的に不溶性の成分を分離回収する。回収
された抽出成分はこの段階で前記と同様にして乾燥し固
形化することができる。
【0013】かくして得られる水可溶性成分又はn−ヘ
キサン不溶性成分を次いで含水率が0〜80%、好まし
くは10〜70%、さらに好ましくは15〜50%の含
水エタノール、例えば含水率20%の含水エタノールで
抽出処理を行ない、該含水エタノールに可溶性の成分を
分離回収する。
キサン不溶性成分を次いで含水率が0〜80%、好まし
くは10〜70%、さらに好ましくは15〜50%の含
水エタノール、例えば含水率20%の含水エタノールで
抽出処理を行ない、該含水エタノールに可溶性の成分を
分離回収する。
【0014】この含水エタノールによる抽出処理は、前
記の如くして調製される青汁もしくはそれから水不溶性
成分を完全に除去した緑葉の水溶性成分又はそれらを凍
結乾燥、噴霧乾燥等の適当な乾燥手段で乾燥して得られ
る粉末に対して直接行なうこともできる。
記の如くして調製される青汁もしくはそれから水不溶性
成分を完全に除去した緑葉の水溶性成分又はそれらを凍
結乾燥、噴霧乾燥等の適当な乾燥手段で乾燥して得られ
る粉末に対して直接行なうこともできる。
【0015】このようにして回収された含水エタノール
可溶性成分は、そのままで或いは濃縮又は溶媒を留去す
ることにより、本発明の抗酸化活性物質として使用する
ことができる。
可溶性成分は、そのままで或いは濃縮又は溶媒を留去す
ることにより、本発明の抗酸化活性物質として使用する
ことができる。
【0016】さらに、本発明によれば所望に応じて、上
記含水エタノール可溶成分を適当な吸着剤、例えばSt
yrene−DVB樹脂吸着剤(例えば、ローム・アン
ド・ハース社製、アンバーライトR吸着剤XAD−2)
等で処理し且つ含水率0〜80%、好ましくは20〜7
0%、さらに好ましくは30〜60%の含水メタノール
で溶離処理を行なうことによって、該含水メタノールに
可溶性の成分を回収することができる。これによってさ
らに酸化防止活性に優れた画分を取得することができ
る。
記含水エタノール可溶成分を適当な吸着剤、例えばSt
yrene−DVB樹脂吸着剤(例えば、ローム・アン
ド・ハース社製、アンバーライトR吸着剤XAD−2)
等で処理し且つ含水率0〜80%、好ましくは20〜7
0%、さらに好ましくは30〜60%の含水メタノール
で溶離処理を行なうことによって、該含水メタノールに
可溶性の成分を回収することができる。これによってさ
らに酸化防止活性に優れた画分を取得することができ
る。
【0017】このようにして回収される含水メタノール
可溶性成分はそのまま或いは濃縮又は溶媒を除去するこ
とにより、本発明の抗酸化活性物質として利用すること
ができる。
可溶性成分はそのまま或いは濃縮又は溶媒を除去するこ
とにより、本発明の抗酸化活性物質として利用すること
ができる。
【0018】さらにまた、このようにして大麦から回収
される含水メタノール可溶性成分は、例えば、含水率が
30〜70%、好ましくは40〜60%の含水メタノー
ルを用いて再結晶精製することにより、抗酸化活性物質
の本体を微黄色結晶として取得することができる。この
ようにして単離された抗酸化活性物質の本体は、NM
R、質量分析等の分析の結果、下記式
される含水メタノール可溶性成分は、例えば、含水率が
30〜70%、好ましくは40〜60%の含水メタノー
ルを用いて再結晶精製することにより、抗酸化活性物質
の本体を微黄色結晶として取得することができる。この
ようにして単離された抗酸化活性物質の本体は、NM
R、質量分析等の分析の結果、下記式
【0019】
【化2】 で示される構造を有する2′−O−グリコシル−イソビ
テキシンであることが同定された(後記参考例1参
照)。このようにして単離された抗酸化活性物質を飲食
品類に配合することもできる。
テキシンであることが同定された(後記参考例1参
照)。このようにして単離された抗酸化活性物質を飲食
品類に配合することもできる。
【0020】上記構造式又はこれに類する構造を有する
抗酸化活性物質が、麦類植物をはじめとする緑色植物の
緑葉中に含まれており、それが本発明の抗酸化活性物質
の有効成分をなしているものと推定される。
抗酸化活性物質が、麦類植物をはじめとする緑色植物の
緑葉中に含まれており、それが本発明の抗酸化活性物質
の有効成分をなしているものと推定される。
【0021】以上に述べた如くして調製される抗酸化活
性物質は、淡黄色ないし無色であり、水溶性かつアルコ
ール可溶性であって、しかも生体への吸収性にも優れて
おり各種の飲食品類に対し、それらの組成成分や外観等
に対し実質的に影響を与えることなく容易に配合するこ
とができる。例えば、飲料等においてしばしば使用され
る果糖、ブドウ糖、水飴等の甘味料;クエン酸、リンゴ
酸、酒石酸、コハク酸等の有機酸;各種ビタミン類、着
色料、香料、各種可食性増粘剤等と自由に混合すること
ができ、それらの水溶性、透明度に影響を与えず、濾過
滅菌が可能であり、しかも製品の品質に変化を与えない
等の利点がある。
性物質は、淡黄色ないし無色であり、水溶性かつアルコ
ール可溶性であって、しかも生体への吸収性にも優れて
おり各種の飲食品類に対し、それらの組成成分や外観等
に対し実質的に影響を与えることなく容易に配合するこ
とができる。例えば、飲料等においてしばしば使用され
る果糖、ブドウ糖、水飴等の甘味料;クエン酸、リンゴ
酸、酒石酸、コハク酸等の有機酸;各種ビタミン類、着
色料、香料、各種可食性増粘剤等と自由に混合すること
ができ、それらの水溶性、透明度に影響を与えず、濾過
滅菌が可能であり、しかも製品の品質に変化を与えない
等の利点がある。
【0022】上記抗酸化活性物質の配合量は、飲食品類
の種類、用途等に応じて広い範囲で変えることができる
が、一般には、飲食品類に対して含水率20%のエタノ
ール抽出物は0.1〜10重量%、好ましくは0.5〜
7重量%、含水率40%のメタノール画分は、0.00
1〜5重量%、好ましくは0.01〜2重量%、そして
2′−O−グルコシルイソビテキシンは0.001〜1
重量%、好ましくは0.005〜0.5重量%の範囲内
で配合するのが適当である。
の種類、用途等に応じて広い範囲で変えることができる
が、一般には、飲食品類に対して含水率20%のエタノ
ール抽出物は0.1〜10重量%、好ましくは0.5〜
7重量%、含水率40%のメタノール画分は、0.00
1〜5重量%、好ましくは0.01〜2重量%、そして
2′−O−グルコシルイソビテキシンは0.001〜1
重量%、好ましくは0.005〜0.5重量%の範囲内
で配合するのが適当である。
【0023】以下、参考例及び実施例により本発明をさ
らに具体的に説明する。
らに具体的に説明する。
【0024】参考例 1(活性成分の分画と調製法) 成就期前の大麦の青汁の凍結感想粉末20gにn−ヘキ
サン500mlを加え常温で約5分間よく撹拌した後、
不溶成分を遠心分離(8000rpm、10min)に
より分離し、さらに分離した不溶成分にn−ヘキサン5
00mlを加え、同様の操作を繰り返しn−ヘキサン不
溶成分を得た。
サン500mlを加え常温で約5分間よく撹拌した後、
不溶成分を遠心分離(8000rpm、10min)に
より分離し、さらに分離した不溶成分にn−ヘキサン5
00mlを加え、同様の操作を繰り返しn−ヘキサン不
溶成分を得た。
【0025】この不溶成分に、含水率20v/v%のエ
チルアルコール500mlを加え常温で約5分間よく撹
拌した後、不溶分を濾別する。濾別した不溶分を再度含
水率20v/v%のエチルアルコール500mlで同様
に処理し、得られる濾液を合わせて、減圧下に溶媒を留
去擦する。これによってエチルアルコール抽出物13.
0gを得た。
チルアルコール500mlを加え常温で約5分間よく撹
拌した後、不溶分を濾別する。濾別した不溶分を再度含
水率20v/v%のエチルアルコール500mlで同様
に処理し、得られる濾液を合わせて、減圧下に溶媒を留
去擦する。これによってエチルアルコール抽出物13.
0gを得た。
【0026】このエチルアルコール可溶分をアンバーラ
イトXAD−2カラムに吸着させた後、蒸留水、含水率
がそれぞれ80、60、40、20及び0v/v%の含
水メタノール、ならびにアセトンで順次離溶させ、溶出
液を得た。
イトXAD−2カラムに吸着させた後、蒸留水、含水率
がそれぞれ80、60、40、20及び0v/v%の含
水メタノール、ならびにアセトンで順次離溶させ、溶出
液を得た。
【0027】各溶出液は減圧蒸留にて溶媒を留去し、そ
の結果、水抽出物4.77g、20%メタノール抽出物
180mg、40%メタノール抽出物131mg、60
%メタノール抽出物199mg、80%メタノール抽出
物32mg、100%メタノール抽出物165mg、ア
セトン抽出物0.87mgを得た(ここで、メタノール
の%は含水メタノール中のメタノール濃度v/v%であ
る)。
の結果、水抽出物4.77g、20%メタノール抽出物
180mg、40%メタノール抽出物131mg、60
%メタノール抽出物199mg、80%メタノール抽出
物32mg、100%メタノール抽出物165mg、ア
セトン抽出物0.87mgを得た(ここで、メタノール
の%は含水メタノール中のメタノール濃度v/v%であ
る)。
【0028】上記の如くして得られた60%メタノール
抽出物を、さらに60%メタノールを用いて再結晶し、
180mgの微黄色の結晶を得た。この結晶の構造決定
を質量分析及びNMRにより行った。
抽出物を、さらに60%メタノールを用いて再結晶し、
180mgの微黄色の結晶を得た。この結晶の構造決定
を質量分析及びNMRにより行った。
【0029】質量分析はFAB−MS:VG ZAB−
2F、(Xenon Gun)(Jon Tech)型
質量分析装置を用いて行い、第1図に示す結果が得られ
た。この質量スペクトルからm/z=595に[M+H
+]のピークがみられ、分子量は594であることが決
定され、元素分析の結果と併せて考慮するとき、本物質
の分子式はC27H30O15であると判断される。
2F、(Xenon Gun)(Jon Tech)型
質量分析装置を用いて行い、第1図に示す結果が得られ
た。この質量スペクトルからm/z=595に[M+H
+]のピークがみられ、分子量は594であることが決
定され、元素分析の結果と併せて考慮するとき、本物質
の分子式はC27H30O15であると判断される。
【0030】本物質の紫外線吸収スペクトルをH2O及
びメタノール中で測定したところ、それぞれ第2図及び
第3図に示すようになりフラボノイドグルコシドの吸収
を示した。
びメタノール中で測定したところ、それぞれ第2図及び
第3図に示すようになりフラボノイドグルコシドの吸収
を示した。
【0031】赤外線吸収スペクトルをJASCO FT
/IR−7000SによりKBr法を適用して測定した
結果を第4図に示す。3422cm-1にOH基の存在を
示している。
/IR−7000SによりKBr法を適用して測定した
結果を第4図に示す。3422cm-1にOH基の存在を
示している。
【0032】本物質は常法により塩酸−メタノールで加
水分解するときグルコースを1分子遊離して、イソビテ
キシンを生成した。
水分解するときグルコースを1分子遊離して、イソビテ
キシンを生成した。
【0033】さらに、本物質の13C NMRスペクトル
(500MHz)を、精製抗酸化活性物質25mgを用
いてGE OMEGA300型核磁気共鳴スペクトル吸
収測定装置によりテトラメチルシラン[TMS,(CH
3)4Si]を内部標準として用いて測定し、第5図に示
す結果を得た。第5図においては、化学シフトをδで表
示した。精製抗酸化活性物質はMeOH−d4中で27
炭素原子に対するシグナルを与え、イソビテキシンの13
C−NMRの標準値[Ramarathnam,N.,
Osawa,T.,Namiki,M.and Kaw
akishi,S.:J.Agric.Food Ch
em.,37,316−319(1989)]を基礎と
して次の構造式であることを推定した。
(500MHz)を、精製抗酸化活性物質25mgを用
いてGE OMEGA300型核磁気共鳴スペクトル吸
収測定装置によりテトラメチルシラン[TMS,(CH
3)4Si]を内部標準として用いて測定し、第5図に示
す結果を得た。第5図においては、化学シフトをδで表
示した。精製抗酸化活性物質はMeOH−d4中で27
炭素原子に対するシグナルを与え、イソビテキシンの13
C−NMRの標準値[Ramarathnam,N.,
Osawa,T.,Namiki,M.and Kaw
akishi,S.:J.Agric.Food Ch
em.,37,316−319(1989)]を基礎と
して次の構造式であることを推定した。
【0034】
【化3】 本物質は、この構造式より、2′−O−グルコシル−イ
ソビテキシンと命名する。
ソビテキシンと命名する。
【0035】参考例2(脂質過酸化生成物、MA1)のガ
スクロマトグラフィ分析) ミクロソーム及びアラキドン酸7.5mgにα−トコフ
ェロール0.22mgまたは2′−O−グルコシル−イ
ソビテキシン0.22mgを加え、これにトリス塩酸緩
衝液(0.05M TrizmaHCl、pH7.4;
0.15M KCl;0.2%SDS)5mlを加え、
軽く振り混ぜて懸濁し、さらにフェントン試液(FeC
l2/H2O2)200μlを加え、37℃にて16時間
反応させた。4%BHT2)50μlを加えて、反応を停
止させた後、N−メチルヒドラジン40μlを加えて室
温にて1時間、N−メチルヒドラジン誘導体を生成さ
せ、これに飽和食塩水15mlを加え、ジクロロメタン
5mlで3時間抽出した。
スクロマトグラフィ分析) ミクロソーム及びアラキドン酸7.5mgにα−トコフ
ェロール0.22mgまたは2′−O−グルコシル−イ
ソビテキシン0.22mgを加え、これにトリス塩酸緩
衝液(0.05M TrizmaHCl、pH7.4;
0.15M KCl;0.2%SDS)5mlを加え、
軽く振り混ぜて懸濁し、さらにフェントン試液(FeC
l2/H2O2)200μlを加え、37℃にて16時間
反応させた。4%BHT2)50μlを加えて、反応を停
止させた後、N−メチルヒドラジン40μlを加えて室
温にて1時間、N−メチルヒドラジン誘導体を生成さ
せ、これに飽和食塩水15mlを加え、ジクロロメタン
5mlで3時間抽出した。
【0036】ジクロロメタン層を分取し、一定量のガス
クロマトグラフィ内部標準駅(I.S.)を加え、さら
にジクロロメタンにて正確に10mlとしてガスクロマ
トグラフィ分析用試料とし、以下の条件下にクロマトグ
ラフィーにかけた。
クロマトグラフィ内部標準駅(I.S.)を加え、さら
にジクロロメタンにて正確に10mlとしてガスクロマ
トグラフィ分析用試料とし、以下の条件下にクロマトグ
ラフィーにかけた。
【0037】キャピラリーカラム:DB−WAX 25m×0.25mm カラム温度:35℃(保持1.0分)〜190℃(保持
20分) 昇温40℃/分 注入口温度:250℃ 検出器温度:300℃ 検出器:NPD(nitrogenphosphoru
s detector) キャリア−ガス:ヘリウム 上記の構造式で示した2′−O−グルコシル−イソビテ
キシンは、第6図、第7図および第8図に示すようにM
A生成のみならず、4HN(4−ヒドロキシノネナー
ル)の生成に対しても著しい抑制効果を示すことが明ら
かとなった。さらに60%メタノール抽出画分も同様の
活性を示した。
20分) 昇温40℃/分 注入口温度:250℃ 検出器温度:300℃ 検出器:NPD(nitrogenphosphoru
s detector) キャリア−ガス:ヘリウム 上記の構造式で示した2′−O−グルコシル−イソビテ
キシンは、第6図、第7図および第8図に示すようにM
A生成のみならず、4HN(4−ヒドロキシノネナー
ル)の生成に対しても著しい抑制効果を示すことが明ら
かとなった。さらに60%メタノール抽出画分も同様の
活性を示した。
【0038】註)1)MA=マロンジアルデヒド 2)BHT=ジブチルヒドロキシトルエン
【0039】
実施例 1 大麦若葉の緑葉を洗浄した後、搾汁して得られた青汁を
噴霧乾燥して粉末化した青汁粉末1kgをヘキサン20
Lにて2回抽出を繰り返し、ヘキサン不溶部分に水10
Lを加えて水可溶性成分を噴霧乾燥後、380gの噴霧
乾燥物を得た。次いで、本乾燥粉末に含水率20%の含
水エタノール10Lを加えて、含水率20%の含水エタ
ノール可溶性成分300gを得、エタノールを留去し
た。
噴霧乾燥して粉末化した青汁粉末1kgをヘキサン20
Lにて2回抽出を繰り返し、ヘキサン不溶部分に水10
Lを加えて水可溶性成分を噴霧乾燥後、380gの噴霧
乾燥物を得た。次いで、本乾燥粉末に含水率20%の含
水エタノール10Lを加えて、含水率20%の含水エタ
ノール可溶性成分300gを得、エタノールを留去し
た。
【0040】得られた含水率20%の含水エタノール可
溶性の抽出物を次の処法で配合して、飲料を調製した。
調製後、ジュースは85℃、30分間の加熱殺菌を行っ
た。 グラニュー糖 20g 果糖 35g クエン酸 3g コハク酸 0.1g 含水率20%エタノール抽出物 10g 香料 適量 全容 1l 本製品は、特有の好ましい香味を有する口臭の抑制に効
果的な飲料であった。 実施例 2 実施例1で得られた含水率20%のエタノール抽出物を
アンバーライトXAD‐2に吸着させ、含水率40%メ
タノールで分画された画分を乾燥物として、次の組成の
ジュースに配合した。調製後、ジュースは85℃、30
分間の加熱殺菌を行った。
溶性の抽出物を次の処法で配合して、飲料を調製した。
調製後、ジュースは85℃、30分間の加熱殺菌を行っ
た。 グラニュー糖 20g 果糖 35g クエン酸 3g コハク酸 0.1g 含水率20%エタノール抽出物 10g 香料 適量 全容 1l 本製品は、特有の好ましい香味を有する口臭の抑制に効
果的な飲料であった。 実施例 2 実施例1で得られた含水率20%のエタノール抽出物を
アンバーライトXAD‐2に吸着させ、含水率40%メ
タノールで分画された画分を乾燥物として、次の組成の
ジュースに配合した。調製後、ジュースは85℃、30
分間の加熱殺菌を行った。
【0041】 グラニュー糖 20g 果糖 35g クエン酸 3g 酒石酸 0.1g β‐カロチン 10mg (三栄化学工業株式会社カロチンベースNo3125
8) 含水率40%メタノール画分 0.5g 香料 適量 全容 1l 本製品を自然光のもとで15日間放置後、β‐カロチン
は83%残存していた。これに対し含水率40%メタノ
ールを添加しないものは、β‐カロチンは完全に消失し
た。なお、β‐カロチンの定量は日本薬学会編;衛生試
験法・注解、347〜349頁(1990年金原出版株
式会社)に記載の方法に準拠して行った。
8) 含水率40%メタノール画分 0.5g 香料 適量 全容 1l 本製品を自然光のもとで15日間放置後、β‐カロチン
は83%残存していた。これに対し含水率40%メタノ
ールを添加しないものは、β‐カロチンは完全に消失し
た。なお、β‐カロチンの定量は日本薬学会編;衛生試
験法・注解、347〜349頁(1990年金原出版株
式会社)に記載の方法に準拠して行った。
【0042】実施例 3 実施例2において含水率40%メタノール画分の代りに
2′−O−グルコシルイソビテキシン0.01%を添加
してジュースを調製した。本製品を自然光のもと15日
間放置後β‐カロチンは73.2%残存していたが、
2′−O−グルコシルイソビテキシン無添加のジュース
ではβ‐カロチンは完全に消失した。
2′−O−グルコシルイソビテキシン0.01%を添加
してジュースを調製した。本製品を自然光のもと15日
間放置後β‐カロチンは73.2%残存していたが、
2′−O−グルコシルイソビテキシン無添加のジュース
ではβ‐カロチンは完全に消失した。
【0043】実施例 4 牛肉の脂肪を除去し、食塩を加え、5日間漬けこみ、そ
の後煮熟して肉繊維をほぐし、食塩、香辛料、脂肪、調
味料と共に、含水率40%メタノール画分を0.1%に
なるように添加してコンビーフを製造し、冷蔵庫で10
日間保存した。その結果、含水率40%メタノール画分
無添加のものは酸化により著るしく変色したが、本製品
は製造時のピンク色を保持していた。
の後煮熟して肉繊維をほぐし、食塩、香辛料、脂肪、調
味料と共に、含水率40%メタノール画分を0.1%に
なるように添加してコンビーフを製造し、冷蔵庫で10
日間保存した。その結果、含水率40%メタノール画分
無添加のものは酸化により著るしく変色したが、本製品
は製造時のピンク色を保持していた。
【0044】実施例 5 通常の方法によりマーガリンを製造する際に、含水率2
0%エタノール抽出物10g/1000gの割合で添加
し、約3ケ月室温保存した。該抽出物無添加のものは香
味が変性し食用に適さない状態となったが、本製品は香
味に殆んど変化がなかった。
0%エタノール抽出物10g/1000gの割合で添加
し、約3ケ月室温保存した。該抽出物無添加のものは香
味が変性し食用に適さない状態となったが、本製品は香
味に殆んど変化がなかった。
【0045】実施例 6 通常の方法で固形状ヨーグルトを製造する工程で、含水
率20%エタノール抽出物を0.2%添加し、小型容器
に充填し培養しヨーグルト製品を調製した。この製品は
特有の好ましい芳香を有しており長期保存後も安定して
いた。
率20%エタノール抽出物を0.2%添加し、小型容器
に充填し培養しヨーグルト製品を調製した。この製品は
特有の好ましい芳香を有しており長期保存後も安定して
いた。
【0046】実施例 7 通常の方法でヨーグルトを製造し、培養後、β‐カロチ
ンを0.001%及び2′−O−グルコシルイソビテキ
シンを0.02%添加して液状ヨーグルトを製造した。
本製品を積み重ねて直射日光の下で3日間放置後でも変
色は生じなかった。
ンを0.001%及び2′−O−グルコシルイソビテキ
シンを0.02%添加して液状ヨーグルトを製造した。
本製品を積み重ねて直射日光の下で3日間放置後でも変
色は生じなかった。
【図1】図1は、参考例1で得られた2′−O−グルコ
シル−イソビテキシンのFAB−MS法による測定チャ
ートを示す。
シル−イソビテキシンのFAB−MS法による測定チャ
ートを示す。
【図2】図2は、2′−O−グルコシル−イソビテキシ
ンのH2O系における紫外部吸収スペクトルである。
ンのH2O系における紫外部吸収スペクトルである。
【図3】図3は、2′−O−グルコシル−イソビテキシ
ンのMeOH系における紫外部吸収スペクトルである。
ンのMeOH系における紫外部吸収スペクトルである。
【図4】図4は、2′−O−グルコシル−イソビテキシ
ンの赤外線吸収スペクトルである。
ンの赤外線吸収スペクトルである。
【図5】図5は、2′−O−グルコシル−イソビテキシ
ンの13C−NMRの測定結果を示す図である。
ンの13C−NMRの測定結果を示す図である。
【図6】図6は、図5の続きである。
【図7】図7は、図6の続きである。
【図8】図8は、フェントン試験を用いるアラキドン酸
の脂質酸化生成物、MA及び4HNのガスクロマトグラ
フチャート(対照)である。
の脂質酸化生成物、MA及び4HNのガスクロマトグラ
フチャート(対照)である。
【図9】図9は、フェントン試験を用いるアラキドン酸
の脂質過酸化生成物、MA及び4HNのガスクロマトグ
ラフチャート(α−トコフェロール)である。
の脂質過酸化生成物、MA及び4HNのガスクロマトグ
ラフチャート(α−トコフェロール)である。
【図10】図10は、フェントン試験を用いるアラキド
ン酸の脂質過酸化生成物、MA及び4HNのガスクロマ
トグラフチャート(2′−O−グルコシル−イソビテキ
シ
ン酸の脂質過酸化生成物、MA及び4HNのガスクロマ
トグラフチャート(2′−O−グルコシル−イソビテキ
シ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A23L 2/38 A23L 2/38 F 2/44 C09K 15/34 C09K 15/34 C07H 17/07 // C07H 17/07 A23L 2/00 P
Claims (9)
- 【請求項1】 2′−O−グルコシル−イソビテキシン
又は緑色植物の緑葉から抽出された2′−O−グルコシ
ル−イソビテキシンを含んでなる抗酸化活性画分を配合
したことを特徴とする飲食品類。 - 【請求項2】 抗酸化活性画分が、緑色植物の緑葉の水
可溶性成分であって、含水率が0〜80%の含水エタノ
ールに可溶性である成分よりなる請求項1記載の飲食品
類。 - 【請求項3】 抗酸化活性画分が、緑色植物の緑葉成分
であって、n−ヘキサンに実質的に不溶性で且つ含水率
が0〜80%の含水エタノールに可溶性である成分より
なる請求項1記載の飲食品類。 - 【請求項4】 含水エタノールが含水率15〜50%の
エタノールである請求項2または3記載の飲食品類。 - 【請求項5】 緑色植物が麦類植物である請求項1〜4
のいずれかに記載の飲食品類。 - 【請求項6】 抗酸化活性画分が、緑色植物の緑葉成分
であって、n−ヘキサンに実質的に不溶性で且つ含水率
が0〜80%の含水エタノールに可溶性であり、さらに
含水率が0〜80%の含水メタノールに可溶性である成
分よりなる請求項1記載の飲食品類。 - 【請求項7】 含水エタノールが含水率15〜50%の
エタノールである請求項6記載の飲食品類。 - 【請求項8】 含水メタノールが含水率10〜70%の
含水メタノールである請求項6または7に記載の飲食品
類。 - 【請求項9】 緑色植物が麦類植物である請求項6〜8
のいずれかに記載の飲食品類。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2-220398 | 1990-08-21 | ||
JP22039890 | 1990-08-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05276909A JPH05276909A (ja) | 1993-10-26 |
JP2641657B2 true JP2641657B2 (ja) | 1997-08-20 |
Family
ID=16750495
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3211384A Expired - Fee Related JP2641657B2 (ja) | 1990-08-21 | 1991-07-30 | 抗酸化性を有する飲食品類 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2641657B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998038198A1 (fr) * | 1997-02-26 | 1998-09-03 | Yoshihide Hagiwara | Derives saponarine |
KR100371367B1 (ko) * | 2000-06-10 | 2003-02-06 | 모종인 | 보리잎 차 제조방법 |
JP6263820B1 (ja) * | 2017-09-01 | 2018-01-24 | 株式会社東洋新薬 | 飲食用組成物 |
-
1991
- 1991-07-30 JP JP3211384A patent/JP2641657B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05276909A (ja) | 1993-10-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7090966B2 (ja) | クロロゲン酸を含む味覚改変剤 | |
US5338838A (en) | Antioxidation active substance and utilization thereof | |
JP3065925B2 (ja) | 活性酸素種消去剤及び退色防止剤 | |
Tsuda et al. | Supercritical carbon dioxide extraction of antioxidative components from tamarind (Tamarindus indica L.) seed coat | |
KR20030064799A (ko) | 미백용 음식물 및 경구 미백제 | |
KR100813220B1 (ko) | 탈취 십자화과 식물 색소 | |
KR20050100670A (ko) | 휘발성 알데히드류의 생성 및/또는 지방산류의 분해를억제하는 방법과 그 용도 | |
JP2001200250A (ja) | 抗酸化剤 | |
JP2641657B2 (ja) | 抗酸化性を有する飲食品類 | |
JP2711480B2 (ja) | 紫サツマイモ色素の製法 | |
JPH0693199A (ja) | クチナシ黄色色素の褪色防止剤 | |
JP2021050144A (ja) | 糖取込み促進剤および該糖取込み促進剤の製造方法 | |
US5346890A (en) | Antioxidation active substance and utilization thereof | |
JP2817809B2 (ja) | 抗酸化活性物質 | |
JP4258618B2 (ja) | 退色抑制剤 | |
JP2008061507A (ja) | 肉臭改善剤、これを用いた肉臭改善方法及び食肉製品 | |
JP2006238829A (ja) | 渋味付与剤、香味料及びこれらを含有する飲食物並びに果汁感増強方法 | |
JPH06122619A (ja) | 皮膚及び毛髪化粧料 | |
JP2003018974A (ja) | 食品組成物 | |
JP2641632B2 (ja) | 食品の鮮度保持剤 | |
JPH111686A (ja) | 抗酸化剤 | |
JP2006348003A (ja) | マスト細胞IgEレセプター発現抑制剤 | |
JPH05344857A (ja) | 麺類及びパン類 | |
JP3419282B2 (ja) | 新規飲食品類 | |
JP3710854B2 (ja) | 水易溶性ヤマモモ科植物抽出物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090502 Year of fee payment: 12 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |