JP2640556B2 - ラバーコンタクトスイッチ - Google Patents
ラバーコンタクトスイッチInfo
- Publication number
- JP2640556B2 JP2640556B2 JP16085690A JP16085690A JP2640556B2 JP 2640556 B2 JP2640556 B2 JP 2640556B2 JP 16085690 A JP16085690 A JP 16085690A JP 16085690 A JP16085690 A JP 16085690A JP 2640556 B2 JP2640556 B2 JP 2640556B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- rubber
- rubber cap
- conductor
- contact switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、空洞を残して導電体を収納しているゴムキ
ャップが、相手方接点を配置された基板に密着され、ゴ
ムキャップを押して導電体を相手方接点に接触させる際
に空洞の空気が排気されて操作音を発生するようになっ
たラバーコンタクトスイッチに関するものである。
ャップが、相手方接点を配置された基板に密着され、ゴ
ムキャップを押して導電体を相手方接点に接触させる際
に空洞の空気が排気されて操作音を発生するようになっ
たラバーコンタクトスイッチに関するものである。
この種のスイッチとしては、実開昭62−64924によ
り、ゴムキャップの空気逃げ溝に絞りを設け、操作時に
キャップ内の空気が圧縮されて排出されることにより操
作音を発生させるのが周知である。
り、ゴムキャップの空気逃げ溝に絞りを設け、操作時に
キャップ内の空気が圧縮されて排出されることにより操
作音を発生させるのが周知である。
しかしながら、この場合、空気逃げ溝がキャップ側に
形成されているために、その拡散部分の大きさが制限さ
れ、操作音の高低及び音色の調整範囲が制限されてい
た。
形成されているために、その拡散部分の大きさが制限さ
れ、操作音の高低及び音色の調整範囲が制限されてい
た。
よって、本発明は、操作音の高低及び音色の調整範囲
を大きくすることのできる冒頭に述べた類のラバーコン
タクトスイッチを提供することを目的とする。
を大きくすることのできる冒頭に述べた類のラバーコン
タクトスイッチを提供することを目的とする。
本発明は、この目的を達成するために、空洞を残して
導電体を収納しているゴムキャップが、相手方接点を配
置された基板に密着され、ゴムキャップを押して導電体
を相手方接点に接触させる際に空洞の空気が排気されて
操作音を発生するようになったラバーコンタクトスイッ
チにおいて、ゴムキャップで包囲されている基板部分
に、絞り孔を形成し、さらに接点側と反対側の基板面
に、外気へ連通する別の絞り孔を備えた拡散室を、絞り
孔を包囲して形成したことを特徴としている。
導電体を収納しているゴムキャップが、相手方接点を配
置された基板に密着され、ゴムキャップを押して導電体
を相手方接点に接触させる際に空洞の空気が排気されて
操作音を発生するようになったラバーコンタクトスイッ
チにおいて、ゴムキャップで包囲されている基板部分
に、絞り孔を形成し、さらに接点側と反対側の基板面
に、外気へ連通する別の絞り孔を備えた拡散室を、絞り
孔を包囲して形成したことを特徴としている。
(作用) ゴムキャップが押圧操作されると、導電体が相手方接
点に接触すると共に、その際ゴムキャップの空洞の空気
が基板の絞り孔、反対側の基板面の拡散室及びその絞り
孔を経由して排気されて操作音を発生する。
点に接触すると共に、その際ゴムキャップの空洞の空気
が基板の絞り孔、反対側の基板面の拡散室及びその絞り
孔を経由して排気されて操作音を発生する。
第1図〜第2図は本発明の一実施例によるラバーコン
タクトスイッチを示す。
タクトスイッチを示す。
これらの図において、10は空洞16を残して導電体13を
収納しているゴムキャップであり、上方には上ケース1
の穿孔1aからフランジ部分12がその裏面に当接した状態
で突出させるノブ11を取付けられている。
収納しているゴムキャップであり、上方には上ケース1
の穿孔1aからフランジ部分12がその裏面に当接した状態
で突出させるノブ11を取付けられている。
3は半リング状の接点4、4aがプリント箔として配置
されたプリント基板であり、これらの接点の内側は絞り
孔5として穿孔されている。
されたプリント基板であり、これらの接点の内側は絞り
孔5として穿孔されている。
下ケース7は、上ケース1とでゴムキャップ10が密着
されたプリント基板3を収納すると共に、中心部分に
は、絞り孔5の直径よりも大きな直径のディスク状の拡
散室8aを形成するようにリング状で周壁7aと同じ高さの
内壁8が形成され、さらに拡散室8aの底面を形成するケ
ース面の中心位置に絞り孔8bが穿孔されている。
されたプリント基板3を収納すると共に、中心部分に
は、絞り孔5の直径よりも大きな直径のディスク状の拡
散室8aを形成するようにリング状で周壁7aと同じ高さの
内壁8が形成され、さらに拡散室8aの底面を形成するケ
ース面の中心位置に絞り孔8bが穿孔されている。
上下ケース1、7は、ゴムキャップ10が密着されたプ
リント基板3をそれぞれの周縁に形成された溝に挾持し
て互に接着され、第2図Aに示すように組立てられてい
る。そして、ゴムキャップ10の底面15がプリント基板3
上に圧接され、ノブ11が穿孔1aから突出し、導電体13の
周囲及び下方には空洞16が形成されている。
リント基板3をそれぞれの周縁に形成された溝に挾持し
て互に接着され、第2図Aに示すように組立てられてい
る。そして、ゴムキャップ10の底面15がプリント基板3
上に圧接され、ノブ11が穿孔1aから突出し、導電体13の
周囲及び下方には空洞16が形成されている。
ノブ11を押圧操作すると、第2図Bに示すように、ゴ
ムキャップ10のスカート部14がたわんで、導電体13が接
点4、4aに接触してこれらの間をブリッジする。その
際、空洞16の空気が絞り孔5、拡散室8a及び絞り孔8bを
経由して排気されて操作音を発生させる。その高低もし
くは音色は、絞り孔5、8b及び拡散室8aの形状により調
整できる。
ムキャップ10のスカート部14がたわんで、導電体13が接
点4、4aに接触してこれらの間をブリッジする。その
際、空洞16の空気が絞り孔5、拡散室8a及び絞り孔8bを
経由して排気されて操作音を発生させる。その高低もし
くは音色は、絞り孔5、8b及び拡散室8aの形状により調
整できる。
このようなラバーコンタクトスイッチは、単体もしく
は数個として構成される。
は数個として構成される。
第3図は、本発明の別の実施例を示すもので、ゴムキ
ャップ20の上面がノブとして形成されると共に、その内
部には空洞22を周囲及び下方に残して導電体21が取付け
られている。プリント基板25の接点26、26aの中心部分
には絞り孔27を形成され、対応する基板25の裏側には、
第4図に示す拡散室31を形成するキャップ30が接着さ
れ、その中心部分に絞り孔32が形成されている。そし
て、このように構成されたラバーコンタクトスイッチ
が、広い基板25を共通にして、第6図に示すように、ラ
バーコンタクトスイッチ装置として多数を配列されてい
る。
ャップ20の上面がノブとして形成されると共に、その内
部には空洞22を周囲及び下方に残して導電体21が取付け
られている。プリント基板25の接点26、26aの中心部分
には絞り孔27を形成され、対応する基板25の裏側には、
第4図に示す拡散室31を形成するキャップ30が接着さ
れ、その中心部分に絞り孔32が形成されている。そし
て、このように構成されたラバーコンタクトスイッチ
が、広い基板25を共通にして、第6図に示すように、ラ
バーコンタクトスイッチ装置として多数を配列されてい
る。
いずれかのゴムキャップ20を押すと、導電体21が接点
26、26aをブリッジし、同様にその内部の空気が絞り孔2
7、拡散室31及び絞り孔32を通して排気され、操作音を
発生する。その際、それぞれの操作音を区別できるよう
に拡散室及び絞り孔を互に変化させることが容易に可能
である。
26、26aをブリッジし、同様にその内部の空気が絞り孔2
7、拡散室31及び絞り孔32を通して排気され、操作音を
発生する。その際、それぞれの操作音を区別できるよう
に拡散室及び絞り孔を互に変化させることが容易に可能
である。
以上、本発明によれば、拡散部分が基板の背後に形成
されることにより、その大きさが制限されず、操作音調
整の自由度を大きくできる。したがって、多数の配列し
た場合にそれぞれの固有の音を持たせて識別させること
も可能になる。また、ゴムキャップをケースでカバーし
た場合でも、音が減衰することもない。
されることにより、その大きさが制限されず、操作音調
整の自由度を大きくできる。したがって、多数の配列し
た場合にそれぞれの固有の音を持たせて識別させること
も可能になる。また、ゴムキャップをケースでカバーし
た場合でも、音が減衰することもない。
第1図は本発明の第1の実施例によるラバーコンタクト
スイッチの分解斜視図、第2図Aは同スイッチの通常状
態での断面図、第2図Bは操作時の断面図、第3図は本
発明の第2の実施例によるラバーコンタクトスイッチの
断面図、第4図は同スイッチの拡散室の斜視図、第5図
は同スイッチの操作時の断面図、第6図は同スイッチを
多数配列して構成されたラバーコンタクトスイッチ装置
を示す斜視図である。 3、25……プリント基板、 4、4a、26、26a……接点、 5、8b、27、32……絞り孔 8a、31……拡散室、 10、20……ゴムキャップ、 13、21……導電体。
スイッチの分解斜視図、第2図Aは同スイッチの通常状
態での断面図、第2図Bは操作時の断面図、第3図は本
発明の第2の実施例によるラバーコンタクトスイッチの
断面図、第4図は同スイッチの拡散室の斜視図、第5図
は同スイッチの操作時の断面図、第6図は同スイッチを
多数配列して構成されたラバーコンタクトスイッチ装置
を示す斜視図である。 3、25……プリント基板、 4、4a、26、26a……接点、 5、8b、27、32……絞り孔 8a、31……拡散室、 10、20……ゴムキャップ、 13、21……導電体。
Claims (1)
- 【請求項1】空洞を残して導電体を収納しているゴムキ
ャップが、相手方接点を配置された基板に密着され、ゴ
ムキャップを押して導電体を相手方接点に接触させる際
に空洞の空気が排気されて操作音を発生するようになっ
たラバーコンタクトスイッチにおいて、 ゴムキャップで包囲されている基板部分に、絞り孔を形
成し、 前記接点側と反対側の基板面に、外気へ連通する別の絞
り孔を備えた拡散室を、前記絞り孔を包囲して形成し
た、ことを特徴とするラバーコンタクトスイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16085690A JP2640556B2 (ja) | 1990-06-19 | 1990-06-19 | ラバーコンタクトスイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16085690A JP2640556B2 (ja) | 1990-06-19 | 1990-06-19 | ラバーコンタクトスイッチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0451416A JPH0451416A (ja) | 1992-02-19 |
JP2640556B2 true JP2640556B2 (ja) | 1997-08-13 |
Family
ID=15723868
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16085690A Expired - Lifetime JP2640556B2 (ja) | 1990-06-19 | 1990-06-19 | ラバーコンタクトスイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2640556B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20170025610A (ko) * | 2015-08-31 | 2017-03-08 | 성진경 | 소리를 이용한 식별자 및 식별자 세트 |
-
1990
- 1990-06-19 JP JP16085690A patent/JP2640556B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20170025610A (ko) * | 2015-08-31 | 2017-03-08 | 성진경 | 소리를 이용한 식별자 및 식별자 세트 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0451416A (ja) | 1992-02-19 |
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