JP2637220B2 - 補助光源装置 - Google Patents
補助光源装置Info
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- JP2637220B2 JP2637220B2 JP1032314A JP3231489A JP2637220B2 JP 2637220 B2 JP2637220 B2 JP 2637220B2 JP 1032314 A JP1032314 A JP 1032314A JP 3231489 A JP3231489 A JP 3231489A JP 2637220 B2 JP2637220 B2 JP 2637220B2
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- strobe
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- receiving sensor
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Description
助光源装置に関するものである。
写体までの距離が大きい場合などには内蔵ストロボによ
る照明だけでは光量不足になることがある。このような
ときには、さらに増灯用のストロボを併用して光量不足
を補うことができる。
メラボディにホットシューを設けておき、必要なときに
そこに増灯用のストロボを装着して用いればよい。しか
し、あまり使用頻度が高くない増灯ストロボのためにホ
ットシューを組み込むことは、特にコンパクトカメラで
はコスト面だけでなく、組み込みスペースやデザイン的
な面からもあまり好ましいものではない。
ラ、例えば「リコー FF70D(商品名)」では、アクセ
サリーとして増灯用ストロボアダプターが用意されてい
る。このストロボアダプターは、三脚取付用のネジ穴を
利用してカメラに固定されるL型のブラケットに受光部
とホットシューとを設けたもので、内蔵ストロボの発光
により被写体から反射されてきた光を受光部で受け、ホ
ットシューに装着された増灯ストロボをスレーブ同調に
より発光させるものである。
トロボアダプターを介してカメラと連結されているた
め、カメラ側から同調信号を直接受けることができな
い。したがって、被写体からの反射光を受けてスレーブ
同調をとることができるように、受光部を外部に露出さ
せる構造となっている。このため、例えば他のカメラか
らストロボ光が被写体に照射されたときには、その反射
光に応答して思わぬときに発光動作してしまうという不
都合が出やすい。
めになされたもので、周囲からの光に左右されることな
く、内蔵ストロボからの光だけにスレーブ同調するよう
にした補助光源装置を提供することを目的とする。
は、内蔵ストロボの発光窓の上縁または側縁から射出さ
れるストロボ光を受光するスレーブ同調信号検出用の受
光センサを上縁又は側縁に近接かつ対向して配置し、こ
の受光センサ及び、受光センサが対向する上縁又は側縁
とを包み込むように覆い、被写体側からの光が受光セン
サによって検出されることを阻止する遮蔽部材とを設け
ることによって、被写体側からの光が受光部でスレーブ
同調信号として検出されることがないようにしてある。
ら射出されたストロボ光の一部が入射し、そして被写体
側からの光は遮蔽部材によりカットされるから、他のス
トロボ等から被写体に向けて発せられた光に応答してス
レーブ同調してしまうという欠点を回避することができ
る。
する。
ロボユニット2は、発光部3が組み込まれた本体部4,本
体部4の底面に一体に設けられた台座部5,さらに台座部
5の一端に軸支された取付アーム7とからなる。台座部
5の底面5aは、このスレーブストロボユニット2を装着
するカメラ8の上面の形状に対応した凹曲面となってい
る。また、台座部5には底面5aを部分的に取り囲むよう
に、遮蔽部材である前スカート部11,後スカート部12が
一体に形成されている。
開口16が設けられている。フック14,凹部15は、詳しく
は後述するように、先端部に爪7aを一体に設けた取付ア
ーム7とともにこのスレーブストロボユニット2をカメ
ラ8に装着するときに利用される。また、開口16の奥に
はスレーブ同調信号を検出するための受光センサ18(第
4図参照)が設けられている。
電管19の前面に配置された拡散板20の上縁20a及び右縁2
0bは、カメラ8の上面8a,右側面8bまで達している。カ
メラ8の表面には、デザイン的な意図から曲面が多用さ
れており、上面8aは凸状曲面となっている。上面8aに
は、スレーブストロボユニット2の装着時に位置決めに
用いられる突起22が一体に形成されている。また、カメ
ラ8の底面には係合穴23(第2図参照)が設けられ、さ
らに背面側にはファインダ接眼部24が突出するように設
けられている。そして、ファインダ接眼部24の外壁の一
部にはフック14を係止する突片25が一体に形成されてい
る。
示したようにカメラ8に装着される。スレーブストロボ
ユニット2の装着に際しては、台座部5の底面5aをカメ
ラ8の上面8aに沿わせるようにする。このとき、底面5a
の凹曲面がカメラ8の上面8aの凸曲面形状に対応して形
成され、さらに前スカート部11,後スカート部12はカメ
ラ8の前面,背面を上方から覆う形状となっているか
ら、容易に位置決めすることができる。そして、正規の
装着位置では突起22が凹部15に嵌入し、フック14はファ
インダ接眼部24の突片25に係合するようになる。
われた後、取付アーム7をカメラ8の右側面8bに沿うよ
うに回すと、先端部の爪7aがカメラ8の底面に形成した
係合穴23に入り込む。これにより、スレーブストロボユ
ニット2は、第2図に示したようにカメラ8の上面8aに
密着して取付られ、取付アーム7もカメラ8の右側面8b
に圧接して一体感のある外観形状となる。また、前スカ
ート部11,後スカート部12は、それぞれ上方からカメラ
8の前面,背面を部分的に覆う。特に前スカート部11
は、内蔵ストロボの拡散板20の上縁20aを包み込むよう
になる。
に、取付アーム7の回動操作で簡単にスレーブストロボ
ユニット2の取り付け,取り外しができる。そして、ス
レーブストロボユニット2の不使用時には、取付アーム
7を第1図中二点鎖線で示したように折り畳めばコンパ
クトになり、ポケット等に入れて簡単に携帯できる。
ば単三型の電池30が用いられ、電池蓋31(第3図)から
装填することができる。装填された電池30は、第2図に
示したように発光部3の左側に位置し、カメラ8への装
着時にはカメラ8のほぼ中央にくるため、スレーブスト
ロボユニット2を装着したカメラ8を良好な重量バラン
スでホールディングすることができる。
した後の作用について説明する。
源スイッチ35を「ON」位置にセットしてメインコンデン
サ(図示省略)への充電を開始し、充電完了がネオン管
36で表示されれば、このスレーブストロボユニット2を
併用したストロボ撮影が可能となる。カメラ8のレリー
ズボタン37を押圧して撮影を行うと、周知のようにシャ
ッタ羽根の開閉に同期した発光トリガ信号によって放電
管19が発光する。
前面から被写体に向けて照射されるが、その一部は拡散
板20の上縁20a及び右縁20bからも射出されるようにな
る。拡散板20の上縁20aには、第4図に示したように、
台座部5の底面5aに形成された開口16が対向しているか
ら、上縁20aから射出したストロボ光は受光センサ18に
よって検出される。受光センサ18によって光入射が検出
されると、スレーブストロボユニット2の発光部3は、
内蔵された周知のトリガ回路を介してスレーブ同調信号
を受け、発光部3からもストロボ光が被写体に向けて照
射される。これにより、内蔵ストロボとスレーブストロ
ボユニット2の両者によって、被写体に充分な照明光を
与えて撮影を行うことができる。
板20の上縁20aを包み込むように覆っているため、周囲
の他のカメラによってストロボ撮影が行われたとして
も、その照明による被写体からの反射光Sは受光センサ
18に到達することがない。また、例え後側から他のカメ
ラでストロボ撮影がなされたとしても、後スカート部12
がそのストロボ光を遮断するから、このようなストロボ
光にもこのスレーブストロボユニット2が応答して発光
するようなこともない。
スレーブストロボユニット2の装着の方式は、図示した
実施例に限定されるものではない。例えば、スレーブス
トロボユニット2をカメラ8の右側面8bに沿わせて取り
付け、拡散板20の右縁20bからのストロボ光を受光セン
サ18で検出したり、あるいは拡散板20の前面から射出さ
れるストロボ光の一部だけを受光センサ18で検出するよ
うにしてもよい。
蔵ストロボの発光窓の上縁又は側縁に近接かつ対向して
発光窓の上縁又は側縁から射出されるストロボ光を受光
するスレーブ同調信号検出用の受光センサと、この受光
センサ及び、受光センサが対向する発光窓の上縁又は側
縁とを包み込むように覆い、被写体側からの光が受光セ
ンサによって検出されないように阻止する遮蔽部材とを
設けたから、他のカメラから発せられたストロボ光にス
レーブ同調するという従来の弊害を確実に解消すること
ができるようになる。また、受光部を内蔵ストロボの発
光窓近傍に位置させるために、補助光源装置をカメラに
密着させるように取り付けることによって、装着時には
カメラとの一体感が増し、操作性の点でも非常に有利に
なる。
外観図である。 第2図は本発明を用いたスレーブストロボユニットをカ
メラに装着した状態の正面図である。 第3図は本発明を用いたスレーブストロボユニットをカ
メラに装着した状態の背面側からの要部斜視図である。 第4図は本発明を用いたスレーブストロボユニットをカ
メラに装着した状態の側面図である。 2……スレーブストロボユニット 3……発光部 5……台座部 7……取付アーム 11……前スカート部 12……後スカート部 18……受光センサ 20……拡散板。
Claims (1)
- 【請求項1】内蔵ストロボをもったカメラに装着され、
前記ストロボからの光を受光してスレーブ発光する補助
光源装置において、 装着時に前記内蔵ストロボの発光窓の上縁または側縁に
近接かつ対向して配置され、前記上縁又は側縁から射出
されるストロボ光を受光するスレーブ同調信号検出用の
受光センサと、この受光センサ及び、受光センサが対向
する前記上縁又は側縁とを包み込むように覆い、被写体
側からの光が受光センサによって検出されることを阻止
する遮蔽部材とを設けたことを特徴とする補助光源装
置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1032314A JP2637220B2 (ja) | 1989-02-10 | 1989-02-10 | 補助光源装置 |
US07/477,521 US5023639A (en) | 1989-02-10 | 1990-02-09 | Slave electronic flash unit for a camera |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1032314A JP2637220B2 (ja) | 1989-02-10 | 1989-02-10 | 補助光源装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02211435A JPH02211435A (ja) | 1990-08-22 |
JP2637220B2 true JP2637220B2 (ja) | 1997-08-06 |
Family
ID=12355478
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1032314A Expired - Lifetime JP2637220B2 (ja) | 1989-02-10 | 1989-02-10 | 補助光源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2637220B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS564132A (en) * | 1979-06-22 | 1981-01-17 | Yoshiyuki Takematsu | Flash device |
JPS61201033U (ja) * | 1985-06-06 | 1986-12-16 |
-
1989
- 1989-02-10 JP JP1032314A patent/JP2637220B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02211435A (ja) | 1990-08-22 |
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