JP2640731B2 - ゴルフクラブヘッド - Google Patents

ゴルフクラブヘッド

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JP2640731B2
JP2640731B2 JP7104187A JP10418795A JP2640731B2 JP 2640731 B2 JP2640731 B2 JP 2640731B2 JP 7104187 A JP7104187 A JP 7104187A JP 10418795 A JP10418795 A JP 10418795A JP 2640731 B2 JP2640731 B2 JP 2640731B2
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JP
Japan
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head
golf club
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club head
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匡弘 井上
旬平 井上
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JUNAI KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はゴルフクラブヘッドに関
するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来か
ら提案されている金属製の中空ゴルフクラブヘッドは、
図1に図示したように周壁部11と底部12とを一体に形成
した下部体13の該周壁部11に上部体14を溶接して前側を
開口したヘッド体15を形成し、このヘッド体15の開口縁
にフェース板16を溶接して製造している。
【0003】一般的にはフェース板16は強度を必要とす
ることからある程度肉厚な板材を使用するが、下部体1
3,上部体14は軽量化の観点から肉薄の部材が使用さ
れ、よって、肉薄の下部体13,上部体14の端面でフェー
ス板16にかかるボールの衝撃を受ける為、これまでのゴ
ルフクラブヘッドは強度的に不十分であった。
【0004】また、これまでのゴルフクラブヘッドは、
ヘッド体15の開口縁とフェース板16との溶接は図2に図
示したようにヘッド体15の開口縁とフェース板16との当
接部の外側に溶接材17を多めに盛り、内側に溶接材17が
出るようにして行う。業界ではこの内側に出る溶接材1
7'を裏ビートと呼んでおり、ゴルフクラブヘッドは裏ビ
ートが出るようにして溶接しなければならず、熟練な技
術を要し、効率的な製造が行えない。また、裏ビートが
出ない溶接では所定の溶接強度が保持されず、ヘッドと
しては不適当である。
【0005】以上、これまでの金属製の中空ゴルフクラ
ブヘッドの製造方法には種々の欠点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0007】底部6に周壁部5を立設した下部体7に上
部体8を付設して成る前側を開口したヘッド体1にフェ
ース板2を付設したゴルフクラブヘッドであって、ヘッ
ド体1の前側開口縁にフェース板2を当接した際、フェ
ース板2がヘッド体1の開口縁より外方に突出するよう
に構成するとともに該ヘッド体1の開口縁外周に溶接材
3が溜まる凹部4を形成したことを特徴とするゴルフク
ラブヘッドに係るものである。
【0008】
【作用】ヘッド体の開口縁外周の凹部に溶接材が溜まる
為、フェース板の裏面とヘッド体との当接面積は、実質
上、凹部内の溶接材の分Lだけ増大することになり(図
4参照)、よって、それだけヘッド体とフェース板との
接合は堅固となるとともに裏ビートを考慮しなくても良
い為、それだけ製造効率が良好となる。
【0009】
【実施例】図3,4,5は本発明の一実施例を図示した
もので、以下に説明する。図3,4,5はステンレス製
の中空ゴルフクラブヘッドである。
【0010】周壁部5と底部6とを一体に形成した下部
体7の該周壁部5に上部体8を溶接して前側を開口した
ヘッド体1を形成する。
【0011】このヘッド体1の底部6、周壁部5及び上
部体8の前端は内側に折曲されて溶接材3が溜まる凹部
4が繞設されている。
【0012】このヘッド体1の開口縁にフェース板2を
当接し、前記凹部4に溶接材3が溜まるようにしてヘッ
ド体1とフェース板2とを溶接し、常法通りシャフト部
9を連設して図5に図示したステンレス製の中空ゴルフ
クラブヘッドを製造する。
【0013】本実施例は上述のようにヘッド体1の開口
縁とフェース板2とをヘッド体1の前端を内側に折曲し
て形成した凹部4内に溶接材3を盛ることで当接させ溶
接して接合する為、図4に図示したように溶接材3の分
Lだけ当接面積が増大し、それだけヘッド体1とフェー
ス板2とが堅固に接合され、よって、耐久的に使用し得
るゴルフクラブヘッドを製造し得ることになるととも
に、従来例のように特別な熟練を要せずヘッドが作成し
得る為、それだけ量産性が向上することになる。
【0014】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから強度
的に秀れ且つ量産性に秀れたゴルフクラブヘッドとな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の説明側断面図である。
【図2】同上の要部の拡大側断面図である。
【図3】本実施例の説明側断面図である。
【図4】同上の要部の拡大側断面図である。
【図5】同上の斜視図である。
【符号の説明】
1 ヘッド体 2 フェース板 3 溶接材 4 凹部 5 周壁部 6 底部 7 下部体 8 上部体

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部に周壁部を立設した下部体に上部体
    を付設して成る前側を開口したヘッド体にフェース板を
    付設したゴルフクラブヘッドであって、ヘッド体の前側
    開口縁にフェース板を当接した際、フェース板がヘッド
    体の開口縁より外方に突出するように構成するとともに
    該ヘッド体の開口縁外周に溶接材が溜まる凹部を形成し
    たことを特徴とするゴルフクラブヘッド。
JP7104187A 1995-04-27 1995-04-27 ゴルフクラブヘッド Expired - Lifetime JP2640731B2 (ja)

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JP4608060B2 (ja) * 2000-08-21 2011-01-05 Sriスポーツ株式会社 ゴルフクラブヘッド
JP2005279160A (ja) * 2004-03-31 2005-10-13 Yokohama Rubber Co Ltd:The ゴルフクラブヘッドおよびその製造方法
US9433835B2 (en) 2013-04-01 2016-09-06 Acushnet Company Golf club head with improved striking face

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