JP2641317B2 - 音声符号化復号化装置 - Google Patents

音声符号化復号化装置

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JP2641317B2
JP2641317B2 JP2210430A JP21043090A JP2641317B2 JP 2641317 B2 JP2641317 B2 JP 2641317B2 JP 2210430 A JP2210430 A JP 2210430A JP 21043090 A JP21043090 A JP 21043090A JP 2641317 B2 JP2641317 B2 JP 2641317B2
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fax
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fax signal
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靖浩 和気
勝利 荒田
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NIPPON DENKI ENJINIARINGU KK
NEC Corp
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NIPPON DENKI ENJINIARINGU KK
Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はFAX信号を伝送するときの遅延を小さくす
ることができる音声符号化復号化装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の音声符号化復号化装置は、G3FAX信号を伝送す
るためにFAX信号の変復調器を搭載し、FAX信号を検出し
たとき音声符復号化器を切り換えて使用することにより
G3FAX信号の伝送を実現した。第3図は従来の音声符号
化復号化装置のFAX信号復調器部分を示すブロック図で
ある。同図において、1は図示せぬFAX端末機より送出
されたアナログFAX信号を伝送するためのアナログ回
線、2はこのアナログFAX信号の第3図に示すHDLCフレ
ームのV21信号を復調する復調器、3はこの復調されたV
21信号の1フレーム全てのデータを格納するメモリ、4
はアナログFAX信号のフレームの終端を検出し終端検出
信号を出力する終端検出器、5はそのフレーム中にデー
タエラーが発生したとき、このデータエラーを検出して
エラー信号を出力するエラー検出器、6は終端検出信号
の入力によりメモリ3に格納された1フレーム全てのデ
ータを送出する送出器、7はエラー信号が入力したと
き、送出器6の出力を切り離す切換器、9はデジタルFA
X信号が送られるデジタル回線である。
なお、第3図に示すV21信号のHDLCフレーム構成にお
いて、10aおよび10bはフラグ(F),11はデータ(DAT
A),12はフラグチエツクシーケンス(FCS)である。
次に、上記構成による音声符号化復号化装置の動作に
ついて説明する。まず、図示せぬFAX端末機よりアナロ
グ回線1に送出したアナログFAX信号の1フレームのV21
信号は復調器2により復調され、V21信号の1フレーム
全てのデータをメモリ3の格納する。ここで、終端検出
器4がフレームの終端を検出したとき、エラー検出器5
はそのフレームのデータエラーが発生したかどうかをチ
エツクするが、エラーが検出されなかつたときにはメモ
リ3に格納された1フレーム全てのデータは読み出さ
れ、送出器6はこのデータ切換器7を介してデジタル回
線9にデジタルFAX信号として送出する。また、エラー
検出器5でエラーが検出したとき、切換器7が動作し、
送出器6の出力を切り離し、デジタルFAX信号を廃棄す
ることができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の音声符号化復号化装置は、HDLCフレー
ムのV21信号を復調する際、フラグ(F)10aおよび10b,
データエラーの有無を識別できるフラグチエツクシーケ
ンス(FCS)12を削除し、データ(DATA)11のみをデジ
タル変換するため、復調したデジタルデータを送信して
も、受信側のFAX信号変調器は発生したデータエラーを
識別することができず、さらに、V21信号のデータが長
いとそれに比例してメモリに格納するデータが大きくな
り、送信遅延が大きくなるとうい欠点があつた。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る音声符号化復号化装置は、FAX信号復
調器がアナログFAX信号のV21信号を復調する際、復調し
たデジタル信号長が1バイトになり次第逐次デジタル回
線へ送信するバツフアと、V21信号のデータエラーを検
出するエラー検出器と、このデータエラーをエラー情報
データとしてデジタル回線を送信するエラー情報データ
作成器と、FAX信号変調器がデジタルFAX信号を受信して
変調する際、エラー情報データを受信したとき、変調を
中止するエラー検出器とを有している。
〔作用〕
この発明はFAX信号復調器により復調されたデータが
1バイトになり次第逐次デジタル回線へ送信するため、
遅延を小さくすることができる。
〔実施例〕
第1図はこの発明に係る音声符号化復号化装置の一実
施例,特にFAX信号復調器部分およびFAX信号変調器部分
を示すブロツク図である。同図において、13は図示せぬ
FAX端末機から送出されたアナログ信号が伝送されるア
ナログ回線、14はこのアナログ信号の1フレームのV21
信号を復調する復調部、15はこの復調された信号を格納
しそのデータ長が1バイトになりしだい出力するバツフ
ア、16はV21信号のフラグチエツクシーケンス(FCS)12
をチエツクし復調したデータにエラーがあつたときにエ
ラー信号を出力するエラー検出器、17はエラー信号の入
力によりエラー情報データを作成して出力するエラー情
報データ作成器、18は多重器、19は上記の復調部14,バ
ツフア15,エラー検出器16,エラー情報データ作成器17お
よび多重器18から構成したFAX信号復調器、20はデジタ
ル回線、21は分離器、22はこの分離器21を通して受信し
たデータを変調しアナログ信号の1フレームのV21信号
に変換して出力する変調部、23はエラー情報データを検
出したときエラー信号を出力するエラー発生器、24は上
記の分離器21,変調部22およびエラー発生器23から構成
したFAX信号変調器、25はアナログ回線である。
次に、上記構成による音声符号化復号化装置の動作に
ついて説明する。まず、図示せぬFAX端末機からアナロ
グ回線13へ送出したアナログ信号の1フレームのV21信
号はFAX信号復調器19の復調部14により復調されたの
ち、バツフア15に格納される。そして、このバツフア15
はデータ長が1バイトになり次第多重器18を介して逐次
デジタル回線20へ送信する。このとき、エラー検出器16
は復調されたV21信号のフラグチエツクシーケンス(FC
S)をチエツクし、送信したデータにエラーがあればエ
ラー信号をエラー情報データ作成器17に知らせる。この
エラー情報データ作成器17はこのエラー信号を受けてエ
ラー情報データ作成して、多重器18を経由してデジタル
回線20に送信する。次に、FAX信号変調器24の変調部22
はデジタル回線20より分離器21を通して受信したデータ
を変調し、アナログ信号の1フレームのV21信号に変換
し、アナログ回線25に出力する。このとき、エラー発生
器23がエラー情報データを検出した場合、エラー信号を
変調部22に出力する。このため、この変調部22はこのエ
ラー信号を受けて変調を中止して、アナログ回線25に対
し、正常なフレームを送出しないことで、先に送出した
V21信号を無効にすることができる。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように、この発明に係る音声符号
化復号化装置によれば、アナログ回線上のV21信号をFAX
信号復調器により復調したデータを逐次デジタル回線へ
送信するため、伝送遅延を小さくすることができる。特
に、国際回線を利用したFAX通信などの回線遅延が大き
い場合、FAX端末機がV21信号未受信判断による不良動作
を防止することができるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る音声符号化復号化装置の一実施
例、特にFAX信号復調器部分およびFAX信号変調器部分を
示すブロック図、第2図は従来の音声符号化復号化装置
のFAX信号復調器部分を示すブロツク図、第3図はV21信
号のHDLCフレームの構成を示す図である。 10aおよび10b……フラグ(F)、11……データ(DAT
A)、12……フラグチエツクシーケンス(FCS)、13……
アナログ回線、14……復調部、15……バツフア、16……
エラー検出器、17……エラー情報データ作成器、18……
多重器、19……FAX信号復調器、20……デジタル回線、2
1……分離器、22……変調器、23……エラー発生器、24
……FAX信号変調器、25……アナログ信号。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アナログFAX信号をデジタルFAX信号に復調
    しデジタル回線に送信するFAX信号復調器と、このデジ
    タル回線より受信したデジタルFAX信号をアナログFAX信
    号に変調するFAX信号変調器を有する音声符号化復号化
    装置において、FAX信号復調器がアナログFAX信号のV21
    信号を復調する際、復調したデジタル信号長が1バイト
    に成り次第逐次デジタル回線へ送信するバツフアと、V2
    1信号のデータエラーを検出するエラー検出器と、この
    データエラーをエラー情報データとしてデジタル回線へ
    送信するエラー情報データ作成器と、FAX信号変調器が
    デジタルFAX信号を受信して変調する際、エラー情報デ
    ータを受信したときに変調を中止するエラー発生器とを
    備えたことを特徴とする音声符号化復号化装置。
JP2210430A 1990-08-10 1990-08-10 音声符号化復号化装置 Expired - Lifetime JP2641317B2 (ja)

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JPH0496468A JPH0496468A (ja) 1992-03-27
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