JPH0230124Y2 - - Google Patents

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JPH0230124Y2
JPH0230124Y2 JP6688881U JP6688881U JPH0230124Y2 JP H0230124 Y2 JPH0230124 Y2 JP H0230124Y2 JP 6688881 U JP6688881 U JP 6688881U JP 6688881 U JP6688881 U JP 6688881U JP H0230124 Y2 JPH0230124 Y2 JP H0230124Y2
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mold
fixed mold
nozzle
runner
fixed
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はホツトチヤンバー・ダイカストマシン
に関する。
従来、この種のダイカストマシンは第1図に示
すようにホツトチヤンバー・ダイカストマシン本
体1の上部にレール2が設けられ、該レール2上
を移動できる固定金型3、可動金型4、押出し板
5等が備えられた金型ユニツト6が設けられてい
る。
この金型ユニツト6は一端が該金型ユニツト6
の後端に枢支され、他端が前記ダイカストマシン
本体1に位置調整可能に取付けられたアーム7に
枢支されほぼ中央部が回動可能に枢支されたリン
ク8と、このリンク8のほぼ中央部をロツド9を
介して回動させる油圧シリンダ10とからなる移
動装置11によつて移動させるように構成してい
た。
12は前記固定金型3に形成された、湯道挿入
孔3aに固定金型取付け板14側から挿入される
湯道13aとフランジ部13bを有する湯道部材
13と連通されるノズル14を有する湯注出装置
である。
このように構成されたホツトチヤンバー・ダイ
カストマシンは移動装置11を作動させて金型ユ
ニツト6を湯注出装置12側へ移動させ、該湯注
出装置12のノズル14と固定金型3に取付けら
れた湯道部材13とを所定の押し圧力を加えた状
態で連通させる。
このような状態で、可動金型4や湯注出装置1
2等を作動させて所定の製品を鋳造していた。
しかし、このように構成されたダイカストマシ
ンは固定金型3と可動金型4とを所定の押し圧力
で型締めしなければならないとともに、湯道部材
13とノズル14とを前述の型締めとほぼ同じ押
し圧力で押し圧しなければ注湯中に溶湯が漏れる
という欠点があつた。
すなわち、一方が所定の押し圧力で押し圧され
ていても、他方が所定以下の押し圧力でしか押し
圧されない場合には、該部から注湯中に溶湯が漏
れるという欠点があつた。
本考案は以上のような従来の欠点に鑑み、型締
めの溶湯注入時に固定金型と可動金型との型締め
の押し圧力と、固定金型とノズルとの押し圧力と
が異なる押し圧力になつても、湯道部材の可動金
型およびノズルとの接触部に加わる押し圧力を同
じにして、注湯中の溶湯の漏れを効率良く防止で
きるホツトチヤンバー・ダイカストマシンを得る
にある。
以下、図面に示す実施例により、本考案を詳細
に説明する。
第2図ないし第4図の実施例において、21は
ホツトチヤンバー・ダイカストマシン本体であ
る。
22は前記ダイカストマシン本体21の一方の
上部に備えられたキヤビテイへ溶湯を注出する湯
注出装置である。
23は前記ダイカストマシン本体21の上部に
備えられたレール24,24上を移動する金型ユ
ニツトで、この金型ユニツト23には前記レール
24,24に係合された複数個のローラ25,2
5を有するフレーム26と、このフレーム26に
固定されたノズル挿入孔27が形成された固定金
型取付け板28と、この固定金型取付け板28に
固定された固定金型29と、前記固定金型取付け
板28のノズル挿入孔27と対応する位置の前記
固定金型29に形成した湯道部材本体挿入孔30
aおよび前記固定金型取付け板28の反対側に該
湯道部材本体挿入孔30aと連通する大径のフラ
ンジ部挿入孔30bとからなる湯道部材挿入孔3
0と、この湯道部材挿入孔30内にスライド移動
可能に取付けられた前記湯道部材本体挿入孔30
a内をスライド移動する湯道部材本体33a、前
記フランジ部挿入孔30b内をスライド移動する
フランジ部31、ほぼ中央部に反ノズル側が順次
拡径された湯道32および前記湯道部材本体33
aの外周部に形成された長溝状の凹部34とから
なる湯道部材33と、この湯道部材33の凹部3
4と係合して該湯道部材33の抜け脱を防止する
前記固定金型29に螺合された防止部材35と、
前記固定金型29に型締めされる前記フレーム2
6内を往復移動可能な可動金型36と、前記固定
金型29と可動金型36とで形成されたキヤビテ
イ37内で鋳造された製品を押出す前記フレーム
26内に備えられた複数個の押出しピン38を有
する押出し板39と、前記フレーム26の取付け
板40に取付けられた前記可動金型36および取
出し板39を駆動させるロツド41を有する第1
の油圧シリンダ42とから構成されている。
43は前記ダイカストマシン本体21の他方の
上部に固定され、前記第1の油圧シリンダ42の
後部にロツド44が連結された第2の油圧シリン
ダである。
上記構成にあつては、第1の油圧シリンダ42
を作動させて該第1の油圧シリンダ42のロツド
41を突出させて可動金型36を固定金型29方
向へ移動させ可動金型36と固定金型29とを型
締めする。
この時、キヤビテイ37内で成形された製品の
押出しによつて、可動金型36側にスライド移動
していた湯道部材33は可動金型36によつて湯
注出装置22側へ押し戻される。
しかる後、第2の油圧シリンダ43を作動させ
て該第2の油圧シリンダ43のロツド44を突出
させ金型ユニツト23を湯注出装置22側へ移動
させて、所定位置で固定する。
この固定状態で湯注出装置22のノズル45と
湯道部材33とが接触し、ノズル45のノズル孔
と湯道32とが連通する。
この時、湯道部材33は可動金型36とノズル
45とに押し出された状態にできるので、可動金
型36と湯道部材33の接触部および湯道部材3
3とノズル45との接触部を同じ押し圧力によつ
て押し圧した状態にできる。
次に湯注出装置22が作動して、ノズル45、
湯道32を介して溶湯がキヤビテイ46内へ圧入
される。
しかる後、第2の油圧シリンダ43を作動させ
該第2の油圧シリンダ43のロツド44を収縮さ
せて金型ユニツト42を移動させる。
その後、第1の油圧シリンダ42を作動させる
と、該第1の油圧シリンダ42のロツド41は収
縮するので、可動金型36は固定金型29より外
れる型開き状態となる。
次に第1の油圧シリンダ42が作動してロツド
41を突出させるので、まず、押出し板39が移
動して押出しピン38によつて可動金型36に付
着している製品を外した後、可動金型36を移動
させて固定金型29を型締めする。
この型締めされた状態で、第1の油圧シリンダ
42が作動して押出しピン38の先端がキヤビテ
イ46内に位置しない所まで後退させる。
なお、前記実施例では金型ユニツト23を一鋳
造ごとに移動させるものについて説明したが、こ
れに限らず、金型ユニツト23の移動は金型の交
換時にだけ移動させる、第1図に示すホツトチヤ
ンバー・ダイカストマシンにも同様に実施でき
る。
この場合、金型ユニツト23を所定位置に固定
しておくだけでよく、従来のようにノズルに金型
ユニツト23を所定の圧力で押し圧しなくてもよ
い。
次に第5図に示す本考案の異なる実施例につき
説明する。なお、この実施例の説明に当つて、前
記本考案の実施例と同一部分には同一符号を付し
て重複する説明を省略する。
第5図の実施例において、前記本考案の実施例
と主に異なる点は、湯道部材33を二分割すると
ともに、両端にフランジ部31,31を形成し、
それぞれ抜け脱防止部材35,35によつて抜け
脱を防止できるようにした点で、このように構成
しても同様な作用効果が得られる。
以上の説明から明らかなように、本考案にあつ
ては次に列挙する効果が得られる。
(1) 固定金型取付け板と、この固定金型取付け板
に固定された固定金型と、この固定金型に取付
けられた湯注出装置のノズルと係合する湯道が
形成された湯道部材と、前記固定金型に型締め
される可動金型とからなるダイカストマシンに
おいて、型締めの溶湯注入時に前記湯道部材と
前記可動金型との接触部の押し圧力と、前記湯
道部材とノズルとの接触部の押し圧力とが同じ
押し圧力となるように前記固定金型に所定量ス
ライド可能に湯道部材を設置したので、固定金
型と可動金型との押し圧力と、固定金型とノズ
ルとの押し圧力が異なつても、湯道部材がスラ
イドして、常に可動金型と湯道部材の接触部お
よびノズルと湯道部材の接触部が同じ押し圧力
に出来る。
従つて、従来のように固定金型と可動金型と
の押し圧力と、固定金型とノズルとの押し圧力
が異なり、弱い方の接触部から溶湯が流出する
事故を効率良く防止できる。
(2) 前記(1)によつて、構造造が簡単で安価にでき
る。
(3) 前記(1)によつて、湯道部材の交換は可動金型
を型開き方向に移動させて行うことができる。
従つて、従来のように固定金型を固定金型取付
け板より外して行なわなくてもよく、その作業
性を著しく向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の一実施例を示す説明図、第2図
は本考案の一実施例を示す説明図、第3図は第2
図の要部拡大図、第4図は第2図の実施例の作動
状態を示す説明図、第5図は本考案の異なる実施
例を示す要部説明図である。 21……ホツトチヤンバー・ダイカストマシン
本体、22……湯注出装置、23……金型ユニツ
ト、24……レール、25……ローラ、26……
フレーム、27……ノズル挿入孔、28……固定
金型取付け板、29……固定金型、30……湯道
部材挿入孔、31……フランジ部、32……湯
道、33……湯道部材、34……凹部、35……
防止部材、36……可動金型、37……キヤビテ
イ、38……押出しピン、39……押出し板、4
0……取付け板、41……ロツド、42……第1
の油圧シリンダ、43……第2の油圧シリンダ、
44……ロツド、45……ノズル、46……キヤ
ビテイ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 固定金型取付け板と、この固定金型取付け板
    に固定された固定金型と、この固定金型に取付
    けられた湯注出装置のノズルと係合する湯道が
    形成された湯道部材と、前記固定金型に型締め
    される可動金型とからなるダイカストマシンに
    おいて、型締めの溶湯注入時に前記湯道部材と
    前記可動金型との接触部の押し圧力と、前記湯
    道部材とノズルとの接触部の押し圧力とが同じ
    押し圧力となるように前記固定金型に所定量ス
    ライド可能に湯道部材を設置したことを特徴と
    するホツトチヤンバー・ダイカストマシン。 2 湯道部材には可動金型側にフランジ部が形成
    されていることを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項記載のホツトチヤンバー・ダイカ
    ストマシン。
JP6688881U 1981-05-08 1981-05-08 Expired JPH0230124Y2 (ja)

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JPS57181469U JPS57181469U (ja) 1982-11-17
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