JP2639814B2 - 船舶推進機用内燃機関の点火時期制御装置 - Google Patents
船舶推進機用内燃機関の点火時期制御装置Info
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
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- 238000010248 power generation Methods 0.000 description 4
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/04—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
- F02B61/045—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02P—IGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
- F02P5/00—Advancing or retarding ignition; Control therefor
- F02P5/04—Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions
- F02P5/05—Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions using mechanical means
- F02P5/14—Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions using mechanical means dependent on specific conditions other than engine speed or engine fluid pressure, e.g. temperature
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02P—IGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
- F02P5/00—Advancing or retarding ignition; Control therefor
- F02P5/04—Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions
- F02P5/145—Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions using electrical means
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- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
- Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は船外機、船内外機等の船舶推進機に用いて好
適な内燃機関の点火時期制御装置に関する。
適な内燃機関の点火時期制御装置に関する。
[従来の技術] 従来、船外機用内燃機関等では、機関の冷機始動性を
向上させるための点火時期制御装置が用いられている。
この点火時期制御装置は、点火時期の進角状態を機関始
動時の機関温度状態に対応して予め定めた特性にて電気
的に変化させる進角演算回路を点火制御ケースに内蔵し
て備えるとともに、機関温度状態を検出する感温センサ
を備え、感温センサの検出結果に基づく進角演算回路の
出力によって点火時期を制御するようになっている。
向上させるための点火時期制御装置が用いられている。
この点火時期制御装置は、点火時期の進角状態を機関始
動時の機関温度状態に対応して予め定めた特性にて電気
的に変化させる進角演算回路を点火制御ケースに内蔵し
て備えるとともに、機関温度状態を検出する感温センサ
を備え、感温センサの検出結果に基づく進角演算回路の
出力によって点火時期を制御するようになっている。
ここで、上記従来の点火時期制御装置は、サーミスタ
等の感温センサを、機関本体を構成するシリンダボデ
ィ、シリンダヘッド等に取付け、この感温センサと点火
制御ケース内の進角演算回路とを配線を介して接続して
いる。
等の感温センサを、機関本体を構成するシリンダボデ
ィ、シリンダヘッド等に取付け、この感温センサと点火
制御ケース内の進角演算回路とを配線を介して接続して
いる。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上記従来の点火時期制御装置にあって
は以下の問題点がある。
は以下の問題点がある。
感温センサと進角演算回路とを接続する配線が機関の
外面に長く露出するから、配線の取回しを煩雑にする。
外面に長く露出するから、配線の取回しを煩雑にする。
上記の配線にて転送される感温センサの検出信号
が、機関の運転にともなって生ずるノイズの影響を受け
やすく、制御結果に誤動作を生ずるおそれがある。
が、機関の運転にともなって生ずるノイズの影響を受け
やすく、制御結果に誤動作を生ずるおそれがある。
上記の配線の接続抵抗による電流損失、あるいは上
記で述べたノイズによる電流変化を補完するため、感
温センサに多くの電流を供給してその検出動作の信頼性
を確保する必要がある。このことは、特に、バッテリを
利用せずに機関搭載発電機の発電力を点火制御用電力と
して用いる機関におけるように、始動低回転時の発電容
量確保が困難である内燃機関での安定した制御の実現を
困難にする。
記で述べたノイズによる電流変化を補完するため、感
温センサに多くの電流を供給してその検出動作の信頼性
を確保する必要がある。このことは、特に、バッテリを
利用せずに機関搭載発電機の発電力を点火制御用電力と
して用いる機関におけるように、始動低回転時の発電容
量確保が困難である内燃機関での安定した制御の実現を
困難にする。
感温センサを機関本体のシリンダボディ、シリンダヘ
ッド等に直接的に取付けており、機関本体の局部的な温
度は正確に検出できるが、機関本体のその運転状態にお
ける温度状態を平均的かつ安定的に検出することができ
ない。このため、機関始動時における点火時期制御の適
正かつ安定を実現することに困難がある。
ッド等に直接的に取付けており、機関本体の局部的な温
度は正確に検出できるが、機関本体のその運転状態にお
ける温度状態を平均的かつ安定的に検出することができ
ない。このため、機関始動時における点火時期制御の適
正かつ安定を実現することに困難がある。
尚、船舶推進機用ではない内燃機関の点火時期制御装
置として、特開昭55−134960号公報には、機関本体に装
着した配電器ハウジングに信号発生器を内蔵するととも
に、このハウジング壁に感温センサを埋め込み、ハウジ
ング壁そのものを機関本体の局部に直接接触させてなる
ものが開示されている。しかしながら、この従来技術に
おいても、機関本体の局部的な温度は正確に検出できる
が、機関本体のその運転状態における温度状態を平均的
かつ安定的に検出することができない。このため、機関
始動時における点火時期制御の適正かつ安定を維持する
ことに困難がある。
置として、特開昭55−134960号公報には、機関本体に装
着した配電器ハウジングに信号発生器を内蔵するととも
に、このハウジング壁に感温センサを埋め込み、ハウジ
ング壁そのものを機関本体の局部に直接接触させてなる
ものが開示されている。しかしながら、この従来技術に
おいても、機関本体の局部的な温度は正確に検出できる
が、機関本体のその運転状態における温度状態を平均的
かつ安定的に検出することができない。このため、機関
始動時における点火時期制御の適正かつ安定を維持する
ことに困難がある。
本発明は、回路構成を単純化し、機関始動時における
点火時期制御の信頼性を向上することを目的とする。
点火時期制御の信頼性を向上することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、点火時期の進角状態を機関始動時の機関温
度状態に対応して予め定めた特性にて電気的に変化させ
る進角演算回路を点火制御ケースに内蔵して備えるとと
もに、機関温度状態を検出する感温センサを備え、感温
センサの検出結果に基づく進角演算回路の出力によって
点火時期を制御する船舶推進機用内燃機関の点火時期制
御装置において、カウリングによって覆われる機関本体
の外面部に点火制御ケースを配設し、該ケースとカウリ
ングの間には空間を形成し、該ケース内のケース内面か
ら離隔した内部に感温センサを内蔵してなるようにした
ものである。
度状態に対応して予め定めた特性にて電気的に変化させ
る進角演算回路を点火制御ケースに内蔵して備えるとと
もに、機関温度状態を検出する感温センサを備え、感温
センサの検出結果に基づく進角演算回路の出力によって
点火時期を制御する船舶推進機用内燃機関の点火時期制
御装置において、カウリングによって覆われる機関本体
の外面部に点火制御ケースを配設し、該ケースとカウリ
ングの間には空間を形成し、該ケース内のケース内面か
ら離隔した内部に感温センサを内蔵してなるようにした
ものである。
[作用] 本発明によれば、進角演算回路を内蔵する点火制御ケ
ース内に感温センサも内蔵されるから、以下の如くの作
用効果がある。
ース内に感温センサも内蔵されるから、以下の如くの作
用効果がある。
感温センサと進角演算回路とを機関の外面において接
続する如くの長い配線が不要となり、回路構成が単純化
する。
続する如くの長い配線が不要となり、回路構成が単純化
する。
上記の配線の不要化にともない、感温センサの検出
信号はノイズの影響を受けることなく進角演算回路に転
送されることとなり、制御結果の信頼性が向上する。
信号はノイズの影響を受けることなく進角演算回路に転
送されることとなり、制御結果の信頼性が向上する。
上記の配線の不要化にともない、配線の接続抵抗に
よる電流損失やノイズによる電流変化を補完するための
大電流確保の必要がなくなる。このため、特に、機関搭
載発電機の発電力を点火制御用電力として用いる機関に
おいても、始動低回転時の低発電容量下でも安定した制
御を実現できる。
よる電流損失やノイズによる電流変化を補完するための
大電流確保の必要がなくなる。このため、特に、機関搭
載発電機の発電力を点火制御用電力として用いる機関に
おいても、始動低回転時の低発電容量下でも安定した制
御を実現できる。
機関本体に点火制御ケースは固定されるが、「感温セ
ンサそのものはケース内面から離隔」しているため、感
温センサは機関本体の局部的な温度変化の影響を受け
ず、また、「ケースとカウリングの間に形成されている
空間」に生ずる機関本体の雰囲気温度から、感温センサ
は機関本体の局部的な温度変化を検出することなく、機
関本体の温度状態を平均的かつ安定的に検出できる。こ
れにより、機関始動時における点火時期制御の補正かつ
安定を実現できる。
ンサそのものはケース内面から離隔」しているため、感
温センサは機関本体の局部的な温度変化の影響を受け
ず、また、「ケースとカウリングの間に形成されている
空間」に生ずる機関本体の雰囲気温度から、感温センサ
は機関本体の局部的な温度変化を検出することなく、機
関本体の温度状態を平均的かつ安定的に検出できる。こ
れにより、機関始動時における点火時期制御の補正かつ
安定を実現できる。
[実施例] 第1図は本発明が適用される船外機を示す模式図、第
2図は船外機の内燃機関を示す側面図、第3図は点火制
御ケースを示す断面図、第4図は点火制御回路を示す回
路図、第5図は温度−進角度特性を示す線図、第6図は
温度−進角継続時間特性を示す線図である。
2図は船外機の内燃機関を示す側面図、第3図は点火制
御ケースを示す断面図、第4図は点火制御回路を示す回
路図、第5図は温度−進角度特性を示す線図、第6図は
温度−進角継続時間特性を示す線図である。
船外機10は、第1図に示す如く、取付プラケット11を
介して船体12に取付けられ、推進ユニット13の上部に内
燃機関14を搭載し、これによりプロペラ15を駆動可能と
している。船外機10は、雨水等から内燃機関14を保護す
るため、カウリング16によって内燃機関14を覆ってい
る。
介して船体12に取付けられ、推進ユニット13の上部に内
燃機関14を搭載し、これによりプロペラ15を駆動可能と
している。船外機10は、雨水等から内燃機関14を保護す
るため、カウリング16によって内燃機関14を覆ってい
る。
内燃機関14は、第2図に示す如く、シリンダボディ、
シリンダヘッド、クランクケース等とからなる機関本体
17に、気化器18、吸気箱19を備えている。また、内燃機
関14は、機関本体17の側部にスロットル操作のためのカ
ムレバー20、カムファロアレバー21、連結リンク22等を
備え、スロットル操作ワイヤ23の操作力にてスロットル
弁24を開閉制御するようになっている。
シリンダヘッド、クランクケース等とからなる機関本体
17に、気化器18、吸気箱19を備えている。また、内燃機
関14は、機関本体17の側部にスロットル操作のためのカ
ムレバー20、カムファロアレバー21、連結リンク22等を
備え、スロットル操作ワイヤ23の操作力にてスロットル
弁24を開閉制御するようになっている。
また、内燃機関14、カウリング16によって覆われる機
関本体17の側部に、CDI点火ユニットを構成する点火制
御ケース25を固定している。点火制御ケース25は、第3
図に示す如く、点火回路基板26と感温センサ(例えばサ
ーミスタ)27とをモールド樹脂28にて内蔵している。こ
のとき、点火制御ケース25とカウリング16の間には空間
を形成し、ケース25内におけるケース25の内面から離隔
した内部に感温センサ27を内蔵することとしている。
関本体17の側部に、CDI点火ユニットを構成する点火制
御ケース25を固定している。点火制御ケース25は、第3
図に示す如く、点火回路基板26と感温センサ(例えばサ
ーミスタ)27とをモールド樹脂28にて内蔵している。こ
のとき、点火制御ケース25とカウリング16の間には空間
を形成し、ケース25内におけるケース25の内面から離隔
した内部に感温センサ27を内蔵することとしている。
点火回路基板26は、第4図に示す、進角演算回路29、
ダイオード30、コンデンサ31、SCR32を含む。ダイオー
ド30にはチャージコイル33が接続され、コンデンサ31に
は点火コイル34を介して点火プラグ35が接続されてい
る。パルサコイル36は、機関本体17の上部のマグネト内
に配設され、クランク軸が1回転する間に点火時期の制
御基準となる電気パルスを誘起するようになっている。
ダイオード30、コンデンサ31、SCR32を含む。ダイオー
ド30にはチャージコイル33が接続され、コンデンサ31に
は点火コイル34を介して点火プラグ35が接続されてい
る。パルサコイル36は、機関本体17の上部のマグネト内
に配設され、クランク軸が1回転する間に点火時期の制
御基準となる電気パルスを誘起するようになっている。
進角演算回路29は、点火時期の進角状態を機関始動時
の機関温度状態に対応して、予め例えば第5図、第6図
の如く定めた特性にて電気的に変化させる。第5図は温
度に対する進角度を定めたものであり、第6図は温度に
対して一定の進角度(例えばBTDC5度)を機関開始時か
ら継続する時間を定めたものである。
の機関温度状態に対応して、予め例えば第5図、第6図
の如く定めた特性にて電気的に変化させる。第5図は温
度に対する進角度を定めたものであり、第6図は温度に
対して一定の進角度(例えばBTDC5度)を機関開始時か
ら継続する時間を定めたものである。
また、感温センサ27は、機関温度状態を検出する。
すなわち、この実施例の点火時期制御装置では、パル
コサイル36が出力する点火時期の基準パルスが、感温セ
ンサ27の検出結果に基づく進角演算回路29の演算動作に
より進角され、この進角演算回路29の出力をSCR32に印
加することにより点火時期を制御可能とする。
コサイル36が出力する点火時期の基準パルスが、感温セ
ンサ27の検出結果に基づく進角演算回路29の演算動作に
より進角され、この進角演算回路29の出力をSCR32に印
加することにより点火時期を制御可能とする。
次に、上記実施例の作用について説明する。
上記実施例によれば、進角演算回路29を内蔵する点火
制御ケース25の内部に感温センサ27も内蔵されるから、
以下の如くの作用効果がある。
制御ケース25の内部に感温センサ27も内蔵されるから、
以下の如くの作用効果がある。
感温センサ27と進角演算回路29とを機関14の外面にお
いて接続する如くの長い配線が不要となり、回路構成が
単純化される。
いて接続する如くの長い配線が不要となり、回路構成が
単純化される。
上記の配線の不要化にともない、感温センサ27の検
出信号はノイズの影響を受けることなく進角演算回路29
に転送されることとなり、制御結果の信頼性が向上す
る。
出信号はノイズの影響を受けることなく進角演算回路29
に転送されることとなり、制御結果の信頼性が向上す
る。
上記の配線の不要化にともない、配線の接続抵抗に
よる電流損失やノイズによる電流変化を補完するための
大電流供給の必要がなくなる。このため、特に、船外機
10におけるようにバッテリを利用せずに機関搭載発電機
の発電力を点火制御用電力として用いる機関14において
も、始動低回転時の低発電容量下で安定した制御を実現
できる。
よる電流損失やノイズによる電流変化を補完するための
大電流供給の必要がなくなる。このため、特に、船外機
10におけるようにバッテリを利用せずに機関搭載発電機
の発電力を点火制御用電力として用いる機関14において
も、始動低回転時の低発電容量下で安定した制御を実現
できる。
機関本体17に点火制御ケース25は固定されるが、「感
温センサ27そのものはケース25内面から離隔」している
ため、感温センサ27は機関本体17の局部的な温度変化の
影響を受けず、また、「ケース25とカウリング16の間に
形成されている空間」に生ずる機関本体17の雰囲気温度
から、感温センサ27は機関本体17の局部的な温度変化を
検出することなく、機関本体17の温度状態を平均的かつ
安定的に検出できる。これにより、機関始動時における
変化点火時期制御の適正かつ安定を実現できる。
温センサ27そのものはケース25内面から離隔」している
ため、感温センサ27は機関本体17の局部的な温度変化の
影響を受けず、また、「ケース25とカウリング16の間に
形成されている空間」に生ずる機関本体17の雰囲気温度
から、感温センサ27は機関本体17の局部的な温度変化を
検出することなく、機関本体17の温度状態を平均的かつ
安定的に検出できる。これにより、機関始動時における
変化点火時期制御の適正かつ安定を実現できる。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、進角演算回路を内蔵
する点火制御ケース内に感温センサも内蔵されるから、
以下の如くの作用効果がある。
する点火制御ケース内に感温センサも内蔵されるから、
以下の如くの作用効果がある。
感温センサと進角演算回路とを機関の外面において接
続する如くの長い配線が不要となり、回路構成が単純化
する。
続する如くの長い配線が不要となり、回路構成が単純化
する。
上記の配線の不要化にともない、感温センサの検出
信号はノイズの影響を受けることなく進角演算回路に転
送されることとなり、制御結果の信頼性が向上する。
信号はノイズの影響を受けることなく進角演算回路に転
送されることとなり、制御結果の信頼性が向上する。
上記の配線の不要化にともない、配線の接続抵抗に
よる電流損失やノイズによる電流変化を補完するための
大電流確保の必要がなくなる。このため、特に、機関搭
載発電機の発電力を点火制御用電力として用いる機関に
おいても、始動低回転時の低発電容量下でも安定した制
御を実現できる。
よる電流損失やノイズによる電流変化を補完するための
大電流確保の必要がなくなる。このため、特に、機関搭
載発電機の発電力を点火制御用電力として用いる機関に
おいても、始動低回転時の低発電容量下でも安定した制
御を実現できる。
機関本体に点火制御ケースは固定されるが、「感温セ
ンサそのものはケース内面から離隔」しているため、感
温センサは機関本体の局部的な温度変化の影響を受け
ず、また、「ケースとカウリングの間に形成されている
空間」に生ずる機関本体の雰囲気温度から、感温センサ
は機関本体の局部的な温度変化を検出することなく、機
関本体の温度状態を平均的かつ安定的に検出できる。こ
れにより、機関開始動時における変化点火時期制御の適
正かつ安定を実現できる。
ンサそのものはケース内面から離隔」しているため、感
温センサは機関本体の局部的な温度変化の影響を受け
ず、また、「ケースとカウリングの間に形成されている
空間」に生ずる機関本体の雰囲気温度から、感温センサ
は機関本体の局部的な温度変化を検出することなく、機
関本体の温度状態を平均的かつ安定的に検出できる。こ
れにより、機関開始動時における変化点火時期制御の適
正かつ安定を実現できる。
すなわち、回路構成を単純化し、機関始動時における
点火時期制御の信頼性を向上することができる。
点火時期制御の信頼性を向上することができる。
第1図は本発明が適用される船外機を示す模式図、第2
図は船外機の内燃機関を示す側面図、第3図は点火制御
ケースを示す断面図、第4図は点火制御回路を示す回路
図、第5図は温度−進角度特性を示す線図、第6図は温
度−進角継続時間特性を示す線図である。 14……内燃機関、 16……カウリング、 17……機関本体、 25……点火制御ケース、 27……感温センサ、 29……進角演算回路。
図は船外機の内燃機関を示す側面図、第3図は点火制御
ケースを示す断面図、第4図は点火制御回路を示す回路
図、第5図は温度−進角度特性を示す線図、第6図は温
度−進角継続時間特性を示す線図である。 14……内燃機関、 16……カウリング、 17……機関本体、 25……点火制御ケース、 27……感温センサ、 29……進角演算回路。
Claims (1)
- 【請求項1】点火時期の進角状態を機関始動時の機関温
度状態に対応して予め定めた特性にて電気的に変化させ
る進角演算回路を点火制御ケースに内蔵して備えるとと
もに、機関温度状態を検出する感温センサを備え、感温
センサの検出結果に基づく進角演算回路の出力によって
点火時期を制御する船舶推進機用内燃機関の点火時期制
御装置において、 カウリングによって覆われる機関本体の外面部に点火制
御ケースを配設し、該ケースとカウリングの間には空間
を形成し、該ケース内のケース内面から離隔した内部に
感温センサを内蔵してなることを特徴とする船舶推進機
用内燃機関の点火時期制御装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62317454A JP2639814B2 (ja) | 1987-12-17 | 1987-12-17 | 船舶推進機用内燃機関の点火時期制御装置 |
US07/285,774 US5080067A (en) | 1987-12-17 | 1988-12-16 | Ignition timing control device for internal combustion engine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62317454A JP2639814B2 (ja) | 1987-12-17 | 1987-12-17 | 船舶推進機用内燃機関の点火時期制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01163469A JPH01163469A (ja) | 1989-06-27 |
JP2639814B2 true JP2639814B2 (ja) | 1997-08-13 |
Family
ID=18088404
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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