JP2641019B2 - 記録写真用カメラ - Google Patents

記録写真用カメラ

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JP2641019B2
JP2641019B2 JP5131396A JP13139693A JP2641019B2 JP 2641019 B2 JP2641019 B2 JP 2641019B2 JP 5131396 A JP5131396 A JP 5131396A JP 13139693 A JP13139693 A JP 13139693A JP 2641019 B2 JP2641019 B2 JP 2641019B2
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JP
Japan
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camera
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photographing
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良一 佐藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録すべき被写体と、
その被写体等についてのデータ等を記入したボードと、
を一体に写し込んだ記録写真を作成するときに使用する
カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】工事現場の進捗状況や調査場所の現況等
を、その工事現場や調査場所等の名称や状態、その日付
け等の必要事項を記入したボードを添えてカメラで撮影
し、現場や調査場所と共にその片隅にボードを一体に写
し込んで記録写真を作成する作業がある。そして、この
場合、前記ボードにあっては、手軽く携帯可能な程度に
小さく形成され、文字の記入欄の大きさも限られたもの
となっているから、この小さな欄に記入した文字をはっ
きりと確認できるように、できるだけカメラに近づいた
位置にボードを配置して撮影した方がよい。
【0003】そして、この撮影時には、被写体の前方で
あって、その被写体の中心から少し離れた位置にボード
を置いたり人に持たせたりして適宜配置し、そのボード
を視野枠内の片隅(例えば右下隅)に寄せるようにカメ
ラを向けて撮影していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
カメラであってレンズシャッタ式カメラにあるように、
撮影レンズを通した被写体の像をファインダ内で見るこ
とができないようなカメラでは、ピントを被写体に合せ
た状態にしたとき、ボードまでピントが合っているのか
判らないという問題があった。
【0005】本発明は、かかる従来の問題点を解決する
ためになされたものであって、その目的とするところ
は、撮影レンズによる像がファインダで確認できないよ
うなカメラであっても、そのカメラからの距離を測定し
ないで被写体の前方に配置したボードを、できるだけ大
きく鮮鋭に撮影することができるカメラを提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の手段として本発明の記録写真用カメラでは、あらかじ
め定めた大きさのボードを写し込むためのボード位置マ
ークがファインダの視野枠内に設けられ、前記ボード位
置マークが、このボード位置マークを設けたカメラの前
方深度限界に近い位置に前記ボードを配置したときにフ
ァインダで見える大きさに設定されている構成とした。
【0007】
【作用】本発明の記録写真用カメラでは、前記構成とし
たため、撮影レンズを通した被写体の像がファインダで
確認できないようなカメラであっても、そのカメラから
の距離を測定しないで被写体の前方に配置したボード
を、そのカメラの被写界深度内に収めた状態でできるだ
け大きく撮影することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は本発明実施例の記録写真用カメラの
ファインダ内視野状態を示す説明図、図2は、実施例の
記録写真用カメラの使用状態を示す斜視図、図3〜図6
はカメラとボードの使用状態を示す説明図である。
【0009】まず、実施例の構成を説明する。本実施例
の記録写真用カメラ1は、レンズシャッタ式35mmカ
メラであって、28mmの広角レンズ2を備えており、
ボディ上部の押釦で一般撮影、遠景、クローズアップ、
ボード撮し込み等のモード切換に対応するように形成さ
れている。そして、このボード撮し込みモードに切換え
たときは、レンズ2は固定焦点となって、被写体までの
距離が1.4mから7mの範囲でピントが合うように設
定されている。図中3は前記状態における被写界深度4
の前方深度限界位置、5は同後方深度限界位置である。
【0010】この記録写真用カメラ1のファインダ6は
直視式であって、その視野枠としてブライトフレームに
よる撮影範囲フレーム7が設けられている。また、この
撮影範囲フレーム7内の右側方には、カメラの横位置撮
影用ボード位置8aと、同縦位置撮影用ボード位置8b
とが設定されている。
【0011】そして、被写体9の前方に配置するボード
10を60cm×45cmの大きさに設定しておき、こ
のボード10を前方深度限界位置3に配置したときファ
インダ6内で視認できる大きさを示すボード写し込み位
置マーク11a,11bがそれぞれブライトフレームで
前記横位置撮影用ボード位置8aと縦位置撮影用ボード
位置とに設けられている。尚、この場合、ボード写し込
み位置マークの大きさは、絞りの状態も考慮して決定さ
れる。図中12a,12bは45cm×30cmの大き
さにボードを設定したときの横位置撮影用と縦位置撮影
用のボード写し込み位置マークである。また、13はオ
ートフォーカスフレーム、14は近距離補正マークであ
る。
【0012】次に作用を説明する。まず、カメラ1をボ
ード写し込みモードにし、被写体9がこのカメラ1との
距離が1.5mから7mの範囲内となるようにカメラ1
を配置する。そして、カメラ1を横位置撮影姿勢として
ファインダ6で覗き、60cm×45cmのボード10
を被写体9の前方であってボード写し込み位置マーク1
1aからはみ出さない大きさとなる位置に配置して撮影
する。この場合、被写体9もボード10もレンズ2の被
写界深度内にあるから、どちらもピントが合った鮮鋭な
写真を撮ることができる。被写体9の形状等により、カ
メラ1を縦位置にして撮影するときは、ボード10がボ
ード写し込み位置マーク11bからはみ出さない大きさ
に配置して撮影する。ボード10が45cm×30cm
の大きさの場合、横位置撮影あるいは縦位置撮影によっ
て横位置撮影用ボード位置12aあるいは縦位置撮影用
ボード位置12bに合せて撮影する。尚、ボード10
は、必ずしもボード写し込み位置マークと同じ大きさに
見える位置に配置することはなく、このボード写し込み
位置マークより小さ目に見えるように配置してもよい。
【0013】以上説明してきたように本実施例では、直
視式ファインダを備えたカメラでも、ボード10を最大
限の大きさにして鮮鋭な写真を撮ることができる。撮影
時はボード10を距離測定等しないでも適正位置に配置
できるので、失敗することなく簡単に撮影することがで
きる。どの写真にもボード10は写真の右側方の定まっ
た位置にほぼ同じ大きさで写し込まれ、整然とした記録
写真集を作成することができる。
【0014】以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明してきたが、本発明の具体的な構成はこの実施
例に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない
範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。
【0015】例えば、実施例では、カメラ1は28mm
の広角レンズを備えたもので説明したが、これに限らず
レンズの焦点距離等は任意に設定することができる。ま
た、距離計連動式のものでもよい。
【0016】ボードの大きさは任意に設定することがで
きる。
【0017】ボード写し込み位置マークは、撮影レンズ
の前方深度限界位置にボードを置いたときファインダで
見える大きさに設けるとしたが、これに限らず少し余裕
をみて小さ目に設けてもよい。また、その位置も任意で
あるし、一種類のボード写し込み位置マークのみを設け
てもよい。
【0018】
【発明の効果】以上、説明してきたように本発明の記録
写真用カメラにあっては、前記構成としたため、撮影レ
ンズを通した被写体の像が、ファインダで確認できない
ようなカメラであっても、そのカメラからの距離を測定
しないで被写体の前方に配置したボードを被写体と共に
鮮鋭に写し込むことができる。撮影したどの写真もボー
ドは定まった位置にほぼ同じ大きさで写し込みすること
ができ、整然とした記録写真集等を作成することができ
る等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の記録写真用カメラのファインダ
内視野状態を示す説明図である。
【図2】実施例の記録写真用カメラの使用状態を示す斜
視図である。
【図3】実施例のカメラ横位置で大型ボードを写し込む
ときのファインダ内を示す説明図である。
【図4】実施例のカメラ縦位置で大型ボードを写し込む
ときのファインダ内を示す説明図である。
【図5】実施例のカメラ横位置で小型ボードを写し込む
ときのファインダ内を示す説明図である。
【図6】実施例のカメラ縦位置で小型ボードを写し込む
ときのファインダ内を示す説明図である。
【符号の説明】
1 記録写真用カメラ 3 前方深度限界位置 6 ファインダ 7 撮影範囲フレーム(視野枠) 9 被写体 10 ボード 11a,11b 大型ボードの写し込み位置マーク 12a,12b 小型ボードの写し込み位置マーク

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 あらかじめ定めた大きさのボードを写し
    込むためのボード位置マークがファインダの視野枠内に
    設けられ、 前記ボード位置マークが、このボード位置マークを設け
    たカメラの前方深度限界に近い位置に前記ボードを配置
    したときにファインダで見える大きさに設定されている
    ことを特徴とした記録写真用カメラ。
JP5131396A 1993-05-07 1993-05-07 記録写真用カメラ Expired - Lifetime JP2641019B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP5131396A JP2641019B2 (ja) 1993-05-07 1993-05-07 記録写真用カメラ

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JP5131396A JP2641019B2 (ja) 1993-05-07 1993-05-07 記録写真用カメラ

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Publication Number Publication Date
JPH06317840A JPH06317840A (ja) 1994-11-15
JP2641019B2 true JP2641019B2 (ja) 1997-08-13

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ID=15056999

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0465329A (ja) * 1990-07-05 1992-03-02 Nippon Electric Glass Co Ltd 高誘電率ガラス繊維
JPH0435122U (ja) * 1990-07-23 1992-03-24

Also Published As

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JPH06317840A (ja) 1994-11-15

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