JP2636571B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2636571B2
JP2636571B2 JP3185276A JP18527691A JP2636571B2 JP 2636571 B2 JP2636571 B2 JP 2636571B2 JP 3185276 A JP3185276 A JP 3185276A JP 18527691 A JP18527691 A JP 18527691A JP 2636571 B2 JP2636571 B2 JP 2636571B2
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▲隆▼久 北口
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線式の携帯電話に接
続される伝送のファクシミリ装置に利用する。特に、携
帯電話および自動車電話と組合わせて無線回線を通信回
線として使用するファクシミリ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図3は従来例のファクシミリ装置のブロ
ック構成図である。
【0003】従来、携帯電話機と組合わせて使用するフ
ァクシミリ装置は、たとえば携帯電話機を戸外で使用す
る携帯モードの場合と車内で使用する車載モードの場合
とで受信または送信の利得を変えることはなかった。
【0004】携帯電話機は、戸外で使用する場合には携
帯電話機が有するアンテナを用い、車内で使用する場合
には車が有するアンテナを用いるように通信系を変えら
れるようになっているものが多く、使用モードの違いに
より、アンテナへの増幅器も切替えられるものもある。
また、携帯電話機単独で用いる場合と車内で自動車電話
機としてまたはハンズフリー自動車電話機として用いる
場合とで送受話器およびマイクスピーカの組合せなど通
話回路の切替えにより通信系を変えられるようになって
いるものもある。
【0005】上述のような通信系の違いによっても、従
来のファクシミリ装置は通信系の違いを識別しファクシ
ミリ送受信信号のレベルを変えることはなかった。図3
に示すように携帯電話機8からの受信信号RX は、ファ
クシミリ装置10Aのインタフェース部1Aを通り、増
幅部3A内の受信アンプ増幅器5Aを経てモデム4の受
信入力に入っており、一方モデム4の送信出力は、増幅
部3A内の送信増幅器4Aおよび携帯電話インタフェー
ス部1Aを通り、送信信号TX として携帯電話機8へ出
力されていた。また接続インタフェースについては、携
帯電話インタフェース部1Aでハイブリッド化され受信
信号RX と送信信号TX とを重畳した形で携帯電話機8
と接続される場合もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来例のファクシミリ装置では、携帯電話機を戸外で使用
する場合(携帯モード)と車内で使用する場合(車載モ
ード)とでファクシミリ装置の送信利得または受信利得
を変えることはないために、アンテナ、アンテナへの増
幅部、通話路およびシステムの周波数特性の違いによ
り、無線回線の帯域制限と関連して送受信信号の歪み、
飽和または減衰によりファクシミリ通信が中断したり通
信不達が生じる欠点があった。
【0007】本発明は上記の欠点を解決するもので、携
帯モード時に設定された通信系でも、車載モード時に設
定された通信系でも、無線回線に対して最適な送受信信
号レベルを設定できるファクシミリ装置を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、携帯電話機と
の接続インタフェースとなる携帯電話インタフェース部
と、この携帯電話インタフェース部に接続され送受信す
るファクシミリ信号を増幅する増幅器とを備えたファク
シミリ装置において、上記携帯電話インタフェース部は
上記携帯電話から通信系識別信号を入力する入力手段を
含み、上記携帯電話インタフェース部からの通信系識別
信号に基づき利得を制御する制御信号を出力する制御部
を備え、上記増幅部は上記制御信号に基づき利得を可変
する受信増幅器および送信増幅器を含むことを特徴とす
る。
【0009】また、本発明は、上記通信系識別信号は内
部アンテナを使用する携帯モードと外部アンテナを使用
する車載モードとを識別する信号であることができる。
【0010】さらに、本発明は、上記携帯電話インタフ
ェース部は上記入力手段の代わりに上記携帯電話に上記
通信系識別信号を出力する出力手段を含むことができ
る。
【0011】
【作用】携帯電話インタフェース部は携帯電話機から通
信系識別信号を入力する。制御部は携帯電話インタフェ
ース部からの通信系識別信号に基づき利得を制御する制
御信号を出力し、増幅部は受信増幅器および送信増幅器
でこの制御信号に基づき利得を可変する。
【0012】以上により携帯モード時に設定された通信
系でも、車載モード時に設定された通信系でも、無線回
線に対して最適な送受信信号レベルを設定できる。
【0013】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。図1は本発明一実施例ファクシミリ装置のブロッ
ク構成図である。
【0014】図1において、ファクシミリ装置は、携帯
電話機8との接続インタフェースとなる携帯電話インタ
フェース部1と、携帯電話インタフェース部1に接続さ
れ送受信するファクシミリ信号Bを増幅する増幅部3
と、増幅部3に接続されたモデム4とを備える。
【0015】ここで本発明の特徴とするところは、携帯
電話インタフェース部1は携帯電話8から通信系識別信
号Aを入力する入力手段を含み、携帯電話インタフェー
ス1からの通信系識別信号Aに基づき利得を制御する制
御信号を出力する制御部として利得制御部2を備え、増
幅部3は制御信号に基づき利得を可変する受信増幅器5
および送信増幅器6を含むことを特徴とする。
【0016】また、通信系識別信号Aは内部アンテナを
使用する携帯モードと外部アンテナを使用する車載モー
ドとを識別する信号である。
【0017】このような構成のファクシミリ装置の動作
について説明する。図2は本発明のファクシミリ装置の
携帯電話インタフェース部、利得制御部および増幅部の
回路図である。
【0018】図1において、携帯電話インタフェース部
1は、携帯電話機8からの携帯モードまたは車載モード
などの通信系識別信号Aを入力し、携帯電話機8との間
でファクシミリ信号Bを入出力する。携帯電話機8から
の受信ファクシミリ信号は、携帯電話インタフェース部
1を経て増幅部3内の受信増幅器5に入力し、さらに受
信増幅器5を経てモデム4の受信入力に入力する。
【0019】一方、モデム4の送信出力からの送信ファ
クシミリ信号は、増幅部3内の送信増幅器6を経てさら
に携帯電話インタフェース部1を経て携帯電話機8へ出
力される。
【0020】携帯電話機8からの通信系識別信号Aは、
携帯電話インタフェース部1を経て利得制御部2へ入力
される。利得制御部2は、通信系識別信号Aにより送信
増幅器6および受信増幅器5の利得またはその一方の利
得を切替える。
【0021】たとえば携帯モードのときには受信増幅器
5および送信増幅器6の利得を6dBに設定し、車載モ
ードのときには3dBに設定するように制御する。
【0022】図2において、携帯電話機8から通信系識
別信号Aを入力する場合について詳細に説明する。携帯
電話インタフェース部1は、携帯電話機8からのレベル
「L」で内部アンテナを使用する携帯モードを示し、レ
ベル「H」で車上のアンテナを用い携帯電話外部アンテ
ナを使用する車載モードを示す通信系識別信号Aを入力
する。通信系識別信号Aは、抵抗R1〜R4により分圧
され、トランジスタTR1のベースに入力される。
【0023】レベル「H」の場合には、トランジスタT
R1は「オン」し、利得切替スイッチIC3、IC4の
切替入力x、yにはグランドレベルが入力され、それぞ
れの切替スイッチは接点NC(開放)に接続され、受信
アンプIC1の利得は(R8+R7)/R6になり、送
信アンプIC2の利得は(R10+R11)/R9とな
る。
【0024】一方、レベル「L」の場合には、トランジ
スタTR1は「オフ」し、利得切替スイッチIC3、I
C4の切替入力x、yには、抵抗R5を通して、レベル
「+5V」が入力され、それぞれの切替スイッチIC
1、IC2は接点x1、y1に接続され、受信アンプI
C1および送信アンプIC2のそれぞれの利得はR8/
R6、R10/R9となる。ファクシミリの送信信号T
X および受信信号RX は、上記利得設定により携帯モー
ドと車載モードとでは異なる信号レベルにより送受信さ
れる。
【0025】また、本実施例は、携帯電話機へ通信系識
別信号を出力することで携帯電話のモードを変え、ファ
クシミリ装置の送信利得および受信利得を変えることで
上述の制御を行うことも可能である。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、携帯モ
ード時に設定された通信系でも、車載モード時に設定さ
れた通信系でも、無線回線に対して最適な送受信信号レ
ベルを設定できる優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例ファクシミリ装置のブロック構
成図。
【図2】本発明のファクシミリ装置の携帯電話インタフ
エース部、利得制御部および増幅部の回路図。
【図3】従来例のファクシミリ装置のブロック構成図。
【符号の説明】
1、1A 携帯電話インタフェース部 2 利得制御部 3、3A 増幅部 4 モデム 5、5A 受信増幅器 6、6A 送信増幅部 10、10A ファクシミリ装置 A 通信系識別信号 B ファクシミリ信号 RX 受信信号 TX 送信信号 IC3、IC4 利得切替スイッチ IC1 受信アンプ IC2 送信アンプ TR1 トランジスタ R1〜R11 抵抗

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯電話機との接続インタフェースとな
    る携帯電話インタフェース部と、この携帯電話インタフ
    ェース部に接続され送受信するファクシミリ信号を増幅
    する増幅部とを備えたファクシミリ装置において、 上記携帯電話インタフェース部は上記携帯電話から通信
    系識別信号を入力する入力手段を含み、 上記携帯電話インタフェース部からの通信系識別信号に
    基づき利得を制御する制御信号を出力する制御部を備
    え、 上記増幅部は上記制御信号に基づき利得を可変する受信
    増幅器および送信増幅器を含むことを特徴とするファク
    シミリ装置。
  2. 【請求項2】 上記通信系識別信号は内部アンテナを使
    用する携帯モードと外部アンテナを使用する車載モード
    とを識別する信号である請求項1記載のファクシミリ装
    置。
  3. 【請求項3】 上記携帯電話インタフェース部は上記入
    力手段の代わりに上記携帯電話に上記通信系識別信号を
    出力する出力手段を含む請求項1記載のファクシミリ装
    置。
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