JP3750827B2 - 内燃機関における空燃比センサの取付装置 - Google Patents

内燃機関における空燃比センサの取付装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空燃比制御を行う内燃機関において、空燃比センサを取り付けるための技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
従来、内燃機関において、燃焼後の排気の空燃比を検出する空燃比センサを設け、目標空燃比になるように気筒内に吸入される燃料噴射量をフィードバック制御する方式、すなわち、空燃比がリーン側からリッチ側になると燃料噴射量を減少させるように制御し、この制御により次第に空燃比がリーン側に変化してゆき、空燃比がリッチ側からリーン側になると燃料噴射量を増大させるように制御することにより、平均的に目標空燃比となるように燃料噴射量を制御する方式が知られており、これによりエンジン性能や排ガス特性、燃費の向上を図るようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、空燃比センサは、センサ素子部を活性化させ検出精度を向上させるためにセラミックヒータにより500℃程度に加熱する必要があるので、センサ本体はステンレス系の材料で構成され、センサ本体の一部には取り付けのための雄ネジ部が形成されている。この空燃比センサは、通常、センサ本体の材料と熱膨張率のほぼ等しい鉄系又はステンレス系の材料で作られた排気管に、直接、若しくは溶接された雌ネジ部に規定トルクにて締め付けられている。
【0004】
しかしながら、例えばマリンエンジンのように腐食防止のために、アルミ系の材料で作られたブロック内に排気通路が一体に形成されたエンジンに、空燃比センサを取り付けようとした場合、空燃比センサの雄ネジ部の材料(ステンレス)と、エンジンブロックの材料(アルミ)との熱膨張率が異なるため、規定トルクで空燃比センサを締め付けたとしても、前述の如くセンサ自体がエンジン運転中に高温になることによりネジ部に緩みが発生し、この際、排気管内は大気に対して若干負圧になることがあるため、ネジ部から外気が流入してしまい正確な空燃比を検出することができないという問題を有している。
【0005】
また、燃焼後の排気の温度は500〜1000℃であるが、排気通路には冷却用のウォータージャケットが設けられており、排気通路の壁の温度は冷却により200〜400℃程度と低下しているため、排気通路の壁に空燃比センサを取り付けた場合、空燃比センサのセンサ素子部の温度が低下し、センサ素子を活性化させるための500℃が維持できず、空燃比の検出信号にばらつきが生じ精度を維持することができないという問題を有している。
【0006】
本発明は、上記従来の問題を解決するものであって、その主な目的は、空燃比センサを構成する材料と異なる材料で作られたエンジン側部材へ空燃比センサを取り付ける場合に、エンジンの運転により空燃比センサが高温になっても、取り付けネジ部の緩みにより生じる外気の流入を防止し、常に、空燃比を精度良く検出することができる内燃機関における空燃比センサの取付装置を提供することである。また、本発明の他の目的は、センサ素子部の温度低下を防止し、常に、空燃比を精度良く検出することができる内燃機関における空燃比センサの取付装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本第1発明は、空燃比センサにより既燃ガスの空燃比を検出し目標空燃比になるように燃料噴射量を制御する内燃機関において、空燃比センサにより既燃ガスの空燃比を検出し目標空燃比になるように燃料噴射量を制御する内燃機関において、ステンレス系材料で構成された空燃比センサ本体を、該センサ本体と異なる材料で作られたエンジン側部材に、センサ取付手段により取り付け、前記センサ取付手段は、前記空燃比センサに係合され、前記エンジン側部材に固定された緩み止めを備え、前記エンジン側部材に空燃比センサをネジ結合させたことを特徴とする。
本第2発明は、空燃比センサにより既燃ガスの空燃比を検出し目標空燃比になるように燃料噴射量を制御する内燃機関において、ステンレス系材料で構成された空燃比センサ本体を、該センサ本体と異なる材料で作られたエンジン側部材に、センサ取付手段により取り付け、前記センサ取付手段は、前記エンジン側部材に形成された貫通孔と、前記空燃比センサを軸方向より押さえ、前記エンジン側部材に固定された押さえ部材とを備え、前記空燃比センサを前記貫通孔に挿入させたことを特徴とする
本第3発明は、空燃比センサにより既燃ガスの空燃比を検出し目標空燃比になるように燃料噴射量を制御する内燃機関において、ステンレス系材料で構成された空燃比センサ本体を、該センサ本体と異なる材料で作られたエンジン側部材に、センサ取付手段により取り付け、前記センサ取付手段は、前記空燃比センサ本体を構成する材料の熱膨張率が同等の材料で作られたセンサ取付部材を備え、該センサ取付部材に空燃比センサをネジ結合させ、前記センサ取付部材をボルト又はリベットにより熱膨張率が異なるエンジン側部材に固定したことを特徴とする
本第3発明の下位の発明である本第4発明は、前記センサ取付手段は、前記空燃比センサ本体を構成する材料と熱膨張率が同等又は熱伝導率が小さい材料で作られたセンサ取付部材と、前記エンジン側部材に突出して形成されたボス部とを備え、前記センサ取付部材に空燃比センサをネジ結合させ、前記センサ取付部材をボルトにより前記ボス部に固定したことを特徴とする。
本第4発明の下位の発明である本第5発明は、前記センサ取付部材とエンジン側部材の間に挟着されたシール兼断熱材を備えたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。図1〜図12は、本発明を2サイクルエンジンを備える船外機に適用した実施の形態を示している。先ず、図1〜図5により2サイクルエンジンを備える船外機の例について説明する。
【0009】
図3は船外機を取り付けた船の側面図である。船1は水面2に浮かべられており、矢印Frは船1の前進方向を示し、以下の説明で左右とは前進方向に向かっていうものとする。船1の船体3の後部には船の駆動装置である船外機4が着脱自在に装着されている。船外機4は、船体3の後部に着脱自在に取り付けられるクランプブラケット6と、クランプブラケット6に枢支軸7を介して上下回動自在に枢支されるスイベルブラケット8と、このスイベルブラケット8を上下方向に回動させる油圧シリンダ9と、スイベルブラケット8に支持される推進ユニット10とを備えている。
【0010】
前記推進ユニット10は、スイベルブラケット8に支持されるケース12を有し、このケース12の上部に内燃機関であるエンジン13が取り付けられ、エンジン13をその上方から覆うカウリング14が設けられている。エンジン13の下方でケース12内には軸心がほぼ垂直の動力伝達軸15(図5)が設けられ、また、ケース12の下端部には軸心が前後方向に延び、前記動力伝達軸15に連結されたプロペラ軸16が回転自在に支持されており、プロペラ軸16にプロペラ17が取り付けられている。船体3には燃料タンク41が配設されており、燃料タンク41は、手動の低圧燃料ポンプ48、チューブ50を介して燃料供給装置39(図4)に接続されている。
【0011】
図4は図3のエンジンの水平断面図である。エンジン13は、燃料噴射式水冷2サイクルV型6気筒クランク軸縦置きエンジンで、ケース12(図3)に支持されるクランクケース20を有し、クランクケース20には軸心がほぼ垂直のクランク軸21が回転自在に支持されている。クランクケース20には、各気筒を構成するシリンダ本体22がV字型をなすように突設されている。シリンダ本体22には各気筒毎にシリンダ穴23が形成され、各シリンダ穴23にそれぞれピストン24が摺動自在に嵌合され、これら各ピストン24はコンロッド25によりクランク軸21に連結されている。また、クランクケース20にはその内外を連通させる吸気ポート27が各気筒毎に形成されている。
【0012】
吸気ポート27には、カウリング14内の大気に開口する吸気装置26が接続されている。この吸気装置26は、吸気ポート27に連通する吸気管28と、この吸気管28の上流側端部に取り付けられる吸気取入ハウジング32を備え、吸気取入ハウジング32には吸気口33が形成されている。吸気管28と吸気取入ハウジング32の内部は互いに連通して吸気通路30を形成しており、吸気取入ハウジング32の外部から外気Aが吸気口33、吸気通路30、吸気ポート27を経てクランクケース20の内部に流入可能とされている。各吸気ポート27にはそれぞれリード弁29が設けられ、また、各吸気管28には吸気通路30の断面積を手動操作により調節するスロットル弁31が設けられている。
【0013】
各シリンダ本体22内で、シリンダ本体22とピストン24とで囲まれた空間が燃焼室34であり、この燃焼室34に対向して点火プラグ35が配設されている。各吸気管28には、各気筒毎に燃料噴射弁37が取り付けられ、各燃料噴射弁37は磁力で開閉作動されるソレノイド開閉式であり、リード弁29よりも上流側の吸気通路30内に燃料36を噴射可能にしている。
【0014】
図5は図4のエンジンの模式的側面図である。各燃料噴射弁37には燃料36を供給する燃料供給装置39が設けられている。燃料供給装置39は、各燃料噴射弁37の各上流端を互いに連通させる燃料レール38を有し、シリンダ本体22の側壁にはベーパセパレータタンク42が取り付けられ、ベーパセパレータタンク42のタンク本体43内に燃料36を供給可能とする手動の低圧燃料ポンプ48(図3)、ダイヤフラム式の低圧燃料ポンプ49とが設けられ、これら低圧燃料ポンプ48、49の間にはチューブ50とフィルタ51とが介設されている。
【0015】
燃料供給装置39には、ベーパセパレータタンク42内の燃料36を加圧し高圧にして燃料レール38に供給する高圧燃料ポンプ52が設けられている。高圧燃料ポンプ52は、配管53により燃料レール38に連結され、高圧燃料ポンプ52の駆動により、タンク本体43内の燃料36が加圧されて配管53と燃料レール38を経て各燃料噴射弁37に供給される。また、燃料レール38は、配管54及びレギュレータ弁59を介してタンク本体43の上部に連結され、レギュレータ弁59により、各燃料噴射弁37に供給される燃料圧力が所定の高圧に調圧され、そして、燃料噴射弁37はこの圧力に基づいて燃料36を噴射する。
【0016】
クランク軸21には、これに連動する電気部品であるフライホイールマグネット60が設けられ、このフライホイールマグネット60は、クランク軸21の上端部に支持された椀状のフライホイール61と、フライホイール61の内周面に固定された永久磁石62と、この永久磁石62の回転軌跡に対向するようにシリンダ本体22に取り付けられるチャージコイル63及びライトコイル64と、フライホイール61の外周面の凸部に対向してシリンダ本体22に取り付けられるパルサーコイル65と、フライホイール61をその上方から覆うホイールカバー66とを備えている。なお、図4において、68は制御装置、69は外気導入口である。
【0017】
図4に戻り、シリンダ本体22の近傍にオイルタンク75が配設されており、オイルタンク75内のオイルは、オイルポンプ76によりベーパセパレータタンク42内に供給されここで燃料と混合されて、燃料噴射弁37を通って燃焼室34に供給され、エンジン13の潤滑を行うようにしている。また、シリンダ本体22の6つの気筒の内、1つの気筒▲1▼の近傍に空燃比検出装置70が取り付けられている。
【0018】
図1は、上記構成からなる2サイクルエンジン付船外機の制御系の全体構成図であり、図(A)はエンジンの側面図、図(B)は図(A)のB−B線に沿う縦断面図、図(C)は船外機の側面図を示し、上述で説明した主要な構成が示されている。すなわち、4は船外機、13はエンジン、20はクランクケース、21はクランク軸、22はシリンダ本体、24はピストン、35は点火プラグ、29はリード弁、30は吸気通路、31はスロットル弁、37は燃料噴射弁、41は燃料タンク、48は手動の低圧燃料ポンプ、51はフィルタ、42はベーパセパレータタンク、52は高圧燃料ポンプ、59はレギュレータ弁、▲1▼〜▲6▼は気筒、79は排気通路、79bは集合排気通路、79cは排気管、80は動力伝達装置、68は制御装置である。
【0019】
制御装置68には、エンジン13の駆動状態、船外機や船の状態を示す各種センサからの検出信号が入力される。すなわち、センサとして、クランク軸21の回転角(回転数)を検出するクランク角センサ90、クランクケース20内の圧力を検出するクランク室内圧センサ91、各気筒▲1▼〜▲6▼内の圧力を検出する筒内圧センサ92、吸気通路30内の温度を検出する吸気温センサ93、シリンダ本体22の温度を検出するエンジン温度センサ94、各気筒▲1▼〜▲6▼内の背圧を検出する背圧センサ95、スロットル弁31の開度を検出するスロットル開度センサ96、冷却水の温度を検出する冷却水温度センサ97、エンジン13の振動数を検出するエンジン振動センサ98、エンジン13のマウント高さを検出するエンジンマウント高さ検出センサ99、船外機4の動力伝達装置80のニュートラル状態を検出するニュートラルセンサ100、船外機4の上下回動位置を検出するトリム角検出センサ101、船速を検出する船速センサ102、船の姿勢を検出する船姿勢センサ103、大気圧を検出する大気圧センサ104が設けられ、そして、気筒▲1▼の近傍に空燃比検出装置70が設けられている。制御装置68は、これら各種センサの検出信号を演算処理し、制御信号を点火プラグ35、燃料噴射弁37、スロットル弁31及びISC89に伝送する。
【0020】
図2は、本発明に係わる空燃比制御を説明するための図であり、図2(A)は空燃比検出装置70の検出信号(電圧値)を示す波形図、図2(B)は、フィードバック制御による燃料噴射量の波形図である。図2(A)に示すように、空燃比がリーン側からリッチ側になると図2(B)に示すように燃料噴射量を減少させるように制御し、この制御により次第に空燃比がリーン側に変化してゆき、空燃比がリッチ側からリーン側になると燃料噴射量を増大させるように制御することにより、平均的に理論空燃比(空気過剰率λ=1)となるように燃料噴射量を制御する。図1において、気筒▲1▼についてはフィードバック制御により理論空燃比となるように燃料噴射量を制御すると共に、残りの気筒▲2▼〜▲6▼については、気筒▲1▼の空燃比を用い、各気筒▲2▼〜▲6▼の状態に応じて燃料噴射量を補正するように制御する。
【0021】
次に、図6〜図8により、本発明における空燃比センサの取付装置の第1の実施形態について説明する。図6(A)は図4に示した空燃比検出装置70の断面図、図6(B)は図6(A)の要部断面図である。
【0022】
図6(A)において、空燃比検出装置70は、シリンダ本体22の側面に設けられている。シリンダ本体22は、アルミ系の材料で作られたブロックであり、その側面には、上部が開口されると共に雌ネジ部22dを有する反応室71aが形成されている。反応室71a内に配設される空燃比センサ73は、細長い棒状のもので上下方向、つまり気筒軸と直角方向に配設されるものであり、先端に設けられた検知部73aと、中間部に設けられた雄ネジ部73j及び六角形状の係合部73dを有し、上端部から検出信号用リード線、ヒータ電源供給用電源線等からなるハーネス73bが引き出されており、ハーネス73bはバッテリ電源及び制御装置68(図1)に接続されている。また、空燃比センサ73を保温材74aを有する保温ケース74で覆うようにし、これにより反応室71a内の温度降下を抑制している。
【0023】
反応室71aは、絞り部71b、ガス通路71c及び保温パイプ75内の排ガス導入通路75a、排ガス導入ポート81を経て気筒▲1▼内に連通され、気筒▲1▼内の既燃ガスが反応室71a内に導入、排出されるように構成されている。ここで、保温パイプ75は、アルミ系の材料よりも熱伝導率の小さい材料、例えばステンレス鋼、セラミックス、ニッケル合金等により形成されており、気筒▲1▼の水冷ジャケット76を貫通するように形成されたボス肉部22c内に埋設されている。これにより前記反応室71a内に導入される既燃ガスの温度降下を抑制している。また、例えば始動直後のように反応室71a内の温度が低い状況下において、既燃ガス中のオイル分が液化しセンサ検知部73aに付着するとセンサ出力が異常になるおそれがあるが、絞り部71bを設けることにより、オイル分が液化しても反応室71aには入り難い構造にしている。
【0024】
図7に示すように、酸素濃度センサ73は、ステンレス製の外筒73cを有し、外筒73cの中間部に前述した係合部73d及び雄ネジ部73jが設けられ、また、外筒73c内にジルコニア製のセンサ素子73eが装着されている。センサ素子73eの内部には空洞部73f及びヒータ73gが設けられ、空洞部73fは大気に連通されている。また、センサ素子73eの内外表面に白金電極がメッキされており、センサ素子73e内外の酸素濃度差に応じて発生する起電力により酸素濃度が検出される。センサ素子73eの先端部には複数の通気孔73hを有する保護筒73iが設けられている。
【0025】
図8は、図6(A)に示した空燃比センサ73への排ガス導入ポート81の位置を説明するための模式図である。図中、22はシリンダ本体、24はピストン、35は点火プラグ、71aは反応室、73は空燃比センサ、78は掃気ポート、79は排気通路、79aは排気ポートを示している。排ガス導入ポート81は、気筒▲1▼の排気ポート79aの図中左端近傍より上死点側に配設される。但し、あまり上死点側に近づくと燃焼ガス温度が高いため、空燃比センサ73がこわれてしまうので、排気ポート79aの左端近傍の位置が好ましい。気筒▲1▼において、ピストン24が上死点に達する直前で点火プラグ35の点火により、筒内の混合気が着火、燃焼させられて膨張し、ピストン24が上死点を越えた後、下死点側に押し戻され、その途中で、排気ポート79a及び排ガス導入ポート81が開かれ、排気が排気通路79を通って排出される。次に、ピストン24の移動により掃気ポート78が開き、クランクケース内で予圧縮されていた混合気が掃気ポート78から筒内に流入し、この混合気が筒内に残留している既燃ガスの一部を排気通路79に押し出すとともに筒内に充満する。ピストン24が下死点から上死点に向かうと、掃気ポート78、排気ポート79a及び排ガス導入ポート81の順に閉じ、吸入、圧縮行程に移る。
【0026】
次に、本発明の特徴である空燃比センサの取り付け方法について説明する。本実施の形態は、熱膨張率の異なるシリンダ本体22に直接、空燃比センサを取り付ける例であり、図6(A)において、空燃比センサ73の検知部73aを反応室71a内に挿入し、空燃比センサ73の雄ネジ部73jを反応室71aの雌ネジ部22dに螺合させて固定する。このとき、図6(B)にも示すように、シリンダ本体22にボルト72により緩み止め77の一端をネジ止めしておき、緩み止め77の他端に形成された係止片77aを空燃比センサ73の係合部73dに係合させる。この構成によれば、空燃比センサ73とシリンダ本体22の熱膨張率が異なることにより生じるネジ部の緩みは、緩み止め77により防止される。
【0027】
図9は、本発明における空燃比センサの取付装置の第2の実施形態を示す断面図である。なお、以下の実施の形態で図6と同一の構成については同一番号を付けて説明を省略する。本実施形態においては、反応室71a、絞り部71b、ガス通路71cが形成されたステンレンス製のガスケース71(センサ取付部材)を備え、空燃比センサ73をガスケース71に雄ネジ部73jを螺合させて固定し、ガスケース71をシリンダ本体22に、ボルト72にて取り付ける例である。なお、82はガスシール用のガスケットである。この構成によれば、空燃比センサ73を熱膨張率が同等の材料からなる部材(ガスケース71)に固定し、その部材を熱膨張率の異なる部材であるシリンダ本体22に固定するので、空燃比センサ73のネジ部に緩みが生じることはない。なお、ボルト72の代わりにリベットにより固定するようにしてもよい。
【0028】
図10は、本発明における空燃比センサの取付装置の参考例を示す断面図である。本参考例においては、空燃比センサ73を熱膨張率が同等の材料からなるガスケース71に雄ネジ部73jを螺合させて固定し、ガスケース71を熱膨張率の異なる部材からなるシリンダ本体22に、溶着83にて固定する例であり、図9と同様に、空燃比センサ73のネジ部に緩みが生じることはない。なお、溶着の代わりに接着により固定するようにしてもよい。
【0029】
図11は、本発明における空燃比センサの取付装置の参考例を示す断面図である。本参考例においては、空燃比センサ73と熱膨張率が同等の材料からなるガスケース71を、熱膨張率の異なる部材からなるシリンダ本体22の製作時に予め鋳込んでおき、空燃比センサ73の雄ネジ部73jをガスケース71に螺合させて固定する例であり、図9と同様に、空燃比センサ73のネジ部に緩みが生じることはない。
【0030】
図12は、本発明における空燃比センサの取付装置の第5の実施形態を示す断面図である。本実施形態においては、シリンダ本体22に反応室71a、絞り部71b、ガス通路71c及び貫通孔71dが形成されており、貫通孔71dに空燃比センサ73の雄ネジ部73jを挿入し、空燃比センサ73を軸方向より押さえる押さえ部材89をボルト72によりシリンダ本体22に固定する例である。この構成によれば、空燃比センサ73とシリンダ本体22の熱膨張率が異なることにより生じるネジ部の緩みは、押さえ部材89により防止される。
【0031】
図13〜図19は、本発明を4サイクルエンジンを備える船外機に適用した実施の形態を示している。図13は、4サイクルエンジン付船外機の制御系の全体構成図である。なお、図1と同一の構成には同一番号を付けて説明を省略する。図中、105は油温センサである。4サイクルエンジンの場合、掃気の影響を受けないので空燃比検出装置70をエンジン13の排気通路79に設けることができる。排気通路を形成する排気管85はアルミ系の材料で作られたシリンダ本体22と一体に形成されている。この場合、排気バルブの開閉孔が前述した排ガス導入ポートの役割も兼ねることになる。通常、自動車用エンジンでは、気筒▲1▼〜▲6▼の排気集合部に空燃比検出装置86を設けている。しかしながら、船外機においては、排気管79c先端が水面下にあるため、水滴が飛散して空燃比検出装置86内のセンサに入り込でしまう。この水滴がセンサに付着すると、センサ素子部がセラミックスでありヒータにより高温に加熱されているため、センサ素子部が壊れてしまう。そこで、本例では空燃比検出装置70をエンジン13の最上部の気筒▲1▼の排気通路79に設けているが、気筒▲3▼と気筒▲4▼の排気集合部に設けてもよい。
【0032】
図14は、図6と同様の本発明の第1の実施形態を示し、図14(A)は空燃比検出装置の断面図、図14(B)は図14(A)の平面図である。本実施の形態は、空燃比センサ73と熱膨張率の異なる排気管85に直接、空燃比センサ73を取り付ける例である。図14(A)において、排気管85の外周には水冷ジャケット76が形成され、排気管85の壁面には、雌ネジ部85a、ボス部85bが形成され、空燃比センサ73の雄ネジ部73jを雌ネジ部85aに螺合させて固定し、空燃比センサ73の検知部73aを排気通路79内に位置させるようにする。そして、図14(B)にも示すように、排気管85に突出して形成されたボス部85bにボルト72により緩み止め77の一端をネジ止めしておき、緩み止め77の他端に形成された係止片77aを空燃比センサ73の係合部73dに係合させる。この構成によれば、空燃比センサ73と排気管85の熱膨張率が異なることにより生じるネジ部の緩みは、緩み止め77により防止される。
【0033】
図15は、図9と同様の本発明の第2の実施形態を示し、図15(A)は空燃比検出装置の断面図、図15(B)は図15(A)の平面図である。本実施形態においては、排気管85に開口85cを設けると共に、開口85cの両側にボス部85bを設け、該開口85cに係合されるセンサ取付部材84を備えている。センサ取付部材84は空燃比センサと同様にステンレンス系の材料で作られ、中央部に雌ネジ部84aが形成され、雌ネジ部84aの外周は筒状に上方に延び、その先端が水平状に延びるフランジ84bが形成されている。そして、センサ取付部材84のフランジ84bをボルト72によりボス部85bに固定し、センサ取付部材84の雌ネジ部84aに空燃比センサ73の雄ネジ部73jを螺合させて固定している。この構成によれば、空燃比センサ73を熱膨張率が同等の材料からなる部材84に固定し、その部材を熱膨張率の異なる部材である排気管85に固定するので、空燃比センサ73のネジ部に緩みが生じることはない。
【0034】
図16は、図15の変形例を示す断面図である。本例においては、排気管85とセンサ取付部材84との間にガスシールと断熱を兼ねたシール兼断熱材87を挟着させている。これにより、既燃ガスの漏洩を防止することができ、また、ヒータで500℃程度に加熱されている空燃比センサ73の温度低下(排気管85は200℃程度に冷却されている)を防止し、安定した信号を取り出すことができる。本例によれば、センサ取付部材84と排気管85とをボス接地とし、接触面積を小さくすることができ、センサ取付部材84から排気管85への伝熱を最小限に抑えることができる。また、センサ取付部材84をセンサ本体と同様のステンレス材のような熱伝導率の小さな材料にすることにより、排気管85への熱逃げも抑えることができる。
【0035】
図17は、図10と同様の本発明の参考例を示し、図17(A)は空燃比検出装置の断面図、図17(B)は図17(A)の平面図である。本参考例においては、空燃比センサ73を熱膨張率が同等の材料からなるセンサ取付部材84に雄ネジ部73jを螺合させて固定し、センサ取付部材84を熱膨張率の異なる材料からなる排気管85に、溶着83にて固定する例であり、図16と同様に、空燃比センサ73のネジ部73jに緩みが生じることはない。
【0036】
図18は、図11と同様の本発明の参考例を示し、図18(A)は空燃比検出装置の断面図、図18(B)は図18(A)の平面図である。本参考例においては、空燃比センサ73と熱膨張率が同等の材料からなるセンサ取付部材84を、熱膨張率の異なる材料からなる排気管85の製作時に予め鋳込んでおき、空燃比センサ73の雄ネジ部73jをセンサ取付部材84に螺合させて固定する例であり、図16と同様に、空燃比センサ73のネジ部73jに緩みが生じることはない。
【0037】
図19は、図12と同様の本発明の第5の実施形態を示し、図19(A)は空燃比検出装置の断面図、図19(B)は図19(A)の平面図である。本実施形態においては、排気管85に貫通孔85cが形成されており、貫通孔85cに空燃比センサ73の雄ネジ部73jを挿入し、空燃比センサ73を軸方向より押さえる押さえ部材89をボルト72により排気管85のボス部85bに固定する例である。この構成によれば、空燃比センサ73と排気管の熱膨張率が異なることにより生じるネジ部の緩みは、押さえ部材89により防止される。
【0038】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく種々の変更が可能である。例えば、上記実施形態においては、船外機用エンジンに適用した例について説明しているが、自動車用エンジンで空燃比センサを熱膨張率の異なる部材に取り付ける場合に適用してもよいことは勿論である。
【0039】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、空燃比センサを、該センサを構成する材料と異なる材料で作られたエンジン側部材へ取り付ける場合に、エンジンの運転により空燃比センサが高温になっても、取り付けネジ部の緩みにより生じる外気の流入を防止し、常に、空燃比を精度良く検出することができる。
【0040】
また、センサ取付部材とエンジン側部材との接地をボス形状とした場合や、センサ取付部材の材料を熱伝導率の小さな材料とした場合、空燃比センサとエンジン側部材との間に断熱シール材を設けた場合には、常に、空燃比センサが活性に必要な高温に保たれるため、空燃比検知精度を良好に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される2サイクルエンジン付船外機の制御系の全体構成図である。
【図2】図1のエンジンにおける空燃比制御を説明するための図である。
【図3】図1の船外機を取り付けた船の側面図である。
【図4】図3のエンジンの水平断面図である。
【図5】図4のエンジンの模式的側面図である。
【図6】本発明における空燃比検出装置の取付装置の第1の実施形態を示し、図6(A)は図4に示した空燃比検出装置の断面図、図6(B)は図6(A)の要部断面図である。
【図7】図6の空燃比センサの断面図である。
【図8】図6(A)に示した排ガス導入ポートの位置を説明するための模式図である。
【図9】本発明の第2の実施形態を示す断面図である。
【図10】本発明の参考例を示す断面図である。
【図11】本発明の参考例を示す断面図である。
【図12】本発明の第5の実施形態を示す断面図である。
【図13】本発明が適用される4サイクルエンジン付船外機の制御系の全体構成図である。
【図14】図6と同様の本発明の第1の実施形態を示し、図14(A)は空燃比検出装置の断面図、図14(B)は図14(A)の平面図である。
【図15】図9と同様の本発明の第2の実施形態を示し、図15(A)は空燃比検出装置の断面図、図15(B)は図15(A)の平面図である。
【図16】図15の第2の実施形態の変形例を示す断面図である。
【図17】図10と同様の本発明の参考例を示し、図17(A)は空燃比検出装置の断面図、図17(B)は図17(A)の平面図である。
【図18】図11と同様の本発明の参考例を示し、図18(A)は空燃比検出装置の断面図、図18(B)は図18(A)の平面図である。
【図19】図12と同様の本発明の第5の実施形態を示し、図19(A)は空燃比検出装置の断面図、図19(B)は図19(A)の平面図である。
以上

Claims (5)

  1. 空燃比センサにより既燃ガスの空燃比を検出し目標空燃比になるように燃料噴射量を制御する内燃機関において、ステンレス系材料で構成された空燃比センサ本体を、該センサ本体と異なる材料で作られたエンジン側部材に、センサ取付手段により取り付け、前記センサ取付手段は、前記空燃比センサに係合され、前記エンジン側部材に固定された緩み止めを備え、前記エンジン側部材に空燃比センサをネジ結合させたことを特徴とする空燃比センサの取付装置。
  2. 空燃比センサにより既燃ガスの空燃比を検出し目標空燃比になるように燃料噴射量を制御する内燃機関において、ステンレス系材料で構成された空燃比センサ本体を、該センサ本体と異なる材料で作られたエンジン側部材に、センサ取付手段により取り付け、前記センサ取付手段は、前記エンジン側部材に形成された貫通孔と、前記空燃比センサを軸方向より押さえ、前記エンジン側部材に固定された押さえ部材とを備え、前記空燃比センサを前記貫通孔に挿入させたことを特徴とする空燃比センサの取付装置。
  3. 空燃比センサにより既燃ガスの空燃比を検出し目標空燃比になるように燃料噴射量を制御する内燃機関において、ステンレス系材料で構成された空燃比センサ本体を、該センサ本体と異なる材料で作られたエンジン側部材に、センサ取付手段により取り付け、前記センサ取付手段は、前記空燃比センサ本体を構成する材料の熱膨張率が同等の材料で作られたセンサ取付部材を備え、該センサ取付部材に空燃比センサをネジ結合させ、前記センサ取付部材をボルト又はリベットにより熱膨張率が異なるエンジン側部材に固定したことを特徴とする空燃比センサの取付装置。
  4. 前記センサ取付手段は、前記空燃比センサ本体を構成する材料と熱膨張率が同等又は熱伝導率が小さい材料で作られたセンサ取付部材と、前記エンジン側部材に突出して形成されたボス部とを備え、前記センサ取付部材に空燃比センサをネジ結合させ、前記センサ取付部材をボルトにより前記ボス部に固定したことを特徴とする請求項記載の空燃比センサの取付装置。
  5. 前記センサ取付部材とエンジン側部材の間に挟着されたシール兼断熱材を備えたことを特徴とする請求項記載の空燃比センサの取付装置。
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