JP2641219B2 - 宛名印刷方法 - Google Patents

宛名印刷方法

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JP2641219B2
JP2641219B2 JP62262390A JP26239087A JP2641219B2 JP 2641219 B2 JP2641219 B2 JP 2641219B2 JP 62262390 A JP62262390 A JP 62262390A JP 26239087 A JP26239087 A JP 26239087A JP 2641219 B2 JP2641219 B2 JP 2641219B2
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正行 古場
一之 田中
和宏 近藤
一郎 川島
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、文書作成装置における宛名印刷方法に関す
る。
〔従来の技術〕
従来の文書作成装置では、設定された印刷範囲を越え
た文字列は出力対象とならず、この越えた部分の文字列
は切捨てるか、あるいは、利用者自身が文字間、行間、
文字サイズ等を再設定して印刷をやり直していた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術においては、印刷範囲を越えた文字列は
出力対象とならないため、情報の欠如が生じたり、ある
いは、利用者による再設定後、印刷をやり直す必要があ
るため、用紙の無駄、操作が煩雑になる等の問題があっ
た。
本発明の目的は、文書作成装置において、宛名印刷を
行う場合、利用者を煩わせることなく、印刷すべき宛名
がハガキ等の限られた印刷範囲内におさまるように自動
調整すると同時に、住所と氏名の文字サイズがアンバラ
ンスにならないように調整することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、印刷対象の住所や氏名の文字列が設定され
た印刷範囲を越えた場合、該印刷範囲に収まるまで該文
字列の文字サイズを縮小する処理を繰返し、該縮小処理
の結果、氏名の文字サイズが住所の文字サイズより小さ
くなったなら、住所の文字サイズを更に縮小することを
特徴とする。
〔作 用〕
印刷すべき宛名文字列が入力された場合、まず、住所
文字列に対して印刷範囲を越えるかどうかチェックし、
越える場合は、印刷範囲に収まるまで該住所文字列の文
字サイズを縮小する。次に、氏名文字列に対して同様に
印刷範囲を越えるかどうか、チェックし、越える場合
は、印刷範囲に収まるまで該氏名文字列の文字サイズを
縮小する。その後、住所文字列の文字サイズと氏名文字
例のの文字サイズを比較し、氏名文字例の文字サイズが
住所文字列より小さくなった場合、住所文字列の文字サ
イズを少なくとも氏名文字列の文字サイズに等しくなる
ように更に縮小する。
これにより、印刷すべき宛名文字列は、常に印刷範囲
に収まるようになり、また、住所文字列の文字サイズが
氏名文字列の文字サイズより大きくなることはないた
め、住所と氏名のバランスのとれた宛名印刷が可能にな
る。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例について図面により説明す
る。
第1図は本発明の対象とする文書作成装置の一実施例
のブロック図である。本文書作成装置は、文字や操作指
示を入力するキーボード10、文書作成処理を実行する中
央処理装置20、中央処理装置20での処理に必要な各種プ
ログラム、各種管理テーブル等を格納するプログラムメ
モリ(ROM)30、キーボード10からの入力データ、中央
処理装置20での処理途中/結果データ等を格納するデー
タメモリ(RAM)40、及び中央処理装置20で作成した文
書等を印刷する出力装置50よりなる。こゝでは、本文書
作成装置でハガキ等へ宛名印刷を行うものとする。
プログラムメモリ30には、本発明に関係するものとし
て宛名印刷プログラム31、文字サイズ調整プログラム3
2、印刷範囲管理テーブル33が格納されている。印刷範
囲管理テーブル33には、例えばハガキの宛名印刷の場
合、住所と氏名の印刷許容範囲が受取人、発送人対応に
予め登録されている。データメモリ40には、既に住所文
字列41、氏名文字列42、現在の住所文字サイズ43、及び
現在の氏名文字サイズ44が格納されているとする。
第2図は宛名印刷プログラム31の処理フローチャー
ト、第3図は文字サイズ調整プログラム32の処理フロー
チャートを示したものである。
宛名印刷プログラム31は利用者の出力要求を待ち(ス
テップ101)、キーボード10の印刷キーの押下を確認す
ると、まず文字サイズ調整プログラム32に対して住所文
字例に対する印刷範囲格納処理を要求する(ステップ10
2)。文字サイズ調整プログラム32では、データメモリ4
0の住所文字列41と住所文字列サイズ43に基づいて、現
在の住所文字サイズ43により占有される住所文字列41の
印刷範囲を計算し(ステップ201)、該計算した印刷範
囲が印刷範囲管理テーブル33に登録されている住所の印
刷許容範囲に収まるかどうか判定し(ステップ202)、
収まらない場合は、データメモリ40の現在の住所文字サ
イズ43を1段階小さい文字サイズに変更した後(ステッ
プ203)、ステップ201に戻る。文字サイズ調整プログラ
ム32は、印刷範囲>印刷許容範囲の間、ステップ201〜2
03の処理を繰返し、住所文字列41の印刷範囲が印刷許容
範囲に収まることが判定されると、宛名印刷プログラム
31に制御を戻す。
宛名印刷プログラム31は、次に文字サイズ調整プログ
ラム32に対して氏名文字列に対する印刷範囲格納処理を
要求する(ステップ103)。これを受けて文字サイズ調
整プログラム32が再び起動し、今度はデータメモリ40の
氏名文字例42と氏名文字列44に基づいて、現在の氏名文
字サイズ44により占有される氏名文字例42の印刷範囲を
計算し(ステップ201)、該計算した印刷範囲が印刷範
囲管理テーブル33に登録されている氏名の印刷許容範囲
に収まるかどうか判定し(ステップ202)、収まらない
場合は、データメモリ40の現在の氏名文字サイズ44を1
段階小さい文字サイズに変更した後(ステップ203)、
ステップ201に戻る。文字サイズ調整プログラム32は、
印刷範囲>印刷許容範囲の間、ステップ201〜203の処理
を繰返し、氏名文字例42の印刷範囲が印刷許容範囲に収
まることが判定されると、再び宛名印刷プログラム31に
制御を戻す。
宛名印刷プログラム31は、文字サイズ調整プログラム
32で調整済みのデータメモリ40の住所文字サイズ43と氏
名文字サイズ44を比較し(ステップ104)、氏名文字サ
イズ<住所文字サイズの場合、住所文字サイズ43を更に
縮小して氏名文字サイズと等しいかそれ以下にした後
(ステップ105)、データメモリ40より住所文字例41、
氏名文字列42を順次読出し、住所文字サイズ43、氏名文
字サイズ44に従って宛名を印刷する(ステップ106)。
ステップ104で氏名文字サイズ≧住所文字サイズが判定
された場合はステップ105の処理を省略し、直ちに宛名
印刷を行う。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかな如く、本発明によれば、ハガ
キ等のように印刷範囲が制限されている場合において
も、印刷対象文字列を一部の欠如もなく印刷でき、しか
も印刷される住所と氏名の文字サイズがバランスのとれ
たものとなる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の対象とする文書作成装置の一実施例の
ブロック図、第2図は宛名印刷プログラムの処理フロー
チャート、第3図は文字サイズ調整プログラムの処理フ
ローチャートである。 10……キーボード、20……中央処理装置、 30……プログラムメモリ、 31……宛名印刷プログラム、 32……文字サイズ調整プログラム、 33……印刷範囲管理テーブル、 40……データメモリ、41……住所文字列、 42……氏名文字列、43……住所文字サイズ、 44……氏名文字サイズ、50……出力装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 近藤 和宏 神奈川県横浜市中区尾上町6丁目81番地 日立ソフトウェアエンジニアリング株 式会社内 (72)発明者 川島 一郎 神奈川県横浜市中区尾上町6丁目81番地 日立ソフトウェアエンジニアリング株 式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−251856(JP,A) 特開 昭63−202473(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文書作成装置における宛名印刷方法であっ
    て、 印刷対象の住所文字列が予め設定された印刷範囲を越え
    るかどうか判定し、越える場合は該印刷範囲に収まるま
    で住所文字例の文字サイズを縮小するステップと、 印刷対象の氏名文字列が予め設定された印刷範囲を越え
    るかどうか判定し、越える場合は該印刷範囲に収まるま
    で氏名文字列の文字サイズを縮小するステップと、 前記縮小処理後、氏名文字列の文字サイズと住所文字列
    の文字サイズを比較し、氏名文字列の文字サイズが住所
    文字列の文字サイズより小さくなった場合に、住所文字
    列の文字サイズを氏名文字列の文字サイズと等しいかそ
    れ以下に縮小するステップと、 を有することを特徴とする宛名印刷方法。
JP62262390A 1987-10-17 1987-10-17 宛名印刷方法 Expired - Fee Related JP2641219B2 (ja)

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JPH01103453A JPH01103453A (ja) 1989-04-20
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0677253B2 (ja) * 1987-04-08 1994-09-28 松下電送株式会社 宛名印刷装置

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