JP2640912B2 - テープレコーダーの録音・再生時におけるヘッドの位置検出用ゲージ - Google Patents
テープレコーダーの録音・再生時におけるヘッドの位置検出用ゲージInfo
- Publication number
- JP2640912B2 JP2640912B2 JP6079702A JP7970294A JP2640912B2 JP 2640912 B2 JP2640912 B2 JP 2640912B2 JP 6079702 A JP6079702 A JP 6079702A JP 7970294 A JP7970294 A JP 7970294A JP 2640912 B2 JP2640912 B2 JP 2640912B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gauge
- tape recorder
- detecting
- head
- head during
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、再録型テープレコーダ
ー、再生専用型テープレコーダーに装填して用いる、録
音・再生時におけるヘッドの位置(プレイ時のヘッドの
突き出し量)検出用ゲージに関する。
ー、再生専用型テープレコーダーに装填して用いる、録
音・再生時におけるヘッドの位置(プレイ時のヘッドの
突き出し量)検出用ゲージに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、テープレコーダーの録音・再生
時におけるヘッドの位置(プレイ時のヘッドの突き出し
量)は、その特性に大きく影響する。特に、最近増加の
著しい自動頭出し機構(AMS等)において、そのヘッ
ド位置調整は大変に微妙で高い精度を要求されている。
時におけるヘッドの位置(プレイ時のヘッドの突き出し
量)は、その特性に大きく影響する。特に、最近増加の
著しい自動頭出し機構(AMS等)において、そのヘッ
ド位置調整は大変に微妙で高い精度を要求されている。
【0003】従来、上記の調整方法として、M−300
(治具)またはダイアルゲージ等を手で用いての目視に
よる寸法測定が知られており、またカセットの内部にひ
ずみ計からなるヘッド位置検出用センサを内蔵し、ヘッ
ドの位置を表す信号を指示器に送り表示する測定カセッ
トが特開昭59−207017号公報に開示されている
が、いずれも上記要求に充分に応え切れていない所があ
った。
(治具)またはダイアルゲージ等を手で用いての目視に
よる寸法測定が知られており、またカセットの内部にひ
ずみ計からなるヘッド位置検出用センサを内蔵し、ヘッ
ドの位置を表す信号を指示器に送り表示する測定カセッ
トが特開昭59−207017号公報に開示されている
が、いずれも上記要求に充分に応え切れていない所があ
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記要求に
より充分に応えられるように工夫した新規のテープレコ
ーダーの録音・再生時におけるヘッドの位置検出用ゲー
ジを提供することを目的とする。
より充分に応えられるように工夫した新規のテープレコ
ーダーの録音・再生時におけるヘッドの位置検出用ゲー
ジを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決しょうとする手段】上記目的を達成するた
めに本発明に係るテープレコーダーの録音・再生時にお
けるヘッドの位置検出用ゲージは、カセットの内部にス
トレンゲージ等ヘッド移動量検出用センサーおよび温度
補償機構を内蔵しヘッド移動量を温度に左右されない状
態で電気信号にて外部に取り出しこれを表示器にて基準
値に対する量として表示すべくされたものである。
めに本発明に係るテープレコーダーの録音・再生時にお
けるヘッドの位置検出用ゲージは、カセットの内部にス
トレンゲージ等ヘッド移動量検出用センサーおよび温度
補償機構を内蔵しヘッド移動量を温度に左右されない状
態で電気信号にて外部に取り出しこれを表示器にて基準
値に対する量として表示すべくされたものである。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図面に依拠して説明する。
図1は本発明に係わるテープレコーダーの録音・再生時
におけるヘッドの位置検出用ゲージの外観図であって、
このヘッドの位置検出用ゲージは、操作部1および表示
部2を正面に備えた操作ボックス部3とこの操作ボック
ス部3にケーブル4を以て連結したカセット部5より構
成されている。
図1は本発明に係わるテープレコーダーの録音・再生時
におけるヘッドの位置検出用ゲージの外観図であって、
このヘッドの位置検出用ゲージは、操作部1および表示
部2を正面に備えた操作ボックス部3とこの操作ボック
ス部3にケーブル4を以て連結したカセット部5より構
成されている。
【0007】上記カセット部5は、テープレコーダ(図
示せず)のヘッド(これも図示せず)が当接するプレッ
シャーパッド6を板状のスプリング7を介して備え、こ
のプレッシャーパッド用スプリング7の裏側に温度補償
機構8付きストレンゲージ9を取付けて同スプリング7
の歪み量を検出するようになっている。
示せず)のヘッド(これも図示せず)が当接するプレッ
シャーパッド6を板状のスプリング7を介して備え、こ
のプレッシャーパッド用スプリング7の裏側に温度補償
機構8付きストレンゲージ9を取付けて同スプリング7
の歪み量を検出するようになっている。
【0008】また、操作ボックス部3は、後述する表示
ユニット10が上記ケーブル4を介してストレンゲージ
9および温度補償機構8と接続された状態および検出結
果を表示部2にデジタル表示する状態として内蔵されて
いる。
ユニット10が上記ケーブル4を介してストレンゲージ
9および温度補償機構8と接続された状態および検出結
果を表示部2にデジタル表示する状態として内蔵されて
いる。
【0009】表示ユニット10は図2に示す通りであっ
て、これは電源部11、ブリッジ回路12、チョッパ・
アンプ13、切替器14およびA/Dコンバータ15を
介してストレンゲージ9および温度補償機構8からのデ
ータをデジタル化してCPUボード16に入力し、この
CPUボード16を以て予め入力(セット)してある基
準ヘッド位置(0点)とストレンゲージ9によるヘッド
位置とを比較演算してヘッド移動量を表示部2の表示器
17に基準値に対するプラス・マイナス量としてデジタ
ル表示するようになっている。
て、これは電源部11、ブリッジ回路12、チョッパ・
アンプ13、切替器14およびA/Dコンバータ15を
介してストレンゲージ9および温度補償機構8からのデ
ータをデジタル化してCPUボード16に入力し、この
CPUボード16を以て予め入力(セット)してある基
準ヘッド位置(0点)とストレンゲージ9によるヘッド
位置とを比較演算してヘッド移動量を表示部2の表示器
17に基準値に対するプラス・マイナス量としてデジタ
ル表示するようになっている。
【0010】図中18は電源入切スイッチ、19は標準
カセットとの誤差を補正するための設定スイッチ群(主
に設定カセット交換時に0点調整機構として使用す
る。)、20はセット用スイッチ、21…アジャスト用
スイッチ、22はリセット用スイッチを示す。
カセットとの誤差を補正するための設定スイッチ群(主
に設定カセット交換時に0点調整機構として使用す
る。)、20はセット用スイッチ、21…アジャスト用
スイッチ、22はリセット用スイッチを示す。
【0011】尚、上記表示ユニット10の表示方式は、
基準ヘッド位置(カセット基準線より3.35mm)を
0点として表示し、+0.45mm〜−0.25mmの
範囲を0.01mm単位(最小分解能)で表示する。
基準ヘッド位置(カセット基準線より3.35mm)を
0点として表示し、+0.45mm〜−0.25mmの
範囲を0.01mm単位(最小分解能)で表示する。
【0012】
【作用】使用に際しては、カセット部をテープレコーダ
ーに装填し、この装填後にテープレコーダーを録音また
は再生状態とする。この録音または再生状態(プレイ状
態)においてヘッド移動量検出用センサーは設定基準値
に対するヘッド移動量を電気信号を介して表示器に表示
する。この表示が上記実施例の場合+0.45mm〜−
0.25mmの間になるようになして本発明ヘッドの位
置検出用ゲージを使用するものである。
ーに装填し、この装填後にテープレコーダーを録音また
は再生状態とする。この録音または再生状態(プレイ状
態)においてヘッド移動量検出用センサーは設定基準値
に対するヘッド移動量を電気信号を介して表示器に表示
する。この表示が上記実施例の場合+0.45mm〜−
0.25mmの間になるようになして本発明ヘッドの位
置検出用ゲージを使用するものである。
【0013】
【発明の効果】本発明に係るテープレコーダーの録音・
再生時におけるヘッドの位置検出用ゲージは、上記作用
において述べたようにカセットをテープレコーダに装填
する操作、テープレコーダを録音または再生状態とする
操作および表示器の表示を見る操作をなすことによって
ヘッド移動量(プレイ時のヘッドの突き出し量)を自動
的に知ることができるものであって、上記各操作はセッ
ト組み込み後でも可能となるものであり、温度補償回路
を備えていて温度に左右されない測定結果を得ることが
でき、更にストレンゲージを採用したときには構造を簡
略化することができるものである。
再生時におけるヘッドの位置検出用ゲージは、上記作用
において述べたようにカセットをテープレコーダに装填
する操作、テープレコーダを録音または再生状態とする
操作および表示器の表示を見る操作をなすことによって
ヘッド移動量(プレイ時のヘッドの突き出し量)を自動
的に知ることができるものであって、上記各操作はセッ
ト組み込み後でも可能となるものであり、温度補償回路
を備えていて温度に左右されない測定結果を得ることが
でき、更にストレンゲージを採用したときには構造を簡
略化することができるものである。
【図1】本発明に係るヘッドの位置検出用ゲージの外観
図である。
図である。
【図2】表示ユニットのブロック図である。
1 操作部 2 表示部 3 操作ボックス部 4 ケーブル 5 カセット部 6 プレッシャーパッド 7 スプリング 8 温度補償機構 9 ストレンゲージ 10 表示ユニット 11 電源部 12 ブリッジ回路 13 チョッパ・アンプ 14 切替器 15 A/Dコンバータ 16 CPUボード 17 表示器 18 電源入切スイッチ 19 設定スイッチ群 20 セット用スイッチ 21 アジャスト用スイッチ 22 リセット用スイッチ
Claims (1)
- 【請求項1】 カセットの内部にストレンゲージ等ヘッ
ド移動量検出用センサーおよび温度補償機構を内蔵しヘ
ッド移動量を温度に左右されない状態で電気信号にて外
部に取り出しこれを表示器にて基準値に対する量として
表示すべくされたことを特徴とするテープレコーダーの
録音・再生時におけるヘッドの位置検出用ゲージ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6079702A JP2640912B2 (ja) | 1994-03-25 | 1994-03-25 | テープレコーダーの録音・再生時におけるヘッドの位置検出用ゲージ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6079702A JP2640912B2 (ja) | 1994-03-25 | 1994-03-25 | テープレコーダーの録音・再生時におけるヘッドの位置検出用ゲージ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07272229A JPH07272229A (ja) | 1995-10-20 |
JP2640912B2 true JP2640912B2 (ja) | 1997-08-13 |
Family
ID=13697549
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6079702A Expired - Lifetime JP2640912B2 (ja) | 1994-03-25 | 1994-03-25 | テープレコーダーの録音・再生時におけるヘッドの位置検出用ゲージ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2640912B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3313550C2 (de) * | 1983-04-14 | 1985-02-07 | Philips Patentverwaltung Gmbh, 2000 Hamburg | Meßkassette mit elektrischer Meßwertübertragung zur Messung der Stellung wenigstens eines Magnetkopfes in einem Magnetbandkassettengerät gegenüber der Magnetbandtransportbahn |
-
1994
- 1994-03-25 JP JP6079702A patent/JP2640912B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07272229A (ja) | 1995-10-20 |
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