JP2015174012A - ノズル - Google Patents

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誠 深谷
相瞳 朴
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Abstract

【課題】簡単な構成で進退させることができるノズルを提供する。
【解決手段】ノズル1は、シリンダ2を備える筒状体3と、ノズル本体4と、ピストン5と、シリンダ2の基端部に対して流体を供給する第1の流体流路6と、シリンダ2の先端部に対して流体を供給又は排出する第2の流体流路7とを備える。ノズル本体4は、第1の流体通路6から供給される流体により前進させられ、第2の流体通路7から供給される流体により後退させられ、第1の流体通路6から供給される流体を先端から噴出する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ワークの細部に挿入されて流体を噴出することにより該細部を清浄化するノズルに関する。
機械部品等のワークの細部には、ネジ孔、油や水の流路となる深孔、部品間の間隙等の狭隘な空間を備えるものがある。前記ワークの細部には該ネジ孔又は該深孔の加工時に発生した切り粉、塵埃、液体等が溜まりやすく、該ワークの出荷時や使用前に該切り粉、塵埃、液体等を除去して清浄化することが望まれる。
そこで、従来、前記ワークの細部に挿入されて洗浄液や空気等の流体を噴出することにより該細部を清浄化するノズルが知られている(例えば、特許文献1参照)。
前記ノズルは、中空円筒状のノズルケースと、該ノズルケースの内周面に摺動自在に配設された可動ノズルとを備え、該ノズルケースの基端部から供給される流体により該可動ノズルを前進させ、該可動ノズルの先端から該流体を噴出する。一方、前記ノズルでは、前記流体の供給を停止すると、前記ノズルケース内に配設されたスプリングにより前記可動ノズルが後退させられる。
前記ノズルは、前記可動ノズルを前進させることにより前記ワークの細部に挿入することができる。そこで、前記ノズルによれば、前記可動ノズルが前記ワークの細部に挿入された状態で、該可動ノズルの先端から前記洗浄液や空気等の流体を噴出することにより、該細部に溜まっている前記切り粉、塵埃、液体等を除去して清浄化することができる。
特開平9−192542号公報
しかしながら、前記従来のノズルでは、前記可動ノズルを後退させるために、前記ノズルケース内にスプリングを配設しなければならず、構成が複雑になるという不都合がある。また、前記従来のノズルでは、前記可動ノズルを後退させる際にはその先端から前記流体を噴出させることができず、前記切り粉、塵埃、液体等を除去することができない場合があるという不都合もある。
本発明は、かかる不都合を解消して、簡単な構成で進退させることができ、後退する際にも流体を噴出して切り粉、塵埃、液体等を除去することができるノズルを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明は、ワークの細部に挿入されて流体を噴出することにより該細部を清浄化するノズルにおいて、長さ方向に沿って設けられたシリンダと該シリンダの両端を閉塞する閉塞部とを備える筒状体と、該シリンダの内周面に沿って摺動自在に配設されたピストンと、中空筒状体からなり該シリンダの先端側の該閉塞部を貫通すると共に該ピストンに支持され該ピストンを介して該シリンダの基端部と連通されるノズル本体と、該シリンダの基端部に対して流体を供給する第1の流体流路と、該シリンダの先端部に対して流体を供給又は排出する第2の流体流路とを備え、該ノズル本体は、該第1の流体流路から供給される流体により該ピストンと共に前進させられる一方、該第2の流体流路から供給される流体により該ピストンと共に後退させられ、該第1の流体流路から供給される流体を先端から噴出することを特徴とする。
本発明のノズルによれば、前記第1の流体流路から前記シリンダの基端部に流体を供給する一方、前記第2の流体流路により該シリンダの先端部から流体を排出することにより、前記ピストンを前進させることができる。
このとき、前記ノズル本体は前記ピストンに支持されているので、該ピストンと共に前進する。また、前記ノズル本体は中空筒状体からなり、前記シリンダの先端側の前記閉塞部を貫通すると共に前記ピストンを介して該シリンダの基端部と連通されているので、前記第1の流体流路から供給される流体をその先端から噴出することができる。
また、本発明のノズルによれば、前記第2の流体流路から前記シリンダの先端部に流体を供給し、前記ピストンの先端部側の圧力が該ピストンの基端部側の圧力よりも高くなると、該ピストンを後退させることができ、同時に前記ノズル本体も後退させることができる。
従って、本発明のノズルによれば、スプリングを用いることなく、前記第1の流体流路又は前記第2の流体流路により前記シリンダに流体を供給するという簡単な構成で、前記ノズル本体を進退させることができる。また、本発明のノズルによれば、前述のようにして前記ノズル本体を後退させることにより、該ノズル本体を後退させながら前記シリンダの基端部の流体を前記ノズル本体の先端から噴出することができる。
本発明のノズルにおいて、前記第1の流体流路と前記第2の流体流路とは、それぞれ前記シリンダを備える筒状体の基端部から該シリンダと平行に穿設された第1の穴部と、該筒状体の外周面から直径方向に穿設され該穴部を貫通して該シリンダに連通する第2の穴部と、該筒状体の外周面における該第2の穴部の開口部を閉塞する閉塞栓とからなることを特徴とする。
本発明のノズルにおいて、前記第1の流体流路と前記第2の流体流路とは、それぞれ前記第1の穴部と前記第2の穴部との組合せにより、前記シリンダに連通する構造に容易に加工することができる。また、前記筒状体の外周面における前記第2の穴部の開口部を前記閉塞栓により閉塞することにより、前記第1の穴部から供給される流体を前記第2の穴部を介して前記シリンダに導入することができる。
また、本発明のノズルは、前記構成とすることにより、前記第1の流体流路と前記第2の流体流路とを前記筒状体の基端部にまとめて配置することができ、すっきりしたレイアウトとすることができる。また、本発明のノズルは、前記構成とすることにより、前記第1の流体流路と前記第2の流体流路とをチューブ等により構成して前記筒状体の外側に延設する必要が無くなるので、狭い場所にも設置することができる。
また、本発明のノズルにおいて、前記流体としては、例えば空気を用いることができる。
本発明のノズルの構成を示す斜視図。 図1のII−II線断面図。 本発明のノズルの作動説明図。
次に、添付の図面を参照しながら本発明の実施の形態についてさらに詳しく説明する。
図1及び図2に示すように、本実施形態のノズル1は、長さ方向に沿って穿設されたシリンダ2を備え、基端部側に開口する有底筒状体からなるボディ3と、中空筒状体からなるノズル本体4とを備え、ノズル本体4はボディ3に対して進退自在とされている。
ノズル1は、シリンダ2の内周面に沿って摺動自在に配設されたピストン5を備えている。ノズル本体4はボディ3の底部31を貫通すると共にピストン5に支持され、ピストン5を貫通することによりシリンダ2の基端部に連通されている。また、ノズル1は、ボディ3の内部にシリンダ2に平行に穿設された空気流路6,7を備え、空気流路6はシリンダ2の基端部に連通し、空気流路7はシリンダ2の先端部に連通している。
シリンダ2は、先端部側がボディ3の底部31により閉塞される一方、基端部側がエンドカバー21により閉塞されている。エンドカバー21は基端部に配設された止め輪22により固定されており、シリンダ2の内周面との間に配設されたガスケット23と、シリンダ2の内部でピストン5が当接される面に設けられたエンドクッション24とを備えている。
ボディ3は、外側面に長さ方向に沿って設けられた溝部32と、先端部に設けられてノズル本体4を摺動自在に支持するノズルカバー33と、先端面に低頭六角穴付ボルト34により螺着されたフランジ35とを備えている。溝部32は、例えば、ノズル本体4の基端部の位置を検知する位置センサ等を装着する場合等に利用することができる。また、フランジ35にはノズル本体4が貫通されている。
ノズルカバー33はノズル本体4の周囲に配設されたブッシュ36、パッキン37、スクレーパ38と、ボディ3との間に配設されたガスケット39とを備えている。また、フランジ35は両端部に貫通孔35aを備えている。貫通孔35aは、例えばノズル1を所定位置に固定する取付台等に固定する場合等に利用することができる。
ピストン5は、基端部に設けられたマグネットホルダ51と、シリンダ2の内周面との間に配設されたパッキン52と、先端部のノズル本体4の周囲に設けられたクッション53とを備え、マグネットホルダ51にはマグネット54が配設されている。マグネット54は、例えば前記位置センサによりノズル本体4の基端部の位置を検知する場合等に利用することができる。
また、空気流路6,7は、それぞれボディ3の基端部からシリンダ2と平行に穿設された第1の穴部6a,7aと、ボディ3の外周面から直径方向に穿設され第1の穴部6a,7aを貫通してシリンダ2に連通する第2の穴部6b,7bを備えている。第2の穴部6b,7bは、ボディ3の外周面における開口部が閉塞栓6c,7cにより閉塞されている。また、空気流路6,7は、それぞれ図示しないコンプレッサ等の空気供給手段に接続されている。
次に、本実施形態のノズル1の作動について説明する。
ノズル1では、まず、空気流路6から穴部6a,6bを介して、シリンダ2の基端部に空気を供給する。このようにすると、シリンダ2の先端部の空気はピストン5に押圧されて空気流路7の穴部7a,7bから排出されるので、ピストン5を先端部方向に前進させることができ、ピストン5と共にノズル本体4を先端部方向に前進させ、ボディ3の先端から突出させることができる。
ノズル1は、ノズル本体4をボディ3の先端から突出させることにより、機械部品等のワークの細部に形成されているネジ孔、油や水の流路となる深孔、部品間の間隙等の狭隘な空間に挿入することができる。このとき、空気流路6から供給される空気がノズル本体4の先端から噴出されることにより、前記ワークの細部に溜まった切り粉、塵埃、液体等を除去し、該細部を清浄化することができる。
また、ノズル1では、空気流路7から穴部7a,7bを介してシリンダ2の先端部に、空気流路6から供給されている空気と同一圧力を有する空気を供給すると、シリンダ2の基端部の空気はノズル本体4から噴出されており、ピストン5の先端部側の圧力が基端部側の圧力を上回るため、ピストン5を基端部方向に後退させることができる。この結果、ピストン5と共にノズル本体4を基端部方向に後退させ、ボディ3の内部に収容することができる。
このとき、空気流路7からシリンダ2の先端部に供給される空気の圧力を、空気流路6からシリンダ2の基端部に供給される空気の圧力と同等以上とすることにより、ノズル本体4の先端から空気を噴出させながら、ノズル本体4を後退させることができる。
また、本実施形態のノズル1では、シリンダ2に空気を供給するようにしているが、空気に代えて他の気体又は洗浄液を供給するようにしてもよい。
また、本実施形態のノズル1では、ノズル本体4を直線状としその長さ方向に平行に前記流体を噴出するようにしている。しかし、ノズル1は、ノズル本体4の先端形状を変更することにより、その長さ方向に対し、直交する方向又は斜め方向に前記流体を噴出するようにしてもよい。
1…ノズル、 2…シリンダ、 3…ボディ、 4…ノズル本体、 5…ピストン、 6,7…空気流路。

Claims (3)

  1. ワークの細部に挿入されて流体を噴出することにより該細部を清浄化するノズルにおいて、
    長さ方向に沿って設けられたシリンダと該シリンダの両端を閉塞する閉塞部とを備える筒状体と、該シリンダの内周面に沿って摺動自在に配設されたピストンと、中空筒状体からなり該シリンダの先端側の該閉塞部を貫通すると共に該ピストンに支持され該ピストンを介して該シリンダの基端部と連通されるノズル本体と、該シリンダの基端部に対して流体を供給する第1の流体流路と、該シリンダの先端部に対して流体を供給又は排出する第2の流体流路とを備え、
    該ノズル本体は、該第1の流体流路から供給される流体により該ピストンと共に前進させられる一方、該第2の流体流路から供給される流体により該ピストンと共に後退させられ、該第1の流体流路から供給される流体を先端から噴出することを特徴とするノズル。
  2. 請求項1記載のノズルにおいて、前記第1の流体流路と前記第2の流体流路とは、それぞれ前記シリンダを備える筒状体の基端部から該シリンダと平行に穿設された第1の穴部と、該筒状体の外周面から直径方向に穿設され該穴部を貫通して該シリンダに連通する第2の穴部と、該筒状体の外周面における該第2の穴部の開口部を閉塞する閉塞栓とからなることを特徴とするノズル。
  3. 請求項1又は請求項2記載のノズルにおいて、前記流体は空気であることを特徴とするノズル。
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