JPH0414183Y2 - - Google Patents

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JPH0414183Y2
JPH0414183Y2 JP1986011565U JP1156586U JPH0414183Y2 JP H0414183 Y2 JPH0414183 Y2 JP H0414183Y2 JP 1986011565 U JP1986011565 U JP 1986011565U JP 1156586 U JP1156586 U JP 1156586U JP H0414183 Y2 JPH0414183 Y2 JP H0414183Y2
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JP
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ejector
hole
mold
movable platen
movable
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は成形品の厚薄深浅に応じてエジエクタ
を作動せしめ、これにより成形品がキヤビテイか
らスムーズに離型される主として射出成形機の型
締装置に関する。
「従来の技術」 (イ) 射出成形機において、冷却固化した成形品を
金型キヤビテイから離形するには主ラム内に形
成されたエジエクタシリンダを用いてエジエク
タピストンを作動せしめている。
(ロ) 又射出成形による方向性が問題になる場合、
あるいは、肉厚部品でひずみのない成形品を得
る方法として射出圧縮成形法が広く採用されて
いる。(特開昭60−179218号参照) 「考案が解決しようとする問題点」 ところが、上記(イ)において、成形品が薄い形状
の場合はあまり早い速度で突出動作を行うと、該
成形品の破損あるいは変形の原因となり、また(ロ)
において、従来金型に種々の工夫がなされ、高度
の技術と高いコストを要していたが、本考案によ
つて効果的な射出圧縮成形を容易に行うとするも
のである。
上記せるトラブルが発生しないような圧力及び
速度でエジエクタを作動せしむることが本考案の
技術的課題である。
「問題点を解決しようとする手段」 上記技術的課題を解決するための本考案の構成
すなわち手段は、可動盤の中央に貫通孔が形成さ
れ、該貫通孔内を進退可能なエジエクタバーが設
けられてなる射出成形機の型締装置において、該
可動盤の背面にアクチユエータ、前面には前記可
動盤の貫通孔と同一軸心の貫通孔が形成された可
動金型が取り付けられ、該可動金型の環状凹部内
にエジエクタピンが移動可能に配され、前記エジ
エクタバーの前進にともなつて前記エジエクタピ
ンが前進せしむると同時に該エジエクタの速度を
制御すべく前記エジエクタバーにアームの一端が
固設され、該アームの下端にラツクを形成した連
桿が固定され、該ラツクに噛み合うピニオンの内
周にはポテンシヨンメータが設けられていること
を特徴とする射出成形機の型締装置を提供するこ
とにある。
「作用」 可動盤の背面にアクチユエータ(主として油圧
によつて作動する機械装置)を設けられているの
で金型のキヤビテイ内の溶融樹脂の冷却過程に合
わせながら圧縮力を加えることゝ、また成形品の
取り出しのためのエジエクタ動作を1つのシリン
ダで行うことができる。
「実施例」 以下第1図及び第2図に基づいて本考案の一実
施例を説明する。
10はタイバー(図示せず)に嵌合した可動盤
で、該可動盤10の高速型閉じ、型開きは本考案
にの要旨外につき、その図示説明を省略する。
該可動盤10の中央に貫通孔11を形成し、該
貫通孔11内を前進若しくは後退するエジエクタ
バー12の前端13を嵌合し、後端14にピスト
ン15を設けると共にエジエクタシリンダ16内
に嵌合する。
前記エジエクタバー12の前後端13,14間
にアーム17を固設し、該アーム17の下端にラ
ツク18を形成した連桿が固定され、該ラツク1
8に噛み合うポテンシヨンメータ(位置センサ
ー)19の外周にはピニオン20が設けられてい
る。
21は前記可動盤10の前面101に取り付け
た可動金型で、該可動金型21の中央には前記可
動盤10の貫通孔11に一致する連通孔22と、
該連通孔22に通ずる環状凹部23が形成され、
そして該連通孔22と同一軸心上にキヤビテイ2
4が形成されている。
該環状凹部23にはエジエクタプレート25が
嵌合されると共に該プレート25にはエジエクタ
ピン26の後端261が固定し、先端262が前
記キヤビテイ24の底部に嵌合されている。
27は前記可動盤10同様タイバーに嵌合され
ている固定盤で、該固定盤27の前面271には
固定金型28が取り付けられ、後面272には加
熱シリンダのノズルがタツチするスプールブツシ
ユ29が設けられている。
本考案は上記せる如く構成されているので、ポ
テンシヨンメータ19の電圧を予め設定しておく
のみで、エジエクタバー12の前進スピードは該
バー12と連動するラツク18とピニオン20に
よつて回転するポテンシヨンメータ19の電圧変
化に応じて段階的にコントロールされ、前進スピ
ードは低速で低圧にてエジエクタプレート25と
エジエクタピン26を前進せしめて成形品aを前
記金型より離型せしめ、離型後は高圧高速で成形
品aをキヤビテイ24から抜け出すことができる
作用効果を奏することができる。
第2図は縦軸に圧力P、横軸にストロークSを
とり、離型位置とエジエクタ位置との関係を示す
グラフである。
エジエクタの位置は点線O乃至Aで示され、成
形品aの離形位置はBにて示されている。
次に、第3図は本考案の他の実施例を示す断面
図であり、第1実施例と異なる点は2段エジエク
タ構造にある。
キヤビテイ40内の溶融樹脂の冷却過程に合わ
せて、圧縮ブロツク41の圧縮プレート42を作
動せしめて圧縮力を加え、しかるのち、成形品C
を取り出すために、エジエクタバー12をさらに
前進せしめ、可動金型21内の圧縮プレート42
がエジエクタプレート43を押圧することによ
り、成形品Cを突出することができる。
第4図は縦軸に圧力P、横軸に時間tを示す。
「考案の効果」 可動盤若しくは固定盤あるいは両盤背面にアク
チユエータを備えてあるので金型のキヤビテイ内
の溶融樹脂の冷却過程に合わせて、該アクチユエ
ータを作動し圧力と速度を段階的にコントロール
して圧縮圧力を加えることにより、成形品を破損
したり、変形させずに金型外へ突き出すことがで
きる。
したがつて、薄物及び深物成形品の突き出しに
おいても成形品に損傷せしむるようなことは全く
なくなり、作業能率が一段と向上する作用効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案型締装置の縦断断面図、第2図
は第1図の離型位置とエジエクタ位置の関係を示
すグラフ、第3図は本考案の他の実施例を示す縦
断断面図、第4図は第3図の圧縮工程に加えて離
型位置とエジエクタ位置の関係を示すグラフであ
る。 符号の説明、10……可動盤、11……貫通
孔、12……エジエクタバー、15……ピスト
ン、16……エジエクタシリンダ、18……ラツ
ク、19……ポテンシヨンメータ、20……ピニ
オン、27……固定盤。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 可動盤10の中央に貫通孔11が形成され、該
    貫通孔11内を進退可能なエジエクタバー12が
    設けられてなる射出成形機の型締装置において、
    該可動盤10の背面にアクチユエータ、前面には
    前記可動盤10の貫通孔11と同一軸心の貫通孔
    22が形成された可動金型21が取り付けられ、
    該可動金型21の環状凹部23内にエジエクタピ
    ン26が移動可能に配され、前記エジエクタバー
    12の前進にともなつて前記エジエクタピン26
    が前進せしむると同時に該エジエクタピン26の
    速度を制御すべく前記エジエクタバー12にアー
    ム17の一端が固設され、該アーム17の下端に
    ラツク18を形成した連桿が固定され、該ラツク
    18に噛み合うピニオン20の内周にはポテンシ
    ヨンメータ19が設けられていることを特徴とす
    る射出成形機の型締装置。
JP1986011565U 1986-01-31 1986-01-31 Expired JPH0414183Y2 (ja)

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JPS62123913U JPS62123913U (ja) 1987-08-06
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2587575B2 (ja) * 1993-04-20 1997-03-05 株式会社新潟鉄工所 射出成形方法および射出成形機

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59232835A (ja) * 1983-06-15 1984-12-27 Hitachi Ltd 射出圧縮成形金型及びその成形方法
JPS6030534A (ja) * 1983-07-28 1985-02-16 Hino Motors Ltd プレス型交換装置

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JPS59232835A (ja) * 1983-06-15 1984-12-27 Hitachi Ltd 射出圧縮成形金型及びその成形方法
JPS6030534A (ja) * 1983-07-28 1985-02-16 Hino Motors Ltd プレス型交換装置

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JPS62123913U (ja) 1987-08-06

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