JPH0532842Y2 - - Google Patents

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JPH0532842Y2
JPH0532842Y2 JP1448489U JP1448489U JPH0532842Y2 JP H0532842 Y2 JPH0532842 Y2 JP H0532842Y2 JP 1448489 U JP1448489 U JP 1448489U JP 1448489 U JP1448489 U JP 1448489U JP H0532842 Y2 JPH0532842 Y2 JP H0532842Y2
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light
strobe
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light shielding
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Description

【考案の詳細な説明】 「技術分野」 本考案は、ストロボを内蔵したカメラに用いら
れる増灯発光装置に関する。
「従来技術およびその問題点」 近年のカメラは、ストロボを内蔵することが主
流になりつつある。特にレンズシヤツタ式のコン
パクトカメラは、ほとんどがストロボを内蔵して
いるが、内蔵ストロボの光量は少ない(ガイドナ
ンバーで12前後)。このため外付けの増灯用スト
ロボが望まれる場合があるが、近年のストロボ内
蔵カメラにはアクセサリーシユーおよびX接点が
付いていない。
そこで、増灯用ストロボをストロボ内蔵カメラ
のレリーズに同調して発光させる機能、およびス
トロボ内蔵カメラに固定する機能を備えた増灯発
光装置(いわゆるスレーブユニツト)が種々販売
されている。この従来の増灯発光装置は、内蔵ス
トロボ光をセンサで受光し、このセンサの出力を
受けるトリガ回路から増灯ストロボの発光トリガ
信号を出力して増灯ストロボを発光させるもので
ある。すなわち従来の増灯発光装置は、カメラ本
体の内蔵ストロボ光を発光させることを前提とし
ており、増灯ストロボ光だけを被写体に照射する
ことはできなかつた。
ところで内蔵ストロボは、撮影レンズの光軸に
近接しているので、これを発光させて人物を撮影
すると赤目現象を生じるが、増灯用ストロボは、
内蔵ストロボよりも撮影レンズの光軸から離れて
いるので、赤目現象を生じ難い。
「考案の目的」 本考案は、上記従来の増灯発光装置についての
認識、つまり内蔵ストロボは赤目現象を生じさせ
るが、外付け増灯用ストロボは赤目現象を生じさ
せにくいという事実に基づき、赤目現象を防ぐこ
とができる増灯発光装置を提供することを目的と
する。
「考案の概要」 上記目的を達成する本考案は、赤目現象を防止
する必要のあるときには、内蔵ストロボの光を被
写体に照射することなく、増灯用ストロボのトリ
ガとしてのみ利用するという着想に基づいて完成
されたものである。
すなわち本考案は、外付け増灯用ストロボを着
脱させるアクセサリーシユーを有し、ストロボを
内蔵したカメラ本体に着脱可能なスレーブユニツ
トと、このスレーブユニツトに設けられた、内蔵
ストロボの発光々を受ける受光部材およびこの受
光部材が内蔵ストロボの発光々を受けた時増灯用
ストロボを発光させる発光信号を出力する発光制
御手段と、内蔵ストロボの発光面を覆つて被写体
への照射を不能とする遮光位置と、該発光面を開
放する開放位置とに移動可能な遮光切換手段を備
えたことを特徴としている。
遮光切換手段は、スレーブユニツト側、カメラ
本体側のいずれにも設けることが可能であるが、
スレーブユニツト側に設ければ、よりユニツト性
が高くなる。
本考案の増灯発光装置によれば、遮光切換手段
を遮光位置にセツトしておけば、内蔵ストロボの
光は被写体に届かず、外付けストロボの光のみに
よつて被写体を照射することができるから、赤目
現象を防止することができる。一般に外付けの増
灯用ストロボのガイドナンバーは内蔵ストロボの
それより十分大きいから、内蔵ストロボの光を被
写体に照射しなくとも、光量不足の問題は生じな
い。
「考案の実施例」 以下図示実施例に基づいて本考案を説明する。
第1図は、本考案の増灯発光装置をストロボ内蔵
カメラに固定した状態で示した正面図、第2図
は、赤目現象を防止する際の使用状態を示した正
面図である。
カメラ本体10の正面には、ほぼ中央下部に撮
影レンズ12、その上方にフアインダ14および
このフアインダ14の右横に内蔵ストロボ(発光
窓)16が設けられている。また、上面には、左
端にレリーズボタン18が設けられ、底部には、
撮影レンズ12の直下に図示しない三脚用ねじ穴
が設けられている。以上の構成は、従来のカメラ
構造である。
増灯発光装置20のスレーブユニツト22は、
正面逆L字形を呈している。スレーブユニツト2
2は、水平部22aをカメラ本体10の底面に密
着可能に形成され、かつ水平部22aに穿たれた
孔を貫通してカメラ本体10の三脚用ねじ穴にね
じ込まれる三脚ねじ21によつて固定および取り
外し可能に形成されている。
スレーブユニツト2にの垂直部22bの上端面
にはアクセサリーシウー26が設けられ、垂直部
22bのカメラ本体10側の面には、内蔵ストロ
ボ16とほぼ同じ高さかつ内蔵ストロボ16より
も前方に、内蔵ストロボ16から発光された光を
直接受光する受光部材としての光センサ28が設
けられている。
さらに垂直部22bの前面には、軸31を介し
て回動可能に、遮光切換手段としての遮光板30
が枢支されている。この遮光板30は、光軸とほ
ぼ平行に延びる軸31を中心に、垂直部22bと
重なつてその輪郭内に納まる収納位置と、光セン
サ28および内蔵ストロボ16の前面を覆う位置
とに回動移動可能である。上記収納位置は、内蔵
ストロボ16および光センサ28を開放する開放
位置であり、内蔵ストロボ16および光センサ2
8を覆う位置は、内蔵ストロボ16の光が被写体
に照射されるのを阻止する遮光位置である。
アクセサリーシユー26には、公知の外付けの
増灯用ストロボ32が取り付けられている。そし
て垂直部22bの内部には、内蔵ストロボ16の
光を受光したときの光センサ28の出力を受け
て、アクセサリーシユー26の電気接点(X接
点)にトリガ信号を出力する、発光制御手段とし
ての公知のトリガ回路(図示せず)が設けられて
いる。トリガ信号は、増灯用ストロボ32を発光
させる発光信号であり、この信号が出力される
と、増灯用ストロボ32が発光することは周知の
通りである。
次に、上記実施例の動作について説明する。増
灯効果のみを目的とする場合には、遮光板30を
開放位置にセツトしておく。この状態でレリーズ
ボタン18を押すと、レリーズ時に所定のタイミ
ングで内蔵ストロボ16が発光し、被写体を照射
するとともに、一部が直接光センサ28に入射す
る。すると、光センサ28が所定の電気信号を出
力し、この出力を受けたトリガ回路がトリガ信号
を出力して増灯用ストロボ32が発光する。な
お、増灯用ストロボ32に発光準備が完了してか
らレリーズボタン18を押すことはいうまでもな
い。
以上は、従来と同様の動作である。
次に、本考案の赤目現象防止発光動作について
説明する。赤目現象を防止するときには、遮光板
30を、第2図に示すように遮光位置に回動させ
る。この状態では、第3図に平面図を示すよう
に、遮光板30が内蔵ストロボ16および光セン
サ28の前面に所定の間隔を隔てて位置してい
る。この状態でレリーズボタン18を押すと、レ
リーズ時に内蔵ストロボ16が発光する。しかし
内蔵ストロボ16の前面は遮光板30で遮られて
いるので、内蔵ストロボ16の光は、遮光板30
で反射し、一部が光センサ28に入射する。よつ
て、トリガ回路が光センサ28の出力を受けてト
リガ信号を出力し、増灯用ストロボ32が発光す
る。
以上の通り本実施例によれば、遮光板30を内
蔵ストロボ16おび光センサ28を覆う遮光位置
に回動移動しておけば、内蔵ストロボ16の光は
遮光板30で遮られて被写体を照射しないので、
増灯用ストロボ32の光のみによつて被写体を照
射できる。よつて、赤目現象を防止できる。
以上本考案について添付図面に示した実施例を
参照して説明したが、本考案はこの実施例に限定
されない。例えば、遮光板30は、スライド構造
や、着脱構造にしてもよい。遮光板30は、カメ
ラ本体10側に設けてもよい。
また遮光板30は、光センサ28を覆わなくて
も、内蔵ストロボ16の光を被写体に照射しない
で、かつ光センサ28には入射させるものであれ
ばよい。
「考案の効果」 以上の説明から明らかな通り本考案の増灯発光
装置は、内蔵ストロボの発光面を覆つて被写体の
照射を不能とする遮光位置と、該発光面を開放す
る位置とに移動可能な遮光切換手段を有し、この
遮光位置では、内蔵ストロボの発光々をセンサに
反射させるので、遮光切換手段を開放位置にセツ
トしておけば通常の増灯発光が可能であり、他方
遮光位置にセツトしておけば、内蔵ストロボ光は
被写体を照射せず、内蔵ストロボよりも撮影レン
ズの光軸から離れた外付けの増灯用ストロボ光の
みによつて被写体が照射されるので、赤目現象を
防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の増灯発光装置の一実施例
を、ストロボ内蔵カメラに固定した状態で示した
正面図、第2図は、赤目を防止する際の使用状態
を示した正面図、第3図は、第2図の要部を示し
た平面図である。 10……カメラ本体、16……内蔵ストロボ
(発光面),20……スレーブユニツト、26……
アクセサリーシユー、28……光センサ(受光部
材)、30……遮光板(遮光切換手段)、31……
軸、32……増灯用ストロボ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 外付け増灯用ストロボを着脱させるアクセサ
    リーシユーを有し、ストロボを内蔵したカメラ
    本体に着脱可能なスレーブユニツトと、 このスレーブユニツトに設けられた、上記内
    蔵ストロボの発光々を受ける受光部材およびこ
    の受光部材が内蔵ストロボの発光々を受けた時
    上記増灯用ストロボを発光させる発光信号を出
    力する発光制御手段と、 上記内蔵ストロボの発光面を覆つて被写体へ
    の照射を不能とする遮光位置と、該発光面を開
    放する開放位置とに移動可能な遮光切換手段と
    を備えたことを特徴とするカメラの増灯発光装
    置。 (2) 請求項1において、遮光切換手段が、カメラ
    本体の内蔵ストロボの遮光位置と開放位置とに
    回動自在にスレーブユニツトに枢着された遮光
    板であることを特徴とするカメラの増灯発光装
    置。 (3) 請求項1において、遮光切換手段が、カメラ
    本体の内蔵ストロボの遮光位置と開放位置とに
    回動自在にカメラ本体に枢着された遮光板であ
    ることを特徴とするカメラの増灯発光装置。
JP1448489U 1989-02-09 1989-02-09 Expired - Lifetime JPH0532842Y2 (ja)

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JP1448489U JPH0532842Y2 (ja) 1989-02-09 1989-02-09

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JPH02107132U JPH02107132U (ja) 1990-08-27
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