JP2639566B2 - プランジャ潤滑方法 - Google Patents

プランジャ潤滑方法

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JP2639566B2
JP2639566B2 JP17868688A JP17868688A JP2639566B2 JP 2639566 B2 JP2639566 B2 JP 2639566B2 JP 17868688 A JP17868688 A JP 17868688A JP 17868688 A JP17868688 A JP 17868688A JP 2639566 B2 JP2639566 B2 JP 2639566B2
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洋次 斎藤
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22—CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D17/00—Pressure die casting or injection die casting, i.e. casting in which the metal is forced into a mould under high pressure
    • B22D17/20—Accessories: Details
    • B22D17/2015—Means for forcing the molten metal into the die
    • B22D17/2038—Heating, cooling or lubricating the injection unit

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、堅形射出ダイカストマシンの射出プラン
ジャの潤滑方法に関する。
［従来の技術］ 従来の射出プランジャの潤滑は、第２図のように、固
定金型６に対して進退する移動金型７が前記固定金型６
に当接したときキャビティを形成するようになってい
て、成形品を取出した後、次の成形サイクルに入る前
に、図示したように開かれた金型内のプランジャ潤滑ス
プレー10を挿入し、さらにストロークＲ下降させ、そこ
で図のように潤滑剤を噴射しているのが一般的である。
［発明が解決しようとする課題］ したがって、プランジャ潤滑スプレー10をストローク
Ｒ下降させるための動作が必要であり、スプレー装置10
の構造が複雑になるばかりか、このスプレー装置10全体
の前記ストロークＲ方向、即ち高さ方向の大きさが大き
くなり、型開きストロークH2が大きくなる欠点がある。
又、前記ストロークＲを移動させる動作時間が長くな
り、サイクルタイムを損失している。
本発明は、プランジャ潤滑スプレーのストロークＲの
下降動作を必要としない潤滑方法であり、スプレー装置
を含むダイカストマシンの小型化と簡略化によるコスト
の低減と、サイクルタイムの低減に目的がある。
［課題を解決するための手段］ 第１図に示すように、射出プランジャ２の最下降位置
で射出スリーブ１の内面に複数の切欠き溝３を設けて、
射出スリーブ内に噴射された霧状の潤滑剤の流れ４を、
前記切欠き溝３を通して、前記射出プランジャ２の外周
に塗布するようにしたことを特徴とする。
［作用］ 以上述べたようにプランジャ潤滑スプレーから噴射さ
れた潤滑剤の流れは、スリーブ内径面に沿って流れ、前
記切欠き溝を流れ、射出プランジャの外周に沿って流れ
るので、能率良く潤滑剤を射出スリーブの内面及び射出
プランジャの外周に塗布する。
［実施例］ 以下、実施例の図面に基づいて詳細に説明する。
第１図において、１は固定金型６に固着された射出ス
リーブで、内径面に材料の射出用の射出プランジャ２が
不図示の射出シリンダにより進退する（図中上下する）
ように嵌挿されている。この固定金型６に相対して、移
動金型７が不図示の型締装置により進退し、両金型６お
よび７が当接したとき、キャビティを形成するようにな
っている。又、第１図は、移動金型７の移動による型開
きの状態を示しており、この型開きのときに両金型６お
よび７の外部に設置してある離型剤のスプレー８および
９とプランジャ潤滑スプレー５が不図示の搬送装置によ
り、側面から移動金型６と移動金型７の間の内部に挿入
され、離型剤および潤滑剤をスプレーする。
３は前記射出スリーブ１の内面に設けた切欠き溝で、
前記射出プランジャ２の最下降位置において該射出プラ
ンジャ２の外周に沿う流路を形成させている。
従って前記プランジャ潤滑スプレー５からの潤滑剤の
流れ４は前記流路を通って流れ、効率よく潤滑剤を射出
スリーブ１の内面及び射出プランジャ２の外周に塗布す
ることができる。
給湯は、前記射出プランジャ２を上昇させ、前記切欠
き溝３を閉鎖する高さの位置で停止して行われるように
なっている。
プランジャ潤滑スプレー５は、従来のスプレーで必要
とした不図示の上下に移動させる機構を不要とすること
ができるので、他の離型剤スプレー８および９と同様に
上下方向固定でよい。従って型開きストロークH1を小さ
くできる。
［発明の効果］ 以上述べたように、プランジャ潤滑スプレーが固定
（上下に可動する構造が不要）でよく、スプレー装置を
含むダイカストマシンの小型化、簡略化によるコスト低
減と、前記プランジャ潤滑スプレーのストロークによる
ロス・タイムを除去し、生産性を向上することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明の実施例の断面図、第２図は従来方式の
断面図である。 １……射出スリーブ、２……射出プランジャ、３……切
欠き溝、５……プランジャ潤滑スプレー、8,9……離型
剤スプレー

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】射出プランジャを射出スリーブ内に上下方
    向に進退させ、金型キャビティ内に材料を射出する堅型
    射出ダイカストマシンの射出プランジャの潤滑方法にお
    いて、射出プランジャの最下降位置で射出スリーブの内
    面に複数の切欠き溝を設け、前記射出スリーブ内に噴射
    された潤滑剤を、前記複数の切欠き溝を通して流し、前
    記射出スリーブの内面及び射出プランジャの外周に前記
    潤滑剤を塗布するようにしたことを特徴とするプランジ
    ャ潤滑方法。
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