JP2581315Y2 - スプレイヘッド - Google Patents

スプレイヘッド

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JP2581315Y2
JP2581315Y2 JP4442992U JP4442992U JP2581315Y2 JP 2581315 Y2 JP2581315 Y2 JP 2581315Y2 JP 4442992 U JP4442992 U JP 4442992U JP 4442992 U JP4442992 U JP 4442992U JP 2581315 Y2 JP2581315 Y2 JP 2581315Y2
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真 辻
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Toshiba Machine Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はダイカストマシンの成形
品の離形を良くするために金型に離形剤等のスプレイ液
を吹き付けるスプレイ装置におけるスプレイ液吹き付用
ノズルを取付けたスプレイヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】ダイカストマシンや射出成形機等のスプ
レイ装置は金型内に成形された成形品の取出しに際し、
離形を良くするため、金型の成形品との接触面に離形
剤、焼付防止剤等(以下スプレイ液という)を吹き付け
る装置であり、通常は型開きされた時、固定および移動
の両金型間にリンク機構や直動アーム等の搬送装置によ
り金型外から進入させ、金型へスプレイ液の吹き付けを
行っている。
【0003】図6により従来装置について説明すると、
スプレイ装置 101及び固定金型用スプレイヘッド 103、
移動金型用スプレイヘッド 104の先端に取り付けられる
スプレイノズル 105はスプレイ装置 101を保持する図示
せぬ搬送機構により型開き時の固定金型 106、移動金型
107間に進入するが、その動く軌跡は金型の開度及び金
型形状に大きく制約される。
【0004】この為スプレイヘッド103 、104 及びスプ
レイノズル 105の形状及び大きさはそれが動ける軌跡に
対応した制約された形とならざるを得ず、たとえばスプ
レイノズル 105の長さが短すぎ、例えば、シリンダブロ
ック等のように奥行きの有る金型に対しては距離が遠く
なりスプレイ効果が悪くなるのでその改善策としてスプ
レイ装置 101に移動金型用スプレイヘッド 104を動かす
リンク機構 102を取り付け、固定金型 106、移動金型 1
07間にスプレイ装置 101が進入した後、リンク機構 102
を鎖線で示すように矢印方向に動かし移動金型用スプレ
イヘッド 104を移動金型 107に対してより接近させ、ス
プレイ効果を上げるのが一般的であった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】然しながら、スプレイ
装置 101に移動金型用スプレイヘッド 104を動かすリン
ク機構 102を取り付けると、移動金型用スプレイヘッド
104の移動によるスプレイ装置 101への荷重変動が生じ
スプレイ装置 101の強度を上げる必要があり、装置とし
ても複雑になる。又移動金型用スプレイヘッド 104の移
動時間分だけスプレイサイクルが延びると共に、移動金
型用スプレイヘッド 104全体が移動金型 107側に移動す
る為、スプレイを必要とする以外の場所までスプレイノ
ズル 105が移動することになり、移動金型 107の各々の
位置に対応したスプレイ効果が望めなくなる。
【0006】本考案は前記の課題を解決するためになさ
れたものであって、従来複雑構造であったスプレイ装置
のコンパクト化を図り、スプレイサイクルの延長を防
ぎ、その上に移動金型の各々の位置に対応できるスプレ
イヘッドを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに本考案は、ダイカストマシンや射出成形機の成形に
際し、型開きされた金型の間に進入させ、金型の成形品
の接触面に離形剤等のスプレイ液を吹付けるスプレイ装
置のスプレイ吹付け用ノズルを取付けたスプレイヘッド
において、内部にスプレイ液を導入する穿設穴を有する
と共に、前記穿設穴に連通し、外部へ開口する複数の開
口穴を有する支持部材と、前記開口穴の径より大径の内
径を有し、前記開口穴を包囲するように複数の前記開口
穴毎に元部を前記支持部材に取付けるとともに、先端に
前記内径より小径の貫通穴および外部に連通する空気穴
を設けたシリンダ状のガイドと、前記ガイドの内径面に
摺動自在に嵌着されるピストン部と前記貫通穴に気密に
摺動するとともに、先端が前記ガイドの貫通穴の外へ達
しているロッド部と一体的に構成され、中央部に前記開
口穴より小径のノズル孔を貫通させたスプレイ液および
空気圧で進退するノズルから成るスプレイヘッドとし、
前記ノズルのロッド部の先端およびノズル孔は複数個に
別れることもでき、更に前記ノズルのピストン部とガイ
ド先端部との間に押圧用バネを設けることもできる構造
とした。
【0008】
【作用】スプレイ液吹き付けに際しては、スプレイ液の
圧力により、ノズルはガイドの先端にまで移動し、実質
的にノズルは延長される。またノズルを元の位置へ戻す
時はガイド先端の空気穴からの空気の圧送することによ
り行われる。
【0009】
【実施例】本考案の1実施例を図1ないし3により説明
すると、1はスプレイ装置で、成形の際、型開きされた
移動金型2および固定金型3の間にノズル4を取付けた
スプレイヘッド5をリンク機構からなる搬送機構6によ
り進入させ、スプレイ液を両金型2および3の成形品の
接触面に吹き付けるようになっている。
【0010】前記スプレイヘッド5は図2に示すように
搬送機構6に連なるアーム7に結合されていて、内部に
スプレイ液を導入する穿設穴8と同穿設穴8から複数の
ノズル4へ連通する複数個の開口穴9が設けてある。
【0011】次に、ノズル4について図3により詳細に
説明すると、ノズルは複数個設けてあるが、構成は同一
であるからその内の1個を代表して説明する。
【0012】開口穴9には同穴9の径Dより大径の内径
を有し、前記開口穴9を包囲するように各複数の開口穴
9毎に設けた先端に前記内径より小径の貫通穴および外
部に連通する空気穴10を設けたシリンダ状のガイド1
1が取付けて有り、前記ガイド11の内径面にはピスト
ン部12およびロッド部13と一体的に構成された延長
ノズル14が設けてある。
【0013】前記ピストン部12はガイド11の内径面
に摺動自在に嵌着され、ロッド部13はガイド11の先
端の貫通穴を通り外部に達している。また、延長ノズル
14には中央部に前記スプレイヘッド5に設けた開口穴
9より小径dのノズル孔15が貫通している。
【0014】以上のような構成となっているので、図示
してないタンク等からスプレイヘッド5の穿設穴8に導
入されたスプレイ液は開口穴9を経てノズル孔15を通
り外部(金型)へ噴射される。
【0015】この際、スプレイ液は開口穴9の径Dより
小径dのノズル孔15を通るため、延長ノズル14のピ
ストン部12はその抵抗で図中左方向にガイド11の先
端まで移動し、延長ノズル14は鎖線16で示す位置ま
で延びることになる。そして、延びたノズル14はスプ
レイ液の吹付けが行われない時、空気穴10からガイド
11内に空気を圧送すれば元の位置へ戻すことができ
る。又、図4のようにガイド11の先端と延長ノズル1
4のピストン部12の間にバネ17を設け、常に延長ノ
ズル14をスプレイヘッド5に押付けるようにしておけ
ば、スプレイ液の吹付け時は液圧によってバネ17の押
圧力に逆らって延びた延長ノズル14もスプレイ液の吹
付けが終わればバネ17の押し圧力により元に戻ること
ができる。
【0016】又図5はノズル14の先端を3分割し、各
々に18、19、20の穿設穴を設けることにより、1
時に3方向にスプレイ液を噴射することができる例を示
している。
【0017】以上のようにノズル4内の延長ノズル14
をスプレイ液の圧力のみで動かせるようにした為、ノズ
ル4、ひいてはスプレイヘッド5のコンパクト化が計れ
ると共に、スプレイ液の圧力を制御することにより延長
ノズル11のストローク調整が可能となり、移動金型
2、固定金型3の位置及び奥行深さに応じた制御が可能
となる。又ノズル4の延長ノズル14の延び方向にはス
プレイ圧、戻り方向にはエア圧を直接使用している為、
延長ノズル14の開閉は瞬時に行われ、スプレーサイク
ルの延長を防ぐことができる。
【0018】
【考案の効果】以上のように構成される本考案に係るス
プレイヘッドでは、次のような効果を奏する。
【0019】ノズル内の延長ノズルをスプレイ液の圧力
のみで動かせるようにした為、ノズル、ひいてはスプレ
イヘッドのコンパクト化が計られると共に、スプレイ液
の圧力を制御することにより延長ノズルのストローク調
整が可能となり、金型の位置及び奥行深さに応じた制御
が可能となる。
【0020】又ノズルの延長ノズルの作動にはスプレイ
圧、エア圧を直接用いる為延長ノズルの開閉は瞬時に行
われ、スプレーサイクルの延長を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のスプレイヘッドを用いたスプレイ液吹
き付時の図である。
【図2】本考案の一実施例に係るスプレイヘッドの断面
図である。
【図3】図2の“イ”部詳細図でノズルの詳細図であ
る。
【図4】本考案の他実施例を示す図である。
【図5】本考案のさらに他の実施例を示す図である。
【図6】従来のスプレイ装置を示す図である。
【符号の説明】
1 スプレイ装置 2 移動金型 3 固定金型 4 ノズル 5 スプレイヘッド 6 搬送機構 7 アーム 8 穿設穴 9 開口穴 10 空気穴 11 ガイド 12 ピストン部 13 ロッド部 14 延長ノズル 15 ノズル孔 17 バネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B22D 17/20 B05B 1/14 B05B 3/18 B22C 23/02 B29C 33/58

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイカストマシンや射出成形機の成形に
    際し、型開きされた金型の間に進入させ、金型の成形品
    の接触面に離型剤等のスプレイ液を吹付けるスプレイ装
    置のスプレイ吹付け用ノズルを取付けたスプレイヘッド
    において、 内部にスプレイ液を導入する穿設穴を有すると共に、前
    記穿設穴に連通し、外部へ開口する複数の開口穴を有す
    る支持部材と、 前記開口穴の径より大径の内径を有し、前記開口穴を包
    囲するように複数の前記開口穴毎に元部を前記支持部材
    に取付けるとともに、先端に前記内径より小径の貫通穴
    および外部に連通する空気穴を設けたシリンダ状のガイ
    ドと、 前記ガイドの内径面に摺動自在に嵌着されるピストン部
    と前記貫通穴に気密に摺動するとともに、先端が前記ガ
    イドの貫通穴の外へ達しているロッド部と一体的に構成
    され、中央部に前記開口穴より小径のノズル孔を貫通さ
    せたスプレイ液および空気圧で進退するノズルから成る
    スプレイヘッド。
  2. 【請求項2】 前記ノズルのロッド部の先端およびノズ
    ル孔は複数個に別れていることを特徴とする請求項1記
    載のスプレイヘッド。
  3. 【請求項3】 前記ノズルのピストン部とガイド先端部
    との間に押圧用バネを設けたことを特徴とする請求項1
    または2記載のスプレイヘッド。
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KR102328518B1 (ko) * 2019-10-23 2021-11-18 (주)용암금속 장축 단조품의 이형제 분사장치

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